JP4695885B2 - スライドレール - Google Patents
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Description
そして、中間メンバー2aに対し移動側メンバー3aが最も引き出されると、移動側メンバー3aに設けたラッチ部材(図示せず。)が、中間メンバー2aの前端部に形成したラッチ係り(図示せず。)に係合し、移動側メンバー3aは中間メンバー2aに対して最も引き出された状態で維持される。
一方、抜き出された移動側メンバー3aを中間メンバー2aに再び装着する場合は、移動側メンバー3aの後端を中間メンバー2aの前端に装着し押し込んでいく。
この時、中間メンバー2aは、固定側メンバー1aに対してロック状態となっているので、中間メンバー2aは不用意に固定側メンバー1a内に収納されることがなく安全に装着作業ができる。
そして、移動側メンバー3aが収納されて所定の位置に達すると、移動側メンバー3aの後端がバネ材71aの弾性に抗してロック部材7aの上端部分を後方に押しやり、ロック部材7aを図11で時計まわりの方向に回動させ、ロック部材7aの後端部とストッパー部8aの前端面の係止状態を解除し、中間メンバー2aは固定側メンバー1aに収納されていく。
したがって、このズレを見越して、中間メンバー2aが固定側メンバー1aに対して最大引き出されなくても、ロック部材7aが確実にストッパー部8aの前方に位置するよう、ストッパー部8aを所定寸法後方に位置するように設けている。
しかし、このために、中間メンバー2aが最も引き出された状態から所定寸法(図11で符号Lで示す寸法)収納方向に移動した状態でロック部材7aとストッパー部8aが係止することになり、中間メンバー2aと固定側メンバー1aのロック状態で、摺動方向にがたつきが発生することとなっていた。
したがって、点検者が点検のため覗き込むようにして、機器類に手をかけたりすると、中間メンバー2aが固定側メンバー1aに不意に収納され、点検者が頭部を機器本体にぶつけたり、あるいは指を機器本体とスライドレール間に挟んだりする場合があり、安全性が十分でなかった。
又、修理の為、移動側メンバーと共に引出しあるいは機器類を機器本体より抜き出し、その後、移動側メンバー3aを中間メンバー2aに再び装着しようとすると、中間メンバー2aが急に固定側メンバー1aに収納され、装着しようとしていた機器類を落下させ損傷させたり、あるいは点検者が機器類と共に前のめりになって、頭部あるいは指先を傷つけたりする場合があった。
又、係止部を中間メンバーの摺動方向に複数個形成するだけの簡単な構成であるので安価に製作できる。
ストッパー部の係止部は、固定側メンバーの基板を中間メンバー側に膨出せしめて、引き出し側端面を当接面としているので、加工が容易で安価に製作出来る。
図1〜図5において、符号100は本発明に係るスライドレールを示し、スライドレール100は、固定側メンバー1と、固定側メンバー1に摺動自在に保持された中間メンバー2と、中間メンバー2にボールリテーナ4に回転自在に保持されたボール44・・・を介して摺動自在に保持された移動側メンバー3と、移動側メンバー3と中間メンバー2間に設けられたラッチ装置8と、中間メンバー2と固定側メンバー1間に設けられたロック装置5より構成されている。
そして、固定側メンバー1の基板10の後端部には、中間メンバー2の収納時ストッパー14が形成され、基板10の前端部には前記リテーナ12の引き出し方向への移動範囲を規制するリテーナ前ストッパー15、15が形成されている。
係止突起23は、基板20の前端中央部に一部を移動側メンバー3側に膨出して形成されている。
符号500は、抜き出された移動側メンバー3の装着を容易に行えるよう中間メンバー2の前端部分に取付けられた合成樹脂製の案内部材を示している。
そして、移動側メンバー3が最大引き出し位置に達した状態で、前記案内部材500のリテーナ保持部501に基板40が弾性的に外嵌し、保持される。
そして、基板30の内面所定位置にラッチ部材9が設けられ、前記係止突起23と共にラッチ装置8を構成している。
そして、取付基板91には、その上下前後端部より一体に突出し、移動側メンバー3の上下折曲縁31、31の内面に係止する係止突片911・・・と、嵌合孔90が中央部に形成されている。
一方、移動側メンバー3の基板30には、前記嵌合孔90に嵌合する嵌合突部301と、取付基板91の収納側端部に当接してラッチ部材9が収納方向に移動するのを防止する移動規制突部302が形成されている。
符号95は、係止孔93の引き出し側端面で移動側メンバー3の基板30方向で収納側に傾斜して突出し、移動側メンバー3が中間メンバー2に収納される時、係止突起23の引き出し側端面に接触して、弾性変移部92を移動側メンバー3の基板30方向に弾性変移させる収納案内突部を示し、符号36は弾性変移部92が弾性変移する時の収納案内突部95の逃し孔を示している。
ロック部材6は、引き出し側の端部を中間メンバー2の基板20の後端部に回動自在に枢止連結された回動取付部61と、中間メンバー2の後端部より収納側に突出する位置で回動取付部61に連設されたロック部62より形成され、ロック部62の下端部には固定側メンバー1の基板10方向に突出する係止突片63が形成され、上端部には上方に突出し、引き出し側を傾斜面とした回動案内突片64が形成されている。
符号621は、固定側メンバー1の基板10側に突出せしめて、引き出し側端面を中間メンバー2の後端面に当接させることで、ロック部材6の必要以上の回動を規制する回動規制突片を示している。
ストッパー部7は、固定側メンバー1の基板10の一部(ロック部材6の移動経路上の一部)を中間メンバー2の基板20側に膨出させて形成されており、中間メンバー2が最も引き出された状態で中間メンバー2の後端面が当接する前端面と、前端面から収納方向で中間メンバー2の摺動方向の下面に、ロック部材6の係止突片63が係止する複数個の係止部71・・・が形成されている。
そして、中間メンバー2に対し移動側メンバー3が最も引き出されると、移動側メンバー3に設けたラッチ部材9の係止孔93が、中間メンバー3の前端部に形成した
係止突起23と係止し、移動側メンバー3は最も引き出された状態で停止し、維持される。
一方、抜き出された移動側メンバー3を中間メンバー2に再び装着する場合は、移動側メンバー3の後端を中間メンバー2の前端に設けられた案内部材500を介して中間メンバー2の前端に装着し、押し込んでいく。
この時、中間メンバー2と固定側メンバー1はロック状態となっているので、中間メンバー2は不用意に固定側メンバー1内に収納されることがなく安全に装着作業ができる。
そして、移動側メンバー3が所定の位置に達すると、移動側メンバー3の後端がロック部材6の回動案内突片64を後方に押しやり、線状バネ600の弾性に抗して、ロック部材6を図3で時計まわりの方向に回動させ、ロック部材6の係止突片63とストッパー部7の前端面の係止状態を解除し、中間メンバー2は固定側メンバー1に収納されていく。
第2実施例のスライドレール100は、第1実施例と同形の固定側メンバー1と、固定側メンバー1に摺動自在に保持された中間メンバー2と、中間メンバー2にボールリテーナに回転自在に保持されたボールを介して摺動自在に保持された移動側メンバー3と、移動側メンバー3と中間メンバー2間に設けられたラッチ装置と、中間メンバー2と固定側メンバー1間に設けられた第2実施例のロック装置50より構成されている。
そして、第2実施例のロック装置50は、中間メンバー2の後端部に設けられたロック部材60と、固定側メンバー1に形成されたストッパー部70より構成されている。
尚、第2実施例で、ロック部材60のストッパー当接部630、630とストッパー部70の係止部701が上下に設けられているのは、スライドレール100を左右兼用とする為である。
そして、中間メンバー2に対し移動側メンバー3が最も引き出されると、移動側メンバー3に設けたラッチ部材9の係止孔93が、中間メンバー3の前端部に形成した
係止突起23と係止し、移動側メンバー3は最も引き出された状態で停止し、維持される。
一方、抜き出された移動側メンバー3を中間メンバー2に再び装着する場合は、移動側メンバー3の後端を中間メンバー2の前端に設けられた案内部材500を介して中間メンバー2の前端に装着し押し込んでいく。
この時、中間メンバー2と固定側メンバー1はロック状態となっているので、中間メンバー2は不用意に固定側メンバー1内に収納されることがなく安全に装着作業ができる。
さらに、移動側メンバー3を中間メンバー2に対し、収納方向に摺動させていくと、移動側メンバー3の後端面がロック部材60の移動規制突部620に当接し、移動側メンバー3は中間メンバー2に収納された状態で、中間メンバー2を固定側メンバー1に収納される方向に摺動し、移動規制突部620の後端面が固定側メンバー1の収納時ストッパー14に当接して、固定側メンバー1に中間メンバー2と移動側メンバー3は収納される。
12 リテーナ
100 スライドレール
2 中間メンバー
3 移動側メンバー
5 ロック装置
50 ロック装置
6 ロック部材
60 ロック部材
7 ストッパー部
70 ストッパー部
71 係止部
701 係止部
8 ラッチ装置
9 ラッチ部材
Claims (1)
- 固定側メンバーと、固定側メンバーにリテーナに回転自在に保持された複数個のボールを介して摺動自在に保持された中間メンバーと、中間メンバーに摺動自在に保持された移動側メンバーよりなり、固定側メンバーの前端部には前記リテーナの引き出し方向への移動範囲を規制するリテーナ前ストッパーが形成され、中間メンバーの後端部には、リテーナの後端に当接して、中間メンバーの引き出し量を規制するリテーナ後ストッパーが形成され、中間メンバーが固定側メンバーに対し摺動が停止するまで引き出され、かつ、移動側メンバーが中間メンバーに対し、所定距離引き出された状態で、中間メンバーが固定側メンバーに不用意に収納されないよう両者をロック状態となすロック装置が中間メンバーと固定側メンバー間に設けられ、固定側メンバーと中間メンバーのロック状態で、移動側メンバーが中間メンバーの所定位置まで収納された時、中間メンバーと固定側メンバーのロック状態が解除されるスライドレールにおいて、ロック装置は、中間メンバーに設けられたロック部材と、固定側メンバーに設けられたロック部材と係止するストッパー部より構成され、ロック部材は常にストッパー部に係止するよう付勢され、ストッパー部は、リテーナの前端が、リテーナ前ストッパーに当接し、リテーナ後ストッパーがリテーナの後端に当接して中間メンバーの摺動が停止した状態、リテーナの前端が、リテーナ前ストッパーに当接し、リテーナ後ストッパーがリテーナの後端に当接しないで、中間メンバーの摺動が停止した状態、リテーナ後ストッパーがリテーナの後端に当接し、リテーナの前端が、リテーナ前ストッパーに当接しないで、中間メンバーの摺動が停止したそれぞれの状態で、ロック部材が係止する複数個の係止部を中間メンバーの摺動方向に有していることを特徴とするスライドレール。
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