JP3519171B2 - カップホルダ - Google Patents

カップホルダ

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JP3519171B2
JP3519171B2 JP13209195A JP13209195A JP3519171B2 JP 3519171 B2 JP3519171 B2 JP 3519171B2 JP 13209195 A JP13209195 A JP 13209195A JP 13209195 A JP13209195 A JP 13209195A JP 3519171 B2 JP3519171 B2 JP 3519171B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲物容器等の被保持材
を一時的に安定して保持するためのカップホルダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車の車室内等に取り付けら
れるカップホルダとして、図6に示すように、カップ2
6を底面から支持するカップ支持材82及びカップ26
を周囲から保持するカップ保持板84を、ハウジング8
6に対してスライドさせて、ハウジング86内より車室
内に出入りさせるタイプのカップホルダ80がある。
【0003】このタイプのカップホルダ80をハウジン
グ86に取り付けるときには、カップ支持材82及びカ
ップ保持板84を収容するために、ハウジング86内
に、少なくともカップ保持板84の奥行きと等しいだけ
の奥行きが必要である。
【0004】一方、自動車の内側面やセンターコンソー
ルの後面には、予め灰皿が設けられていることがある。
この灰皿は、喫煙をしない者にとっては無用であり、こ
の灰皿の代わりにカップホルダを取り付けるほうが便利
である。
【0005】しかし、上記のようにカップホルダ80用
のハウジング86には、ある程度の奥行きが必要である
一方、灰皿が取り付けられているハウジングには十分な
奥行きがないため、この灰皿取り付け用のハウジングに
カップホルダ80を取り付けることができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、奥行きの短いハウジングにも取り付けることがで
き、しかも後から取り付け、取り外しが容易にできるカ
ップホルダを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るカップホ
ルダでは、一端が開口したハウジングに取り付けられる
カップホルダであって、前記ハウジングに回動可能に支
持され且つハウジングに対して回動してハウジングから
せり出し得ると共に側面に弧状のガイド孔が形成された
回動材と、前記ハウジングの開口を開閉可能とすると共
に開放された状態で被保持材を底面から支持する蓋と、
前記蓋に突設され且つ孔部が穿設された側板と、端部が
前記孔部に係止されると共にこの端部が前記ガイド孔に
移動可能に係合され且つ前記蓋の開放された状態で前記
被保持材を周囲から保持するガイド材と、を有すること
を特徴とする。
【0008】請求項2に係るカップホルダでは、前記回
動材から爪片が突設され、前記爪片が前記ハウジングに
係合し、この爪片を回動中心として回動可能に前記回動
材が前記ハウジングに支持されていることを特徴とす
る。
【0009】請求項3に係るカップホルダでは、前記側
板が、前記蓋の回動方向と直角の方向の両側からそれぞ
れ突設される一対の側板により構成されることを特徴と
する。
【0010】請求項4に係るカップホルダでは、前記蓋
が前記ハウジングの開口を閉止しているときに前記ガイ
ド孔内での前記ガイド材の位置する部分に隣接して、前
記ガイド孔に前記ガイド材の径より狭い幅狭部が形成さ
れていることを特徴とする。
【0011】請求項5に係るカップホルダでは、前記ガ
イド材の中間部に凸状に屈曲された屈曲部が形成され、
前記蓋の閉止状態で前記蓋と前記ハウジングの開口周り
の壁部との間に前記屈曲部が介在されて前記蓋を前記ハ
ウジングの開口周りの他の壁部に押し付ける方向に付勢
して、前記蓋を前記ハウジングに対して閉止状態に維持
することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載のカップホルダでは、ハウジン
グの開口を蓋が閉止しているとき、回動材はハウジング
の内部に収容されている。
【0013】ここで、蓋を引いて、ハウジングの開口を
開放させる。このとき、蓋の側板の孔部に係止されたガ
イド材の端部が、回動材のガイド孔を移動する。従っ
て、回動材はハウジングに収容された状態で固定された
まま、まず、蓋のみが回動する。
【0014】蓋の回動によって、ガイド材の端部はガイ
ド孔の蓋に近い側の端部に達する。ここでさらに蓋を引
けば、今度は回動材が回動する。すなわち、蓋と回動材
との位置関係は一定に保たれたまま、蓋と回動材とが一
体となって回動する。
【0015】これらの動きにより蓋が開放されて、例え
ば略水平状態となり、蓋によって被保持材を底面から支
持可能となる。このとき、ガイド材は、被保持材を周囲
から保持する。
【0016】このように、蓋の傾倒動作が、蓋のみの回
動と、それに続く蓋と回動材とが一体となった回動と、
の2段階に別けて行われるため、蓋を十分にせり出させ
ることができる。また、ハウジングの開口を蓋が閉止し
ているときには、蓋から突設された側板と回動材とは共
にハウジングの内部に重ね合わされて収容されているた
め、ハウジングに収容された状態でのカップホルダの奥
行きが短くなる。このため、ハウジングの奥行きが短い
場合でもハウジング内にカップホルダを収容することが
できる。
【0017】請求項2に記載のカップホルダでは、回動
材から突設された爪片がハウジングに係合して、回動材
がハウジングに回動可能に支持される。
【0018】従って、ハウジングに予め別の部材(例え
ば灰皿)が取り付けられている場合でも、この別の部材
を取り外した後、爪片をハウジングに係合させて容易に
後付けすることができる。
【0019】請求項3に記載のカップホルダでは、側板
が蓋の回動方向と直角の方向の両側からそれぞれ突設さ
れ、一対設けられている。これら側板の孔部にガイド材
の端部がそれぞれ係止されている。ガイド材の端部は回
動材の側面のガイド孔にも係合されており、蓋はその幅
方向の両側で回動材に安定して支持される。
【0020】請求項4に記載のカップホルダでは、蓋が
ハウジングの開口を閉止しているときにガイド材が位置
する部分に隣接して、ガイド孔に幅狭部が形成されてい
る。ガイド孔をガイド材が移動するときに、ガイド材は
この幅狭部によって抵抗を受ける。従って、蓋の開閉動
作を行うとき、蓋がハウジングの開口を閉止した状態の
前後で適度な抵抗が生じる。また、この幅狭部によっ
て、蓋がハウジングの開口を閉止した状態で、蓋と回動
材との位置関係が維持され、蓋が不用意に回動してしま
うことがない。
【0021】請求項5に記載のカップホルダでは、蓋が
ハウジングの開口を閉止している状態で、蓋とハウジン
グの開口周りの壁部との間にガイド材の屈曲部が介在さ
れ、ガイド材は蓋とハウジングとの間に挟まれる。これ
によってガイド材が撓み、蓋は付勢されて、ハウジング
の開口周りの他の壁部に押し付けられるため、蓋がハウ
ジングの開口を閉止した状態が維持される。
【0022】
【実施例】図1〜図4には本発明の一実施例に係るカッ
プホルダ10が示されている。
【0023】このカップホルダ10は、図5に示すよう
に、自動車の車室の内側面12やセンターコンソール1
4の後部に取り付けられる。これらの部位には、例えば
灰皿等を収容するためのハウジング16(図1及び図2
参照)が予め設けられている。このハウジング16の車
室側の一端には開口18が設けられており、この開口1
8の開口面は、概ね鉛直になっている。通常はこの開口
18へ車室内から灰皿が取り付けられている。
【0024】ハウジング16には、灰皿を取り付けるた
めに予め係合溝38及び係合孔42が形成されており、
また、開口18の上縁には突壁44が形成されている。
【0025】図1及び図2に示すように、カップホルダ
10は、開口18からハウジング16に取り付けられる
回動材20と、開口18を閉止する蓋部22とを有して
いる。また、回動材20と蓋部22とは、ガイド材とし
てのアーム24によって連結されている。
【0026】回動材20は、カップ26がカップホルダ
10に載置された状態でカップホルダ10を周囲から支
持するように半円型の切欠が形成された天板28、この
天板28の長手方向両端に設けられたガイド板30、及
び回動材20がハウジング16に収容された状態でハウ
ジング16の奥壁32に接する奥板34を有している。
【0027】図3及び図4からも分かるように、ガイド
板30は略三角形の形状で、その下端の角度が約45°
となるように形成されている。ガイド板30の下端に
は、一対の爪片36が突設されている。ハウジング16
に元々取り付けられている灰皿には、この爪片36と同
様の爪片が突設され、一方ハウジング16には、この灰
皿の爪片と係合する係合溝38が予め穿設されており、
灰皿の爪片が係合溝38に係合されて、灰皿が回動可能
に支持されている。従って、この灰皿を支持する場合と
同様にして、係合溝38に爪片36を係合させて、回動
材20がハウジング16に回動可能に支持される。
【0028】天板28の上方からは、弾性変形可能な突
起40が突設されている。回動材20がハウジング16
に完全に収容された状態では、ハウジング16の係合孔
42に突起40が係合し、この状態を維持している。
【0029】回動材20にハウジング16から引き出す
方向の力が加わると、突起40が弾性的に撓んで係合孔
42から外れ、回動材20は爪片36を中心に回動し、
突起40は開口18の上縁に達するが、このとき、突起
40が突壁44に当たるため、回動材20はそれ以上回
動できなくなる。
【0030】ガイド板30の上方には、弧状のガイド孔
50が形成されており、アーム24の端部52が移動可
能に係合される。このガイド孔50も、弧の中心角が約
45°になるように形成されている。また、ガイド孔5
0の一端50Aからアーム24の径より若干長い距離を
あけた位置には、ガイド孔50の幅がアーム24の径よ
り若干狭くなった幅狭部56が形成されている。
【0031】一方、蓋部22は、ハウジング16の開口
18を閉止すると共に切欠58が形成された蓋54と、
この蓋54に突設された側板46を有している。
【0032】図2〜図4に示すように、側板46は、中
心角が約45°の略扇形に形成されている。また、側板
46は、図3に示すように、蓋54が開口18を閉止し
た状態でガイド板30の内側に重なり合うように、蓋5
4の両側からハウジング16の奥壁32の方向に向かっ
て突設されている。
【0033】また、側板46には、アーム24の端部5
2が挿通されて係止される孔部48が穿設されている。
【0034】図1及び図2に示すように、アーム24
は、カップ26の周囲に沿って略円弧状に形成されてお
り、アーム24の端部52は屈曲されて孔部48に係止
されるとともに、ガイド孔50に係合されようになって
いる。このため、孔部48は、図3に示すように、蓋5
4が開口18を閉止している状態では、ガイド孔50の
一端50Aに位置している(図3参照)。このとき、幅
狭部56によって、他端50B方向への端部52の移動
に適度な抵抗が生じ、この状態が維持される。蓋54を
回動させれば、アーム24の端部52は幅狭部56を拡
幅してガイド孔50内を移動し、ガイド孔50の他端に
達する。これによって、孔部48もガイド孔50に沿っ
て弧状に移動する。
【0035】また、アーム24の中間部には、凸状に屈
曲された屈曲部60が形成されており、上記したよう
に、蓋54が開口18を閉止した状態で、この屈曲部6
0が蓋54の切欠58に係合し、切欠58と突壁44と
の間に、アーム24が挟まれるようになっている(図3
参照)。
【0036】次に本実施例に係るカップホルダ10の取
り付け方法及び作用を説明する。ハウジング16には、
予め灰皿等の別の部材が取り付けられているため、ま
ず、この部材を取り外す。
【0037】次に、カップホルダ10の下部をハウジン
グ16の開口18から内部に差し入れ、爪片36をハウ
ジング16の係合溝38に係合させる。次いでカップホ
ルダ10の上部をハウジング16側に向けて押し、回動
させる。突起40が突壁44に当たるので、突起40を
天板28側に撓ませて、突壁44を通過させる。通過後
は、突起40が弾性復元し、そのままさらにカップホル
ダ10を回動させれば、突起40は係合孔42に達して
係合し、図3に示す状態となる。このようにして、カッ
プホルダ10をハウジング16に容易に取り付けること
ができる。
【0038】また、爪片36が係合溝38に係合するた
め、回動材20はハウジング16に確実に固定され、不
用意に開口18からせり出してしまうことがない。
【0039】図3に示すように、カップホルダ10を使
用しない状態では、回動材20がハウジング16内に収
容され、蓋54が開口18を閉止した閉止状態となって
いる。
【0040】孔部48に係止されたアーム24の端部5
2はガイド孔50の一端50Aに位置している。ガイド
孔50には幅狭部56が形成されているため、アーム2
4の端部がガイド孔の他端52B側へ移動するときには
抵抗が生じる。このため、蓋54が不用意に回動するこ
とがない。
【0041】また、アーム24の中間部に形成された屈
曲部60が、蓋54の切欠58に係合し、アーム24は
突壁44と蓋54との間に挟まれて、上下方向に撓んで
いる。従って、アーム24はこの撓みの弾性反力によっ
て、蓋54を下方向に付勢している。これにより、蓋5
4は開口18の下縁に、側板46が奥壁32に、それぞ
れ押し付けられるため、閉止状態が維持される。
【0042】この閉止状態で、蓋54の上部を乗員が車
室側に引いても、天板28に設けられた突起40が係合
孔42に係合しているため、回動材20の回動は阻止さ
れる。従って、まず、アーム24の端部52は、ガイド
孔50の一端50Aから他端50Bに向けて移動しよう
とする。ところがガイド孔50には幅狭部56が形成さ
れているため、この移動は、一旦阻止される。
【0043】さらに蓋54の上部を引けば、アーム24
の端部が幅狭部56を拡幅しながら通過し、蓋54はそ
の下端を中心に回動する。ガイド孔50は中心角が約4
5°の弧状に形成されているので、アーム24の端部5
2がガイド孔50の他端50Bに達したときに、蓋54
は約45°傾倒して、図3の二点鎖線で示す状態とな
る。
【0044】ここで一旦蓋54の回動は阻止されるが、
蓋54の上部を引く力を強くすると、今度はアーム24
の端部52がガイド板30を引く。このため、今度は天
板28の突起40が弾性的に撓み、係合孔42への係合
が外れる。ガイド板30の下端に設けられた爪片36は
ハウジングの係合溝38に係合しているため、この爪片
36を中心として、回動材20が回動する。すなわち、
蓋部22と回動材20とが一体となって回動し、蓋54
が傾倒する。
【0045】回動材20の回動によって、突起40は開
口18の上縁に達し、突壁44に当たる。ガイド板30
の下端は約45°に成形されており、この下端を回動の
中心として回動材20は回動して約45°傾倒する。す
でに蓋部22は回動材20に対して約45°傾倒してい
るので、結果的に蓋54は閉止状態から約90°傾倒
し、図1及び図4に示すように水平となって、カップホ
ルダ10は使用状態となる。また、蓋54の下端はハウ
ジング16の開口18の下縁とガイド板30との間に挟
まれる。これによって、蓋54は水平状態が維持され、
カップ26を支持可能となる。
【0046】このように、開口18を閉止している蓋5
4を車室側に回動させて略水平状態とする動作が、蓋部
22のみの回動と、蓋部22と回動材20とが一体とな
った回動と、の2段階に分けて行われる。このため、そ
れぞれの回動角度を小さく設定しても、蓋54を十分に
回動させて、略水平状態とすることができる。
【0047】また、蓋部22及び回動材20を重なり合
わせてハウジング16内に収容できるため、収容された
状態でのカップホルダ10の奥行きを短くできる。すな
わち、ハウジング16の奥行きが短い場合でも、このハ
ウジング16内にカップホルダ10を収容できる。
【0048】蓋54が略水平状態となったとき、アーム
24と天板28とによって、略円形の開口が形成され
る。蓋54に載置されて支持されたカップ26は、この
開口によって周囲を囲まれて保持され、水平方向への移
動が制限される。
【0049】また、このとき、蓋54は2枚の側板によ
って、カップ26の両側からガイド板30に支持されて
いる。このため、カップ26が重い場合でも、蓋54は
カップ26を安定して支持することができる。
【0050】なお、蓋54が略水平状態となっていると
き、突起40を天板28側に撓ませれば、突起40は突
壁44を通過できる。これによって、カップホルダ10
をハウジング16から容易に取り外すことができる。
【0051】この状態から収容状態に戻すには、蓋54
を押して回動させる。このとき、蓋部22が蓋54の下
端を中心にして回動し、回動材20がガイド板30の爪
片36を中心にして回動する。アーム24の端部52は
ガイド孔50を他端50Bから一端50Aに向けて移動
し、幅狭部56に達したときに抵抗を受けるが、さらに
蓋54を押せば、アーム24の他端50Bが幅狭部56
を拡幅して一端50Aに達する。また、回動材20の奥
板34がハウジング16の奥壁32に達したとき、天板
28の突起40が弾性復元して、ハウジング16の係合
孔42に係合する。さらに、アーム24の屈曲部60が
蓋54の切欠58に係合し、アーム24は突壁44と蓋
54との間に挟まれて撓み、蓋54をハウジング16の
開口18の下縁に押し付ける。これにより、蓋54が開
口18を閉止した状態が維持される。
【0052】なお、ガイド孔50の幅狭部56は任意の
位置に設けることもできる。その場合には、幅狭部56
が形成されたそれぞれの位置で、アーム24の端部52
の移動に適度な抵抗を生じさせることができる。また、
それぞれの位置で蓋46の傾倒状態を維持することもで
きる。
【0053】また、本実施例においては、ハウジング1
0の開口18が概ね鉛直となっている場合の例を示した
ため、ガイド板30の端部の角度、側板46の中心角、
及びガイド孔50の中心角をそれぞれ約45°として、
蓋22が約90°回動するようにしたが、例えば開口1
8が鉛直よりさらに傾いてる場合でも、ガイド板30の
端部の角度、側板46の中心角、及びガイド孔50の中
心角を予め変えて成形することにより、蓋22を略水平
状態になるまで回動させることができる。すなわち、蓋
22を略水平状態にするのにαだけ回動させることが必
要であれば、ガイド板30の端部の角度、側板46の中
心角、及びガイド孔50の中心角をα/2に設定してお
けばよい。
【0054】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、奥行きの
短いハウジングにも取り付けることができ、しかも後か
ら取り付け、取り外しが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカップホルダの斜視図
である。
【図2】本発明の一実施例に係るカップホルダの分解斜
視図である。
【図3】本発明の一実施例に係るカップホルダがハウジ
ングに収容された状態の断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係るカップホルダの使用状
態の断面図である。
【図5】本発明の一実施例に係るカップホルダが取り付
けられるハウジングの位置を示す車室内の斜視図であ
る。
【図6】従来のカップホルダの斜視図である。
【符号の説明】
10 カップホルダ 20 回動材 24 アーム(ガイド材) 36 爪片 46 側板 50 ガイド孔 54 蓋 56 幅狭部 60 屈曲部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−92174(JP,A) 特開 平4−166444(JP,A) 実開 昭64−18952(JP,U) 実開 昭61−196834(JP,U) 実開 平2−148845(JP,U) 実開 昭56−124252(JP,U) 実開 昭63−138252(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 3/00 - 5/00 B60R 3/00 - 7/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が開口したハウジングに取り付けら
    れるカップホルダであって、 前記ハウジングに回動可能に支持され且つハウジングに
    対して回動してハウジングからせり出し得ると共に側面
    に弧状のガイド孔が形成された回動材と、 前記ハウジングの開口を開閉可能とすると共に開放され
    た状態で被保持材を底面から支持する蓋と、 前記蓋に突設され且つ孔部が穿設された側板と、 端部が前記孔部に係止されると共にこの端部が前記ガイ
    ド孔に移動可能に係合され且つ前記蓋の開放された状態
    で前記被保持材を周囲から保持するガイド材と、 を有することを特徴とするカップホルダ。
  2. 【請求項2】 前記回動材から爪片が突設され、前記爪
    片が前記ハウジングに係合し、この爪片を回動中心とし
    て回動可能に前記回動材が前記ハウジングに支持されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のカップホルダ。
  3. 【請求項3】 前記側板が、前記蓋の回動方向と直角の
    方向の両側からそれぞれ突設される一対の側板により構
    成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のカップホルダ。
  4. 【請求項4】 前記蓋が前記ハウジングの開口を閉止し
    ているときに前記ガイド孔内での前記ガイド材の位置す
    る部分に隣接して、前記ガイド孔に前記ガイド材の径よ
    り狭い幅狭部が形成されていることを特徴とする請求項
    1〜請求項3のいずれかに記載のカップホルダ。
  5. 【請求項5】 前記ガイド材の中間部に凸状に屈曲され
    た屈曲部が形成され、前記蓋の閉止状態で前記蓋と前記
    ハウジングの開口周りの壁部との間に前記屈曲部が介在
    されて前記蓋を前記ハウジングの開口周りの他の壁部に
    押し付ける方向に付勢して、前記蓋を前記ハウジングに
    対して閉止状態に維持することを特徴とする請求項1〜
    請求項4のいずれかに記載のカップホルダ。
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