JP5154870B2 - スライドレール - Google Patents

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本発明は、家具等の載置板部、陳列棚等のスライド棚等の移動側部材を、引出し状態(スライド状態)から収納位置(最終所定位置)まで完全に移動させなくても、一定位置まで収納させると、後は家具本体等の固定側部材に自動的に引き込まれると共に、移動側部材を固定側部材に勢いよく移動させた時に生じる移動側部材の跳ね返り、あるいは、運搬時、地震時等に移動側部材が不用意に固定側部材から飛び出すのを防止する引き込み装置を有するスライドレールに関するものである。
家具本体等の固定側部材に載置板等の移動側部材を収納する時、移動側部材を勢い良く収納すると、収納時の跳ね返りによって、移動側部材が完全に収納されなかったり、あるいは、移動側部材を最初から完全に収納していなかったりする場合があり、家具の運搬時、地震時に不都合が発生する原因となっていた。
この問題を解決するため、移動側部材に取付けられた引き込み力付加部材と、引き込み力付加部材に対応して固定側部材に取付けられた引き込み力受動部材からなり、引き込み力付加部材は、移動側部材が固定側部材に対して最終所定位置に近づいたとき、引き込み力受動部材に一部が弾性的に圧接する圧接機構を有し、引き込み力受動部材は、圧接機構の圧接力を移動側部材を固定側部材に対し最終所定位置となす方向への引き込み力に変化させる案内傾斜面を設けた引き込み装置を有するスライドレールが提供されている。(例えば特許文献1参照。)
この場合、引き込み力受動部材は、引き込み力付加部材と共に移動側メンバーの収納側端部に取付ける構成であるため、移動側メンバーの摺動距離に比較して引き込み力受動部材は極端に短く構成されることとなる。
したがって、引き込み開始位置と引き込み終了位置との距離が短くなり、急激の引き込まれる、あるいは、収納保持された移動側部材を引き出すのに、予測以上の引き出し力を要するなど、好ましい引き込み効果を得ることができなかった。
特開2007−195754号公報
本発明は、簡単な構造で安価に製作出来、スライドレールの構造に関係なく、移動側部材と固定側部材間に引き込み機能を設ける事が出来、しかも、好ましい収納感覚、引き出し感覚を簡単に得ることができ、又、使用場所に応じた各種保持機能を得ることができるスライドレールを提供することを課題とする。
上記課題を解決する為、本発明が手段とする第1の特徴は、少なくとも移動側メンバーの収納側端部に設けられた引き込み力付加部材と、移動側メンバーの摺動方向に渡って固定側メンバーあるいは固定側部材に設けられた引き込み力受動部材からなる引き込み装置を有するスライドレールにおいて、引き込み力付加部材は、弾発体と、収納側端部に回転ローラーを有する弾性圧接腕より構成され、移動側メンバーの収納側端部に回動自在に取付けられて、引き込み力受動部材に弾性的に圧接する方向に回動力を付与され、引き込み力受動部材は、移動側メンバーの収納時に弾発体による弾性圧接腕の回動力によって、移動側メンバーを最終所定位置まで引き込む引き込み傾斜面が収納側端部に形成され、移動側メンバーの摺動距離とほぼ同等の長さで設けられるとともに、スライドレールの最大伸張時に回転ローラーが落ち込む引出し前端凹部を、引き出し側端部に有するものである。
次に本発明が手段とする第2の特徴は、少なくとも移動側メンバーの収納側端部に設けられた引き込み力付加部材と、移動側メンバーの摺動方向に渡って固定側メンバーあるいは固定側部材に設けられた引き込み力受動部材からなる引き込み装置を有するスライドレールにおいて、引き込み力付加部材は、弾発体と、収納側端部に回転ローラーを有する弾性圧接腕より構成され、移動側メンバーの収納側端部に回動自在に取付けられて、引き込み力受動部材に弾性的に圧接する方向に回動力を付与され、引き込み力受動部材は、移動側メンバーの収納時に弾発体による弾性圧接腕の回動力によって、移動側メンバーを最終所定位置まで引き込む引き込み傾斜面が収納側端部に形成され、移動側メンバーの摺動距離とほぼ同等の長さで設けられるとともに、上縁面の中央部やや引き出し側よりに、回転ローラーが落ち込む中央凹部を有するものである。
次に本発明が手段とする第3の特徴は、少なくとも移動側メンバーと、移動側メンバーを摺動自在に保持する移動側支持メンバーよりなり、移動側メンバーの最大伸長状態で、移動側支持メンバーに形成されたストッパー部に移動側メンバーに設けられたロック用レバーがロックされ、移動側メンバーが一旦摺動不能状態となり、ロック用レバーのロック解除によって、移動側メンバーを収納方向に移動可能とし、移動側メンバーが所定位置まで収納された時、最終収納位置まで自動的に引き込まれる引き込み装置を有するスライドレールにおいて、ロック用レバーは移動側メンバーの基板を挿通して外方に突出する操作用連結突片を有し、操作用連結突片と移動側メンバーとともに移動する移動側部材の前面側に設けられたロック解除操作部が連係機構を介して連結され、ロック解除操作部の操作によって、連携機構はロック用レバーをロック解除方向に移動させ、引き込み装置は、少なくとも移動側メンバーの収納側端部に設けられた引き込み力付加部材と、移動側メンバーの摺動方向に渡って固定側メンバーあるいは固定側部材に設けられた引き込み力受動部材からなり、引き込み力付加部材は、弾発体と、収納側端部に回転ローラーを有する弾性圧接腕より構成され、移動側メンバーの収納側端部に回動自在に取付けられて、引き込み力受動部材に弾性的に圧接する方向に回動力を付与され、引き込み力受動部材は、移動側メンバーの収納時に弾発体による弾性圧接腕の回動力によって、移動側メンバーを最終所定位置まで引き込む引き込み傾斜面が収納側端部に形成され、移動側メンバーの摺動距離とほぼ同等の長さで設けられているものである。
請求項1に記載の発明によると、引き込み力受動部材は、移動側メンバーの摺動距離とほぼ同等の長さで設けられているので、移動側メンバーの摺動範囲のどの位置からでも引き込み傾斜面を収納側端部に向かって形成できるので、所望の収納感覚(引き込み感覚)及び引き出し感覚を得ることができると共に、移動側メンバーの収納側端部に引き込み力付加部材と引き込み力受動部材は、スライドレールの摺動とは直接関係しないスライドレールの外部に設けることによって、どのようなスライドレールの形態であっても使用することができる。さらに、引き込み力受動部材は、スライドレールの最大伸張時に回転ローラーが落ち込む引出し前端凹部を、引き出し側端部に設けているので、引き込み機能に加え、簡単な構造で引き出し時保持機能も兼用することができる。
請求項に記載の発明によると、引き込み力受動部材は、移動側メンバーの摺動距離とほぼ同等の長さで設けられているので、移動側メンバーの摺動範囲のどの位置からでも引き込み傾斜面を収納側端部に向かって形成できるので、所望の収納感覚(引き込み感覚)及び引き出し感覚を得ることができると共に、移動側メンバーの収納側端部に引き込み力付加部材と引き込み力受動部材は、スライドレールの摺動とは直接関係しないスライドレールの外部に設けることによって、どのようなスライドレールの形態であっても使用することができる。さらに、上縁面の中央部やや引き出し側よりに、回転ローラーが落ち込む中央凹部を設けているので、収納途中あるいは引き出し途中において、移動側部材を所定の力で保持した状態で使用できるだけでなく、摺動途中で、一旦、移動側部材が停止状態となることによって、移動側部材上に載置された物品の蓋が開放されたままであったり、必要ないものが収納されようとしていること等を、使用者に感知させる機会を与えることができる。
請求項に記載の発明によると、請求項1に記載の効果に加え、ロック用レバーは移動側メンバーの基板を挿通して外方に突出する操作用連結突片を有し、ロック解除操作部が連係機構を介して連操作用連結突片に結されているので、ロック解除操作部を、ロック用レバーからはなれた移動側部材の前面側に設けることができ、操作が安全かつ容易である。
少なくとも移動側メンバーと、移動側メンバーを摺動自在に保持する移動側支持メンバーよりなり、移動側メンバーの最大伸長状態で、移動側支持メンバーに形成されたストッパー部に移動側メンバーに設けられたロック用レバーがロックされ、移動側メンバーが一旦摺動不能状態となり、ロック用レバーのロック解除によって、移動側メンバーを収納方向に移動可能とし、移動側メンバーが所定位置まで収納された時、最終収納位置まで自動的に引き込まれる引き込み装置を有するスライドレールにおいて、ロック用レバーは移動側メンバーの基板を挿通して外方に突出する操作用連結突片を有し、操作用連結突片と移動側メンバーとともに移動する移動側部材の前面側に設けられたロック解除操作部が連係機構を介して連結され、ロック解除操作部の操作によって、連携機構はロック用レバーをロック解除方向に移動させ、引き込み装置は、少なくとも移動側メンバーの収納側端部に設けられた引き込み力付加部材と、移動側メンバーの摺動方向に渡って固定側メンバーあるいは固定側部材に設けられた引き込み力受動部材からなり、引き込み力付加部材は、弾発体と、収納側端部に回転ローラーを有する弾性圧接腕より構成され、移動側メンバーの収納側端部に回動自在に取付けられて、引き込み力受動部材に弾性的に圧接する方向に回動力を付与され、引き込み力受動部材は、移動側メンバーの収納時に弾発体による弾性圧接腕の回動力によって、移動側メンバーを最終所定位置まで引き込む引き込み傾斜面が収納側端部に形成され、移動側メンバーの摺動距離とほぼ同等の長さで設けられているものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1から図4において、符号100、100は、左右のスライドレールを示し、左右のスライドレール100、100は、対向した同形に形成されて、固定側部材200(実施例では、炊飯器等の収納体201の所定高さ位置に固定された固定棚)に固定側連結座202、202を介して連結され、移動側部材203(本実施例では炊飯器の載置棚)に移動側連結座204、204を介して連結され、左右のスライドレール100、100間に配設された連係機構76にて、左右のスライドレール100、100は同時に操作可能で、それぞれのスライドレール100、100に設けられた引き込み装置(図4に示す。)によって、摺動途中から収納側に自動的に引き込まれ、収納状態が保持される。
そして、左右のスライドレール100、100は対向して同形に構成されているので、一方側についてのみ説明すると、スライドレール100は、固定側連結座202を介して機器類等の本体側に連結される固定側メンバー1と、中間メンバー3と、移動側メンバー5と、中間メンバー3と固定側メンバー1間に配設されるボールリテーナー2と、中間メンバー3と移動側メンバー5間に配設されるボールリテーナー4より構成されている。
固定側メンバー1は、帯状金属板の上下端部を外向き円弧状に彎曲せしめて、内面長手方向にボール案内溝が形成された上下の折曲縁11、11と基板12より断面略C字形に形成されている。
そして、基板12の前後端部を移動側メンバー5側に突出せしめて、ボールリテーナー2、中間メンバー3の摺動範囲を規制する中間メンバー前ストッパー(図示せず。)、中間メンバー後ストッパー13を形成している。
そして、基板12の摺動方向所定位置には、固定側メンバー1と固定側連結座202を連結するための連結孔が形成され、上下の折曲縁11、11の摺動方向略中間部には後記する回動ロック片7の係止部15、15が係止されている。
中間メンバー3は、内メンバー31と外メンバー32(図14に示す。)より構成されている。
内メンバー31は、固定側メンバー1の約2分の1程度の長さで、固定側メンバー1に挿入可能な大きさに、帯状金属板の上下端部を内向き円弧状に彎曲せしめて、外面長手方向にボール案内溝が形成された上下の折曲縁311、311(図11に示す。)と、基板312より断面略C字形に形成されている。
そして、中間メンバー3の最大伸長状態で、中間メンバー前ストッパー(図示せず。)に前端が当接したボールリテーナー2の後端に当接する内メンバー後ストッパー313(図10に示す。)が、基板312の後端部を固定側メンバー1側に突出せしめて形成されている。
外メンバー32は、固定側メンバー1とほぼ同長で、帯状金属板の上下端部を外向き円弧状に彎曲せしめて、内面長手方向にボール案内溝が形成された上下の折曲縁321、321(図11に示す。)と基板322より、固定側メンバー1と断面同形の略C字形に形成されている。
そして、基板322の後端部を固定側メンバー1側に突出せしめて、固定側メンバー1に収納された時、中間メンバー後ストッパー13に当接する外メンバー後ストッパー323(図10に示す。)が形成され、外メンバー後ストッパー323の所定寸法前側に、後記する回動ロック片7の後端部が嵌挿する回動範囲規制孔700(図示11に示す。)が形成され、回動ロック片7の取付け位置の所定寸法前方に、移動側メンバー5側に突出するリテーナーストッパー324(図10に示す。)が形成されている。
一方、基板322の前端部には、移動側メンバー5側に突出するストッパー部93を前端中央部内面に有する案内部材9が設けられ、基板322の後端部には後部が回動規制孔700を嵌挿する回動ロック片7が回動自在に設けられ、基板312、322同士を固着して、中間メンバー3は構成されている。
移動側メンバー5は、固定側メンバー1とほぼ同長で、金属製の細長条板の短手両端部を内向き円弧状に折り曲げて形成された外面長手方向(摺動方向)にボール案内溝を有する上下の折曲縁51、51(図11に示す。)と、基板52より、断面略C字形に形成されている。 符号54・・・(図4に示す。)は、移動側部材203と連結される移動側連結座204の連結孔を示している。
そして、移動側メンバー5が、中間メンバー3の外メンバー32内に完全に収納された時、基板322の前端部に設けられた案内部材9の一部に当接して、移動側メンバー5の収納方向への摺動を停止せしめる移動側メンバーストッパー53、53(図4に示す。)が、両折曲縁51、51の前端部に外方に突出して形成されている。
さらに、移動側メンバー5が中間メンバー3に対し、最大伸長状態となった時、基板322の前端部に設けられた案内部材9のストッパー部93に係合して、移動側メンバー5の引出し方向への摺動を停止せしめるロック用レバー6が、基板52の中程に設けられている。
そして、ロック用レバー6とストッパー部93の係合状態を解除する事で移動側メンバー5は、中間メンバー3から抜き出し、および、収納可能となる。
ボールリテーナー2(図14に示す。)は、固定側メンバー1の半分程度の長さの金属製の細長条板の短手両端部を、固定側メンバー1の上下の折曲縁11、11と中間メンバー3(内メンバー31)の上下の折曲縁311、311間に突出せしめたL字形の折曲片21、21と、折曲片21、21間に略コ字形に形成された基板22より構成され、折曲片21、21の長手方向にボール20・・・を回転自在に保持している。
そして、中間メンバー3の最大伸長状態で、ボールリテーナー2の基板22の前端部は、固定側メンバー1の中間メンバー前ストッパー(図示せず。)の内面に当接し、基板22の後端には中間メンバー3(内メンバー31)の内メンバー後ストッパー313が当接する。
ボールリテーナー4(図14に示す。)は、移動側メンバー5の半分程度の長さの金属製の細長条板の短手両端部を、移動側メンバー5の上下の折曲縁51、51と中間メンバー3(外メンバー32)の上下の折曲縁321、321間に突出せしめたL字形の折曲片41、41と、折曲片41、41間に略コ字形に形成された基板42より構成され、折曲片41、41の長手方向にボール40・・・を回転自在に保持している。
そして、移動側メンバー5の最大伸長状態で、ボールリテーナー4の基板42の前端部は、中間メンバー3(外メンバー32)の案内部材9の一部に当接する。
又、抜き出された移動側メンバー5が挿着されるとき、不測にボールリテーナー4が不測に収納側に移動して回動ロック片7に接触しないよう、基板42の後端部が当接するリテーナーストッパー324が中間メンバー3(外メンバー32)に形成されている。
回動ロック片7は、前端部に取付孔を有する取付基板71と、取付基板71の上下端部に形成された、移動側メンバー5の基板52方向に突出し、後方に向かって互いの間隔が広がる(移動側メンバー5の上下の折曲縁51、51方向に傾斜する)よう傾斜したロック解除案内突片72、72と、取付基板71の後端上下端部に形成され、回動範囲規制孔700を貫通し、固定側メンバー1の基板12方向に突出する姿勢維持突片73、73と、姿勢維持突片73、73の固定側メンバー1の基板12側の端部から固定側メンバー1の上下の折曲縁11、11方向に突出するロック用突片74、74より構成され、連結ピンにて中間メンバー3の後部所定位置に回動自在に連結されている。
尚、ロック解除案内突片72、72と姿勢維持突片73、73と、ロック用突片74、74と、ロック用突片74、74に対応する固定側メンバー1の係止部15、15が上下に対称的に設けられているのは、スライドレールを左右兼用として使用する為である。
又、上記姿勢維持突片73、73は固定側メンバー1の基板12方向に向かって互いの間隔が広がるよう傾斜しており(固定側メンバー1の基板12方向で、固定側メンバー1の折曲縁11、11側に傾斜する)、下方の姿勢維持突片73が回動範囲規制孔700の下端縁に当接した状態で、回動ロック片7の自重が、ロック用突片74、74が常に固定側メンバー1の基板12方向に移動するよう負荷されるので、ロック用突片74は確実に係止部15に係止する。
尚、ロック回動片7、係止部15、中間メンバー3、移動側メンバー5は、出願人が先に出願した特開2003−310369号公報に記載されたロック回動片、係止部、中間メンバー、移動側メンバーと同様に構成され、同じ様に作用するので詳細な説明は省く。
中間メンバー3の外メンバー32の前端部に取付けられる案内部材9は、図9、図12に示すように、外メンバー32の基板322の前端部に形成された嵌合孔90に嵌合する嵌合突部901を有する取付基板91と、移動側メンバー5と外メンバー32の上下のボール摺動溝間に位置する案内突部(図示せず。)と、移動側メンバー5のロック用レバー6に対応して取付基板91の前部から、移動側メンバー5方向で、且つ、前方に突出するストッパー部93と、取付基板91の後端部に位置するリテーナー保持部94より、合成樹脂材にて一体に形成されている。
取付基板91は、ロック用レバー6とストッパー部93の係合が支障なく行えるよう、ストッパー部93の所定位置後方から、収納方向に順次厚みが大きくなる、案内傾斜部911を有し、案内傾斜部911の後端に前記リテーナー保持部94が収納方向に突出して形成されている。
ロック用レバー6は、図9、図12に示すように、連結基板61と、弾性変移部62と、弾性変移部62の前端に連設された先端変移部63と、先端変移部63の内面側から移動側メンバー5の基板52に形成された逃がし孔631を挿通して外方に突出する操作用連結突片64により合成樹脂材にて一体に形成され、弾性変移部62と連結基板61の連続部に弾性用凹条610が形成されている。
そして、連結基板61の上下端部には、移動側メンバー5の各折曲縁51、51と基板52の角部内面側に嵌入する嵌入突縁(図示せず。)が形成され、中央部には、嵌合孔601が形成され、移動側メンバー5には、取り付け状態のロック用レバー6が移動側メンバー5の摺動方向に移動するのを防止するよう、嵌合孔601に嵌合する嵌合突部58と移動規制突部57が形成されている。
又、移動側メンバー5が外メンバー32に対して所定位置まで引き出された時に、移動側メンバー5を停止させるため、ストッパー部93に係合するストッパー孔621が、弾性変移部62に形成されている。
先端偏移部63は、移動側メンバー5の摺動時、ボールリテーナー4の基板42の内面、及び、案内部材9の案内傾斜部911、リテーナー保持部94の内面等に接触するので、基板52側に彎曲せしめた形状に形成されている。
尚、案内部材9、及び操作用連結突片64がない状態のロック用レバー6は、出願人が先に出願した特開2003−32526号公報に記載された案内部材、ストッパー部材と同様に構成され、同様に作用するので詳細な説明は省く。
一方、左右のスライドレール100、100間に配設され、左右同時に左右のロック用レバー6、6を操作する連係機構76は、端部が操作用連結突片64、64に回動自在に連結される左右の操作用リンク761、762と、左右の操作用リンク761、762の他端を回動自在に連結するリンク連結部77と、移動側部材203の左右方向中央部の前端部分に臨んでロック解除操作部78が設けられ、後端部に前記リンク連結部77が設けられ、移動側部材203の裏面に連結された前後保持座791、792に移動側メンバー5の摺動方向に移動自在に保持された操作杆79より構成されている。
前後保持座791、792は同形に形成され、操作杆79を移動側メンバー5の摺動方向に移動自在に保持する前後挿通保持部793、794と、前後挿通保持部793、794の上端から左右方向に突出し、移動側部材23の裏面にネジ止め連結される連結孔が形成された前左右連結用突片795、796と、後左右連結用突片797、798より合成樹脂材にて一体に形成されている。
リンク連結部77は、操作杆79の後端部に連結保持される操作杆連結部771と、操作杆連結部771より左右方向に突出し、左右の操作用リンク761、762が回動自在に連結される左右リンク連結用突片772、773より合成樹脂材にて一体に形成されている。
そして、移動側メンバー5の最大伸長状態で、左右の操作用リンク761、762と、左右の操作用連結突片64、64の連結部分が、左右の操作用リンク761、762とリンク連結部77の連結部より前側に位置するようそれぞれが回動自在に連結される。
したがって、ロック解除部78が移動側メンバー5の収納方向に押し込まれて、操作杆79を介してリンク連結部77が移動側メンバー5の収納方向に移動すると、左右の操作用連結突片64、64とリンク連結部77との間隔が離れようとするので、左右の操作用リンク761、762によって、左右の操作用連結突片64、64は互いに近づく方向に引き寄せられ、左右のロック用レバー6、6はロック解除姿勢となり、ロック解除部78が移動側メンバー5の収納方向に押し込まれているので、同時に、移動側メンバー5は収納方向に移動し、やがて、回動ロック片7の係止状態を解除し、移動側メンバー1内に中間メンバー3、移動側メンバー5が収納され最短収縮状態(移動側部材203が収納体201に収納された状態)となる。
すなわち、移動側部材203の前端中央部で、ロック解除部78を指先で操作するだけで、移動側部材203(移動側メンバー5)を収納方向に移動する事ができる。
引き込み装置は、図15〜図17に示す如く、移動側メンバー5の収納側端部の基板52に取付けられる引き込み力付加部材81と、固定側部材200の固定側連結座202に取付けられる引き込み力受動部材82より構成されている。
引き込み力付加部材81は、弾発体811と、弾発体811によって所定方向に回動力を付与された弾性圧接腕812より構成されている。
弾性圧接腕812は、スライドレール100の厚み方向に扁平で引き出し方向に長い棒状の合成樹脂材より形成され、引き出し側端部が枢軸813にて移動側メンバー5の収納側端部の基板52に回動自在に設けられ、収納側端部には、引き込み力受動部材82の上縁面820に弾性的に圧接しながら回転する回転ローラー814が回転自在に取付けられている。
弾発体811は線状のバネ材より形成され、前記枢軸813の下端面より上方に位置して移動側レール5の基板52に形成された係止孔810に嵌入係止し、中央部の引き出し側が枢軸813の下面に弾性的に圧接し、やや弓なりとなった状態で、収納側端部が弾性圧接腕812の収納側端部上面に形成された係止凹部815に嵌合係止している。
すなわち、弾発体811は、弾性圧接腕812の回転ローラー814が、引き込み力受動部材82の上縁面820に、常に弾性的に圧接するよう、弾性圧接腕812に回動力を付与している。
引き込み力受動部材82は、引き出し側端部が固定側メンバー1の引き出し側端部とほぼ同じ位置で、収納側端部が固定側メンバー1の収納側端部より後方に突出する長さで合成樹脂材より形成され、固定側連結座202の上面に移動側メンバーの摺動方向に渡って設けられている。
そして、上縁面820の引き出し側端部に、回転ローラー814の下3分の1程度が嵌入する、4分の1円形の引出し前端凹部821が形成され、上縁面820の中央部やや引き出し側よりに、回転ローラー814の下3分の1程度が嵌入する、略半円形の中央凹部822が形成され、固定側メンバー1の収納側端部より後方に突出する部分(上縁面820の収納側端部の後方)に、収納方向で下方に傾斜する引き込み傾斜面823が上縁面820の連続して形成されている。
本発明は上記のように構成され、スライドレール100が最も縮小した状態、すなわち、移動側部材203が収納体201に収納された状態で、引き込み力付加部材81の弾性圧接腕812の回転ローラー814が引き込み傾斜面823の収納側端部に位置し、この状態で、弾性圧接腕812は弾発体811によって図17で時計廻りの方向に回動力を付与されているので、移動側部材203(引き込み力付加部材81、すなわち移動側メンバー5)は収納体201(引き込み力受動部材82)に所定の保持力で保持された状態を維持する。
そして、この保持力の抗して移動側メンバー5(移動側部材203)が引き出されると、中間メンバー3の外メンバー32に対し、移動側メンバー5が摺動し、同時に、弾性圧接腕812は弾発体811の弾発力に抗して図17で反時計廻りの方向に回動しながら引き出し側に移動し、回転ローラー814は引き込み傾斜面823から上縁面820を移動する。
次に、移動側メンバー5の折曲縁51の後端部が、回動ロック片7より前方に位置した時、回動ロック片7のロック用突片74は、やや下方に変移して、固定側メンバー1の折曲縁11内面に接触した状態となり、移動側メンバー5の引き出し方向への摺動にともなって、回転ローラー814は、上縁面820を移動し、やがて中央凹部822に落ち込む、
そして、中央凹部822から回転ローラー814が抜け出す為の引き出し力は、回転ローラー814が上縁面820を移動しているときの引き出し力より強めの引出し力が瞬間的に必要となる。
すなわち、引き出し力の変化によって引き出し終了位置が間近であることを使用者に感知させることが可能となる。
あるいは、中央凹部822に回転ローラー814が落ち込んだ状態で、移動側部材203は所定の保持力で保持されるから、必要に応じて引き出し途中であっても安全に使用することが可能である。
さらに、中央凹部822から回転ローラー814を引き出して、移動側メンバー5を摺動させると、やがて、移動側メンバー5の中程に設けられたロック用レバー6の先端変移部63が中間メンバー3(外メンバー32)の案内部材9を通過して前方に突出しながら弾性によって中間メンバー3(外メンバー32)の基板322の方向に移動して、ストッパー孔621がストッパー部93に係合して、移動側メンバー5の中間メンバー3に対する移動は停止し(図9に示す状態。)、移動側メンバー5は中間メンバー3(移動側支持メンバー)にロックされた状態となる。
次に、固定側メンバー1に対し中間メンバー3(内メンバー31)が摺動すると、ロック用突片74が固定側メンバー1の折曲縁11の内面に接触しながら中間メンバー3と共に摺動し、やがて、係止部15にロック用突片74が自重によって係止し(この時、下方の姿勢維持突片73が回動範囲規制孔700の下端縁に当接するので、必要以上に下方に回動する事はなく、又、回動ロック片7の自重により、ロック用突片74、74は確実に係止部15に係止する。図10、図11に示す状態。)、同時に、ボールリテーナー2の基板22の前端部は、固定側メンバー1の中間メンバー前ストッパー(図示せず。)に当接し、中間メンバー3の内メンバー後ストッパー313がボールリテーナー2の後端に当接して、固定側メンバー1に対する中間メンバー3の摺動が停止する。
これと同時に、弾性圧接腕812の回転ローラー814が引き込み力受動部材82の上縁面820の前端部に形成された引き出し前端凹部821に落ち込み、スライドレール100は最大伸長状態が維持される。(図15に示す状態)
例えばこの状態で、移動側部材203あるいは移動側部材203に載置された物品に収納方向への力を不測に負荷したとしても、移動側部材203は収納方向へもあるいは引き出し方向へも移動することがなので、気遣いなく作業を行う事ができ、非常に使い勝手がよい。
又、従来、ロック解除レバー6が移動側メンバー5の摺動方向中央部側方に設けられ、スライドレール100、100が引き出された状態では、ロック解除レバー6を移動側メンバー5の双方から操作しなければならなかった。
そのため、移動側メンバー5の側方を隠蔽することができず、移動側メンバー5、5の側面側が露出して収納体201等の美観を損なったり、又、移動側メンバー5、5の摺動を円滑に行う為に塗られたグリース等の潤滑油が不測に衣服等に付着するなどの問題が、あったが、ロック解除操作部78を移動側部材の前面側に設けたので、図18に示すように、移動側部材203の左右端部に下方に突出して移動メンバー5、5を側方から隠蔽する隠蔽部材206、206を取付けて使用することもできる。さらに、移動側部材203の左右幅に関係なく使用することができる。
次に、ロック解除部78を移動側メンバー5の収納方向に押して、ロック用レバー6とストッパー部93との係合状態を解除する。 この状態では、回転ローラー814が、引き出し前端凹部821に落ち込みんだ状態であるので、不測に収納方向に移動することはない。
そして、ロック解除部78を操作した状態で、やや強めに押し込むと、回転ローラー814は弾発体811の弾発力に抗して、引き出し前端凹部821を乗り上げ、上縁面820上を収納方向に移動する。
次に、上縁面820上を収納方向に移動する回転ローラー814が中央凹部822に落ち込む(図16に示す状態。)と、中央凹部822から回転ローラー814が抜け出す為の押し込み力は、回転ローラー814が上縁面820を移動しているときの押し込み力より強い押し込み力が瞬間的に必要となる。
すなわち、一旦移動側部材203が停止状態となることによって、移動側部材203上に載置された物品の蓋が開放されたままであったり、必要ないものが収納されようとしていること等を、使用者に感知させる機会を与えることとなる。
又、中央凹部822に回転ローラー814が落ち込んだ状態で、移動側部材203は所定の保持力で保持されるから、必要に応じて収納途中であっても安全に使用することが可能である。
そして、やや強く押し込むと、回転ローラー814は弾発体811の弾発力に抗して、中央凹部822を乗り上げ、上縁面820上を収納方向に移動する。
そして、移動側メンバー5が収納されていくと、移動側メンバー5の下側の折曲縁51の後端が、回動ロック片7の下側のロック解除案内突片72に接触しながら回動ロック片7を上方に回動させ、ロック用突片74を係止部15から逸脱させて、中間メンバー3と固定側メンバー1のロック状態を解除し(図13、図14に示す状態。)、次に、下側の折曲縁51が、ロック解除案内突片72の下側に位置することで、ロック解除状態を維持した状態で、移動側メンバーストッパー53、53が案内部材9の一部に当接して、移動側メンバー5が中間メンバー3に収納され、次に、移動側メンバー5と中間メンバー3は、固定側メンバー1に対し摺動し、回転ローラー814が上縁面820の収納側端部から引き込み傾斜面823の引き出し側端部に位置すると、弾性圧接腕812の弾発体による時計廻りの方向の回動力によって、移動側メンバー5と中間メンバー3は固定側メンバー1に対して最終所定位置まで引き込まれ、固定側メンバー1の中間メンバー後ストッパー13の内面(中間メンバー後ストッパー13の内面に設けられた緩衝材)に、中間メンバー3の外メンバー後ストッパー323が当接して停止し、スライドレール100が最も縮小した状態となり、所定の保持力で保持される。(図17に示す状態。)
なお、引込開始位置は、弾性圧接腕812の長さを選択する以外に、引き込み力受動部材82の引き込み傾斜面823の長さを選択ことによっても選択可能である。すなわち、引き込み傾斜面823の長さを長くすれば、引き込み開始位置はより引き出し側となり、引き込み傾斜面823の長さを短くすれば、引き込み開始位置はより収納側となる。
そして、弾発力の異なった弾発体811を選択することにより、引き込み力の強さを選択でき、また、引き込み傾斜面823の傾斜角度をかえることにより引き込みスピードの選択が出来る。
本発明の使用状態を示す斜視図 移動側部材を取外した状態の図1に対応する斜視図 左右のスライドレールと連係機構を示す斜視図 本発明のスライドレールの斜視図 図4のA部拡大図 図4のB部拡大図 図3のD部拡大図 図3のE部拡大図 ロック用レバーとストッパー部のロック状態の関係のみを示す要部断面図 回動ロック片と固定側メンバーの係合状態の関係のみを示す要部正面図 図10のF−F部断面図 ロック用レバーとストッパー部のロック状態が解除された状態の関係のみを示す要部正面図 回動ロック片と固定側メンバーの係合状態が解除された状態の関係のみを示す要部正面図 図14のG−G部断面図 移動側レールが引き出された状態を示す要部正面図 移動側レールが摺動途中で保持された状態を示す要部正面図 移動側レールが最も引き込まれた状態を示す要部正面図 本発明の他の使用状態を示す斜視図
符号の説明
1 固定側ーメンバー
11、11 上下両折曲縁
15 係止孔
100 スライドレール
3 中間メンバー
5 移動側メンバー
6 ロック用レバー
64 操作用連結突片
76 連係機構
761 左の操作用リンク
762 右の操作用リンク
77 リンク連結部
78 ロック解除操作部
79 操作杆
81 引き込み力付加部材
811 弾性体
812 弾性圧接腕
814 回転ローラー
82 引き込み力受動部材
820 上縁面
821 引き出し前端凹部
822 中央凹部
823 引き込み傾斜面

Claims (3)

  1. 少なくとも移動側メンバーの収納側端部に設けられた引き込み力付加部材と、移動側メンバーの摺動方向に渡って固定側メンバーあるいは固定側部材に設けられた引き込み力受動部材からなる引き込み装置を有するスライドレールにおいて、引き込み力付加部材は、弾発体と、収納側端部に回転ローラーを有する弾性圧接腕より構成され、移動側メンバーの収納側端部に回動自在に取付けられて、引き込み力受動部材に弾性的に圧接する方向に回動力を付与され、引き込み力受動部材は、移動側メンバーの収納時に弾発体による弾性圧接腕の回動力によって、移動側メンバーを最終所定位置まで引き込む引き込み傾斜面が収納側端部に形成され、移動側メンバーの摺動距離とほぼ同等の長さで設けられるとともに、スライドレールの最大伸張時に回転ローラーが落ち込む引出し前端凹部を、引き出し側端部に有することを特徴とするスライドレール。
  2. 少なくとも移動側メンバーの収納側端部に設けられた引き込み力付加部材と、移動側メンバーの摺動方向に渡って固定側メンバーあるいは固定側部材に設けられた引き込み力受動部材からなる引き込み装置を有するスライドレールにおいて、引き込み力付加部材は、弾発体と、収納側端部に回転ローラーを有する弾性圧接腕より構成され、移動側メンバーの収納側端部に回動自在に取付けられて、引き込み力受動部材に弾性的に圧接する方向に回動力を付与され、引き込み力受動部材は、移動側メンバーの収納時に弾発体による弾性圧接腕の回動力によって、移動側メンバーを最終所定位置まで引き込む引き込み傾斜面が収納側端部に形成され、移動側メンバーの摺動距離とほぼ同等の長さで設けられるとともに、上縁面の中央部やや引き出し側よりに、回転ローラーが落ち込む中央凹部を有することを特徴とするスライドレール。
  3. 少なくとも移動側メンバーと、移動側メンバーを摺動自在に保持する移動側支持メンバーよりなり、移動側メンバーの最大伸長状態で、移動側支持メンバーに形成されたストッパー部に移動側メンバーに設けられたロック用レバーがロックされ、移動側メンバーが一旦摺動不能状態となり、ロック用レバーのロック解除によって、移動側メンバーを収納方向に移動可能とし、移動側メンバーが所定位置まで収納された時、最終収納位置まで自動的に引き込まれる引き込み装置を有するスライドレールにおいて、ロック用レバーは移動側メンバーの基板を挿通して外方に突出する操作用連結突片を有し、操作用連結突片と移動側メンバーとともに移動する移動側部材の前面側に設けられたロック解除操作部が連係機構を介して連結され、ロック解除操作部の操作によって、連携機構はロック用レバーをロック解除方向に移動させ、引き込み装置は、少なくとも移動側メンバーの収納側端部に設けられた引き込み力付加部材と、移動側メンバーの摺動方向に渡って固定側メンバーあるいは固定側部材に設けられた引き込み力受動部材からなり、引き込み力付加部材は、弾発体と、収納側端部に回転ローラーを有する弾性圧接腕より構成され、移動側メンバーの収納側端部に回動自在に取付けられて、引き込み力受動部材に弾性的に圧接する方向に回動力を付与され、引き込み力受動部材は、移動側メンバーの収納時に弾発体による弾性圧接腕の回動力によって、移動側メンバーを最終所定位置まで引き込む引き込み傾斜面が収納側端部に形成され、移動側メンバーの摺動距離とほぼ同等の長さで設けられていることを特徴とするスライドレール。
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