JP4281089B2 - 容器ホルダ - Google Patents
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Description
特許文献1に開示された車両用カップホルダは、車両側の固定部材に設けられた支持部材に、カップを保持するカップ保持部材を揺動可能に設けたものである。カップ保持部材を揺動可能にするために、カップ保持部材と支持部材との間に矩形枠状の中枠を介在させ、中枠の左右側板部に第一の回転軸をそれぞれ突出させ、第一の回転軸を支持部材の左右側面に開けた第一の軸孔に回転可能に係入している。また、中枠の前後側板部に第二の軸孔をそれぞれ開けておき、第二の軸孔に、カップ保持部材の取付部の前後面に突出した第二の回転軸をそれぞれ回転可能に係入している。
この構成により、容器ホルダを簡単な構造で構成でき、道路が傾斜していたり、平坦な道であっても車両が揺れたり振動したりするなどして車両が傾斜しても、容器固定部材やこれに挿入した容器、さらに容器内の飲料の自重で、容器保持部材の各突起が揺動ガイド部の内面を摺動して、容器および容器保持部材が固定部材で鉛直方向に維持される。
また、突起を球状または半球状の何れかとすることで、車両の傾斜に応じて突起が凹面を揺動し易くなる。また、突起が上部外側面から鍔状に張り出していることで、車両の傾斜に応じて突起が凹面を揺動し易くなる。
さらに、固定部材に、揺動ガイド部に連接して嵌合部を備えることにより、嵌合部に突起を嵌合させて、容器保持部材を固定部材に固定させることもできる。すなわち、車両の傾斜と同様に容器および容器保持部材を傾斜させることもできる。
容器ホルダ1は、車両室内で容器を保持するホルダである。容器としては、図1に示すようにコップ3aの他、図2に示すように缶3b,3cや蓋付の例えばペットボトル3dなどがある。
容器ホルダ1は、図2に示すように、容器を保持可能な容器保持部材4と、車両室内に固定的に配設される固定部材とからなり、固定部材に形成された固定部材挿入孔5に容器保持部材4を挿入して構成される。
なお、図1に示したコンソールボックス2は、容器ホルダ1の上方に、図示しない溝に沿ってスライドする移動板2bが配置され、容器ホルダ1に容器を保持させない場合には容器ホルダ1の上方を覆うことができるとともに、移動板2bをスライドさせて容器ホルダ1に容器を保持させることもできる。コンソールボックス2内で、後方にスライドさせた移動板2bの後端の位置には、ばね式のストッパ2cが配置され、ストッパ2cが移動板2bの後端と係合することで、必要以上に移動板2bがスライドしない。また、移動板2bの上面には、図4に示すように、閉まり防止突起2dが突設されており、移動板2bの後端がストッパ2cに係合するときには、移動板2bの閉まり防止突起2dがコンソールボックス2に設けた係合部材2eと係合することで、移動板2bが自然にスライドしない。
各突起4bの付根から鉛直下向きに脚4cが延設しているが、図示した場合に限定されることなく、任意の箇所から脚4cを延設してもよい。また、脚4cの数についても4本に限定されることなく、複数あればよい。脚4cの下端部は、内側に屈曲して円盤4e に繋がっており、水平部分が容器当接部4dとして形成されている。
図5は、容器保持部材4の一部を、揺動ガイド部2fおよび嵌合部2gとともに示した断面図である。ここで、揺動ガイド部2fの内面は半径Rの凹面となっており、また、嵌合部2gの内面も半径r1(R>r1)の凹面となっているものとする。
突起4bは、図5に示すように、半径r2の半球を突き出した形状とし、揺動ガイド部2fの内面や嵌合部2gの内面の曲率との関係が、R>r2かつr1>r2となっていることが好ましい。
図6(a)および(b)は、別の突起4g、4hを示した概略斜視図である。突起4gは、図6(a)に示すように、上下左右方向に1/4円板を接合したような十文字タイプである。上下の1/4円板4g1,4g2の曲面で、揺動ガイド部2fの凹面を上下方向にスライドでき、左右の1/4円板4g3,4g4の曲面で、揺動ガイド部2fの凹面を左右方向、すなわち揺動ガイド部2fの内面の円周方向(リング方向)に沿ってスライドできる。
また、突起4hは、図6(b)に示すように、リング状の上部外側面に沿って鍔状に突出させたものでもよい。この突起4hの円周方向端部4h1は曲面になっており、揺動ガイド部2fの凹面を左右方向、すなわち揺動ガイド部2fの内面の円周方向(リング方向)に沿ってスライドできる。また、突起4hの外側面を曲面とすることで、揺動ガイド部2fの凹面を上下方向にスライドできる。
図7は容器ホルダ1に容器を保持させないで移動板2bを閉じた状態でのA1−A1線に沿う断面図、図8はその状態でのB1−B1線に沿う断面図である。図7、図8はそれぞれ図3、図4で移動板2bを閉じた状態の断面図に該当する。
容器ホルダ1に容器を保持させない通常の状態においては、図7および図8に示すように、移動板2bが閉じて容器保持部材4を覆っており、移動板2bの上面に各種の物を載置することができる。この状態から、容器ホルダ1にカップ3aや缶3b,3cを保持させる場合には、図1に示すように、先ず移動板2bを後方に移動させ、次に図2に示すように、容器ホルダ1の容器保持部材4の容器挿入口4fに対して例えばカップ3aを挿入して、カップ3aの底面を容器当接部4dに当接させて、容器保持部材4にカップ3aを保持させる。
図9は容器ホルダ1にコップ3aを保持させた状態で車両が坂道上にある状態での図4と同様のB−B線に沿う断面図である。B−B線に垂直な線に沿う断面図は、図3と同様である。車両が前後方向に傾斜した場合には、コンソールボックス2、すなわち固定部材としての中段上部2aも車両の前後方向に傾斜するが、容器保持部材4の突起4bが中段上部2aの揺動ガイド部2fの内面を摺動して、揺動ガイド部2fへの突起4bの当接箇所が変化する。すなわち、図9に示すように、容器保持部材4やコップ3aの自重、さらにコップ3a内の飲料の自重により、容器保持部材4の上部4aの前側突起4b1が揺動ガイド部2fの内面の下側に当接するとともに、容器保持部材4の上部4aの後側突起4b2が揺動ガイド部2fの内面の上側に当接する。これにより、常にコップ3aの軸が鉛直方向になって、コップ3a内の飲料がこぼれることを防止できる。
図10は容器ホルダ1にコップ3aを保持させた状態で車両が進行方向に向かって左右が傾斜した状態での、図3と同様のA−A線に沿う断面図である。A−A線に垂直な線に沿う断面図は、図4と同様である。車両が進行方向に向かって左右に傾斜した場合には、コンソールボックス2、すなわち固定部材としての中段上部2aも車両の左右も傾斜するが、容器保持部材4の突起4bが中段上部2aの揺動ガイド部2fの内面を摺動して、中段上部2aの揺動ガイド部2fへの容器保持部材4の突起4bの当接箇所が変化する。すなわち、図10に示すように、容器保持部材4やコップ3aの自重、さらにコップ3a内の飲料の自重により、容器保持部材4の上部4aの左側突起4b3が揺動ガイド部2fの内面の下側に当接するとともに、容器保持部材4の上部4aの右側突起4b4が揺動ガイド部2fの内面の上側に当接する。これにより、常にコップ3aの軸が垂直方向になり、コップ3a内の飲料がこぼれることを防止する。
また、容器ホルダ1にあっては、揺動ガイド部2fの下端に嵌合部2gが連接されているので、次に説明するように、ペットボトル3dなど蓋付の容器を保持させ、車両が傾斜に従って容器保持部材4を傾斜させることもできる。
2 コンソールボックス
2A 基体
2a 中段上部
2b 移動板
2c ストッパ
2d 閉まり防止突起
2e 係合部材
2f 揺動ガイド部
2g 嵌合部
3a コップ
3b,3c 缶
3d ペットボトル
4 容器保持部材
4a 上部
4b,4g,4h 突起
4c 脚
4d 容器当接部
4e 円盤
4f 容器挿入口
4g1〜4g4 1/4円板
4h1 円周方向端部
5 挿入孔
Claims (4)
- 容器を保持する容器保持部材と、挿入孔を開口していて車両に固定した固定部材とからなり、上記挿入孔に上記容器保持部材を挿入して構成される容器ホルダにおいて、
上記容器保持部材の上部外側面に複数の突起が形成され、
上記挿入孔がリング状の揺動ガイド部により構成され、該揺動ガイド部の内面が凹曲した凹面となっていてこの凹面に上記各突起が当接して上記保持部材が保持されており、
上記固定部材が傾斜すると、上記各突起が上記凹面を摺動して、上記容器保持部材の姿勢を鉛直方向に維持することを特徴とする容器ホルダ。 - 前記突起は球状または半球状であることを特徴とする、請求項1に記載の容器ホルダ。
- 前記突起は、前記上部外側面から鍔状に張り出ていることを特徴とする、請求項1に記載の容器ホルダ。
- 前記固定部材は、前記揺動ガイド部に連接して嵌合部を備え、
この嵌合部に前記各突起が嵌合して前記容器保持部材を前記固定部材に固定することを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の容器ホルダ。
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