JP2001055076A - 車両用カップホルダー - Google Patents
車両用カップホルダーInfo
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- JP2001055076A JP2001055076A JP11233847A JP23384799A JP2001055076A JP 2001055076 A JP2001055076 A JP 2001055076A JP 11233847 A JP11233847 A JP 11233847A JP 23384799 A JP23384799 A JP 23384799A JP 2001055076 A JP2001055076 A JP 2001055076A
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- tray
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- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60N3/10—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
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- Table Equipment (AREA)
Abstract
に保持でき、しかも従来の如くカップ類の水滴が落下し
難くした車両用カップホルダーを実現する。 【解決手段】 ケース1内に入れる収納態様と前面開口
1aより引き出す使用態様とに切換可能であると共にカ
ップ類kを挿入して周囲を拘束する保持穴2bを形成し
ているホルダー2と、ホルダー2に後端側を回転可能に
枢支してホルダー2と一体的にケース1内に収納され、
かつ使用態様で後端側を支点としてホルダー2より垂れ
下がってカップ類kの下面を受け止めるトレイ3とを備
えている車両用カップホルダーを対象としている。そし
て、トレイ3を改良し、内側を開口4cし、前側にカッ
プ類kの下前側部分を受け止める第1載置部4aを形成
している外トレイ4と、外トレイ4に相対移動可能に配
置され、外トレイ4の開口4c内に収容された状態でカ
ップ類kの下後側部分を受け止める第2載置部5aを形
成している内トレイ5とから構成し、第1,第2載置部
4a,5aが収納態様で離間した状態になり、使用態様
で略平面上に接近した状態になるようにした。
Description
缶、コップ、紙パック等の飲料容器(以下、これらを総
称して「カップ類」と言う)を倒れないように保持して
おくための車両用カップホルダーに関するものである。
ものが提供されているが、高級車等では、見栄えやスペ
ース等を重視した折り畳みや引き出しタイプが採用され
る。このうち、本発明は、特開平9−48273号や特
開平8−192669号等に例示される引き出しタイプ
を対象としている。
69号のカップホルダーを収納態様と使用態様で示して
いる。このカップホルダーは、前面を開口50aしたケ
ース50と、ケース50内に入れた同図(a)の収納態
様とケース50内より引き出した同図(b)の使用態様
に切り換えられるホルダー51と、カップ類kの下面を
受け止めるトレイ52とを備えている。ケース50は、
前面開口50aからホルダー51を内部に押し入れるも
ので、例えば、車室内のインストルメントパネル側に一
体的に取り付けられる。ホルダー51は、前面の操作部
51aの手前側に位置して、カップ類kを挿入して周囲
を拘束する保持穴51bを形成している。トレイ52
は、後端側がホルダー51に回転可能に枢支されて、ホ
ルダー51と一体的にケース50内に収納されると共
に、使用態様で後端側を支点としてホルダー51より垂
れ下がって保持穴51bに差し入れられたカップ類kの
下面を受け止めるものである。すなわち、この構造で
は、大小のカップ類k2,k1がホルダー51の保持穴5
1bに上から挿入されると、ホルダー51の真下に垂れ
下げられたトレイ52の載置部52aで支えられると共
に、上部が保持穴51bの内周面で拘束されて転倒が防
止される。このため、カップ類kとしては、保持穴51
bの内径寸法以下で、かつトレイ52の載置部52aに
受け止められる大きさのものであれば一応保持されるこ
とになる。
ダーでは、カップ類kをホルダーに垂れ下げられるトレ
イ52の載置部52aで受け止める構成であるため、カ
ップ類kをより安定に受け止めるには線材よりも板材を
用いると言うように載置部52aの幅寸法L0を大きく
確保することが好ましい。そのような観点から、従来は
トレイ52を板材で構成し、載置部52aが支持アーム
部52bの先端側に位置するように形成されている。ま
た、従来構造では、傾斜した支持アーム部52bに大き
な開口52cを載置部52aと接近して設けることによ
り、載置部52a上に載せられるカップ類kに対する安
定したラップ代を確保するよう工夫している。これは、
トレイ52がホルダー51と共にケース50内に挿入さ
れるため、載置部52aの幅寸法L0を大きくすると、
ケース50の開口50aもそれに比例して高さを大きく
確保しなくてはならず、全体が厚くなることを避けるこ
とにある。この背景には、この種のカップホルダーのう
ち、例えば、インストルメントパネルに組み込むものは
設置スペースがオーデオ等の他の機器類との取り合いと
なり、小型であって、特に厚さを薄くしたいという事情
がある。
ることによりカップ類kに対する載置部52aの安定性
を確保する手法では、載置部52aの板幅寸法を広くす
るものではないので、例えば、大きなカップ類k2の場
合は比較的安定に保持できるが、小さなカップ類k1の
場合は重心が偏って安定した保持が得られなくなる。ま
た、載置部52aに接近して設けられた開口52cを通
じて、カップ類kの水滴が直に落下し易くなり、下側に
設置されているオーデオ等の他の機器類等に悪影響を及
ぼすという問題もある。
り、その目的は全体の厚さを抑えて、大小のカップ類を
より安定して保持可能にし、しかも従来の如くカップ類
の水滴が落下し難くした車両用カップホルダーを提供す
ることにある。他の目的は以下の内容説明と共に明らか
にする。
本発明は、図面に例示される如く、前面を開口したケー
ス1と、該ケース1内に入れる収納態様とケース前面開
口1aより引き出す使用態様とに切換可能であると共に
カップ類kを挿入して周囲を拘束する保持穴2bを形成
しているホルダー2と、前記ホルダー2に後端側を回転
可能に枢支してホルダー2と一体的にケース1内に収納
され、かつ前記使用態様で後端側を支点としてホルダー
2より垂れ下がって前記カップ類kの下面を受け止める
トレイ3とを備えている車両用カップホルダーにおい
て、前記トレイ3は、内側を開口4cし、かつ前側に前
記カップ類kの下前側部分を受け止める第1載置部4a
を形成している外トレイ4と、前記外トレイ4に相対移
動可能に配置され、前記外トレイ4の開口4c内に収容
された状態で前記カップ類kの下後側部分を受け止める
第2載置部5aを形成している内トレイ5とからなり、
前記第1,第2載置部4a,5aが、前記収納態様で離
間した状態になり、前記使用態様で略平面上に接近した
状態になるよう構成したものである。
移動される外トレイ4及び内トレイ5により構成される
ことに加え、外トレイ4の開口4cに内トレイ5の第2
載置部5aを受け入れ可能にすることにより、両第1,
第2載置部4a,5aが収納態様で離間した状態になっ
てケース内にコンパクトな状態で収まり、同時に、使用
態様で略平面上に接近して両者の幅寸法L1+L2=Lを
一体的にし幅の広い載置面を得るようにしたものであ
る。したがって、この構造では、ケース1の高さを大き
くすることなく、トレイ3の載置部3aを構造的に広く
確保できることから、特に、全体の厚さを薄くしたい用
途、例えば、より多くの機器類を設置したいインストル
メントパネル用として最適なものとなり、同時に、以下
のような展開ないしは利点が容易に実現される。
は、共通の枢軸7により前記ホルダー2に枢支される構
成である。この場合は、両トレイ4,5の相対的な動き
を少ない部品で無駄のない作動として実現でき、これに
より製品の信頼性も得られる。第2に、前記第1,第2
載置部4a,5aは、前記使用態様で前後連続して配置
されると共に、第2載置部5aが前記外トレイ4の内側
開口4cをほぼ塞ぐよう形成されている構成である。こ
の場合は、開口4cを通じて、カップ類kの水滴が直に
落下し難くなり、例えば、下側に設置されているオーデ
オ等の他の機器類等に悪影響を及ぼすと言うような品質
悪化を防ぐことができる。第3に、前記ホルダー2は、
ホルダー下面側に枢軸9を介し組み付けられ、該枢軸9
を支点として略水平に回動されることにより前記保持穴
2bの内側へ突出するサブホルダー6を有している構成
である。この場合は、サブホルダー6により保持穴2b
の内径を小さく規制し、相対的に小さなカップ類k1で
あっても、簡単かつ容易に安定保持可能となる。つま
り、本発明は上記載置部3aを広く確保可能にしたもの
であるが、このサブホルダー6を追加することで本発明
の利点が更に効果的に発揮されることになる。
面に基づいて説明する。この形態は、本発明の好適な例
であるから技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の技術的範囲を制約するものではない。
ホルダーの形態例を示している。このうち、図1
(a),(b)は図3のB−B線に沿った概略縦断面図
で、カップホルダーの収納態様及び使用態様を示してい
る。図2(a),(b)はカップホルダーの収納態様で
の側面及び図3のA−A線に沿った使用態様での概略縦
断面図である。図3はカップホルダーを収納態様と使用
態様で示す模式上面図、図4はカップホルダーの主要部
を構成しているトレイを収納態様と使用態様で示す概略
斜視図、図5は前記トレイを分解した概略斜視図であ
る。なお、各断面図において、トレイのうち内トレイは
作図上、断面のハッチングを省略し、外トレイと区別し
易くした。
材がケース1と、ホルダー2と、外トレイ4及び内トレ
イ5を組としたトレイ3と、サブホルダー6とから構成
されており、全て樹脂成形品である。但し、材質的には
樹脂以外であってもよい。また、この形態のカップホル
ダーは、自動車のセンターコンソールの前方に位置する
インストルメントパネルP(図3参照)に組み込むこと
を前提として開発されたが、例えば、車室内に設けられ
る各種のコンソールや座席側等に組み込むことも可能で
ある。
同じくホルダー2がケース1に対し押し入れられた収納
態様と、引き出した使用態様とに切り換え可能に配置さ
れる関係であればよい。したがって、ケース1は、前面
が開口1aし、ホルダー2を引き出し可能に収納する大
きさの容器である。この例では、図3の如く上面11、
下面12、後面13、両側面14により区画されてい
る。上面11は、後側が大きく欠如されており、その後
端面に前向きの凹所11aを左右に形成している。後面
13の外側には、インストメントパネルPの取付凹所内
に位置決めする突起部15が略中間に突設されている。
後面13の内側には凸部16が左右に対に設けられてい
る。両側面14には、外前側に取付片17が突設される
と共に、内側にあって前後方向にガイド部18が設けら
れ、また、図2(a)及び図3に示される如く取付穴1
4aが貫通して設けられ、そこに板バネ19が付設され
ている。
手前にカップ類kを上から挿入する保持穴2bを有し、
ケース1に収納された状態で前面操作部2aが外に張り
出した状態となる点で従来と同じ。保持穴2bは、2つ
設けられているが、左右の保持穴2bの大きさや穴形状
を変えたり、1つの保持穴だけで構成されることもあ
る。また、この例では、本体21が幅方向の断面で、略
コ形に形成されている。この本体21は、操作部2aを
前方に一体化し、その手前に穴径Rの保持穴2bを対に
形成している。そして、上後側に突起22を有し、収納
態様で突起22が凹所11aと係合する。断面コ形の内
側、つまり本体21の下面には図2(b)の如くトレイ
用の取付部25が略中間部に2個下向きに突設され、後
面23には前記凸部16と係脱する凹部26が設けら
れ、側面24には前記ガイド部18に沿ってスライドす
るガイド部28が設けられている。
各保持穴2bに対応して設けられている。すなわち、こ
のサブホルダー6は、図1(b)に示す如く本体21の
下面前側にあって、操作部2aに一番近い保持穴2bの
半筒状縁部29に取り付けられている。形状的には先端
を丸めた片状のものである。そして、サブホルダー6
は、縁部29に設けられた取付溝に対し、枢軸9により
略90度だけ回動自在に枢支されると共に、図面上、省
略しているが、枢軸9に軸装された状態に組み付けられ
た反転バネにより図1(b)の実線で示す保持穴2b内
に突出する水平使用位置と下向きに倒れた非使用位置の
2位置に反転されるようになっている。このようなサブ
ホルダー6は、枢軸9を支点として略水平使用位置へ回
動されることにより保持穴2b内に突出し、その突出量
に応じて保持穴2bの内径を小さくする。これにより、
保持穴2bは差し込まれるカップ類kが相対的に小さく
ても、サブホルダー6の突出量によりその小さなカップ
類k1の周囲を規制してがたつきを抑えることができ
る。
2は、ケース1に対し前面開口1aから板バネ19に抗
し少しだけ押し込められると、その後は板バネ19の定
圧力を受けながらガイド部18,28の案内に沿って収
納態様と使用態様との間で引き出されたり、押し入れら
れる。収納態様では凹部26内に凸部16が当たり、使
用態様では突起22が凹所11aに当たって、位置規制
される。ホルダー2は、板バネ19によりがたつきなく
良好にスライド操作されると共に、ケース1内から不用
意に抜けないようなっている。但し、ホルダー2として
は、特開平8−192669号等に記載されている如く
使用態様の方向へ常に付勢して、ロックを解除すること
でその付勢力で自動的に収納態様から使用態様へ切り換
えられるようにしたり、前記ロックとしてプッシュ・プ
ッシュ係止機構つまりホルダー2を一度押すとロック
し、再び押すとロックを解除する構造等が必要に応じて
追加されるものである。
り、外観的には外トレイ4と内トレイ5とを相対的に移
動自在に組み付けたものである。要は、ホルダー2に一
体的に回動自在に組み付けられる点、ケース1内にホル
ダー2と共に収納され、かつ使用態様でホルダー2より
垂れ下がって保持穴2bに入れられたカップ類kの下面
を受け止める点で従来と同じ。異なる構成は、外トレイ
4及び内トレイ5により、トレイ3としての載置部3a
をコンパクト化に反することなく大きく形成可能にした
点にある。すなわち、外トレイ4は、図4及び図5に示
される如く先端に片状の載置部4a(第1載置部4aに
相当する)を有し、その手前又は内側が大きく欠如した
開口4cに形成されている。したがって、開口4cは、
先端の載置部4aと、後側の後片部4b及び両側の側片
部4dとにより区画される。両側片部4dの後端側には
軸穴4eが同軸線上に設けられている。載置部4aの後
端側は、図2(b)に示される如く段差4fに形成され
ている。
イ4の両側片部4dの間に配置される板幅に形成される
と共に、前側が開口4c内に収容され、後側が後片部4
bに載せられるようになっている。つまり、前側は、断
面が略L形をなし、L形の水平辺が載置部5a(第2載
置部5aに相当する)として、垂直辺がカップ類kの下
部周囲を規制する部分5bとして用いられる。また、載
置部5a及び部分5bで区画されるL形の内側には、両
側と中間に略直角三角形の壁5cが一体に形成されてい
る。壁5cのうち、中間の壁5cは載置部3aに載せら
れる左右のカップ類kが不用意にぶつかることを防ぐ。
両側の壁5cはカップ類kの水滴がここから外へ漏れな
いように防ぐ。一方、後側は、中間が切り欠されて開口
5dされている。後端部には、幅方向に軸穴5eが両側
を貫通して設けられている。
たホルダー2に設けられた2つの取付部25に対しアー
ム10を介在した状態で回動可能に取り付けられる。こ
の要領は、例えば、図5に示す如く内トレイ5の軸穴5
eに枢軸7を軸装する際に、開口5d内を通る枢軸7の
部分にアーム10の下端側に設けられた下穴10aを共
通に軸装する。その後、外トレイ4は、内トレイ5を下
から受けるよう配置され、両側の軸穴4eに枢軸7の対
応端部7aを嵌合すべく操作される。これにより、両ト
レイ4,5は枢軸7を介し相対的に回動自在に組み付け
られる。そして、両トレイ4,5は、例えば、両取付部
25の間にアーム10の上端側を配置した状態から、枢
軸37を用いて、該枢軸37が両取付部25の取付穴2
5a及びアーム10の上端側に設けられた軸穴10bを
共通に軸装されことにより、ホルダー2に対し回動可能
に取り付けられる。この場合、取付部25の取付穴25
aは、図2(b)の如く長穴に形成されており、トレイ
3がアーム10の揺動を伴って図1(a)の収納態様と
同(b)の使用態様とにスムースに回動切り換えられる
よう処理されている。更に、トレイ3は、図1(b)の
如く枢軸7の軸回りに介装されたスプリング8により付
勢された状態となっている。このスプリング8は、一端
がホルダー2の下面に係止され、他端がトレイ3側に係
止されており、トレイ3がホルダー2の下方へ回動され
るよう常に付勢している。そして、ホルダー2を収納態
様にする過程ではトレイ3がスプリング8の付勢圧に抗
しホルダー2下面側に接近され、収納態様ではトレイ3
がスプリング8で不用意に揺動しないように規制され
る。
について説明するが、カップホルダー自体の使い方等は
従来と同じくしていることから、本願発明の特有の作動
について専ら詳述する。この構造では、ホルダー2の使
用態様において、ホルダー2の下方へ垂れ下がったトレ
イ3が次のようような状態になっている。すなわち、こ
の構造のトレイ3では、図4(b)の如く外トレイ4の
開口4cに内トレイ5の載置部5aを収容した状態にな
り、両載置部4a,5aが略平面上に接近し、図2
(b)の如く載置部4aの後端である段差4fに載置部
5aの先端が面一に重なっている。このため、トレイ3
の載置部3aは、図1(b)の如くその概略的な幅寸法
Lが載置部4aの幅寸法L1と、載置部5aの幅寸法L2
とを加えた広さになっている。ところが、ホルダー2の
収納態様では、図4(a)の如くホルダー2がケース1
内に押し入れられる過程で内トレイ5の載置部5aが外
トレイ4の開口4cの上に移動し、最終的には図1
(a)の如く載置部4aが前側に位置し、載置部5aが
その後方に配置される。このため、この構造では、ケー
ス1の高さつまり開口1aの高さ寸法を大きくすること
なく、トレイ3の載置部3aを構造的に広く確保できる
ことになる。この点は、図1(a)の右側に比較例とし
て図示したように、従来構造により載置部52aをこの
形態と同じ幅寸法Lに確保する場合、開口1aの高さも
それに相当する大きさにしなくてはならないことから明
白である。したがって、この構造では、カップホルダー
の厚さを極力薄くしたいような用途、例えば、自動車の
インストルメントパネルに組み込む場合等にも、充分満
足したものを提供することができる。
が上記した段差4fの存在にて使用態様で前後に隙間な
く配置され、同時に、壁5c等の存在により、この上に
載せられたカップ類kから水滴が漏れても開口4cを通
じ直に落下し難くなる。更に、この構造では、載置部3
が幅広く確保されることに加え、サブホルダー6を有効
に利用することにより、保持穴2bの内径よりも小さな
カップ類k1の場合、そのカップ類k1をより安定して保
持することができる。
ップホルダーによれば、ホルダーの収納態様では第1,
第2載置部が離間した状態になってケース内にコンパク
トな状態で収まり、同時に、使用態様では第1,第2載
置部が略平面上に接近して両者の幅寸法を足した広い載
置面を得ることができる。したがって、本発明品は、ケ
ースの高さを大きくしなくても、トレイの載置部を広く
して、カップ類をより的確かつ安定した状態に保持する
ことができる。
のB−B線に沿う縦断側面図である。
使用態様での図3のA−A線に沿う縦断側面図である。
である。
す概略斜視図である。
縦断側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】前面を開口したケースと、該ケース内に入
れる収納態様とケース前面開口より引き出す使用態様と
に切換可能であると共にカップ類を挿入して周囲を拘束
する保持穴を形成しているホルダーと、前記ホルダーに
後端側を回転可能に枢支してホルダーと一体的にケース
内に収納され、かつ前記使用態様で後端側を支点として
ホルダーより垂れ下がって前記カップ類の下面を受け止
めるトレイとを備えている車両用カップホルダーにおい
て、 前記トレイは、内側を開口し、かつ前側に前記カップ類
の下前側部分を受け止める第1載置部を形成している外
トレイと、前記外トレイに相対移動可能に配置され、前
記外トレイの開口内に収容された状態で前記カップ類の
下後側部分を受け止める第2載置部を形成している内ト
レイとからなり、 前記第1,第2載置部が、前記収納態様で離間した状態
になり、前記使用態様で略平面上に接近した状態になる
ことを特徴とする車両用カップホルダー。 - 【請求項2】前記外トレイ及び内トレイが、共通の枢軸
により前記ホルダーに枢支されている請求項1に記載の
車両用カップホルダー。 - 【請求項3】前記第1,第2載置部が前記使用態様で前
後連続して配置されると共に、第2載置部が前記外トレ
イの内側開口をほぼ塞ぐよう形成されている請求項1又
は2に記載の車両用カップホルダー。 - 【請求項4】前記ホルダーは、ホルダー下面側に枢軸を
介し組み付けられ、該枢軸を支点として略水平に回動さ
れることにより前記保持穴の内側へ突出するサブホルダ
ーを有している請求項1から3の何れかに記載の車両用
カップホルダー。
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