JP4615383B2 - ベッド - Google Patents

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Description

本発明は、ベッドの改良に関し、とくに、ベッドの4辺を構成するフレームに配置される柵体の位置や高さを自由に変更できるベッドに関する。
両側に側柵を備えるベッドは既に開発されている。ベッドの両側に配置される側柵は、ベッドから布団や毛布が落ちるのを防止する。また、子供や老人が誤ってベッドから落ちるのを防止するはたらきもある。したがって、両側に側柵を備えるベッドは、就寝中には、以上の特長が生かされて、極めて便利に使用でき、快適な睡眠が得られる。ただ、ベッドの両側に配置される側柵は、ベッドに昇ったり、あるいはベッド降りるときには邪魔になる。したがって、従来のベッドでは、両側の側柵を取り外しできる構造としている。
側柵を取り外しできるベッドは、ベッドに昇り降りするときには、側柵を取り外して楽に昇降でき、就寝するときには、側柵を取り付けて布団や毛布等の落下を有効に防止できる。ただ、側柵を取り外しする構造は、取り外した側柵が邪魔になる欠点がある。取り外した側柵は、たとえば、ベッドの脇に立てかけて置き、あるいは、ベッドの上に置かれる。このように、取り外された側柵は、一時的に置く場所を必要とするので、極めて不便である。とくに、病院等で使用されるベッドでは、取り外した側柵が床に倒れると大きな音がするので、他の病人の迷惑になる問題点もある。
以上のような問題点を解決するベッドとして、柵体を昇降できるベッドが開発されている(特許文献1及び2参照)。
特開平7−298959号公報 特開2000−126249号公報
特許文献1の公報に記載されるベッドは、矩形型のベッドフレームを有し、このベッドフレームに柵体を設けている。このベッドは、図1に示すように、柵体51の上下方向に沿ってガイド軸53を設けており、このガイド軸53をベッドフレーム52にスライド自在に保持している。さらに、このベッドは、柵体51を上昇位置と降下位置とに保持できるように、ガイド軸53の下端部に段差部を介して小径軸部54を形成すると共に、ベッドフレーム52にはガイド軸53の段差部に係合して柵体51を降下不能に保持するストッパばね(図示せず)を配設し、さらに、ガイド軸53の小径軸部54には、柵体51をストッパばねによって保持された所定の上昇位置からさらに上昇させることでストッパばねと段差部との係合状態を解除してガイド軸53を下降可能とするガイドブッシュ55をスライド自在に配設している。
この構造のベッドは、柵体を上昇位置とする状態では、ガイド軸の段差部がストッパばねに係合して保持され、保持状態を解除する場合には、柵体を保持された上昇位置よりもさらに上昇させることで、ガイドブッシュによってストッパばねが弾性変形されて係合状態が解除される。このため、柵体は、上下方向にスライドさせるだけで、上昇位置で保持したり、下降させることができ、操作が容易で、また、とくに複雑な構成を用いることなく低コストに製造できる特長もある。
この構造のベッドは、簡単な構造として、柵体を上下に移動できると共に、その上昇位置と下降位置とに停止できる特徴がある。ただ、この構造のベッドは、柵体を上昇位置と下降位置の2箇所にしか停止できない。したがって、柵体の高さを自由に調整できない欠点がある。ベッドは、柵体の高さを自由に変更できると、さらに、便利に使用できる。
柵体の高さを自由に変更できるベッドが特許文献2の公報に記載される。このベッドは、図2に示すように、ヘッドボード61とフットボード62のそれぞれの両端側に鉛直方向に設けた案内溝63と、これらの案内溝63の下端側間に介設した下桟部材64と、両端側をヘッドボード61とフットボード62の案内溝63に沿って昇降可能に装着した上桟部材65と、この上桟部材65の端部側を案内溝63の任意の位置に保持するストッパ手段66とを備えている。さらに、このベッドは、下桟部材64と上桟部材65との間に、所定間隔毎で伸縮可能に複数の伸縮支柱67を配置している。この伸縮支柱67は、基部側を一方向に起伏可能に上桟部材65に連結すると共に、先端側を一方向とは反対側に起伏可能に下桟部材64に取り付けている。
この構造のベッドは、上桟部材65の両端部を、ストッパ手段66を介して案内溝63の任意の位置に保持できるので、上桟部材65の高さを自由に変更できる特長がある。また、上桟部材65の高さに応じて、下桟部材64と上桟部材65の間に配置した伸縮支柱67の傾きや長さが自由に変更されるので、上桟部材65の上下位置を無理なく変更できる特長がある。すなわち、この構造のベッドは、下桟部材64と上桟部材65と複数の伸縮支柱67とで柵体60を構成し、上桟部材65の上下位置を変更して柵体60の高さを変更できる構造としている。
ただ、この構造のベッドは、ベッドの四隅部に鉛直方向に設けた案内溝63に沿って、ストッパ手段66の保持具68を上下に移動させるので、柵体60をベッドの一辺の全体にわたって設ける必要がある。とくに、図に示すように、ベッドの長辺側である側辺に柵体を設ける構造においては、柵体の全長を長くする必要がある。このように全長が長くなる柵体は、重量が重くなるばかりか、構造が複雑になり、さらには製造コストも高くなる。また、長い上桟部材の両端に保持具を配置するので、両端の保持具を両手でもって一度に操作できない問題点もある。通常、ベッドの全長は180cm以上あるので、これとほぼ等しい長さの柵体の両端に設けた保持具を一人で同時に操作することはできない。したがって、このベッドは、柵体に設けた保持具をひとつずつ交互に操作しながら柵体を上下動させる必要があり、簡単に操作できない欠点がある。また、両端の保持具の連結位置がずれると、柵体の上桟部材を水平にできなくなる問題点がある。柵体の上桟部材を水平とする正確な位置に、両端の保持具の連結位置を微調整するのは面倒である。また、このベッドは、保持具を上下に移動させる案内溝を設ける部材をベッドの四隅部に設ける必要があるので、たとえば、フットボードのないベッドや四隅に支柱のないベッドには採用することができない問題点もある。
さらに、以上の構造のベッドは、柵体を上下に移動させて、上昇位置と降下位置とに保持する機構の性質上、柵体をベッドのフレームから取り外すことができない。ベッドは、柵体をフレームから取り外しできる構造とすると、さらに、便利に使用できる。
本発明は、以上のような問題点を解決するために開発されたものである。本発明の重要な目的は、極めて簡単な構造で製造コストを安価にしながら、ベッドの柵体の高さを自由に変更できるベッドを提供することにある。
さらに、本発明の他の大切な目的は、柵体の高さを自由に変更できる構造としながら、柵体をフレームから取り外しすることも可能であるベッドを提供することにある。
本発明のベッドは、4辺を構成するフレーム2の少なくとも1辺に、柵体1を連結しており、以下の全ての構成を有することを特徴としている。
(a) 柵体1は、水平アーム3の下に、複数の支柱4を垂直に固定している。
(b) フレーム2は、柵体1の支柱4を連結する複数の支持ガイド5を垂直に固定している。
(c) 支持ガイド5は、その内側に、上下に移動できるように支柱4を連結している。
(d) 柵体1の支柱4は、位置決め機構6を介して支持ガイド5の任意の位置に停止する構造としている。
(e) 位置決め機構6は、ピン8を介して中間を支柱4に連結している停止レバー7と、この停止レバー7を係止して停止させる係止ストッパ13と、停止レバー7に連結された弾性体10とを備える。
(f) 停止レバー7は、支柱4の内側に垂直面内で回動できるように装着されると共に、下部には、上下に離されて複数の停止凹部11を有し、上部には停止レバー7を回動させる操作部9を有する。
(g) 係止ストッパ13は、支持ガイド5に固定されており、停止レバー7の停止凹部11を案内して、停止凹部11を係止して停止レバー7の降下を停止する。
(h) 弾性体10は、停止凹部11を係止ストッパ13に案内する方向に停止レバー7を付勢している。
(i) 停止レバー7は、操作部9が操作されると、弾性体10が付勢する方向と反対方向に垂直面内で回動される。
(j) 位置決め機構6は、操作部9が操作されない状態において、弾性体10で付勢される停止レバー7が、停止凹部11を係止ストッパ13に係止して、支柱4を支持ガイド5に停止し、操作部9が操作されると、停止レバー7が回動されて、停止凹部11が係止ストッパ13から離れて、支柱4を支持ガイド5に沿って上下に移動できるように構成されている。
本発明のベッドは、柵体1の支柱4を支持ガイド5から取り外しできる構造とすることができる。さらに、本発明のベッドは、フレーム2に配設される支持ガイド5の数を、柵体1の支柱4の数よりも多くして、柵体1とフレーム2の連結位置をフレーム2の延長方向に変更することができる。
本発明のベッドは、支柱4が支持ガイド5の上限位置よりも上昇するのを阻止する停止ストッパ26を備えることができる。
本発明のベッドは、操作部9を操作することなく支柱4を上昇できる構造とすることができる。このベッドは、停止レバー7に設けられた複数の停止凹部11が、係止ストッパ13に当接して停止レバー7の降下を阻止する引掛部11Aと、下方に向かって次第に外側に突出する傾斜面11Bとを有し、傾斜面11Bを係止ストッパ13に沿って摺動させて、操作部9を操作することなく停止レバー7を回動させて支柱4を上昇させる。
本発明のベッドは、支持ガイド5を、支柱4を上下に移動できる溝型とし、この溝型の支持ガイド5の開口端縁を連結する状態で支持プレート14を固定して、この支持プレート14に係止ストッパ13を固定して、係止ストッパ13を所定の位置に配設することができる。
さらに、本発明のベッドは、複数の支柱4に配置された操作部9を連結ロッド25で連結して、複数の操作部9を連結ロッド25で操作することができる。
本発明のベッドは、極めて簡単な構造で製造コストを安価にしながら、ベッドの柵体の高さを自由に変更できる特長がある。それは、本発明のベッドが、水平アームの下に複数の支柱を固定した柵体と、フレームに垂直に固定されて、柵体の支柱を上下に移動できるように連結する複数の支持ガイドとを備えており、支持ガイドの内側に連結される支柱を、独特の構造の位置決め機構を介して支持ガイドの任意の位置に停止できる構造としているからである。この位置決め機構は、弾性体で付勢される停止レバーの停止凹部を係止ストッパに係止させて支柱を支持ガイドの所定の位置に停止しており、操作部で停止レバーを回動させて、停止レバーの係止状態を解除して、支柱を支持ガイドに沿って上下に移動させて柵体の高さを調整する構造としている。したがって、極めて簡単な構造としながら、しかも簡単な操作でベッドの柵体の高さを自由に変更できる。
とくに、本発明のベッドは、フレームに固定した支持ガイドに柵体の支柱を連結して、この支柱を位置決め機構で支持ガイドの任意の位置に停止させるので、従来のベッドのように、フレームの端から端まで延長された柵体を設けることなく、好適な長さの柵体として楽に上下に移動できる。
さらに、本発明のベッドは、フレームに固定した支持ガイドに柵体の支柱を連結するので、フレームの隅部に支柱等を立設する必要がなく、すっきりとしたデザインとすることもできる。
さらに、本発明の請求項2のベッドは、柵体の支柱を支持ガイドから取り外しできる構造としているので、必要に応じて柵体をフレームから取り外して便利に使用できる。とくに、本発明の請求項3のベッドは、フレームに配設される支持ガイドの数を、柵体の支柱の数よりも多くしているので、支持ガイドから取り外した支柱を別の支持ガイドに連結して、柵体とフレームの連結位置をフレームの延長方向に変更することができる。
本発明の請求項4のベッドは、支柱が支持ガイドの上限位置よりも上昇するのを阻止する停止ストッパを備えているので、支柱が支持ガイドから引き抜かれるのを確実に阻止できる特長がある。この構造は、柵体を上昇させ過ぎたときに、支柱が不意に支持ガイドから抜けるのを有効に防止できる。
本発明の請求項5のベッドは、操作部を操作することなく柵体を楽に上昇できる特長がある。それは、停止レバーに設けた複数の停止凹部が、係止ストッパに当接して停止レバーの降下を阻止する引掛部と、下方に向かって次第に外側に突出する傾斜面とを有し、傾斜面を係止ストッパに沿って摺動させて停止レバーを回動させて支柱を上昇できるからである。とくに、このベッドは、係止ストッパを停止凹部の傾斜面に沿って摺動させながら支柱を上昇させるので、柵体が段階的に上昇するのを実感しながら所望の位置まで上昇できる特長がある。
本発明の請求項6のベッドは、溝型の支持ガイドの開口端縁を連結する状態で支持プレートを固定して、この支持プレートに係止ストッパを固定しているので、溝型の支持ガイドを支持プレートで補強しながら係止ストッパを所定の位置に配設できる。
さらに、本発明の請求項7のベッドは、複数の支柱に配置された操作部を連結ロッドで連結しているので、複数の操作部を連結ロッドで同時に操作できる特長がある。このベッドは、操作部の操作を楽にして、たとえば、片手で操作部を操作して柵体を移動できる。さらに、このベッドは、連結ロッドで複数の操作部を同時に駆動するので、それぞれの支柱に配置された停止レバーを同時に回動させて、複数の支柱をバランス良く上下動できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのベッドを例示するものであって、本発明はベッドを以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図3に示すベッドは、ベッドの4辺を構成するフレーム2と、このフレーム2の内側に配置されるマット部40と、両側のフレーム2に連結される柵体1とを備える。本発明のベッドは、フレームに連結する柵体の連結位置、とくに上下位置を種々に変更するための構造を特徴とするものである。したがって、柵体の構造及びその連結構造以外の構造については、現在すでに開発され、あるいは、今後開発される全ての構造とすることができる。さらに、図3に示すベッドは、フレーム2を木製とする木製フレームのベッドを示している。ただ、本発明のベッドは、フレームを金属製とすることもできる。以下、本発明のベッドのフレームと柵体について、その構造及びこれらの連結構造について詳述する。
フレーム2は、一対のサイドフレーム2Bと一対のエンドフレーム2Aとを備え、一対のサイドフレーム2Bの両端をエンドフレーム2Aで連結して全体の形状を長方形の枠形としている。エンドフレーム2Aは、頭側に配置されるヘッドフレーム2aと、足側に配置されるフットフレーム2bを備える。図に示すエンドフレーム2Aは、ヘッドフレーム2aをフットフレーム2bより高くすると共に、幅を広くして、上面に物品を載置できるスペースを設けている。図に示すヘッドフレーム2aは、上面に照明器具を配置している。このように、種々の物品を配置するスペースを有するヘッドフレーム2aは、便利に使用できる特長がある。ただ、ヘッドフレームは、必ずしも物品を配置するスペースを設ける必要はない。
図に示すベッドは、両側のサイドフレーム2Bに柵体1を連結している。ただ、本発明のベッドは、必ずしも両側のフレームに柵体を連結する必要はなく、少なくとも1辺のフレームに柵体を連結する構造とすることができる。すなわち、本発明のベッドは、片側のサイドフレームに柵体を連結することも、エンドフレームに柵体を連結することもできる。
柵体1は、図3と図4に示すように、水平アーム3の下に複数の支柱4を垂直に固定している。図4に示す柵体1は、水平アーム3の両端部の下面に支柱4を固定している。このように、水平アーム3を、両端部に設けた一対の支柱4で支持する構造は、水平アーム3を安定して水平に支持できる特徴がある。ただ、水平アームは、3本以上の支柱を備えることもできる。
図3に示す柵体1は、水平アーム3を、幅のあるプレートとしている。このように幅のあるプレート状の水平アーム3は、上面をアームレスト等として便利に使用できる特長がある。ただ、柵体は、必ずしもプレート状とする必要はなく、ロッド状とすることもできる。
水平アーム3の全長は、柵体1を連結するフレーム2の長さの20〜90%とする。たとえば、図3に示すように、サイドフレーム2Bに連結される柵体1においては、水平アーム3の全長をサイドフレーム2Bの全長の20〜60%、好ましくは、25〜50%とする。さらに、図示しないが、エンドフレームに連結される柵体においては、水平アームの全長をエンドフレームの全長の50〜90%、好ましくは、60〜80%とする。図3に示す柵体1は、これを連結するサイドフレーム2Bの全長の約30%としている。水平アーム3の全長は、両端部に固定される一対の支柱4の間隔を制限する。それは、一対の支柱4が、水平アーム3の両端よりも内側に固定されるからである。水平アーム3の両端部に固定される支柱4の間隔は、水平アーム3の全長の50〜100%、好ましくは60〜90%とする。サイドフレーム2Bに連結される柵体1は、たとえば、水平アーム3の全長を40〜90cmとし、一対の支柱4の間隔を30〜80cmとする。
柵体1は、水平アーム3を短くすると、柵体全体を小さく軽くして、上下させる操作を楽にできるが、支柱4間の間隔が短くなるので、ベッドから布団や毛布が落ちるのを防止する効果が減少してしまう。逆に、水平アーム3を長くすると支柱4間の間隔を広くして、ベッドから布団や毛布が落ちるのを有効に防止できるが、柵体全体が大きくなって重くなり上下させる操作がやや難しくなる。したがって、これらのことを考慮して、水平アーム3の長さと支柱4間の間隔を前述の範囲とする。さらに、柵体は、図示しないが、両端部に配置される支柱の間にも支柱を設けて、すなわち支柱を3本以上として支柱間の間隔を狭くして、支柱の間から布団や毛布等が落ちるのを有効に防止できる。
支柱4は、図5に示すように、横断面形状をC字状とする鉄製の型鋼で製作している。この形状の支柱4は、軽くて強靭にできる特長がある。ただ、支柱4は、金属製の平板や筒体とすることもできる。さらに、支柱4は、上端を水平アーム3に固定している。図4と図5に示す柵体1は、支柱4の上端に固定片15をT字状に固定している。柵体1は、この固定片15を水平アーム3の下面に固定して、支柱4を水平アーム3に固定している。ただ、柵体は、一対の支柱の上端を金属製の連結プレートで連結し、この連結プレートの上面にプレート状の水平アームを固定することもできる。この構造は、一対の支柱を連結プレートで一体的に強固に連結できる特長がある。さらに、図に示す固定片15は、上端縁から水平方向に突出して軸方向に延長されてなるフランジ部16を備える。この固定片15は、フランジ部16を介して、水平アーム3の下面により安定して固定できる特長がある。
以上の構造の柵体1は、複数の支柱4が、フレーム2に固定された複数の支持ガイド5に連結されて垂直の姿勢で支持される。したがって、フレーム2は、柵体1の支柱4を連結する複数の支持ガイド5を備える。複数の支持ガイド5は、フレーム2に垂直に固定しており、支柱4を垂直の姿勢で支持できるようにしている。複数の支持ガイド5は、柵体1の支柱4の間隔と等しい間隔で配置している。さらに、支持ガイド5は、支柱4を上下に移動させながら、これを倒れないように支持する十分な長さを有する。支持ガイド5の長さは、たとえば、ベッドのフレーム2の高さとほぼ等しく、あるいはこれよりやや短くすることができる。また、支持ガイド5に連結される支柱4の長さは、支持ガイド5の長さとほぼ等しくし、あるいはやや短くして、柵体1を最も降下させた状態で、水平アーム3の下面がフレーム2の上面に接近するようにしている。ただ、支柱の長さは、柵体の上方への突出量、すなわち高さを決定する。したがって、支柱は、柵体の上限位置を考慮して最適な長さに決定する。支柱は、たとえば、20〜40cmとすることができる。
フレーム2は、図4に示すように、上面に位置する表面板17と、支持ガイド5に沿って表面板17から下方に配置される側板18とを備える。表面板17は、貫通孔19を開口しており、この貫通孔19から支持ガイド5の開口部を表出させている。フレーム2は、たとえば、表面板17を装飾板として、上面の外観を良くすると共に、この表面板17に貫通孔19を開口して、支持ガイド5の上端開口部を表出させている。このように、支持ガイド5の上端をフレーム2の上面と同一面とする構造は、水平アーム3をフレーム2の上面まで降下させることができる。ただ、支持ガイドは、フレームの上面から多少は突出させることもできる。支持ガイド5は、両側に設けた固定プレート20を介して、フレーム2を構成する側板18の表面にネジ止め等の方法で垂直に固定している。
図3に示すベッドは、両側に位置する各サイドフレーム2Bの3箇所に支持ガイド5を配設している。このベッドは、後述するが、柵体1をフレーム2から取り外しできる構造として、柵体1の連結位置を図において左右に変更できるようにしている。すなわち、3箇所に設けられる支持ガイド5は、左側の2箇所に柵体1の支柱4を連結する状態と、右側の2箇所に柵体1の支柱4を連結する状態の2通りの連結状態で使用できる。ただ、支持ガイドは、1辺のフレームの2箇所に設けて、柵体の連結位置を特定することも、4箇所以上に設けて、柵体の連結位置を種々に変更することもできる。ただし、どの場合においても、複数の支持ガイドの間隔は、複数の支柱を連結できる間隔とする。
支持ガイド5は、その内側に支柱4を配設して、支柱4を上下に移動できるように連結する。したがって、支持ガイド5は、支柱4を上下に移動させながら、これを倒れないように支持する十分な長さを有する。支持ガイド5の長さは、たとえば、ベッドのフレーム2の高さとほぼ等しく、あるいはこれよりやや短くすることができる。支持ガイド5は、図5の断面斜視図と図6の水平断面図に示すように、支柱4を摺動自在に配設する溝型である。図5に示す支持ガイド5は、金属板をプレス加工して製造したもので、両側縁部を折曲して側壁21を設けて溝形に成形している。さらに、支持ガイド5は、側壁21の側縁から外側に突出して、フレーム2の側板18に固定する固定プレート20を設けている。固定プレート20は、図4に示すように、上部と下部の両側に設けている。この構造の支持ガイド5は、図4に示すように側板18に固定した状態で、溝側の支持ガイド5と側板18との間に筒状の空間を形成する。この空間に柵体1の支柱4を挿入して、支柱4を支持ガイド5で垂直の姿勢に保持しながら、支持ガイド5に沿って支柱4を上下に移動できるようにしている。ただ、支持ガイドは筒体とすることもできる。
支柱4と支持ガイド5は、図5に示すように、位置決め機構6を介して、柵体1の支柱4を任意の位置に停止できる構造としている。ただし、この図は、図4に示す支柱4と支持ガイド5の連結部分を反対側から見た図であって、構造を理解しやすいように、側板18を取り除いた状態を示している。さらに、図5は、図4において右側に位置する支柱4と支持ガイド5の位置決め機構6を示している。図4において左側に位置する支柱4と支持ガイド5の位置決め機構6は、図5に示す位置決め機構6を左右対称に配置したものである。したがって、図5に示す各部材と同じ構成要件については、同符号を付してその説明を省略する。
図5に示す位置決め機構6は、ピン8を介して中間を支柱4に連結している停止レバー7と、この停止レバー7を係止して停止させる係止ストッパ13と、停止レバー7に連結された弾性体10とを備える。
停止レバー7は、厚い金属板を所定の形状に加工したもので、図4ないし図6に示すように、支柱4の内側に、垂直面内で回動できるようにピン8を介して連結している。さらに、停止レバー7は、図4と図5に示すように、支柱4を所定の位置で停止させるために、その下部に、上下に離して複数の停止凹部11を設けている。さらにまた、停止レバー7は、上端部に、停止レバー7を回動させる操作部9を設けている。
停止レバー7を支柱4に連結するピン8は、図6の断面図に示すように、支柱4の内側に突出させる形状にプレス加工した山型凸部22の先端部に固定される。ピン8は、山型凸部22を貫通して山型凸部22から突出して固定される。図のピン8は、山型凸部22の下面にできる凹部に鍔8Aを配設し、停止レバー7を貫通する先端には、Eリング23等を連結して、停止レバー7を抜けないように連結している。この構造で、支柱4に停止レバー7を連結するピン8は、鍔8Aを凹部に配設するので、支柱4の表面から突出しない。このため、支柱4を支持ガイド5の内側でスムーズに移動できる。さらに、山型凸部22の先端に配設される停止レバー7は、支柱4の内面から多少離されて、よりスムーズに回動できる。
複数の停止凹部11は、停止レバー7の下部に一定の間隔で設けている。これ等の停止凹部11は、停止レバー7の側縁を、停止レバー7の回動方向に切削して設けている。停止凹部11は、図5に示すように、係止ストッパ13に案内された状態で、停止レバー7を所定の位置に係止して停止レバー7が降下するのを阻止する。したがって、図に示す停止凹部11は、係止ストッパ13を係止できるように、上部に引掛部11Aを形成している。引掛部11Aは、凹部の底の部分から上側の開口縁に向かって延長されており、係止ストッパ13の上面に当接して停止レバー7を係止できる形状としている。
さらに、停止凹部11は、下方に向かって次第に外側に突出する傾斜面11Bを有する。図に示す傾斜面11Bは、凹部の底の部分から下側に位置する停止凹部11の開口端縁に向かって設けられている。このように、停止凹部11の下部に傾斜面11Bを有する停止レバー7は、係止ストッパ13の下面が停止凹部11で係止されないので、操作部9で停止レバー7を回動させることなく、係止ストッパ13に沿って傾斜面11Bを摺動させて、停止レバー7を上方にスライドさせることができる。したがって、天板を引き上げるときに、操作部9を操作して停止レバー7を回動させる必要がない。
ただ、停止凹部は、かならずしも、傾斜面を設ける必要はない。図7に示すように、下部にも引掛部11Aを設けて、隣接する停止凹11部の間の端面を垂直面とすることもできる。この形状の停止凹部11は、係止ストッパ13の上面だけでなく下面も引掛部11Aで係止できるので、停止凹部11が係止ストッパ13に案内された状態で停止レバー7が上下に移動するのを確実に阻止できる。この停止レバー7は、操作部で回動されると係止状態が解除されて上下に移動される。
さらに、図5に示す停止凹部11は、底部を湾曲させているが、停止凹部は、図8と図9に示す形状とすることもできる。図8に示す停止凹部11は、直線上に形成された引掛部11Aと傾斜面11Bとで構成している。この形状の停止凹部11は、極めて簡単に加工できる。さらに、図9に示す停止凹部11は、底部を垂直面とすると共に、傾斜面11Bの下端と、下に位置する停止凹部11の開口縁との間にも垂直面を設けている。この形状の停止凹部11は、引掛部11Aの強度を強くして、この部分が破損したり変形するのを有効に防止できる。
操作部9は、停止レバー7の上端部に設けられており、これを操作して停止レバー7を回動させる。図5に示す操作部9は、停止レバー7の上端部を折曲加工して設けている。この操作部9は、L字状に裁断された停止レバー7の上端部を、水平な姿勢となるように、支柱4の開口部側に折曲して設けている。この形状の操作部9は、横断面形状がC字状の支柱4の内部から、簡単に外部に引き出しできる特長がある。さらに、停止レバー7の上端部を折曲加工して設けられる操作部9は、停止レバー7を直接に駆動して回動できる特長がある。
さらに、図に示す操作部9は、先端に操作レバー24を連結している。操作レバー24は、たとえば、プラスチックを所定の形状に成形したもので、水平方向に延長して連結されている。操作レバー24は、好ましくは、水平な板状として便利に操作できる。先端に操作レバー24を有する操作部9は、操作時に手に加わる衝撃をやわらげて、しかも、操作を簡単にできる特長がある。
図3に示す停止レバー7は、上端部の操作部9を水平アーム3の下方に配設している。操作部9を水平アーム3の下方に接近して配設している柵体1は、水平アーム3を持ちながら操作部9を操作できる特長がある。このベッドは、水平アーム3を持つ手で操作部9を引き上げて、位置決め機構6のロック状態を解除しながら、簡単に柵体1を上下に移動できる。
さらに、図4に示すように、両側に2組の位置決め機構6を設けている柵体1は、各々の支柱4に設けられる停止レバー7を、図において左右対称な形状としている。両側に配設される2組の停止レバー7が互いに対称な形状である柵体1は、一対の支柱4から左右対称な方向に折曲加工された操作部9が引き出されるので、柵体1を上下移動させるときに、各々の操作部9を両手でつかんで便利に操作できると共に、バランス良く上下移動できる特徴がある。この停止レバー7は、操作部9を折曲加工するときに、上端部を折曲する方向を逆にすることによって、互いに対称な形状の停止レバー7を簡単に製造できる。図3に示す柵体1は、左右に位置する各停止レバー7の操作部9を、一対の支柱4の内側に向かって突出させている。ただ、柵体は、左右に位置する各停止レバーの操作部を、一対の支柱の外側に向かって突出させることもできる。
さらに、柵体は、左右に配置する位置決め機構を必ずしも左右対称な形状とする必要はなく、左右に位置する各停止レバーの操作部を同じ方向に突出させることもできる。また、左右に位置する位置決め機構を同じ形状として、各停止レバーの操作部を同じ方向に突出させることもできる。
以上の構造の柵体1は、左右に位置する操作レバー24を両手で同時に引き上げて左右に位置する操作部9を操作する。ただ、柵体1は、図10に示すように、左右に配置される操作部9を連結ロッド25で連結し、この連結ロッド25を介して左右の操作部9を同時に操作することもできる。この図に示す柵体1は、各支柱4に配設された操作部9の先端部を連結ロッド25で互いに連結している。連結ロッド25は、両端を折曲しており、この折曲部を各操作部9の先端部に連結している。各操作部9は、連結ロッド25の折曲部を挿入する連結穴を開口しており、連結穴に折曲部を連結している。図に示す操作部9は、引き上げられる連結ロッド25で同時に駆動されて停止レバー7を回動できるように、先端が降下する傾斜姿勢としている。ただ、連結ロッドと操作部は、左右の操作部を同時に駆動して、各停止レバーを同時に回動できる他の全て構造で連結することができる。以上の構造は、1本の連結ロッド25で複数の操作部9を同時に駆動できる特長がある。とくに、片手で便利に操作できる特長がある。さらに、図示しないが、連結ロッドは、ガイドスリット等を介して、正確に上下に移動できるように柵体に連結することもできる。
係止ストッパ13は、支持ガイド5に固定されており、上下移動する停止レバー7を係止して所定の位置に停止させる。したがって、係止ストッパ13は、天板1と支柱4の荷重が加わる停止レバー7を支持できる十分な強度を有する。図5に示す係止ストッパ13は、支持プレート14を介して支持ガイド5に固定されている。図に示す係止ストッパ13は、円柱状の凸部で、支持プレート14の内面に、支柱4の内面に向かって突出する状態で固定されている。ただ、係止ストッパ13は、図9に示すように、角柱状の凸部とすることも、図8に示すように、停止凹部11を係止できる突出プレートとすることもできる。支持プレート14は、金属板で、溝型の支持ガイド5の開口端縁を連結する状態で支持ガイド5に固定している。支持プレート14は、係止ストッパ13を所定の位置に配設すると共に、溝型の支持ガイド5から支柱4が外に出るのを阻止している。
弾性体10は、操作部9を操作しないときに、停止レバー7の停止凹部11を支持ガイド5の係止ストッパ13に向かって押圧する方向に付勢している。図5の弾性体10は、停止レバー7の下部を図において左方向に押圧する押しバネである。押バネである弾性体10は、一端を停止レバー7に連結して、他端を支柱4の内面に連結している。弾性体は、図示しないが、押しバネに代わって板バネやゴム状弾性体も使用できる。さらに、弾性体は、停止レバーの上部を図において右に引っ張るコイルスプリングも使用できる。弾性体は、停止レバーを回動させて、停止凹部を支持ガイドの係止ストッパに弾性的に押圧するすべてのものが使用できる。
弾性体10で所定の方向に付勢される停止レバー7は、図5で示すように、停止凹部11が係止ストッパ13に案内されて係止状態に保持される。操作部9の操作レバー24を矢印Aで示す方向に引き上げると、停止レバー7がピン8を中心として、弾性体10が付勢する方向と反対の方向(図において反時計回り)に回動して、停止レバー7の下部を矢印Bで示す方向に回動させる。この状態で、停止凹部11は、係止ストッパ13から離れて停止レバー7の係止状態が解除される。停止レバー7の係止状態が解除されると、支柱4を自由に上下に移動できる状態となって、柵体1の高さが調整される。
以上の構造のベッドは、以下のようにして、柵体1を最も便利な高さに調整する。
(1) 操作部9の操作レバー24を引き上げないとき、停止レバー7は弾性体10に押圧されて、停止凹部11を支持ガイド5の係止ストッパ13に係止している。この状態にあっては、停止レバー7が支柱4の降下を阻止する。したがって、柵体1は降下しないように、フレーム2に連結される。
(2) 柵体1の両側に配設されている操作部9の操作レバー24を引き上げると、停止レバー7がピン8を中心として回動する。停止レバー7が回動されると、その下部に設けられた停止凹部11が、支持ガイド5の係止ストッパ13から外れる。この状態になると、停止レバー7が柵体1の支柱4を停止しなくなるので、柵体1を自由な位置まで昇降できる。柵体1を所定の高さに調整した後、操作部9の操作レバー24を離すと、弾性体10が停止レバー7を回動させて、最寄りの停止凹部11を支持ガイド5の係止ストッパ13に係止させる。このため、柵体1は調整された高さに停止される。
ただ、停止レバー7の停止凹部11に傾斜面11Bを設けたベッドは、操作部9を操作することなく天板1を上昇させることもできる。停止レバー7の傾斜面11Bを係止ストッパ13に沿って摺動させながら、支柱4を上昇できるからである。このベッドは、柵体1を降下させるときに、(1)で述べたように操作部9を操作して所望の高さで停止させる。
さらに、以上の構造のベッドは、以下のようにして柵体の連結位置を変更する。
(1) 前述の柵体の高さを調整するときと同様にして、柵体1を引き上げて支柱4を支持ガイド5から引き抜く。
(2) 図3に示すように、支柱4を連結する支持ガイド5を変更し、すなわち、支柱4の挿入位置を、図において左右方向にずらして所望の位置に挿入する。
(3) 操作部9を操作しながら支柱4を降下させて、柵体1を所望の位置に停止させる。
さらに、図11に示す位置決め機構6は、支柱4が上限位置よりも上方に移動するのを阻止する停止ストッパ26を備える。図に示す停止ストッパ26は、支柱4の下端に設けられた突出部27と支持プレート14とで構成される。図に示す支柱4は、下端の表面に2本の止ネジがねじ込まれており、これ等のネジのネジ頭を表面側に突出させて突出部27としている。ネジ頭を突出部27とする構造は、極めて簡単に停止ストッパ26を設けることができる。さらに、図に示す支持プレート14は、ネジ頭である突出部を案内する凹部14Aを設けている。停止ストッパ26を有する位置決め機構6は、支柱4を上昇させ過ぎたときに、突出部27が支持プレート14の凹部14Aに当接して、支柱4が上限位置よりも上方に移動するのが阻止される。したがって、このベッドは、柵体1を上昇させ過ぎたときに、支柱4が不意に支持ガイド5から抜けるのを防止できる。この停止ストッパ26は、柵体をフレームから取り外しできない構造のベッドに極めて有効に使用できる。
さらに、図のベッドは、マット部30の下側を有効に利用するために、マット部30の下方に収納部を備える。図に示すベッドは、この収納部に、引き出し可能な収納ケース41を配置している。このベッドは、サイドフレーム2Bに固定した2本の支持ガイド5の間のスペースを収納ケース31の収納スペースとして、ここに収納ケース41を配置している。
従来のベッドの一例を示す正面図であって、柵体の上昇状態と降下状態とを示す図である。 従来のベッドの他の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施例にかかるベッドの概略斜視図である。 図3に示すベッドの柵体とフレームの連結構造を示す側面図である。 支柱と支持ガイドの連結構造を示す断面斜視図である。 図5に示す支柱と支持ガイドの連結構造を示すA−A線断面図である。 停止レバーと係止ストッパの他の一例を正面図である。 停止レバーと係止ストッパの他の一例を正面図である。 停止レバーと係止ストッパの他の一例を正面図である。 本発明の他の実施例にかかるベッドの柵体とフレームの連結構造を示す側面図である。 本発明の他の実施例にかかるベッドの支柱と支持ガイドの連結構造を示す断面斜視図である。
符号の説明
1…柵体
2…フレーム 2A…エンドフレーム 2B…サイドフレーム
2a…ヘッドフレーム 2b…フットフレーム
3…水平アーム
4…支柱
5…支持ガイド
6…位置決め機構
7…停止レバー
8…ピン 8A…鍔
9…操作部
10…弾性体
11…係止凹部 11A…引掛部 11B…傾斜面
13…係止ストッパ
14…支持プレート 14A…凹部
15…固定片
16…フランジ部
17…表面板
18…側板
19…貫通孔
20…固定プレート
21…側壁
22…山型凸部
23…Eリング
24…操作レバー
25…連結ロッド
26…停止ストッパ
27…突出部
30…マット部
31…収納ケース
51…柵体
52…ベッドフレーム
53…ガイド軸
54…小径軸部
55…ガイドブッシュ
60…柵体
61…ヘッドボード
62…フットボード
63…案内溝
64…下桟部材
65…上桟部材
66…ストッパ手段
67…伸縮支柱
68…保持具

Claims (7)

  1. ベッドの4辺を構成するフレーム(2)の少なくとも1辺に、柵体(1)を連結してなるベッドであって、以下の全ての構成を有することを特徴とするベッド。
    (a) 柵体(1)は、水平アーム(3)の下に、複数の支柱(4)を垂直に固定している。
    (b) フレーム(2)は、柵体(1)の支柱(4)を連結する複数の支持ガイド(5)を垂直に固定している。
    (c) 支持ガイド(5)は、その内側に、上下に移動できるように支柱(4)を連結している。
    (d) 柵体(1)の支柱(4)は、位置決め機構(6)を介して支持ガイド(5)の任意の位置に停止する構造としている。
    (e) 位置決め機構(6)は、ピン(8)を介して中間を支柱(4)に連結している停止レバー(7)と、この停止レバー(7)を係止して停止させる係止ストッパ(13)と、停止レバー(7)に連結された弾性体(10)とを備える。
    (f) 停止レバー(7)は、支柱(4)の内側に垂直面内で回動できるように装着されると共に、下部には、上下に離されて複数の停止凹部(11)を有し、上部には停止レバー(7)を回動させる操作部(9)を有する。
    (g) 係止ストッパ(13)は、支持ガイド(5)に固定されており、停止レバー(7)の停止凹部(11)を案内して、停止凹部(11)を係止して停止レバー(7)の降下を停止する。
    (h) 弾性体(10)は、停止凹部(11)を係止ストッパ(13)に案内する方向に停止レバー(7)を付勢している。
    (i) 停止レバー(7)は、操作部(9)が操作されると、弾性体(10)が付勢する方向と反対方向に垂直面内で回動される。
    (j) 位置決め機構(6)は、操作部(9)が操作されない状態において、弾性体(10)で付勢される停止レバー(7)が、停止凹部(11)を係止ストッパ(13)に係止して、支柱(4)を支持ガイド(5)に停止し、操作部(9)が操作されると、停止レバー(7)が回動されて、停止凹部(11)が係止ストッパ(13)から離れて、支柱(4)を支持ガイド(5)に沿って上下に移動できるように構成されている。
  2. 柵体(1)の支柱(4)を支持ガイド(5)から取り外しできる構造としてなる請求項1に記載されるベッド。
  3. フレーム(2)に配設される支持ガイド(5)の数が、柵体(1)の支柱(4)の数よりも多く、柵体(1)とフレーム(2)の連結位置をフレーム(2)の延長方向に変更できるようにしてなる請求項2に記載されるベッド。
  4. 支柱(4)が支持ガイド(5)の上限位置よりも上昇するのを阻止する停止ストッパ(26)を備える請求項1に記載されるベッド。
  5. 停止レバー(7)に設けられた複数の停止凹部(11)が、係止ストッパ(13)に当接して停止レバー(7)の降下を阻止する引掛部(11A)と、下方に向かって次第に外側に突出する傾斜面(11B)とを有し、傾斜面(11B)を係止ストッパ(13)に沿って摺動させて、操作部(9)を操作することなく停止レバー(7)を回動させて支柱(4)を上昇させるようにしてなる請求項1に記載されるベッド。
  6. 支持ガイド(5)が、支柱(4)を上下に移動できる溝型で、この溝型の支持ガイド(5)の開口端縁を連結する状態で支持プレート(14)が固定されており、さらに、この支持プレート(14)に係止ストッパ(13)を固定して、係止ストッパ(13)を所定の位置に配設してなる請求項1に記載されるベッド。
  7. 複数の支柱(4)に配置された操作部(9)を連結ロッド(25)で連結している請求項1に記載されるベッド。
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