JPH049403B2 - - Google Patents

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JPH049403B2
JPH049403B2 JP62102841A JP10284187A JPH049403B2 JP H049403 B2 JPH049403 B2 JP H049403B2 JP 62102841 A JP62102841 A JP 62102841A JP 10284187 A JP10284187 A JP 10284187A JP H049403 B2 JPH049403 B2 JP H049403B2
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JP
Japan
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side rail
rail
stopper
balls
moving
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JP62102841A
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JPS63267303A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、固定側と移動側を連結し、移動側を
摺動自在となすスライド装置に関するものであ
る。
《従来の技術と問題点》 従来の上記スライド装置は、固定側レールに対
し、移動側レールが最も飛び出した状態、あるい
は、最も納まつた状態で停止し、その停止状態が
維持されるだけで、固定側レールに対し、移動側
レールを任意の位置で停止させ、その停止状態を
維持させる事ができなかつた。
《本考案の目的と構成》 本発明は、固定側レールに対し、移動側レール
を任意の位置で停止せしめ、かつ、停止状態を維
持せしめるスライド装置を提供する事を目的と
し、その構成は、固定側レールと移動側レールの
ボール案内溝に複数個のボールを介在せしめて摺
動自在とした移動側レールのボール案内溝の後部
に、外方に突出する円弧状の膨出部が形成され、
移動側レールのボール案内溝に、膨出部の前後に
位置し、常に膨出部側に移動する様付勢された前
後ストツパーボールが配設されると共に、移動側
レールの摺動時に、前後ストツパーボールを膨出
部より離間する方向に移動せしめる操作杆を移動
側レールに保持せしめたものである。
《実施例》 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図において、10は本発明のスライド装
置、100は側端部がスライド装置10の移動側
レール2と連結された抽斗、1は移動側レール2
を摺動自在に保持し、連結金具20を介して家具
本体等(図示せず)と連結された固定側レール、
6は移動側レール2の内面に長手方向に対し移動
可能に保持された操作杆、60は操作杆6を作動
せしめるラツチ杆で、抽斗100の正面板101
の引手(図示せず)と連動する様構成されてい
る。
固定側レール1は、帯状金属板からなる基板1
1と、該基板11の短手方向の端部を、内向き略
円弧状に折曲げて形成した内面長手方向にボール
案内溝12,12を有する内向き折曲縁13,1
3より断面略C字形に形成されている。そして、
基板11の長手方向の両端部には内方に突出する
前後端縁ストツパー14,15が形成されてい
る。
16は後記する引張りバネ9の装着孔である。
移動側レール2は固定側レール1とほぼ同長で、
かつ固定側レール1に挿入可能な大きさの帯状金
属板からなる基板21と、該基板21の短手方向
の端部を、外向き略円弧状に折曲げて形成した、
外面長手方向にボール案内溝22,22を有する
外向き折曲縁23,23より、断面略C字形に形
成されている。そして、基板21の後端部に、内
方に突出し、移動側レール2が固定側レール1内
に収納された時に、後端部ストツパー15に当接
する収納時ストツパー24が形成されている。
25,25は、ボール案内溝22,22の後部
を略円弧状に外方に突出せしめた膨出部、26は
膨出部25,25間の基板21の中央部にもうけ
られた、後記するストツパー解除カム5の取付
孔、27は基板21の一部を内方に突出せしめた
操作杆ストツパー、28……は操作杆6保持孔で
ある。
そして、固定側レール1の案内溝12,12と
移動側レール2の案内溝22,22間に介在する
複数個のボール30……は、ボール保持条板3に
て回転自在に保持されている。
すなわち、ボール保持条板3は、帯状金属板に
て、上記固定側レール1と、移動側レール2間に
挿入可能な大きさで、かつ固定側レール1の3分
の1程度の長さの基板31と、固定側レール1、
及び移動側レール2の内向き折曲縁13,13、
及び外向き折曲縁23,23間に位置する折曲片
32,32より断面略コ字形をなし、折曲片3
2,32にボール30……が回転自在に保持され
ている。
操作杆6は移動側レール2の長手方向に移動し
て、ストツパー解除カム5を回動し、前後ストツ
パー保持材7,8を接近、あるいは、離間せしめ
る事によつて、前後ストツパーボール70,7
0,80,80を膨出部25,25に密着、ある
いは、膨出部25,25から離間せしめる。
すなわち、操作杆6は、保持部61と、該保持
部61に連設された回動操作部62と、前記保持
部61の前端に連設された操作部63より構成さ
れ、保持部61に形成された長孔611……と、
支持孔28……と、連結用リベツト612……に
て移動側レール2の基板21の内面に所定範囲内
で、移動側レール2の長手方向に移動自在に保持
されている。
そして、回動操作部62のストツパー解除カム
5側の端面には複数個の凹部を連続してもうけた
ラツク部621が形成されている。
ストツパー解除カム5は、上記ラツク部621
に噛み合うピニオン部51と、前後ストツパー保
持材7,8の膨出部25,25側の端面に当接す
る保持材離間用突起52,52を有し、枢軸53
にて、取付孔26に、ピニオン部51がラツク部
621に噛み合つた状態で回動可能にとりつけら
れている。
尚、保持材離間用突起52,52間の寸法は、
保持材離間用突起52,52の長手方向の寸法よ
り大きく設定されている。そして、保持材離間用
突起52の長手方向の寸法は、前後ストツパーボ
ール70,80が膨出部25,25に密着した時
の、前後ストツパー保持材7,8の間隙寸法とほ
ぼ一致している。
前後ストツパー保持材7,8はボール保持条板
3を短くした形状で同形をなし、ボール保持突片
71,71,81,81と基板72,82よりな
り、ボール保持突片71,71,81,81に前
後ストツパーボール70,70,80,80を回
転自在に保持すると共に、基板72,82に形成
されたバネ取付孔73,83間に配設された引つ
張りバネ9にて常に接近する様付勢され、膨出部
25,25側の前後ストツパーボール70,7
0,80,80が、固定側レール1の内向き折曲
縁13,13の内面と膨出部25,25の外面に
密着する様にしている。
そして、移動側レール2が前方に移動しようと
すれば、前ストツパーボール70,70は引つ張
りバネ9にて後方に移動する様に付勢され、膨出
部25,25は前方に移動しようとするので、前
ストツパーボール70,70は膨出部25,25
と外側レール1の内向き折曲縁13,13の内面
に食い込む様に圧接し、移動側レール2の移動を
阻止する。
一方移動側レール2を後方に移動しようとすれ
ば、逆に後ストツパーボール80,80は引つ張
りバネ9にて前方に移動する様に付勢され、膨出
部25,25は後方に移動しようとするので、ス
トツパーボール80,80は膨出部25,25
と、外側レール1の内向き折曲縁13,13の内
面にますます圧接し、移動側レール2の移動を阻
止する。(第3図に示す状態)。
本発明は以上の如く構成されており、移動側レ
ール2を固定側レール1に対して摺動する場合、
例えば正面板101にもうけたラツチ杆60を指
先等にて操作し、端部を後方に移動せしめて、操
作杆6を後方に押しやる。
すると、ラツク部621の移動によつて、ピニ
オン部51がラツク部621と噛み合つているの
で、ストツパー解除カム5は第3図で時計廻りに
回動する。
そして、前後ストツパー保持材7,8のストツ
パー解除カム5側の端部は、保持材離間用突起5
2,52に当接し、さらに、保持材離間用突起5
2,52間の寸法が保持材離間用突起の長手方向
の寸法より大きく形成されているので、保持材離
間用突起52,52の回動に伴つて前後ストツパ
ー保持材7,8は離間し、前ストツパー保持材7
の前端は操作杆ストツパー27に、後ストツパー
保持材8の後端は収納時ストツパー24に当接し
て停止する。
すなわち、前後ストツパーボール70,70,
80,80は膨出部25,25より離間する(第
4図に示す状態)。
この状態を維持しながら移動側レール2を摺動
させると、前後ストツパーボール70,70,8
0,80は膨出部25,25に影響される事がな
く、移動側レール2はスムーズに摺動する。
そして、移動側レール2が最も引つ張り出され
た時は、ボール保持条板3の前端が、固定側レー
ル1の前端部ストツパー14に当接し、前ストツ
パー保持材7の前端がボール保持条板3の後端に
当接して停止する。
又、移動側レール2が固定側レール1に最も収
納された時は、収納時ストツパー24が後端部ス
トツパー15に当接して停止する。
しかして、抽斗、あるいは、機器類等を所望の
位置で停止せしめ、操作杆6の操作をやめると、
引つ張りバネ70によつて前後ストツパー保持材
7,8はストツパー解除カム5を逆方向に回動さ
せながら接近し、前後ストツパーボール70,7
0,80,80を膨出部25,25に密着させ、
移動側レール2の移動を阻止せしめる。
この時、操作杆6はストツパー解除カム5の回
動によつて前方に移動している。
一方、操作杆6を前方に移動せしめてストツパ
ー解除カム5を回動せしめてもよい事はいうまで
もない。
尚、上記実施例では、スライド装置10は、固
定側レール1の内向き折曲縁13,13が上下方
向に位置する様、抽斗100に装備されている
が、使用される物品によつて装備される方向は適
宜変更可能である。
例えば、内向き折曲縁13,13を左右に位置
する様装備してもよい。
さらに、上記実施例では、ストツパー解除カム
5の保持材離間用突起52,52は所定の間隔を
有し、この間隔に引つ張りバネ9を配設している
が、第5図の他の実施例に示す如く、保持材離間
用突起52′を一体とし、引つ張りバネ9′,9′
を保持材離間用突起52′の端部側で、移動側レ
ール2の基板21と、前後ストツパー保持板7′,
8′間に配設する様にしてもよい。
《効 果》 本発明は上記の如く、移動側レールのボール案
内溝に膨出部をもうけ、膨出部の前後に、前後ス
トツパーボールを常に互いに接近する方向に付勢
し、移動側レールに装備した操作杆によつて、前
後ストツパーボールを離間する方向に移動可能に
したから、移動側レールは操作杆の操作によつて
摺動可能となり、操作を中止した位置、すなわ
ち、固定側レール1に対し、停止した任意の位置
で自動的に停止状態を維持する事ができ、しか
も、常に停止状態を維持する方向に前後ストツパ
ーボールを付勢しているので、移動側レールが不
測に移動する事がなく、極めて安全である。
又、操作杆は移動側レール内に保持され、膨出
部は移動側レール案内溝に形成し、前後ストツパ
ーボールは、移動側レールと、固定側レールのボ
ール案内溝間に位置する構成としているので、す
べての部材は、スライド装置内に装備される事に
なり、非常にコンパクトで、梱包、運搬が容易
で、外部からの衝撃を直接受けることがないの
で、故障、破損の恐れもなく、内部に隠蔽される
ので、美観的にもすぐれたものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例の一つを示し、第1図は本
発明の使用状態を示す斜視図、第2図は本発明の
要部分解斜視図、第3図は移動側レールの停止状
態を示す要部拡大正面図、第4図は移動側レール
の移動可能状態を示す要部拡大正面図、第5図は
他の実施例の要部分解斜視図である。 1……固定側レール、10……スライド装置、
2……移動側レール、22,22……ボール案内
溝、25,25……膨出部、6……操作杆、7,
8……前後ストツパー保持材、70,70,8
0,80……前後ストツパーボール、9……引つ
張りバネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定側レールと移動側レールのボール案内溝
    に複数個のボールを介在せしめて、摺動自在とな
    した移動側レールのボール案内溝の後部に、外方
    に突出する円弧状の膨出部が形成され、移動側レ
    ールのボール案内溝に、膨出部の前後に位置し、
    常に膨出部側に移動する様付勢された前後ストツ
    パーボールが配設されると共に、移動側レールの
    摺動時に、前後ストツパーボールを膨出部より離
    間する方向に移動せしめる操作杆を、移動側レー
    ル内に保持した事を特徴とするスライド装置。
JP62102841A 1987-04-24 1987-04-24 スライド装置 Granted JPS63267303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62102841A JPS63267303A (ja) 1987-04-24 1987-04-24 スライド装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP62102841A JPS63267303A (ja) 1987-04-24 1987-04-24 スライド装置

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Publication Number Publication Date
JPS63267303A JPS63267303A (ja) 1988-11-04
JPH049403B2 true JPH049403B2 (ja) 1992-02-20

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JP62102841A Granted JPS63267303A (ja) 1987-04-24 1987-04-24 スライド装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2572861Y2 (ja) * 1991-05-13 1998-05-25 テイエチケー株式会社 直線運動用スライドユニット
JP4154202B2 (ja) * 2002-09-26 2008-09-24 日本スライド工業株式会社 スライドレールのロック機構
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