JP4594975B2 - スライドレール - Google Patents

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Description

本発明は、引出し、機器等を本体側から引出した時、最大引出し位置で、一旦停止し、更に、引出し、機器等を修理、点検のため本体側より抜き出す必要がある時、所定の操作で抜き出し、その後、再び装着が可能なスライドレールに関するものである。
移動側レールを最大限引き出した状態で一旦停止させるスライドレールは、固定側レールの前端部にストッパー突部を形成し、このストッパー突部にストッパー部材の係合孔を係合させる構成としているが、移動側レールの摺動スピードが、ストッパー部材の弾性変移のスピードより速いと、ストッパー突部が係合孔に係合する前に移動側レールが抜け出す問題があるため、係合孔はそのタイムラグを計算して、摺動方向に大きく形成しておく必要がある。
又、係合孔とストッパー突部の確実な係合状態を確保する為、係合孔の変移距離を大きく構成する必要から、ストッパー部材の取り付け位置と係合孔までの距離も大きく形成する必要もあった。
この為、従来のように、ストッパー部材を移動側レールにリベット止めすると、取付作業も煩脱で、取り付け誤差が発生し易く、この若干の取付誤差によっても、係合孔の位置では摺動方向と直行する方向に大きな位置ずれが発生し、この位置ずれを解消する目的で、係合孔は摺動方向のみならず、摺動方向と直行する方向にも大きく形成する必要があった。(例えば特許文献1参照。)
すなわち、移動側レールを抜き出す時、或いは、移動側レールの装着時、ストッパー突部と係合孔の形状によって、ストッパー部材が自動的に変移する機能を有するスライドレールの場合は特に問題はないが、移動側レールの装着時、移動側レールの最大引出し位置で、係合孔とストッパー突部が係合して一旦停止し、その後、指先でストッパー部材を解除しながら移動側レールを収納方向に摺動させる機能を必要とするスライドレールでは、指先が大きく形成された係合孔に入り込み、収納方向に摺動時させた時、固定側レールの前端部と、ストッパー部材間に、爪或いは指先を詰めると云う問題があった。
実公昭62−8765号公報
本発明は、上記問題を解決する事を課題とし、簡単な構造で、移動側レールへの装着が非常に容易で、ストッパー部材の係合孔をストパー突部の幅寸法に合わせて小さく形成出来、生産性に優れ、安価に製作できるスライドレールを提供する事を課題とする。
上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、移動側レールを摺動自在に保持するレールの基板前端部に、移動側レールの基板方向に突出するストッパー突部が設けられると共に、移動側レールの基板所定位置に、前記ストッパー突部に係脱自在なストッパー孔を有するストッパー部材が設けられ、移動側レールを抜き差し可能としたスライドレールにおいて、ストッパー部材は、連結基板と、弾性変移部と、弾性変移部の前端に連設された操作部より合成樹脂材にて略ヘの字形に一体に構成され、 連結基板の上下端部には、移動側レールの各折曲縁と基板の角部内面側に嵌入する嵌入突縁が形成され、中央部には、ストッパー部材が取り付け状態で移動側レールの摺動方向に移動するのを防止する移動阻止部が連結基板と移動側レールの基板間に形成されているものである。
次に本発明が第2の手段として構成したところは、第1の手段として構成したところに加え、移動阻止部は、連結基板に形成された嵌合孔と、嵌合孔に対応して移動側レールの基板に形成された嵌合孔に嵌合する嵌合突部より構成されているものである。
請求項1に記載の発明によると、ストッパー部材は、嵌入突縁の一方を、移動側レールの基板の一方の折曲縁の内面角部に当接させ、他方の嵌入突縁を、他方の折曲縁の端面に当接させた状態で、機械的に連結基板を湾曲させ、移動側レールの基板と折曲縁の角部に嵌合するだけで、移動側レールの所定位置に確実容易に取り付けることができ、嵌入突縁と基板と折曲縁の角部の嵌合によって上下方向の取付時のずれは解消され、移動阻止部によって、ストッパー部材の移動側レールの摺動方向への移動は防止される。
すなわち、ストッパー部材は、合成樹脂材で一体に成型されているので、部材点数が最小ですみ、合成樹脂材の弾性利用して取付られるので、取付工具あるいは連結用の金具を必要とせず、移動側レールへの装着が非常に容易で、簡単な構造で、生産性に優れ、安価に製作できる。
請求項2に記載の発明によると、上記効果に加え、一方に嵌合孔を他方に嵌合孔に嵌合する嵌合突部を構成するだけであるから、構造が簡単で安価に製作でき、連結基板の嵌入突縁を移動側レールの基板と折曲縁の角部に嵌合するだけで、ストッパー部材の移動側レールの摺動方向への移動を防止することができる。
移動側レールを摺動自在に保持するレールの基板前端部に、移動側レールの基板方向に突出するストッパー突部が設けられると共に、移動側レールの基板所定位置に、前記ストッパー突部に係脱自在なストッパー孔を有するストッパー部材が設けられ、移動側レールを抜き差し可能としたスライドレールにおいて、ストッパー部材は、連結基板と、弾性変移部と、弾性変移部の前端に連設された操作部より合成樹脂材にて略ヘの字形に一体に構成され、連結基板の上下端部には、移動側レールの各折曲縁と基板の角部内面側に嵌入する嵌入突縁が形成され、ストッパー部材が取り付け状態で移動側レールの基板に形成された嵌合突部が嵌合する嵌合孔を、連結基板の中央部に形成されているものである。
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図5において、符号100はスライドレールを示し、スライドレール100は、実施例では、固定側レール1と、固定側レール1に摺動自在に保持された中間レール2と、中間レール2にボールリテーナー4に回転自在に保持されたボール44・・・を介して摺動自在に保持された移動側レール3より構成されている。(従来より公知の構成、例えば、実開平4−56043号公報)
すなわち、固定側レール1は、基板10と、上下折曲縁11、11よりチャンネル型に形成され、固定側レール1のほぼ半分程度の長さとなした合成樹脂製のリテーナー12・・・に回転自在に保持され、かつ、上下折曲縁11、11内面と中間レール2の外面間に位置する複数個のボール13・・・を介して、中間レール2を摺動自在に保持している。
そして、固定側レール1の基板10の後端部には、中間レール2の収納時ストッパー(図示せず。)が形成され、基板10の前端部には前記リテーナー12の引出し方向への移動範囲を規制するリテーナ前ストッパー(図示せず。)が形成されている。
中間レール2は、固定側レール1とほぼ同長で、基板20と上下折曲縁21、21より固定側レール1と同方向の略チャンネル型に形成され、上下折曲縁21、21の外面に、摺動方向に渡って前記ボール13・・・が転動する外面ボール摺動溝22、22を有し、上下折曲縁21、21の内面に、摺動方向に渡ってボール摺動溝23、23を有している。 そして、基板20の後端部には、中間レール2の収納時に前記収納時ストッパーに当接する中間レール後端ストッパー(図示せず。)が形成され、上下折曲縁21、21の後端部には、中間レール2の最大引出し時に、前端部が前記固定側レール1のリテーナ前ストッパーに当接したリテーナー12の後端に当接して、中間レール2の最大引出し量を規制するリテーナ後ストッパー(図示せず。)が形成され、基板20の後端部所定位置に、移動側レール3が最大収納状態となった時、ボールリテーナー4の後端部が当接するボールリテーナ後端ストッパー(図示せず。)が形成され、基板20前端部には後記する案内部材5が設けられている。
符号24は案内部材5の係止孔を示し、符号25は案内部材5の取り付け用の切り欠き部を示している。
切り欠き部25は、案内部材材5が中間レール2に取り付けた際、中間レール2の基板20の摺動方向に形成された凹条200と共に、案内部材5が中間レール2の外部に突出するのを防止する為に形成されたものである。
移動側レール3は、固定側レール1とほぼ同長に形成され、ボールリテーナー4に保持されたボール44・・・を介して摺動自在な大きさで、金属製の細条板の短手両端部を外向き円弧状に折り曲げて形成された、外面長手方向にボール摺動溝33、33を有する上下折曲縁31、31と基板30より断面略C字型に形成されている。
そして、基板30の後端部には間隙規制凹部35が形成されると共に、内面所定位置にストッパー部材6(図6に示す。)が設けられ、中間レール2に対し、引出し方向に摺動し、最大引出し位置に達した状態で、ストッパー部材6が前記案内部材5に連係して停止し、その後ストッパー部材6のストッパー状態を解除する事で、中間レール2より抜き出し可能、あるいは、収納可能となっている。
ボールリテーナー4は図10に示すように、帯状金属板にて、中間レール2の半分程度の長さとし前記中間レール2と移動側レール3の基板20、30間に挿入可能な大きさで、保持基板部401、401と、基板本体400より断面略コ字形に形成されたコ字形基板40と、コ字形基板40の両端部よりL字形に突出し、中間レール2と移動側レール3の各上下折曲縁21、21、31、31間に位置する上下突出縁41、41より断面略コ字形に形成され、上下突出縁41、41の摺動方向に複数個のボール44・・・を回転自在に保持している。
そして、移動側レール3が最大引出し位置に達した状態で、前記案内部材5に前端部が当接し、移動側レール3が中間レール2より抜き出された状態で、案内部材5に保持されている。
案内部材5は、図5等に示すように、中間レール2の基板20の前端部に位置する取付基板51と、中間レール2と移動側レール3の上下のボール摺動溝23、23、33、33間に位置する案内突部52、52と、移動側レール3の間隙規制凹部35に対応して取付基板51の前端部に位置する間隙規制突部53(尚、実施例では、ストッパー部材6のストッパー孔621が係合するストッパー突部622を兼用しているので、以下、ストッパー突部622を併記する。)と、取付基板51の後端部に位置するリテーナ保持部54より、合成樹脂材にて一体に形成されている。
取付基板51は、上下端部に中間レール2の各折曲縁21、21と基板20の角部内面に嵌入する嵌入突縁511、511と、中間レール2の前端部に形成された係合孔24の前端面に係止する弾性係止突片512と、基板20の前端外面側に当接する浮き上がり防止突片513と、中間レール2の前端に形成された切り欠き部25の前端面に、後端面が当接し、かつ、切り欠き部25内に位置する案内基板55より構成されている。
前記案内基板55の前端部には、前端面を肉薄とした第1案内傾斜面551、551と、第1案内傾斜面551、551の案内突部52、52側に連設され、移動側レール3の収納方向で、案内突部52、52間方向の離間寸法が小さくなる第2案内傾斜面552、552が形成されている。
案内突部52、52はボール44と同径となした摺動方向に円柱形で、摺動方向両端部に移動側レール3の嵌入案内面521・・・を有している。
間隙規制突部53(ストッパー突部622)は、移動側レール3の上下折曲縁31、31の後端角部に形成された角部案内面311、311が、第 1傾斜面551、551の前端に接触した時、移動側レール3の間隙規制凹部35の後端に形成された後端案内面351が、間隙規制突部53(ストッパー突部622)の前端角部に形成された挿入案内面531に接触した状態(図2(B)に示す状態)から、第1、第2案内傾斜面551、552に案内されて収納方向に移動させると、やがて、間隙規制凹部35の最大凹陥位置350の内面側が、間隙規制突部53(ストッパー突部622)の頂面532に接触してボール摺動溝33、33の後端部内に案内突部52、52の嵌入案内面521が嵌合した状態(図2(C)に示す状態)となる。
さらに、移動側レール3を収納方向に移動させると、案内突部52、52がボール摺動溝33、33内に完全に嵌合し、中間レール2と移動側レール3は平行状態となる。この状態で、移動側レール3の上下折曲縁31、31の端部と案内基板55間に所定の間隙を有する高さ寸法に、間隙規制突部53(ストッパー突部622)と間隙規制凹部35の高さ寸法は関連付けて形成されている。
又、実施例では、間隙規制突部53(ストッパー突部622)の頂面532の高さ位置と、前記ボールリテーナ4の基板40の外面側の高さ位置を面一としているので、移動側レールの摺動時、間隙規制突部53(ストッパー突部622)が、ボールリテーナ4の基板40に接触しないよう(金属同士が接触すると、不快な接触音の発生、摺動時の摩擦が大きくなり摺動動作に影響が出る。)、案内突部52、52がボール摺動溝33、33内に完全に嵌合し、中間レール2と移動側レール3が平行状態となった状態で、間隙規制突部53(ストッパー突部622)の頂面532(ボールリテーナ4の基板40の外面側)と、間隙規制凹部35の内面間に所定の間隙を有する構成としている。)
すなわち、間隙規制突部53(ストッパー突部622)と間隙規制凹部35の高さ寸法の関係は、移動側レール3と引出し等が、移動側レール3側から、引出し等との連結の為使用される連結ビスの頭部より、間隙規制凹部35の最大凹陥位置350の内面側が、中間レール2の基板20側に位置し、かつ、間隙規制突部53(ストッパー突部622)の頂面532がボールリテーナー4の基板40より移動側レール3の基板30側に位置するよう関連付けて形成されておれば、案内突部52、52がボール摺動溝33、33内に完全に嵌合し、中間レール2と移動側レール3が平行状態となった状態で、間隙規制突部53(ストッパー突部622)の頂面532と間隙規制凹部35の最大凹陥位置350の内面側が接触していても良い。
リテーナー保持部54は、前記リテーナー4の保持基板部401、401間よりやや大きめの寸法で、中央部に弾性変移間隙541を有する2又状に形成されされている。
ストッパー部材6は、図6〜図9に示すように、連結基板61と、弾性変移部62と、弾性変移部62の前端に連設された操作部63より合成樹脂材にて略ヘの字形に一体に構成され、弾性変移部62と連結基板61の連続部に弾性用凹条610が形成されている。
そして、連結基板61の上下端部には、移動側レール3の各折曲縁31、31と基板30の角部内面側に嵌入する嵌入突縁611、611が形成され、中央部には、ストッパー部材6が取り付け状態で移動側レール3の摺動方向に移動するのを防止する移動阻止部60が連結基板61と移動側レール3の基板30間に形成されている。
すなわち、実施例では、移動阻止部60は、連結基板61に形成された嵌合孔601と、嵌合孔601に対応して移動側レール3の基板30に形成された嵌合孔601に嵌合する嵌合突部602より形成されている。
又、移動側レール3が中間レール2に対して所定位置まで引き出された時に、移動側レール3を停止させるためのストッパー孔621が、弾性変移部62に形成され、中間レール2の基板20の前端部にはストッパー孔621に対応してストッパ突部622(実施例では間隙規制突部53が兼用している。)が形成されている。
操作部63は、移動側レール3の摺動時ボールリテーナーの基板30の外面に接触するので、基板30側に彎曲せしめた形状に形成されている。
符号631は操作部63の先端部の逃がし孔を示している。
本発明は、上記の如く構成され、案内部材5、及びストッパー部材6は次のようにして、中間レール2及び移動側レール3に取り付けられる。
まず、中間レール2の先端部より、案内部材5の嵌合突縁511、511を、中間レール2の基板20と上下折曲縁21、21の角部内面に嵌合し、同時に、案内突部52、52をボール摺動溝23、23に嵌合させながら、案内部材5を移動側レール3の収納方向に嵌入させていくと、案内基板55の後端面が切り欠き部25の前端面に当接し、案内部材5の収納方向への移動が停止する。この状態で、取付基板51に形成された弾性係止突片512が弾性復帰して、中間レール2の係合孔24内でその前端面が、係合孔24の前端面に係止し、さらに、浮き上がり防止突片513は、中間レール2の基板20の外面に位置し、案内部材5の引出し方向への移動と、移動側レール3の基板30方向への移動を阻止し、案内部材5は、中間レール2の前端部に確実に取り付けられる。
ストッパー部材6は、連結基板61の嵌合孔601が移動側レール3の嵌合突部602に一致する位置で、一方の嵌入突縁611を、基板30と一方の折曲縁31の内面角部に当接させ、他方を折曲縁31の端面に当接させた状態で、機械的に連結基板61を湾曲させ、他方の嵌入突縁611を基板30と折曲縁31の角部に、嵌合孔601を嵌合突部602に嵌合する事で、摺動方向への移動が阻止されると共に、嵌入突縁611と基板30と折曲縁31の角部の嵌合によって上下方向の取付時のずれは解消され、移動側レール3の所定位置に確実容易に取り付けられる。
案内部材5が取り付けられた中間レール2に、ストッパー部材6が取り付けられた移動側レール3を装着する場合中間レール2の案内部材5側から、移動側レール3の後端部に形成された上下折曲縁31、31の角部案内面311、311を、第 1傾斜面551、551の前端に接触させて、収納方向に移動させると、移動側レール3の後端部は、上下方句に多少の位置ずれがあっても、或いは中間レール2と必ずしも平行に位置していなくとも、第 1傾斜面551、551及び第2案内傾斜面552、552によって、中間レール2の前端中央位置に、移動側レール3の後端部が案内される。
そして、これと同時に、移動側レール3の間隙規制凹部35の後端案内面351が、間隙規制突部53(ストッパー突部622)の挿入案内面531に接触し、やがて、最大凹陥位置350の内面側が頂面532に接触して、ボール摺動溝33、33の後端部を、案内突部52、52が嵌合する位置に案内し、ほぼ同時に、案内突部52、52と摺動溝33、33は嵌合し、さらに、移動側レール3を収納方向に移動させると、リテーナ保持部54によって、案内部材5の後端位置に保持されたボールリテーナー4のボール44・・・とボール摺動溝33、33が嵌合し、移動側レール3は、ボールリテーナー4と共に摺動し中間レール2に完全に装着される。
そして、さらに移動側レール3を収納方向に移動させると、ストッパー部材6のストッパー孔621が間隙規制突部53(ストッパー突部622)に達した時、弾性によって弾性変移部62は中間レール2の基板20方向に変移して両者は完全に係合し、移動側レール3は最大伸長状態で停止する。
この状態から、移動側レール3を収納状態まで摺動させる場合は、指先で操作部63を基板30方向に押しやり、間隙規制突部53(ストッパー突部622)とストッパー孔621の係合を解除した状態を維持しながら、移動側レール3を収納方向に移動させる。
尚、移動側レール3の収納時には、間隙規制突部53(ストッパー突部622)とストッパー孔621の係合を自動的に解除する機能とするには、ストッパー孔621の前端面の形状を図8の仮想線に示すような、基板30側を肉薄となした解除用傾斜面623に形成すれば、移動側レール3の収納時、解除用傾斜面623と挿入案内面531の相互作用によって、弾性変移部62は基板30方向に変移し、間隙規制突部53(ストッパー突部622)とストッパー孔621の係合は自動的に解除される。
又、移動側レール3を完全に収納した状態から引出すと、ストッパー部材6の操作部63は、移動側レール3、ボールリテーナー4と共に、ボールリテーナー4の基板40に接触しながら移動し、やがて、案内部材5を通過して中間レール2の前方に操作部63が突出しながら、中間レール2の基板20の方向に移動して、ストッパー孔621が間隙規制突部53(ストッパー突部622)に係合して、移動側レール3の移動は停止し、移動側レールは最大伸長状態となる。
この時、引出し方向に移動してきたボールリテーナー4の保持基板部401、401は、弾性変移間隙541を縮めながら、リテーナー保持部54に外嵌して、案内部材5の後端部に保持される。
この状態から、移動側レール3を中間レール2より抜き出す場合は、前述と同様、指先で操作部63を基板30方向に押しやり、間隙規制突部53(ストッパー突部622)とストッパー孔621の係合を解除した状態を維持しながら、移動側レール3を収納方向に引出し方向に移動させ中間レール2より抜き出す。
移動側レールを抜き出した状態の正面図 (A) 図1のA−A線断面図 (B) 移動側レール装着当初の図2(A)に対応する断面図 (C) 移動側レール装着時の図2(A)に対応する断面図 図2(A)のB−B線断面図 中間レール前端部分の斜視図 案内部材の斜視図 ストッパー部材が位置する個所の移動側レールの一部切り欠き正面図 (A)移動側レールの引出し時ストッパー部材が移動途中の本発明 の要部断面図 (B)移動側レールの引出し時ストッパー部材が係合した状態の本発明 の要部断面図 移動側レールの収納時ストッパー部材が係合した状態の本発明の要部断面 図 図6のC−C線断面図 図1のD−D線断面図
符号の説明
1 固定側レール
10 基板
11 折曲縁
100 スライドレール
2 中間レール
20 基板
21 折曲縁
3 移動側レール
30 基板
31 折曲縁
35 間隙規制凹部
350 最大凹陥位置
4 ボールリテーナー
40 コ字形基板
5 案内部材
51 取付基板
52 案内突部
53 間隙規制突部
532 頂面
54 リテーナー保持部
55 案内基板
551 第1案内傾斜面
552 第2案内傾斜面
6 ストッパー部材
61 連結基板
611 嵌入突縁
62 弾性変移部
621 ストッパー孔
622 ストッパー突部
63 操作部

Claims (2)

  1. 移動側レールを摺動自在に保持するレールの基板前端部に、移動側レールの基板方向に突出するストッパー突部が設けられると共に、移動側レールの基板所定位置に、前記ストッパー突部に係脱自在なストッパー孔を有するストッパー部材が設けられ、移動側レールを抜き差し可能としたスライドレールにおいて、ストッパー部材は、連結基板と、弾性変移部と、弾性変移部の前端に連設された操作部より合成樹脂材にて略ヘの字形に一体に構成され、 連結基板の上下端部には、移動側レールの各折曲縁と基板の角部内面側に嵌入する嵌入突縁が形成され、中央部には、ストッパー部材が取り付け状態で移動側レールの摺動方向に移動するのを防止する移動阻止部が連結基板と移動側レールの基板間に形成されていることを特徴とするスライドレール。
  2. 移動阻止部は、連結基板に形成された嵌合孔と、嵌合孔に対応して移動側レールの基板に形成された嵌合孔に嵌合する嵌合突部より構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスライドレール。
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