JP3019709B2 - 冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置 - Google Patents

冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置

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JP3019709B2
JP3019709B2 JP6007521A JP752194A JP3019709B2 JP 3019709 B2 JP3019709 B2 JP 3019709B2 JP 6007521 A JP6007521 A JP 6007521A JP 752194 A JP752194 A JP 752194A JP 3019709 B2 JP3019709 B2 JP 3019709B2
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信義 原川
威則 足達
秀一 外岡
桂子 土屋
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2325/00Charging, supporting or discharging the articles to be cooled, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2325/021Shelves with several possible configurations

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、庫内に設けられる冷
凍冷蔵庫の伸縮棚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図24〜図27は、例えば特開平4−1
61782号公報に示された従来の冷凍冷蔵庫の伸縮棚
装置を示す図で、図24は概念的縦断側面図、図25〜
図27はそれぞれ図24の冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置の動
作を説明した図である。図において、(1) は冷凍冷蔵庫
の庫内の幅方向の両側にそれぞれ設けられた支持体から
なる支持手段で、庫内の前寄りに水平に配置された前側
案内溝(2) 、庫内の後寄りに後側支持部(3) 、後側支持
部(3) の後寄りに設けられて後側支持部(3) よりも下方
に配置された回動支持部(4) 、回動支持部(4) から下方
に延在する下降案内部(5) 及び下降案内部(5) の下端に
設けられた阻止部(6) によって構成されている。
【0003】(7) は前側案内溝(2) に対応した寸法に形
成されて前側案内溝(2) に移動自在に係合された前棚で
ある。(8) は後側支持部(3) に対応した寸法に形成され
て後側支持部(3) に支持された後棚で、前面に開口して
移動した前棚(7) を収容する収容部(9) 及び下方に突設
されて回動支持部(4) に枢持される支持軸(10)が設けら
れている。(11)は前棚(7) 及び後棚(8) を主要構成部材
とする伸縮棚装置である。
【0004】従来の冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置は上記のよ
うに構成され、伸縮棚装置(11)を伸展させて使用する場
合は、前棚(7) が前進位置に配置されて前側案内溝(2)
縁部に支持され、後棚(8) は支持軸(10)が回動支持部
(4) に枢持されると共に後側支持部(3) に支持されて図
24に示す状態に配置される。また、伸縮棚装置(11)を
縮小して使用するときは、前棚(7) を前側案内溝(2)を
介して後退させて後棚(8) の収容部(9) に収容して、後
棚(8) のみによるほぼ半分の広さの棚が図25に示すよ
うに構成される。
【0005】さらに、伸縮棚装置(11)を使用しないとき
は、前棚(7) を前側案内溝(2) を介して後退させて後棚
(8) の収容部(9) に収容し、この状態で後棚(8) を支持
軸(10)と回動支持部(4) を介して図16に示すように回
動する。次いで図27に示すように支持軸(10)を阻止部
(6) 対応位置に下降して、前棚(7) を収容した後棚(8)
が鉛直姿勢、すなわち後退位置に配置されるようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の冷
凍冷蔵庫の伸縮棚装置において、前棚(7) が収容されて
後退位置に配置された後棚(8) を水平姿勢に変位する場
合に、前棚(7) を収容した後棚(8) を上昇させる操作
と、上昇させた後に棚(8) の支持軸(10)を回動支持部
(4) を介して後棚(8) の回動させる操作の2操作が必要
である。このため、伸縮棚装置(11)の出し入れ操作、す
なわち状況変更操作が煩雑になるという問題点があっ
た。なお、伸縮棚装置(11)の状況変更操作時の後退位置
への移動には後棚(8) の上下移動が落下状態になること
があって、後棚(8) が阻止部(6) から逸脱したり支持軸
(10)等の後棚(8) の要部が損傷したりする恐れがある。
【0007】なお、後退位置に配置された後棚(8) を水
平姿勢に変位するため、支持軸(10)から後棚(8) の前端
までの距離を半径とする空所を要し、この空所のために
伸縮棚装置(11)の上方に配置される他の棚の設置が制約
される。なお、伸縮棚装置(11)とこの伸縮棚装置(11)の
上方に配置される他の棚との間隔を少なくするには、支
持軸(10)の位置を後棚(8) の前端寄りに配置して回動動
作に要する空所を狭くすることができる。しかし、この
ような構成のときには後棚(8) の後寄りに載置された物
品(図示しない)により後棚(8) が回動して転倒状態に
なるという不具合が生じる。
【0008】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、簡易な操作により、また上方空
所が狭くても回動変位可能な冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置を
得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明に係る冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置においては、庫内
に設けられ庫内の幅方向の両側にそれぞれ平行な位置関
係になるように配置されて庫内の前寄りに前側案内溝が
形成され、庫内の後寄りに後側支持部が形成された支持
手段と、後側支持部に対応して配置されて下方に水平方
向に突設された支持軸により支持手段の回動支持部に枢
持され要時に支持軸を介して直立位置に回動自在に構成
されると共に、開口した前面を持ち後方に空間を有する
収容部を備えた後棚と、前側案内溝に対応して形成され
て前側案内溝及び収容部の両者に係合し上記両者に対し
て移動自在に構成された前棚と、収容部内へ移動した前
を所定位置で停止して前棚と前側案内溝との係合を維
持し、収容部内に移動した前棚に押圧されて弾性変形し
て前棚を所定位置を越えて後退させて前棚と前側案内溝
との係合を解消する弾性阻止片からなり、支持軸を中心
とする後棚の直立回動阻止を解除する引退用機構とが設
けられる。
【0010】また、この発明の請求項2記載の発明に係
る冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置においては、庫内に設けられ
庫内の幅方向の両側にそれぞれ平行な位置関係になるよ
うに配置されて庫内の前寄りに前側案内溝が形成され、
庫内の後寄りに後側支持部が形成された支持手段と、後
側支持部に対応して配置され下方に水平方向に突設され
た支持軸により支持手段の回動支持部に枢持され要時に
支持軸を介して直立位置に回動自在に構成されると共
に、開口した前面を持ち後方に空間を有する収容部を備
えた後棚と、前側案内溝に対応して形成されて前側案内
溝及び収容部の両者に係合し上記両者に対して移動自在
に構成された前棚と、収容部内へ移動した前棚を所定位
置で停止して前棚と前側案内溝との係合を維持し、収容
部内に移動した前棚に押圧されて弾性変形して前棚を所
定位置を越えて後退させて前棚と前側案内溝との係合を
解消する部材であって後棚と一体に形成された弾性阻止
片からなり、支持軸を中心とする後棚の直立回動阻止を
解除する引退用機構とが設けられる。
【0011】また、この発明の請求項3記載の発明に係
る冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置においては、庫内に設けられ
庫内の幅方向の両側にそれぞれ平行な位置関係になるよ
うに配置されて庫内の前寄りに前側案内溝が形成され、
庫内の後寄りに後側支持部が形成された支持手段と、後
側支持部に対応して配置され下方に水平方向に突設され
た支持軸により支持手段の回動支持部に枢持され要時に
支持軸を介して直立位置に回動自在に構成されると共
に、開口した前面を持ち後方に空間を有する収容部を備
えた後棚と、前側案内溝に対応して形成されて前側案内
溝及び収容部の両者に係合し上記両者に対して移動自在
に構成された前棚と、収容部内へ移動した前棚を所定位
置で停止して前棚と前側案内溝との係合を維持し、収容
部内に移動した前棚に押圧されて弾性変形して前棚を所
定位置を越えて後退させて前棚と前側案内溝との係合を
解消する部材であって後棚の収容部内に設けられて前棚
の移動方向に直交する方向に突出して配置された弾性阻
止片からなり、支持軸を中心とする後棚の直立回動阻止
を解除する引退用機構とが設けられる。
【0012】また、この発明の請求項4記載の発明に係
る冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置においては、庫内に設けられ
庫内の幅方向の両側にそれぞれ平行な位置関係になるよ
うに配置されて庫内の前寄りに前側案内溝が形成され、
庫内の後寄りに後側支持部が形成された支持手段と、後
側支持部に対応して配置され下方に水平方向に突設され
た支持軸により支持手段の回動支持部に枢持され要時に
支持軸を介して直立位置に回動自在に構成されると共
に、開口した前面を持ち後方に空間を有する収容部を備
えた後棚と、前側案内溝に対応して形成されて前側案内
溝及び収容部の両者に係合し上記両者に対して移動自在
に構成された前棚と、収容部内へ移動した前棚を所定位
置で停止して前棚と前側案内溝との係合を維持し、収容
部内に移動した前棚に押圧されて弾性変形して前棚を所
定位置を越えて後退させて前棚と前側案内溝との係合を
解消する部材であって後棚に形成されて縁部により前棚
の接近が縁部位置で制止される凹部内に配置された弾性
阻止片からなり、支持軸を中心とする後棚の直立回動阻
止を解除する引退用機構とが設けられる。
【0013】また、この発明の請求項5記載の発明に係
る冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置においては、庫内に設けられ
庫内の幅方向の両側にそれぞれ平行な位置関係になるよ
うに配置されて庫内の前寄りに形成された前側案内溝、
庫内の後寄りに形成された後側支持部、この後側支持部
の後寄り下方に形成された水平案内部及びこの水平案内
部の後寄り端から下端が庫内奥側に傾斜して形成された
傾斜案内部を構成した支持手段と、後側支持部に対応し
て配置されて下方に水平方向に突設された支持軸により
水平案内部に支持され、要時に水平案内部から傾斜案内
部を摺動してこの傾斜案内部の下端に移動した支持軸を
介して直立位置に回動自在に構成されると共に、開口し
た前面を持ち後方に空間を有する収容部を備えた後棚
と、前側案内溝に対応して形成されて前側案内溝及び収
容部の両者に係合し上記両者に対して移動自在に構成さ
れ、後棚に収容されて水平案内部に支持軸が支持された
状態では前側案内溝に係合し、後棚に収容されて水平案
内部から支持軸が後退した状態では前側案内溝との係合
が解除される前棚とが設けられる。
【0014】
【作用】上記のように構成されたこの発明の請求項1記
載の発明では、前棚は支持手段の前側案内溝に支持され
て前進位置に配置され、後棚は支持手段の後側支持部に
支持されると共に、前側案内溝に係合した前棚の収容部
との係合を介して支持軸による後棚の直立動が阻止さ
れる。また、弾性阻止片からなる引退用機構が設けられ
て、収容部内へ移動した前棚を所定位置で停止して前棚
と前側案内溝との係合を維持し、収容部内に移動した前
棚に押圧されて弾性変形して前棚を所定位置を越えて後
退させて前棚と前側案内溝との係合を解消して後棚の直
立回動阻止が解除される。
【0015】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項2記載の発明では、前棚は支持手段の前側案内溝
に支持されて前進位置に配置され、後棚は支持手段の後
側支持部に支持されると共に、前側案内溝に係合した前
棚の収容部との係合を介して支持軸による後棚の直立回
動が阻止される。また、後棚と一体に形成された弾性阻
止片からなる引退用機構が設けられて、収容部内へ移動
した前棚を所定位置で停止して前棚と前側案内溝との係
合を維持し、収容部内に移動した前棚に押圧されて弾性
変形して前棚を所定位置を越えて後退させて前棚と前側
案内溝との係合を解消して後棚の直立回動阻止が解除さ
れる。
【0016】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項3記載の発明では、前棚は支持手段の前側案内溝
に支持されて前進位置に配置され、後棚は支持手段の後
側支持部に支持されると共に、前側案内溝に係合した前
棚の収容部との係合を介して支持軸による後棚の直立回
動が阻止される。また、後棚の収容部内に設けられて前
棚の移動方向に直交する方向に突出して配置された弾性
阻止片からなる引退用機構が設けられて、収容部内へ移
動した前棚を所定位置で停止して前棚と前側案内溝との
係合を維持し、収容部内に移動した前棚に押圧されて弾
性変形して前棚を所定位置を越えて後退させて前棚と前
側案内溝との係合を解消して後棚の直立回動阻止が解除
される。
【0017】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項4記載の発明では、前棚は支 持手段の前側案内溝
に支持されて前進位置に配置され、後棚は支持手段の後
側支持部に支持されると共に、前側案内溝に係合した前
棚の収容部との係合を介して支持軸による後棚の直立回
動が阻止される。また、後棚に形成されて縁部により前
棚の接近が縁部位置で制止される凹部内に配置された弾
性阻止片からなる引退用機構が設けられて、収容部内へ
移動した前棚を所定位置で停止して前棚と前側案内溝と
の係合を維持し、収容部内に移動した前棚に押圧されて
弾性変形して前棚を所定位置を越えて後退させて前棚と
前側案内溝との係合を解消して後棚の直立回動阻止が解
除される。
【0018】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項5記載の発明では、前棚は支持手段の前側案内溝
に支持されて前進位置に配置され、後棚は支持手段の後
側支持部に支持されると共に、前側案内溝に係合した前
棚の収容部との係合及び支持軸が水平案内部に支持され
ることにより直立回動が阻止される。また、前棚が後棚
に収容されて、後棚の支持軸が水平案内部に支持された
状態では前棚が前側案内溝に係合して後棚が水平姿勢に
保持される。また、前棚が後棚に収容されて後棚の支持
軸が水平案内部から後退した状態では、前棚と前側案内
溝との係合が解除され、後棚の支持軸が傾斜案内部の下
端へ移動して回動して直立位置に変位する。
【0019】
【実施例】実施例1. 図1〜図8は、この発明の一実施例を示す図で、図1は
冷凍冷蔵庫の要部縦断側面図、図2は図1の冷凍冷蔵庫
の伸縮棚装置箇所の斜視図、図3は図2の伸縮棚装置の
左側に設けられた固定棚の斜視図、図4は図2の伸縮棚
装置を分解して示す斜視図、図5は図1の伸縮棚装置の
拡大図、図6及び図7はそれぞれ図5の伸縮棚装置の動
作を説明する図、図8も図5の伸縮棚装置の動作を説明
する図で前棚の前端部の状態を説明する図である。図に
おいて、(12)は冷凍冷蔵庫の庫内、(13)は冷凍冷蔵庫の
扉断熱材、(14)は冷凍冷蔵庫の後部断熱材、(15)はそれ
ぞれ冷凍冷蔵庫の扉に設けられたドアポケット、(16)は
それぞれ庫内(12)に設られた定置棚、(17)は庫内(12)の
下面を形成した仕切り板である。
【0020】(18)は図1に示す下側の定置棚(16)の下方
に配置されて庫内(12)における左側に設けられた固定
棚、(1) は庫内(12)の幅方向の両側、すなわち一側は固
定棚(18)の右側の端面に構成され、他側は庫内(12)の右
側面に設けられた支持体からなる支持手段で、庫内(12)
の前寄りに水平に配置された前側案内溝(2) 、庫内の後
寄りに後側支持部(3) 及び後側支持部(3) の後寄りに設
けられて後側支持部(3)よりも下方に配置された回動支
持部(4) によって構成されている。
【0021】(7) は前側案内溝(2) に対応した寸法に形
成された前棚で、幅方向の両側に前後方向に沿ってそれ
ぞれ設けられた摺動片(7a)が前側案内溝(2) に移動自在
に係合されている。(8) は後側支持部(3) に対応して形
成されて後側支持部(3) に支持された後棚で、移動した
前棚(7) を収容する収容部(9) 及び下方に突設されて回
動支持部(4) に枢持される支持軸(10)が設けられてい
る。(11)は前棚(7) 及び後棚(8) を主要構成部材とする
伸縮棚装置である。
【0022】(19)は後棚(8) の後端リブ(8a)に設けられ
て前棚(7) の後端面に対向して配置された弾性阻止片、
(20)は前棚(7) の摺動片(7a)の前端寄りに形成されて下
側から上側先端に接近する方向に傾斜した斜面が構成さ
れた掛止部である。(21)は弾性阻止片(19)を主要部材と
して構成された引退用機構で、弾性阻止片(19)が後退し
た前棚(7) の後端面に押圧されて弾性変形することによ
り前棚(7)を所定位置をこえて後退させて掛止部(20)と
前側案内溝(2) の後端部との係合を解消する。(22)は支
持手段(1) の回動支持部(4) よりも下方に構成されて、
回動した後棚(8) の後端部が当たる阻止部である。
【0023】上記のように構成された冷凍冷蔵庫の伸縮
棚装置において、伸縮棚装置(11)を伸展させて使用する
場合は、前棚(7) が前進位置に配置されて前側案内溝
(2) 縁部に支持され、後棚(8) は支持軸(10)が回動支持
部(4) に枢持されると共に後側支持部(3) に支持されて
図2及び図5に示す状態に配置される。また、伸縮棚装
置(11)を縮小して使用するときは、前棚(7) を前側案内
溝(2)を介して後退させて後端面が弾性阻止片(19)当た
った状態で、後棚(8) の収容部(9) に収容して、図6に
示すように後棚(8) のみによるほぼ半分の広さの棚が構
成される。
【0024】なお、後棚(8) のみによるほぼ半分の広さ
の棚が構成された状態では前棚(7)の掛止部(20)と前側
案内溝(2) 縁部の後端部とが係合関係にあり、後棚(8)
の後寄りに物品(図示しない)が乗った場合の後棚(8)
の図6における支持軸(10)を中心とする時計方向の回動
が阻止される。
【0025】さらに、伸縮棚装置(11)を使用しないとき
は、前棚(7) を前側案内溝(2) を介して後退させて後棚
(8) の収容部(9) に収容して、後退した前棚(7) の後端
面により弾性阻止片(19)を押圧して弾性変形させる。す
なわち、引退用機構(21)を動作させる。これにより、前
棚(7) を所定位置を越えて後退させて掛止部(20)と前側
案内溝(2) の後端部との係合を解消して、後棚(8) を図
6の状態から支持軸(10)を中心として時計方向に回動す
る。そして、図7に示すように後棚(8) の後端部の回動
が阻止部(22)により阻止されて前棚(7) を収容した後棚
(8) が鉛直姿勢、すなわち伸縮棚装置(11)が直立位置に
配置される。
【0026】また、後退位置にある伸縮棚装置(11)を水
平姿勢に復帰する場合は、伸縮棚装置(11)を水平方向に
回動すると、前棚(7) の掛止部(20)が前側案内溝(2) 縁
部の後端部に対向する。この状態で、掛止部(20)の斜面
による案内作用により前棚(7) が弾性阻止片(19)の押圧
力に抗して後退し、すなわち引退用機構(21)が動作して
掛止部(20)が前側案内溝(2) 縁部の後端部に係合し、伸
縮棚装置(11)が水平姿勢に保持される。このように煩雑
な操作を要せずに伸縮棚装置(11)を所要の状態に配置す
ることができ、伸縮棚装置(11)の状況変更動作を容易化
することができる。
【0027】また、前棚(7) の掛止部(20)が前側案内
(2) 縁部の後端部に係合し、伸縮棚装置(11)が水平姿勢
に保持される。このため、後棚(8) の支持軸(10)を後棚
(8)の前寄りに設置しても後棚(8) の後寄りに物品(図
示しない)が載った場合に伸縮棚装置(11)が傾く不具合
の発生を防止することができる。したがって、後退位置
に配置された伸縮棚装置(11)を水平姿勢に変位するため
に必要な伸縮棚装置(11)上方の空所を狭くすることがで
き、伸縮棚装置(11)の上方に配置される定置棚(16)等の
他の棚の設置制約が少なくなる。したがって、簡易に操
作することができ、また上方空所が狭くても状態を変化
させることができる伸縮棚装置(11)を得ることができ
る。
【0028】実施例2. 図9は、この発明の他の実施例を示す図で、前述の図5
の弾性阻止片装着部の斜視図相当図であり、図9の他は
図1〜図8の実施例と同様に構成されている。図におい
て、図1〜図8と同符号は相当部分を示し、(19)は後棚
(8) の後端リブ(8a)に形成された凹部(8b)に配置された
ゴム製の弾性阻止片で、凹部(8b)に設けられた嵌合孔(8
c)に嵌着されている。
【0029】上記のように構成された冷凍冷蔵庫の伸縮
棚装置においても、前棚(7) 及び後棚(8) によって伸縮
棚装置(11)が構成されると共に、引退用機構(21)が設け
られる。したがって、詳細な説明を省略するが図9の実
施例においても図1〜図8の実施例と同様な作用が得ら
れることは明白である。
【0030】実施例3. 図10も、この発明の他の実施例を示す図で、前述の図
5の弾性阻止片装着部の斜視図相当図であり、図10の
他は図1〜図8の実施例と同様に構成されている。図に
おいて、図1〜図8と同符号は相当部分を示し、(19)は
後棚(8) の後端リブ(8a)に後端リブ(8a)と一体に形成さ
れて、側面がZ字状をなしばね機能を有する弾性阻止片
で、後端リブ(8a)に形成された凹部(8b)に配置されてい
る。
【0031】上記のように構成された冷凍冷蔵庫の伸縮
棚装置においても、前棚(7) 及び後棚(8) によって伸縮
棚装置(11)が構成されると共に、引退用機構(21)が設け
られる。したがって、詳細な説明を省略するが図10の
実施例においても図1〜図8の実施例と同様な作用が得
られることは明白である。
【0032】実施例4. 図11も、この発明の他の実施例を示す図で、前述の図
5の弾性阻止片装着部の斜視図相当図であり、図11の
他は図1〜図8の実施例と同様に構成されている。図に
おいて、図1〜図8と同符号は相当部分を示し、(19)は
後棚(8) の後端リブ(8a)に形成された凹部(8b)に配置さ
れた圧縮コイルばねからなる弾性阻止片で、凹部(8b)に
設けられた爪状の保持子(8d)によって装着されている。
【0033】上記のように構成された冷凍冷蔵庫の伸縮
棚装置においても、前棚(7) 及び後棚(8) によって伸縮
棚装置(11)が構成されると共に、引退用機構(21)が設け
られる。したがって、詳細な説明を省略するが図11の
実施例においても図1〜図8の実施例と同様な作用が得
られることは明白である。
【0034】実施例5. 図12も、この発明の他の実施例を示す図で、前述の図
5の弾性阻止片装着部の斜視図相当図であり、図12の
他は図1〜図8の実施例と同様に構成されている。図に
おいて、図1〜図8と同符号は相当部分を示し、(19)は
後棚(8) の後端リブ(8a)に形成された凹部(8b)に配置さ
れた板ばねからなる弾性阻止片で、凹部(8b)に設けられ
た爪状の保持子(8e)及び凹部(8b)に設けられて弾性阻止
片(19)の嵌合孔(19a) に嵌合する凸部(8f)によって装着
されている。
【0035】上記のように構成された冷凍冷蔵庫の伸縮
棚装置においても、前棚(7) 及び後棚(8) によって伸縮
棚装置(11)が構成されると共に、引退用機構(21)が設け
られる。したがって、詳細な説明を省略するが図12の
実施例においても図1〜図8の実施例と同様な作用が得
られることは明白である。
【0036】実施例6. 図13も、この発明の他の実施例を示す図で、前述の図
5の弾性阻止片装着部の斜視図相当図であり、図13の
他は図1〜図8の実施例と同様に構成されている。図に
おいて、図1〜図8と同符号は相当部分を示し、(19)は
後棚(8) の収容部(9) 内下面に突設されたゴム製の弾性
阻止片である。そして、収容部(9) 内に移動した前棚
(7) の後端が弾性阻止片(19)に当たった状態では掛止部
(20)と前側案内溝(2) 縁部の後端部とが係合関係にあ
る。また、前棚(7) の後端が弾性阻止片(19)を押圧して
乗り越えた状態では、掛止部(20)と前側案内溝(2) 縁部
の後端部との係合が解消する。
【0037】上記のように構成された冷凍冷蔵庫の伸縮
棚装置においても、前棚(7) 及び後棚(8) によって伸縮
棚装置(11)が構成されると共に、引退用機構(21)が設け
られる。したがって、詳細な説明を省略するが図13の
実施例においても図1〜図8の実施例と同様な作用が得
られることは明白である。
【0038】実施例7. 図9〜図12のそれぞれの実施例において、弾性阻止片
(19)が後棚(8) の後端リブ(8a)に形成された凹部(8b)に
配置される。これにより、収容部(9) 内に移動した前棚
(7) の後端が弾性阻止片(19)を押圧した状態、すなわ
ち、引退用機構(21)が動作した状態で、前棚(7) の後端
が後棚(8) の後端リブ(8a)に当たる。このため、収容部
(9) 内に移動した前棚(7) の移動が所定位置で阻止され
るので、弾性阻止片(19)が設定された変形状態以上に変
形することがなく、過大な変形による弾性阻止片(19)の
損壊を防止することができる。
【0039】上記のように構成された冷凍冷蔵庫の伸縮
棚装置においても、前棚(7) 及び後棚(8) によって伸縮
棚装置(11)が構成されると共に、引退用機構(21)が設け
られる。したがって、詳細な説明を省略するがこの実施
例においても図1〜図8の実施例と同様な作用が得られ
ることは明白である。
【0040】実施例8. 図14〜図22も、この発明の他の実施例を示す図で、
図14は前述の図1と同様な冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置箇
所の斜視図、図15は図14の伸縮棚装置の左側に設け
られた固定棚の斜視図、図16は図14の伸縮棚装置を
分解して示す斜視図、図17は図14の伸縮棚装置を分
解して概念的に示す側面図、図18は図14の伸縮棚装
置の動作を説明する側面図、図19は図18の後棚支持
箇所の拡大図、図20は図14の伸縮棚装置の他の動作
を説明する側面図、図21は図20の後棚支持箇所の拡
大図、図22は図14の伸縮棚装置の他の動作を説明す
る側面図、図23は図22の後棚支持箇所の拡大図であ
る。
【0041】図において、図1〜図8と同符号は相当部
分を示し、(18)は図1に示す下側の定置棚(16)の下方に
配置されて庫内(12)における左側に設けられた固定棚、
(1)は庫内(12)の幅方向の両側、すなわち一側は固定棚
(18)のの右側の端面に構成され、他側は庫内(12)の右側
面に設けられた支持体からなる支持手段で、庫内(12)の
前寄りに水平に配置された前側案内(2) 、庫内(12)の
後寄りに後側支持部(3) 及び後側支持部(3) の後寄りに
設けられて後側支持部(3) よりも下方に配置され水平方
向に形成された水平案内部(23)が形成されてこの水平案
内部(23)の後端に接続して形成されて下端が庫内(12)奥
側に傾斜して配置された傾斜案内部(24)によって構成さ
れている。なお、傾斜案内部(24)は図15に示すように
互いに平行に配置された側壁によって溝状に形成され
る。
【0042】(7) は前側案内溝(2) に対応した寸法に形
成された前棚で、幅方向の両側に前後方向に沿ってそれ
ぞれ設けられた摺動片(7a)が前側案内溝(2) に移動自在
に係合されている。(8) は後側支持部(3) に対応して形
成されて後側支持部(3) に支持された後棚で、移動した
前棚(7) を収容する収容部(9) 及び下方に突設されて水
平案内部(23)及び傾斜案内部(24)に移動可能に嵌合され
る支持軸(10)が設けられている。(11)は前棚(7) 及び後
棚(8) を主要構成部材とする伸縮棚装置、(25)は傾斜案
内部(24)の下端に設けられて支持軸(10)の下方移動を所
定位置で阻止する阻止部である。
【0043】上記のように構成された冷凍冷蔵庫の伸縮
棚装置において、伸縮棚装置(11)を伸展させて使用する
場合は、前棚(7) が前進位置に配置されて前側案内溝
(2) 縁部に支持され、後棚(8) は支持軸(10)が水平案内
部(23)に支持されると共に後側支持部(3) に支持されて
図14に示す状態に配置される。また、伸縮棚装置(11)
を縮小して使用するときは、前棚(7) を前側案内溝(2)
を介して後退させて後棚(8) の収容部(9) に収容して、
図18に示すように後棚(8) のみによるほぼ半分の広さ
の棚が構成される。なお、図14及び図18に示す状況
では支持軸(10)は図19に示すように水平案内部(23)に
配置される。
【0044】さらに、伸縮棚装置(11)を使用しないとき
は、前棚(7) を前側案内溝(2) を介して後退させて後棚
(8) の収容部(9) に収容して、後棚(8) の前端を持ち上
げて図20に示すように回動させながら後棚(8) を支持
軸(10)と傾斜案内部(24)の係合を介して下降させる。な
お、このときに支持軸(10)は図21に示す状態を経て傾
斜案内部(24)内に移動して阻止部(25)に支持軸(10)が当
たって停止する。これにより、図22及び図23に示す
状態に後棚(8) 、すなわち伸縮棚装置(11)が後退して鉛
直姿勢に配置される。
【0045】また、後退位置にある伸縮棚装置(11)を水
平姿勢に復帰する場合は、図22に示す状態から図21
に示す状態、すなわち伸縮棚装置(11)を回動させながら
上昇させる操作を経て図18に示す状態に配置される。
このように煩雑な操作を要せずに伸縮棚装置(11)を所要
の状態に配置することができ、伸縮棚装置(11)の状況変
更動作を容易化することができる。
【0046】また、伸縮棚装置(11)の状況変更時に伸縮
棚装置(11)が回動しながら昇降するので、伸縮棚装置(1
1)の状況変更動作に必要な伸縮棚装置(11)上方の空所を
狭くすることができ、伸縮棚装置(11)の上方に配置され
る定置棚(16)等の他の棚の設置制約が少なくなる。した
がって、簡易に操作することができ、また上方空所が狭
くても状態を変化させることができる伸縮棚装置(11)が
得られる。
【0047】なお、伸縮棚装置(11)の回動時に先端が描
く軌跡は、支持軸(10)及び傾斜案内部(24)の位置を後棚
(8) の前寄りに設けることにより縮小することができ
る。しかし、過度に前寄りにすると後棚(8) の後寄りに
物品を載せた場合に、後棚(8)が後側に傾斜する恐れが
あるので、後棚(8) に載せられる通常の物品によって後
棚(8) に後側傾斜が生じない位置に支持軸(10)等の位置
を設定する。
【0048】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明は以上説
明したように、庫内に設けられ庫内の幅方向の両側にそ
れぞれ平行な位置関係になるように配置されて庫内の前
寄りに前側案内溝が形成され、庫内の後寄りに後側支持
部が形成された支持手段と、後側支持部に対応して配置
されて下方に水平方向に突設された支持軸により支持手
段の回動支持部に枢持され要時に支持軸を介して直立位
置に回動自在に構成されると共に、開口した前面を持ち
後方に空間を有する収容部を備えた後棚と、前側案内溝
に対応して形成されて前側案内溝及び収容部の両者に係
合し上記両者に対して移動自在に構成された前棚と、収
容部内へ移動した前棚を所定位置で停止して前棚と前側
案内溝との係合を維持し、収容部内に移動した前棚に押
圧されて弾性変形して前棚を所定位置を越えて後退させ
て前棚と前側案内溝との係合を解消 する弾性阻止片から
なり、支持軸を中心とする後棚の直立回動阻止を解除す
る引退用機構とを設けたものである。
【0049】これによって、支持手段、後棚、前棚、弾
性阻止片からなる引退用機構等によって、煩雑な操作を
要せずに伸縮棚装置を所要の状態に配置することがで
き、伸縮棚装置の状態変更操作を容易化する効果があ
る。また、前側案内溝に係合した前棚の収容部との係合
を介して後棚の回動動作が阻止されるので、後棚の支持
部を前寄りに設置しても後棚の後寄りに荷重が作用した
ときに縮小した伸縮棚装置が傾くことを防ぐ効果があ
る。また、これにより伸縮棚装置を回動させるための上
方の空所を狭くすることができ、伸縮棚装置の上方に配
置される他の棚の設置制約を少なくする効果がある。
【0050】また、この発明の請求項2記載の発明は以
上説明したように、庫内に設けられ庫内の幅方向の両側
にそれぞれ平行な位置関係になるように配置されて庫内
の前寄りに前側案内溝が形成され、庫内の後寄りに後側
支持部が形成された支持手段と、後側支持部に対応して
配置され下方に水平方向に突設された支持軸により支持
手段の回動支持部に枢持され要時に支持軸を介して直立
位置に回動自在に構成されると共に、開口した前面を持
ち後方に空間を有する収容部を備えた後棚と、前側案内
溝に対応して形成されて前側案内溝及び収容部の両者に
係合し上記両者に対して移動自在に構成された前棚と、
収容部内へ移動した前棚を所定位置で停止して前棚と前
側案内溝との係合を維持し、収容部内に移動した前棚に
押圧されて弾性変形して前棚を所定位置を越えて後退さ
せて前棚と前側案内溝との係合を解消する部材であって
後棚と一体に形成された弾性阻止片からなり、支持軸を
中心とする後棚の直立回動阻止を解除する引退用機構と
を設けたものである。
【0051】これによって、支持手段、後棚、前棚、後
棚と一体に形成された弾性阻止片からなる引退用機構等
によって、煩雑な操作を要せずに伸縮棚装置を所要の状
態に配置することができ、伸縮棚装置の状態変更操作を
容易化する効果がある。また、前側案内溝に係合した前
棚の収容部との係合を介して後棚の回動動作が阻止され
るので、後棚の支持部を前寄りに設置しても後棚の後寄
りに荷重が作用したときに縮小した伸縮棚装置が傾くこ
とを防ぐ効果がある。また、これにより伸縮棚装置を回
動させるための上方の空所を狭くすることができ、伸縮
棚装置の上方に配置される他の棚の設置制約を少なくす
る効果がある。
【0052】また、この発明の請求項3記載の発明は以
上説明したように、庫内に設けられ庫内の幅方向の両側
にそれぞれ平行な位置関係になるように配置されて庫内
の前寄りに前側案内溝が形成され、庫内の後寄りに後側
支持部が形成された支持手段と、後側支持部に対応して
配置されて下方に水平方向に突設された支持軸により支
持手段の回動支持部に枢持され要時に支持軸を介して直
立位置に回動自在に構成されると共に、開口した前面を
持ち後方に空間を有する収容部を備えた後棚と、前側案
内溝に対応して形成されて前側案内溝及び収容部の両者
に係合し上記両者に対して移動自在に構成された前棚
と、収容部内へ移動した前棚を所定位置で停止して前棚
と前側案内溝との係合を維持し、収容部内に移動した前
棚に押圧されて弾性変形して前棚を所定位置を越えて後
退させて前棚と前側案内溝との係合を解消する部材であ
って後棚の収容部内に設けられて前棚の移動方向に直交
する方向に突出して配置された弾性阻止片からなり、支
持軸を中心とする後棚の直立回動阻止を解除する引退用
機構とを設けたものである。
【0053】これによって、支持手段、後棚、前棚、後
棚の収容部内に設けられて前棚の移動方向に直交する方
向に突出して配置された弾性阻止片からなる引退用機構
等によって、煩雑な操作を要せずに伸縮棚装置を所要の
状態に配置することができ、伸縮棚装置の状態変更操作
を容易化する効果がある。また、前側案内溝に係合した
前棚の収容部との係合を介して後棚の回動動作が阻止さ
れるので、後棚の支持部を前寄りに設置しても後棚の後
寄りに荷重が作用したときに縮小した伸縮棚装置が傾く
ことを防ぐ効果がある。また、これにより伸縮棚装置を
回動させるための上方の空所を狭くすることができ、伸
縮棚装置の上方に配置される他の棚の設置制約を少なく
する効果がある。
【0054】また、この発明の請求項4記載の発明は以
上説明したように、庫内に設けられ庫内の幅方向の両側
にそれぞれ平行な位置関係になるように配置されて庫内
の前寄りに前側案内溝が形成され、庫内の後寄りに後側
支持部が形成された支持手段と、後側支持部に対応して
配置されて下方に水平方向に突設された支持軸により支
持手段の回動支持部に枢持され要時に支持軸を介して直
立位置に回動自在に構成されると共に、開口した前面を
持ち後方に空間を有する収容部を備えた後棚と、前側案
内溝に対応して形成されて前側案内溝及び収容部の両者
に係合し上記両者に対して移動自在に構成された前棚
と、収容部内へ移動した前棚を所定位置で停止して前棚
と前側案内溝との係合を維持し、収容部内に移動した前
棚に押圧されて弾性変形して前棚を所定位置を越えて後
退させて前棚と前側案内溝との係合を解消する部材であ
って後棚に形成されて縁部により前棚の接近が縁部位置
で制止される凹部内に配置された弾性阻止片からなり、
支持軸を中心とする後棚の直立回動阻止を解除する引退
用機構とを設けたものである。
【0055】これによって、支持手段、後棚、前棚、後
棚に形成されて縁部により前棚の接近を縁部位置で制止
する凹部内に配置された弾性阻止片からなる引退用機構
等によって、煩雑な操作を要せずに伸縮棚装置を所要の
状態に配置することができ、伸縮棚装置の状態変更操作
を容易化する効果がある。また、前側案内溝に係合した
前棚の収容部との係合を介して後棚の回動動作が阻止さ
れるので、後棚の支持部を前寄りに設置しても後棚の後
寄りに荷重が作用したときに縮小した伸縮棚装置が傾く
ことを防ぐ効果がある。また、これにより伸縮棚装置を
回動させるための上方の空所を狭くすることができ、伸
縮棚装置の上方に配置される他の棚の設置制約を少なく
する効果がある。また、引退用機構の弾性阻止片が、前
棚の接近が縁部位置で制止される凹部内に配置されるの
で、弾性阻止片が異常変形することがなく弾性阻止片が
損壊する不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【0056】また、この発明の請求項5記載の発明は以
上説明したように、庫内に設けられ庫内の幅方向の両側
にそれぞれ平行な位置関係になるように配置されて庫内
の前 寄りに形成された前側案内溝、庫内の後寄りに形成
された後側支持部、この後側支持部の後寄り下方に形成
された水平案内部及びこの水平案内部の後寄り端から下
端が庫内奥側に傾斜して形成された傾斜案内部を構成し
た支持手段と、後側支持部に対応して配置されて下方に
水平方向に突設された支持軸により水平案内部に支持さ
れ、要時に水平案内部から傾斜案内部を摺動してこの傾
斜案内部の下端に移動した支持軸を介して直立位置に回
動自在に構成されると共に、開口した前面を持ち後方に
空間を有する収容部を備えた後棚と、前側案内溝に対応
して形成されて前側案内溝及び収容部の両者に係合し上
記両者に対して移動自在に構成され、後棚に収容されて
水平案内部に支持軸が支持された状態では前側案内溝に
係合し、後棚に収容されて水平案内部から支持軸が後退
した状態では前側案内溝との係合が解除される前棚とを
設けたものである。
【0057】これによって、前側案内溝、後側支持部、
水平案内部及び傾斜案内部を有する支持手段、後棚、前
棚等によって、煩雑な操作を要せず、すなわち前棚の前
側をつかみ後棚に収容して一動作によって回動し、かつ
直立位置に変位することができる。このように、簡易な
動作によって伸縮棚装置を所要の状態に配置することが
でき、伸縮棚装置の状態変更操作を容易化する効果があ
る。また、伸縮棚装置の状態変更時に伸縮棚装置が回動
しながら昇降するので、伸縮棚装置上方の空所を狭くす
ることができ、伸縮棚装置の上方に配置される他の棚の
設置制約を少なくする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図で、冷凍冷蔵庫の
要部縦断側面図。
【図2】図1の冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置箇所の斜視図。
【図3】図2の伸縮棚装置の左側に設けられた固定棚の
斜視図。
【図4】図2の伸縮棚装置を分解して示す斜視図。
【図5】図1の伸縮棚装置の拡大図。
【図6】図5の伸縮棚装置の動作を説明する図。
【図7】図5の伸縮棚装置の他の動作を説明する図。
【図8】図5の伸縮棚装置の他の動作を説明する図であ
り、前棚の前端部の状態を説明する図。
【図9】この発明の実施例2を示す図で、前述の図5の
弾性阻止片装着部の斜視図相当図。
【図10】この発明の実施例3を示す図で、前述の図5
の弾性阻止片装着部の斜視図相当図。
【図11】この発明の実施例4を示す図で、前述の図5
の弾性阻止片装着部の斜視図相当図。
【図12】この発明の実施例5を示す図で、前述の図5
の弾性阻止片装着部の斜視図相当図。
【図13】この発明の実施例6を示す図で、前述の図5
の弾性阻止片装着部の斜視図相当図。
【図14】この発明の実施例8を示す図で、前述の図1
と同様な冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置箇所の斜視図。
【図15】図14の伸縮棚装置の左側に設けられた固定
棚の斜視図。
【図16】図14の伸縮棚装置を分解して示す斜視図。
【図17】図14の伸縮棚装置を分解して概念的に示す
側面図。
【図18】図14の伸縮棚装置の動作を説明する側面
図。
【図19】図18の後棚支持箇所の拡大図。
【図20】図14の伸縮棚装置の他の動作を説明する側
面図。
【図21】図20の後棚支持箇所の拡大図。
【図22】図14の伸縮棚装置の他の動作を説明する側
面図。
【図23】図22の後棚支持箇所の拡大図。
【図24】従来の冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置を示す概念的
縦断側面図。
【図25】図24の冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置の動作を説
明した図。
【図26】図24の冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置の他の動作
を説明した図。
【図27】図24の冷凍冷蔵庫の伸縮棚装置の他の動作
を説明した図。
【符号の説明】
1 支持手段、2 前側案内溝、3 後側支持部、
回動支持部、7 前棚、8 後棚、8b 凹部、9 収
容部、10 支持軸、12 庫内、19 弾性阻止片、
21 引退用機構、23 水平案内部、24 傾斜案内
部、26 摺動体、27 摺動部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 桂子 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株 式会社 静岡製作所内 (56)参考文献 特開 平4−45385(JP,A) 特開 平4−165284(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 25/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内に設けられ上記庫内の幅方向の両側
    にそれぞれ平行な位置関係になるように配置されて上記
    庫内の前寄りに前側案内溝が形成され、上記庫内の後寄
    りに後側支持部が形成された支持手段と、上記後側支持
    部に対応して配置されて下方に水平方向に突設された
    持軸により上記支持手段の回動支持部に枢持され要時に
    上記支持軸を介して直立位置に回動自在に構成されると
    共に、開口した前面を持ち後方に空間を有する収容部を
    備えた後棚と、上記前側案内溝に対応して形成されて上
    記前側案内溝及び収容部の両者に係合し上記両者に対し
    て移動自在に構成された前棚と、上記収容部内へ移動し
    た上記前棚を所定位置で停止して上記前棚と前側案内溝
    との係合を維持し、上記収容部内に移動した上記前棚に
    押圧されて弾性変形して上記前棚を所定位置を越えて後
    退させて上記前棚と上記前側案内溝との係合を解消する
    弾性阻止片からなり、上記支持軸を中心とする上記後棚
    の直立回動阻止を解除する引退用機構とを備えた冷凍冷
    蔵庫の伸縮棚装置。
  2. 【請求項2】 庫内に設けられ上記庫内の幅方向の両側
    にそれぞれ平行な位置関係になるように配置されて上記
    庫内の前寄りに前側案内溝が形成され、上記庫内の後寄
    りに後側支持部が形成された支持手段と、上記後側支持
    部に対応して配置されて下方に水平方向に突設された支
    持軸により上記支持手段の回動支持部に枢持され要時に
    上記支持軸を介して直立位置に回動自在に構成されると
    共に、開口した前面を持ち後方に空間を有する収容部を
    備えた後棚と、上記前側案内溝に対応して形成されて上
    記前側案内溝及び収容部の両者に係合し上記両者に対し
    て移動自在に構成された前棚と、上記収容部内へ移動し
    た上記前棚を所定位置で停止して上記前棚と前側案内溝
    との係合を維持し、上記収容部内に移動した上記前棚に
    押圧されて弾性変形して上記前棚を所定位置を越えて後
    退させて上記前棚と上記前側案内溝との係合を解消する
    部材であって上記後棚と一体に形成された弾性阻止片か
    らなり、上記支持軸を中心とする上記後棚の直立回動阻
    止を解除する引退用機構とを備えた冷凍冷蔵庫の伸縮棚
    装置。
  3. 【請求項3】 庫内に設けられ上記庫内の幅方向の両側
    にそれぞれ平行な位置関係になるように配置されて上記
    庫内の前寄りに前側案内溝が形成され、上記庫内の後寄
    りに後側支持部が形成された支持手段と、上記後側支持
    部に対応して配置されて下方に水平方向に突設された支
    持軸により上記支持手段の回動支持部に枢持され要時に
    上記支持軸を介して直立位置に回動自在に構成されると
    共に、開口した前面を持ち後方に空間を有する収容部を
    備えた後棚と、上記前側案内溝に対応して形成されて上
    記前側案内溝及び収容部の両者に係合し上記両者に対し
    て移動自在に構成された前棚と、上記収容部内へ移動し
    た上記前棚を所定位置で停止して上記前棚と前側案内溝
    との係合を維持し、上記収容部内に移動した上記前棚に
    押圧されて弾性変形して上記前棚を所定位置を越えて後
    退させて上記前棚と上記前側案内溝との係合を解消する
    部材であって上記後棚の収容部内に設けられて上記前棚
    の移動方向に直交する方向に突出して配置された弾性阻
    止片からなり、上記支持軸を中心とする上記後棚の直立
    回動阻止を解除する引退用機構とを備えた冷凍冷蔵庫の
    伸縮棚装置。
  4. 【請求項4】 庫内に設けられ上記庫内の幅方向の両側
    にそれぞれ平行な位置関係になるように配置されて上記
    庫内の前寄りに前側案内溝が形成され、上記庫内の後寄
    りに後側支持部が形成された支持手段と、上記後側支持
    部に対応して配置されて下方に水平方向に突設された支
    持軸により上記支持手段の回動支持部に枢持され要時に
    上記支持軸を介して直立位置に回動自在に構成されると
    共に、開口した前面を持ち後方に空間を有する収容部を
    備えた後棚と、上記前側案内溝に対応して形成されて上
    記前側案内溝及び収容部の両者に係合し上記両者に対し
    て移動自在に構成された前棚と、上記収容部内へ移動し
    た上記前棚を所定位置で停止して上記前棚と前側案内溝
    との係合を維持し、上記収容部内に移動した上記前棚に
    押圧されて弾性変形して上記前棚を所定位置を越えて後
    退させて上記前棚と上記前側案内溝との係合を解消する
    部材であって上記後棚に形成されて縁部により上記前棚
    の接近が上記縁部位置で制止される凹部内に配置された
    弾性阻止片からなり、上記支持軸を中心とする上記後棚
    の直立回動阻止を解除する引退用機構とを備えた冷凍冷
    蔵庫の伸縮棚装置。
  5. 【請求項5】 庫内に設けられ上記庫内の幅方向の両側
    にそれぞれ平行な位 置関係になるように配置されて上記
    庫内の前寄りに形成された前側案内溝、上記庫内の後寄
    りに形成された後側支持部、この後側支持部の後寄り下
    方に形成された水平案内部及びこの水平案内部の後寄り
    端から下端が上記庫内奥側に傾斜して形成された傾斜案
    内部を構成した支持手段と、上記後側支持部に対応して
    配置されて下方に水平方向に突設された支持軸により上
    記水平案内部に支持され、要時に上記水平案内部から上
    記傾斜案内部を摺動してこの傾斜案内部の下端に移動し
    た上記支持軸を介して直立位置に回動自在に構成される
    と共に、開口した前面を持ち後方に空間を有する収容部
    を備えた後棚と、上記前側案内溝に対応して形成されて
    上記前側案内溝及び収容部の両者に係合し上記両者に対
    して移動自在に構成され、上記後棚に収容されて上記水
    平案内部に上記支持軸が支持された状態では上記前側案
    内溝に係合し、上記後棚に収容されて上記水平案内部か
    ら上記支持軸が後退した状態では上記前側案内溝との係
    合が解除される前棚とを備えた冷凍冷蔵庫の伸縮棚装
    置。
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