JP3914438B2 - スライドレール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器類等に取り付けられ。機器類が枠体から引き出されたり、あるいは、収納される際、所定の順序に従って各部が摺動し、機器類の荷重が定められた状態で負荷され、スムーズな摺動が維持されるスライドレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のスライドレールの従来例として、実開平5−32829号公報に記載したものが知られている。このスライドレールは、第1レールに対し第2レールが前後進スライド自在に支持され、第2レールに対し第3レールが前後進スライド自在に支持され、第2レールの後端部には第3レールの後端が当たることで第3レールの後進を阻止するストッパ部が設けられ、また第2レールの後端部には回動自在なロックレバーが設けられたスライドレール装置において、上記ロックレバーは、第1レールの前端側に形成された被係止部に係脱自在な係止部と、後進する第3レールの後端部が当たることで上記被係止部と係止部の係合を解除する係合解除案内部と、係合解除の状態で第3レールを前進させようとしたときに第3レールの後端があたることで第3レールの前進を阻止しかつ上記ロックレバーを係合方向にまわす力を発生するストッパー兼案内部とを有するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、簡単な構造で、ロックレバーの係止部と第1レールの被係止部の係脱が確実に行え、機器類の荷重が負荷されている個所のメンバーが常に順序よく移動する事、すなわち、機器類が引き出されると、まず、中間メンバーが移動側メンバーを収納した状態で摺動して、固定側メンバーに対し最大伸長状態となり、次に、中間メンバーに対し移動側メンバーが摺動して最大伸長状態となり、収納する時は、移動側メンバーが中間メンバーに収納されたのち、中間メンバーが移動側メンバーを収納した状態で固定側メンバーに順次収納されるスライドレールを提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
そこで、上記課題を解決する為、本発明の第1の手段として構成したところは、固定側メンバーと、固定側メンバーに摺動自在に保持された中間メンバーと、中間メンバーに摺動自在に保持された移動側メンバーと、中間メンバーが固定側メンバーに対し最大引き出され、かつ、移動側メンバーが中間メンバーに対し所定距離引き出された状態で、中間メンバーを固定側メンバーにロック状態となすロック部材が中間メンバーに設けられたスライドレールにおいて、ロック部材は、中間メンバーの基板の後端部に前端部が回動自在に連結される、移動側メンバーの上下折曲縁間よりやや小さめの上下幅を有する取付脚部と、取付脚部の後端部に移動側メンバー方向に突出して移動側メンバーが中間メンバーに収納された時、移動側メンバーの基板の後端面が当接し、移動側メンバーと共に中間メンバーを固定側メンバーの収納方向に移動させる移動規制突部と、固定側メンバーの基板に形成されたストッパー部よりやや大きい目の通過用間隙を有し、移動規制突部の裏面側で固定側メンバーの基板方向に突出する上下2つのストッパー当接部と、移動側メンバーの後端部に形成された被保持部を保持する保持部が合成樹脂材にて一体に形成され、中間メンバーに移動側メンバーが収納された状態で、移動側メンバーの下折曲縁がロック部材の取付脚部の下面を上方に押しやって、通過用間隙をストッパー部の前側に位置せしめる事で、中間メンバーのロック状態を解除するものである。
【0007】
次に、本発明が第2の手段として構成したところは、 1 の手段としての構成に加え、被保持部は、移動側メンバーの上下折曲縁の後端部に形成された嵌合孔よりなり、保持部は嵌合孔に嵌合する嵌合突部より構成されているものである。
【0008】
次に、本発明が第3の手段として構成したところは、第1の手段として構成したところに加え被保持部は、移動側メンバーの基板の後端部に形成され、移動側メンバーが中間メンバーに収納された時、移動規制突部に当接するストッパー凹部よりなり、保持部は、ストッパー凹部と逆向きの弓形に移動側メンバーの基板側に突出せしめた弾性係合部より構成されているものである。
【0012】
【実施例】
以下、第1実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図3において、符号100は第1実施例のスライドレールを示し、スライドレール100は、第1〜第3実施例とも、固定側メンバー1と、固定側メンバー1に摺動自在に保持された中間メンバー2と、中間メンバー2にボールリテーナー4に回転自在に保持されたボール44・・・を介して摺動自在に保持された移動側メンバー3より構成されている。
【0013】
すなわち、固定側メンバー1は、基板10と、上下折曲縁11、11よりチャンネル型に形成され、固定側メンバー1のほぼ半分程度の長さとなした合成樹脂製のリテーナー12・・・に回転自在に保持され、かつ、上下折曲縁11、11内面と中間メンバー2の外面間に位置する複数個のボール13・・・を介して、中間メンバー2を摺動自在に保持している。
そして、固定側メンバー1の基板10の後端部には、中間メンバー2の収納時ストッパー15が形成され、基板10の前端部には前記リテーナー12の引出し方向への移動範囲を規制するリテーナ前ストッパー16が形成され、基板10の中間部には中間メンバーの基板20方向に突出するストッパー部19が形成されている。
【0014】
中間メンバー2は、固定側メンバー1とほぼ同長で、基板20と上下折曲縁21、21より固定側メンバー1と同方向の略チャンネル型に形成され、上下折曲縁21、21の外面に、摺動方向に渡って前記ボール13・・・が転動する外面側ボール摺動溝22、22を有し、上下折曲縁21、21の内面に、摺動方向に渡ってボール44・・・が転動するボール摺動溝23、23を有している。そして、上下折曲縁21、21の後端部には、中間メンバー2の最大引出し時に、前端部が前記固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当接して、中間メンバー2の最大引出し量を規制するリテーナ後ストッパー25、25が形成され、基板20の後部所定位置に、移動側メンバー3が最大収納状態となった時、ボールリテーナー4の後端部が当接するボールリテーナ後端ストッパー(図示せず。)が形成され、基板20の後端部には前記固定側メンバー1のストッパー部19に対応して後端部が基板20の後端部外方に突出してロック部材9が取付られ、基板20前端部には案内部材5が設けられている。
【0015】
移動側メンバー3は、固定側メンバー1とほぼ同長に形成され、ボールリテーナー4に保持されたボール44・・・を介して摺動自在な大きさで、金属製の細条板の短手両端部を外向き円弧状に折り曲げて形成された、外面長手方向にボール44・・の摺動面33、33を有する上下折曲縁31、31と基板30より断面略C字型に形成されている。
そして、基板30の後端部にはストッパー凹部35が形成されると共に、内面所定位置に抜け止めストッパー部材(図示せず。)が設けられ、中間メンバー2に対し、引出し方向に摺動し、最大引出し位置に達した状態で、抜け止めストッパー部材が前記案内部材5の一部に係合して停止し、その後、拭け止めストッパー部材のストッパー状態を解除する事で、中間メンバー2より抜き出し可能、あるいは、装着可能となっている。
【0016】
ボールリテーナー4は、帯状金属板にて中間メンバー2の半分程度の長さとし、前記中間メンバー2と移動側メンバー3の基板20、30間に挿入可能な大きさのコ字形基板40と、コ字形基板40の両端部よりL字形に突出し、中間メンバー2と移動側メンバー3の各上下折曲縁21、21、31、31間に位置する上下突出縁41、41より断面略コ字形に形成され、上下突出縁41、41の摺動方向に複数個のボール44・・・を回転自在に保持している。
そして、移動側メンバー3が最大引出し位置に達した状態で、前記案内部材5に前端部が当接し、移動側メンバー3が中間メンバー2より前方に引き出された状態で、案内部材5に保持される。
【0017】
案内部材5は、中間メンバー2の基板20の前端部に位置する取付基板と、中間メンバー2の上下のボール摺動溝23、23、と移動側メンバー3のボール44の摺動面33、33間に位置する案内突部と、取付基板の後端部に位置するリテーナー保持部と、前記抜け止めストッパー部材が係合する係合突部等より、合成樹脂材にて一体に形成されている。
【0018】
第1実施例のロック部材9は、図3に示すように、中間メンバー2の基板20の後端部で移動側メンバー3の基板30側に回動自在に取り付ける為の取付孔90が先端部に形成され、上下折曲縁31、31間よりやや小さめの上下幅を有し、上下端部に移動側メンバー3の基板30方向に突出する上下案内突条910、910を有する取付脚部91と、移動側メンバー3が中間メンバー2に収納された時、取付脚部91の後端部に移動側メンバー3方向に突出して、移動側メンバー3のストッパー凹部35の後端面が当接し、移動側メンバー3と共に、中間メンバー2を固定側メンバー1の収納方向に移動させる、弾性用間隙921にて上下に 2つ割に形成された移動規制突部92と、移動規制突部92の裏面側(固定側メンバー1の基板10側)で、ストッパー部19よりやや大きい目の通過用間隙931を有して、固定側メンバー1の基板10方向に突出する上下2つのストッパー当接部93、93と、ストッパ当接部93、93の固定側メンバー1の上下折曲縁11、11方向に突出して、移動側メンバー3の上下折曲縁31、31の外方から、移動側メンバー3の折曲縁31、31の後端部に形成された被保持部7を保持する保持部94、94が、合成樹脂材にて一体に形成されている。
【0019】
尚、第1実施例の被保持部7、7は移動側メンバー3の上下折曲縁31、31の後端部に嵌合孔を形成することにより構成され、第1実施例の保持部94、94は嵌合孔(被保持部7、7)に嵌合する内向きに突出する嵌合突部を形成する事により構成されている。 嵌合突部(保持部)94、94は、弾性用間隙921にて上下方向に適度に変移可能となし、先端部に案内傾斜面941が形成されている。
【0020】
第1実施例は、上記の如く構成され、移動側メンバー3と中間メンバー2が固定側メンバー1に完全に収納された状態から(図6、図7、図8に示す状態)、機器類を引き出すと(移動側メンバー3を前方に摺動させると)、移動側メンバー3の被保持部(嵌合孔)7、7はロック部材9の保持部(嵌合突部)94、94に保持されているので、中間メンバー2も移動側メンバー3と共に摺動し、やがて、ロック部材9の通過用間隙931がストッパー部19を通過する。同時に、中間メンバー2の上下折曲縁21、21の後端部に形成されたリテーナ後ストッパー25、25が、固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当接して、中間メンバー2は固定側メンバー1に対し最大伸長状態となって停止する。
【0021】
次に、なおも機器類を引き出すと(移動側メンバー3を前方に摺動させると)、移動側メンバー3の被保持部(嵌合孔)7、7が、ロック部材9の保持部(嵌合突部)94、94を、弾性用間隙921の作用にて外方に押しやりつつ前方に摺動し、移動側メンバー3に対するロック部材9の保持状態が解除される。 そして、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部311)がロック部材9の前側に位置すると、ロック部材9は自重によって、後端部が下方に回動し、上側のストッパー当接部93がストッパー部19の前側に位置し、下側のストッパー当接部93の下端が中間メンバー2のリテーナ後ストッパー25の一部に当接してロック部材9の回動は停止する。
この状態で、中間メンバー2の後端部に設けられたロック部材9が、固定側メンバー1のストッパー部19に当接し、リテーナ後ストッパー25、25の前端部が、固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当接しているので、中間メンバー2は単独では摺動する事がなく、固定側メンバー1に対する最大伸長状態が維持される。(図4に示す状態。)
【0022】
さらに、移動側メンバー3が前方に摺動すると、移動側メンバー3に設けられた抜け止めストッパー部材が、前記案内部材5の係合突部に係合して停止し、中間メンバー2に対し最大伸長状態となり、移動側メンバー3、及び中間メンバー2は最も引き出された状態が維持され、不測に摺動する事がない。 そして、抜け止めストッパー部材のストッパー状態を解除する事で、移動側メンバー3は中間メンバー2より抜き出し可能、あるいは、収納方向に摺動可能となる。
【0023】
次に、抜け止めストッパー部材のストッパー状態を解除し、移動側メンバー3を中間メンバー2に対し、収納方向に摺動させていくと、中間メンバー2に移動側メンバー3がほぼ収納された状態で、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311が、ロック部材9の取付脚部91および下案内突条910の下面を上方に押しやって、ストッパー当接部93を上方に移動させ、ロック部材9の通過用間隙931をストッパー部19の前側に位置せしめる事で、中間メンバー2のロック状態を解除する。(図5に示す状態。) この時、移動側メンバー3の摺動スピードに勢いがある場合は、ほぼ同時に、移動側メンバー3の被保持部(嵌合孔)7がロック部材9の保持部(嵌合突部)94に嵌合し、さらに、ストッパー凹部35の後端面がロック部材9の移動規制突部92に当接して、中間メンバー2を共に摺動させ、固定側メンバー1に中間メンバーを収納させる。(図6に示す状態。)
【0024】
一方、機器類が緩やかに収納されると(移動側メンバー3が緩やかに摺動すると)、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁が、ロック部材9の取付脚部91の下面を上方に押しやって、ストッパー当接部93を上方に移動させ、ロック部材9の通過用間隙931をストッパー部19の前側に位置せしめる事で、中間メンバー2のロック状態を解除した状態(図5に示す状態)で、中間メンバー2は移動側メンバー3と共に、ロック部材9の通過用間隙931がストッパー部19を通過して、固定側メンバー1に収納され、やがて、ロック部材9の後端面が固定側メンバー1の収納時ストッパー15に当接し、中間メンバー2の摺動は停止し、次に、移動側メンバー3の被保持部(嵌合孔)7がロック部材9の保持部(嵌合突部)94に嵌合し、同時に、移動側メンバー3のストッパー凹部35の後端面がロック部材9の移動規制突部92に当接すると共に、上下折曲縁31、31の後端面が固定側メンバー1の収納時ストッパー15に当接して停止し、移動側メンバー3は中間メンバー2に収納され、中間メンバー2は固定側メンバー1に収納される。(図6、図7、図8に示す状態)
【0025】
次に、第2実施例を図9から図11に基づいて説明する。 第2実施例のロック部材9は、図9に示すように、中間メンバー2の基板20の後端部で移動側メンバー3の基板30側に回動自在に取り付ける為の取付孔90が先端部に形成された、上下折曲縁31、31間よりやや小さめの上下幅を有し、上下端部に移動側メンバー3の基板30方向に突出する上下案内突条910、910を有する取付脚部91と、移動側メンバー3が中間メンバー2に収納された時、取付脚部91の後端部に移動側メンバー3の基板30方向に突出して、移動側メンバー3のストッパー凹部35の後端面が当接し、移動側メンバー3と共に、中間メンバー2を固定側メンバー1の収納方向に移動させる、弾性用間隙921にて上下に 2つ割に形成された移動規制突部92、92と、移動規制突部92、92の裏面側(固定側メンバー1の基板10側)で、ストッパー部19よりやや大きい目の通過用間隙931を有して、固定側メンバー1の基板10方向に突出する上下2つのストッパー当接部93、93と、上下案内突条910、910の後端部上下面に固定側メンバー1の上下折曲縁11、11方向に突出して、移動側メンバー3の上下折曲縁31、31の内方から、移動側メンバー3の後端部に形成された被保持部7を保持する保持部94、94が、合成樹脂材にて一体に形成されている。
【0026】
尚、第2実施例の被保持部7、7は移動側メンバー3の上下折曲縁31、31の後端部
に嵌合孔を形成することにより構成され、第2実施例の保持部94、94は嵌合孔(被保持部7、7)に嵌合する外向きに突出する嵌合突部を形成する事により構成されている。 嵌合突部(保持部)94、94は、弾性用間隙921にて上下方向に適度に変移可能となし、先端部に案内傾斜面941が形成されている。
第2実施例は、上記の如く構成され、移動側メンバー3と中間メンバー2が固定側メンバー1に完全に収納された状態から(図10に示す状態)、機器類を引き出すと(移動側メンバー3を前方に摺動させると)、第1実施例同様、移動側メンバー3の被保持部(嵌合孔)7、7はロック部材9の保持部(嵌合突部)94、94に保持されているので、中間メンバー2も移動側メンバー3と共に摺動し、やがて、ロック部材9の通過用間隙931がストッパー部19を通過する。
【0027】
同時に、中間メンバー2の上下折曲縁21、21の後端部に形成されたリテーナ後ストッパー25、25が、固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当接して、中間メンバー2は固定側メンバー1に対し最大伸長状態となって停止する。
【0028】
さらに、機器類を引き出すと(移動側メンバー3を前方に摺動させると)、移動側メンバー3の嵌合孔(被保持部)7、7が、ロック部材9の保持部(嵌合突部)94、94を、弾性用間隙921の作用にて内方に押しやりつつ前方に摺動し、移動側メンバー3に対するロック部材9の保持状態が解除される。 そして、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311がロック部材9の前側に位置すると、ロック部材9は自重によって、後端部が下方に回動し、上側のストッパー当接部93がストッパー部19の前側に位置し、下側のストッパー当接部93の下端が中間メンバー2のリテーナ後ストッパー25の一部に当接してロック部材9の回動は停止する。
この状態で、中間メンバー2の後端部に設けられたロック部材9が、固定側メンバー1のストッパー部19に当接し、リテーナ後ストッパー25、25の前端部が、固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当接しているので、中間メンバー2は単独では摺動する事がなく、固定側メンバー1に対する最大伸長状態が維持される。
【0029】
さらに、機器類が引き出されると(移動側メンバー3が前方に摺動すると)、移動側メンバー3に設けられた抜け止めストッパー部材が、前記案内部材5の係合突部に係合して停止し、移動側メンバー3は中間メンバー2に対し最大伸長状態となり、移動側メンバー3、及び中間メンバー2は最も引き出された状態で維持され、不測に摺動する事がない。 そして、抜け止めストッパー部材のストッパー状態を解除する事で、移動側メンバー3は中間メンバー2より抜き出し可能、あるいは、収納方向に摺動可能となる。
【0030】
次に、抜け止めストッパー部材のストッパー状態を解除し、移動側メンバー3を中間メンバー2に対し、収納方向に摺動すると、中間メンバー2に移動側メンバー3がほぼ収納された状態で、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311が、ロック部材9の取付脚部91および下案内突条910の下面を上方に押しやって、ストッパー当接部93を上方に移動させ、ロック部材9の通過用間隙931をストッパー部19の前側に位置せしめる事で、中間メンバー2のロック状態を解除する。
この時、移動側メンバー3の摺動スピードに勢いがある場合は、ほぼ同時に、ロック部材9の保持部(嵌合突部)94が移動側メンバー3の被保持部(嵌合孔)7に嵌合し、さらに、ストッパー凹部35の後端面が移動側メンバー3の移動規制突部92に当接して、中間メンバー2と共に摺動し、固定側メンバー1に収納される。(図10に示す状態。)
【0031】
一方、機器類が緩やかに収納されると(移動側メンバー3が緩やかに摺動すると)、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311が、ロック部材9の取付脚部91の下面を上方に押しやって、ストッパー当接部93を上方に移動させ、ロック部材9の通過用間隙931をストッパー部19の前側に位置せしめる事で、中間メンバー2のロック状態を解除し、中間メンバー2は移動側メンバー3と共に、ロック部材9の通過用間隙931がストッパー部19を通過して、固定側メンバー1に収納されて、ロック部材9の後端面が固定側メンバー1の収納時ストッパー15に当接して中間メンバー2の摺動は停止する。
【0032】
次に、ロック部材9の保持部(嵌合突部)94が移動側メンバー3の被保持部(嵌合孔)7に嵌合し、同時に移動側メンバー3の後端面が固定側メンバー1の収納時ストッパー15に当接して停止し、移動側メンバー3は中間メンバー2に完全に収納され、中間メンバー2は固定側メンバー1に収納される。(図10に示す状態)
【0033】
尚、本発明のスライドレール100を左右共用にするため、第1、第2実施例では保持部94と被保持部7、及びストーッパー当接部93、93を上下に形成している
又、保持部94を移動側メンバー3の上折曲縁31の外方あるいは内方から、被保持部(嵌合孔)7に嵌合する構成としているが、一方が凸部、他方が凹部とした構成でもよい。
すなわち、移動側メンバー3とロック部材9の被保持部7と保持部94は互いに嵌合する被嵌合部と嵌合部であっても良い。
【0034】
次に、第3実施例を図12から図15に基づいて説明する。
第3実施例のロック部材9は、図12に示すように、中間メンバー2の基板20の後端部で移動側メンバー3の基板30側に回動自在に取り付ける為の取付孔90が先端部に形成された、上下折曲縁31、31間よりやや小さめの上下幅を有し、上下端部に移動側メンバー3の基板30方向に突出する上下案内突条910、910を有する取付脚部91と、移動側メンバー3が中間メンバー2に収納された時、取付脚部91の後端部に移動側メンバー3の基板30方向に突出して移動側メンバー3のストッパー凹部35の後端面が当接し、移動側メンバー3と共に、中間メンバー2を固定側メンバー1の収納方向に移動させる移動規制突部92と、移動規制突部92の裏面側(固定側メンバー1の基板10側)で、ストッパー部19よりやや大きい目の通過用間隙931を有して、固定側メンバー1の基板10方向に突出する上下2つのストッパー当接部93、93と、取付脚部91の上下案内突条910、910間を、移動側メンバー3の基板30側にストッパー凹部35と逆向きの弓形に、突出せしめた弾性係合部(保持部)94が、合成樹脂材にて一体に形成されている。 そして、弾性係合部(保持部)94に対応する移動側メンバー3の被保持部はストッパー凹部35が被係合部として兼用されている。
【0035】
第3実施例は、上記の如く構成され、移動側メンバー3と中間メンバー2が固定側メンバー1に完全に収納された状態から(図13、図15に示す状態)、機器類を引き出すと(移動側メンバー3を前方に摺動させると)、移動側メンバー3の被保持部(ストッパー凹部35、被係合部)7はロック部材9の保持部(弾性係合部)94の後方に係合しているので、中間メンバー2も移動側メンバー3と共に摺動し、やがて、ロック部材9の通過用間隙931がストッパー部19を通過する。
同時に、中間メンバー2の上下折曲縁21、21の後端部に形成されたリテーナ後ストッパー25、25が、固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当接して、中間メンバー2は固定側メンバー1に対し最大伸長状態となって停止する。
【0036】
さらに、機器類を引き出すと(移動側メンバー3を前方に摺動させると)、移動側メンバー3の被保持部(ストッパー凹部35、被係合部)7、が、ロック部材9の保持部(弾性係合部)94を、弾性に抗して、中間メンバー2の基板20側に押しやりつつ前方に摺動し、ロック部材9に対する移動側メンバー3の保持状態(係合状態)が解除される。
そして、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311がロック部材9の前側に位置すると、ロック部材9は自重によって、後端部が下方に回動し、上側のストッパー当接部93がストッパー部19の前側に位置し、下側のストッパー当接部93が中間メンバー2のリテーナ後ストッパー25の一部に当接してロック部材9の回動は停止する。
この状態で、中間メンバー2の後端部に設けられたロック部材9の上側のストッパー当接部93が、固定側メンバー1のストッパー部19に当接し、リテーナ後ストッパー25、25が、固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当接しているので、中間メンバー2は単独では摺動する事がなく、固定側メンバー1に対する最大伸長状態が維持される。
【0037】
さらに、移動側メンバー3が前方に摺動すると、移動側メンバー3に設けられた抜け止めストッパー部材が、前記案内部材5の係合突部に係合して停止し、中間メンバー2に対し最大伸長状態となり、移動側メンバー3、及び中間メンバー2は最も引き出された状態が維持され、不測に摺動する事がない。
そして、抜け止めストッパー部材のストッパー状態を解除する事で、移動側メンバー3は中間メンバー2より抜き出し可能、あるいは、収納方向に摺動可能となる。
【0038】
次に、抜け止めストッパー部材のストッパー状態を解除し、移動側メンバー3を中間メンバー2に対し、収納方向に摺動させていくと、中間メンバー2に移動側メンバー3がほぼ収納された状態で、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311が、ロック部材9の取付脚部91および下案内突条910の下面を上方に押しやって、ストッパー当接部93を上方に移動させ、ロック部材9の通過用間隙931をストッパー部19の前側に位置せしめる事で、中間メンバー2のロック状態を解除する。 この時、移動側メンバー3の摺動スピードに勢いがある場合は、ほぼ同時に、ロック部材9の保持部(弾性係合部)94を移動側メンバー3の被保持部(ストッパー凹部35、被係合部)7が弾性に抗して乗り越えて後方に係合し、さらに、ストッパー凹部35(被保持部、被係合部7)の後端面が移動側メンバー3の移動規制突部92に当接して、中間メンバー2を共に摺動させ、ロック部材9の後端面が固定側メンバー1の収納時ストッパー15に当接し、中間メンバー2は移動側メンバー1と共に固定側メンバー1に収納される。(図13に示す状態。)
【0039】
一方、機器類が緩やかに収納されると(移動側メンバー3が緩やかに摺動すると)、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311が、ロック部材9の取付脚部91の下面を上方に押しやって、ストッパー当接部93を上方に移動させ、ロック部材9の通過用間隙931をストッパー部19の前側に位置せしめる事で、中間メンバー2のロック状態を解除した状態で、移動側メンバー3の被保持部(ストッパー凹部35、被係合部)7の後面が、ロック部材9の保持部(弾性係合部)94に当接し、中間メンバー2は移動側メンバー3と共に摺動し、ロック部材9の通過用間隙931がストッパー部19を通過して、固定側メンバー1に収納されて、やがて、ロック部材9の後端面が固定側メンバー1の収納時ストッパー15に当接し中間メンバー2の摺動は停止する。
【0040】
次に、ロック部材9の保持部(弾性係合部)94を移動側メンバー3の被保持部(ストッパー凹部35、被係合部)7が弾性に抗して乗り越えて後方に係合し、同時にストッパー凹部35(被保持部、被係合部7)の後端面がロック部材9の移動規制突部92に当接して、移動側メンバー3は中間メンバー2に完全収納され、中間メンバー2は固定側メンバー1に収納される。(図13に示す状態。)
【0041】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ロック部材に、取付脚部と移動規制突部と通過用間隙とストッパー当接部と保持部を合成樹脂材にて一体に形成しているので、部材点数が少なく、構造が簡単で、故障が少なく、取付も容易で、安価に製作出来る。
【0043】
請求項に記載の発明によれば、前記効果に加え、被保持部を嵌合孔となし、保持部を嵌合孔に嵌合する嵌合突部としているので、構造が簡単で安価に製造出来る。
【0044】
請求項に記載の発明によれば、上記効果に加え、被保持部は、移動側メンバーの基板の後端部に形成され、移動側メンバーが中間メンバーに収納収納された時、移動側突部に当接するストッパー凹部よりなり、保持部は、ストッパー凹部と逆向きの弓形に移動側メンバーの基板側に突出せしめた弾性係合部より構成されているので、ロック部材をコンパクトに成形でき、材料費のコストダウンが計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のスライドレールの斜視図
【図2】 図1のA−A線拡大断面図
【図3】 第1実施例のロック部材の斜視図
【図4】 第1実施例の中間メンバーのロック状態の正面図
【図5】 第1実施例の中間メンバーのロック解除状態の正面図
【図6】 第1実施例の移動側レールと中間レールが固定側レールに収納された状態
の要部断面図
【図7】 図6のB−B線要部断面図
【図8】 図7のC−C線要部断面図
【図9】 第2実施例のロック部材の斜視図
【図10】 第2実施例の移動側レールと中間レールが固定側レールに収納された状態
の要部断面図
【図11】 図10のDーD線要部断面図
【図12】 第3実施例のロック部材の斜視図
【図13】 第3実施例の移動側レールと中間レールが固定側レールに収納された状態
の要部断面図
【図14】 図13のEーE線要部断面図
【図15】 図14のFーF線要部断面図
【符号の説明】
1 固定側メンバー
10 基板
11 折曲縁
19 ストッパー部
100 スライドレール
2 中間メンバー
20 基板
21 折曲縁
3 移動側メンバー
30 基板
31 折曲縁
311 ロック解除部
35 ストッパー凹部
7 被保持部(被嵌合部、嵌合孔、被係合部 ストッパー
凹部)
9 ロック部材
93 ストッパー当接部
94 保持部(嵌合部、嵌合突部、弾性係合部)

Claims (3)

  1. 固定側メンバーと、固定側メンバーに摺動自在に保持された中間メンバーと、中間メンバーに摺動自在に保持された移動側メンバーと、中間メンバーが固定側メンバーに対し最大引き出され、かつ、移動側メンバーが中間メンバーに対し所定距離引き出された状態で、中間メンバーを固定側メンバーにロック状態となすロック部材が中間メンバーに設けられたスライドレールにおいて、ロック部材は、中間メンバーの基板の後端部に前端部が回動自在に連結される、移動側メンバーの上下折曲縁間よりやや小さめの上下幅を有する取付脚部と、取付脚部の後端部に移動側メンバー方向に突出して移動側メンバーが中間メンバーに収納された時、移動側メンバーの基板の後端面が当接し、移動側メンバーと共に中間メンバーを固定側メンバーの収納方向に移動させる移動規制突部と、固定側メンバーの基板に形成されたストッパー部よりやや大きい目の通過用間隙を有し、移動規制突部の裏面側で固定側メンバーの基板方向に突出する上下2つのストッパー当接部と、移動側メンバーの後端部に形成された被保持部を保持する保持部が合成樹脂材にて一体に形成され、中間メンバーに移動側メンバーが収納された状態で、移動側メンバーの下折曲縁がロック部材の取付脚部の下面を上方に押しやって、通過用間隙をストッパー部の前側に位置せしめる事で、中間メンバーのロック状態を解除する事を特徴とするスライドレール。
  2. 被保持部は、移動側メンバーの上下折曲縁の後端部に形成された嵌合孔よりなり、保持部は嵌合孔に嵌合する嵌合突部より構成されている事を特徴とする請求項1に記載のスライドレール。
  3. 被保持部は、移動側メンバーの基板の後端部に形成され、移動側メンバーが中間メンバーに収納された時、移動規制突部に当接するストッパー凹部よりなり、保持部は、ストッパー凹部と逆向きの弓形に移動側メンバーの基板側に突出せしめた弾性係合部より構成されている事を特徴とする請求項1に記載のスライドレール。
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