JP3287081B2 - 引き出しユニット - Google Patents

引き出しユニット

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JP3287081B2
JP3287081B2 JP27501593A JP27501593A JP3287081B2 JP 3287081 B2 JP3287081 B2 JP 3287081B2 JP 27501593 A JP27501593 A JP 27501593A JP 27501593 A JP27501593 A JP 27501593A JP 3287081 B2 JP3287081 B2 JP 3287081B2
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Nifco Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/10Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
    • B60N3/102Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated storable or foldable in a non-use position
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B88/00Drawers for tables, cabinets or like furniture; Guides for drawers
    • A47B88/60Tiltably- or pivotally-arranged drawers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のセンターコン
ソール部分に設けられる引出式のカップホルダーとして
好適に使用される引き出しユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の内装設備として、運
転席と助手席との間のセンターコンソール部分に必要時
に引き出して使用する引き出し式のカップホルダーを組
み込み、缶ジュース等の容器をこのカップホルダーに保
持すると共に、非使用時には邪魔にならないようにセン
ターコンソール内に格納しておくことが知られており、
このようにカップホルダーをセンターコンソール等に形
成するための引き出し式カップホルダーユニットとし
て、実開昭63−44844号公報、同63−1610
45号公報等、種々のユニットが提案されている。
【0003】即ち、これらのカップホルダーユニット
は、引き出し式のホルダー部分を手前に直線的に引き出
すタイプのものであり、例えば実開昭63−44844
号公報に提案されているユニットは、図3に示したよう
に、前端面が開放した箱型のユニット本体aと、カップ
保持穴c,cが形成され、上記ユニット本体a内に引き
出し可能に収容されたホルダーbとからなり、該ホルダ
ーbをユニット本体aから引き出した際、ホルダーbの
略枠状先端部が下方に回動してカップ保持穴c,cに挿
入したカップの抜け落ちを防止するストッパーdとなる
ように構成されたもので、ホルダーbを手前に直線的に
引き出すタイプのものである。また、従来提案されてい
るその他のカップホルダーユニットもストッパー等の構
成が異なるものの、いずれもホルダー部分をユニット本
体から直線的に引き出すタイプのものである。なお、図
3中e,eはホルダーbの基端部に設けた係止部(図示
せず)を係合させてホルダーbを引き出した状態に保持
する係止穴である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなユニットを組み込むことにより自動車のセンターコ
ンソール部分に形成されたカップホルダーは、ホルダー
bを手前に直線状に引き出して使用するために、ホルダ
ーbを引き出してカップ等を保持した場合、センターコ
ンソール部分に装備された他の機器類、例えばオーディ
オの操作をする際にホルダーbが邪魔になって操作が煩
雑になるおそれがあり、この場合ドライバーがその操作
に気を取られるなどの危険を生じる場合もある。更に、
室内の狭い自動車に取り付けた場合には、ドライバーに
とって引き出されたホルダーbがギアチェンジやハンド
ル操作等の邪魔になるなど、運転自体の操作性を低下さ
せるおそれもある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、引出体を左右に方向にスライドさせながら引き出す
ことによりカップホルダー等として自動車のセンターコ
ンソール部分に組み込んだ場合に、引出体が直線的に引
き出されることを原因として生じる上述したような種々
の不都合を解消した引き出しユニットを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、前端面が開放した四角箱型のユニット本体
と、該ユニット本体内に引き出し可能に収容された引出
体とを具備してなる引き出しユニットにおいて、上記ユ
ニット本体の底壁又は上壁の内面に、斜行部を少なくと
も一部に有する2本のガイド溝を、それぞれの斜行部が
後側から前側に向かうに従って互いに漸次外側へ斜行す
るように前後方向に沿って形成し、かつ上記引出体を左
右2つに分割し、それぞれの一側部を少なくとも部分的
に切り欠いて、両引出体分割部の後部を前部に比べて幅
狭に形成すると共に、両引出体分割部の後部上面又は下
面にガイド突起を突設し、この両引出体分割部を、ユニ
ット本体内に前後方向移動可能に配設したガイド体に左
右方向摺動可能に支持させると共に、両引出体分割部に
設けられた上記ガイド突起をそれぞれユニット本体の上
記ガイド溝に摺動可能に挿入し、上記引出体をユニット
本体の前端面から引き出すことにより、該引出体がユニ
ット本体から前方へと突出し、このとき該引出体と一体
的に上記ガイド体がユニット本体内を前方へと移動する
と共に、引出体の上記両分割部が上記ガイド体に沿って
それぞれ相反する外側方にスライドするように構成した
ことを特徴とする引き出しユニットを提供する。
【0007】
【0008】
【作用】本発明の引き出しユニットは、ユニット本体を
自動車のセンターコンソール部分等の壁面や種々の物品
等の基体などに組み込み、ユニット本体内に収容された
引出体を必要時にユニット本体の前端開放面より引き出
して、該引出体をカップホルダー、トレー、小物入れな
どとして使用し、非使用時にはユニット本体内に格納し
ておくものである。
【0009】この場合、本発明の引き出しユニットにお
いては、引出体をユニット本体から引き出す際、上記ガ
イド体と引出体とが一体的にユニット本体内を前方へと
移動すると共に、引出体がユニット本体内を前方へと移
動するのに伴って、引出体の上記両分割部に設けられた
ガイド突起がユニット本体のガイド溝内を摺動し、各引
出体分割部のガイド突起がガイド溝の斜行部にガイドさ
れ上記ガイド体に沿ってそれぞれ外側方へスライドし、
両引出体分割部がユニット本体の手前から、互いに相反
する外側方にスライドした状態に引き出されるようにな
っている。
【0010】従って、本発明の引き出しユニットは大型
自動車のセンターコンソール部分に組み込んで、引出体
をカップホルダー等として使用する場合でも、各引出体
分割部をそれぞれドライバー側と助手席同乗者側に引き
寄せて両者からの使用性を向上させることができる。ま
たこの場合、引出体分割部がそれぞれ左右にスライドす
ることにより中央部が開放し、このため運転席と助手席
との間に配設されたシフトレバーの操作がし易く、また
本ユニットの下方に装備されたオーディオの表示部が確
認しやすくなるなど、センターコンソール部分の視界性
を向上させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1及び図2は、本発明の一実施例にかか
る引き出しユニットを示すもので、この引き出しユニッ
ト9は、前端面が開放した薄型四角箱状のユニット本体
2と該ユニット本体2内に前後方向移動可能に収容され
た引出体4とをガイド体6を介して連結した構成となっ
ている。
【0012】上記ユニット本体2の底壁内面には、中間
部から前端部にかけて側方へと斜行する斜行部91aを
有する2本のガイド溝91,91が前後方向に沿って並
設されており、この2本のガイド溝91,91の斜行部
91a,91aは互いに相反する外側方へと斜行した状
態となっている。また、ユニット本体2の両側壁内面に
は底壁と所定間隔離間して突条26,26が前後方向に
沿って突設されており、この突条26,26と底壁内面
との間にレール溝が形成されている。
【0013】このユニット本体2の後壁内面一側部に
は、先端側が前方へ向けて湾曲した板バネ28が配設固
定されている。更に、このユニット本体2の後端他側部
にはラッチ収容室102が設けられており、該ラッチ収
容室102内に公知のカム型ラッチ100(特公平3−
36389号公報参照)が配設されている。なお、図中
30,30は、本ユニット本体2の両側前端部に突設さ
れた取付け片であり、この取付け片30,30に穿設さ
れたビス孔を通してビス止めすることにより、ユニット
本体2が自動車のセンターコンソール部分に固定される
ようになっている。
【0014】次に、上記引出体4は、中央で左右2つに
分割されており、これら分割部92,92は、外側後部
を部分的に切り欠いて後部を前部に比べて幅狭に形成し
た板状本体の前端に長板状の蓋体42を一体に形成した
もので、引出体4を上記ユニット本体2内に収容した
際、この蓋体42,42がユニット本体2の前端開放面
を閉塞するようになっている。
【0015】この引出体4の両分割部92,92前部に
は、それぞれ円形のカップ挿通穴43,43が設けられ
ている。また、両引出体分割部92,92の後端部下面
には、それぞれガイド突起93,93が形成されてい
る。更に、両引出体分割部92,92下面には、L字バ
ー状のストッパー8a,8aが回動可能に取り付けられ
ており、これらストッパー8a,8aは前方へ回動させ
ることにより引出体分割部92,92の下面空間部に格
納されると共に、図1に示されているように、その両横
竿部がそれぞれ上記カップ挿通穴43,43の下方に位
置するところで後方回動限となるようになっている。
【0016】次いで、上記ガイド体6は、前端面及び上
面中央前部が開放した略横長箱状のガイド体本体の両側
壁前端部間に丸棒状のガイドバー62を架設したもので
ある。
【0017】このガイド体6の本体の底壁中央部には、
左右方向に沿ってガイド突起挿通溝63が穿設されてい
る。また、特に図示していないが、このガイド体6の本
体の底壁両端縁部は両側壁外面より外方に突出して、ガ
イド体6の両側面下端縁部にレール突条が形成されてい
る。更に、このガイド体6の後端一側部には、上記カム
型ラッチ100と係合するラッチピン101が設けられ
ている。
【0018】本実施例の引き出しユニット9は、このガ
イド体6により上記ユニット本体2と引出体4とを連結
したものである。即ち、ガイド体6は、ユニット本体2
内に前後方向移動可能に収容されており、この場合ガイ
ド体6の上記レール突条がユニット本体2の突条26,
26と底壁内面との間に形成されたレール溝に摺動可能
に嵌入されており、これによってガイド体6がガイドさ
れながらユニット本体2内を前後方向に直線的に移動す
るようになっている。
【0019】また、ガイド体6の中空部内に上記引出体
分割部92,92の後端部が挿入され、かつガイドバー
62がこれら引出体分割部92,92の後端部を左右方
向に摺動可能に貫通して両引出体分割部92,92が左
右方向移動可能に取り付けれられており、これにより両
引出体分割部92,92がユニット本体2内にこのガイ
ド体6を介して前後方向移動可能に連結されている。更
に、この場合両引出体分割部92,92の上記ガイド突
起93,93は、ガイド体6のガイド突起挿通溝63を
通ってユニット本体2のガイド溝91,91内にそれぞ
れ挿入されている。
【0020】次に、この引き出しユニット9の動作につ
いて説明する。この引き出しユニット9は、ユニット本
体2を自動車のセンターコンソール部分に埋設するごと
く組み込み、ユニット本体2の両側面に突設された取付
け片30,30をビス止めすることにより固定され、カ
ップホルダーとして使用されるものである。
【0021】この場合、常時は、図2に示されているよ
うに、上記ガイド体6がユニット本体2内の後端部に位
置すると共に、引出体4の両分割部92,92がユニッ
ト本体2内に完全に格納され、かつ両引出体分割部9
2,92に設けられた蓋体42,42でユニット本体2
の前端開放面が閉塞された状態となっている。このと
き、ユニット本体2内の板バネ28の先端部がその弾発
力に抗してガイド体6の後面により後方へと押し込めら
れた状態となっており、これによりガイド体6及び引出
体4が前方へと付勢された状態となっている。また、ガ
イド体6の後端部に設けられたラッチピン101がユニ
ット本体2のラッチ収容室102内のカム型ラッチ10
0に係合して、上記板バネ28の弾発力に抗してガイド
体6がユニット本体2の後端部に、また引出体4がユニ
ット本体2内にそれぞれ保持されている。
【0022】この状態から、引出体4を引き出し、カッ
プホルダーとして使用する場合は、引出体4をユニット
本体2内へと一旦押圧する。これにより、上記ガイド体
6がユニット本体2内へと更に押し込まれ、上記ラッチ
ピン101とカム型ラッチ100との係合状態が解除さ
れ、ガイド体6が板バネ28の弾発力によりユニット本
体2内を前方へと移動し、これと一体的に引出体4が前
方へと移動して引出体4の前端部がユニット本体2の前
端開放面より所定量突出する。
【0023】次いで、引出体4の突出前端部をつかんで
手前に引くことにより、引出体4がユニット本体2から
引き出されると共に、ガイド体6がユニット本体2内を
前方へと移動する。このとき、引出体4の両分割部9
2,92にそれぞれ突設されたガイド突起93,93が
それぞれユニット本体2のガイド溝91,91内を後端
部から前方へと移動し、各ガイド突起93,93がそれ
ぞれガイド溝91,91の斜行部91a,91a内を摺
動するときに前方へと移動すると共にそれぞれ相反する
外側へと導かれ、これにより両引出体分割部92,92
が前方へと引き出されると共に、ガイド体6のガイドバ
ー62に沿ってそれぞれ外側方へとスライドする。
【0024】そして、図1に示されているように、ガイ
ド突起93,93がガイド溝91,91の前端部に当接
して引出体4とガイド体6の移動が停止する。この場
合、両引出体分割部92,92の後端外側部がそれぞれ
ガイド体6の側壁に当接した状態となり、両分割部9
2,92が互いに相反する外側へとスライドした状態に
引き出される。また、このとき引出体4がユニット本体
4から引き出されることにより、該引出体4の両分割部
92,92の下面空間部に格納されていたストッパー8
a,8aが自重により下方に回動して、その横竿部が引
出体分割部92,92のカップ挿通穴43,43の下方
に位置した状態となる。
【0025】ここで、両引出体分割部92,92の外側
へのスライド量は、ガイド溝91,91の斜行部91
a,91aの斜行角度及び長さを調節すると共に、これ
に応じて各引出体分割部92,92の外側後部の切り欠
きの大きさを調節することにより、任意のスライド量と
することができる。
【0026】本例引き出しユニット9は、この状態で両
引出体分割部92,92のカップ挿通穴43,43に缶
ジュース等を挿入し、抜け落ちないようにストッパー8
a,8aの横竿で缶ジュース等を支持することにより、
カップホルダーとして使用されるが、この場合本例の引
出ユニット9にあっては、両引出体分割部92,92が
それぞれ運転席側と助手席側へとスライドし、両引出体
分割部92,92がドライバー及び同乗者側へと引き寄
せられるので、ドライバー及び同乗者がこの引出体分割
部92,92をカップホルダーとして使用しやすいもの
である。また、両引出体分割部92,92がそれぞれ左
右にスライドすることにより中央部が開放し、このため
中央部に配設されたシフトレバーの操作がし易く、また
本ユニット9の下方に装備されたオーディオの表示部が
確認しやすくなるなど、センターコンソール部分の視界
性を向上させることができる。
【0027】そして、使用後に引出体4をユニット本体
2内に格納する場合は、引出体4をユニット本体2内に
押し込むように押圧して、引出体4をユニット本体2内
に押し込むと共に、これと一体的にガイド体6をユニッ
ト本体2の後方へと移動させる。
【0028】このとき、両引出体分割部92,92のガ
イド突起93,93がそれぞれユニット本体2のガイド
溝91,91内を後方へと摺動して、斜行部91a,9
1aによりそれぞれ内側方へと導かれ、これにより両引
出体分割部92,92がユニット本体2内を後方へと移
動して行くと共に、ガイド体6のガイドバー62に沿っ
て互いに内側へとスライドする。そして、ユニット本体
2内に引出体4の両分割部92,92が格納されてユニ
ット本体2の前端開放面が蓋体42,42で閉塞される
と共に、ガイド体6の後端面が板バネ28の先端部に当
接し、これをその弾発力に抗して後方へと押し込みなが
らガイド体6がユニット本体2内の後端部に移動する
(図2参照)。
【0029】更に、上記ガイド体6の後端部に設けられ
たラッチピン101がユニット本体2のラッチ収容室1
02内に進入し、このラッチピン101がラッチ収容室
102内に配設された上記カム型ラッチ100に係合
し、引出体4がユニット本体2内に格納された状態でロ
ックされ、図2に示された初期状態に戻る。またこのと
き、引出体4の両分割部92,92がユニット本体2内
に押し込まれることにより、ストッパー8a,8aがユ
ニット本体2の先端部に当接して前方へと押圧され、こ
れによりストッパー8が上方へと回動して両引出体分割
部92,92の下面空間部内に格納され、この状態で引
出体4がユニット本体2内に格納されるものである。
【0030】ここで、本例の引き出しユニット9にあっ
ては、両引出体分割部92,92のガイド突起93,9
3がユニット本体2のガイド溝91,91の斜行部91
a,91aにガイドされてそれぞれ外側へとスライドす
る際、両引出体分割部92,92の左右方向への移動が
ガイド体6のガイドバー62に支持されながら安定的に
行われる。従って、引出体4の引き出し及び格納操作を
がたつきなくスムーズに行うことができ、その操作性に
優れるものである。
【0031】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の引き出しユニットは、上記実施例に限定さ
れるものではなく、各部材の形状や連結構造、ロック機
構などは本発明の要旨を逸脱しないかぎり種々変更する
ことができる。更に、本発明の引き出しユニットは自動
車のセンターコンソール部分に構成される引き出し式の
カップホルダーやトレーとして好適に使用されるもので
あるが、用途としては自動車用に限定されるものではな
く、各種収容ケースなどに引き出し状の収容部を形成す
る場合や自動車の車内以外でも各種壁面に引き出し式の
トレーや収納ケースを構成する場合など、種々の用途に
使用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の引き出し
ユニットによれば、2つに分割した引出体の各分割部を
互いに相反する外側へとスライドさせながら引き出すこ
とができ、カップホルダー等として自動車のセンターコ
ンソール部分に組み込んだ場合に、引出体が直線的に引
き出されることを原因として生じる種々の不都合を解消
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる引き出しユニットの
引出体を引き出した状態を示すユニット本体の上壁を取
り除いて断面として平面図である。
【図2】同引き出しユニットの引出体をユニット本体内
に格納した状態を示すユニット本体の上壁を取り除いて
断面とした平面図である。
【図3】従来のカップホルダーユニットを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 ユニット本体 4 引出体 6 ガイド体 62 ガイドバー 9 引き出しユニット 91 ガイド溝 91a 斜行部 92 引出体分割部 93 ガイド突起 8a ストッパー 100 カム型ラッチ 101 ラッチピン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 3/10,3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端面が開放した四角箱型のユニット本
    体と、該ユニット本体内に引き出し可能に収容された引
    出体とを具備してなる引き出しユニットにおいて、 上記ユニット本体の底壁又は上壁の内面に、斜行部を少
    なくとも一部に有する2本のガイド溝を、それぞれの斜
    行部が後側から前側に向かうに従って互いに漸次外側へ
    斜行するように前後方向に沿って形成し、かつ上記引出
    体を左右2つに分割し、それぞれの一側部を少なくとも
    部分的に切り欠いて、両引出体分割部の後部を前部に比
    べて幅狭に形成すると共に、両引出体分割部の後部上面
    又は下面にガイド突起を突設し、この両引出体分割部
    を、ユニット本体内に前後方向移動可能に配設したガイ
    ド体に左右方向摺動可能に支持させると共に、両引出体
    分割部に設けられた上記ガイド突起をそれぞれユニット
    本体の上記ガイド溝に摺動可能に挿入し、 上記引出体をユニット本体の前端面から引き出すことに
    より、該引出体がユニット本体から前方へと突出し、こ
    のとき該引出体と一体的に上記ガイド体がユニット本体
    内を前方へと移動すると共に、引出体の上記両分割部が
    上記ガイド体に沿ってそれぞれ相反する外側方にスライ
    ドするように構成したことを特徴とする引き出しユニッ
    ト。
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