JP3409457B2 - カップホルダ装置 - Google Patents

カップホルダ装置

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JP3409457B2
JP3409457B2 JP21972394A JP21972394A JP3409457B2 JP 3409457 B2 JP3409457 B2 JP 3409457B2 JP 21972394 A JP21972394 A JP 21972394A JP 21972394 A JP21972394 A JP 21972394A JP 3409457 B2 JP3409457 B2 JP 3409457B2
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禎紀 川崎
丈浩 寺井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は小物入れ兼用のカップ
ホルダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカップホルダ装置としては、例え
ば図13及び図14に示すようなものが知られている
(類似技術として実開昭61−78745号公報参
照)。尚、以下では、図中のY1 を後方(一端部側)、
2 を前方(他端部)、Xを左右方向として説明する。
【0003】このカップホルダ装置は、自動車のコンソ
ールボックス付近に設置されるものであり、ホルダケー
ス1と、リッド2と、ホルダ部3とより構成されてい
る。すなわち、ホルダケース1の側面の一端部には回動
支点αが設定されており、この回動支点αにホルダケー
ス1の上部開口4を開閉するリッド2の支持片2aが回
動自在に取付けられている。ホルダケース1の上部開口
4の周縁部には段差部4aが形成されており、該段差部
4a上の載せられているのがホルダ部3である。このホ
ルダ部3には2つのホルダ孔3aが形成されている。従
って、リッド2を開いた状態にして、ホルダ部3のホル
ダ孔3a内に缶Cを挿入することにより、該缶Cを保持
を行うことができる。また、ホルダ部3を取り外せば、
ホルダケース1を「小物入れ」として利用することもで
きる。
【0004】ところが、このような円形のホルダ孔3a
を有するホルダ部3をホルダケース1の段差部4aに載
せるタイプの装置は、缶Cを保持する性能に優れている
ものの、ホルダ部3で缶Cの周囲を取り囲む構造のた
め、ホルダ部3及びホルダケース1のタテ・ヨコのサイ
ズD1 、D2 がどうしても大きくなり、装置全体が大型
化する。
【0005】そのために図15及び図16に示されるよ
うなタイプの装置が考えられる。すなわち、先の装置の
ように、円形のホルダ孔3aだけで缶Cを保持するので
はなく、ホルダケース6の内面も利用して缶Cを保持す
るタイプのものである。このタイプのホルダ部7には、
2つの缶Cの間に位置する略山形状の突出部8が形成さ
れ、該突出部8の両側にはホルダケース6の内面との間
で缶Cを保持する湾曲縁9が形成されている。このよう
な構造にすれば、缶Cの前側及び左右両側にホルダ部7
が存在しなくなるため、装置全体のタテ・ヨコのサイズ
1 、d2 を各々小さくすることができる。また、ホル
ダ部7をヒンジ10を中心に上側へ持ち上げれば、ホル
ダケース1を小物入れとして利用することもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、装置のサイズd1 、d2
小さくできるものの、ホルダケース6の上部開口11の
中央に、山形状をした細い突出部8が位置しているた
め、缶Cを挿入する際に、誤って缶Cの底をこの突出部
8に当てて、突出部8を破損させてしまうおそれがあ
る。
【0007】従って、使用者は缶Cが突出部8に当たら
ないように細心の注意を払わなければならず、使用する
上で大変に不便である。また、ホルダ部7の材質を容易
に破損しないような特別高強度な材料に変更することも
考えられるが、そうすると今度はコストの面で不利にな
る。
【0008】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、特別に高強度構造にしなくて
も、突出部が破損しにくいカップホルダ装置を提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
2本以上の缶又はカップ等の容器を立てた状態で収納可
能なホルダケースの一端部側に設けられた第1回動支点
に、開時には略垂直状態となって上部開口を開放し且つ
閉時には略水平状態となって上部開口を覆うリッドの一
端部側部位を回動自在に取付け、該リッドの側面フラン
ジに設けられた第2回動支点に、非使用時にはリッドの
裏面へ重合され且つ使用時にはホルダケースの上部開口
で略水平状態となるホルダ部の基端を取付け、該ホルダ
部の先端側に、隣接する2本の容器間に位置する略山形
状で且つホルダケースの内面との間で容器を保持する湾
曲縁が両側に形成された突出部を形成し、ホルダケース
の上端面に、リッドの開時に略水平状態とされたホルダ
部の円弧状凹部を当接支持する円弧状リブを形成したも
のであって、前記円弧状リブにて当接支持される円弧状
凹部がホルダ部の先端と基端との中間に位置し、且つ円
弧状リブの円弧形状が第1回動支点を中心とした円と合
致しているものである。
【0010】請求項2記載の発明は、前記円弧状凹部を
廃止してホルダ部の下面をフラット化すると共に、第1
回動支点を中心とした円とは無関係の円弧状リブ又は非
円弧状リブを形成し、該円弧状リブ又は非円弧状リブに
て前記フラット化されたホルダ部下面の中間部分を支持
したものである。
【0011】
【0012】請求項記載の発明は、リッド他端部のフ
ランジにホルダ部の突出部先端を固定・解除自在な固定
手段を設けたものである。請求項4記載の発明は、前記
固定手段が、下端部が突出部先端と係合するロック体
と、押下げ自在で且つ該突出部先端をリッドから離反す
る方向へ押して該突出部先端の係合状態を解除する斜面
を有する解除ノブと、前記ロック体を前記突出部先端へ
付勢する圧縮弾性体とから成るものである。 請求項5記
載の発明は、ホルダ部が中空板形状で且つ湾曲縁から引
き出し自在なスライド片を内蔵しているものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、容器が突出部に
当たって、その下向きの衝突力が突出部に加わると、ホ
ルダ部の中間部に形成された円弧状凹部が円弧状リブに
て当接支持されていることから、該円弧状リブが「テ
コ」の支点となり、突出部とは逆側にあるホルダ部の基
端がリッドごと上側へ持ち上がろうとする。このときホ
ルダ部を支持している円弧状リブの円弧形状が、リッド
の第1回動支点を中心とした円と合致していることか
ら、前記下向きの衝突力により、ホルダ部とリッドとは
両者の関係を変化させることなく、一体的に第1回動支
点を中心として回動する。従って、衝突力の一部はこの
回転力に変換され、突出部に作用する衝突力がその分緩
和されるため、突出部が破損しにくくなる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、前記円弧状
凹部を廃止してホルダ部の下面をフラット化したため、
第1回動支点を中心とした円とは無関係の形状をした円
弧状リブ又は非円弧状リブで前記ホルダ部下面の中間位
置を支持しても、容器との衝突によりホルダ部及びリッ
ドが回動し、突出部に作用する衝突力を緩和させること
ができる。この構造は設計上の理由により、第1回動支
点を中心とした円に合致する円弧状リブを形成できない
場合に便利である。
【0015】
【0016】請求項記載の発明によれば、リッド他端
部のフランジにホルダ部の突出部先端を固定・解除する
固定手段を設けたので、ホルダ部の操作が容易に行え
る。請求項4記載の発明によれば、リッドを閉じてホル
ダケースの上部開口を覆ったり、リッドを開いてホルダ
ケースを開放させたりすることも自由に行えると共に、
ホルダ部の操作が容易に行える。 請求項5記載の発明に
よれば、ホルダ部が中空板形状で且つ湾曲縁から引き出
し自在なスライド片を内蔵していることにより、細缶を
保持することができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図面に基づ
いて説明する。尚、従来と重複する説明は省略する。
【0018】図1〜図9はこの発明の第1実施例を示す
図である。21はホルダケースで、2本の缶(太缶
1 )を左右方向に並べて収納できるサイズで、その上
端面22は前後方向にわたって同じ高さ位置となってい
る。また、このホルダケース21の後側(一端部側)の
側面には第1回動支点Aが設定されており、この第1回
動支点Aにリッド23の後側寄り部位に形成された支持
片23aが回動自在に取付けられている。このリッド2
3は開時には垂直状態となってホルダケース21の上部
開口24を開放し且つ閉時には水平状態となって上部開
口24を覆うものである。
【0019】以下、リッド23の説明を図1に示した開
状態を基準にして説明する。リッド23の周囲には「他
端部のフランジ」としての前面フランジ25、左右の側
面フランジ26、後面フランジ27が形成されている。
前記支持片23aは両方の側面フランジ26の一部を延
長して形成したものである。そして、ホルダケース21
の後面には垂直状態となったリッド23の後面フランジ
27を受け止めるストッパ片28が突設されている。こ
のストッパ片28は、垂直状態となったリッド23の重
量を受け止めて、第1回動支点Aへ加わる負担を軽減さ
せるためのものである。
【0020】リッド23の側面フランジ26の前記支持
片23aよりも上側の途中位置には第2回動支点Bが設
定されており、該第2回動支点Bに中空板形状のホルダ
部29の基端30が回動自在に取付けられている。この
基端30はリッド23の裏面と干渉せずに自由に回動で
きるように断面半円形状になっている。また、ホルダ部
29の先端31側部分は山形状の突出部32となってお
り、リッド23と略同じ左右幅を有している。この突出
部32の先端には溝部33が形成してあり、左右両側に
は350cc入りの太缶C1 を保持するための湾曲縁3
4が各々形成されている。
【0021】図3に示すように、この突出部32はちょ
うど2本の缶C1 、C2 の間に位置するもので、その先
端31はどちらの缶C1 、C2 にも干渉しない「隙間」
に位置する。従って、この突出部32の先端31に前述
のような溝部33を形成しても、この溝部33が缶
1 、C2 との接触により潰されるようなことはない。
【0022】加えて、このホルダ部29の湾曲縁34に
相当する部分には軸35aを中心に引出し自在なスライ
ド片35が各々内蔵されている。このスライド片35は
250cc入りの細缶C2 を保持するために使用される
ものであり、湾曲片34に形成された上下の切欠部36
においてこのスライド片35を上下の指で挟んで引き出
し、このスライド片35の先端とホルダケース21の内
面との間で細缶C2 を保持できるようになっている。
【0023】また、このホルダ部29の左右両端の下面
には円弧状凹部37が形成されている。この円弧状凹部
37はホルダケース21の上端面22にある円弧状リブ
38に対応して形成されたもので、この円弧状凹部37
に円弧状リブ38が当接して水平状態となったホルダ部
29を下から支えている。この円弧状凹部37はホルダ
部29の先端31と基端30の中間位置に形成されてい
る。そして、この円弧状凹部37及び円弧状リブ38は
各々同じ円弧形状で形成されたものであり、リッド23
の第1回動支点Aを中心とした円Sと合致した関係にあ
る。
【0024】ホルダ部29はリッド23の側面フランジ
26に略相応した厚さを有しており、缶C1 、C2 を保
持しない非使用時は、図5に示すようにリッド23の裏
面側へ重合させた状態で該リッド23内に収納される。
この状態でホルダケース21の上部開口24は開放さ
れ、ホルダケース21を「小物入れ」として利用でき
る。
【0025】一方、前述のように上側へ回動されたホル
ダ部29は、リッド23の前面フランジ25の中央部分
に設けられた固定手段39により、前記リッド23への
重合状態が保たれるようになっている(図6、図7参
照)。この固定手段39は、解除ノブ40と、ロック体
41、「圧縮弾性体」としてのスプリング42(板バ
ネ、ゴム等でも可)とから構成されている。解除ノブ4
0は前面フランジ25位置から押下げ自在で、この解除
ノブ40にはリッド23の裏面に沿って形成された解除
操作片43と、軸部44とが各々形成されている。解除
操作片43の下端には下降時に突出部32の先端31を
リッド23から離反する方向へ押し出すための斜面43
aが形成されており、軸部44に前記スプリング42が
外装されている。また、ロック体41は断面コ字形で、
上部には解除ノブ40の軸部44が挿通される貫通孔4
5が形成され、この軸部44に外装された前記スプリン
グ42により下方へ付勢される。そして、ロック体41
の下部には突出部32の溝部33に係合する「下端部」
としての爪部46が形成されている。
【0026】従って、ホルダ部29を上側へ回動させ
て、ホルダ部29の裏面側へ重合させた状態では(図6
参照)、突出部32の先端31の溝部33がロック体4
1の爪部46へ係合して固定される。従って、この固定
状態で、ホルダ部29はリッド23内に収納されて一体
化するため、図8のようにリッド23を閉じてホルダケ
ース21の上部開口24を覆ったり、図5のように開い
てホルダケース21を開放させたりすることも自由に行
える。そして、ホルダ部29を使用したい場合には、解
除ノブ40を押下げれば、解除操作片43の斜面43a
が突出部32の先端31をリッド23から離反する方向
へ押し出すため、突出部32の溝部33がロック体41
の爪部46から外れる。従って、ホルダ部29をそのま
ま回動させて、円弧状リブ38上に載せて水平状態とす
れば、缶C1 、C2 の保持が可能となる。
【0027】さて、次に円弧状凹部37と円弧状リブ3
8の作用を説明する。この実施例の突出部32は幅が細
く、ホルダケース21の上部開口24の中央に位置して
いるため、缶C1 、C2 を突出部32の湾曲縁34とホ
ルダケース21の内面との間に挿入しようとする際に、
缶C1 、C2 の底を誤ってこの突出部32に当てるおそ
れがある。しかし、缶C1 、C2 の底をこの突出部32
に当てても、図9に示すように、ホルダ部29がリッド
23ごと下側へ回動し、缶C1 、C2 から突出部32に
加わる衝突力Fの一部がこの回転力に変換されて緩和さ
れるため、突出部32が破損することはない。
【0028】すなわち、缶C1 、C2 の底が突出部32
に当たると、ホルダ部29の中間部に形成された円弧状
凹部37が円弧状リブ38にて当接支持されていること
から、該円弧状リブ38が「テコ」の支点となり、突出
部32とは逆側にあるホルダ部29の基端30がリッド
23ごと上側へ持ち上がろうとする。このときホルダ部
29を支持している円弧状リブ38の円弧形状が、リッ
ド23の第1回動支点Aを中心とした円Sと合致してい
ることから、前記下向きの衝突力Fにより、ホルダ部2
9とリッド23とは両者の関係(両者の角度が直角な状
態)を変化させることなく、一体的に第1回動支点Aを
中心として円滑に回動し、衝突力Fの緩和が図れる。
【0029】図10はこの発明の第2実施例を示す図で
ある。この実施例では「円弧状凹部」を形成せずにホル
ダ部47の下面をフラット化した。またこのホルダ部4
7の下面を支持する円弧状リブ48(非円弧状リブでの
可)は第1回動軸Aを中心とした円とは何の関係性もな
く、サイズも小さいものである。このような円弧状リブ
48でもホルダ部47の中間部分におけるフラットな下
面を支持することにより、該円弧状リブ48が「テコ」
の支点となり、ホルダ部47及びリッド23が前記第1
実施例と略同様に第1回動支点Aを中心にして回動し得
る。従って、突出部32に作用する衝突力Fが緩和さ
れ、突出部32の破損を防止する。
【0030】図11及び図12はこの発明の第3実施例
を示す図である。この実施例では、「円弧状凹部」だけ
でなく、「円弧状リブ」も廃止し、その代わりに、ホル
ダ部49の基端50の下側にリッド23の裏面に当接し
て該ホルダ部49を水平状態で停止させる「ストッパ手
段」としての突起部51を形成した。尚、基端50の上
部は先の実施例同様に断面円弧状になっているため、ホ
ルダ部49の上側への回動は自由に行える。従って、こ
の実施例のホルダ部49の突出部32に衝突力Fが加わ
ると、ホルダ部49の第2回動支点Bを中心としたモー
メントがリッド23にも作用し、該リッド23が第1回
動支点Aを中心として回動することになる。従って、突
出部32に作用する衝突力Fが緩和され、突出部32の
破損を防止する。
【0031】尚、以上の各実施例では、ホルダ部29、
47、49に1つの突出部32を形成して2本の缶
1 、C2 を保持する例を示したが、ホルダ部29、4
7、49に2つ以上の突出部32を形成して、3本以上
の缶を保持する構造にしても良い。
【0032】また、各実施例では円筒形の缶C1 、C2
だけを保持する例を示したが、これに限定されず、テー
パ筒形のカップ(コップ)や瓶などの容器も保持するこ
とができる。
【0033】加えて、この発明は自動車への適用に限定
されず、自動車以外の電車、飛行機船舶等の乗物、或い
は建物内等において用いられるカップホルダ装置にも適
用可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ホルダ部
の突出部に容器の衝突力が加わった際に、ホルダ部とリ
ッドとが一体的に第1回動支点を中心として回動する。
従って、衝突力の一部はこの回転力に変換され、突出部
に作用する衝突力がその分緩和されるため、突出部が破
損しにくくなる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、前記円弧状
凹部を廃止してホルダ部の下面をフラット化したため、
第1回動支点を中心とした円とは無関係の形状をした円
弧状リブ又は非円弧状リブで前記ホルダ部下面の中間位
置を支持しても、容器との衝突によりホルダ部及びリッ
ドが回動し、突出部に作用する衝突力を緩和させること
ができる。この構造は設計上の理由により、第1回動支
点を中心とした円に合致する円弧状リブを形成できない
場合に便利である。
【0036】
【0037】請求項記載の発明によれば、リッド他端
部のフランジにホルダ部の突出部先端を固定・解除する
固定手段を設けたので、ホルダ部の操作が容易に行え
る。請求項4記載の発明によれば、リッドを閉じてホル
ダケースの上部開口を覆ったり、リッドを開いてホルダ
ケースを開放させたりすることも自由に行えると共に、
ホルダ部の操作が容易に行える。 請求項5記載の発明に
よれば、ホルダ部が中空板形状で且つ湾曲縁から引き出
し自在なスライド片を内蔵していることにより、細缶を
保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るカップホルダ装置
を示す斜視図である。
【図2】円弧状リブと円弧状円弧状凹部を示す要部斜視
図である。
【図3】カップホルダ装置を示す平面図である。
【図4】カップホルダ装置を示す側面図である。
【図5】ホルダ部をリッドの裏面に重合させた状態を示
す図5相当の側面図である。
【図6】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図である。
【図7】解除ノブを押した状態を示す図6相当の断面図
である。
【図8】リッドの閉状態を示すカップホルダ装置の側面
図である。
【図9】衝突力によりホルダ部及びリッドが回転した状
態を示す図である。
【図10】この発明の第2実施例を示すカップホルダ装
置の側面図である。
【図11】この発明の第3実施例を示すカップホルダ装
置の斜視図である。
【図12】この発明の第3実施例を示すカップホルダ装
置の側面図である。
【図13】従来のカップホルダ装置を示す斜視図であ
る。
【図14】従来のカップホルダ装置を示す平面図であ
る。
【図15】従来の他のカップホルダ装置を示す平面図で
ある。
【図16】従来の他のホルダ部を示す斜視図である。
【符号の説明】
21 ホルダケース 22 上端面 23 リッド 24 上部開口 25 前面フランジ(他端部側のフランジ) 26 側面フランジ 29、47、49 ホルダ部 30 基端 31 先端 32 突出部 34 湾曲縁 37 円弧状凹部 38 円弧状リブ 39 固定手段 51 突起部(ストッパ手段) A 第1回動支点 B 第2回動支点 C1 、C2 缶(容器) F 衝突力 S 円 Y1 後側(一端部側) Y2 前側(他端部側) X 左右方向
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 3/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本以上の缶又はカップ等の容器を立て
    た状態で収納可能なホルダケースの一端部側に設けられ
    た第1回動支点に、開時には略垂直状態となって上部開
    口を開放し且つ閉時には略水平状態となって上部開口を
    覆うリッドの一端部側部位を回動自在に取付け、 該リッドの側面フランジに設けられた第2回動支点に、
    非使用時にはリッドの裏面へ重合され且つ使用時にはホ
    ルダケースの上部開口で略水平状態となるホルダ部の基
    端を取付け、 該ホルダ部の先端側に、隣接する2本の容器間に位置す
    る略山形状で且つホルダケースの内面との間で容器を保
    持する湾曲縁が両側に形成された突出部を形成し、 ホルダケースの上端面に、リッドの開時に略水平状態と
    されたホルダ部の円弧状凹部を当接支持する円弧状リブ
    を形成したものであって、 前記円弧状リブにて当接支持される円弧状凹部がホルダ
    部の先端と基端との中間に位置し、且つ円弧状リブの円
    弧形状が第1回動支点を中心とした円と合致しているこ
    とを特徴とするカップホルダ装置。
  2. 【請求項2】 円弧状凹部を廃止してホルダ部の下面を
    フラット化すると共に、第1回動支点を中心とした円と
    は無関係の円弧状リブ又は非円弧状リブを形成し、該円
    弧状リブ又は非円弧状リブにて前記フラット化されたホ
    ルダ部下面の中間部分を支持した請求項1記載のカップ
    ホルダ装置。
  3. 【請求項3】 リッド他端部のフランジにホルダ部の突
    出部先端を固定・解除自在な固定手段を設けた請求項1
    又は2に記載のカップホルダ装置。
  4. 【請求項4】 前記固定手段が、下端部が突出部先端と
    係合するロック体と、押下げ自在で且つ該突出部先端を
    リッドから離反する方向へ押して該突出部先端の係合状
    態を解除する斜面を有する解除ノブと、前記ロック体を
    前記突出部先端へ付勢する圧縮弾性体とから成る請求項
    記載のカップホルダ装置。
  5. 【請求項5】 ホルダ部が中空板形状で且つ湾曲縁から
    引き出し自在なスライド片を内蔵している請求項1〜4
    のいずれか1項に記載のカップホルダ装置。
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