JP2003047533A5 - - Google Patents

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【発明の名称】スライドレール
【特許請求の範囲】
【請求項1】固定側メンバーと、固定側メンバーに摺動自在に保持された中間メンバーと、中間メンバーに摺動自在に保持された移動側メンバーと、中間メンバーが固定側メンバーに対し最大引き出され、かつ、移動側メンバーが中間メンバーに対し所定距離引き出された状態で、中間メンバーを固定側メンバーにロック状態となすロック部材が中間メンバーに設けられたスライドレールにおいて、中間メンバーのロック状態で、移動側メンバーが中間メンバーの所定位置まで収納された時、移動メンバーが、中間メンバーと固定側メンバーのロック状態を解除し、さらに、移動側メンバーが前記ロック部材に保持されると共に、中間メンバーと移動側メンバーが、固定側メンバーに収納された状態で、移動側メンバーの後端部を保持する収納時保持部材が固定側メンバーの後端部に設けられている事を特徴とするスライドレール。
【請求項2】ロック部材は、固定側メンバーに設けられたストッパー部に当接するストッパー当接部と移動側メンバーを保持する保持部を有し、移動側メンバーは、ロック部材のロック解除部と、ロック部材の保持部に対応する被保持部と、収納時保持部材に対応する被収納時保持部を有することを特徴とする請求項1に記載のスライドレール。
【請求項3】ロック部材は、ストッパー当接部がストッパー部に当接する位置と当接しない位置に変移可能で、かつ、常にストッパー当接部が、ストッパー部に当接する位置に変移するよう中間メンバーの後端部に回動自在に保持され、移動側メンバーは、ロック部材のロック解除部と、ロック部材の保持部に対応する被保持部と、収納保持部に対応する被収納保持部を有し、被保持部は、移動側メンバーの基板の後端部に形成された被係合部より構成され、保持部は、被係合部に弾性的に係合する弾性係合部より構成され、収納時保持部は係合突起を有し、被収納時保持部は、係合突起に対応して係合凹部が、移動側メンバーの摺動面の後端部に形成されている事を特徴とする請求項2に記載のスライドレール
【請求項4】移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、固定側メンバーの後端部に設けられた保持部材によって、移動側メンバーの収納状態が保持されるスライドレールにおいて、前記保持部材は、固定側メンバーと連結される連結基部と、移動側メンバーの摺動面の外方に位置して、連結基部側より前方に突出する係合脚部が合成樹脂材にて連結基部と一体に形成され、係合脚部は弾性脚体と、弾性脚体の前端部に位置し、移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、移動側メンバーの摺動面の後端部に形成された係合凹部に係合する係合突起を有している事を特徴とするスライドレール。
【請求項5】係合突起は連結基部側に引き込み傾斜面を有し、係合凹部は後端部側に、係合突起の引き込み傾斜面に対応して、後部傾斜面を有している事を特徴とする請求項4に記載のスライドレール。
【請求項6】移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、固定側メンバーの後端部に設けられた保持部材によって、移動側メンバーの収納状態が保持されるスライドレールにおいて、前記保持部材は、固定側メンバーと連結される連結基部と、移動側メンバーの摺動面の外方に位置するよう連結基部に連設された嵌入脚部と、嵌入脚部の移動側メンバーの基板側の一部に連設された係合脚部より合成樹脂材にて一体に形成され、係合脚部は弾性脚体と、弾性脚体の前端部に位置し、移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、移動側メンバーの摺動面の後端部に形成された係合凹部に係合する係合突起を有し、嵌入脚部の前端部は、係合突起の前方位置で移動側メンバーの摺動面に接触して、係合脚部を所定位置に変移せしめる嵌入案内突部を有している事を特徴とするスライドレール。
【請求項7】係合突起は連結基部側に引き込み傾斜面を有し、係合凹部は後端部側に、係合突起の引き込み傾斜面に対応して、後部傾斜面を有している事を特徴とする請求項6に記載のスライドレール。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器類等に取り付けられ、機器類が本体から引き出されたり、あるいは、収納される際、所定の順序に従って各部が摺動し、機器類の荷重が定められた状態で負荷され、スムーズな摺動が維持され、複写機等の本体内に収納した時、床面の状態や本体の移動時に機器類等が飛び出すのを防止するスライドレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスライドレールは断面略C字形の固定側メンバーと、固定側メンバーに摺動自在となした断面略C字形の中間メンバーと、中間メンバーに摺動自在となした断面略C字形の移動側メンバーと、上記各メンバー間でボールを回転自在に保持するボールリテーナー等から構成されるスライドレールは、各メンバーの最大伸長状態で停止させるストッパーが各メンバー間に形成されているだけであった。
【0003】
この為、機器類が引き出されると、中間メンバーが固定側メンバーに保持された状態で、移動側メンバーが中間メンバーに対し所定位置まで引き出され、次に、移動側メンバーが中間メンバーの前方に突出した状態で、中間メンバーが固定側メンバーの前方に摺動する場合があった。
この時、機器類の荷重が前方に突出した移動側メンバーに負荷された状態で、中間メンバーが前方に移動するので、中間メンバーに対する機器類の荷重の負荷状態が異常となり、中間メンバーが固定側メンバーに対しスムーズに摺動しないという欠点があった。
【0004】
又、中間メンバーと移動側メンバーが引き出された状態から、機器類が収納される場合(移動側メンバーが収納される場合)も、機器類の荷重が前方に突出した移動側メンバーに負荷された状態で、中間メンバーが固定側メンバーに収納される場合があり、中間メンバーに対する機器類の荷重の負荷状態が異常となり、中間メンバーが固定側メンバーに対しスムーズに摺動しないという欠点があった。
【0005】
更に 修理、点検のため内部機器を本体側より取り外す必要がある場合、所定の操作で、移動側メンバーを最大引出し位置から内部機器と共に抜き出し、その後、再び内部機器と共に抜き出した移動側メンバーを、本体側に残された中間メンバーに装着出来る機能も必要となり、又、床面の状態や本体の移動時に内部機器が不測に飛び出すのを防止する為には、各メンバーの収納状態が維持される機能(収納時保持機能)も必要となる。
しかしながら、移動側メンバーの抜き出しを可能にするには、固定側メンバー(或いは、固定側メンバーに摺動自在とした中間メンバー)の前端部に形成した前端ストッパーに当接して、移動側メンバーを最大引出し位置で停止させる後端ストッパーを、移動側メンバーの後端部を閉塞する構造では構成する事ができないので、移動側メンバーの後端部は開口された状態(図12)としなければならない。
【0006】
つまり、移動側メンバー3aが抜き出せる機能を有する従来の収納時保持機能の代表的な構造(従来例)は図12に示すよう、固定側メンバー1aに形成された収納時ストッパー1bに、嵌合凹部7b、7bが形成された弾性材料(ゴム材)からなる収納時保持部材7aを設け、これに対応して移動側メンバー3aの後端部に、嵌合凹部7b、7bに弾性的に嵌合する嵌合凸部8a、8aを形成する事により、移動側メンバー3aが中間メンバー2aを介して固定側メンバー1aに完全に収納された状態で、移動側メンバー3aの後端面は開口しているので、前記収納時保持部材7aが移動側メンバー7aの後端部内に嵌入する事で、、嵌合凹部7b、7bに嵌合凸部8a,8aが弾性的に嵌合し、移動側メンバー3aは固定側メンバー1aに保持される。
【0007】
上記構成によると、スライドレールの順送機能(機器類が引き出されると、まず、中間メンバーが移動側メンバーを収納した状態で摺動して、固定側メンバーに対し最大伸長状態となり、次に、中間メンバーに対し移動側メンバーが摺動して最大伸長状態となり、収納する時は、移動側メンバーが中間メンバーに収納されたのち、中間メンバーが移動側メンバーを収納した状態で固定側メンバーに順次収納される機能)を得る為、中間メンバー2に移動側メンバー3が収納された状態を保持する保持部材、さらに、中間メンバーが固定側メンバーに対し所定位置まで摺動した時に、中間メンバーを固定側メンバーにロックするロック部材を、移動側メンバーの後端部内面側には構成できず、従来の構造では、順送機能と収納時保持機能を併せ持つスライドレールを提供することはできなかった。
【0008】
さらに、従来の収納時保持機能では、収納時保持部材7aと移動側メンバー3aの関係は、使用状態において、図11に示すようなA方向の負荷(内部機器或いは抽斗等の寸法誤差等)により、移動側メンバー3aと収納時保持部材7aの接触面積がスライドレールの厚み方向で変化するので、保持力の安定性が損なわれ、しかも、スライドレールは通常左右一対で使用される事より、左右のスライドレールの移動側メンバー3aの保持力が異なる事となり、左右の引出し力に悪影響を及ぼし、好ましくなかった。
又、図11に示すようなB方向の負荷(内部機器或いは抽斗等の荷重等)により、移動側メンバー3aと収納時保持部材7aの接触強さが変化し、上記同様好ましくなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、機器類の荷重が負荷されている個所のメンバーが常に順序よく移動する事、すなわち、順走機能だけでなく、収納時保持機能を併せ持ち、簡単な構造で、移動側メンバーの保持力の安定性に優れ、さらに、移動側メンバーの引き込み機能も有する従来にはなかった新規なスライドレールを提供する事を課題とする。
【0010】
【課題を解決する為の手段】
そこで、上記課題を解決する為、本発明の第1の手段として構成したところは、固定側メンバーと、固定側メンバーに摺動自在に保持された中間メンバーと、中間メンバーに摺動自在に保持された移動側メンバーと、中間メンバーが固定側メンバーに対し最大引き出され、かつ、移動側メンバーが中間メンバーに対し所定距離引き出された状態で、中間メンバーを固定側メンバーにロック状態となすロック部材が中間メンバーに設けられたスライドレールにおいて、中間メンバーのロック状態で、移動側メンバーが中間メンバーの所定位置まで収納された時、移動メンバーが、中間メンバーと固定側メンバーのロック状態を解除し、さらに、移動側メンバーが前記ロック部材に保持されると共に、中間メンバーと移動側メンバーが、固定側メンバーに収納された状態で、移動側メンバーの後端部を保持する収納時保持部材が固定側メンバーの後端部に設けられているものである。
【0011】
次に、本発明が第2の手段として構成したところは、ロック部材は、固定側メンバーに設けられたストッパー部に当接するストッパー当接部と移動側メンバーを保持する保持部を有し、移動側メンバーは、ロック部材のロック解除部と、ロック部材の保持部に対応する被保持部と、収納時保持部材に対応する被収納時保持部を有するものである。
【0012】
次に、本発明が第3の手段として構成したところは、ロック部材は、ストッパー当接部がストッパー部に当接する位置と当接しない位置に変移可能で、かつ、常にストッパー当接部が、ストッパー部に当接する位置に変移するよう中間メンバーの後端部に回動自在に保持され、移動側メンバーは、ロック部材のロック解除部と、ロック部材の保持部に対応する被保持部と、収納保持部に対応する被収納保持部を有し、被保持部は、移動側メンバーの基板の後端部に形成された被係合部より構成され、保持部は、被係合部に弾性的に係合する弾性係合部より構成され、収納時保持部は係合突起を有し、被収納時保持部は、係合突起に対応して係合凹部が、移動側メンバーの摺動面の後端部に形成されているものである。
【0013】
次に、本発明の第4の手段として構成したところは、移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、固定側メンバーの後端部に設けられた保持部材によって、移動側メンバーの収納状態が保持されるスライドレールにおいて、保持部材は、固定側メンバーと連結される連結基部と、移動側メンバーの摺動面の外方に位置して、連結基部側より前方に突出する係合脚部が合成樹脂材にて連結基部と一体に形成され、係合脚部は弾性脚体と、弾性脚体の前端部に位置し、移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、移動側メンバーの摺動面の後端部に形成された係合凹部に係合する係合突起を有しているものである。
【0014】
次に、本発明が第5の手段として構成したところは、前記係合突起は連結基部側に引き込み傾斜面を有し、係合凹部は後端部側に、係合突起の引き込み傾斜面に対応して、後部傾斜面を有しているものである。
【0015】
次に、本発明が第6の手段として構成したところは、移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、固定側メンバーの後端部に設けられた保持部材によって、移動側メンバーの収納状態が保持されるスライドレールにおいて、保持部材が、固定側メンバーと連結される連結基部と、移動側メンバーの摺動面の外方に位置するよう連結基部に連設された嵌入脚部と、嵌入脚部の移動側メンバーの基板側の一部に連設された係合脚部より合成樹脂材にて一体に形成され、係合脚部は弾性脚体と、弾性脚体の前端部に位置し、移動側メンバーが固定側メンバーに収納された状態で、移動側メンバーの摺動面の後端部に形成された係合凹部に係合する係合突起を有し、嵌入脚部の前端部は、係合突起の前方位置で移動側メンバーの摺動面に接触して、係合脚部を所定位置に変移せしめる嵌入案内突部を有しているものである。
【0016】
次に、本発明が第7の手段として構成したところは、前記係合突起は連結基部側に引き込み傾斜面を有し、係合凹部は後端部側に、係合突起の引き込み傾斜面に対応して、後部傾斜面を有しているものである。
【0017】
【実施例】
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図2において、符号100はスライドレールを示し、スライドレール100は、実施例では、固定側メンバー1と、固定側メンバー1に摺動自在に保持された中間メンバー2と、中間メンバー2にボールリテーナー4に回転自在に保持されたボール44・・・を介して摺動自在に保持された移動側メンバー3より構成されている。
【0018】
すなわち、固定側メンバー1は、基板10と、上下折曲縁11、11よりチャンネル型に形成され、固定側メンバー1のほぼ半分程度の長さとなした合成樹脂製のリテーナー12・・・に回転自在に保持され、かつ、上下折曲縁11、11内面と中間メンバー2の外面間に位置する複数個のボール13・・・を介して、中間メンバー2を摺動自在に保持している。
そして、固定側メンバー1の基板10の後端部には、中間メンバー2の収納時ストッパー15が形成され、収納時ストッパー15には移動側メンバー3の収納保持部材7が取付られ、基板10の前端部には前記リテーナー12の引出し方向への移動範囲を規制するリテーナ前ストッパー16が形成され、基板10の中間部には中間メンバー2の基板20方向に突出するストッパー部19が形成されている。
【0019】
中間メンバー2は、固定側メンバー1とほぼ同長で、基板20と上下折曲縁21、21より固定側メンバー1と同方向の略チャンネル型に形成され、上下折曲縁21、21の外面に、摺動方向に渡って前記ボール13・・・が転動する外面側ボール摺動溝22、22を有し、上下折曲縁21、21の内面に、摺動方向に渡ってボール44・・・が転動するボール摺動溝23、23を有している。 そして、上下折曲縁21、21の後端部には、中間メンバー2の最大引出し時に、前端部が前記固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当接して、中間メンバー2の最大引出し量を規制するリテーナ後ストッパー25、25が形成され、基板20の後端部には前記固定側メンバー1のストッパー部19に対応して後端部が基板20の後端部外方に突出するロック部材9が取付られ、基板20前端部には案内部材5が設けられている。
【0020】
移動側メンバー3は、固定側メンバー1とほぼ同長に形成され、ボールリテーナー4に保持されたボール44・・・を介して摺動自在な大きさで、金属製の細条板の短手両端部を外向き円弧状に折り曲げて形成された、外面長手方向にボール44・・の摺動面33、33を有する上下折曲縁31、31と基板30より断面略C字型に形成されている。
そして、基板30の後端部にはストッパー凹部35が形成されると共に、内面所定位置にストッパー部材(図示せず。)が設けられ、中間メンバー2に対し、引出し方向に摺動し、最大引出し位置に達した状態で、ストッパー部材が前記案内部材5の一部に係合して停止し、その後、ストッパー部材のストッパー状態を解除する事で、中間メンバー2より抜き出し可能、あるいは、装着可能となっている。
【0021】
ボールリテーナー4は、帯状金属板にて中間メンバー2の半分程度の長さとし、前記中間メンバー2と移動側メンバー3の基板20、30間に挿入可能な大きさのコ字形基板40と、コ字形基板40の両端部よりL字形に突出し、中間メンバー2と移動側メンバー3の各上下折曲縁21、21、31、31間に位置する上下突出縁41、41より断面略コ字形に形成され、上下突出縁41、41の摺動方向に複数個のボール44・・・を回転自在に保持している。
そして、移動側メンバー3が最大引出し位置に達した状態で、前記案内部材5に前端部が当接し、移動側メンバー3が中間メンバー2より前方に引き出された状態で、案内部材5の一部に保持される。
【0022】
案内部材5は、中間メンバー2の基板20の前端部に位置する取付基板と、中間メンバー2の上下のボール摺動溝23、23、と移動側メンバー3のボール44の摺動面33、33間に位置する案内突部と、取付基板の後端部に位置するリテーナー保持部と、前記抜け止めストッパー部材が係合する係合突部等より、合成樹脂材にて一体に形成されている
【0023】
収納時保持部材7は(図3、図7、図8)、固定側メンバー1の後端部に連結される連結基部71と、連結基部71の固定側メンバー1の上下折曲縁11、11側の端部前面より前方に突出し、移動側メンバー3の摺動面33、33の外方に位置するよう連結基部71に連設された嵌入脚部72、72と、嵌入脚部72、72の移動側メンバー3の基板30側の一部に連設された係合脚部8、8より合成樹脂材にて一体に形成されている。
【0024】
連結基部71は、固定側メンバー1の収納時ストッパー15が嵌入する嵌入孔711を中央部に有し、連結基部71の固定側メンバー1の上下折曲縁11、11側端部に、固定側メンバー1の基板10側端部から上下折曲縁11、11の端部方向に突出し、収納時保持部材7が固定側メンバー1に連結された状態で、端部が上下折曲縁11、11の端部内面に当接し、収納時保持部材7の収納時ストッパー15からの抜け止めを行う弾性傾斜翼片713、713が一体に形成されている。
【0025】
以下、嵌入脚部72、72及び係合脚部8、8は、対向して対称形に形成されているので一方側についてのみ説明する。
嵌入脚部72は、移動側メンバー3の収納時に中間メンバー2と移動側メンバー3の上下折曲縁21、31間に確実に嵌入するよう前端部を先細り状となした嵌入案内突部721と、前記係合脚部8、8が嵌入脚部72から独立しても変移可能なように、嵌入案内突部721の連結基部71側に形成された変移用空間722と、変移用空間722の連結基部71側に位置し、変移用空間722内に突出する係合脚部8の後端部が一体に連設される変移用脚部723を有し、変移用空間722を除き、断面横向き鍵穴状に形成されている。
【0026】
すなわち、嵌入脚部72は、固定側メンバー1に対する取付位置、或いは収納時保持部材7の成形時の寸法に、若干のずれが発生しても、中間メンバー2、移動側メンバー3の収納時に、前端部を先細り状となした嵌入案内突部721によって移動側メンバー3のボール44の摺動面33、或いは中間メンバー2のボール摺動溝23に接触する事により、変移用脚部723と連結基部71の連設部分で左右上下方向に弾性的に変移して確実にボール44の摺動面33、ボール摺動溝23間に嵌入する。
【0027】
この時、断面形状が横向き鍵穴状に形成されているので、変移用空間722が位置する個所で変移する事がなく、変移用脚部723と連結基部71の連設部分で変移するので、係合脚部8も変移用脚部723と共に変移する。
【0028】
係合脚部8は、変移用脚部723の前方に突出し変移用空間722内に位置する弾性脚体81と、弾性脚体81の前端部に位置し、移動側メンバー3が固定側メンバー1に収納された状態で、移動側メンバー3の摺動面33の後端部に形成された係合凹部330に係合する係合突起82より構成されている。
係合突起82は連結基部71側に引き込み傾斜面821を有し、嵌入案内突部721側に 移動側メンバー3の収納時、折曲縁31の後端面隅部が接触する変移案内傾斜面822を有している。
係合凹部330は、係合突起82の引き込み傾斜面821に対応して後部傾斜面331を後端部側に有して、移動側メンバー3が収納される時、引き込み傾斜面821と後部傾斜面331と弾性脚体81の弾性によって移動側メンバー3は収納方向に引き込まれる。
【0029】
ロック部材9は、図4、図6、図8に示すように、中間メンバー2の基板20の後端部で移動側メンバー3の基板30側に回動自在に取り付ける為の取付孔90が先端部に形成された、上下折曲縁31、31間よりやや小さめの上下幅を有し、上下端部に移動側メンバー3の基板30方向に突出する上下案内突条910、910を有する取付脚部91と、移動側メンバー3が中間メンバー2に収納された時、取付脚部91の後端部に移動側メンバー3の基板30方向に突出して移動側メンバー3のストッパー凹部35の後端面が当接し、移動側メンバー3と共に、中間メンバー2を固定側メンバー1の収納方向に移動させる移動規制突部92と、移動規制突部92の裏面側(固定側メンバー1の基板10側)で、ストッパー部19よりやや大きい目の通過用間隙931を有して、固定側メンバー1の基板10方向に突出する上下2つのストッパー当接部93、93と、取付脚部91の上下案内突条910、910間を、移動側メンバー3の基板30側にストッパー凹部35と逆向きの弓形に、突出せしめた弾性係合部(保持部)94が、合成樹脂材にて一体に形成されている。 そして、弾性係合部(保持部)94に対応する移動側メンバー3の被保持部70はストッパー凹部35が被係合部として兼用されている。
【0030】
収納時保持部材7と、ロック部材9は上記の如く構成され、移動側メンバー3と中間メンバー2が固定側メンバー1に完全に収納された状態(図5、図6に示す状態)から、機器類を引き出すと(移動側メンバー3を前方に摺動させると)、収納時保持部材7の係合突起82の引き込み傾斜面821に係合凹部330の後部傾斜面331が接触し、さらに強く引き出す事で係合突起82を移動側メンバー3の摺動面33に接触するまで変移させながら前方に摺動し、同時に、移動側メンバー3の被保持部(ストッパー凹部35、被係合部)70はロック部材9の保持部(弾性係合部)94の後方に係合しているので、中間メンバー2も移動側メンバー3と共に摺動し、次に、収納時保持部材7と移動側メンバー3の保持状態が解除される。
【0031】
そして、移動側メンバー3を中間メンバー2と共に、前方に摺動させると、ロック部材9の通過用間隙931がストッパー部19を通過する。
これと同時に、中間メンバー2の上下折曲縁21、21の後端部に形成されたリテーナ後ストッパー25、25が、固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当接して、中間メンバー2は固定側メンバー1に対し最大伸長状態となって停止する。
【0032】
さらに、機器類を引き出すと(移動側メンバー3を前方に摺動させると)、移動側メンバー3の被保持部(ストッパー凹部35、被係合部)70、が、ロック部材9の保持部(弾性係合部)94を、弾性に抗して、中間メンバー32の基板20側に押しやりつつ前方に摺動し、ロック部材9に対する移動側メンバー3の保持状態(係合状態)が解除される。
【0033】
そして、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311がロック部材9の前側に位置すると、ロック部材9は自重によって、後端部が下方に回動し、上側のストッパー当接部93がストッパー部19の前側に変移し、下側のストッパー当接部93が中間メンバー2のリテーナ後ストッパー25の一部に当接してロック部材9の回動は停止する。
この状態で、中間メンバー2の後端部に設けられたロック部材9の上側のストッパー当接部93が、固定側メンバー1のストッパー部19の前側に当接し、リテーナ後ストッパー25、25が、固定側メンバー1のリテーナ前ストッパー16に当接したリテーナー12の後端に当接しているので、中間メンバー2は単独では摺動する事がなく、固定側メンバー1に対する最大伸長状態が維持される。
【0034】
さらに、移動側メンバー3が前方に摺動すると、移動側メンバー3に設けられたストッパー部材が、前記案内部材5の係合突部に係合して停止し、中間メンバー2に対し最大伸長状態となり、移動側メンバー3、及び中間メンバー2は最も引き出された状態が維持され、不測に摺動する事がない。
そして、ストッパー部材のストッパー状態を解除する事で、移動側メンバー3は中間メンバー2より抜き出し可能、あるいは、収納方向に摺動可能となる。
【0035】
次に、ストッパー部材のストッパー状態を解除し、移動側メンバー3を中間メンバー2に対し、収納方向に摺動させていくと、中間メンバー2に移動側メンバー3がほぼ収納された状態で、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311が、ロック部材9の取付脚部91および下案内突条910の下面を上方に押しやって、ストッパー当接部93を上方に変移させ、ロック部材9の通過用間隙931をストッパー部19の前側に位置せしめる事で、中間メンバー2のロック状態を解除する。
【0036】
この時、移動側メンバー3の摺動スピードに勢いがある場合は、ほぼ同時に、ロック部材9の保持部(弾性係合部)94を移動側メンバー3の被保持部(ストッパー凹部35、被係合部)70が弾性に抗して乗り越えて後方に係合し、さらに、ストッパー凹部35(被保持部、被係合部70)の後端面がロック部材9の移動規制突部92に当接して、その後、中間メンバー2を共に摺動させる。
【0037】
そして、移動側メンバー3が固定側メンバー1に収納される直前に、移動側メンバー3のボール44の摺動面33の後端部が、嵌入案内突部721を通過し(この時、保持時部材7の固定側メンバー1に対する取付位置、或いは保持部材7の成形時の寸法に、若干のずれが発生していても、前端部を先細り状となした嵌入案内突部721によって、変移用脚部723と連結基部71の連設部分で、嵌入案内脚部72は左右上下方向に弾性的に変移し、同時に係合脚部8も所定位置に変移せしめた状態で、確実にボール44の摺動面33、ボール摺動溝23間に位置する。)、移動側メンバー3のボール44の摺動面33の後端部が、係合突起82の変移案内傾斜面822に接触し、弾性脚体81の弾性に抗して係合突起を82を変移させながら収納方向に摺動し、やがて、係合突起82の引き込み傾斜面821に係合凹部330の後部傾斜面831が接触し、引き込み傾斜面821と弾性脚体81の弾性によって移動側メンバー3は収納方向に引き込まれる。
【0038】
(この時、嵌入脚部72は、中間メンバー2と移動側メンバー3の上下折曲縁21、31間に嵌入しているので変移用脚部723は変移できず、弾性脚体81は、変移用脚部723との連設個所で変移することになり、変移用脚部723と連結基部71の連設個所で変移するより、係合突起82までの寸法が短くなり、より強い弾性を生じ、移動側メンバー3を確実に引き込む。)
次に、ロック部材9の後端面、あるいは、移動側メンバー3の後端縁が固定側メンバー1の収納時保持部材7の一部に当接し、中間メンバー2は移動側メンバー1と共に固定側メンバー1に収納される。(図5、図6に示す状態。)
【0039】
一方、機器類が緩やかに収納されると(移動側メンバー3が緩やかに摺動すると)、移動側メンバー3の下折曲縁31の後端縁(ロック解除部)311が、ロック部材9の取付脚部91の下面を上方に押しやって、ストッパー当接部93を上方に移動させ、ロック部材9の通過用間隙931をストッパー部19の前側に位置せしめる事で、中間メンバー2のロック状態を解除した状態で、移動側メンバー3の被保持部(ストッパー凹部35、被係合部)70の後面が、ロック部材9の保持部(弾性係合部)94に当接し、中間メンバー2は移動側メンバー3と共に摺動し、ロック部材9の通過用間隙931がストッパー部19を通過して、固定側メンバー1に収納されて、やがて、ロック部材9の後端面が収納時保持部材7の一部に当接し、中間メンバー2の摺動は停止する。
【0040】
次に、ロック部材9の保持部(弾性係合部)94を移動側メンバー3の被保持部(ストッパー凹部35、被係合部)70が弾性に抗して乗り越えて後方に係合し、同時にストッパー凹部35(被保持部、被係合部70)の後端面がロック部材9の移動規制突部92に当接して停止し、移動側メンバー3は中間メンバー2に完全収納され、中間メンバー2は固定側メンバー1に収納される。
【0041】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、移動側メンバーに中間メンバーと固定側メンバーのロック解除機能を設け、ロック部材に移動側メンバーの保持機能を設けているので、各メンバーに異常な負荷が発生せず、中間メンバーと移動側メンバーは所定の順序で確実に摺動するだけでなく、部材点数が少なくてすみ安価に製作できる。
又、固定側メンバーに移動メンバーの収納時保持部材をもうけているので、床面の状態や本体の移動時に内部機器が不測に飛び出すのを防止することが出来る。
【0042】
請求項2に記載の発明によれば、ロック部材は、固定側メンバーに設けられたスツトパー部に当接するストッパー当接部と移動側メンバーを保持する保持部を有し、移動側メンバーは、ロック部材のロック解除部と、ロック部材の保持部に対応する被保持部と、収納時保持部材に対応する被収納時保持部を有しているので、上記効果に加え、構造が簡単で部材点数が少なく安価に製作できる。
【0043】
請求項3に記載の発明によれば、ロック部材をコンパクトに成形でき、材料費のコストダウンが計れる。
【0044】
請求項4に記載の発明によれば、係合脚部は、移動側メンバーの摺動面の外方に位置するよう形成され、係合脚部の係合突起に係合する係合凹部を移動側メンバーの摺動面に形成しているので、係合脚部は、適度な弾性を有し係合凹部の位置ずれに対応して変移し、保持力が安定する。
【0046】
請求項5に記載の発明によれば、係合突起に引き込み傾斜面を設け、係合凹部の後端部側に、係合突起の引き込み傾斜面に対応して、後部傾斜面を設けているので、移動側メンバーを所定位置まで収納すれば、移動側メンバーは確実に固定側メンバーに引き込まれるので、抽斗等の収納忘れ等が防止出来る。
【0047】
請求項6及び請求項7に記載の発明によれば、嵌入脚部とを移動側メンバーの摺動面の外方に位置するよう設け、係合脚部を嵌入脚部の移動側メンバーの基板側の一部に連設させ、係合脚部の係合突起の前方位置で、移動側メンバーの摺動面に接触して係合脚部を所定位置に変移せしめる嵌入案内突部を嵌入脚部に設けているので、嵌入脚部は、固定側メンバーに対する取付位置、或いは保持部材の成形時の寸法に、若干のずれが発生しても、移動側メンバーの収納時に、嵌入案内突部によって移動側メンバーのボールの摺動面に接触する事により、左右上下方向に弾性的に変移して確実にボールの摺動面に位置し、移動側メンバーを所定位置まで収納すれば、移動側メンバーは確実に固定側メンバーに引き込まれるので、抽斗等の収納忘れ等が防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】収納時保持部材の斜視図
【図4】ロック部材の斜視図
【図5】移動側メンバーを収納した状態で要部を切り欠いた状態の正面図
【図6】図5のC−C線要部断面図
【図7】図5のD−D線要部断面図
【図8】図5のE−E線要部断面図
【図9】中間メンバーのロック状態を示す正面図
【図10】中間メンバーのロックを解除した状態の正面図
【図11】従来のスライドレールの要部断面図
【図12】従来の収納時保持部材を用いたスライドレールの要部断面図
【符号の説明】
1 固定側メンバー
10 基板
11 折曲縁
19 ストッパー部
100 スライドレール
2 中間メンバー
20 基板
21 折曲縁
3 移動側メンバー
30 基板
311 ストッパー解除部
33 摺動面
330 被収納時保持部(係合凹部)
35(70) 被係合部(被保持部)
4 ボールリテーナー
7 収納時保持部材
71 連結基部
72 嵌入脚部
721 嵌入案内突部
8 係合脚部
81 弾性脚体
82 係合突起
821 引き込み傾斜面
9 ロック部材
93 ストッパー当接部
94 保持部(弾性係合部)
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