JP2002017453A - 天板を上下に移動できるテーブル - Google Patents

天板を上下に移動できるテーブル

Info

Publication number
JP2002017453A
JP2002017453A JP2000210425A JP2000210425A JP2002017453A JP 2002017453 A JP2002017453 A JP 2002017453A JP 2000210425 A JP2000210425 A JP 2000210425A JP 2000210425 A JP2000210425 A JP 2000210425A JP 2002017453 A JP2002017453 A JP 2002017453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
stop
stop lever
stopper
top plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000210425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4491583B2 (ja
Inventor
Hachiro Fukumura
八郎 福村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIN NIPPON MOKKO KK
Original Assignee
SHIN NIPPON MOKKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIN NIPPON MOKKO KK filed Critical SHIN NIPPON MOKKO KK
Priority to JP2000210425A priority Critical patent/JP4491583B2/ja
Publication of JP2002017453A publication Critical patent/JP2002017453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4491583B2 publication Critical patent/JP4491583B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な昇降機構で、天板を確実に強固に支持
して、しかも低コストに製造する。 【解決手段】 テーブルは、昇降機構2を介して天板1
を本体3に連結している。昇降機構2は、天板1の下に
固定される支柱4と、支柱4を連結している支持ガイド
5と、支柱4を停止させるストッパ機構6とを備える。
ストッパ機構6は、停止レバー7と係止ストッパ13と
弾性体10とを備える。停止レバー7は、支柱4に回動
できるように装着されており、下部には上下に離して複
数の停止凹部11を、上部には操作部9を有する。弾性
体10は、停止凹部11を係止ストッパ13に案内する
方向に停止レバー7を付勢しており、操作部9が操作さ
れない状態では、支柱4を支持ガイド5の所定の位置に
停止する。操作部9が操作されると、停止レバー7が回
動されて、停止凹部11が支持ガイド5の係止ストッパ
13から離れ、支柱4が支持ガイド5に沿って上下に移
動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天板の高さを調整
できるテーブルに関する。本明細書において、「テーブ
ル」は、机、卓、キャビネット、台等であって、昇降で
きる天板を有する全てのものを含む広い意味に使用す
る。
【0002】
【従来の技術】天板の高さを調整できるテーブルは、す
でに開発されている。この種のテーブルは、天板を用途
に最適な高さにできるので、極めて便利に使用できる。
この種のテーブルとして、たとえば、天板の下面にレバ
ーを設け、このレバーを操作して天板を昇降できる種々
の機構が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】レバーを操作して、手
動で天板を昇降するテーブルは、昇降機構が複雑になっ
て、製造コストが高くなる欠点があった。さらに、従来
のテーブルは、天板に大きな荷重がかかったときに、天
板を強固に支持するのが難しい欠点もあった。
【0004】本発明は、このような従来の欠点を解決す
ることを目的に開発されたもので、本発明の重要な目的
は、極めて簡単な昇降機構で、天板を確実に強固に支持
して、しかも低コストに製造できる天板を上下に移動で
きるテーブルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のテーブルは、昇
降機構2を介して、天板1を本体3に連結しているもの
で、以下の独特の昇降機構2を備えている。 (a) 昇降機構2は、支柱4と支持ガイド5とストッ
パ機構6とを備える。支柱4は、天板1を水平に支持す
るために、天板1の下に垂直に固定される。支持ガイド
5は、支柱4が上下に移動できるように連結している。
ストッパ機構6は、支柱4を支持ガイド5の所定の位置
に停止させて、天板1を所定の高さに停止させる。 (b) 支持ガイド5は、本体3に垂直に固定されると
共に、その内側に、支柱4が上下に移動できるように連
結している。 (c) ストッパ機構6は、ピン8を介して中間を支柱
4に連結している停止レバー7と、この停止レバー7を
係止して停止させる係止ストッパ13と、停止レバー7
に連結された弾性体10とを備える。 (d) 停止レバー7は、支柱4の内側に、垂直面内で
回動できるように装着されると共に、下部には、上下に
離されて複数の停止凹部11を有し、上部には停止レバ
ー7を回動せる操作部9を有する。 (e) 係止ストッパ13は、支持ガイド5に固定され
ており、停止レバー7の停止凹部11を案内して停止レ
バー7を係止させる。 (f) 弾性体10は、停止凹部11を係止ストッパ1
3に案内する方向に停止レバー7を付勢している。 (g) 停止レバー7は、操作部9が操作されると、弾
性体10が付勢する方向と反対方向に垂直面内で回動さ
れる。 (h) 操作部9が操作されない状態において、停止レ
バー7は、弾性体10でもって、停止凹部11を係止ス
トッパ13に係止して、支柱4を支持ガイド5の所定の
位置に停止するように構成されている。 (j) 操作部9が操作されると、停止レバー7が回動
されて、停止凹部11が係止ストッパ13から離れて、
支柱4が支持ガイド5に沿って上下に移動できるように
構成されている。
【0006】さらに、本発明のテーブルは、好ましく
は、停止レバー7の下部に設けた複数の停止凹部11が
引掛部11Aと傾斜面11Bとを有する。引掛部11A
は、係止ストッパ13に当接して、停止レバー7が降下
するのを阻止する。傾斜面11Bは、下方に向かって次
第に外側に突出するように形成されており、係止ストッ
パ13に沿って摺動されて停止レバー7を上昇させる。
このテーブルは、係止ストッパ13の下面が停止凹部1
1で係止されないので、操作部9を操作することなく天
板1を引き上げることができる。
【0007】さらに、本発明のテーブルは、好ましく
は、支持ガイド5を、支柱4を上下に移動できる溝型と
して、この溝型の支持ガイド5の開口端縁を連結する状
態で支持プレート14を固定し、さらに、この支持プレ
ート14に係止ストッパ13を固定して、係止ストッパ
13を所定の位置に配設する。このテーブルは、係止ス
トッパ13を、簡単な構造で、しかも確実に所定の位置
に配設できる特長がある。さらに、このテーブルは、支
持ガイド5の開口端縁が支持プレート14で連結される
ので、支持ガイド5の強度を高くできると共に、上下に
移動する支柱4が支持ガイド5から外れ出るのを支持プ
レート14で有効に阻止できる特長もある。
【0008】さらに、本発明のテーブルは、好ましく
は、昇降機構2が、支持ガイド5から支柱4が抜けるの
を阻止する抜止ストッパ18を備える。この構造のテー
ブルは、支柱4を上昇させ過ぎたときに、支柱4が支持
ガイド5から抜け出るのを確実に阻止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための天板を上下に移動できる
テーブルを例示するものであって、本発明はテーブルを
下記のものに特定しない。
【0010】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0011】図1と図2に示すテーブルは、天板1と、
この天板1を、昇降機構2でもって昇降できるように連
結している本体3とを備える。図に示すテーブルは、天
板1の両端部に昇降機構2を設けて、2組の昇降機構2
で、天板1を水平に保持している。ただ、図示しない
が、小さい天板のテーブルは1組の昇降機構で、天板を
本体に連結することもできる。また、頑丈な昇降機構も
1組で天板を本体に連結することができる。したがっ
て、本発明のテーブルは、必ずしも2組の昇降機構で天
板を本体に連結したものに特定しない。昇降機構は、1
組、または、3組以上のものを使用して、天板を本体に
連結することもできる。ただ、天板1の両側に設けた2
組の昇降機構2は、両手で一緒に操作して、天板1を簡
単に昇降でき、また、重い天板1を頑丈な状態で支持で
きる特長がある。
【0012】昇降機構2は、天板1の両端の下面に垂直
に固定される支柱4と、この支柱4を昇降できるように
連結して、本体3に固定される支持ガイド5と、支柱4
を支持ガイド5の決められた位置に停止させるストッパ
機構6とを備える。
【0013】支柱4は、横断面形状をC字状とする鉄製
の型鋼で、上端に固定片15をT字状に固定している。
固定片15が、天板1の下面にネジ止されて、支柱4が
天板1に垂直に固定されている。この形状の支柱4は、
軽くて強靭な特長がある。ただ、支柱は、金属製の平板
とすることもできる。
【0014】支持ガイド5は、その内側に支柱4を配設
して、支柱4を上下に移動できるように連結する。支持
ガイド5は、図3の水平断面図に示すように、支柱4を
摺動自在に配設する溝型で、本体3の側板3Aに固定す
る固定プレート16を設けている。図に示す支持ガイド
5は、金属板をプレス加工して製造したもので、上部と
下部に固定プレート16を設けている。
【0015】本体3は、支持ガイド5を固定するため
に、図1ないし図3に示すように、側板3Aの内面に垂
直な方向に固定溝17を設けている。この固定溝17に
支持ガイド5をはめ込んで、固定プレート16が側板3
Aにネジ止等の方法で固定される。この構造のテーブル
は、本体3の側板3Aから、支持ガイド5が突出しない
ように固定できる特長がある。ただ、支持ガイドは、固
定溝のない本体の側板内面に固定することもできる。
【0016】ストッパ機構6は、ピン8を介して中間を
支柱4に連結している停止レバー7と、この停止レバー
7を係止して停止させる係止ストッパ13と、停止レバ
ー7に連結された弾性体10とを備える。
【0017】停止レバー7は、厚い金属板を所定の形状
に加工したもので、図2に示すように、支柱4の内側
に、垂直面内で回動できるようにピン8を介して連結し
ている。さらに、停止レバー7は、図2と図4に示すよ
うに、支柱4を所定の位置で停止させるために、その下
部に、上下に離して複数の停止凹部11を設けている。
さらにまた、停止レバー7は、上端部に、停止レバー7
を回動させる操作部9を設けている。
【0018】停止レバー7を支柱4に連結するピン8
は、図3の断面図に示すように、支柱4の内側に突出さ
せる形状にプレス加工した、山型凸部19の先端部に固
定される。ピン8は、山型凸部19を貫通して山型凸部
19から突出して固定される。図のピン8は、山型凸部
19の下面にできる凹部に鍔8Aを配設し、停止レバー
7を貫通する先端には、Eリング20等を連結して、停
止レバー7を抜けないように連結している。この構造
で、支柱4に停止レバー7を連結するピン8は、鍔8A
を凹部に配設するので、支柱4の表面から突出しない。
このため、支柱4を支持ガイド5の内側でスムーズに移
動できる。さらに、山型凸部19の先端に配設される停
止レバー7は、支柱4の内面から多少離されて、よりス
ムーズに回動できる。
【0019】複数の停止凹部11は、停止レバー7の下
部に一定の間隔で設けている。これ等の停止凹部11
は、停止レバー7の側縁を、停止レバー7の回動方向に
切削して設けている。停止凹部11は、図4に示すよう
に、係止ストッパ13に案内された状態で、停止レバー
7を所定の位置に係止して停止レバー7が降下するのを
阻止する。したがって、図に示す停止凹部11は、係止
ストッパ13を係止できるように、上部に引掛部11A
を形成している。引掛部11Aは、凹部の底の部分から
上側の開口縁に向かって延長されており、係止ストッパ
13の上面に当接して停止レバー7を係止できる形状と
している。
【0020】さらに、停止凹部11は、下方に向かって
次第に外側に突出する傾斜面11Bを有する。図に示す
傾斜面11Bは、凹部の底の部分から下側に位置する停
止凹部11の開口端縁に向かって設けられている。この
ように、停止凹部11の下部に傾斜面11Bを有する停
止レバー7は、係止ストッパ13の下面が停止凹部11
で係止されないので、操作部9で停止レバー7を回動さ
せることなく、係止ストッパ13に沿って傾斜面11B
を摺動させて、停止レバー7を上方にスライドさせるこ
とができる。したがって、天板を引き上げるときに、操
作部9を操作して停止レバー7を回動させる必要がな
い。
【0021】ただ、停止凹部は、かならずしも、傾斜面
を設ける必要はない。図5に示すように、下部にも引掛
部11Aを設けて、隣接する停止凹部11の間の端面を
垂直面12とすることもできる。この形状の停止凹部1
1は、係止ストッパ13の上面だけでなく下面も引掛部
11Aで係止できるので、停止凹部11が係止ストッパ
13に案内された状態で停止レバー7が上下に移動する
のを確実に阻止できる。この停止レバー7は、操作部で
回動されると係止状態が解除されて上下に移動される。
【0022】さらに、図4と図5に示す停止凹部11
は、底部を湾曲させているが、停止凹部は、図6と図7
に示す形状とすることもできる。図6に示す停止凹部1
1は、直線上に形成された引掛部11Aと傾斜面11B
とで構成している。この形状の停止凹部11は、極めて
簡単に加工できる。さらに、図7に示す停止凹部11
は、底部を垂直面とすると共に、傾斜面11Bの下端
と、下に位置する停止凹部11の開口縁との間にも垂直
面12を設けている。この形状の停止凹部11は、引掛
部11Aの強度を強くして、この部分が破損したり変形
するのを有効に防止できる。
【0023】操作部9は、停止レバー7の上端部に設け
られており、これを操作して停止レバー7を回動させ
る。図4に示す操作部9は、停止レバー7の上端部を折
曲加工して設けている。この操作部9は、L字状に裁断
された停止レバー7の上端部を、水平な姿勢となるよう
に、支柱4の開口部側に折曲して設けている。この形状
の操作部9は、横断面形状がC字状の支柱4の内部か
ら、簡単に外部に引き出しできる特長がある。さらに、
停止レバー7の上端部を折曲加工して設けられる操作部
9は、停止レバー7を直接に駆動して回動できる特長が
ある。
【0024】さらに、図に示す操作部9は、先端に操作
レバー9Aを連結している。操作レバー9Aは、たとえ
ば、プラスチックを所定の形状に成形したもので、水平
方向に延長して連結されている。操作レバー9Aは、好
ましくは、水平な板状として便利に操作できる。先端に
操作レバー9Aを有する操作部9は、操作時に手に加わ
る衝撃をやわらげて、しかも、操作を簡単にできる特長
がある。
【0025】図に示す停止レバー7は、上端部の操作部
9を天板1の下方に配設している。操作部9を天板1の
下方に接近して配設しているテーブルは、天板1を持ち
ながら操作部9を操作できる特長がある。このテーブル
は、天板1を持つ手で操作部9を引き上げて、ストッパ
機構6のロック状態を解除しながら、簡単に天板1を上
下に移動できる。
【0026】さらに、図1に示すように、両側に2組の
昇降機構2を設けているテーブルは、各々の支柱4に設
けられる停止レバー7を、この図において左右対称な形
状としている。両側に配設される2組の停止レバー7が
互いに対称な形状であるテーブルは、折曲加工された操
作部9を支柱4から同じ方向に引き出しできるので、天
板1を上下移動させるときに、各々の操作部9を両手で
つかんで便利に操作できる。この停止レバー7は、操作
部9を折曲加工するときに、上端部を折曲する方向を逆
にすることによって、互いに対称な形状の停止レバー7
を簡単に製造できる。
【0027】係止ストッパ13は、支持ガイド5に固定
されており、上下移動する停止レバー7を係止して所定
の位置に停止させる。したがって、係止ストッパ13
は、天板1と支柱4の荷重が加わる停止レバー7を支持
できる十分な強度を有する。図4に示す係止ストッパ1
3は、支持プレート14を介して支持ガイド5に固定さ
れている。図に示す係止ストッパ13は、円柱状の凸部
で、支持プレート14の内面に、支柱4の内面に向かっ
て突出する状態で固定されている。ただ、係止ストッパ
13は、図7に示すように、角柱状の凸部とすること
も、図6に示すように、停止凹部11を係止できる突出
プレートとすることもできる。支持プレート14は、金
属板で、溝型の支持ガイド5の開口端縁を連結する状態
で支持ガイド5に固定している。支持プレート14は、
係止ストッパ13を所定の位置に配設すると共に、溝型
の支持ガイド5から支柱4が外に出るのを阻止してい
る。
【0028】弾性体10は、操作部9を操作しないとき
に、停止レバー7の停止凹部11を支持ガイド5の係止
ストッパ13に向かって押圧する方向に付勢している。
図4の弾性体10は、停止レバー7の下部を図において
左方向に押圧する押しバネである。押バネである弾性体
10は、一端を停止レバー7に連結して、他端を支柱4
の内面に連結している。弾性体は、図示しないが、押し
バネに代わって板バネやゴム状弾性体も使用できる。さ
らに、弾性体は、停止レバーの上部を図において右に引
っ張るコイルスプリングも使用できる。弾性体は、停止
レバーを回動させて、停止凹部を支持ガイドの係止スト
ッパに弾性的に押圧するすべてのものが使用できる。
【0029】弾性体10で所定の方向に付勢される停止
レバー7は、図4で示すように、停止凹部11が係止ス
トッパ13に案内されて係止状態に保持される。操作部
9の操作レバー9Aを矢印Aで示す方向に引き上げる
と、停止レバー7がピン8を中心として、弾性体10が
付勢する方向と反対の方向(図において反時計回り)に
回動して、停止レバー7の下部を矢印Bで示す方向に回
動させる。この状態で、停止凹部11は、係止ストッパ
13から離れて停止レバー7の係止状態が解除される。
停止レバー7の係止状態が解除されると、支柱4を自由
に上下に移動できる状態となって、天板1の高さが調整
される。
【0030】さらに、図4に示すテーブルは、昇降機構
2が、支持ガイド5から支柱4が抜けるのを阻止する抜
止ストッパ18を備える。図に示す抜止ストッパ18
は、支柱4の下端に設けられた突出部21と支持プレー
ト14とで構成される。図に示す支柱4は、下端の表面
に2本の止ネジがねじ込まれており、これ等のネジのネ
ジ頭を表面側に突出させて突出部21としている。ネジ
頭を突出部21とする構造は、極めて簡単に抜止ストッ
パ18を設けることができる。抜止ストッパ18を有す
るテーブルは、支柱4を上昇させ過ぎたときに、突出部
21が支持プレート14の下面に当接して、支柱4が支
持ガイド5から抜けるのが阻止される。
【0031】以上の構造のテーブルは、以下のようにし
て、天板を最も便利な高さに調整する。 操作部9の操作レバー9Aを引き上げないとき、停
止レバー7は弾性体10に押圧されて、停止凹部11を
支持ガイド5の係止ストッパ13に係止している。この
状態にあっては、停止レバー7が支柱4の降下を阻止す
る。したがって、天板1は降下しないように、本体3に
連結される。
【0032】 天板1の両側に配設されている操作部
9の操作レバー9Aを引き上げると、停止レバー7がピ
ン8を中心として回動する。停止レバー7が回動される
と、その下部に設けられた停止凹部11が、支持ガイド
5の係止ストッパ13から外れる。この状態になると、
停止レバー7が天板1の支柱4を停止しなくなるので、
天板1を自由な位置まで昇降できる。天板1を所定の高
さに調整した後、操作部9の操作レバー9Aを離すと、
弾性体10が停止レバー7を回動させて、停止凹部11
を支持ガイド5の係止ストッパ13に係止させる。この
ため、天板1は調整された高さに停止される。
【0033】ただ、停止レバー7の停止凹部11に傾斜
面11Bを設けたテーブルは、操作部9を操作すること
なく天板1を上昇させることもできる。停止レバー7の
傾斜面11Bを係止ストッパ13に沿って摺動させなが
ら、支柱4を上昇できるからである。このテーブルは、
天板1を降下させるときに、で述べたように操作部9
を操作して所望の高さで停止させる。
【0034】
【発明の効果】本発明の天板を上下に移動できるテーブ
ルは、極めて簡単な昇降機構で、天板を最も便利に使用
できる高さに停止できる特長がある。それは、本発明の
テーブルが、弾性体で付勢される停止レバーの停止凹部
を係止ストッパに係止させて支柱を支持ガイドの所定の
位置に停止しており、操作部で停止レバーを回動させ
て、停止レバーの係止状態を解除して、支柱を支持ガイ
ドに沿って上下に移動させて天板の高さを調整している
からである。さらに、本発明のテーブルは、所定の高さ
に停止された天板を、確実にしかも強固に支持できる特
長がある。さらに、昇降機構の部品点数を少なくできる
と共に、各パーツの形状を簡単にできるので、安価に多
量生産できる特長もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の天板を上下に移動できるテー
ブルの一部断面正面図
【図2】図1に示すテーブルを内側から見た一部拡大断
面図
【図3】図2に示すテーブルの支柱と支持ガイドの連結
構造を示す一部拡大水平断面図
【図4】図2に示すテーブルのストッパ機構を示す拡大
斜視図の斜視図
【図5】停止レバーと係止ストッパの他の一例を示す正
面図
【図6】停止レバーと係止ストッパの他の一例を示す正
面図
【図7】停止レバーと係止ストッパの他の一例を示す正
面図
【符号の説明】
1…天板 2…昇降機構 3…本体 3A…側板 4…支柱 5…支持ガイド 6…ストッパ機構 7…停止レバー 8…ピン 8A…鍔 9…操作部 9A…操作レバー 10…弾性体 11…停止凹部 11A…引掛部
11B…傾斜面 12…垂直面 13…係止ストッパ 14…支持プレート 15…固定片 16…固定プレート 17…固定溝 18…抜止ストッパ 19…山型凸部 20…Eリング 21…突出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板(1)が、昇降機構(2)を介して本体
    (3)に連結されているテーブルにおいて、昇降機構(2)が
    以下の全ての構成を有することを特徴とする天板を上下
    に移動できるテーブル。 (a) 昇降機構(2)は、天板(1)の下に垂直に固定され
    ている支柱(4)と、この支柱(4)が上下に移動できるよう
    に連結される支持ガイド(5)と、支柱(4)を支持ガイド
    (5)の所定の位置に停止させるストッパ機構(6)とを備え
    る。 (b) 支持ガイド(5)は、本体(3)に垂直に固定される
    と共に、その内側に、上下に移動できるように支柱(4)
    を連結している。 (c) ストッパ機構(6)は、ピン(8)を介して中間を支
    柱(4)に連結している停止レバー(7)と、この停止レバー
    (7)を係止して停止させる係止ストッパ(13)と、停止レ
    バー(7)に連結された弾性体(10)とを備える。 (d) 停止レバー(7)は、支柱(4)の内側に垂直面内で
    回動できるように装着されると共に、下部には、上下に
    離されて複数の停止凹部(11)を有し、上部には停止レバ
    ー(7)を回動させる操作部(9)を有する。 (e) 係止ストッパ(13)は、支持ガイド(5)に固定さ
    れており、停止レバー(7)の停止凹部(11)を案内して、
    停止凹部(11)を係止して停止レバー(7)の降下を停止す
    る。 (f) 弾性体(10)は、停止凹部(11)を係止ストッパ(1
    3)に案内する方向に停止レバー(7)を付勢している。 (g) 停止レバー(7)は、操作部(9)が操作されると、
    弾性体(10)が付勢する方向と反対方向に垂直面内で回動
    される。 (h) 操作部(9)が操作されない状態において、停止
    レバー(7)は、弾性体(10)でもって、停止凹部(11)を係
    止ストッパ(13)に係止して、支柱(4)を支持ガイド(5)の
    所定の位置に停止するように構成されている。 (i) 操作部(9)が操作されると、停止レバー(7)が回
    動されて、停止凹部(11)が係止ストッパ(13)から離れ
    て、支柱(4)を支持ガイド(5)に沿って上下に移動できる
    ように構成されている。
  2. 【請求項2】 停止レバー(7)に設けられた複数の停止
    凹部(11)が、係止ストッパ(13)に当接して停止レバー
    (7)の降下を阻止する引掛部(11A)と、下方に向かって次
    第に外側に突出する傾斜面(11B)とを有し、傾斜面(11B)
    を係止ストッパ(13)に沿って摺動させて、操作部(9)を
    操作することなく停止レバー(7)を上昇させる請求項1
    に記載の天板を上下に移動できるテーブル。
  3. 【請求項3】 支持ガイド(5)が、支柱(4)を上下に移動
    できる溝型で、この溝型の支持ガイド(5)の開口端縁を
    連結する状態で支持プレート(14)が固定されており、さ
    らに、この支持プレート(14)に係止ストッパ(13)を固定
    して、係止ストッパ(13)を所定の位置に配設してなる請
    求項1に記載の天板を上下に移動できるテーブル。
  4. 【請求項4】 昇降機構(2)が、支持ガイド(5)から支柱
    (4)が抜けるのを阻止する抜止ストッパ(18)を備える請
    求項1に記載の天板を上下に移動できるテーブル。
JP2000210425A 2000-07-11 2000-07-11 天板を上下に移動できるテーブル Expired - Lifetime JP4491583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000210425A JP4491583B2 (ja) 2000-07-11 2000-07-11 天板を上下に移動できるテーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000210425A JP4491583B2 (ja) 2000-07-11 2000-07-11 天板を上下に移動できるテーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002017453A true JP2002017453A (ja) 2002-01-22
JP4491583B2 JP4491583B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=18706699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000210425A Expired - Lifetime JP4491583B2 (ja) 2000-07-11 2000-07-11 天板を上下に移動できるテーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4491583B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006192041A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Nippon Akyuraido Kk スライドレール
JP2007007295A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Japan New Furniture:Kk ベッド
JP2008505671A (ja) * 2004-07-09 2008-02-28 バルワー エス.アー.エス. 吸入器用のブリスタパック
KR100993550B1 (ko) 2008-12-23 2010-11-10 주식회사 코아스웰 높낮이 조절장치 및 이를 구비한 수납함
CN102293529A (zh) * 2011-08-19 2011-12-28 南充市同信电子仪器设备有限公司 可升降的学生课桌
KR101286783B1 (ko) 2013-04-03 2013-07-23 (주)건축사사무소 성우건축 바닥 수납식 테이블
JP2015047334A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 株式会社ナナミ 昇降椅子
WO2017014537A1 (ko) * 2015-07-22 2017-01-26 오준석 화이트보드의 승강장치
CN108891329A (zh) * 2018-06-27 2018-11-27 宁波帅特龙集团有限公司 一种升降式杯托

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4909893B2 (ja) * 2004-07-09 2012-04-04 バルワー エス.アー.エス. 吸入器用のブリスタパックおよび吸入器
JP2008505671A (ja) * 2004-07-09 2008-02-28 バルワー エス.アー.エス. 吸入器用のブリスタパック
JP4695885B2 (ja) * 2005-01-13 2011-06-08 日本アキュライド株式会社 スライドレール
JP2006192041A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Nippon Akyuraido Kk スライドレール
JP2007007295A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Japan New Furniture:Kk ベッド
JP4615383B2 (ja) * 2005-07-01 2011-01-19 株式会社ジャパンニューファニチァ ベッド
KR100993550B1 (ko) 2008-12-23 2010-11-10 주식회사 코아스웰 높낮이 조절장치 및 이를 구비한 수납함
CN102293529A (zh) * 2011-08-19 2011-12-28 南充市同信电子仪器设备有限公司 可升降的学生课桌
KR101286783B1 (ko) 2013-04-03 2013-07-23 (주)건축사사무소 성우건축 바닥 수납식 테이블
JP2015047334A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 株式会社ナナミ 昇降椅子
WO2017014537A1 (ko) * 2015-07-22 2017-01-26 오준석 화이트보드의 승강장치
CN108891329A (zh) * 2018-06-27 2018-11-27 宁波帅特龙集团有限公司 一种升降式杯托
CN108891329B (zh) * 2018-06-27 2023-09-05 宁波帅特龙集团有限公司 一种升降式杯托

Also Published As

Publication number Publication date
JP4491583B2 (ja) 2010-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4706919A (en) Keyboard support with automatic lowering mechanism
US7677184B2 (en) Flip top table
JP2002017453A (ja) 天板を上下に移動できるテーブル
JP4809139B2 (ja) スライドレールの自動係止装置
TWI721676B (zh) 彈性伸縮模組及使用該模組之升降裝置
CA2026372A1 (en) Lift-off shoe system for tilt window
WO2022252522A1 (zh) 一种节点安全锁定装置及服务器
CA1061651A (en) Convertible open-arm sewing machine
JP2007120101A (ja) 折戸
US6428125B1 (en) Deck apparatus equipped with a lock mechanism
JP2002159346A (ja) 机の天板昇降装置
JPS6241623Y2 (ja)
JPS624219Y2 (ja)
CN217472324U (zh) 一种运尸棺
JPH11307946A (ja) 筐体固定構造
JP2580430B2 (ja) ブラインド装置
KR102305767B1 (ko) 엣지형 조명등 장치
JP4615383B2 (ja) ベッド
KR960011401B1 (ko) 카세트테이프 받침대의 승강방법
CN215924271U (zh) 锁定组件及具有其的升降台
JP2001130203A (ja) 脚台固定装置
JP2003135184A (ja) テーブルの連結装置とその連結具
JP3034446U (ja) 多段抽斗のセ−フティロック機構
KR960001786Y1 (ko) 카세트테이프 받침대의 승강구조
US5281986A (en) Latching mechanism for overhead projector post

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100310

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4491583

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160416

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term