JP2003118469A - 収納ボックス - Google Patents

収納ボックス

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JP2003118469A
JP2003118469A JP2001317809A JP2001317809A JP2003118469A JP 2003118469 A JP2003118469 A JP 2003118469A JP 2001317809 A JP2001317809 A JP 2001317809A JP 2001317809 A JP2001317809 A JP 2001317809A JP 2003118469 A JP2003118469 A JP 2003118469A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納空間の仕切態様を変更すべく棚を反転し
て使用する際に、一部の収納空間に収納された物品の出
し入れが不要であって、物品の整頓の煩雑さが少なく、
使い勝手のよい収納ボックスを提供する。 【解決手段】 収納ボックスBは、ボックス本体1に設
けられた支持部Sに着脱自在に支持される棚3を備え
る。棚3は、物品が載置される第1支持面33と第2支持
面と第1支持面33側に設けられた仕切壁40とを有する。
第1支持面33と第2支持面とは表裏の関係にあり、棚3
は、第1支持面33が開口8を向く第1支持態様、およ
び、棚3が反転させられて第2支持面が開口8を向く第
2支持態様の2つの支持態様で支持部Sに支持される。
棚3は、収納空間2を底壁側収納空間50と開口側収納空
間51とに仕切ると共に、仕切壁40が、棚3の支持態様に
対応して、底壁側収納空間50または開口側収納空間51を
2つ小収納空間に仕切る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のセ
ンタコンソールに設けられて、飲料用容器や小物などの
物品を収納する収納空間を形成する収納ボックスに関
し、詳細には、収納空間に配置されると共に物品が出し
入れ可能に支持される棚を反転させて支持することによ
り、収納空間の仕切態様が変更される収納ボックスに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、収納ボックスとして、特開平7−
223479号公報に開示されたものがある。自動車の
センタコンソールや後部座席のアームレストに組み込ま
れるこのカップホルダ付き収納ボックスは、ボックス本
体と、ボックス本体内に設けられた支持部に支持される
ホルダ部材とを備える。カップ類を保持するためのカッ
プ挿通穴を有するホルダ部材は、ボックス本体の底壁と
所定間隔離間して支持部に支持された状態で、カップ挿
通穴に挿入されたカップ類を、カップ挿通穴および底壁
の台座部にて支持して、カップホルダとして使用され
る。また、ホルダ部材が裏返されて、ボックス本体の底
壁に設けられた台座部がカップ挿通穴に嵌合されて、ホ
ルダー部材がボックス本体の底部に格納された状態で、
収納ボックスは小物入れとして使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車のセ
ンタコンソールは、乗員の飲料用容器や小物の収納場所
として好適であると同時に、例えば、該センタコンソー
ルがオーディオ装置の近くに位置する場合は、ミニディ
スク(MD)やコンパクトディスク(CD)の収納場所
としても好適なものである。そのような場合、センタコ
ンソールに設けられる収納ボックスには、複数種類の物
品の収納機能を備えることが求められる。
【0004】この点で、前記従来技術では、反転されて
使用されるホルダ部材がボックス本体の支持部に支持さ
れる場合は、カップ類はカップ挿通穴を通って台座部に
載ることで保持されるため、ホルダ部材で仕切られるボ
ックス内にカップ類以外の物品を収納することは困難で
ある。また、ホルダ部材が裏返される場合は、カップ挿
通穴が台座部に嵌合する状態で、ホルダ部材がボックス
本体の底部に格納されるため、ボックス内には1つの収
納空間が形成される。この結果、ボックス内に収納され
る物品の形状に対応させて、ボックス内に配置されるホ
ルダ部材を反転させて使用することによりボックス内の
仕切り態様を変更する際には、ボックス内に既に収納さ
れている全ての物品を一旦取り出し、その後に再度収納
する必要が生じて、使用者に不便を強いていた。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、請求項1ないし請求項3記載の発明は、
収納空間の仕切態様を変更すべく棚を反転して使用する
際に、一部の収納空間に収納された物品の出し入れが不
要であって、物品の整頓の煩雑さが少なく、使い勝手の
よい収納ボックスを提供することを目的とする。そし
て、請求項2記載の発明は、さらに、収納ボックスの大
型化を回避したうえで、収納能力を高めることを目的と
し、請求項3記載の発明は、さらに、棚の第2支持態様
への変更の容易化および迅速化を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1記載の発明は、底壁と物品が出し入れされる開口を形
成する開口縁部とを有して収納空間を形成するボックス
本体と、前記底壁と前記開口縁部との間で前記ボックス
本体に設けられた支持部に着脱自在に支持される棚とを
備える収納ボックスにおいて、第1支持面および第2支
持面を有する前記棚は、前記第1支持面側で物品が出し
入れ可能に支持されるように前記第1支持面が前記開口
を向く第1支持態様、および前記第2支持面側で物品が
出し入れ可能に支持されるように前記第2支持面が前記
開口を向く第2支持態様の2つの支持態様で前記支持部
に支持され、前記収納空間は、前記棚により、底壁側収
納空間と開口側収納空間とに仕切られ、前記棚の前記第
1支持面側には少なくとも1つの仕切壁が設けられ、該
仕切壁は、前記支持態様に対応して、前記底壁側収納空
間および前記開口側収納空間のいずれか一方のみを複数
の小収納空間に仕切る収納ボックスである。
【0007】これにより、収納ボックスの底壁と開口縁
部との間で収納空間に配置される棚のいずれの支持態様
においても、収納空間が底壁側および開口側収納空間に
二分され、さらに仕切壁により、底壁側および開口側収
納空間の一方のみが、底壁側または開口側収納空間より
も小さい複数の小収納空間に仕切られる。そして、開口
側収納空間に収納される物品の形状に対応して開口側収
納空間の仕切態様を変更すべく、棚が反転されて、その
支持態様が第1支持態様から第2支持態様に変更される
ときは、開口側収納空間は、仕切壁により仕切られた複
数の小収納空間から仕切壁により仕切られない収納空間
になって、広くなった開口側収納空間に、より大きな物
品を収納することが可能になる。しかも、このとき、底
壁側収納空間に収納されている物品が仕切壁に干渉しな
い態様で収納されている物品である場合は、該物品を出
し入れする必要はない。また、棚が反転されて、その支
持態様が第2支持態様から第1支持態様に変更されると
きは、開口側収納空間は、仕切壁により仕切られない収
納空間から仕切壁により仕切られた複数の小収納空間に
なって、小収納空間毎に物品を収納することが可能とな
る。しかも、このとき、底壁側収納空間は仕切壁により
仕切られない空間となるので、底壁側収納空間に収納さ
れている物品を出し入れする必要はない。
【0008】したがって、請求項1記載の発明によれ
ば、次の効果が奏される。すなわち、収納ボックスの収
納空間は、互いに反転した支持態様である第1支持態様
および第2支持態様で支持部に支持される棚で、底壁側
収納空間と開口側収納空間とに仕切られることにより、
各収納空間に異なる種類の物品を収納することができる
ので、収納ボックスの使い勝手が向上する。しかも、棚
の第1支持面側に設けられた仕切壁が、支持態様に対応
して、底壁側収納空間および開口側収納空間のいずれか
一方のみを複数の小収納空間に仕切ることにより、開口
側収納空間に収納される物品の形状に対応して、開口側
収納空間の仕切態様を変更することができる。そして、
開口側収納空間の仕切態様を変更する際には、収納ボッ
クスの収納空間の一部である底壁側収納空間に収納され
ている物品を出し入れする必要がなく、収納されたまま
の状態で、開口側収納空間の仕切態様を変更することが
可能になるので、物品の整頓の煩雑さが少なくなり、こ
の点でも収納ボックスの使い勝手が向上する。さらに、
収納空間に収納されている物品をそのままにした状態
で、収納空間の仕切態様を変更するにも拘わらず、棚が
収納ボックスの外側に配置されることがないので、収納
ボックスの周囲に棚が配置されるスペースを確保する必
要がなく、収納ボックスの設置場所の自由度が大きくな
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の収
納ボックスにおいて、前記仕切壁には、前記第1支持面
側で出し入れ可能に支持される2つの物品が前記仕切壁
を挟んで2つの前記小収納空間にそれぞれ収納されると
き、前記2つの物品のそれぞれの一部が入り込んで、前
記仕切壁での前記2つの物品間の最小間隔を前記2つの
物品間での前記仕切壁の最大幅よりも小さくする1対の
切欠部が形成されるものである。
【0010】これにより、第1支持態様で支持される棚
において、第1支持面に開口を通じて出し入れ可能に支
持される2つの物品が、仕切壁を挟んで2つの小収納空
間にそれぞれ収納されとき、該2つの物品の一部が切欠
部に入り込むことにより、2つの物品は、仕切壁がある
にも拘わらず相互に近接した状態で第1支持面側に出し
入れ可能に支持される。
【0011】したがって、請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏
される。すなわち、仕切壁には、第1支持面側に出し入
れ可能に支持される2つの物品の一部が入り込む1対の
切欠部が形成されて、仕切壁での該2つの物品間の最小
間隔を両物品間での仕切壁の最大幅よりも小さくするこ
とにより、仕切壁が設けられるにも拘わらず、2つの物
品を相互に近接させて収納できるので、収納ボックスの
大型化を回避したうえで、仕切壁が設けられたことによ
る収納空間の狭小化が抑制されて、収納能力を高めるこ
とができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の収納ボックスにおいて、前記ボックス本体
には、前記底壁側収納空間において前記第2支持態様で
支持される前記棚の前記仕切壁が占有する占有空間への
物品の侵入を規制する規制部が設けられるものである。
【0013】これにより、棚が第1支持態様で支持され
ているとき、底壁側収納空間に収納された物品が占有空
間に侵入すること、例えば物品が占有空間内に移動する
ことが、規制部により規制されて、占有空間には物品が
存しない状態を確保することが容易になる。
【0014】したがって、請求項3記載の発明によれ
ば、引用された請求項記載の発明の効果に加えて、次の
効果が奏される。すなわち、底壁側収納空間において占
有空間への物品の侵入を規制する規制部が設けられるこ
とにより、棚が第1支持態様で支持されているとき、占
有空間に物品が存しない状態を確保することが容易にな
るので、棚の支持態様が第2支持態様に変更される際
に、仕切壁が底壁側収納空間の物品に干渉することなく
スムーズに占有空間に挿入されて、第2支持態様への棚
の支持態様の変更が容易化され、しかも迅速化され、ひ
いては収納ボックスの使い勝手がさらに向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る収納ボックス
が、自動車の運転席と助手席との間にあるセンタコンソ
ールCに設けられる実施例を、図1〜図9を参照して説
明する。図1を参照すると、ほぼ均一な肉厚の薄肉構造
を有する合成樹脂製のセンタコンソールCには、収納ボ
ックスBと、小物を入れる底の浅いトレーTと、シフト
レバーが挿通される開口Hとが、第1方向としての前後
方向A1(図2参照)に並べられて設けられる。センタコ
ンソールCの前部に位置する収納ボックスBは、収納空
間2を形成するボックス本体1と、ボックス本体1に着
脱自在に支持される合成樹脂製の棚3とを備える。な
お、図示されないが、センタコンソールCが車体に固定
された状態で、収納ボックスBはセンタコンソールCの
前端部に位置し、その前方の近くに、ミニディスク(M
D)やコンパクトディスク(CD)を使用するオーディ
オ装置が、インストルメントパネルに組み込まれて配置
される。
【0016】図2,図3を併せて参照すると、ボックス
本体1は、センタコンソールCに一体成形された上部半
体4と、上部半体4に固定される合成樹脂製の下部半体
5とから構成される。上部半体4は、前後方向A1に長径
を有するほぼ長円形の開口8を形成する開口縁部6aを有
する内周壁6と、開口縁部6aに連なる外周壁7とを有す
る。そして、この開口8を通じて、物品が収納空間2に
対して出し入れされる。
【0017】内周壁6の下部半体5寄りの部分には、前
後方向A1に対して直交する方向である第2方向としての
上下方向A2でのボックス本体1の中央よりもやや上方の
位置で、ボックス本体1に棚3を支持するために、内周
壁6の内面から収納空間2に突出する第1〜第3支持部
から構成される支持部Sが形成される。第1支持部は、
前後方向A1および上下方向A2に対して直交する方向であ
る第3方向としての左右方向A3での内周壁6の中央を通
りかつ左右方向A3に対して直交する平面である中心面CP
と交差する位置に、前後方向A1で対向して、中心面CP上
での棚3の後述する外周縁部31の外周面31aの間隔より
もやや小さな間隔で設けられた1対の突出部9からな
る。そして、両突出部9に外周縁部31の一部分がそれぞ
れ係合する。
【0018】第2支持部は、各突出部9の左右方向A3で
の両側に延びる上壁10aを有する1対の段部10からな
り、上壁10aの上面に外周縁部31の一部分が当接する。
第3支持部は、ボックス本体1の前後方向A1での中央
で、左右方向A3で対向する位置に設けられた柱状の1対
の突出部11からなり、各突出部11の上壁11aの上面に外
周縁部31の一部分が当接する。さらに、内周壁6の内面
には、各突出部11の上面から上方に延びるリブ12が形成
され、リブ12は外周縁部31の外周面31aの一部分を押圧
する形状を有する。
【0019】そして、棚3が開口8から内周壁6の内側
に挿入されて、棚3の外周縁部31の一部分が両突出部9
を乗り越えて上方から押し込むまれることにより、両突
出部9と外周縁部31とが当接し、同時に外周縁部31が段
部10および突出部11の上壁10a,11aに当接する。このと
き、それら当接により弾性変形する棚3が発生する弾性
力に基づいて、外周縁部31が各突出部9、各段部10およ
び各突出部11に押し付けられ、さらにリブ12により外周
縁部31の外周面31aが押圧される(図4,図5も参
照)。このようにして、棚3がガタつくことなく上部半
体4に弾性力により係止されて、しかも着脱自在に支持
部Sに支持される。
【0020】一方、ほぼ均一な肉厚の薄肉構造を有する
下部半体5は、ボックス本体1の底壁となる底壁13と、
該底壁13に連なる周壁14とを有する。周壁14の上端部14
aは、上部半体4の内周壁6の下端部6bに嵌合され(図
3参照)、この周壁14と上部半体4の内周壁6とにより
ボックス本体1の周壁が構成される。また、図4を併せ
て参照すると、周壁14には、中心面CPと交差する位置に
で、前後方向A1で対向して1対の段部15が形成され、各
段部15は、互いに中心面CPの反対側に位置する1つずつ
のタッピングネジ17が挿通される挿通孔18を有する。そ
して、各タッピングネジ17は、段部10に一体成形され
て、その上壁10aから下方に延びる柱状のボス16にねじ
込まれる。
【0021】さらに、図1,図2に示されるように、周
壁14には、ボックス本体1の前後方向A1での中央部で、
左右方向A3で対向する位置に、棚3の後述する仕切壁40
と接触することがないように、収納空間2に突出する円
錐面を有する柱状の1対の突出部19が形成される。そし
て、図5に示されるように、各突出部19の上壁19aには
貫通孔20が形成され、該貫通孔20には、各突出部11の上
壁11aに成形されて、上壁11aから下方に延びる棒状の圧
入片21が圧入される。
【0022】したがって、下部半体5は、上部半体4の
下方から挿入された後、挿通孔18に挿通されて2つのボ
ス16にそれぞれねじ込まれる2つのタッピングネジ17
と、2つの貫通孔20にそれぞれ圧入される2つの圧入片
21により、上部半体4に固定され、したがってセンタコ
ンソールCに固定される。
【0023】また、両突出部19は、左右方向A3で両突出
部19の間に位置する空間22(図1,図6(B)で二点鎖
線で示される。)に含まれる空間であって、後述するよ
うに棚3が支持部Sに第2支持態様で支持されていると
きに、仕切壁40が占有する占有空間を確保するために、
後述する底壁側収納空間50の左右方向A3での幅を狭くし
ている。これにより、底壁側収納空間50内で両突出部19
を挟んで前後方向A1に分かれて収納される物品が前記占
有空間寄りに移動しようとしたとき、該物品は各突出部
19に接触してその移動が規制される。それゆえ、両突出
部19は、底壁側収納空間50に収納される物品が前記占有
空間に侵入することを規制する規制部を構成する。
【0024】次に、ほぼ均一の肉厚の薄肉構造を有する
棚3は、一体成形された支持壁30と仕切壁40とを有し、
中心面CPに対して面対称に形成される。
【0025】支持壁30は、開口8に直交する方向である
上下方向A2から見て、開口8よりも小さく、開口縁部6a
とほぼ相似の長円形の外周縁部31と、外周縁部31の内側
に位置して第1支持面33および第2支持面34(図3参
照)を有する平板状の載置部32と、外周縁部31と載置部
32との間の基底部35とを有する。外周縁部31は、第1,
第2支持面33,34から直交する方向に突出しており、載
置部32の肉厚(載置部32の上下方向A2での幅に相当)よ
りも大きな上下方向A2の幅を有する。
【0026】図1〜図3を参照すると、第1,第2支持
面33,34は上下方向A2で反対側を向いており、互いに表
裏の関係になる面である。両支持面33,34は、それぞ
れ、支持壁30の前後方向A1での中央部に形成される開口
36を挟んで隣り合う位置にあって、収納空間2に収納さ
れる物品が載置される第1,第2載置面33a,33b;34
a,34bからなる。そして、第1支持面33の外周縁には、
開口36を除いたほぼ円弧状であって、第1,第2載置面
33a,33bから直交する方向に突出する保持部37が形成さ
れ、この保持部37の一部分は外周縁部31により、また残
りの部分は、各載置面33a,33bと基底部35の段差部35a
により構成される。また、第2支持面34の外周縁には、
開口36および基底部35を除いた円弧状であって、外周縁
部31の一部により構成される保持部38が形成される。こ
れら保持部37,38の内径は、開口8を通じて出し入れ可
能であり、かつ各載置面33a,33b;34a,34bに載置され
得る最大外径を有する円筒状の基準物品39に対応して設
定されている。
【0027】仕切壁40は、第1支持面33側において、棚
3の前後方向A1での中央部に設けられ、前後方向A1での
両側壁部41,42にそれぞれ形成された切欠部43により形
成される空洞44を有して、前後方向A1に開放するアーチ
状の形状を呈し、開口36を挟んで左右方向A3で対向する
1対の基底部35から第1支持面33に対して直交する方向
に延びる。そして、仕切壁40は基底部35側から先端部40
aに向かって前後方向A1での幅が徐々に小さくなるよう
に、すなわち前後方向A1に薄くなるように形成されてお
り(図6の(A),(B)参照)、さらに、棚3が第1
支持態様で支持されるとき、すなわち第1支持面33が開
口8を向いた状態で棚3が支持部Sに支持されるとき、
仕切壁40の上下方向A3での先端部40aの先端面は、上部
半体4の開口縁部6aの上面とほぼ等しい高さに位置する
(図3参照)。
【0028】また、図2,図3を併せて参照すると、切
欠部43は、第1支持面33の第1,第2載置面33a,33bに
2つの基準物品39が載置されたときに、基準物品39の底
壁から側壁にかけての一部が、切欠部43の縁部43aより
も仕切壁40の内側に入って切欠部43に入り込むことがで
きるように形成され、さらに先端部40aでの側壁部41,4
2の外面形状は、基準物品39の側壁の外面形状にほぼ沿
うように、上下方向A2からみて見てほぼ円弧状に形成さ
れ(図2参照)、この先端部40aが中心面CPと交差する
部分で、仕切壁40は前後方向A1での最小幅W1を有する。
このようにして、仕切壁40での両基準物品39間の最小間
隔が、両基準物品39間での仕切壁40の最大幅W2(両基準
物品39が隣り合う方向である前後方向A1での仕切壁40の
最大幅に相当)よりも小さくなって、仕切壁40の最小幅
W1にほぼ等しくなる(図3参照)ように設定される。
【0029】そして、図6に示されるように、開口8を
通じてボックス本体1に挿入された棚3は、ボックス本
体1の支持部Sに、第1支持面33(図3参照)が開口8
を向き、第2支持面34が底壁13を向く第1支持態様(図
6(A)、図3参照)、および第2支持面34が開口8を
向き、第2支持面34(図3参照)が底壁13を向く第2支
持態様(図6(B)参照)の2つの支持態様で支持され
る。
【0030】ここで、図6〜図9を参照して、収納ボッ
クスBの使用態様について説明する。図6(A),図7
には、棚3が第1支持態様で支持部S(図2参照)に支
持されて、仕切壁40が上方を向く使用態様が示される。
この使用態様では、収納空間2は底壁側収納空間50およ
び開口側収納空間51に二分され、さらに開口側収納空間
51は、仕切壁40により開口側収納空間51よりも小さい2
つの小収納空間52a,52bに仕切られる。
【0031】そして、底壁側収納空間50には、前後方向
A1に4枚ずつのミニディスク(MD)60が、1対の突出
部19(図2参照)を間にして、底壁13に載置されて収納
され、底壁側収納空間50が小物入れとして使用される。
一方、開口側収納空間51の2つの小収納空間52a,52bに
は、基準物品39(図3参照)に近い大きさの2つのペッ
トボトル61が、それぞれ第1,第2載置面33a,33bに載
置されて収納され、各小収納空間52a,52bが飲み物など
の容器ホルダとして使用される。ここで、各ペットボト
ル61の仕切壁40側の底壁および側壁の一部は、切欠部43
に入り込むため、前後方向A1で最大幅W2を有する仕切壁
40が両ペットボトル61間に存するにも拘わらず、両ペッ
トボトル61が前後方向A1で近接して配置される。そのう
え、各ペットボトル61は、各載置面33a,33b上での移動
が保持壁37により規制された状態で、各ペットボトル61
の側壁の外面が切欠部43の縁部43aに接触することによ
り、各載置面33a,33bに安定して載置される。
【0032】そして、開口側収納空間51にペットボトル
61とは形状が異なる物品、たとえばペットボトル61より
も前後方向A1の幅が大きいコンパクトディスク(CD)
62が収納されるときには、開口側収納空間51の仕切態様
を変更する必要があり、その使用態様が図6(B),図
8に示される。ここでは、第1支持態様で支持されてい
た棚3が、開口8を通じて収納空間2から一旦取り出さ
れ、その後反転されて仕切壁40が下方を向く状態で、再
度収納空間2に挿入されて、第2支持態様で支持部Sに
支持される。これにより、収納空間2は底壁側収納空間
50および開口側収納空間51に二分され、さらに底壁側収
納空間50が、仕切壁40により底壁側収納空間50よりも小
さい2つの小収納空間52a,52bに仕切られる。
【0033】開口側収納空間51は、仕切壁40により仕切
られた2つの小収納空間52a,52bから仕切壁40により仕
切られない収納空間になって、広くなった開口側収納空
間51に、5枚のCD62が、第2支持面34の第1,第2載
置面34a,34bに渡って載置されて収納され、開口側収納
空間51が小物入れとして使用される。そして、棚3の支
持態様が第1支持態様から第2支持態様に変更されると
き、底壁側収納空間50に収納されたMD60は、1対の突
出部19により形成される空間22内の前記占有空間に、例
えば倒れ込むなどして侵入することが、底壁側収納空間
50の左右方向A3での幅をMD60の左右方向A3での幅より
も狭くしている1対の突出部19により規制される。この
ため、MD60は、該占有空間を挟んで、前後方向A1に2
つの群に分かれて収納されるので、仕切壁40を下方に向
けて棚3をボックス本体1に取り付ける際に、MD60が
仕切壁40に干渉することがなく、仕切壁40が円滑に2群
のMD60の間隙に入り込むことができる。それゆえ、第
2支持態様では、底壁側収納空間50が仕切壁40により2
つの小収納空間52a,52bに仕切られる際、すなわち棚3
の支持態様の変更により収納空間2の仕切態様が変更さ
れる際にも、それらMD60を出し入れする必要はない。
【0034】そして、再度、図6(A),図7に示され
る収納空間2の仕切態様に変更すべく、棚3の支持態様
が第2支持態様から第1支持態様に変更されると、開口
側収納空間51は、仕切壁40により2つの小収納空間52
a,52bに仕切られ、小収納空間52a,52b毎に物品、例え
ばカップや携帯電話やMDなどを収納することができ
る。このとき、底壁側収納空間50は仕切壁40により仕切
られない空間となるので、底壁側収納空間50に収納され
ているMD60を出し入れする必要はない。
【0035】さらに、図6(C),図9には、ボックス
本体1から棚3が外されたときの使用態様が示される。
この使用態様では、棚3がないことで、深底の収納ボッ
クスBとなった収納空間2に、カップ63と携帯電話64と
が、1対の突出部19(図2参照)を間にして、底壁13に
載置されて収納され、収納空間2が容器ホルダおよび小
物入れとして使用される。
【0036】次に、前述のように構成された実施例の作
用および効果について説明する。ボックス本体1の底壁
13と開口縁部6aとの間に設けられた支持部Sに、第1支
持面33が開口8を向く第1支持態様および第2支持面34
が開口8を向く第2支持態様の2つの支持態様で支持さ
れて、収納空間2に配置される棚3により、そのいずれ
の支持態様においても、収納空間2が底壁側および開口
側収納空間50,51に二分され、さらに仕切壁40により底
壁側および開口側収納空間50,51の一方のみが、2つの
小収納空間52a,52bに仕切られる。そして、開口側収納
空間51に収納される物品を、例えばペットボトル61から
CD62に変更する場合のように、開口側収納空間51に収
納される物品の形状に対応して開口側収納空間51の仕切
態様を変更すべく、棚3が反転されて、その支持態様が
第1支持態様から第2支持態様に変更されるときは、開
口側収納空間51は、仕切壁40により仕切られた2つの小
収納空間52a,52bから仕切壁40により仕切られない収納
空間になって、広くなった開口側収納空間51に、より大
きな物品であるCD62を収納することが可能となる。し
かも、このとき、底壁側収納空間50に収納されているM
D60が前記占有空間に侵入すること、例えばMD60が該
占有空間内に倒れ込むことが、1対の突出部19から構成
される規制部により規制されて、該占有空間にはMD60
が存しない状態となることから、底壁側収納空間50に仕
切壁40が挿入される際に、仕切壁40がMD60と干渉しな
いので、収納空間2の仕切態様が変更される際にも、M
D60を出し入れする必要はない。また、棚3が反転され
て、その支持態様が第2支持態様から第1支持態様に変
更されるときは、開口側収納空間51は、仕切壁40により
仕切られない収納空間から仕切壁40により仕切られた2
つの小収納空間52a,52bになって、小収納空間52a,52b
毎にペットボトル61を収納することが可能となる。しか
も、このとき、底壁側収納空間50は仕切壁40により仕切
られない空間となるので、底壁側収納空間50に収納され
ているMD60を出し入れする必要はない。
【0037】したがって収納ボックスBの収納空間2
は、互いに反転した支持態様で支持される棚3で、底壁
側収納空間50と開口側収納空間51とに仕切られることに
より、各収納空間50,51に異なる種類の物品(例えば、
ペットボトル61とMD60)を収納することができるの
で、乗員およびオーディオ装置の近くに位置するセンタ
コンソールCの収納ボックスBに、乗員の飲料用容器で
あるペットボトル61およびオーディオ装置に使用される
MD60が収納されることになり、収納ボックスBの使い
勝手が向上する。しかも、仕切壁40が、支持態様に対応
して、底壁側収納空間50および開口側収納空間51のいず
れか一方のみを2つの小収納空間52a,52bに仕切ること
により、開口側収納空間51に収納される物品の形状に対
応して、開口側収納空間51の仕切態様を変更することが
できる。そして、開口側収納空間51の仕切態様を変更す
る際には、収納ボックスBの収納空間2の一部である底
壁側収納空間50に収納されている物品を出し入れする必
要がなく、収納されたままの状態で、開口側収納空間51
の仕切態様を変更することが可能になるので、物品の整
頓の煩雑さが少なくなり、この点でも収納ボックスBの
使い勝手が向上する。さらに、底壁側収納空間50に収納
されている物品をそのままにした状態で、収納空間2の
仕切態様を変更するにも拘わらず、棚3が収納ボックス
Bの外側に配置されることがないので、収納ボックスB
の周囲に棚3が配置されるスペースを確保する必要がな
く、収納ボックスBの設置場所の自由度が大きくなる。
【0038】また、底壁側収納空間50において空間22内
の前記占有空間への物品の侵入を規制する前記規制部が
設けられることにより、棚3が第1支持態様で支持され
ているとき、該占有空間に物品が存しない状態を確保す
ることが容易になるので、棚3の支持態様が第2支持態
様に変更される際に、仕切壁40が底壁側収納空間50の物
品に干渉することなくスムーズに該占有空間に挿入され
て、第2支持態様への棚3の支持態様の変更が容易化さ
れ、しかも迅速化され、ひいては収納ボックスBの使い
勝手がさらに向上する。しかも、仕切壁40は、基底部35
側から先端部40aに向かって徐々に前後方向A1で薄くな
っているため、仕切壁40の空間22への挿入は一層容易で
ある。
【0039】仕切壁40には、第1,第2載置面33a,33b
に載置され得る最大外径の2つの両基準物品39の底壁お
よび側壁の一部がそれぞれ入り込んで、仕切壁40での両
基準物品39間の最小間隔を両基準物品39間での仕切壁40
の最大幅よりも小さくする1対の切欠部43が形成される
ことにより、仕切壁40が設けられるにも拘わらず、第
1,第2載置面33a,33bに載置される物品、例えばペッ
トボトル61を相互に近接させて収納できるので、収納ボ
ックスBの大型化を回避したうえで、仕切壁40が設けら
れたことによる収納空間2の狭小化が抑制されて、収納
能力を高めることができる。そして、仕切壁40での前記
両物品間の最小間隔を仕切壁40の前記最小幅とほぼ等し
くすることにより、収納空間2の収納能力をさらに高め
ることができる。
【0040】さらに、1対の切欠部43が、第1,第2載
置面33a,33bに載置され得る最大外径の両基準物品39間
での仕切壁40の最小間隔を、両基準物品39間での仕切壁
40の最小幅W1とほぼ等しくすることにより、必要最小限
の最小幅W1を残して、各切欠部43の大きさを最大にする
ことができるので、収納ボックスBの大型化を回避した
うえで、その収納能力を一層高めることができる。
【0041】棚3の支持壁30には開口36が形成され、仕
切壁40には前後方向A1に開放する空洞44を形成する切欠
部43が形成されるので、棚3が第1支持態様で支持され
ているときは、切欠部43に指を掛けることにより、また
棚3が第2支持態様で支持されているときは、仕切壁40
がない第2支持面34側から開口36に指を掛けることによ
り、棚3をボックス本体1から容易に取り出すことがで
きて、棚3の支持態様の変更、すなわち収納空間2の仕
切態様の変更を速やかに行うことができる。
【0042】以下、前述した実施例の一部の構成を変更
した実施例について、変更した構成に関して説明する。
前記実施例では、開口側収納空間51に収納される物品
は、棚3の第1支持面33および第2支持面34に載置され
るものであったが、載置部32に、例えば円錐台状の外壁
を有する第1物品が嵌め込まれる保持孔を形成して、該
保持孔に前記第1物品が保持されて、棚3が第1支持態
様で支持されているときには、第1支持面33側で開口8
を通じて前記第1物品を出し入れできるようにされ、ま
た棚3が第2支持態様で支持されているときには、第2
支持面34側で開口8を通じて前記第1物品を出し入れで
きるようにしてもよい。このとき、前記保持孔に保持さ
れた状態で前記第1物品は底壁13に達することがないよ
うにされ、前記第1物品の真下または底壁側には、底壁
側収納空間50に収納される別の物品を収納することがで
きる。
【0043】また、前記実施例では、底壁側収納空間50
に収納される物品は、底壁13に載置されるものであった
が、底壁13に、底壁側収納空間50に収納される物品が嵌
め込まれる保持孔を形成して、該物品を該保持孔により
保持することもできる。
【0044】前記実施例では、ボックス本体1は、上部
半体4と下部半体5とに分割されていたが、ボックス本
体1を一体成形により1つの部材で構成することもでき
る。また、仕切壁40は1つであったが、前後方向A1の幅
が大きい収納空間では、仕切壁を2以上設けることによ
り、底壁側および開口側収納空間を3以上の小収納空間
に仕切ることもできる。さらに、仕切壁は、前記実施例
では、底壁側および開口側収納空間50,51を前後方向A1
に仕切るものであったが、底壁側および開口側収納空間
50,51を左右方向A3に仕切るものであってもよい。
【0045】また、棚3を透明な材料で成形することに
より、棚3を外すことなく、底壁側収納空間50に収納さ
れている物品を確認することができる。さらに、収納ボ
ックスBは、自動車のセンタコンソールC以外の部品に
付属して設けられてもよいし、単独のものであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、センタコンソールに設
けられた本発明に係る収納ボックスの分解斜視図であ
る。
【図2】図1の収納ボックスの平面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】図2のV−V線断面図である。
【図6】棚の支持態様による収納空間の仕切態様を示す
模式図であり、(A)は、棚の第1支持態様での仕切態
様を示し、(B)は、棚の第2支持態様での仕切態様を
示し、(C)は、棚が外されたときの収納空間を示す。
【図7】棚が第1支持態様で支持されるときの収納ボッ
クスの使用態様を示す図である。
【図8】棚が第2支持態様で支持されるときの収納ボッ
クスの使用態様を示す図である。
【図9】棚が外されたときの収納ボックスの使用態様を
示す図である。
【符号の説明】
1…ボックス本体、2…収納空間、3…棚、4…上部半
体、5…下部半体、6…内周壁、6a…開口縁部、7…外
周壁、8…開口、9…突出部、10…段部、11…突出部、
12…リブ、13…底壁、14…周壁、15…段部、16…ボス、
17…タッピングネジ、18…挿通孔、19…突出部、20…貫
通孔、21…圧入片、22…空間、30…支持壁、31…外周縁
部、32…載置部、33…第1支持面、34…第2支持面、35
…基底部、36…開口、37,38…保持部、39…基準物品、
40…仕切壁、41,42…側壁部、43…切欠部、44…空洞、
50…底壁側収納空間、51…開口側収納空間、52a,52b…
小収納空間、60…ミニディスク、61…ペットボトル、62
…コンパクトディスク、63…カップ、64…携帯電話、C
…センタコンソール、B…収納ボックス、T…トレー、
H…開口、A1〜A3…方向、CP…中心面、S…支持部、W1
…最小幅、W2…最大幅。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁と物品が出し入れされる開口を形成
    する開口縁部とを有して収納空間を形成するボックス本
    体と、前記底壁と前記開口縁部との間で前記ボックス本
    体に設けられた支持部に着脱自在に支持される棚とを備
    える収納ボックスにおいて、 第1支持面および第2支持面を有する前記棚は、前記第
    1支持面側で物品が出し入れ可能に支持されるように前
    記第1支持面が前記開口を向く第1支持態様、および前
    記第2支持面側で物品が出し入れ可能に支持されるよう
    に前記第2支持面が前記開口を向く第2支持態様の2つ
    の支持態様で前記支持部に支持され、前記収納空間は、
    前記棚により、底壁側収納空間と開口側収納空間とに仕
    切られ、前記棚の前記第1支持面側には少なくとも1つ
    の仕切壁が設けられ、該仕切壁は、前記支持態様に対応
    して、前記底壁側収納空間および前記開口側収納空間の
    いずれか一方のみを複数の小収納空間に仕切ることを特
    徴とする収納ボックス。
  2. 【請求項2】 前記仕切壁には、前記第1支持面側で出
    し入れ可能に支持される2つの物品が前記仕切壁を挟ん
    で2つの前記小収納空間にそれぞれ収納されるとき、前
    記2つの物品のそれぞれの一部が入り込んで、前記仕切
    壁での前記2つの物品間の最小間隔を前記2つの物品間
    での前記仕切壁の最大幅よりも小さくする1対の切欠部
    が形成されることを特徴とする請求項1記載の収納ボッ
    クス。
  3. 【請求項3】 前記ボックス本体には、前記底壁側収納
    空間において前記第2支持態様で支持される前記棚の前
    記仕切壁が占有する占有空間への物品の侵入を規制する
    規制部が設けられることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の収納ボックス。
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