JPH0840130A - 車両用カップホルダー - Google Patents

車両用カップホルダー

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JPH0840130A
JPH0840130A JP19774394A JP19774394A JPH0840130A JP H0840130 A JPH0840130 A JP H0840130A JP 19774394 A JP19774394 A JP 19774394A JP 19774394 A JP19774394 A JP 19774394A JP H0840130 A JPH0840130 A JP H0840130A
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cup
holding
arm
hollow
vehicle
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昌宏 中山
Eiji Akabane
英司 赤羽根
Norio Toyoda
典夫 豊田
Masafumi Iguchi
雅文 井口
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、車体が傾いてもカップの自重で
常に水平に保持することができ、またカップ等保持部に
収納された缶やカップ等を保温または保冷することがで
きる車両用カップホルダーに関する。 【構成】 カップホルダー11は、ケース部16に上下
に延びる空調装置のダクト17を連通させて温風や冷風
がケース部16内に導入されるようになっている。 ま
た、このケース部16には、枢支部14が外周方向およ
び前後方向に摺動自在に嵌め込まれており、この枢支部
14にアーム部13、13の基端が固着されており、そ
の先端にカップ等保持部12が枢着されている。また広
面にはケース部16の内部中空と連通する通風口部18
が透設されており、前記アーム部13には、カップ等保
持部12の枢軸をガイドする長孔状のガイド溝19が穿
設されている。そして、ケース部16内に収納されたカ
ップ等保持部12または外へ突出したカップ等保持部1
2に温風または冷風をあてることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は物品を合成樹脂の二つ
折りフィルムで包装する装置等に用いられて、物品を二
つ折りフィルムの折り辺側へ押動させる物品押動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用カップホルダー51は、図
12に示すように、缶やカップ等を嵌め込んで保持する
カップ等保持部52と、該カップ等保持部52を運転室
車体に取り付けるアーム部53を一体に有する構成や、
図13に示すようにカップ等保持部62に2つの中空部
62a、62bを設けてフロントパネル上に据え置くト
レイ状の構成からなる車両用カップホルダー 61など
が知られている。また、図14に示すカップホルダー7
1では、2つの中空部72a、72bを有するカップ等
保持部72のカップの転倒防止用にプラスチック製のC
状リング70が枢着されているが、これではカップホル
ダーに別部品を組み立てる手間が必要となり、またリン
グのみで缶やカップ等が保持されるので安定感に欠ける
欠点がある。また、リングのバネ力を利用しているので
細い缶だと不安定に、太い缶だと入れにくい欠点があ
る。更に、ホルダーの大きさは所定のカップ(例えば3
50mlの缶)の大きさに合わせているので、小さいカッ
プ(例えば250mlの缶)を保持するには、転倒防止用
のリング等でかろうじて対応している実情にある。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】この発明は上記事情
に鑑みて鋭意研究の結果創案されたものであって、その
第1の課題は、車体が傾いてもカップの自重で常に水平
に保持することができる車両用カップホルダーを提供す
ることにある。この発明の第2の課題は、カップ等保持
部を収納することができる車両用カップホルダーを提供
することにある。この発明の第3の課題は、カップホル
ダを温めたり冷やしたりすることができる車両用カップ
ホルダーを提供することにある。この発明の第4の課題
は、車体の揺れや振動に対してもカップをしっかりと保
持し、倒れないようにした車両用カップホルダーを提供
することにある。この発明の第5の課題は大きさの異な
るカップであっても保持することができる車両用カップ
ホルダーを提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】第1の課題を解決する
ために、請求項1の発明では、(a).筒状の容器を嵌め込
んで中空位置で保持するカップ等保持部を設ける、(b).
該カップ等保持部をその上方で枢着し前後方向に傾動可
能に支持するアーム部を設ける、(c).該アーム部を左右
方向に傾動可能に枢支する枢支部を設ける、という技術
的手段を講じている。第2の課題を解決するために、請
求項3の発明では上記構成に加えて、(d).アーム部の基
端を固着し、前後方向に摺動可能に嵌合すると共に外周
方向に傾動可能な円板状の枢支部を設ける、(e).車内に
取り付けられて、上記枢支部を前後方向に摺動可能とす
ると共に外周方向に回転可能に嵌合する円筒状のケース
部を設ける、という技術的手段を講じている。第3の課
題を解決するために、請求項4の発明では、(f).筒状の
容器を嵌め込んで中空位置で保持するカップ等保持部を
設ける、(g).該カップ等保持部を支持するアーム部を設
ける、(h).該アーム部を保持すると共に車内の空調装置
のダクトと連通し、上記空調装置から導入された暖気ま
たは冷気をカップ等保持部側へ流出可能な開口部を設け
た中空室を形成するケース部を設ける、という技術的手
段を講じている。また、上記中空室を利用してカップ等
保持部を収納できるようにするため、請求項5の発明で
は上記構成に加えて、(i)アーム部が、カップ等保持部
をその上方で枢着し前後方向に傾動可能に支持する、
(j).ケース部の中空室が、傾動したカップ等保持部をア
ーム部を介して後方へ摺動させて収納可能な大きさに設
定される、という技術的手段を講じている。第4の課題
を解決するために、請求項8の発明では、(k).筒状の容
器を嵌込み可能な中空部を有するカップ等保持部の周壁
に、中空部の内方へ突出すると共に、外方向へ撓む弾性
を備えた係止爪を設ける、という技術的手段を講じてい
る。第5の課題を解決するために、請求項9の発明で
は、筒状の容器を嵌込み可能なカップ等保持部が、筒状
の容器を嵌込み可能な中空部する車両用カップホルダー
において、(l).上記中空部が、径の異なる複数の中空部
の一部を重ねて形成されており、(m).上記中空部に対応
し、その底面で上記中空部より小さい開口面積に設定さ
れて窪む凹部を設ける、という技術的手段を講じてい
る。
【0005】
【作 用】請求項1の発明では、カップ等保持部にカッ
プ等の筒状の容器がはめ込まれて支持される。このカッ
プ等保持部はアーム部との枢着点を支点として前後方向
に枢動可能となっており、またアーム部は枢支部により
左右方向に傾動可能となっている。そして車両の揺れに
対応してアーム部を介してカップ等保持部とこれに収納
された容器が連動しようとするが、これらの自重により
カップ等保持部を前後方向および左右方向に揺動させて
上記容器を水平姿勢に保持することができる。請求項3
の発明では、カップ等保持部をアーム部に沿って枢動さ
せ、その状態でアーム部と枢支部とをケース部内に摺動
させることにより、カップ等保持部をケース部内に収納
することができる。請求項4の発明では、ケース部が空
調装置のダクトと連通しているので、該ダクトから導入
された暖気または冷気を開口部からカップ等保持部側へ
流出させてカップ等保持部により保持された容器を温め
たり冷やしたりすることができる。請求項5の発明で
は、カップ等保持部をアーム部に沿わせて枢動させ、そ
の状態で上記構成のケース部内へ摺動させて収納させる
ことができる。請求項6の構成では、上記構成のカップ
ホルダーでありながらカップ等保持部を前後および左右
方向に枢動させることができる。請求項8の発明では、
カップ等保持部が、筒状の容器を嵌込み可能な中空部を
有しておりその周壁に係止爪が設けられているので、中
空部へ収納された容器の外壁は上記係止爪を外方へ押し
つける一方で係止爪は内方へ反発付勢力を有するので、
容器を係止爪によって押圧し拘束することができる。請
求項9の発明では、容器の大きさに合わせて、径の大き
さの異なる複数の中空部を使い分けることができると共
に、底面に形成された凹部によって、更に小径の物でも
収納することができるようになっている。
【0006】
【実施例】以下に、この発明の車両用カップホルダーの
実施例を図面に基づいて説明する。図1に示す車両用カ
ップホルダー1は、カップ等保持部2とアーム部3と枢
支部4とからなっている。カップ等保持部2は、図示例
の場合、缶やカップを保持可能な円形の底板2aと、外
周を拘束する支柱2bおよびリング体2cからなってい
る。そして、上端のリング体2cまたは支柱2bの上端
に直径方向に突出する枢軸5を固設している。
【0007】アーム部3は、軸部本体3aと、その先端
で左右に分岐して平面コ字状となるヨーク部3bとから
なって、該ヨーク部3bの先端で上記カップ等保持部2
の枢軸5を枢着している。従って、カップ等保持部2は
上記枢着点を支点として前後方向に枢動することができ
る。
【0008】次ぎに、枢支部4は、アーム部3の基端に
設けられて、軸部本体3aをその外周方向に回転可能に
軸支しており、車室内の適宜個所に取り付けられてい
る。そして、カップ等保持部2は上記アーム部3を介し
て、その回転により左右方向に枢動することができる。
従って、車両の振動などによってアーム3が連動しても
カップ等保持部2は前後方向および左右方向に自由に枢
動できるので、カップ等保持部2に収納された缶やカッ
プの鉛直方向に働く自重によって水平な姿勢を保つこと
ができる。
【0009】図2〜図6に示すカップホルダー11は、
カップ等保持部12を不使用時には収納でき、また車内
の空調装置によって缶やカップ等Cを温めたり冷やした
りすることができる第2実施例を示す。このカップホル
ダー11は、横倒した円筒状のケース部16を設け、該
ケース部16に上下に延びる空調装置のダクト17を連
通させてケース部16を支持している。ここで空調装置
は、冷暖房装置またはそのいずれかでもよい。
【0010】このケース部16には、円板状の枢支盤1
4が外周方向および前後方向に摺動自在に嵌め込まれて
いる。即ち、枢支盤14は、左右一対に設けられたアー
ム部13、13の基端を固着しており、また広面には前
後に貫通してケース部16の内部中空と連通する通風口
部18が透設されている。アーム部13は、前後に延び
るプレートからなって長手方向に沿ってガイド溝19が
穿設されている。このガイド溝19は、基端側から水平
に延びて先端が斜めに下降傾斜する長孔形状からなって
いる。
【0011】また、枢支盤14にはアーム部13との連
設部分に、一対の溝14aが形成されており、アーム部
13の基端側は枢支盤14の外周と同じに隆起させて、
前記溝14aを延長方向に所定長さ分だけ延ばしてい
る。一方、ケース部16は、その開口縁の内周壁で左右
に対向する面に上記溝14aに嵌め込まれて摺動可能な
突部16aが突設されており、更に離間した後方位置
で、上記突部16aと略90度ずれた位置に前記溝14
aに嵌め込まれて摺動可能に奥側へ延びるガイド突条1
6bが突設されている。そして、上記突部16aとガイ
ド突条16bとの間の間隔(距離)は、枢支盤14の厚
みの長さ以上に設定されている。
【0012】従って、枢支盤14をケース部16に嵌め
込むには、溝14aに突部16aを整合させて枢支盤1
4を嵌込み、突部16aが溝14aを抜けてから90度
回転させ使用状態とする(図4参照)。次いで、図5に
示すようにアーム部13を枢動して水平にして、上記枢
支盤14の溝14aをガイド突条16bに整合させ、奥
側へスライドさせてアーム部13を収納させることがで
きる(図5参照)。また、アーム部13を引き出し、枢
支盤14を突部16aとガイド突条16bの間に配置す
ることにより、枢支盤14を外周方向に回転させること
ができる。
【0013】上記構成からなっているので、カップ等保
持部12は前記ガイド溝19に嵌合し摺動自在な枢軸1
5を介して前後に枢動可能となっており、また、アーム
部13と一体の枢支盤14がケース部16内で回転摺動
することによりカップ等保持部12を左右方向に枢動可
能としており、車輌の揺動時にも缶や容器等Cを水平に
保持することができるようになっている。また、アーム
部13はガイド突条16bに沿って前後に摺動して、ケ
ース部16の中空室内に内蔵できるようになっている。
【0014】更に、本実施例では、カップ等保持部12
は支持位置でアーム部13と平行するように枢動させる
と共にガイド溝19に沿ってアーム部13に対して重な
る位置に摺動させることができるので、ケース部16の
中空室内においてコンパクトに収納することができる
(図4および図5参照)。また、ケース部16は、空調
装置のダクト17と連通しているから温風や冷風をケー
ス部16の中空室内に導入させることができる。従っ
て、ケース部16内に収納されたカップ等保持部12乃
至これに嵌込まれた缶やカップ等Cを保温、保冷するこ
とができる。
【0015】なお、上記ダクト17はケース部16の中
途位置で上下に連通しているので、収納時に基端まで変
位する枢支盤14によって通風が阻害されることはな
く、開口側はカップ等保持部12の底板12aで塞がれ
て、温風や冷風がケース部16の開口から吐出されるこ
とはない。即ち、本実施例で底板12aはケース部16
の開口を隙間無く塞ぐ蓋となっており、ダクト17から
の通風が漏れないように閉じているが、枢支盤14と同
様に底板中途位置に通風口部を設けてもよい。なお、1
2bは底板12aでケース部16を閉じた際に突部16
aと嵌合する凹部である。
【0016】一方、アーム部13を引き出した場合に、
カップ等保持部12は、ガイド溝19に沿って引き出さ
れ先端の下降傾斜する溝の部分で枢軸15の前後方向の
動きが拘束されて使用に供せられる。この際に、アーム
部13と共に引き出された枢支盤14はケース部16の
開口を塞ぎ、通風口部18を介して、ケース部16の中
空室内に導入された温風や冷風をカップ等保持部2に嵌
め込まれた缶やカップ等Cに向かって吐出させることが
できる(図4参照)。
【0017】上記実施例では、ケース部16に空調装置
のダクト17を接続した構成を例示したが、カップ等保
持部12を前後方向および左右方向に枢動可能とすると
共にケース部16内に収納できるようにした構成として
も良い。この場合、前記実施例から空調装置のダクト1
7を排除する他は前記実施例と同様である。また、図示
例のようにアーム部にガイド溝を設けた場合には、缶や
カップの上方を前にしてケース部内に収納することがで
きる。更に、上記のようなカップ等保持部12をケース
部16内に収納させる構成の有無に拘わらず、ケース部
16を空調装置のダクト17と連通させることにより、
ケース部の開口からカップ等保持部2乃至これに嵌め込
まれた缶やカップ等Cに空調された風を吐出させること
ができる。
【0018】次に図7〜図9に示すカップホルダー21
は、缶やカップ等を嵌込み可能な中空部22aを有する
カップ等保持部22の周壁に、中空部22aの内方へ突
出すると共に、外方向へ撓む弾性を備えた係止爪20を
設ける構成からなっている。ここで係止爪20は、図示
例の場合に、カップ等保持部22の周壁を切欠いて斜め
に傾斜する傾斜片部20aと屈曲部20cを介して外周
壁と平行に延びる折曲片部20bとからなっている。
【0019】従って、缶やカップの嵌込み時に、図9の
仮想線で示すように、上記係止爪20を外方へ押しつけ
る一方で折曲片部20bが外方へ撓み、屈曲部20cが
先端となって反発付勢力が内方に働くので、上記缶やカ
ップ等を係止爪20によって押圧し拘束することができ
る。なお、この係止爪20は1または複数形成してもよ
く、また別体の板バネ等を固着する構成でもよい。これ
によりカップ等保持部22に缶やカップ等を確実に拘束
することができる。 尚、この構成のカップ等保持部
は、前記各実施例のカップ等保持部に代えて使用して
も、あるいはこの構成だけでカップホルダーとして使用
するものでもよい。
【0020】次に、図10から図11に示すカップホル
ダー31は、収納する缶やカップ等の大きさに合わせ
て、複数、本実施例では第1中空部301と第2中空部
302を使い分けることができると共に、底面に形成さ
れた凹部によって、更に小径の物でも収納することがで
きるようになっている即ち、カップ等保持部32が、筒
状の容器を2つ嵌込み可能な中空部を有している。そし
て、上記中空部が、大径の容器(例えば350ml缶)を
収納可能な第1中空部301と、該第1中空部301と
一部が重なって小径の容器(例えば250ml缶)を収納
可能な第2中空部302とからなっている。また、その
底面には、上記第1中空部301と第2中空部302に
対応して、その底面で上記各中空部301または302
より小さい開口面積に設定されて窪む第1凹部303と
第2凹部304とが形成されている。
【0021】従って、大小どちらの缶またはカップ等C
であっても、第1または第2中空部301、302を選
んで確実に安定させることができる。また、使用しない
側の中空部で開口する凹部は、ペン立てその他の小物の
収納部としても使用することができる。また、このカッ
プ等保持部32は、図6に示した係止爪をその周壁に設
けてもよい。更に、この発明ではカップ等保持部32を
そのままフロントパネル上に載置するカップホルダー3
1とする構成を示したが、前記各実施例のカップ等保持
部に代えて用い、アーム部や枢支部を設けて車室内に取
付ける構成としてもよい。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、カップ等保持部をア
ーム部に枢着し、アーム部を枢支部で回転可能としたの
で、車体が傾いてもカップの自重で常に水平に保持する
ことができる。また、ケース部を設けて、アーム部をケ
ース部内へ摺動可能とすることによりカップ等保持部を
収納することができる。ケース部に空調装置のダクトを
連通させることにより、カップ等保持部に収納された缶
やカップ等を温めたり冷やしたりすることができる。そ
して前述のように、ケース部内にカップ等保持部を収納
可能としておけば、収納した状態でも缶やカップ等を温
めたり冷やしたりすることができる。更に、カップ等保
持部に係止爪を設けることにより、車体の揺れや振動に
対しても缶やカップ等を倒れないようにしっかり保持す
ることができる。また、カップ等保持部に、大きさが異
なり一部で重なる複数の中空部を設ければ、大きさの異
なるカップであっても省スペースで確実に保持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカップホルダーの第1実施例を示す
斜視図である。
【図2】第2実施例のカップホルダーの斜視図である。
【図3】取付状態を示す斜視図である。
【図4】同側面図である。
【図5】カップ等保持部をアームと平行に傾動させた状
態の側面図である。
【図6】カップ等保持部をケース部に収納した状態を示
す側面図である。
【図7】係止爪を有する第3実施例のカップホルダーを
示す側面図である。
【図8】係止爪を示す斜視図である。
【図9】係止爪の撓む状態を示す側面図である。
【図10】中空室を2つ設けた第4実施例のカップホル
ダーを示す側面図である。
【図11】同側断面図である。
【図12】従来のアーム部を設けたカップホルダーを示
す斜視図である。
【図13】従来の中空部を2つ設けたカップホルダーを
示す斜視図である。
【図14】従来の拘束リングを設けたカップホルダーを
示す斜視図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 車両用カップホルダー 2,12,22,32 カップ等保持部 2a,12a 底板 3,13 アーム部 4,14 枢支部 5,15 枢軸 16 ケース部 16a 突部 16b ガイド突条 17 空調装置のダクト 18 通風口部 19 ガイド溝 20 係止爪 22a 中空部 301 第1中空部 302 第2中空部 303 第1凹部 304 第2凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井口 雅文 神戸市兵庫区和田宮通7丁目1番14号 西 菱エンジニアリング株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の容器を嵌め込んで中空位置で保持
    するカップ等保持部と、 該カップ等保持部をその上方で枢着し前後方向に傾動可
    能に支持するアーム部と、 該アーム部を左右方向に傾動可能に枢支する枢支部とを
    設けてなることを特徴とする車両用カップホルダー。
  2. 【請求項2】 アーム部が軸部本体と、先端で左右に分
    岐するヨーク部とからなって、該ヨーク部でカップ等保
    持部の両側を枢着してなることを特徴とする請求項1に
    記載の車両用カップホルダー。
  3. 【請求項3】 筒状の容器を嵌め込んで中空位置で保持
    するカップ等保持部と、 該カップ等保持部をその上方で枢着し前後方向に傾動可
    能に支持するアーム部と、 該アーム部の基端を固着し、前後方向に摺動可能に嵌合
    すると共に外周方向に傾動可能な円板状の枢支部と、 車内に取り付けられて、上記枢支部を前後方向に摺動可
    能とすると共に外周方向に回転可能に嵌合する円筒状の
    ケース部とからなることを特徴とするカップホルダー。
  4. 【請求項4】 筒状の容器を嵌め込んで中空位置で保持
    するカップ等保持部と、 該カップ等保持部を支持するアーム部と、 該アーム部を保持すると共に車内の空調装置のダクトと
    連通し、上記空調装置から導入された暖気または冷気を
    カップ等保持部側へ流出可能な開口部を設けた中空室を
    形成するケース部とからなることを特徴とする車両用カ
    ップホルダー。
  5. 【請求項5】 筒状の容器を嵌め込んで中空位置で保持
    するカップ等保持部と、 該カップ等保持部をその上方で枢着し前後方向に傾動可
    能に支持するアーム部と、 該アーム部を前後に摺動可能に保持すると共に、車内の
    空調装置のダクトと連通し、上記空調装置から導入され
    た暖気または冷気をカップ等保持部側へ流出可能な開口
    部を形成した中空室を有するケース部とからなって、 上記中空室が、傾動したカップ等保持部をアーム部を介
    して後方へ摺動させて収納可能な大きさに設定されてな
    ることを特徴とする車両用カップホルダー。
  6. 【請求項6】 筒状の容器を嵌め込んで中空位置で保持
    するカップ等保持部と、 該カップ等保持部をその上方で枢着し前後方向に傾動可
    能に支持するアーム部と、 該アーム部の基端を固着した円板状の枢支部と、 該アーム部の基端を固着し、前後方向に摺動可能に嵌合
    すると共に外周方向に傾動可能な円板状の枢支部と、 車内に取り付けられて、上記枢支部を前後方向に摺動可
    能とすると共に外周方向に回転可能に嵌合する円筒状の
    ケース部とからなって、 上記ケース部に車内の空調装置のダクトを連通させると
    共に、枢支部または枢支部とケース部との間に、空調装
    置からケース部内に導入された暖気または冷気をカップ
    等保持部側へ流出させる開口部を設けてなることを特徴
    とする車両用カップホルダー。
  7. 【請求項7】 アーム部に、その延出方向に沿ってカッ
    プ等保持部を枢支する枢軸を摺動可能なガイド溝を設け
    てなることを特徴とする請求項1に記載のカップホルダ
    ー。
  8. 【請求項8】 筒状の容器を嵌込み可能な中空部を有す
    るカップ等保持部の周壁に、中空部の内方へ突出すると
    共に、外方向へ撓む弾性を備えた係止爪を設けることを
    特徴とする車両用カップホルダー。
  9. 【請求項9】 筒状の容器を嵌込み可能なカップ等保持
    部が、筒状の容器を嵌込み可能な中空部する車両用カッ
    プホルダーにおいて、 上記中空部が、径の異なる複数の中空部の一部を重ねて
    形成されており、 上記中空部に対応し、その底面で上記中空部より小さい
    開口面積に設定されて窪む凹部を設けてなることを特徴
    とする車両用カップホルダー。
JP06197743A 1994-07-29 1994-07-29 車両用カップホルダー Expired - Lifetime JP3074240B2 (ja)

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