JP3377507B2 - 特に自動車内の容器のための貯蔵区画室 - Google Patents
特に自動車内の容器のための貯蔵区画室Info
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- JP3377507B2 JP3377507B2 JP2000267432A JP2000267432A JP3377507B2 JP 3377507 B2 JP3377507 B2 JP 3377507B2 JP 2000267432 A JP2000267432 A JP 2000267432A JP 2000267432 A JP2000267432 A JP 2000267432A JP 3377507 B2 JP3377507 B2 JP 3377507B2
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- Japan
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- storage compartment
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- container
- horizontal position
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R7/00—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps
- B60R7/04—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in driver or passenger space, e.g. using racks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載した特徴を有している形式の、特に自動車内の
容器のための貯蔵区画室に関する。この貯蔵区画室は特
に容器の側壁の内面に取り付けられるものであって、そ
の際容器は例えば自動車内の中間アームレストの下側に
収容しておくことができる。貯蔵区画室は例えば大きな
容器内で小物を保管するためのものである。
念に記載した特徴を有している形式の、特に自動車内の
容器のための貯蔵区画室に関する。この貯蔵区画室は特
に容器の側壁の内面に取り付けられるものであって、そ
の際容器は例えば自動車内の中間アームレストの下側に
収容しておくことができる。貯蔵区画室は例えば大きな
容器内で小物を保管するためのものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、貯蔵
区画室を大きな容器内にわずかなスペースで収納するこ
とである。
区画室を大きな容器内にわずかなスペースで収納するこ
とである。
【0003】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、請求項1の特徴によって解決される。本発明による
貯蔵区画室は、貯蔵区画室が取り付けられている容器の
側壁の内面に向かって旋回可能であり、したがって貯蔵
区画室は、使用しない場合には、単にわずかなスペース
しか占めない。この目的のために本発明による貯蔵区画
室は底を有しており、この底は旋回継ぎ手によって、容
器の側壁から容器内に突出しているほぼ水平の位置か
ら、容器の側壁の内面に接触しているほぼ鉛直の位置に
旋回可能である。使用しない場合には底は容器の側壁に
向かって旋回せしめられ、したがって容器の全容積が貯
蔵室として役立てられる。
ば、請求項1の特徴によって解決される。本発明による
貯蔵区画室は、貯蔵区画室が取り付けられている容器の
側壁の内面に向かって旋回可能であり、したがって貯蔵
区画室は、使用しない場合には、単にわずかなスペース
しか占めない。この目的のために本発明による貯蔵区画
室は底を有しており、この底は旋回継ぎ手によって、容
器の側壁から容器内に突出しているほぼ水平の位置か
ら、容器の側壁の内面に接触しているほぼ鉛直の位置に
旋回可能である。使用しない場合には底は容器の側壁に
向かって旋回せしめられ、したがって容器の全容積が貯
蔵室として役立てられる。
【0004】貯蔵区画室の底には、旋回継ぎ手によって
貯蔵区画室の壁が旋回可能に取り付けられており、この
壁は、底から突出している位置から底に接触している位
置に旋回可能である。貯蔵区画室を使用しない場合に
は、壁は底に接触する位置に、かつ底はそのほぼ鉛直の
位置に、旋回せしめられる。
貯蔵区画室の壁が旋回可能に取り付けられており、この
壁は、底から突出している位置から底に接触している位
置に旋回可能である。貯蔵区画室を使用しない場合に
は、壁は底に接触する位置に、かつ底はそのほぼ鉛直の
位置に、旋回せしめられる。
【0005】更に本発明による貯蔵区画室は駆動装置
(伝動装置)を有しており、この駆動装置は貯蔵区画室
の壁及び底の旋回運動を強制的に相互に調和させ、した
がって底がほぼ鉛直の位置からほぼ水平の位置に旋回す
る際に、壁は底に接触している位置から、底から突出し
ている位置に旋回せしめられる。底がほぼ水平の位置か
らほぼ鉛直の位置に旋回する場合には、駆動装置は壁
を、底から突出している位置から底に接触している位置
に旋回させる。
(伝動装置)を有しており、この駆動装置は貯蔵区画室
の壁及び底の旋回運動を強制的に相互に調和させ、した
がって底がほぼ鉛直の位置からほぼ水平の位置に旋回す
る際に、壁は底に接触している位置から、底から突出し
ている位置に旋回せしめられる。底がほぼ水平の位置か
らほぼ鉛直の位置に旋回する場合には、駆動装置は壁
を、底から突出している位置から底に接触している位置
に旋回させる。
【0006】
【発明の効果】本発明の利点は、容器を仕切ることが可
能であり、小物を大きな容器内できちんと保管すること
が可能であり、その際本発明による貯蔵区画室は、使用
しない場合には、スペースを節減して容器の側壁の内面
に偏平に接触させておくことができることである。
能であり、小物を大きな容器内できちんと保管すること
が可能であり、その際本発明による貯蔵区画室は、使用
しない場合には、スペースを節減して容器の側壁の内面
に偏平に接触させておくことができることである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の1実施形態では、駆動装
置はカム伝動装置を有している。1実施形態では、カム
伝動装置は、底の旋回軸線に対して垂直な平面内の不動
の案内軌道を有している。この案内軌道は弧形にかつ底
の旋回軸線を中心とする間隔を変化させて延びている。
貯蔵区画室の壁は案内エレメント、例えば側方に突出し
ている案内ピン、を有しており、この案内エレメントは
案内軌道に係合している。カム伝動装置によって、貯蔵
区画室の底に対する壁の角度位置が底の旋回角度と関連
せしめられ、壁の旋回運動は強制的に底の旋回運動によ
って生ぜしめられ、したがって、底がそのほぼ水平の位
置にある場合には、壁は底から突出し、底がそのほぼ鉛
直の位置にある場合には、壁は底に接触せしめられる。
置はカム伝動装置を有している。1実施形態では、カム
伝動装置は、底の旋回軸線に対して垂直な平面内の不動
の案内軌道を有している。この案内軌道は弧形にかつ底
の旋回軸線を中心とする間隔を変化させて延びている。
貯蔵区画室の壁は案内エレメント、例えば側方に突出し
ている案内ピン、を有しており、この案内エレメントは
案内軌道に係合している。カム伝動装置によって、貯蔵
区画室の底に対する壁の角度位置が底の旋回角度と関連
せしめられ、壁の旋回運動は強制的に底の旋回運動によ
って生ぜしめられ、したがって、底がそのほぼ水平の位
置にある場合には、壁は底から突出し、底がそのほぼ鉛
直の位置にある場合には、壁は底に接触せしめられる。
【0008】本発明の有利な1実施形態では、貯蔵区画
室の底は過負荷防止装置を有しており、この過負荷防止
装置は、底をほぼ水平の位置に支持する。例えば重い物
体が貯蔵区画室に置かれることによって、貯蔵区画室が
過負荷を受けると、過負荷防止装置が解離して、底が下
方に向かって解離旋回せしめられる。これによって貯蔵
区画室の破損が回避される。
室の底は過負荷防止装置を有しており、この過負荷防止
装置は、底をほぼ水平の位置に支持する。例えば重い物
体が貯蔵区画室に置かれることによって、貯蔵区画室が
過負荷を受けると、過負荷防止装置が解離して、底が下
方に向かって解離旋回せしめられる。これによって貯蔵
区画室の破損が回避される。
【0009】有利な1実施形態では、貯蔵区画室の底は
ばね弾性的にほぼ水平の位置に、かつ壁は底から突出し
ている位置に、押される。使用しない場合には、底は解
離可能な保持装置によってほぼ鉛直の位置に保たれる。
解離可能な保持装置は例えばスナップ突起を有すること
ができ、このスナップ突起は、底がほぼ鉛直の位置から
ほぼ水平の位置に押される場合に、弾性的に側方に押さ
れる。保持装置の抵抗を克服した後に、底はばね負荷さ
れてそのほぼ水平の位置に旋回する。自体公知のプッシ
ュプッシュ係止装置あるいはハート形カム式の係止装置
を解離可能な保持装置として使用することもできる。
ばね弾性的にほぼ水平の位置に、かつ壁は底から突出し
ている位置に、押される。使用しない場合には、底は解
離可能な保持装置によってほぼ鉛直の位置に保たれる。
解離可能な保持装置は例えばスナップ突起を有すること
ができ、このスナップ突起は、底がほぼ鉛直の位置から
ほぼ水平の位置に押される場合に、弾性的に側方に押さ
れる。保持装置の抵抗を克服した後に、底はばね負荷さ
れてそのほぼ水平の位置に旋回する。自体公知のプッシ
ュプッシュ係止装置あるいはハート形カム式の係止装置
を解離可能な保持装置として使用することもできる。
【0010】
【実施例】以下においては、図面に示した実施例に基づ
いて本発明の構成を具体的に説明する。
いて本発明の構成を具体的に説明する。
【0011】図1に分解して示した本発明による貯蔵区
画室10は大体において、基体12と、底14と、壁1
6とを有しており、これらの部分はプラスチックから射
出成形で製作されている。基体12は長壁18を有して
おり、この長壁の両方の端部から側壁20が突出してい
る。底14は旋回継ぎ手を介して90°だけ、基板12
に対して平行なほぼ鉛直の位置から、基板12から直角
に突出しているほぼ水平の位置に旋回可能である。水平
の位置においては、底14は端壁20の下方の縁部に支
えられる。旋回継ぎ手は2つのピン22によって形成さ
れ、これらのピンは基体12の端壁20の穴24を通し
て、底14の穴26内に差し込まれている。これら両方
のピン22は長壁18の近くににかつ端壁20bの下方
の縁部の直ぐ上方に配置されており、長壁18に対して
平行な底14の旋回軸線を形成している。ピン22には
ねじりコイルばね28が差しはめられており、これらの
ねじりコイルばねは図2〜4に示すように、基体12に
支えられていて、底14を水平の位置に押している。
画室10は大体において、基体12と、底14と、壁1
6とを有しており、これらの部分はプラスチックから射
出成形で製作されている。基体12は長壁18を有して
おり、この長壁の両方の端部から側壁20が突出してい
る。底14は旋回継ぎ手を介して90°だけ、基板12
に対して平行なほぼ鉛直の位置から、基板12から直角
に突出しているほぼ水平の位置に旋回可能である。水平
の位置においては、底14は端壁20の下方の縁部に支
えられる。旋回継ぎ手は2つのピン22によって形成さ
れ、これらのピンは基体12の端壁20の穴24を通し
て、底14の穴26内に差し込まれている。これら両方
のピン22は長壁18の近くににかつ端壁20bの下方
の縁部の直ぐ上方に配置されており、長壁18に対して
平行な底14の旋回軸線を形成している。ピン22には
ねじりコイルばね28が差しはめられており、これらの
ねじりコイルばねは図2〜4に示すように、基体12に
支えられていて、底14を水平の位置に押している。
【0012】底14は側方に突出しているリブ30を有
しており、このリブは底が鉛直位置にある場合に、端壁
20の互いに向き合う内面のスナップ突起32と協働し
て、解離可能な保持装置(30,32)を形成する。底
14が水平位置にある場合には、リブ30は支持条片3
4(図5参照)上に位置し、この支持条片はやはり端壁
20の内面に配置されていて、リブ30と協働して、貯
蔵区画室10の過負荷防止装置(30,34)を形成す
る。
しており、このリブは底が鉛直位置にある場合に、端壁
20の互いに向き合う内面のスナップ突起32と協働し
て、解離可能な保持装置(30,32)を形成する。底
14が水平位置にある場合には、リブ30は支持条片3
4(図5参照)上に位置し、この支持条片はやはり端壁
20の内面に配置されていて、リブ30と協働して、貯
蔵区画室10の過負荷防止装置(30,34)を形成す
る。
【0013】壁16は、底14に接触している位置から
底14から突出している位置に90°旋回可能に底14
と結合されている。この旋回可能な結合のために、底1
4及び壁16は旋回継ぎ手を有しており、この旋回継ぎ
手は2つのピン36によって形成されており、これらの
ピンは壁16の端面の連結部の穴38を通って底14の
穴40内に差し込まれている。ねじりコイルばね42が
ピン36上に差しはめられている。このねじりコイルば
ね42は底14に支えられていて、壁16を底14から
突出している位置に押す。
底14から突出している位置に90°旋回可能に底14
と結合されている。この旋回可能な結合のために、底1
4及び壁16は旋回継ぎ手を有しており、この旋回継ぎ
手は2つのピン36によって形成されており、これらの
ピンは壁16の端面の連結部の穴38を通って底14の
穴40内に差し込まれている。ねじりコイルばね42が
ピン36上に差しはめられている。このねじりコイルば
ね42は底14に支えられていて、壁16を底14から
突出している位置に押す。
【0014】本発明による貯蔵区画室10は箱形の容器
44内に挿入可能であり、この容器は側壁に貯蔵区画室
10の基体12の長壁18を受容するための切り欠き4
6を有している。端壁の内面には案内軌道48が形成さ
れており、この案内軌道は溝として形成されていて、底
14の旋回軸線を規定する穴24の回りに弧形に(円弧
形ではない)延びている。案内軌道48と穴24との間
隔は変化しており、案内軌道はらせんの区分とみなすこ
とができ、このらせん区分は穴24の近くで始まり、1
80°よりも小さい角度区分にわたってらせん形に穴2
4から遠ざかっている。壁16はその連結部の穴38か
ら間隔をおいて側方に突出するピン50を有しており、
これらのピンは案内エレメントを形成していて、案内軌
道48内に係合している。不動の案内軌道48及びピン
50は、底14と旋回可能に結合されている壁16のた
めのカム伝動装置(48,50)を形成している。
44内に挿入可能であり、この容器は側壁に貯蔵区画室
10の基体12の長壁18を受容するための切り欠き4
6を有している。端壁の内面には案内軌道48が形成さ
れており、この案内軌道は溝として形成されていて、底
14の旋回軸線を規定する穴24の回りに弧形に(円弧
形ではない)延びている。案内軌道48と穴24との間
隔は変化しており、案内軌道はらせんの区分とみなすこ
とができ、このらせん区分は穴24の近くで始まり、1
80°よりも小さい角度区分にわたってらせん形に穴2
4から遠ざかっている。壁16はその連結部の穴38か
ら間隔をおいて側方に突出するピン50を有しており、
これらのピンは案内エレメントを形成していて、案内軌
道48内に係合している。不動の案内軌道48及びピン
50は、底14と旋回可能に結合されている壁16のた
めのカム伝動装置(48,50)を形成している。
【0015】貯蔵区画室10の機能について以下に図2
及び3によって説明する。図2は容器44内に挿入され
た貯蔵区画室10を使用位置において示す。貯蔵区画室
10の基体12の長壁18は容器44の側壁52の内面
に取り付けられている。底14は容器44の側壁52か
ら直角かつ水平に容器44の内部に突出している。底1
4はその側方のリブ30をもって貯蔵区画室10の端壁
20の支持条片34上に支えられており、その際ねじり
コイルばね28は底14を押して、支持条片34上に接
触させている。底14と旋回可能に結合されている壁1
6は底14から垂直上方に向かって突出している。壁は
ねじりコイルばね42によってこの位置に押し付けら
れ、案内軌道48内に係合しているピン50によってこ
の位置に保たれている。
及び3によって説明する。図2は容器44内に挿入され
た貯蔵区画室10を使用位置において示す。貯蔵区画室
10の基体12の長壁18は容器44の側壁52の内面
に取り付けられている。底14は容器44の側壁52か
ら直角かつ水平に容器44の内部に突出している。底1
4はその側方のリブ30をもって貯蔵区画室10の端壁
20の支持条片34上に支えられており、その際ねじり
コイルばね28は底14を押して、支持条片34上に接
触させている。底14と旋回可能に結合されている壁1
6は底14から垂直上方に向かって突出している。壁は
ねじりコイルばね42によってこの位置に押し付けら
れ、案内軌道48内に係合しているピン50によってこ
の位置に保たれている。
【0016】貯蔵区画室10が必要でない場合には、貯
蔵区画室は図3に示した不使用状態にされる。このため
に底14はねじりコイルばね28の力に抗して上方に向
かって、図3に示した鉛直の位置に押される。この鉛直
の位置においては、底14と長壁18との間に中間スペ
ースが形成され、この中間スペース内に壁16が位置せ
しめられる。すなわち底14が上方に向かって旋回せし
められる際に、そのピン50が案内軌道48内をしゅう
動する壁16は、底14から垂直に突出している位置か
ら、底14と長壁18との間の、底14に接触する位置
に旋回せしめられる。案内軌道48とピン50とはカム
伝動装置(48,50)を形成し、このカム伝動装置
は、底14が上方に向かって旋回せしめられる際に、壁
を強制的に底14と接触するように旋回せしめる。底1
4が水平の位置に戻り旋回せしめられる場合には、案内
軌道48とピン50とは、壁18を底14から垂直に上
方に向かって突出する位置に旋回せしめる。
蔵区画室は図3に示した不使用状態にされる。このため
に底14はねじりコイルばね28の力に抗して上方に向
かって、図3に示した鉛直の位置に押される。この鉛直
の位置においては、底14と長壁18との間に中間スペ
ースが形成され、この中間スペース内に壁16が位置せ
しめられる。すなわち底14が上方に向かって旋回せし
められる際に、そのピン50が案内軌道48内をしゅう
動する壁16は、底14から垂直に突出している位置か
ら、底14と長壁18との間の、底14に接触する位置
に旋回せしめられる。案内軌道48とピン50とはカム
伝動装置(48,50)を形成し、このカム伝動装置
は、底14が上方に向かって旋回せしめられる際に、壁
を強制的に底14と接触するように旋回せしめる。底1
4が水平の位置に戻り旋回せしめられる場合には、案内
軌道48とピン50とは、壁18を底14から垂直に上
方に向かって突出する位置に旋回せしめる。
【0017】底14は、上方に向かって鉛直に旋回せし
められた位置においては、ねじりコイルばね28のばね
力に抗して、その側方のリブ30によって保たれ、その
場合このリブは端壁20のスナップ突起32にスナップ
係合する。底14は、使用位置にもたらすためには、長
壁18から押し離され、その際弾性変形によってリブ3
0がスナップ突起32の抵抗を克服し、次いで底14は
重力及びねじりコイルばね28のばね力によって水平位
置に旋回せしめられる。底14のリブ30及び端壁20
のスナップ突起32は解離可能な保持装置(30,3
2)を形成し、この保持装置は底14を、ねじりコイル
ばね29のばね力に抗して鉛直の位置に保つ。
められた位置においては、ねじりコイルばね28のばね
力に抗して、その側方のリブ30によって保たれ、その
場合このリブは端壁20のスナップ突起32にスナップ
係合する。底14は、使用位置にもたらすためには、長
壁18から押し離され、その際弾性変形によってリブ3
0がスナップ突起32の抵抗を克服し、次いで底14は
重力及びねじりコイルばね28のばね力によって水平位
置に旋回せしめられる。底14のリブ30及び端壁20
のスナップ突起32は解離可能な保持装置(30,3
2)を形成し、この保持装置は底14を、ねじりコイル
ばね29のばね力に抗して鉛直の位置に保つ。
【0018】貯蔵区画室10の壁16又は底14が使用
位置において、例えば重い物体が置かれることによっ
て、過負荷を受ける場合には、底14のリブ30は弾性
的な変形によって端壁20の支持条片34の抵抗を克服
し、底14は壁16と一緒に図4に示すように、水平の
位置を越えて、下方に向かって旋回せしめられる。底1
4のリブ30は端壁20の支持条片34と協働して過負
荷防止装置を形成し、この過負荷防止装置は、過負荷の
際に、底14及び壁16の下方に向かう旋回を可能にす
る。過負荷の後に、底14は上方に向かって押され、そ
のリブ30が支持条片34の抵抗を克服して、貯蔵区画
室10が再び使用可能状態にされる。
位置において、例えば重い物体が置かれることによっ
て、過負荷を受ける場合には、底14のリブ30は弾性
的な変形によって端壁20の支持条片34の抵抗を克服
し、底14は壁16と一緒に図4に示すように、水平の
位置を越えて、下方に向かって旋回せしめられる。底1
4のリブ30は端壁20の支持条片34と協働して過負
荷防止装置を形成し、この過負荷防止装置は、過負荷の
際に、底14及び壁16の下方に向かう旋回を可能にす
る。過負荷の後に、底14は上方に向かって押され、そ
のリブ30が支持条片34の抵抗を克服して、貯蔵区画
室10が再び使用可能状態にされる。
【図1】本発明による貯蔵区画室の分解斜視図である。
【図2】図1の貯蔵区画室の横断面図である。
【図3】貯蔵区画室を使用していない場合の図2による
横断面図である。
横断面図である。
【図4】貯蔵区画室の過負荷の際の図2による横断面図
である。
である。
【図5】図1の貯蔵区画室の縦断面図である。
10 貯蔵区画室、 12 基体、基板、 14 底、
16 壁、 18長壁、 20 側壁、端壁、 22
ピン、 24 穴、 26 穴、 28ねじりコイル
ばね、 30 リブ、 32 スナップ突起、 34
支持条片、36 ピン、 38 穴、 40 穴、 4
2 ねじりコイルばね、 44容器、 46 切り欠
き、 48 案内軌道、 50 ピン、 52 側壁
16 壁、 18長壁、 20 側壁、端壁、 22
ピン、 24 穴、 26 穴、 28ねじりコイル
ばね、 30 リブ、 32 スナップ突起、 34
支持条片、36 ピン、 38 穴、 40 穴、 4
2 ねじりコイルばね、 44容器、 46 切り欠
き、 48 案内軌道、 50 ピン、 52 側壁
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 リューディガー ヴィドゥレ
ドイツ連邦共和国 ミュンヘン エリー
ラントシュトラーセ 8
(56)参考文献 特開 昭62−29950(JP,A)
特開 平11−189099(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60R 7/04
B65D 25/02
Claims (6)
- 【請求項1】 特に自動車内の容器のための貯蔵区画室
であって、容器の側壁の内面に取り付け可能である形式
のものにおいて、貯蔵区画室(10)が底(14)を有
しており、この底は旋回継ぎ手(22)によって、ほぼ
水平の位置からほぼ鉛直の位置に旋回可能であり、貯蔵
区画室(10)が壁(16)を有しており、この壁は旋
回継ぎ手(36)によって旋回可能に底(14)に取り
付けられていて、底(14)に接触している位置から底
(14)から突出している位置に旋回可能であり、かつ
貯蔵区画室(10)が駆動装置(48,50)を有して
おり、この駆動装置は、底(14)がほぼ鉛直の位置か
らほぼ水平の位置に旋回する際に、壁(16)を底(1
4)に接触している位置から、底(14)から突出して
いる位置に、及び逆の方向に、旋回させることを特徴と
する、特に自動車内の容器のための貯蔵区画室。 - 【請求項2】 駆動装置がカム伝動装置(48,50)
を有していることを特徴とする、請求項1記載の貯蔵区
画室。 - 【請求項3】 カム伝動装置(48,50)が、底(1
4)の旋回軸線に対して垂直な平面内の不動の案内軌道
(48)を有しており、この案内軌道は弧形にかつ底
(14)の旋回軸線を中心とする間隔を変化させて延び
ており、かつ貯蔵区画室の壁(16)が案内エレメント
(50)を有しており、この案内エレメントは壁(1
6)の旋回軸線から間隔をおいて配置されていて、案内
軌道(48)としゅう動可能に係合していることを特徴
とする、請求項2記載の貯蔵区画室。 - 【請求項4】 底(14)が過負荷防止装置(30,3
4)を有しており、この過負荷防止装置は、底(14)
をほぼ水平の位置に支持し、底(14)が過負荷を受け
ると、底(14)を下方に向かって解離旋回させること
を特徴とする、請求項1記載の貯蔵区画室。 - 【請求項5】 貯蔵区画室(10)が、底(14)をほ
ぼ水平の位置に押すばねエレメント(28)と、底(1
4)をばねエレメント(28)の力に抗してほぼ鉛直の
位置に保つ解離可能な保持装置(30,32)とを有し
ていることを特徴とする、請求項1記載の貯蔵区画室。 - 【請求項6】 貯蔵区画室(10)がばねエレメント
(42)を有しており、このばねエレメントは壁(1
6)を、底(14)から突出している位置に押すことを
特徴とする、請求項1記載の貯蔵区画室。
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