JP3697128B2 - スライドレールのロック装置 - Google Patents

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JP3697128B2
JP3697128B2 JP2000003161A JP2000003161A JP3697128B2 JP 3697128 B2 JP3697128 B2 JP 3697128B2 JP 2000003161 A JP2000003161 A JP 2000003161A JP 2000003161 A JP2000003161 A JP 2000003161A JP 3697128 B2 JP3697128 B2 JP 3697128B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、陳列棚等の棚板類を本体内に収納した状態を維持するスライドレールのロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、抽斗あるいは陳列棚の棚板類を本体内に収納した状態で維持するスライドレールとして、固定側レールの端部を内方に折り曲げて形成した抜止ストッパーに弾性体からなる山形の係合突部を有するはね返り防止部材をとりつけ、該係合突部を移動側レールの端部を内方に折り曲げてもうけたストッパーに係合せしめる事により、移動側レールが固定側レールに最も収納された状態を維持したり(例えば、実開昭57ー189450号)、あるいは、固定側レールの基板の後端の一部を弾性を付与して移動側レール側に突出せしめてはね返り防止突片を形成すると共に、移動側レールの後端内面にはね返り防止突片の後端が弾性的に当接するストッパー部を形成したもの(実開昭60ー187633号)が提供されてきた。
【0003】
しかし、これらはいずれも、移動側レールが固定側レールに収納された状態で、移動側レールが弾性的に固定側レールと係止されているだけであるので、輸送途中、あるいは地震等で本体が、傾いたり揺動したりすると、不測に棚板等が飛び出す恐れがあった。
この為、固定側レールの後端部に収納時ストッパーを上方に突出せしめ、移動側レールの後端部に移動側レールが最も収納された状態で、前記収納時ストッパーの後端に係止するストッパー部材を回動自在に設け、ストッパー部材に回動操作軸を連設せしめ、回動操作軸の先端を移動側レールの前端部まで延出せしめ、移動側レールの前側で回動操作軸を回動させる事によりを収納時ストッパーとストッパー部材の係止状態を解除する手段も提供されてきた(実公昭62ー8761号)が、部品点数が多く、又製作上スライドレール自体に溶接等の加工が必要となり、コストアップの要因となっていた。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記欠点を解決する事を課題とし、簡単な構造で取付が容易で生産性に優れ、安価に製作でき、棚板類の不測の飛び出しが完全に防止できるスライドレールのロック装置を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
上記課題を解決する為、本発明が手段とする第1の特徴は、陳列棚等の本体に固定される固定側レールと、固定側レールに対し摺動自在に配設された移動側レールと、移動側レールの先端部に保持された移動側レールロック部材よりなるスライドレールにおいて、移動側レールロック部材は、移動側レールの基板の先端部内面に位置する取付基板と、取付基板に連設され、移動側レールの折曲縁内面に嵌入圧接する圧接翼片と、取付基板の前端部に連設され、移動側レール前端ストッパーに嵌合する嵌合部と、嵌合部から取付基板と略平行に、移動側レール後方に突出する水平突片と、水平突片の後端から前側が順次開く変移用間隙を有して前方に突出し、前端部に固定側レール前端ストッパーが係合する係合孔が形成されている案内傾斜片と、案内傾斜片の前端に連設され、移動側レールの前方に突出する操作突片が弾性を有する材料より一体に構成されているものである。
【0006】
次に本発明が手段とする第2の特徴は 陳列棚等の本体に固定される固定側レールと、固定側レールに対し摺動自在に配設された移動側レールと、移動側レールの先端部に保持された移動側レールロック部材よりなるスライドレールにおいて、移動側レールロック部材は、移動側レールの基板の先端部内面に位置する取付基板と、取付基板に連設され、移動側レールの折曲縁内面に嵌入圧接する圧接翼片と、取付基板の前端部に連設され、移動側レール前端ストッパーに嵌合する嵌合部と、嵌合部から取付基板と略平行に、移動側レールの後方に突出する水平突片と、水平突片の後端から前側が順次開く変移用間隙を有して前方に突出し、前端部に固定側レール前端ストッパーの内面側に係止する係止突片が形成されている案内傾斜片と、案内傾斜片の前端に連設され、移動側レールの前方に突出する操作突片が弾性を有する材料より一体に構成されているものである。
【0007】
次に本発明が手段とする第3の特徴は、陳列棚等の本体に固定される固定側レールと、固定側レールに対し摺動自在に配設された移動側レールと、移動側レールの先端部に保持された移動側レールロック部材よりなるスライドレールにおいて、移動側レールロック部材は、移動側レールの基板の先端部内面に位置する取付基板と、取付基板に連設され、移動側レールの折曲縁内面に嵌入圧接する圧接翼片と、取付基板の前端部に連設され、移動側レール前端ストッパーに嵌合する嵌合部と、嵌合部の端部から取付基板と略平行に、移動側レールの後方に突出する水平突片と、水平突片の後端から前側が順次開く変移用間隙を有して前方に突出し、前端部に固定側レール前端ストッパーの内面側に係止する係止段部が形成されている案内傾斜片と、案内傾斜片の前端に連設され、移動側レールの前方に突出する操作突片が弾性を有する材料より一体に構成されている事ものである。
【0008】
【実施例】
本発明のスライドレールの基本的構成を(図1〜図5)に基づいて説明する。
スライドレール100は、陳列棚等の本体10の内面に連結される固定側レール1と、固定側レール1に対し、ボール保持板3に回転自在に保持された複数個のボール30・・・を介して摺動自在に設けられた中間レール4と、中間レール4に対し、ボール保持板5に回転自在に保持された複数個のボール50・・・を介して摺動自在に設けられた移動側レール2より構成され、移動側レール2の前端部内面に、移動側レール2が固定側レール1に収納された状態を保持する移動側レールロック部材が設けられている。
【0009】
固定側レール1は、金属製の細長条板の短手両端部を内向き円弧状に折り曲げて形成された内面長手方向(摺動方向)にボール案内溝を有する折曲縁11、11と、基板12より断面略C字形をなし、摺動方向前端部に、基板12の一部が移動側レール2方向に突出し、中間レール4等を介して、移動側レール2を最大引き出した状態で停止させ、スライドレール100を最大伸長となす固定側レール前端ストッパー13と、摺動方向後端部に、基板12を移動側レール2方向に突出し、中間レール4等を介して、移動側レール2が最も収納された状態で停止させ、スライドレール100を最大縮小状態となす固定側レール後端ストッパー(図示せず。)が形成されている。
【0010】
移動側レール2は、固定側レール1とほぼ同等の長さで、金属製の細長条板の短手両端部を内向き円弧状に折り曲げて形成された内面長手方向(摺動方向)にボール案内溝を有する折曲縁21、21と、基板22より固定側レール1に対向する断面略C字形に形成されている。
そして、基板22の前端部には、前記固定側レール1方向に突出し、移動側レール2の収納時に中間レール4の前端に当接すると共に、移動側レールロック部材6の取付部材を兼用する移動側レール前端ストッパー221が形成され、基板22の後端部には、スライドレール100の最大伸長状態でボール保持板5の後端に当接する移動側レール後端ストッパー(図示せず。)が形成されている。
【0011】
中間レール4は、帯状金属板にて上記固定側レール1と移動側レール2とに挿入可能な大きさに形成されている。
すなわち、金属製の細長条板の短手両端部を外向き円弧状に折り曲げて形成された上下折曲縁42、42と基板41からなる断面略C字形に形成された2つの部材が、背中合わせで、摺動方向にずらして固着された、上下左右両折曲縁42、42、43、43を有する断面略I字形で、固定側レール1及び移動側レール2とほぼ同長に形成されている。
【0012】
そして、中間レール4の基板41の後端部に固定側レール1側に突出し、移動側レール2の引き出し時、ボール保持板3の後端部に当接し、移動側レール2の収納時、固定側レール1の固定側レール後端ストッパー(図示せず。)の内面に当接する中間レール後端ストッパー(図示せず。)が形成され、基板41の前端部に移動側レール2側に突出し、移動側レール2の引き出し時、ボール保持板5の前端部が内面に当接し、移動側レール2の収納時、前記移動側レール前端ストッパー221の内面が当接する中間レール前端ストッパー44が形成されている。符号45は中間レール4の補強材を示している。
【0013】
ボール保持板3は帯条金属板にて中間レール4より所定寸法短くした、固定側レール1と中間レール4間に挿入可能な大きさの基板31と、固定側レール1と中間レール4の各折曲縁11、11、43、43間に位置する突出縁32、32より断面略コ字形に形成され、突出縁32、32の長手方向(摺動方向)数個所でボール30・・・を回転自在に保持している。
【0014】
ボール保持板5は帯条金属板にて中間レール4より所定寸法短くした、移動側レール2と中間レール4間に挿入可能な大きさの基板51と、移動側レール2と中間レール4の各折曲縁21、21、42、42間に位置する突出縁52、52より断面略コ字形に形成され、突出縁52、52の長手方向(摺動方向)数個所でボール50・・・を回転自在に保持している。
【0015】
スライドレール100は上記の如く構成され、移動側レール2が固定側レール1に最も収納された状態(中間レール後端ストッパーが固定側レール1後端ストッパーの内面に当接し、移動側レール前端ストッパー221が後記する移動側レールロック部材6を介して中間レール前端ストッパー44の内面に当接した状態)から、移動側レールロック部材6のロック状態を解除して、移動側レール2を前方に引き出していくと、移動側レール2の移動距離の2分の1ボール保持板5は移動し、中間レール4の移動距離の2分の1ボール保持板3は移動する事により、ボール保持板5の前端が中間レール4の中間レール前端ストッパー44の内面に当接し、同時に移動側レール後端ストッパーの内面がボール保持板5の後端に当接し、ボール保持板3の前端が、固定側レール前端ストッパー13の内面に当接し、中間レール4の中間レール後端ストッパーの内面がボール保持板3の後端に当接して、移動側レール2は最大伸長状態で停止する。
【0016】
第1実施例の移動側レールロック部材を図1から図5に基づいて説明する。
第1実施例の移動側レールロック部材6は、板バネ材より一体に構成されている。
すなわち、移動側レール2の基板22の先端部内面に位置する取付基板61と、取付基板61の上下端部に連設され、移動側レール2の折曲縁21、21内面に嵌入圧接する圧接翼片62、62と、取付基板61の前端部に連設され、移動側レール前端ストッパー221に嵌合する嵌合部60と、の内面に当接する立ち上がり突片63と、立ち上がり突片63の嵌合部60の端部から取付基板61と略平行に、移動側レール2の後方に突出する水平突片64と、水平突片64の後端から前側が順次開く変移用間隙600を有して前方に突出する案内傾斜片65と、案内傾斜片65の前端に連設され、移動側レール2の前方に突出する略逆くの字形の操作突片66より構成されている。
そして、前記嵌合部60は、移動側レール前端ストッパー221の内面に当接する立ち上がり突片63と、立ち上がり突片63の中央所定位置に、前記移動側レール前端ストッパー221の厚み分の嵌合用間隙を有して前方に突出する逆L字形の嵌合用突片67よりなり、案内傾斜片65の前端部には前記固定側レール前端ストッパー13が係合する係合孔68が形成されている。
符号69は移動側レールロック部材6を移動側レール2により強固に取り付ける為の取り付け孔を示している。
【0017】
移動側レールロック部材6は上記の如く構成されて、次のようにして移動側レール2に取付られる。
移動側レール2の先端部内面から、移動側レール前端ストッパー221が嵌合突片67と立ち上がり突片63間の嵌合用間隙内に嵌入するよう、移動側レールロック部材6の圧接突片62、62を移動側レール2の各折曲縁21、21間に嵌入すると、板バネ材の弾性によって、内向き円弧状の折曲縁21、21の内面に圧接突片62、62が圧接し、移動側レール前端ストッパー221は嵌合用間隙に嵌合するので、移動側レールロック部材6の前後左右及び上下方向への移動は、圧接突片62、62と各折曲縁21、21、嵌合用突片67と立ち上がり突片63と移動側レール前端ストッパー221、取付基板61と基板22よって阻止される。
【0018】
移動側レールロック部材6は、上記の如く取り付けられ、移動側レール2が固定側レール1に完全に収納された状態で、案内傾斜片65の係合孔68が固定側レール前端ストッパー13に係合し(図2に示す状態)、使用者の意思で係合状態を解除しない限り、移動側レール2は不用意に前方に移動する事はない。
次に、移動側レール2を引き出す時は、固定側レール1(移動側レール2)の前方に突出した操作突片66を指先で移動側レール2の基板22側(図4の矢印の方向に)に押しやり、係合孔68と固定側レール前端ストッパー13の係合状態を解除し、この状態を維持しながら移動側レール2を前方に引き出す。
【0019】
そして、移動側レール2を引き出された状態から後方に移動させると(移動側レール2を固定側レール1に収納していくと)、移動側レールロック部材6の案内傾斜片65が固定側レール前端ストッパー13の端面に接触するので、案内傾斜片65は取付基板61側に変移しながら後方に移動する。そして、係合孔68が固定側レール前端ストッパー13と一致する位置に達した時、すなわち、スライドレール100が最大縮小状態(固定側レール1に中間レール4、移動側レール2が収納された状態)となった時、弾性によって、案内傾斜片65が初期状態に復帰し、係合孔68と固定側レール前端ストッパー13は係合し、スライドレール10の最大縮小状態(固定側レール1に中間レール4、移動側レール2が収納された状態)を維持し、移動側レール2の不用意な前方への飛び出しを阻止する。
【0020】
次に、移動側レールロック部材の第2実施例を図6から図7に基づいて説明する。
第2実施例の移動側レールロック部材7は、第1実施例同様板バネ材より一体に構成されている。
すなわち、移動側レール2の基板22の先端部内面に位置する取付基板71と、取付基板71の上下端部に連設され、移動側レール2の折曲縁21、21内面に嵌入圧接する圧接翼片72、72と、取付基板71の前端部に連設され、移動側レール前端ストッパー221に嵌合する嵌合部70と、嵌合部70の端部から取付基板71と略平行に、移動側レール2の後方に突出する水平突片74と、水平突片74の後端から前側が順次開く変移用間隙700を有して前方に突出する案内傾斜片75と、案内傾斜片75の前端に連設され、移動側レール2の前方に突出する操作突片76より構成されている。
そして、前記嵌合部70は、移動側レール前端ストッパー221の内面に当接する立ち上がり突片73と、立ち上がり突片73の中央所定位置に、前記移動側レール前端ストッパー221の厚み分の嵌合用間隙を有して前方に突出する逆L字形の嵌合用突片77よりなり、案内傾斜片75の前端部に前記固定側レール前端ストッパー13の内面側に係止する係止突片78が形成されている。
符号79は移動側レールロック部材6を移動側レール2により強固に取り付ける為の取り付け孔を示している。
【0021】
移動側レールロック部材7は上記の如く構成されて、第1実施例の移動側レールロック部材6と同様して移動側レール2に取付られる。
、移動側レール2が固定側レール1に完全に収納された状態で、案内傾斜片75の係止突片78が固定側レール前端ストッパー13の内面側に係止し(図6に示す状態)、使用者の意思で係合状態を解除しない限り、移動側レール2は不用意に前方に移動する事はない。
【0022】
次に、移動側レール2を引き出す時は、固定側レール1(移動側レール2)の前方に突出した操作突片76を指先で移動側レール2の基板22側(図6の矢印の方向)に押しやり、係止突片78と固定側レール前端ストッパー13の係止状態を解除し、この状態を維持しながら移動側レール2を前方に引き出す。
そして、引き出された移動側レール2を後方に移動させると(移動側レール2を固定側レール1に収納していくと)、移動側レールロック部材7の案内傾斜片75が固定側レール前端ストッパー13の端面に接触するので、案内傾斜片75は取付基板71側に変移しながら後方に移動する。そして、係止突片78の前端が固定側レール前端ストッパー13の内面側に位置した時、すなわち、スライドレール100が最大縮小状態(固定側レール1に中間レール4、移動側レール2が収納された状態)となった時、弾性によって、案内傾斜片75が初期状態に復帰し、係止突片78が固定側レール前端ストッパー13の内面に係止し、スライドレール10の最大縮小状態(固定側レール1に中間レール4、移動側レール2が収納された状態)が維持され、移動側レール2の不用意な前方への飛び出しを阻止する。
【0023】
次に、移動側レールロック部材の第3実施例を図8から図9に基づいて説明する。
第3実施例の移動側レールロック部材8は、合成樹脂材より一体に構成されている。
すなわち、移動側レール2の基板22の先端部内面に位置する取付基板81と、取付基板81の上下端部に連設され、移動側レール2の折曲縁21、21内面に嵌入圧接する圧接翼片82、82と、取付基板81の前端部に連設され、移動側レール前端ストッパー221に嵌合する嵌合部80と、嵌合部80の端部から取付基板81と略平行に、移動側レール2の後方に突出する水平突片84と、水平突片84の後端から前側が順次開く変移用間隙800を有して前方に突出する案内傾斜片85と、案内傾斜片85の前端に連設され、移動側レール2の前方に突出する操作突片86より構成されている。
そして、嵌合部80には移動側レール2の基板22側が開口し、前記移動側前端ストッパー221が嵌合する嵌合溝83が形成され、案内傾斜片85の前端部に前記固定側レール前端ストッパー13の内面側に係止する係止段部88が形成されている。
【0024】
移動側レールロック部材8は上記の如く構成されて、次のようにして移動側レール2に取付られる。
移動側レール2の先端部内面から、移動側レール前端ストッパー221が嵌合溝83内に嵌入するよう、移動側レールロック部材8の圧接突片82、82を移動側レール2の各折曲縁21、21間に嵌入すると、合成樹脂材の弾性によって、内向き円弧状の折曲縁21、21の内面に圧接突片82、82が圧接し、移動側レール前端ストッパー221は嵌合溝83に嵌合するので、移動側レールロック部材8の前後左右及び上下方向への移動は、圧接突片82、82と各折曲縁21、21、嵌合溝83と移動側レール前端ストッパー221、取付基板81と基板22よって阻止される。
移動側レール2が固定側レール1に完全に収納された状態で、案内傾斜片85の係止段部88が固定側レール前端ストッパー13の内面側に係止し(図8に示す状態)、使用者の意思で係合状態を解除しない限り、移動側レール2は不用意に前方に移動する事はない。
【0025】
次に、移動側レール2を引き出す時は、固定側レール1(移動側レール2)の前方に突出した操作突片86を指先で移動側レール2の基板22側(図8の矢印の方向)に押しやり、係止段部88と固定側レール前端ストッパー13の係止状態を解除し、この状態を維持しながら移動側レール2を前方に引き出す。
【0026】
そして、引き出された移動側レール2を後方に移動させると(移動側レール2を固定側レール1に収納していくと)、移動側レールロック部材8の案内傾斜片85が固定側レール前端ストッパー13の端面に接触するので、案内傾斜片85は取付基板81側に変移しながら後方に移動する。そして、係止段部88の前端が固定側レール前端ストッパー13の内面側に位置した時、すなわち、スライドレール100が最大縮小状態(固定側レール1に中間レール4、移動側レール2が収納された状態)となった時、弾性によって、案内傾斜片85が初期状態に復帰し、係止段部88が固定側レール前端ストッパー13の内面に係止し、スライドレール10の最大縮小状態(固定側レール1に中間レール4、移動側レール2が収納された状態)が維持され、移動側レール2の不用意な前方への飛び出しを阻止する。
【0027】
【発明の効果】
特許請求の範囲の請求項1、2、3に記載の発明によれば、移動側レールに保持される移動側レールロック部材は、固定側レールの基本構成である固定側レール前端ストッパーが係合(係止)する係合孔(係止突片、係止段部)を有し、移動側レールが固定側レールに対し最も収納された位置で前記係合孔(係止突片、係止段部)が固定側レール前端ストッパーに係合(係止)した状態で、移動側レールが固定側レールに最も収納された状態(スライドレールが最大縮小状態)を維持し、運送途中あるいは地震等によって本体がゆれても、移動側レールが不用意に飛び出す恐れがなく、操作突片が固定側レール(移動側レール)の前方に突出しているので、ロック状態の解除が容易である。
又、移動側レールロック部材は嵌合部、圧接翼片が一体に形成されて、移動側レールの基本構成である折曲縁、基板、移動側レール前端ストッパーに、ロック部材単体として取り付けられるので、スライドレール自体にロックに関わる部品の追加、あるいは、特別な加工を必要とせず安価に製作出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の側面図である。
【図2】図1のAーA線断面図である。
【図3】(A)は本発明の第1実施例の正面図である。
(B)はスライドレールの縦断面図である。
【図4】係合状態を解除した状態の図2に対応する断面図である。
【図5】第1実施例の移動側レールロック部材の斜視図である。
【図6】第2実施例の図2に対応する断面図である。
【図7】第2実施例の移動側レールロック部材の斜視図である。
【図8】第3実施例の図2に対応する断面図である。
【図9】第3実施例の移動側レールロック部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 固定側レール
11 折曲縁
12 基板
13 固定側レール前端ストッパー
100 スライドレール
2 移動側レール
21 折曲縁
22 基板
221 移動側レール前端ストッパー
6、7、8 移動側レールロック部材
60、70、80 嵌合部
61、71、81 取付基板
62、72、82 圧接翼片
64、74、84 水平突片
65、75、85 案内傾斜片
66、76、86 操作突片
68 係合孔
78 係止突片
88 係止段部

Claims (3)

  1. 陳列棚等の本体に固定される固定側レールと、固定側レールに対し摺動自在に配設された移動側レールと、移動側レールの先端部に保持された移動側レールロック部材よりなるスライドレールにおいて、移動側レールロック部材は、移動側レールの基板の先端部内面に位置する取付基板と、取付基板に連設され、移動側レールの折曲縁内面に嵌入圧接する圧接翼片と、取付基板の前端部に連設され、移動側レール前端ストッパーに嵌合する嵌合部と、嵌合部から取付基板と略平行に、移動側レール後方に突出する水平突片と、水平突片の後端から前側が順次開く変移用間隙を有して前方に突出し、前端部に固定側レール前端ストッパーが係合する係合孔が形成されている案内傾斜片と、案内傾斜片の前端に連設され、移動側レールの前方に突出する操作突片が弾性を有する材料より一体に構成されている事を特徴とするスライドレールのロック装置。
  2. 陳列棚等の本体に固定される固定側レールと、固定側レールに対し摺動自在に配設された移動側レールと、移動側レールの先端部に保持された移動側レールロック部材よりなるスライドレールにおいて、移動側レールロック部材は、移動側レールの基板の先端部内面に位置する取付基板と、取付基板に連設され、移動側レールの折曲縁内面に嵌入圧接する圧接翼片と、取付基板の前端部に連設され、移動側レール前端ストッパーに嵌合する嵌合部と、嵌合部から取付基板と略平行に、移動側レールの後方に突出する水平突片と、水平突片の後端から前側が順次開く変移用間隙を有して前方に突出し、前端部に固定側レール前端ストッパーの内面側に係止する係止突片が形成されている案内傾斜片と、案内傾斜片の前端に連設され、移動側レールの前方に突出する操作突片が弾性を有する材料より一体に構成されている事を特徴とするスライドレールのロック装置。
  3. 陳列棚等の本体に固定される固定側レールと、固定側レールに対し摺動自在に配設された移動側レールと、移動側レールの先端部に保持された移動側レールロック部材よりなるスライドレールにおいて、移動側レールロック部材は、移動側レールの基板の先端部内面に位置する取付基板と、取付基板に連設され、移動側レールの折曲縁内面に嵌入圧接する圧接翼片と、取付基板の前端部に連設され、移動側レール前端ストッパーに嵌合する嵌合部と、嵌合部の端部から取付基板と略平行に、移動側レールの後方に突出する水平突片と、水平突片の後端から前側が順次開く変移用間隙を有して前方に突出し、前端部に固定側レール前端ストッパーの内面側に係止する係止段部が形成されている案内傾斜片と、案内傾斜片の前端に連設され、移動側レールの前方に突出する操作突片が弾性を有する材料より一体に構成されている事を特徴とするスライドレールのロック装置。
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