JP2010200852A - キャビネット用のテーブルの昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】昇降装置10には、キャビネット、開口、昇降ユニット40、蓋部(例えば上枠42)、テーブル50、付勢手段、付勢手段の付勢力に抗して昇降ユニット40を下降位置にロックする第1ロック手段、テーブル50を展開位置にロックする第2ロック手段、第2ロック手段がロック状態となったことに連動させて、昇降ユニット40を上昇位置にロックするとともに、第2ロック手段のロック状態が解除されたことに連動させて、ロック状態を解除可能な第3ロック手段を備える。
【選択図】図1
Description
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
このため、請求項1に記載の発明によれば、電源供給が不要であり、上記した従来の格納式収納容器と比較して、設置が容易であり、又、構造も簡便にできる利点がある。
また、請求項1に記載の発明によれば、テーブルを上昇させる際に、昇降ユニットの蓋部をキャビネット内に押し込むだけで良く、操作性が良い。
また、請求項1に記載の発明によれば、テーブルを展開位置を行き過ぎて旋回させることにより、昇降ユニットを上昇位置のロックを解除できるので、昇降ユニットの上昇位置のロックを解除させるための特別の操作が不要である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、昇降ユニットの端が押されたときに、昇降ユニットが仮に傾いてしますと、キャビネット内に収納し難くなるおそれがあり、これを防止することができる。また、昇降ユニットの端が押されたときに、昇降ユニットが仮に傾いてしますと、第1ロック手段のロック状態の解錠動作やロック動作が不確実になるおそれがあり、これらも防止することができる。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
(1)キャビネット(20)
キャビネット(20)は、例えば図3〜5に示すように、天板(21)を有するものである。
(2)開口(図示せず)
開口は、図示しないが、天板(21)に設けられたものである。
昇降ユニット(40)は、キャビネット(20)に昇降可能に取り付けられ、下降位置では、例えば図3に示すように、キャビネット(20)に収納され、上昇位置では、例えば図4及び図5に示すように、開口(図示せず)を通して天板(21)の上方に突出するものである。
(4)蓋部(例えば上枠42)
蓋部(例えば上枠42)は、例えば図2に示すように、昇降ユニット(40)の上端部に位置し、当該昇降ユニット(40)の下降位置において、開口(図示せず)を閉じるものである。
テーブル(50)は、例えば図1及び図2に示すように、昇降ユニット(40)に旋回可能に支持され、例えば図1に示すように、当該昇降ユニット(40)の上昇位置において昇降ユニット(40)の前方に開く展開位置と、例えば図2に示すように、展開位置から昇降ユニット(40)に向かって折り畳まれ、開口を通過可能な折畳位置との間で旋回するものである。
付勢手段(例えば定荷重バネ60)は、例えば図7に示すように、昇降ユニット(40)を下降位置から上昇位置に向かって付勢するものである。
(7)第1ロック手段(80)
第1ロック手段(80)は、例えば図6に示すように、付勢手段(例えば定荷重バネ60)の付勢力に抗して昇降ユニット(40)を下降位置にロックするとともに、当該ロック状態において、蓋部(例えば上枠42)が下方に押し込まれた際に、ロック状態を解除可能なものである。
第2ロック手段(90)は、例えば図16に示すように、テーブル(50)を折畳位置から展開位置に向かって旋回させたときに、当該展開位置にテーブル(50)をロックするとともに、テーブル(50)を展開位置を行き過ぎて旋回させた際に、ロック状態を解除可能なものである。
第3ロック手段(100)は、例えば図9、図10に示すように、第2ロック手段(90)がロック状態となったことに連動させて、昇降ユニット(40)を上昇位置にロックするとともに、第2ロック手段(90)のロック状態が解除されたことに連動させて、ロック状態を解除可能なものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)展開手段(図示せず)
展開手段は、図示しないが、テーブル(50)を折畳位置から展開位置に向かって付勢するものである。
(2)第4ロック手段(110)
第4ロック手段(110)は、例えば図11に示すように、展開手段の付勢力に抗してテーブル(50)を折畳位置にロックするとともに、昇降ユニット(40)の上昇位置において、ロックを解除可能なものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)仮ロック手段(120)
仮ロック手段(120)は、例えば図17、図18に示すように、展開手段(図示せず)の付勢力によりテーブル(50)を折畳位置から展開位置に向かって旋回した際に弾性的に当接することで、展開手段の付勢力を受け止めるものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)サイドレール(31)
サイドレール(31)は、例えば図1に示すように、左右一対有り、昇降ユニット(40)の左右両側を昇降可能に支持するものである。
(2)センターレール(34)
センターレール(34)は、例えば図1に示すように、左右のサイドレール(31)の間に位置し、昇降ユニット(40)の左右方向の傾きを防止するためのものである。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、バネ等の付勢手段を用いてテーブルを昇降することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、テーブルを上昇させる際に、昇降ユニットの蓋部をキャビネット内に押し込むだけで良く、操作性が良い。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、テーブルを折畳位置から展開位置に向かって旋回させることにより、昇降ユニットを上昇位置にロックできるので、昇降ユニットを上昇位置にロックさせるための特別の操作が不要であり、又、昇降ユニットを上昇位置にロックし忘れを防止できる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、昇降ユニットの端が押されたときに、昇降ユニットが仮に傾いてしますと、キャビネット内に収納し難くなるおそれがあり、これを防止することができる。また、昇降ユニットの端が押されたときに、昇降ユニットが仮に傾いてしますと、第1ロック手段のロック状態の解錠動作やロック動作が不確実になるおそれがあり、これらも防止することができる。
図1〜5中、10は、昇降装置10を示し、この昇降装置10は、キャビネット20に組み込まれ、後述するテーブル50を昇降するためのものである。
キャビネット20は、キッチン用のアイランドカウンター、システムキッチンとして使用される。
具体的には、キャビネット20は、図3〜5に示すように、中空な箱形に形成され、上面には天板21を有する。天板21には、図示しないが、昇降装置10が昇降するための開口が形成されている。
なお、次の(1)〜(8)については後述する。
(1)固定フレーム30
(2)昇降ユニット40
(3)テーブル50
(4)定荷重バネ60(付勢手段)
(5)ダンパー70(制動手段)
(6)第1ロック手段80(昇降ユニット40の収納位置のロック機構)
(7)第2ロック手段90(テーブル50の展開位置のロック機構)
(8)第3ロック手段100(昇降ユニット40の上昇位置のロック機構)
なお、昇降装置10のパーツは、上記した(1)〜(8)に限定されない。
(固定フレーム30)
固定フレーム30は、図示しないが、キャビネット20の内部に固定される。
そして、左右のサイドレール31,31の間には、上下が上側フレーム32と下側フレーム33とに連結されたセンターレール34を設けている。
上側フレーム32には、図示しないが、後述する昇降ユニット40が通過可能な開口を有する。
(昇降ユニット40)
昇降ユニット40は、図1〜5に示すように、固定フレーム30の左右のサイドレール31、及びセンターレール34に昇降可能に取り付けられ、下降位置では、図3に示すように、キャビネット20に収納され、上昇位置では、図4及び図5に示すように、開口(図示せず)を通して天板21の上方に突出するものである。
また、左右の縦枠41の高さの途中には、中間枠44を渡し、全体として漢字の「日」の字形に昇降ユニット40を組んでいる。
上枠42は、ユニットフレーム50の下降位置において、図示しないが、キャビネット20の開口を閉じる蓋部として機能する。上枠42の上面は、ユニットフレーム50の下降位置において、キャビネット20の天板21とほぼ面一となる。
下枠43は、固定フレーム30のセンターレール34に昇降可能に取り付けられる。
中間枠44は、昇降ユニット40の上昇位置において、図示しないが、上枠42と同様に、キャビネット20の開口を閉じる蓋部として機能する。このため、昇降ユニット40の上昇位置において、天板21上のものが、キャビネット20の開口を通してキャビネット20内に落下するのを防止できる。また、中間枠44は、昇降ユニット40の補強としても機能する。
(テーブル50)
テーブル50は、図1及び図2に示すように、昇降ユニット40に旋回可能に支持され、図1に示すように、昇降ユニット40の上昇位置において昇降ユニット40の前方に開く展開位置と、図2に示すように、展開位置から昇降ユニット40に向かって折り畳まれ、開口(図示せず)を通過可能な折畳位置との間で旋回するものである。
なお、テーブル50のパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)回転ヒンジ51
回転ヒンジ51は、テーブル50を回転可能に支持するためのものである。
回転ヒンジ51は、図17及び図18に示すように、昇降ユニット40の左右の縦枠41の上端部に取り付けられ、上枠42の下側に位置する。
スライドヒンジ52は、図17及び図18に示すように、昇降ユニット40の左右の縦枠41の高さの途中に昇降可能に取り付けられ、後述するリンクバー53を介してテーブル50に連結される。
(3)リンクバー53
リンクバー53は、図17及び図18に示すように、一端部がテーブル50に回転可能に支持され、他端部がスライドヒンジ52に回転可能に支持される。
(定荷重バネ60(付勢手段))
定荷重バネ60は、図7に示すように、昇降ユニット40を下降位置から上昇位置に向かって付勢するものであり、付勢手段を構成する。
(ダンパー70(制動手段))
ダンパー70は、定荷重バネ60の付勢力を減衰するためのものであり、制動手段を構成する。
具体的には、ダンパー70として、ピストンダンパーが使用され、昇降ユニット40が定荷重バネ60のばね力により上昇する際にのみ制動力が働き、上昇した昇降ユニット40を手で押し上げる際には制動力が働かないようにしている。
なお、ダンパー70として、ダンパー70を例示したが、これに限定されない。
(第1ロック手段80)
第1ロック手段80は、図6に示すように、定荷重バネ60(付勢手段)の付勢力に抗して昇降ユニット40を下降位置にロックするとともに、当該ロック状態において、上枠42(蓋部)が下方に押し込まれた際に、ロック状態を解除可能なものである。
なお、第1ロック手段80のパーツは、次の(1)及び(2)に限定されない。
(1)第1ロックレバー81
第1ロックレバー81は、図6に示すように、昇降ユニット40の下枠43に旋回可能に取り付けられる。第1ロックレバー81には、図示しないが、後述する第1ロックプレート82のハートカム溝83をトレースする第1ロックピンを有する。
第1ロックプレート82は、図6に示すように、固定フレーム30の下側フレーム33に固定される。第1ロックプレート82には、第1ロックレバー81の第1ロックピン(図示せず)がトレースするハートカム溝83を設けている。
すなわち、昇降ユニット40を下降位置においては、第1ロックレバー81の第1ロックピン(図示せず)がハートカム溝83にロックされている。
このため、第1ロック手段80のロック状態が解除され、定荷重バネ60(付勢手段)のばね力により、昇降ユニット40が上昇する。
一方、上昇した昇降ユニット40を手で押し上げると、第1ロックレバー81の第1ロックピン(図示せず)がハートカム溝83の他方の開口端からハートカム溝83中に進行する。
昇降ユニット40の下降位置を行き過ぎるまで押し下げ、手を離すと、定荷重バネ60(付勢手段)のばね力により、昇降ユニット40が若干上昇し、このとき、第1ロックレバー81の第1ロックピン(図示せず)がハートカム溝83にロックされ、昇降ユニット40を下降位置にロックする。
(第2ロック手段90)
第2ロック手段90は、図16に示すように、テーブル50を折畳位置から展開位置に向かって旋回させたときに、当該展開位置にテーブル50をロックするとともに、テーブル50を展開位置を行き過ぎて旋回させた際に、ロック状態を解除可能なものである。
なお、第2ロック手段90のパーツは、次の(1)及び(2)に限定されない。
(1)第2ロックピン91
第2ロックピン91は、スライドヒンジ52から下方に長く延びる連動棒93の下端部から突出する。
(2)第2ロックプレート92
第2ロックプレート92は、昇降ユニット40の縦枠41に固定される。第2ロックプレート92には、第2ロックピン91がトレースするカム溝94を設けている。
往路95には、その高さの途中に、第2ロックピン91がはまり込むロック溝97を設けている。ロック溝97に第2ロックピン91がはまり込んだ位置で、テーブル50を展開位置にロックしている。
その後、テーブル50を、展開位置から折畳位置に旋回させると、第2ロックピン91が往路95に戻らずに、復路96を通って通過する。
(第3ロック手段100)
第3ロック手段100は、図9、図10に示すように、第2ロック手段90がロック状態となったことに連動させて、昇降ユニット40を上昇位置にロックするとともに、第2ロック手段90のロック状態が解除されたことに連動させて、ロック状態を解除可能なものである。
なお、第3ロック手段100のパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)レバー101
レバー101は、固定フレーム30のサイドレール31に回転可能に取り付けられる。
具体的には、レバー101は、T字形に形成され、その中央がサイドレール31に軸止される。T字形のレバー101の下方に延びた下端部には、図示しないが、昇降ユニット40の縦枠41に向かって突出した第3ロックピンを設けている。第3ロックピンは、後述する第3ロックプレート102のロック溝105にはまり込むことで、昇降ユニット40を上昇位置にロックする。そして、レバー101には、図示しないが、バネが取り付けられ、第3ロックピンがロック溝105にはまり込む方向に付勢されている。
(2)第3ロックプレート102
第3ロックプレート102は、昇降ユニット40の縦枠41に固定される。第3ロックプレート102には、レバー101の第3ロックピンがはまり込むロック溝105を設けている。
スライドカム103は、昇降ユニット40の縦枠41に昇降可能に取り付けられ、前述したスライドヒンジ52から下方に長く延びる連動棒93の昇降に連動している。
具体的には、スライドカム103には、左右に張り出したカム突起106を設けている。カム突起106は、レバー101のカムピン104と摺接する。
このため、昇降ユニット40が上昇しても、テーブル50の折畳位置を維持する限り、第3ロック手段100のロック状態が解除されたままとなる。
このため、スライドカム103のカム突起106と、レバー101のカムピン104とが離隔し、レバー101は、図示しないが、バネ力により回転し、第3ロックピンがロック溝105にはまり込むことで、第3ロック手段100がロック状態となり、昇降ユニット40を上昇位置にロックする。
このため、レバー101のカムピン104が、スライドカム103のカム突起106に押されてレバー101が回転する。レバー101の回転により、その第3ロックピンがロック溝105か抜け出て、
第3ロック手段100のロック状態が解除される。
(使用方法)
つぎに、上記した構成を有する昇降装置10の使用方法について説明する。
上枠42(蓋部)が少し押し込まれると、第1ロック手段80のロック状態が解除され、定荷重バネ60(付勢手段)のばね力により、図1及び図4に示すように、昇降ユニット40が上昇する。
テーブル50を上方に旋回させると、第2ロック手段90がロックし、テーブル50が展開位置にロックされる。
このとき同時に、第3ロック手段100もロックし、昇降ユニット40が上昇位置にロックされる。
テーブル50を上方に向かって少し旋回すると、第2ロック手段90のロック状態が解除される。このため、テーブル50を下向きに旋回することで、昇降ユニット40に沿うように折り畳むことができる。
このため、昇降ユニット40をキャビネット20内に向かって下降させ、最後に、開口(図示せず)を通して昇降ユニット40の上枠42(蓋部)を、キャビネット20内に手で少し押し込めば良い。
上枠42(蓋部)をキャビネット20内に少し押まれると、第1ロック手段80が再度、ロックし、昇降ユニット40をキャビネット20内に収納された下降位置にロックする。
(昇降装置10の変形例)
つぎに、昇降装置10の変形例について説明する。
具体的には、本変形例に係る昇降装置10は、次のパーツを備える。
なお、次の(1)〜(3)については後述する。
(1)展開手段(図示せず)
(2)第4ロック手段110(図11参照)
(3)仮ロック手段120(図17、図18)
なお、本変形例に係る昇降装置10のパーツは、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(展開手段)
展開手段は、図示しないが、テーブル50を折畳位置から展開位置に向かって付勢するものである。
(第4ロック手段110)
第4ロック手段110は、図11に示すように、展開手段(図示せず)の付勢力に抗してテーブル50を折畳位置にロックするとともに、昇降ユニット40の上昇位置において、ロックを解除可能なものである。
なお、第4ロック手段110のパーツは、次の(1)及び(2)に限定されない。
(1)第4ロックプレート111
第4ロックプレート111は、昇降ユニット40の縦枠41に前後方向にスライド可能に取り付けられる。
第4ロックプレート111には、図示しないが、バネが取り付けられ、第2ロックピン91がロック溝113にはまり込む方向に付勢されている。ロック溝113に第2ロックピン91がはまり込んだ状態で、第4ロック手段110はロック状態となり、テーブル50が折畳位置にロックされる。
このため、テーブル50は、回転ヒンジ51に内蔵された展開手段(図示せず)の付勢力により、折畳位置から展開位置に向かって旋回する。
カムピン112は、固定フレーム30のサイドレール31に固定されている。
カムピン112は、第4ロックプレート111のカム溝114を通過するものである。昇降ユニット40が上昇し、テーブル50の全体がキャビネット20の天板21の上方に露出した状態で、カムピン112がカム溝114を通過するように設定され、当該通過により、第4ロック手段110はロック状態が解除される。
(仮ロック手段120)
仮ロック手段120は、図17、図18に示すように、展開手段(図示せず)の付勢力によりテーブル50を折畳位置から展開位置に向かって旋回した際に弾性的に当接することで、展開手段の付勢力を受け止めるものである。
すなわち、回転ヒンジ51に内蔵された展開手段(図示せず)の付勢力により、テーブル50が折畳位置から展開位置に向かって旋回すると、スライドヒンジ52が上昇する。テーブル50が展開位置まで旋回すると、第2ロック手段90によりロックされるが、このとき、スライドヒンジ52が仮ロック手段120に当接することで、テーブル50が展開位置を行き過ぎるのを未然に防止している。
(使用方法)
つぎに、上記構成を有する本変形例に係る昇降装置10の使用方法を説明する。
上枠42(蓋部)が少し押し込まれると、第1ロック手段80のロック状態が解除され、定荷重バネ60(付勢手段)のばね力により、図1及び図4に示すように、昇降ユニット40が上昇する。
このため、テーブル50は、回転ヒンジ51に内蔵された展開手段(図示せず)の付勢力により、折畳位置から展開位置に向かって旋回する。
テーブル50は、仮ロック手段120により展開位置まで旋回して停止し、このとき、第2ロック手段90がロックし、テーブル50が展開位置にロックされる。
使用後、テーブル50をキャビネット20内に再度、収納するには、テーブル50を手で上方に持ち上げるようにし、展開位置を行き過ぎるまで上方に向かって少し旋回すれば良い。
テーブル50を上方に向かって少し旋回すると、第2ロック手段90のロック状態が解除される。このため、テーブル50を下向きに旋回することで、昇降ユニット40に沿うように折り畳むことができる。
また同時に、第3ロック手段100のロック状態も解除される。
このため、昇降ユニット40をキャビネット20内に向かって下降させ、最後に、開口(図示せず)を通して昇降ユニット40の上枠42(蓋部)を、キャビネット20内に手で少し押し込めば良い。
20 キャビネット 21 天板
30 固定フレーム
31 サイドレール 32 上側フレーム
33 下側フレーム 34 センターレール
40 昇降ユニット
41 縦枠 42 上枠(蓋部)
43 下枠 44 中間枠
50 テーブル
51 回転ヒンジ 52 スライドヒンジ
53 リンクバー
60 定荷重バネ(付勢手段)
70 ダンパー(制動手段)
80 第1ロック手段
81 第1ロックレバー 82 第1ロックプレート
83 ハートカム溝
90 第2ロック手段
91 第2ロックピン 92 第2ロックプレート
93 連動棒 94 カム溝
95 往路 96 復路
97 ロック溝
100 第3ロック手段
101 レバー 102 第3ロックプレート
103 スライドカム 104 カムピン
105 ロック溝 106 カム突起
110 第4ロック手段
111 第4ロックプレート 112 カムピン
113 ロック溝 114 カム溝
120 仮ロック手段
Claims (4)
- 天板を有するキャビネットと、
前記天板に設けられた開口と、
前記キャビネットに昇降可能に取り付けられ、下降位置では、前記キャビネットに収納され、上昇位置では、前記開口を通して前記天板の上方に突出する昇降ユニットと、
前記昇降ユニットの上端部に位置し、当該昇降ユニットの前記下降位置において、前記開口を閉じる蓋部と、
前記昇降ユニットに旋回可能に支持され、当該昇降ユニットの前記上昇位置において前記昇降ユニットの前方に開く展開位置と、前記展開位置から昇降ユニットに向かって折り畳まれ、前記開口を通過可能な折畳位置との間で旋回するテーブルと、
前記昇降ユニットを前記下降位置から前記上昇位置に向かって付勢する付勢手段と、
前記付勢手段の付勢力に抗して前記昇降ユニットを前記下降位置にロックするとともに、当該ロック状態において、前記蓋部が下方に押し込まれた際に、前記ロック状態を解除可能な第1ロック手段と、
前記テーブルを前記折畳位置から前記展開位置に向かって旋回させたときに、当該展開位置に前記テーブルをロックするとともに、前記テーブルを前記展開位置を行き過ぎて旋回させた際に、前記ロック状態を解除可能な第2ロック手段と、
前記第2ロック手段がロック状態となったことに連動させて、前記昇降ユニットを前記上昇位置にロックするとともに、前記第2ロック手段のロック状態が解除されたことに連動させて、前記ロック状態を解除可能な第3ロック手段とを備えていることを特徴とするキャビネット用のテーブルの昇降装置。 - 請求項1に記載のキャビネット用のテーブルの昇降装置であって、
前記昇降ユニットと前記テーブルとの間には、
前記テーブルを前記折畳位置から前記展開位置に向かって付勢する展開手段と、
前記展開手段の付勢力に抗して前記テーブルを前記折畳位置にロックするとともに、前記昇降ユニットの前記上昇位置において、前記ロックを解除可能な第4ロック手段とを備えていることを特徴とするキャビネット用のテーブルの昇降装置。 - 請求項2に記載のキャビネット用のテーブルの昇降装置であって、
前記昇降ユニットと前記テーブルとの間には、
前記展開手段の付勢力により前記テーブルを前記折畳位置から前記展開位置に向かって旋回した際に弾性的に当接することで、前記展開手段の付勢力を受け止める仮ロック手段を備えていることを特徴とするキャビネット用のテーブルの昇降装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のキャビネット用のテーブルの昇降装置であって、
前記キャビネット内には、
前記昇降ユニットの左右両側を昇降可能に支持する左右一対のサイドレールと、
前記左右のサイドレールの間に位置し、前記昇降ユニットの左右方向の傾きを防止するためのセンターレールとを備えていることを特徴とするキャビネット用のテーブルの昇降装置。
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