JP2003199637A - スライドレール - Google Patents

スライドレール

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JP2003199637A
JP2003199637A JP2002001056A JP2002001056A JP2003199637A JP 2003199637 A JP2003199637 A JP 2003199637A JP 2002001056 A JP2002001056 A JP 2002001056A JP 2002001056 A JP2002001056 A JP 2002001056A JP 2003199637 A JP2003199637 A JP 2003199637A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、機器類の荷重が定められた状態で
負荷され、スムーズな摺動が維持されるスライドレール
に関するものであり、機器類が引き出されると、まず、
中間メンバーが移動側メンバーを収納した状態で摺動し
て、固定側メンバーに対し最大伸長状態となり、次に、
中間メンバーに対し移動側メンバーが摺動して最大伸長
状態となり、収納する時は、その逆となるスライドレー
ルを提供する事を目的とする。 【構成】 固定側メンバーと、中間メンバーと、移動側
メンバーと、ロック部材が中間メンバーに設けられたス
ライドレールにおいて、中間メンバーのロック状態で、
移動側メンバーが中間メンバーの所定位置まで収納され
た時、移動メンバーが、中間メンバーと固定側メンバー
のロック状態を解除し、さらに、移動側メンバーが前記
ロック部材に保持される事を特徴とするスライドレー
ル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、電子機器類等に
取り付けられ。機器類が枠体に引き出されたり、あるい
は、収納される際、所定の順序に従って各部が摺動し、
機器類の荷重が定められた状態で負荷され、スムーズな
摺動が維持されるスライドレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来のスライドレールは断面略C字形
の固定側メンバーと、固定側メンバーに摺動自在となし
た断面略C字形の中間メンバーと、中間メンバーに摺動
自在となした断面略C字形の移動側メンバーと、上記各
メンバー間でボールを回転自在に保持するボールリテー
ナー等から構成されるスライドレールは、各メンバーの
最大伸長状態で停止させるストッパーが各メンバー間に
形成されているだけであった。
【0003】この為、機器類が引き出されると、中間メ
ンバーが固定側メンバーに保持された状態で、移動側メ
ンバーが中間メンバーに対し所定位置まで引き出され、
次に、移動側メンバーが中間メンバーの前方に突出した
状態で、中間メンバーが固定側メンバーの前方に摺動す
る場合があった。この時、機器類の荷重が前方に突出し
た移動側メンバーに負荷された状態で、中間メンバーが
前方に移動するので、中間メンバーに対する機器類の荷
重の負荷状態が異常となり、中間メンバーが固定側メン
バーに対しスムーズに摺動しないという欠点があった。
【0004】又、中間メンバーと移動側メンバーが引き
出された状態から、機器類が収納される場合(移動側メ
ンバーが収納される場合)も、機器類の荷重が前方に突
出した移動側メンバーに負荷された状態で、中間メンバ
ーが固定側メンバーに収納される場合があり、中間メン
バーに対する機器類の荷重の負荷状態が異常となり、中
間メンバーが固定側メンバーに対しスムーズに摺動しな
いという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みてなされたものであり、機器類の荷重が負荷されてい
る個所のメンバーが常に順序よく移動する事、すなわ
ち、機器類が引き出されると、まず、中間メンバーが移
動側メンバーを収納した状態で摺動して、固定側メンバ
ーに対し最大伸長状態となり、次に、中間メンバーに対
し移動側メンバーが摺動して最大伸長状態となり、収納
する時は、移動側メンバーが中間メンバーに収納された
のち、中間メンバーが移動側メンバーを収納した状態で
固定側メンバーに順次収納されるスライドレールを提供
する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】そこで、上記課題を解決す
る為、本発明の第1の手段として構成したところは、固
定側メンバーと、固定側メンバーに摺動自在に保持され
た中間メンバーと、中間メンバーに摺動自在に保持され
た移動側メンバーと、中間メンバーが固定側メンバーに
対し最大引き出され、かつ、移動側メンバーが中間メン
バーに対し所定距離引き出された状態で、中間メンバー
を固定側メンバーにロック状態となすロック部材が中間
メンバーに設けられたスライドレールにおいて、中間メ
ンバーのロック状態で、移動側メンバーが中間メンバー
の所定位置まで収納された時、移動メンバーが、中間メ
ンバーと固定側メンバーのロック状態を解除し、さら
に、移動側メンバーが前記ロック部材に保持されるもの
である。
【0007】次に、本発明が第2の手段として構成した
ところは、固定側メンバーと、固定側メンバーに摺動自
在に保持された中間メンバーと、中間メンバーに摺動自
在に保持された移動側メンバーと、中間メンバーが固定
側メンバーに対し最大引き出され、かつ、移動側メンバ
ーが中間メンバーに対し所定距離引き出された状態で、
中間メンバーを固定側メンバーにロック状態となすロッ
ク部材が中間メンバーに設けられたスライドレールにお
いて、移動側メンバーは、中間メンバーに所定位置まで
収納されて、中間メンバーと固定側メンバーのロック状
態を解除するロック解除機能を有し、ロック部材はロッ
ク状態が解除された姿勢で、移動側メンバー保持機能を
有するものである。
【0008】次に、本発明が第3の手段として構成した
ところは、ロック部材は、固定側メンバーに設けられた
スツトパー部に当接するストッパー当接部と移動側メン
バーを保持する保持部を有し、移動側メンバーは、ロッ
ク部材のロック解除部と、ロック部材の保持部に対応す
る被保持部を有するものである。
【0009】次に、本発明が第4の手段として構成した
ところは、ロック部材は、ストッパー当接部がストッパ
ー部に当接する位置と当接しない位置に変移可能で、か
つ、常にストッパー当接部が、ストッパー部に当接する
位置に変移するよう中間メンバーの後端部に保持され、
ロック解除部は移動側メンバーの後端部を兼用し、中間
メンバーに収納される時、ストッパー当接部がストッパ
ー部に当接しない位置に変移させ、被保持部は、移動側
メンバーの後端部に形成された被嵌合部より構成され、
保持部は、被嵌合部に嵌合する嵌合部より構成されてい
るものである。
【0010】次に、本発明が第5の手段として構成した
ところは、ロック部材は、ストッパー当接部がストッパ
ー部に当接する位置と当接しない位置に変移可能で、か
つ、常にストッパー当接部が、ストッパー部に当接する
位置に変移するよう中間メンバーの後端部に回動自在に
保持され、ロック解除部は移動側メンバーの折曲縁の後
端部を兼用し、中間メンバーに収納される時、ストッパ
ー当接部がストッパー部に当接しない位置に変移させ、
被保持部は、移動側メンバーの基板の後端部に形成され
た嵌合孔より構成され、保持部は、嵌合孔に嵌合する嵌
合突部より構成されているものである。
【0011】次に、本発明が第6の手段として構成した
ところは、ロック部材は、ストッパー当接部がストッパ
ー部に当接する位置と当接しない位置に変移可能で、か
つ、常にストッパー当接部が、ストッパー部に当接する
位置に変移するよう中間メンバーの後端部に回動自在に
保持され、ロック解除部は移動側メンバーの折曲縁の後
端部を兼用し、中間メンバーに収納される時、ストッパ
ー当接部がストッパー部に当接しない位置に変移させ、
被保持部は、移動側メンバーの基板の後端部に形成され
た被係合部より構成され、保持部は、被係合部に弾性的
に係合する弾性係合部より構成されているものである。
【0012】
【実施例】以下、第1実施例を図面に基づいて説明す
る。図1〜図3において、符号100は第1実施例のス
ライドレールを示し、スライドレール100は、第1〜
第3実施例とも、固定側メンバー1と、固定側メンバー
1に摺動自在に保持された中間メンバー2と、中間メン
バー2にボールリテーナー4に回転自在に保持されたボ
ール44・・・を介して摺動自在に保持された移動側メ
ンバー3より構成されている。
【0013】すなわち、固定側メンバー1は、基板10
と、上下折曲縁11、11よりチャンネル型に形成さ
れ、固定側メンバー1のほぼ半分程度の長さとなした合
成樹脂製のリテーナー12・・・に回転自在に保持さ
れ、かつ、上下折曲縁11、11内面と中間メンバー2
の外面間に位置する複数個のボール13・・・を介し
て、中間メンバー2を摺動自在に保持している。そし
て、固定側メンバー1の基板10の後端部には、中間メ
ンバー2の収納時ストッパー15が形成され、基板10
の前端部には前記リテーナー12の引出し方向への移動
範囲を規制するリテーナ前ストッパー16が形成され、
基板10の中間部には中間メンバーの基板20方向に突
出するストッパー部19が形成されている。
【0014】中間メンバー2は、固定側メンバー1とほ
ぼ同長で、基板20と上下折曲縁21、21より固定側
メンバー1と同方向の略チャンネル型に形成され、上下
折曲縁21、21の外面に、摺動方向に渡って前記ボー
ル13・・・が転動する外面側ボール摺動溝22、22
を有し、上下折曲縁21、21の内面に、摺動方向に渡
ってボール44・・・が転動するボール摺動溝23、2
3を有している。 そして、上下折曲縁21、21の後
端部には、中間メンバー2の最大引出し時に、前端部が
前記固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に当
接したリテーナー12の後端に当接して、中間メンバー
2の最大引出し量を規制するリテーナ後ストッパー2
5、25が形成され、基板20の後部所定位置に、移動
側メンバー3が最大収納状態となった時、ボールリテー
ナー4の後端部が当接するボールリテーナ後端ストッパ
ー(図示せず。)が形成され、基板20の後端部には前
記固定側メンバー1のストッパー部19に対応して後端
部が基板20の後端部外方に突出してロック部材9が取
付られ、基板20前端部には案内部材5が設けられてい
る。
【0015】移動側メンバー3は、固定側メンバー1と
ほぼ同長に形成され、ボールリテーナー4に保持された
ボール44・・・を介して摺動自在な大きさで、金属製
の細条板の短手両端部を外向き円弧状に折り曲げて形成
された、外面長手方向にボール44・・の摺動面33、
33を有する上下折曲縁31、31と基板30より断面
略C字型に形成されている。そして、基板30の後端部
にはストッパー凹部35が形成されると共に、内面所定
位置に抜け止めストッパー部材(図示せず。)が設けら
れ、中間メンバー2に対し、引出し方向に摺動し、最大
引出し位置に達した状態で、抜け止めストッパー部材が
前記案内部材5の一部に係合して停止し、その後、拭け
止めストッパー部材のストッパー状態を解除する事で、
中間メンバー2より抜き出し可能、あるいは、装着可能
となっている。
【0016】ボールリテーナー4は、帯状金属板にて中
間メンバー2の半分程度の長さとし、前記中間メンバー
2と移動側メンバー3の基板20、30間に挿入可能な
大きさのコ字形基板40と、コ字形基板40の両端部よ
りL字形に突出し、中間メンバー2と移動側メンバー3
の各上下折曲縁21、21、31、31間に位置する上
下突出縁41、41より断面略コ字形に形成され、上下
突出縁41、41の摺動方向に複数個のボール44・・
・を回転自在に保持している。そして、移動側メンバー
3が最大引出し位置に達した状態で、前記案内部材5に
前端部が当接し、移動側メンバー3が中間メンバー2よ
り前方に引き出された状態で、案内部材5に保持され
る。
【0017】案内部材5は、中間メンバー2の基板20
の前端部に位置する取付基板と、中間メンバー2の上下
のボール摺動溝23、23、と移動側メンバー3のボー
ル44の摺動面33、33間に位置する案内突部と、取
付基板の後端部に位置するリテーナー保持部と、前記抜
け止めストッパー部材が係合する係合突部等より、合成
樹脂材にて一体に形成されている。
【0018】第1実施例のロック部材9は、図3に示す
ように、中間メンバー2の基板20の後端部で移動側メ
ンバー3の基板30側に回動自在に取り付ける為の取付
孔90が先端部に形成され、上下折曲縁31、31間よ
りやや小さめの上下幅を有し、上下端部に移動側メンバ
ー3の基板30方向に突出する上下案内突条910、9
10を有する取付脚部91と、移動側メンバー3が中間
メンバー2に収納された時、取付脚部91の後端部に移
動側メンバー3方向に突出して、移動側メンバー3のス
トッパー凹部35の後端面が当接し、移動側メンバー3
と共に、中間メンバー2を固定側メンバー1の収納方向
に移動させる、弾性用間隙921にて上下に 2つ割に形
成された移動規制突部92と、移動規制突部92の裏面
側(固定側メンバー1の基板10側)で、ストッパー部
19よりやや大きい目の通過用間隙931を有して、固
定側メンバー1の基板10方向に突出する上下2つのス
トッパー当接部93、93と、ストッパ当接部93、9
3の固定側メンバー1の上下折曲縁11、11方向に突
出して、移動側メンバー3の上下折曲縁31、31の外
方から、移動側メンバー3の折曲縁31、31の後端部
に形成された被保持部7を保持する保持部94、94
が、合成樹脂材にて一体に形成されている。
【0019】尚、第1実施例の被保持部7、7は移動側
メンバー3の上下折曲縁31、31の後端部に嵌合孔を
形成することにより構成され、第1実施例の保持部9
4、94は嵌合孔(被保持部7、7)に嵌合する内向き
に突出する嵌合突部を形成する事により構成されてい
る。嵌合突部(保持部)94、94は、弾性用間隙92
1にて上下方向に適度に変移可能となし、先端部に案内
傾斜面941が形成されている。
【0020】第1実施例は、上記の如く構成され、移動
側メンバー3と中間メンバー2が固定側メンバー1に完
全に収納された状態から(図6、図7、図8に示す状
態)、機器類を引き出すと(移動側メンバー3を前方に
摺動させると)、移動側メンバー3の被保持部(嵌合
孔)7、7はロック部材9の保持部(嵌合突部)94、
94に保持されているので、中間メンバー2も移動側メ
ンバー3と共に摺動し、やがて、ロック部材9の通過用
間隙931がストッパー部19を通過する。同時に、中
間メンバー2の上下折曲縁21、21の後端部に形成さ
れたリテーナ後ストッパー25、25が、固定側メンバ
ー1のリテーナ前ストッパー16に当接したリテーナー
12の後端に当接して、中間メンバー2は固定側メンバ
ー1に対し最大伸長状態となって停止する。
【0021】次に、なおも機器類を引き出すと(移動側
メンバー3を前方に摺動させると)、移動側メンバー3
の被保持部(嵌合孔)7、7が、ロック部材9の保持部
(嵌合突部)94、94を、弾性用間隙921の作用に
て外方に押しやりつつ前方に摺動し、移動側メンバー3
に対するロック部材9の保持状態が解除される。 そし
て、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック
解除部311)がロック部材9の前側に位置すると、ロ
ック部材9は自重によって、後端部が下方に回動し、上
側のストッパー当接部93がストッパー部19の前側に
位置し、下側のストッパー当接部93の下端が中間メン
バー2のリテーナ後ストッパー25の一部に当接してロ
ック部材9の回動は停止する。この状態で、中間メンバ
ー2の後端部に設けられたロック部材9が、固定側メン
バー1のストッパー部19に当接し、リテーナ後ストッ
パー25、25の前端部が、固定側メンバー1のリテー
ナ前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に
当接しているので、中間メンバー2は単独では摺動する
事がなく、固定側メンバー1に対する最大伸長状態が維
持される。(図4に示す状態。)
【0022】さらに、移動側メンバー3が前方に摺動す
ると、移動側メンバー3に設けられた抜け止めストッパ
ー部材が、前記案内部材5の係合突部に係合して停止
し、中間メンバー2に対し最大伸長状態となり、移動側
メンバー3、及び中間メンバー2は最も引き出された状
態が維持され、不測に摺動する事がない。そして、抜け
止めストッパー部材のストッパー状態を解除する事で、
移動側メンバー3は中間メンバー2より抜き出し可能、
あるいは、収納方向に摺動可能となる。
【0023】次に、抜け止めストッパー部材のストッパ
ー状態を解除し、移動側メンバー3を中間メンバー2に
対し、収納方向に摺動させていくと、中間メンバー2に
移動側メンバー3がほぼ収納された状態で、移動側メン
バー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311
が、ロック部材9の取付脚部91および下案内突条91
0の下面を上方に押しやって、ストッパー当接部93を
上方に移動させ、ロック部材9の通過用間隙931をス
トッパー部19の前側に位置せしめる事で、中間メンバ
ー2のロック状態を解除する。(図5に示す状態。) この時、移動側メンバー3の摺動スピードに勢いがある
場合は、ほぼ同時に、移動側メンバー3の被保持部(嵌
合孔)7がロック部材9の保持部(嵌合突部)94に嵌
合し、さらに、ストッパー凹部35の後端面がロック部
材9の移動規制突部92に当接して、中間メンバー2を
共に摺動させ、固定側メンバー1に中間メンバーを収納
させる。(図6に示す状態。)
【0024】一方、機器類が緩やかに収納されると(移
動側メンバー3が緩やかに摺動すると)、移動側メンバ
ー3の下折曲縁31の後端縁が、ロック部材9の取付脚
部91の下面を上方に押しやって、ストッパー当接部9
3を上方に移動させ、ロック部材9の通過用間隙931
をストッパー部19の前側に位置せしめる事で、中間メ
ンバー2のロック状態を解除した状態(図5に示す状
態)で、中間メンバー2は移動側メンバー3と共に、ロ
ック部材9の通過用間隙931がストッパー部19を通
過して、固定側メンバー1に収納され、やがて、ロック
部材9の後端面が固定側メンバー1の収納時ストッパー
15に当接し、中間メンバー2の摺動は停止し、次に、
移動側メンバー3の被保持部(嵌合孔)7がロック部材
9の保持部(嵌合突部)94に嵌合し、同時に、移動側
メンバー3のストッパー凹部35の後端面がロック部材
9の移動規制突部92に当接すると共に、上下折曲縁3
1、31の後端面が固定側メンバー1の収納時ストッパ
ー15に当接して停止し、移動側メンバー3は中間メン
バー2に収納され、中間メンバー2は固定側メンバー1
に収納される。(図6、図7、図8に示す状態)
【0025】次に、第2実施例を図9から図11に基づ
いて説明する。第2実施例のロック部材9は、図9に示
すように、中間メンバー2の基板20の後端部で移動側
メンバー3の基板30側に回動自在に取り付ける為の取
付孔90が先端部に形成された、上下折曲縁31、31
間よりやや小さめの上下幅を有し、上下端部に移動側メ
ンバー3の基板30方向に突出する上下案内突条91
0、910を有する取付脚部91と、移動側メンバー3
が中間メンバー2に収納された時、取付脚部91の後端
部に移動側メンバー3の基板30方向に突出して、移動
側メンバー3のストッパー凹部35の後端面が当接し、
移動側メンバー3と共に、中間メンバー2を固定側メン
バー1の収納方向に移動させる、弾性用間隙921にて
上下に 2つ割に形成された移動規制突部92、92と、
移動規制突部92、92の裏面側(固定側メンバー1の
基板10側)で、ストッパー部19よりやや大きい目の
通過用間隙931を有して、固定側メンバー1の基板1
0方向に突出する上下2つのストッパー当接部93、9
3と、上下案内突条910、910の後端部上下面に固
定側メンバー1の上下折曲縁11、11方向に突出し
て、移動側メンバー3の上下折曲縁31、31の内方か
ら、移動側メンバー3の後端部に形成された被保持部7
を保持する保持部94、94が、合成樹脂材にて一体に
形成されている。
【0026】尚、第2実施例の被保持部7、7は移動側
メンバー3の上下折曲縁31、31の後端部に嵌合孔を
形成することにより構成され、第2実施例の保持部9
4、94は嵌合孔(被保持部7、7)に嵌合する外向き
に突出する嵌合突部を形成する事により構成されてい
る。嵌合突部(保持部)94、94は、弾性用間隙92
1にて上下方向に適度に変移可能となし、先端部に案内
傾斜面941が形成されている。第2実施例は、上記の
如く構成され、移動側メンバー3と中間メンバー2が固
定側メンバー1に完全に収納された状態から(図10に
示す状態)、機器類を引き出すと(移動側メンバー3を
前方に摺動させると)、第1実施例同様、移動側メンバ
ー3の被保持部(嵌合孔)7、7はロック部材9の保持
部(嵌合突部)94、94に保持されているので、中間
メンバー2も移動側メンバー3と共に摺動し、やがて、
ロック部材9の通過用間隙931がストッパー部19を
通過する。
【0027】同時に、中間メンバー2の上下折曲縁2
1、21の後端部に形成されたリテーナ後ストッパー2
5、25が、固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー
16に当接したリテーナー12の後端に当接して、中間
メンバー2は固定側メンバー1に対し最大伸長状態とな
って停止する。
【0028】さらに、機器類を引き出すと(移動側メン
バー3を前方に摺動させると)、移動側メンバー3の嵌
合孔(被保持部)7、7が、ロック部材9の保持部(嵌
合突部)94、94を、弾性用間隙921の作用にて内
方に押しやりつつ前方に摺動し、移動側メンバー3に対
するロック部材9の保持状態が解除される。 そして、
移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除
部)311がロック部材9の前側に位置すると、ロック
部材9は自重によって、後端部が下方に回動し、上側の
ストッパー当接部93がストッパー部19の前側に位置
し、下側のストッパー当接部93の下端が中間メンバー
2のリテーナ後ストッパー25の一部に当接してロック
部材9の回動は停止する。この状態で、中間メンバー2
の後端部に設けられたロック部材9が、固定側メンバー
1のストッパー部19に当接し、リテーナ後ストッパー
25、25の前端部が、固定側メンバー1のリテーナ前
ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当接
しているので、中間メンバー2は単独では摺動する事が
なく、固定側メンバー1に対する最大伸長状態が維持さ
れる。
【0029】さらに、機器類が引き出されると(移動側
メンバー3が前方に摺動すると)、移動側メンバー3に
設けられた抜け止めストッパー部材が、前記案内部材5
の係合突部に係合して停止し、移動側メンバー3は中間
メンバー2に対し最大伸長状態となり、移動側メンバー
3、及び中間メンバー2は最も引き出された状態で維持
され、不測に摺動する事がない。そして、抜け止めスト
ッパー部材のストッパー状態を解除する事で、移動側メ
ンバー3は中間メンバー2より抜き出し可能、あるい
は、収納方向に摺動可能となる。
【0030】次に、抜け止めストッパー部材のストッパ
ー状態を解除し、移動側メンバー3を中間メンバー2に
対し、収納方向に摺動すると、中間メンバー2に移動側
メンバー3がほぼ収納された状態で、移動側メンバー3
の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311が、ロ
ック部材9の取付脚部91および下案内突条910の下
面を上方に押しやって、ストッパー当接部93を上方に
移動させ、ロック部材9の通過用間隙931をストッパ
ー部19の前側に位置せしめる事で、中間メンバー2の
ロック状態を解除する。この時、移動側メンバー3の摺
動スピードに勢いがある場合は、ほぼ同時に、ロック部
材9の保持部(嵌合突部)94が移動側メンバー3の被
保持部(嵌合孔)7に嵌合し、さらに、ストッパー凹部
35の後端面が移動側メンバー3の移動規制突部92に
当接して、中間メンバー2と共に摺動し、固定側メンバ
ー1に収納される。(図10に示す状態。)
【0031】一方、機器類が緩やかに収納されると(移
動側メンバー3が緩やかに摺動すると)、移動側メンバ
ー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311
が、ロック部材9の取付脚部91の下面を上方に押しや
って、ストッパー当接部93を上方に移動させ、ロック
部材9の通過用間隙931をストッパー部19の前側に
位置せしめる事で、中間メンバー2のロック状態を解除
し、中間メンバー2は移動側メンバー3と共に、ロック
部材9の通過用間隙931がストッパー部19を通過し
て、固定側メンバー1に収納されて、ロック部材9の後
端面が固定側メンバー1の収納時ストッパー15に当接
して中間メンバー2の摺動は停止する。
【0032】次に、ロック部材9の保持部(嵌合突部)
94が移動側メンバー3の被保持部(嵌合孔)7に嵌合
し、同時に移動側メンバー3の後端面が固定側メンバー
1の収納時ストッパー15に当接して停止し、移動側メ
ンバー3は中間メンバー2に完全に収納され、中間メン
バー2は固定側メンバー1に収納される。(図10に示
す状態)
【0033】尚、本発明のスライドレール100を左右
共用にするため、第1、第2実施例では保持部94と被
保持部7、及びストーッパー当接部93、93を上下に
形成しているが、上部にのみ設けてもその機能は達成さ
れる。又、保持部94を移動側メンバー3の上折曲縁3
1の外方あるいは内方から、被保持部(嵌合孔)7に嵌
合する構成としているが、一方が凸部、他方が凹部とし
た構成でもよい。すなわち、移動側メンバー3とロック
部材9の被保持部7と保持部94は互いに嵌合する被嵌
合部と嵌合部であっても良い。
【0034】次に、第3実施例を図12から図15に基
づいて説明する。第3実施例のロック部材9は、図12
に示すように、中間メンバー2の基板20の後端部で移
動側メンバー3の基板30側に回動自在に取り付ける為
の取付孔90が先端部に形成された、上下折曲縁31、
31間よりやや小さめの上下幅を有し、上下端部に移動
側メンバー3の基板30方向に突出する上下案内突条9
10、910を有する取付脚部91と、移動側メンバー
3が中間メンバー2に収納された時、取付脚部91の後
端部に移動側メンバー3の基板30方向に突出して移動
側メンバー3のストッパー凹部35の後端面が当接し、
移動側メンバー3と共に、中間メンバー2を固定側メン
バー1の収納方向に移動させる移動規制突部92と、移
動規制突部92の裏面側(固定側メンバー1の基板10
側)で、ストッパー部19よりやや大きい目の通過用間
隙931を有して、固定側メンバー1の基板10方向に
突出する上下2つのストッパー当接部93、93と、取
付脚部91の上下案内突条910、910間を、移動側
メンバー3の基板30側にストッパー凹部35と逆向き
の弓形に、突出せしめた弾性係合部(保持部)94が、
合成樹脂材にて一体に形成されている。 そして、弾性
係合部(保持部)94に対応する移動側メンバー3の被
保持部はストッパー凹部35が被係合部として兼用され
ている。
【0035】第3実施例は、上記の如く構成され、移動
側メンバー3と中間メンバー2が固定側メンバー1に完
全に収納された状態から(図13、図15に示す状
態)、機器類を引き出すと(移動側メンバー3を前方に
摺動させると)、移動側メンバー3の被保持部(ストッ
パー凹部35、被係合部)7はロック部材9の保持部
(弾性係合部)94の後方に係合しているので、中間メ
ンバー2も移動側メンバー3と共に摺動し、やがて、ロ
ック部材9の通過用間隙931がストッパー部19を通
過する。同時に、中間メンバー2の上下折曲縁21、2
1の後端部に形成されたリテーナ後ストッパー25、2
5が、固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に
当接したリテーナー12の後端に当接して、中間メンバ
ー2は固定側メンバー1に対し最大伸長状態となって停
止する。
【0036】さらに、機器類を引き出すと(移動側メン
バー3を前方に摺動させると)、移動側メンバー3の被
保持部(ストッパー凹部35、被係合部)7、が、ロッ
ク部材9の保持部(弾性係合部)94を、弾性に抗し
て、中間メンバー2の基板20側に押しやりつつ前方に
摺動し、ロック部材9に対する移動側メンバー3の保持
状態(係合状態)が解除される。そして、移動側メンバ
ー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311が
ロック部材9の前側に位置すると、ロック部材9は自重
によって、後端部が下方に回動し、上側のストッパー当
接部93がストッパー部19の前側に位置し、下側のス
トッパー当接部93が中間メンバー2のリテーナ後スト
ッパー25の一部に当接してロック部材9の回動は停止
する。この状態で、中間メンバー2の後端部に設けられ
たロック部材9の上側のストッパー当接部93が、固定
側メンバー1のストッパー部19に当接し、リテーナ後
ストッパー25、25が、固定側メンバー1のリテーナ
前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当
接しているので、中間メンバー2は単独では摺動する事
がなく、固定側メンバー1に対する最大伸長状態が維持
される。
【0037】さらに、移動側メンバー3が前方に摺動す
ると、移動側メンバー3に設けられた抜け止めストッパ
ー部材が、前記案内部材5の係合突部に係合して停止
し、中間メンバー2に対し最大伸長状態となり、移動側
メンバー3、及び中間メンバー2は最も引き出された状
態が維持され、不測に摺動する事がない。そして、抜け
止めストッパー部材のストッパー状態を解除する事で、
移動側メンバー3は中間メンバー2より抜き出し可能、
あるいは、収納方向に摺動可能となる。
【0038】次に、抜け止めストッパー部材のストッパ
ー状態を解除し、移動側メンバー3を中間メンバー2に
対し、収納方向に摺動させていくと、中間メンバー2に
移動側メンバー3がほぼ収納された状態で、移動側メン
バー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311
が、ロック部材9の取付脚部91および下案内突条91
0の下面を上方に押しやって、ストッパー当接部93を
上方に移動させ、ロック部材9の通過用間隙931をス
トッパー部19の前側に位置せしめる事で、中間メンバ
ー2のロック状態を解除する。この時、移動側メンバー
3の摺動スピードに勢いがある場合は、ほぼ同時に、ロ
ック部材9の保持部(弾性係合部)94を移動側メンバ
ー3の被保持部(ストッパー凹部35、被係合部)7が
弾性に抗して乗り越えて後方に係合し、さらに、ストッ
パー凹部35(被保持部、被係合部7)の後端面が移動
側メンバー3の移動規制突部92に当接して、中間メン
バー2を共に摺動させ、ロック部材9の後端面が固定側
メンバー1の収納時ストッパー15に当接し、中間メン
バー2は移動側メンバー1と共に固定側メンバー1に収
納される。(図13に示す状態。)
【0039】一方、機器類が緩やかに収納されると(移
動側メンバー3が緩やかに摺動すると)、移動側メンバ
ー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311
が、ロック部材9の取付脚部91の下面を上方に押しや
って、ストッパー当接部93を上方に移動させ、ロック
部材9の通過用間隙931をストッパー部19の前側に
位置せしめる事で、中間メンバー2のロック状態を解除
した状態で、移動側メンバー3の被保持部(ストッパー
凹部35、被係合部)7の後面が、ロック部材9の保持
部(弾性係合部)94に当接し、中間メンバー2は移動
側メンバー3と共に摺動し、ロック部材9の通過用間隙
931がストッパー部19を通過して、固定側メンバー
1に収納されて、やがて、ロック部材9の後端面が固定
側メンバー1の収納時ストッパー15に当接し中間メン
バー2の摺動は停止する。
【0040】次に、ロック部材9の保持部(弾性係合
部)94を移動側メンバー3の被保持部(ストッパー凹
部35、被係合部)7が弾性に抗して乗り越えて後方に
係合し、同時にストッパー凹部35(被保持部、被係合
部7)の後端面がロック部材9の移動規制突部92に当
接して、移動側メンバー3は中間メンバー2に完全収納
され、中間メンバー2は固定側メンバー1に収納され
る。(図13に示す状態
【0041】
【発明の効果】請求項1、及び請求項2に記載の発明に
よれば、移動側メンバーに中間メンバーと固定側メンバ
ーのロック解除機能を設け、ロック部材に移動側メンバ
ーの保持機能を設けているので、各メンバーに異常な負
荷が発生せず、中間メンバーと移動側メンバーは所定の
順序で確実に摺動するだけでなく、部材点数が少なくて
すみ安価に製作できる。
【0042】請求項3に記載の発明によれば、前記効果
に加え、ロック部材は、固定側メンバーに設けられたス
ツトパー部に当接するストッパー当接部と移動側メンバ
ーを保持する保持部を有し、移動側メンバーは、ロック
部材のロック解除部と、ロック部材の保持部に対応する
被保持部を有するだけであるから、構造が簡単で、故障
が少なく、取付も容易で、安価に製作出来る。
【0043】請求項4、5の記載の発明によれば、前記
効果に加え、保持部を嵌合部あるいは嵌合突部となし、
被保持部を被嵌合部あるいは嵌合孔としているので、構
造が簡単で安価に製造出来る。
【0044】請求項6に記載の発明によれば、上記効果
に加え、被保持部は、移動側メンバーの基板の後端部に
形成された被係合部より構成され、保持部は、被係合部
に弾性的に係合する弾性係合部より構成されているの
で、ロック部材をコンパクトに成形でき、材料費のコス
トダウンが計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のスライドレールの斜視図
【図2】図1のA−A線拡大断面図
【図3】第1実施例のロック部材の斜視図
【図4】第1実施例の中間メンバーのロック状態の正面
【図5】第1実施例の中間メンバーのロック解除状態の
正面図
【図6】第1実施例の移動側レールと中間レールが固定
側レールに収納された状態の要部断面図
【図7】図6のB−B線要部断面図
【図8】図7のC−C線要部断面図
【図9】第2実施例のロック部材の斜視図
【図10】第2実施例の移動側レールと中間レールが固
定側レールに収納された状態の要部断面図
【図11】図10のDーD線要部断面図
【図12】第3実施例のロック部材の斜視図
【図13】第3実施例の移動側レールと中間レールが固
定側レールに収納された状態の要部断面図
【図14】図13のEーE線要部断面図
【図15】図14のFーF線要部断面図
【符号の説明】
1 固定側メンバー 10 基板 11 折曲縁 19 ストッパー部 100 スライドレール 2 中間メンバー 20 基板 21 折曲縁 3 移動側メンバー 30 基板 31 折曲縁 311 ロック解除部 35 ストッパー凹部 7 被保持部(被嵌合部、嵌合孔、被係合
部 ストッパー凹部) 9 ロック部材 93 ストッパー当接部 94 保持部(嵌合部、嵌合突部、弾性係合
部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側メンバーと、固定側メンバーに摺
    動自在に保持された中間メンバーと、中間メンバーに摺
    動自在に保持された移動側メンバーと、中間メンバーが
    固定側メンバーに対し最大引き出され、かつ、移動側メ
    ンバーが中間メンバーに対し所定距離引き出された状態
    で、中間メンバーを固定側メンバーにロック状態となす
    ロック部材が中間メンバーに設けられたスライドレール
    において、中間メンバーのロック状態で、移動側メンバ
    ーが中間メンバーの所定位置まで収納された時、移動メ
    ンバーが、中間メンバーと固定側メンバーのロック状態
    を解除し、さらに、移動側メンバーが前記ロック部材に
    保持される事を特徴とするスライドレール。
  2. 【請求項2】 固定側メンバーと、固定側メンバーに摺
    動自在に保持された中間メンバーと、中間メンバーに摺
    動自在に保持された移動側メンバーと、中間メンバーが
    固定側メンバーに対し最大引き出され、かつ、移動側メ
    ンバーが中間メンバーに対し所定距離引き出された状態
    で、中間メンバーを固定側メンバーにロック状態となす
    ロック部材が中間メンバーに設けられたスライドレール
    において、移動側メンバーは、中間メンバーに所定位置
    まで収納されて、中間メンバーと固定側メンバーのロッ
    ク状態を解除するロック解除機能を有し、ロック部材は
    ロック状態が解除された姿勢で、移動側メンバー保持機
    能を有する事を特徴とするスライドレール。
  3. 【請求項3】 ロック部材は、固定側メンバーに設けら
    れたスツトパー部に当接するストッパー当接部と移動側
    メンバーを保持する保持部を有し、移動側メンバーは、
    ロック部材のロック解除部と、ロック部材の保持部に対
    応する被保持部を有することを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載のスライドレール。
  4. 【請求項4】 ロック部材は、ストッパー当接部がスト
    ッパー部に当接する位置と当接しない位置に変移可能
    で、かつ、常にストッパー当接部が、ストッパー部に当
    接する位置に変移するよう中間メンバーの後端部に保持
    され、ロック解除部は移動側メンバーの後端縁を兼用
    し、中間メンバーに収納される時、ストッパー当接部が
    ストッパー部に当接しない位置に変移させ、被保持部
    は、移動側メンバーの後端部に形成された被嵌合部より
    構成され、保持部は、被嵌合部に嵌合する嵌合部より構
    成されている事を特徴とする請求項3に記載のスライド
    レール。
  5. 【請求項5】 ロック部材は、ストッパー当接部がスト
    ッパー部に当接する位置と当接しない位置に変移可能
    で、かつ、常にストッパー当接部が、ストッパー部に当
    接する位置に変移するよう中間メンバーの後端部に回動
    自在に保持され、ロック解除部は移動側メンバーの折曲
    縁の後端縁を兼用し、中間メンバーに収納される時、ス
    トッパー当接部がストッパー部に当接しない位置に変移
    させ、被保持部は、移動側メンバーの基板の後端部に形
    成された嵌合孔より構成され、保持部は、嵌合孔に嵌合
    する嵌合突部より構成されている事を特徴とする請求項
    3に記載のスライドレール。
  6. 【請求項6】 ロック部材は、ストッパー当接部がスト
    ッパー部に当接する位置と当接しない位置に変移可能
    で、かつ、常にストッパー当接部が、ストッパー部に当
    接する位置に変移するよう中間メンバーの後端部に回動
    自在に保持され、ロック解除部は移動側メンバーの折曲
    縁の後端縁を兼用し、中間メンバーに収納される時、ス
    トッパー当接部がストッパー部に当接しない位置に変移
    させ、被保持部は、移動側メンバーの基板の後端部に形
    成された被係合部より構成され、保持部は、被係合部に
    弾性的に係合する弾性係合部より構成されている事を特
    徴とする請求項3に記載のスライドレール。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012913A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 日本アキュライド株式会社 スライドレールのロック装置
JP2019205652A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 日本アキュライド株式会社 伸縮順序機構付きスライドレール
JP2020000298A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 日本アキュライド株式会社 引き込み装置付きスライドレール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015012913A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 日本アキュライド株式会社 スライドレールのロック装置
JP2019205652A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 日本アキュライド株式会社 伸縮順序機構付きスライドレール
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