JP6428826B2

JP6428826B2 - スライドレールユニット

Info

Publication number: JP6428826B2
Application number: JP2017067474A
Authority: JP
Inventors: 米田　昇巧; 昇巧米田
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2017-03-30
Filing date: 2017-03-30
Publication date: 2018-11-28
Anticipated expiration: 2037-03-30
Also published as: US20180288897A1; JP2018166889A; US10440854B2

Description

本発明は、スライドレールユニットに関する。

キャビネットに搭載される電子機器は、例えばスライドレールユニットによりキャビネットに固定される。スライドレールユニットによりキャビネットに固定される電子機器の保守作業は、電子機器がキャビネットから降ろされずに引き出された状態で行われる。

電子機器をキャビネットに固定するスライドレールユニットは、各レールがスムーズにスライドできるように、ミドルレール部分が伸び切った後にインナーレールがミドルレールから引き出されるような構造をとっている。

スライドレールユニットによりキャビネットに固定される電子機器をキャビネットから取り外す方法を図６〜図７に示す。図６は、電子機器をキャビネットから取り外す方法を示す斜視図である。

図６に示すスライドレールユニット１０は、アウターレール１１と、ミドルレール１２と、インナーレール１３とで構成されている。なお、本明細書では説明を簡略化するためにスライドレールユニットの片側の構造のみを説明するが、もう片側も同様の構造をとる。

また、図６に示す電子機器２００が、スライドレールユニット１０によりキャビネットに固定される電子機器である。また、図６に示す白色の矢印は、電子機器２００がスライド可能な方向を表す。すなわち、電子機器２００は、図６に示すｙ軸に沿ってスライドできる。

図６には、電子機器２００を−ｙ方向にさらに引き出すことによって、電子機器２００をインナーレール１３ごと引き抜く方法が示されている。

図７は、電子機器をキャビネットから取り外す他の方法を示す斜視図である。図７に示す白色の矢印は、電子機器２００が持ち上げられたり降ろされたりする方向を表す。すなわち、電子機器２００は、図７に示すｚ軸に沿って持ち上げられたり降ろされたりする。

図７には、電子機器２００を上（すなわち、＋ｚ方向）に持ち上げることによってスライドレールユニット１０から取り外す方法が示されている。

しかし、奥行きが長い電子機器がスライドレールユニットによりキャビネットに固定される場合、図６に示す方法で電子機器をキャビネットから取り外すためには、キャビネットの前面に広い空間が求められる。

その理由は、スライドレールユニットが伸び切った状態で更に電子機器を引き出すことが求められるためである。すなわち、図６に示す方法で電子機器を取り外すためには、キャビネットの前面に電子機器をより引き出すための広い空間が求められる。

また、図７に示す方法で電子機器を取り外すためには、重量物である電子機器をある程度の高さまで持ち上げることが求められる。また、電子機器がスライドレールユニットに再び搭載される時に、引き出された状態のスライドレールユニットが左右に揺れて電子機器が固定されにくいという問題がある。図７に示す黒色の矢印は、スライドレールユニット１０が揺れる方向を表す。

特許第５７２５２１９号公報特許第５５６５８５４号公報

特許文献１には、スライドレールユニットを用いて対象物を架台に設置する場合に対象物をスライドレールユニットから取り出す際に要する広い作業空間を減少させることができるスライドレールユニットが記載されている。

特許文献１に記載されているスライドレールユニットが使用されると、図６に示す方法で電子機器がキャビネットから取り外される場合、ミドルレールが引き出されずに電子機器が取り外される。すなわち、狭い空間でも電子機器がキャビネットから取り外される。

しかし、特許文献１に記載されているスライドレールユニットでは、ミドルレールが引き出されないためのロック機構がキャビネットの後方に取り付けられている。すなわち、電子機器を引き出して作業を行っている途中で改めて電子機器を取り外す場合、作業者には、キャビネットの後方に回ってミドルレールをロックすることが求められる。

電子機器を取り外す度に上記の作業を行うことが求められるため、特許文献１に記載されているスライドレールユニットが使用されると作業の効率が低下するという問題がある。

また、特許文献２には、移動レールを中間レールから取り外すために必要な作業スペースを小さくでき、更に架台の安定性を高めることができるスライドレールユニットが記載されている。

しかし、特許文献２に記載されているスライドレールユニットを使用するためには、ストッパーをラックキャビネットの支柱等に取り付けることが求められる。よって、特許文献２に記載されているスライドレールユニットは、ストッパーを取り付けることができないようなキャビネットに電子機器を取り付ける場合には使用されない。

［効果の説明］
そこで、本発明は、上述した課題を解決する、取り付けられた奥行きの長い電子機器を狭い空間でも容易に取り外すことができるスライドレールユニットを提供することを目的とする。

本発明によるスライドレールユニットは、アウターレールと、アウターレールに収容されアウターレールの長手方向にスライド可能なミドルレールと、ミドルレールに収容されミドルレールの長手方向にスライド可能なインナーレールと、アウターレールとミドルレールとの間に存在しアウターレールの長手方向にスライド可能なレバーとを含み、レバーは、所定の距離引き出されるとミドルレールのスライドをロックさせるレバー突起部を有し、ミドルレールは、ロック穴を有し、所定の距離引き出されたレバーのレバー突起部は、ロック穴に引っ掛かることによってミドルレールのスライドをロックさせ、インナーレールは、ロック穴に引っ掛かるインナーレール突起部を有し、レバーが所定の距離引き出されるまでインナーレール突起部がロック穴に引っ掛かることによってミドルレールと一体でスライドすることを特徴とする。
また、本発明によるスライドレールユニットは、アウターレールと、アウターレールに収容されアウターレールの長手方向にスライド可能なミドルレールと、ミドルレールに収容されミドルレールの長手方向にスライド可能なインナーレールと、アウターレールとミドルレールとの間に存在しアウターレールの長手方向にスライド可能なレバーとを含み、レバーは、所定の距離引き出されるとミドルレールのスライドをロックさせるレバー突起部を有し、所定の距離引き出されたレバーのレバー突起部は、ミドルレールの先端に引っ掛かることによってミドルレールのスライドをロックさせることを特徴とする。

本発明によれば、取り付けられた奥行きの長い電子機器を狭い空間でも容易に取り外すことができる。

本発明の第１の実施形態に係るスライドレールユニットが引き出された状態を示す斜視図である。スライドレールユニット１００を構成する各レールを示す側面図である。ロック機構１１１の近傍を示す平面図である。第２の実施形態のアウターレールとミドルレールとを示す平面図である。本発明によるスライドレールユニットの概要を示す斜視図である。電子機器をキャビネットから取り外す方法を示す斜視図である。電子機器をキャビネットから取り外す他の方法を示す斜視図である。

実施形態１．
［構成の説明］
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図１は、本発明によるスライドレールユニットの第１の実施形態の構成例を示す斜視図である。

本実施形態のスライドレールユニットのインナーレール部分は、所定の操作が実行されることによってスライドレールユニットが限界まで延伸される前に取り外される。また、作業者は、所定の操作をスライドレールユニットの前面で実行できるため、効率的に保守作業を実行できる。

図１に示すように、スライドレールユニット１００は、アウターレール１１０と、ミドルレール１２０と、インナーレール１３０とで構成されている。なお、図１に示すスライドレールユニット１００の状態は、取り付けられた電子機器２００が−ｙ方向に引き出された状態である。

また、図１に示すように、電子機器２００は、インナーレール１３０に固定されている。また、アウターレール１１０は、キャビネットに固定されている。また、ミドルレール１２０は、アウターレール１１０内をスライドする形式でアウターレール１１０に取り付けられている。

また、インナーレール１３０は、ミドルレール１２０内をスライドする形式でミドルレール１２０に取り付けられている。なお、ミドルレール１２０は、アウターレール１１０から取り外し不可能な構造をとっている。

また、インナーレール１３０は、ミドルレール１２０から取り外し可能な構造をとっている。すなわち、本実施形態のインナーレール１３０は、ミドルレール１２０から引き抜かれる。

図２は、スライドレールユニット１００を構成する各レールを示す側面図である。図２に示すように、アウターレール１１０は、ロック機構１１１を有する。また、ミドルレール１２０は、ロック用穴１２１を有する。また、インナーレール１３０は、インナーレールロック用突起１３１を有する。

図３は、ロック機構１１１の近傍を示す平面図である。図３（ａ）は、電子機器２００がキャビネットに収納されている時のロック機構１１１の近傍を示す平面図である。

図３（ａ）に示すように、ロック機構１１１は、電子機器取り外しレバー１１２と、ロック金具１１３と、バネ１１５とで構成されている。電子機器取り外しレバー１１２は、アウターレール１１０に対して前後に（すなわち、ｙ軸に沿って）スライドする形式で固定されている。

また、ロック金具１１３の一端は、電子機器取り外しレバー１１２に対して回転するように電子機器取り外しレバー１１２に固定されている。また、ロック金具１１３の他の一端は、バネ１１５を介して電子機器取り外しレバー１１２に取り付けられている。また、アウターレール１１０には、ロック金具１１３と接触する突起１１４が含まれている。

また、インナーレール１３０が有するインナーレールロック用突起１３１の高さは、バネが伸びたり縮んだりすることによって変わる。電子機器２００がキャビネットに収納されている時、インナーレールロック用突起１３１は、図３（ａ）に示すようにミドルレール１２０が有するロック用穴１２１に嵌っている。

また、電子機器２００が取り外されずに引き出される段階でも、インナーレール１３０のインナーレールロック用突起１３１は、まだロック用穴１２１に嵌っている。すなわち、電子機器２００が引き出されると、インナーレール１３０とミドルレール１２０は、一体となってアウターレール１１０に対して−ｙ方向にスライドする。

ミドルレール１２０の可動範囲が無くなるまで電子機器２００が引き出されると、アウターレール１１０に対してミドルレール１２０は動かなくなる。ミドルレール１２０が動かない状態で電子機器２００がさらに引き出されると、インナーレールロック用突起１３１の突起部分が傾斜しているためインナーレールロック用突起１３１が−ｘ方向に移動する。

すなわち、インナーレールロック用突起１３１のバネが−ｘ方向に押し戻され、インナーレールロック用突起１３１がロック用穴１２１から抜ける。インナーレールロック用突起１３１がロック用穴１２１から抜けた後、インナーレール１３０のみが−ｙ方向にスライドする。

電子機器２００を取り外す場合、本実施形態のスライドレールユニット１００を使用する作業者は、電子機器取り外しレバー１１２を引き出す。図３（ｂ）は、電子機器２００がキャビネットから取り外される時のロック機構１１１の近傍を示す平面図である。

図３（ｂ）は、電子機器取り外しレバー１１２が引き出された状態を示す。図３（ｂ）に示す白色の矢印は、電子機器取り外しレバー１１２が引き出される方向を表す。電子機器取り外しレバー１１２の移動に伴い、ロック金具１１３も移動する。移動の途中で、ロック金具１１３は、突起１１４に押されて−ｘ方向に回転する。

図３（ｂ）に示すように、ロック金具１１３が回転すると、ロック金具１１３の先端がミドルレール１２０のロック用穴１２１に嵌る。すなわち、ロック金具１１３が、ミドルレール１２０の移動を阻害すると共に、インナーレールロック用突起１３１をロック用穴１２１から押し出す。よって、インナーレール１３０とミドルレール１２０とを結合するロックが解除される。

ロックが解除されると、インナーレール１３０のみが移動できる。よって、作業者は、ミドルレール１２０を引き出さずにインナーレール１３０と電子機器２００とを取り外すことができる。

上記の構造により、作業者は、キャビネットから電子機器２００を取り外すときに電子機器取り外しレバー１１２を引き出すことによって、スライドレールユニット１００を限界まで延伸せずに済む。すなわち、作業者は、キャビネットの前面の空間を、スライドレールユニット１００を限界まで延伸可能な空間よりも縮小できる。

また、作業者は、キャビネットの前面で電子機器の取り外し操作を実行できる。すなわち、作業者がキャビネットの後方に回って取り外し操作を実行せずに済むため、取り外し作業が効率よく行われる。

また、電子機器取り外しレバー１１２が＋ｙ方向に押し込まれると、ロック金具１１３は、突起１１４に押されなくなるため、バネ１１５に引き戻されてミドルレール１２０のロック用穴１２１から外れる。すなわち、ミドルレール１２０が再度移動可能となるため、作業者は、電子機器２００を引き出すことができる。

［効果の説明］
本実施形態のスライドレールユニット１００は、電子機器取り外しレバー１１２が引き出されるとアウターレール１１０の前面側に設けられているロック機構１１１が操作されて、ミドルレール１２０のロック用穴１２１にロック金具１１３が嵌る。

ロック用穴１２１にロック金具１１３が嵌るとミドルレール１２０がアウターレール１１０にロックされると共に、インナーレール１３０のミドルレール１２０へのロックが解除されるため、インナーレール１３０のみが移動可能になる。すなわち、作業者は、狭い空間で電子機器２００を取り外すことができる。

実施形態２．
［構成の説明］
次に、本発明の第２の実施形態を、図面を参照して説明する。図４は、第２の実施形態のアウターレールとミドルレールとを示す平面図である。

図４に示すように、本実施形態のアウターレール１１０は、アウターレール１１０に対してスライド可能な板バネ１１６を有する。

なお、第１の実施形態のミドルレール１２０と同様に、本実施形態のミドルレール１２０がロック用穴１２１を有してもよい。また、第１の実施形態のインナーレール１３０と同様に、本実施形態のインナーレール１３０がインナーレールロック用突起１３１を有してもよい。

図４（ａ）に示す黒色の矢印は、板バネ１１６がスライド可能な方向を表す。すなわち、板バネ１１６は、図４に示すｙ軸に沿ってスライドできる。また、図４に示すように、板バネ１１６は、突起１１７を有する。

図４（ａ）は、電子機器２００がキャビネットに収納されている時の板バネ１１６の近傍を示す平面図である。図４（ａ）に示すように、反発した板バネ１１６が、ミドルレール１２０に接触している。電子機器２００が取り外される場合、板バネ１１６が図４（ａ）に示す白色の矢印の方向に引き出される。

図４（ｂ）は、電子機器２００がキャビネットから取り外される時の板バネ１１６の近傍を示す平面図である。図４（ｂ）に示すように板バネ１１６が引き出されると、突起１１７がミドルレール１２０の先端に引っ掛かる。

突起１１７がミドルレール１２０の先端に引っ掛かると、ミドルレール１２０の移動が阻害されるため、インナーレール１３０のみの引き出しが可能になる。よって、作業者は、狭い空間で電子機器２００を取り外すことができる。

図４（ｃ）は、電子機器２００が再度キャビネットに取り付けられる時の板バネ１１６の近傍を示す平面図である。電子機器２００をスライドレールユニットに取り付けると、作業者は、図４（ｃ）に示すように板バネ１１６を＋ｘ方向に押して突起１１７をミドルレール１２０の先端から外す。図４（ｃ）に示す白色の矢印は、板バネ１１６が押される方向を表す。

図４（ｃ）に示すように突起１１７がミドルレール１２０の先端に引っ掛かっていない状態で、電子機器２００が再度キャビネットに収納される。収納された電子機器２００を再度引き出したい場合、作業者は、ミドルレール１２０を−ｙ方向にスライドさせることによって電子機器２００を引き出すことができる。

［効果の説明］
本実施形態のスライドレールユニットは、板バネ１１６が引き出されると突起１１７がミドルレール１２０の先端に引っ掛かる。突起１１７がミドルレール１２０の先端に引っ掛かることによってミドルレール１２０の移動が阻害され、インナーレール１３０のみの引き出しが可能になる。すなわち、作業者は、狭い空間で電子機器２００を取り外すことができる。

次に、本発明の概要を説明する。図５は、本発明によるスライドレールユニットの概要を示す斜視図である。本発明によるスライドレールユニット２０は、アウターレール２１（例えば、アウターレール１１０）と、アウターレール２１に収容されアウターレール２１の長手方向にスライド可能なミドルレール２２（例えば、ミドルレール１２０）と、ミドルレール２２に収容されミドルレール２２の長手方向にスライド可能なインナーレール２３（例えば、インナーレール１３０）と、アウターレール２１とミドルレール２２との間に存在しアウターレール２１の長手方向にスライド可能なレバー２４（例えば、電子機器取り外しレバー１１２や板バネ１１６）とを含み、レバー２４は、所定の距離引き出されるとミドルレール２２のスライドをロックさせるレバー突起部（例えば、突起１１７）を有する。

そのような構成のスライドレールユニットが使用されると、取り付けられた奥行きの長い電子機器が狭い空間でも容易に取り外される。

また、ミドルレール２２は、ロック穴（例えば、ロック用穴１２１）を有し、所定の距離引き出されたレバー２４のレバー突起部は、ロック穴に引っ掛かることによってミドルレール２２のスライドをロックさせてもよい。

そのような構成のスライドレールユニットが使用されると、レバーがミドルレールのスライドをより確実にロックさせることができる。

また、ロック穴に引っ掛かったレバー突起部は、レバー２４が押し戻されるとロック穴から外れてもよい。

そのような構成により、スライドレールユニットは、容易に元の状態に戻ることができる。

また、インナーレール２３は、ロック穴に引っ掛かるインナーレール突起部（例えば、インナーレールロック用突起１３１）を有し、レバー２４が所定の距離引き出されるまでインナーレール突起部がロック穴に引っ掛かることによってミドルレール２２と一体でスライドしてもよい。

そのような構成により、スライドレールユニットは、より狭い空間で使用される。

また、インナーレール２３は、所定の距離引き出されたレバー２４のレバー突起部がインナーレール突起部の代わりにロック穴に引っ掛かることによって単独でスライドしてもよい。

そのような構成のスライドレールユニットが使用されると、インナーレールが容易に取り出される。

また、レバー突起部は、後端部がレバー２４に固着されたロック金具（例えば、ロック金具１１３）の先端部でもよい。また、後端部は、レバー２４に対して上下方向に回転可能でもよい。また、ロック金具は、レバー２４とバネ（例えば、バネ１１５）で繋がれていてもよい。

また、所定の距離引き出されたレバー２４のレバー突起部は、ミドルレール２２の先端に引っ掛かることによってミドルレール２２のスライドをロックさせてもよい。

そのような構成のスライドレールユニットが使用されると、より簡素な構造のレバーがミドルレールのスライドをロックさせることができる。

また、レバー２４は、板バネ（例えば、板バネ１１６）でもよい。

１０、２０、１００スライドレールユニット
１１、２１、１１０アウターレール
２４レバー
１１１ロック機構
１１２電子機器取り外しレバー
１１３ロック金具
１１４、１１７突起
１１５バネ
１１６板バネ
１２、２２、１２０ミドルレール
１２１ロック用穴
１３、２３、１３０インナーレール
１３１インナーレールロック用突起
２００電子機器

Claims

アウターレールと、
前記アウターレールに収容され前記アウターレールの長手方向にスライド可能なミドルレールと、
前記ミドルレールに収容され前記ミドルレールの長手方向にスライド可能なインナーレールと、
前記アウターレールと前記ミドルレールとの間に存在し前記アウターレールの長手方向にスライド可能なレバーとを含み、
前記レバーは、所定の距離引き出されると前記ミドルレールのスライドをロックさせるレバー突起部を有し、
前記ミドルレールは、ロック穴を有し、
前記所定の距離引き出された前記レバーの前記レバー突起部は、前記ロック穴に引っ掛かることによって前記ミドルレールのスライドをロックさせ、
前記インナーレールは、
前記ロック穴に引っ掛かるインナーレール突起部を有し、
前記レバーが前記所定の距離引き出されるまで前記インナーレール突起部が前記ロック穴に引っ掛かることによって前記ミドルレールと一体でスライドする
ことを特徴とするスライドレールユニット。
ロック穴に引っ掛かったレバー突起部は、レバーが押し戻されると前記ロック穴から外れる
請求項１記載のスライドレールユニット。
インナーレールは、
所定の距離引き出されたレバーのレバー突起部がインナーレール突起部の代わりにロック穴に引っ掛かることによって単独でスライドする
請求項１または請求項２記載のスライドレールユニット。
レバー突起部は、後端部がレバーに固着されたロック金具の先端部である
請求項１から請求項３のうちのいずれか１項に記載のスライドレールユニット。
後端部は、レバーに対して上下方向に回転可能である
請求項４記載のスライドレールユニット。
ロック金具は、レバーとバネで繋がれている
請求項４または請求項５記載のスライドレールユニット。
アウターレールと、
前記アウターレールに収容され前記アウターレールの長手方向にスライド可能なミドルレールと、
前記ミドルレールに収容され前記ミドルレールの長手方向にスライド可能なインナーレールと、
前記アウターレールと前記ミドルレールとの間に存在し前記アウターレールの長手方向にスライド可能なレバーとを含み、
前記レバーは、所定の距離引き出されると前記ミドルレールのスライドをロックさせるレバー突起部を有し、
前記所定の距離引き出された前記レバーの前記レバー突起部は、前記ミドルレールの先端に引っ掛かることによって前記ミドルレールのスライドをロックさせる
ことを特徴とするスライドレールユニット。
レバーは、板バネである
請求項７記載のスライドレールユニット。