JP4865164B2 - 容器ホルダー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車などに収納可能に設けられ、容器等を保持可能な容器ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の前方座席のダッシュボードには、飲料容器等を保持可能な容器ホルダーが設けられている。図10及び図11に示すように、容器ホルダー100にはケース102が備えられており、ダッシュボード104の裏面側に配置され、車内からは見えないようになっている。
【0003】
このケース102には枠状のトレー106が引出し可能に収納されており、必要に応じてケース102内からトレー106を引き出すことができる。このトレー106の先端部には、ピン108が設けられており、ホルダー110がトレー106の外壁を覆うようにして回動可能に軸支されている。
【0004】
ホルダー110には開口部110Aが形成されており、図示しない容器が挿通可能となっている。また、ホルダー110の自由端側には、トレー106の内側に配置された略U字状の保持アーム112が回動可能に軸支されており、保持アーム112の脚部112Aを架け渡す受け部112Bによって、ホルダー110内を挿通した容器が保持される。
【0005】
このような構成により、トレー106をケース102内へ収納するとき、ホルダー110はトレー106の先端部を中心に回動し、保持アーム112はホルダー110の自由端側を中心に回動して、それぞれ折り畳まれた状態で収納される。
【0006】
ところで、前方座席のダッシュボード104の周辺には、シフトノブ等が配設されており、トレー106がダッシュボード104から突出する量が多いと、邪魔になってしまう。
【0007】
このため、ケース102を自動車の車体の水平方向に対して斜め上方へ傾けて配設し、トレー106を斜め上方へ向けて突出させるようにしている。これにより、トレー106の先端面とダッシュボード104の表面との離間距離を小さくして、トレー106ができるだけ前方へ突出しないようにしている。
【0008】
しかし、ホルダー110はトレー106の先端部に設けられたピン108を中心に回動するため、ダッシュボード104の表面とホルダー110との間には、ホルダー110の移動軌跡分のクリアランスt1の確保が必要となる。
【0009】
また、トレー106を間において、ホルダー110及び保持アーム112が回動するため、互いに干渉する可能性が高い。このため、トレー106、ホルダー110及び保持アーム112がそれぞれ干渉しないように、各部品の精度を高くする必要があり、コストアップにつながる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、ダッシュボードとホルダーとのクリアランスをできるだけ小さくすることができる容器ホルダーを安価で提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、容器ホルダーにおいて、引出し可能にケースに収納されたトレーと、前記トレーに形成され、容器が挿通される開口部と、前記開口部内に配置され前記トレーに回転可能に設けられ、前記容器を支持するホルダー部材と、前記トレーに形成された長穴と、前記ホルダー部材に設けられ前記長穴に係合可能なピンと、前記トレーに軸支され、一端が前記ホルダー部材に回動可能に連結されたリンクと、前記ケースに設けられ、前記リンクの他端に当接し、前記トレーのスライド動作をリンクの回動運動に変え、前記長孔及び前記ピンを介して該トレーに対して前記ホルダー部材をスライドさせながら起立傾倒させるガイド手段と、を有することを特徴する。
請求項1に記載の発明では、ケース内にはトレーが引き出し可能に収納されている。このトレーには容器を挿通させる開口部が形成されており、開口部内には容器を保持するホルダー部材が支持されている。また、トレーには長孔が形成されており、ホルダー部材には該長孔に係合可能なピンが設けられている。さらに、トレーには一端がホルダー部材に回動可能に連結されたリンクが軸支されている。一方、ケースにはガイド手段が設けられており、リンクの他端に当接して、トレーのスライド動作をリンクの回動運動に変え、長孔及びピンを介して該トレーに対してホルダー部材をスライドさせながら起立傾倒させる。
【0012】
すなわち、容器ホルダーを使用するときは、トレーをスライドさせてケース内から引き出す。これにより、トレーに設けられたホルダー部材が起立可能となる。つまり、長孔及びピンを介して、トレーに対してホルダー部材がスライドしながら起立して、容器が載置可能な状態となる。
【0013】
一方、トレーをケース内に収納するときは、長孔及びピンを介して、トレーに対してホルダー部材がスライドしながら傾倒して、トレーがケース内に収納される。
【0014】
このように、トレーをケース内から引出す、或いはケース内に収納するときに、トレーに対してホルダー部材をスライドさせながら起立或いは傾倒させることで、ホルダー部材を単に回転させて起立或いは傾倒させる場合と比較して、ケースの入口とホルダー部材とのクリアランスを小さくすることができる。
【0015】
このため、ケースを固定する例えば、ダッシュボード等の表面とホルダー部材とのクリアランスを小さくすることができる。つまり、トレーの突出量を小さくすることができるため、邪魔にならない。
【0017】
また、トレーのスライド動作をリンクの回動運動に変え、長孔及びピンを介して該トレーに対してホルダー部材をスライドさせながら起立傾倒させるガイド手段を設けたことで、トレーをスライドさせるだけで、リンクを介してホルダー部材を起立或いは傾倒させることができるため、便利である。
【0018】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の容器ホルダーにおいて、前記ホルダー部材が、前記容器の側面を保持する保持部と、前記保持部から連設され容器の底面を受ける受け部と、で構成されたことを特徴とする。
請求項に記載の発明では、 ホルダー部材に容器を保持する受け部を一体的に設けたことで、容器ホルダーの部品点数を少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。
【0019】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の容器ホルダーにおいて、前記受け部は前記ホルダー部材が起立した状態で略水平となるように配置されることを特徴とする。
請求項に記載の発明では、容器は受け部に対して垂直に保持されることとなる。
【0020】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の容器ホルダーにおいて、前記リンクは、前記ホルダー部材を起立させる方向へ付勢されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明では、トレーをケースから引き出した状態で、リンクを介してホルダー部材を起立させた状態で維持させることができる。
【0022】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の容器ホルダーにおいて、前記ガイド手段が、前記リンクの他端に設けられ前記トレーに形成された円弧穴に沿って移動するピンが当接可能な溝であることを特徴とする。
請求項に記載の発明では、このガイド手段によって、長孔及びピンを介して、トレーに対してホルダー部材をスライドさせながら起立傾倒させることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本形態に係る容器ホルダーについて説明する。
【0024】
図1及び図2には、本形態に係る容器ホルダー10が示されている。この容器ホルダー10にはケース12が備えられており、ダッシュボード14の裏面側に配置され、車内からは見えないようになっている。
【0025】
このケース12には枠状のトレー16が引出し可能に収納されており、必要に応じてケース12内からトレー16を引き出すことができる。また、ケース12の奥方には、ハート型カム18が設けられた周知のラッチ装置20が配設されており、トレー16に設けられた図示しないトレース部材が係合可能となっている。
【0026】
トレー16は、スプリング(図示省略)によってケース12から突出する方向へ付勢されており、トレー16をケース12の奥方へ(スプリングの付勢力の抗する方向へ)押圧すると、トレース部材がハート型カム18の谷部に係合して、トレー16がケース12内に収納された状態が維持される。
【0027】
この状態からトレー16をケース12の奥方へ(スプリングの付勢力の抗する方向へ)押圧すると、トレース部材がハート型カム18の山部を乗り越え、ハート型カム18との係合状態を解除されると共に、スプリングの付勢力によって、トレー16がケース12内から突出する。これにより、トレー16をケース12から引出すことが可能となる。
【0028】
一方、図2及び図3に示すように、トレー16の開口部16Aは略円形状となっており、トレー16の内側には、略コ字状のリンク22が配置している。このリンク22の脚部24の一端側には、外側へ向かってピン24Aがそれぞれ突出しており、このピン24Aはトレー16の側壁26に形成された貫通穴26Aに嵌合している。これにより、ピン24Aを中心にリンク22が回動可能となる。
【0029】
また、リンク22の脚部24の一端側には、ピン24Bが嵌め込まれている。一方、トレー16の側壁26にはピン24Bが係合可能な円弧状の円弧穴26Bが形成されており、リンク22の回動運動に合わせてピン24Bが円弧穴26Bに沿って移動可能となっている。
【0030】
ところで、ケース12の側壁28には、ガイド溝28A(ガイド手段)が形成されている。このガイド溝28Aにはフラット面30と、ケース12の入口側の間口を下方側へ向かって広げる傾斜面32と、が設けられており、ガイド溝28Aに沿って移動することで、ピン24Bは昇降可能となる。
【0031】
すなわち、ガイド溝28Aに沿って矢印A方向へ移動することで、ピン24Bは傾斜面32によって上昇し、ガイド溝28Aに沿って矢印A方向と反対側へ移動することで、傾斜面32によって下降する。
【0032】
一方、リンク22の脚部24の他端側には、外側へ向かってピン24Cが突出しており、トレー16の内側に配置された枠状のホルダー34(ホルダー部材)の脚部36(トレー16の側壁26に対面する部位)の一端側に形成された穴部36Aにそれぞれ嵌合して、ピン24Cを中心にホルダー34が回動可能となっている。
【0033】
ホルダー34の脚部36の中央部には、外側へ向かってピン36Bがそれぞれ突出している。このピン36Bはトレー16の側壁26に形成された円弧状の長穴26Cにそれぞれ係合可能となっている。
【0034】
これにより、リンク22を回動させると、ホルダー34はピン24Cを中心に回動すると共に、長穴26Cに沿ってピン36Bが移動し、ホルダー34はトレー16に対して、起立或いは傾倒(図6参照)した状態となる。
【0035】
また、図8に示すように、リンク22には、ピン24A同士を結ぶ延長線上に装着部23が設けられており、この装着部23にはトーションバネ25が装着されている。
【0036】
一方、トレー16の奥方には、トレー16の天井面から複数のリブ27が垂下しており、トレー16の補強を図っている。このリブ27のうち、装着部23に近接したリブ29には先端部の長さを短くした切欠き部29Aが形成されており、この切欠き部29Aによってトーションバネ25の一端部が支持される。このため、トーションバネ25の他端側には、矢印C方向への回転力が付与される。
【0037】
ところで、リンク22の脚部24には、外側に向かって張り出す鍔部31が設けられており、この鍔部31の下面にトーションバネ25の他端部を当接させる。これにより、リンク22には矢印C方向への回転力が付与され、リンク22は起立した状態を維持することができる。このため、このリンク22を介してホルダー34が起立した状態で維持される。
【0038】
ここで、図3に示すように、ホルダー34が起立した状態では、ホルダー34はトレー16に対して若干傾倒し(傾き角度θ)、ホルダー34の前方壁40(受け部)が、略水平となるようしている。これにより、この前方壁40で容器の底面を受けて容器を保持することができる。
【0039】
このように、ホルダー34に容器を保持する前方壁40を一体的に設けたことで、容器ホルダー10の部品点数を少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。
【0040】
一方、ホルダー34の後方壁38は、ホルダー34が起立した状態で、車体の水平面に対して垂直方向に延出する円弧状としており、前方壁40で容器を保持した状態で、トレー16の開口部16Aの内縁部と共に、容器の側面を保持する。
【0041】
また、トレー16の先端側には、サポート部材42が回動可能に軸支されており、開口部16Aの内縁部から張り出し可能となっている。このサポート部材42にはトーションバネ44の一端部が当接しており、トーションバネ44の他端部はトレー16に当接し、サポート部材42が開口部16Aの内縁部から張り出す方向へ付勢している。
【0042】
このサポート部材42をトーションバネ44の付勢力に抗する方向へ押圧すると、サポート部材42は矢印B方向へ回動して開口部16Aからの張り出し量が変わる。すなわち、容器の外径寸法に応じて、サポート部材42が回動するため、ホルダー34及びサポート部材42によって容器を確実に保持することができる。
【0043】
次に、本形態に係る容器ホルダーの作用について説明する。
【0044】
図6に示すように、トレー16をケース12内から引出すとき、トレー16のスライド移動によって、リンク22に設けられたピン24Bは、ケース12に形成されたガイド溝28Aのフラット面30を移動した後、傾斜面32を下る。
【0045】
これにより、図5に示すように、ピン24Aを中心にリンク22が起立する方向へ回動するが、このとき、ピン24Bがトレー16に設けられた円弧穴26B内を移動して、ピン24Aのスライド移動による距離の差を吸収する。
【0046】
また、このとき、リンク22に連結されたホルダー34は、リンク22に連動して起立すると共に、ホルダー34に設けられたピン36Bがトレー16に形成された長穴26Cに沿って移動する。
【0047】
ここで、図9(A)で示す従来のように(なお、ここで、図9(A)、(B)は、ホルダーの移動軌跡を分かり易く説明するため、各部品を概念的に図示している。)、ピン108を中心に単にホルダー110を回転させて起立或いは傾倒させた場合では、ホルダー110の一端部が移動軌跡Qを描き、ダッシュボード104との間には、クリアランスt1が必要となる。
【0048】
しかし、本発明では、図7に示すように、ホルダー34の回転中心をトレー16の先端側へズラしながら移動(ケース12の入口と対面する部位を入口から離れる方向へ移動)させることで、ホルダー34の一端部が、図7及び図9(B)に示す移動軌跡Pを描くようにしてホルダー34を起立或いは傾倒させることができる。
【0049】
このため、ダッシュボード14との間のクリアランスt(<t1)を小さくすることができる。従って、ダッシュボード14からのトレー16の突出量を小さくすることができ、邪魔にならない。
【0050】
一方、トレー16をケース12内へ収納するときは、図3及び図4に示すように、トレー16のスライド移動によって、リンク22に設けられたピン24Bは、ケース12に形成されたガイド溝28Aの傾斜面32を昇り、ピン24Aを中心にリンク22が傾倒する方向へ回動すると共に、ピン24Bが円弧穴26B内を移動する。
【0051】
また、このとき、リンク22に連結されたホルダー34は、リンク22に連動して傾倒すると共に、ホルダー34に設けられたピン36Bがトレー16に形成された長穴26Cに沿って移動する。
【0052】
ここで、図7に示すように、ホルダー34は、ホルダー34の回転中心をトレー16の前方周壁側へズラしながら移動(ケース12の入口と対面する部位を入口から離れる方向へ移動)するため、ホルダー34の一端部は、移動軌跡Pを描いて傾倒する。
【0053】
この状態で、リンク22に設けられたピン24Bは、ケース12に形成されたガイド溝28Aのフラット面30を移動し、トレー16がケース12内に収納される。
【0054】
ここで、図6に示すように、リンク22及びホルダー34が傾倒した状態で、トレー16の高さ方向からはみ出ないため、容器ホルダー10をコンパクトにすることができる。
【0055】
なお、ここでは、リンク22にガイド溝28Aを設けて、トレー16のスライド移動をリンク22の回転運動に変換するようにしたが、ホルダーの回転中心をトレーの前方周壁側へズラしながらホルダーを起立或いは傾倒できれば良いため、これに限るものではなく、トレーを引き出した後、手動によりホルダーを起立或いは傾倒させても良い。
【0056】
【発明の効果】
本発明は、上記構成としたので、請求項1及び請求項6に記載の発明では、トレーをケース内から引出す、或いはケース内に収納するときに、ホルダー部材をケースの入口と対面する部位を入口から離れる方向へスライドさせながら起立或いは傾倒させることで、ホルダー部材を単に回転させて起立或いは傾倒させる場合と比較して、ケースの入口とのクリアランスを小さくすることができる。
【0057】
このため、ケースを固定する例えば、ダッシュボード等の表面とホルダー部材とのクリアランスを小さくすることができる。従って、トレーの突出量を小さくすることができるため、邪魔にならない。
【0058】
請求項2及び請求項7に記載の発明では、ガイド手段を設けたことで、トレーをスライドさせるだけで、リンクを介してホルダー部材を起立或いは傾倒させることができるため、便利である。
【0059】
請求項3に記載の発明では、 ホルダー部材に容器を保持する受け部を一体的に設けたことで、容器ホルダーの部品点数を少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。
【0060】
請求項4に記載の発明では、容器は受け部に対して垂直に保持されることとなる。請求項5に記載の発明では、トレーをケースから引き出した状態で、リンクを介してホルダー部材を起立させた状態で維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係る容器ホルダーをダッシュボードに配設した状態を示す斜視図である。
【図2】本形態に係る容器ホルダーを示す斜視図である。
【図3】本形態に係る容器ホルダーを示す概略側面図であり、ホルダーが起立している状態を示している。
【図4】本形態に係る容器ホルダーを示す概略側面図であり、ホルダーが起立或いは傾倒途中の状態を示している。
【図5】本形態に係る容器ホルダーを示す概略側面図であり、ホルダーが起立或いは傾倒途中の状態を示している。
【図6】本形態に係る容器ホルダーを示す概略側面図であり、ホルダーが傾倒している状態を示している。
【図7】本形態に係る容器ホルダーを示す概略側面図であり、ホルダーの移動軌跡を示している。
【図8】本形態に係る容器ホルダーを示す部分断面図であり、リンクを起立する方向へ付勢するトーションバネを示している。
【図9】ホルダーの移動軌跡を示す概念図であり、(A)は従来の移動軌跡を示し、(B)は本形態の移動軌跡を示している。
【図10】従来の容器ホルダーの斜視図である。
【図11】従来のホルダーの移動軌跡を示す説明図である。
【符号の説明】
10 容器ホルダー
16 トレー
16A 開口部
22 リンク
25 トーションバネ
26C 長
28A ガイド溝(溝、ガイド手段)
34 ホルダー(ホルダー部材)
36B ピ
38 後方壁(保持部、ホルダー部材)
40 前方壁(受け部、ホルダー部材)

Claims (5)

  1. 引出し可能にケースに収納されたトレーと、
    前記トレーに形成され、容器が挿通される開口部と、
    前記開口部内に配置され前記トレーに回転可能に設けられ、前記容器を支持するホルダー部材と、
    前記トレーに形成された長穴と、
    前記ホルダー部材に設けられ前記長穴に係合可能なピンと、
    前記トレーに軸支され、一端が前記ホルダー部材に回動可能に連結されたリンクと、
    前記ケースに設けられ、前記リンクの他端に当接し、前記トレーのスライド動作をリンクの回動運動に変え、前記長孔及び前記ピンを介して該トレーに対して前記ホルダー部材をスライドさせながら起立傾倒させるガイド手段と、
    を有することを特徴とする容器ホルダー。
  2. 前記ホルダー部材が、前記容器の側面を保持する保持部と、前記保持部から連設され容器の底面を受ける受け部と、で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の容器ホルダー。
  3. 前記受け部は前記ホルダー部材が起立した状態で略水平となるように配置されることを特徴とする請求項に記載の容器ホルダー。
  4. 前記リンクは、前記ホルダー部材を起立させる方向へ付勢されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の容器ホルダー。
  5. 前記ガイド手段が、前記リンクの他端に設けられ前記トレーに形成された円弧穴に沿って移動するピンが当接可能な溝であることを特徴とする請求項〜4の何れか1項に記載の容器ホルダー。
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