JP5307625B2 - 容器支持装置 - Google Patents

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Description

この発明は、容器支持装置に関し、ハウジングへのホルダの収納時に、カップ支持体をフラップに当接させることでフラップを移動し、ハウジング内でのカップ支持体のガタ付きを防止することができるようにしたものである。
従来、ホルダをハウジング内に収納した時に、カップ支持体が持ち上がり、この時、カップ支持体が弾性部材の自由端側を持ち上げ変形させることになり、更にカップ支持体のガタ付きを押さえることになるようにした容器支持装置が知られている(例えば特許文献1の段落番号「0014」、図1参照)。
特許第3272047号公報
しかし、上記した従来の弾性部材により、ホルダをハウジング内に収納した時のカップ支持体のガタ付きを防止できるが、弾性部材の経年劣化により、弾性力が低下し、ガタ付きが発生するおそれがあるという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、ハウジングへのホルダの収納時に、カップ支持体をフラップに当接させることでフラップを移動し、ハウジング内でのカップ支持体のガタ付きを防止することができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、ホルダがハウジングから出る方向に、フラップを移動させることで、カップ支持体のガタ付きを防止することができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、カップ支持体とフラップとが当接する面を、ホルダが出る方向に下向きに傾斜して形成させることで、ホルダがハウジングから出る方向に、フラップを積極的に移動させることができるようにしたものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、軸部の断面及び軸受け穴の断面を、略D形状に形成することで、軸受け穴内での軸部の移動スペースを確保でき、フラップのヒンジ機構をコンパクトに形成することができるようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、容器支持装置(10)には、例えば図1〜6に示すように、次の構成を備える。
(1)ハウジング(20)
ハウジング(20)は、例えば図4及び図5に示すように、前面を開口したものである。
(2)ホルダ(30)
ホルダ(30)は、例えば図2〜6に示すように、カップ類挿入用の挿入孔(31)を有し、ハウジング(20)内外に出没可能なものである。
(3)カップ支持体(70)
カップ支持体(70)は、例えば図4及び図5に示すように、カップ類載置用のものである。
(4)フラップ(80)
フラップ(80)は、カップ類(図示せず)のガタ付き規制するものである。
(5)弾性部材(110)
弾性部材(110)は、例えば図10に示すように、フラップ(80)を挿入孔(31)方向へ付勢するものである。
(6)軸部(101)
軸部(101)は、例えば図1及び図8に示すように、ホルダ(30)又はフラップ(80)のどちらか一方(例えばフラップ80)に設けられるものである。
(7)軸受け部(102)
軸受け部(102)は、例えば図1に示すように、他方(例えばホルダ30)に設けられ、軸部(101)を受け入れ可能な軸受け穴(103)を有するものである。
なお、軸部(101)をフラップ(80)に設け、軸受け部(102)をホルダ(30)に設けたが、これに限定されず、軸部(101)をホルダ(30)に設け、軸受け部(102)をフラップ(80)に設けても良い。
第2に、ホルダ(30)がハウジング(20)へ収納された時に、例えば図1に示すように、カップ支持体(70)がフラップ(80)に当接することにより、軸部(101)が軸受け部(102)の軸受け穴(103)内を移動する。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、カップ支持体(70)がフラップ(80)に当接した時に、例えば図1に示すように、軸部(101)が軸受け穴(103)内を、ホルダ(30)がハウジング(20)から出る方向に移動する。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、カップ支持体(70)とフラップ(80)とが当接する面が、例えば図1に示すように、ホルダ(30)が出る方向に下向きに傾斜して形成される。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、軸部(101)の断面及び軸受け穴(103)の断面が、例えば図1に示すように、略D形状に形成されている。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、ハウジングへのホルダの収納時に、カップ支持体をフラップに当接させることでフラップを移動し、ハウジング内でのカップ支持体のガタ付きを防止することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明は、ホルダがハウジングから出る方向に、フラップを移動させることで、カップ支持体のガタ付きを防止することができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、カップ支持体とフラップとが当接する面を、ホルダが出る方向に下向きに傾斜して形成させることで、ホルダがハウジングから出る方向に、フラップを積極的に移動させることができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、軸部の断面及び軸受け穴の断面を、略D形状に形成することで、軸受け穴内での軸部の移動スペースを確保でき、フラップのヒンジ機構をコンパクトに形成することができる。
ホルダをハウジング内に収納した状態の一部断面図、並びに軸部と軸受け部との関係を説明するための説明図である。 ホルダをハウジング内に収納した状態の容器支持装置の斜視図である。 ホルダをハウジング内に収納し、下方から見た容器支持装置の斜視図である。 ホルダをハウジングから引き出した状態の容器支持装置の斜視図である。 ホルダをハウジングから引き出し、下方から見た容器支持装置の斜視図である。 ホルダをハウジングから引き出した状態の容器支持装置の平面図である。 取り外したカップ支持体及びフラップ、並びにハウジングの斜視図である。 フラップを多方向から見た斜視図である。 ハウジングから引き出した状態のホルダを一部斜視図である。 ハウジングから引き出した状態のホルダを一部断面図、並びに軸部と軸受け部との関係を説明するための説明図である。 ハウジングに収納した状態のホルダを一部斜視図である。 ホルダをハウジングに収納した状態のカップ支持体及びフラップの一部斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示し、軸部と軸受け部との関係を説明するための説明図である。 図13に対応し、ホルダをハウジングに収納した状態の説明図である。
図中、10は、容器支持装置を示すものであり、容器支持装置10は、図示しないが、例えば自動車の車室内に取り付けられ、缶、ペットボトル、瓶、カップ、コップ等のカップ類を保持するためのものである。
なお、容器支持装置10の取付位置として、自動車を例示したが、これに限定されず、列車、航空機、船舶等の乗り物のほか、家の室内、家具、事務機器、電気機器等に取り付けても良い。
具体的には、容器支持装置10は、図2〜6に示すように、大別すると、次のパーツを備える。
なお、次の(1)〜(5)については、後述する。
(1)ハウジング20
(2)ホルダ30
(3)突出装置40
(4)ロック装置50
(5)制動装置60
なお、容器支持装置10のパーツは、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(ハウジング20)
ハウジング20は、図4及び図5に示すように、前面を開口したものである。
具体的には、ハウジング20は、前後面が開口した角筒形に形成されている。
(ホルダ30)
ホルダ30は、図2〜6に示すように、カップ類挿入用の挿入孔31を有し、ハウジング20内外に出没可能なものである。
ホルダ30は、板状に形成され、図2及び図3に示すように、ハウジング20内に収納された状態で前方部がハウジング20から突出する。
挿入孔31は、ホルダ30の上下の面を貫通し、概略円形に形成されている。
具体的には、ホルダ30には、図4〜7に示すように、大別すると、次のパーツを備える。
なお、次の(1)及び(2)については、後述する。
(1)カップ支持体70
(2)フラップ80
なお、ホルダのパーツは、上記した(1)及び(2)に限定されない。
(突出装置40)
突出装置40は、図6に示すように、ハウジング20内に収納されたホルダ30を、突出方向に付勢し、ホルダ30をハウジング20の前面開口から突出させるためのものである。
具体的には、突出装置40には、図6に示すように、次の各部を備える。
なお、突出装置40の各部は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)ラック41
ラック41は、図6に示すように、ホルダ30のスライド方向に沿ってハウジング20に形成されている。
(2)歯車42
歯車42は、図6に示すように、ラック41にかみ合うものであり、ホルダ30の後部に回転可能に支持されている。
(3)ばね43
ばね43は、図6に示すように、歯車42の内部に取り付けられ、ハウジング20からホルダ30が突出する方向に歯車42に回転力を付与するためのものである。ばね43の回転力により歯車42が回転すると、ラック41とのかみ合いにより、ホルダ30がハウジング20の開口前面から突出する方向に移動する。
(ロック装置50)
ロック装置40は、図6に示すように、突出装置40の付勢力に抗して、ホルダ30をハウジング20内に収納された位置にロックするためのものである。
具体的には、ロック装置40は、図6に示すように、次の各部を備える。
なお、突出装置40の各部は、次の(1)及び(2)に限定されない。
(1)ロック溝51
ロック溝51は、図6に示すように、ハウジング20に形成されている。
(2)ロックピン52
ロックピン52は、図6に示すように、ロック溝51をトレースするものであり、ホルダ30の後部に旋回可能に支持されている。
ホルダ30を使用位置からハウジング20内に押し込むと、図示しないが、ホルダ30の収納位置において、ロックピン52がロック溝51内にロックされる。ホルダ30の収納位置において、ハウジング20の開口前面から突出したホルダ30の前方部をハウジング20の奥に向かって押し込むと、ロック状態が解除され、ロックピン52がロック溝51から係脱する。このとき、前述した突出装置40により、ホルダ30がハウジング20の開口前面から押し出される。
(制動装置60)
制動装置60は、図6に示すように、突出装置40の付勢力を制動するものであり、例えば回転式のオイルダンパーから構成されている。回転式のオイルダンパーである制動装置60は、歯車42とかみ合っている。
このため、ばね43の回転力により歯車42が回転した際に、回転式のオイルダンパーである制動装置60の制動力が働き、ホルダ30がゆっくりと且つ静粛に突出する。
(カップ支持体70)
カップ支持体70は、図4〜7に示すように、カップ類載置用のものである。
具体的には、カップ支持体70は、基端部がホルダ30に回転可能に支持されたアーム90の先端部に回転可能に支持され、ホルダ30をハウジング20から引き出した位置において、自重により下方に向かって回転し、挿入孔31の下側に位置する。アーム90は、挿入孔31を中心にて、ホルダ30のスライド方向Aの後方側に支持される。このため、カップ支持体70は、挿入孔31の後方側から前方側に向かって斜めに下向きに傾斜する。
これに対し、ホルダ30をハウジング20内に収納する際には、ハウジング20の開口前面の下側の縁に押され、カップ支持体70が上方に向かって回転し、ホルダ30と平行に折り畳まれた状態で、ハウジング20内に収納される。
(フラップ80)
フラップ80は、図4〜8に示すように、カップ類のガタ付き規制するものである。
具体的には、フラップ80には、次のパーツや各部を備える。
なお、次の(1)〜(3)については、後述する。
(1)ヒンジ装置100
(2)弾性部材110
(3)突起部81
なお、フラップ80のパーツや各部は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(ヒンジ装置100)
ヒンジ装置100は、図1及び図10に示すように、ホルダ30の挿入孔31の縁部にフラップ80を回転可能に支持するためのものである。
具体的には、ヒンジ装置100は、軸部101と、軸受け部102とから構成される。
軸部101は、ホルダ30又はフラップ80のどちらか一方、例えばフラップ80に設けられている。軸部101は、図8に示すように、左右に離れて一対形成されている。軸部101は、図1及び図10に示すように、断面が略D形状に形成されている。
軸受け部102は、ホルダ30又はフラップ80のどちらか他方、例えばホルダ30に設けられている。
なお、軸部101をフラップ80に設け、軸受け部102をホルダ30に設けたが、これに限定されず、軸部101をホルダ30に設け、軸受け部102をフラップ80に設けても良い。
軸受け部102は、図1及び図10に示すように、軸部101を受け入れ可能な軸受け穴103を有する。軸受け穴103は、軸部101より一回り大きい、断面が略D形状に形成されている。
略D形状の軸部101は、そのフラットな面が、同じく略D形状の軸受け穴103のフラットな面と同方向となるように、軸受け穴103内にはめ込まれている。
また、軸受け穴103のフラットな面は、ホルダ30の突出方向Aの前方に位置させている。
略D形状の軸部101は、その湾曲した面が、同じく略D形状の軸受け穴103の湾曲した面に当接した位置から、軸部101のフラットな面が軸受け穴103のフラットな面に当接する位置の間においてスライド可能に保持される。
軸部101と、軸受け穴103とを、略D形状に形成したのは、断面円形に形成した場合に比較して、軸部101のスライドできるスペースを確保しつつ、略D形状に形成した場合の方がフラットな面から湾曲した面迄の距離を短く設定できることから、ヒンジ装置100をコンパクトに設計できる利点がある。
なお、上記利点を得ることができないが、軸部101と軸受け穴103とを略D形状以外の形状としても良い。
(弾性部材110)
弾性部材110は、図10に示すように、フラップ80を挿入孔31方向へ付勢するものである。
具体的には、弾性部材110は、図8に示すように、コイルスプリングから構成され、左右の軸部101の間に配置されている。
コイルスプリングである弾性部材110により、図10に示すように、フラップ80は、軸部101を中心に上方に回転するように付勢されるとともに、略D形状の軸部101の湾曲した面が、略D形状の軸受け穴103の湾曲した面に当接する方向に付勢される。
(突起部81)
突起部81は、図1及び図12に示すように、ホルダ30をハウジング20内に収納した状態で、カップ支持体70と当接するものである。
具体的には、突起部81は、図8に示すように、左右の軸部101の近傍に一対形成されている。各突起部81は、下方に向かって山形に突出している。また、各突起部81は、剛性を有する熱可塑性樹脂で成形され、それ自体には弾性を有していない。
なお、突起部81を、一対形成したが、これに限定されず、1個或いは3個以上形成しても良い。また、突起部81を山形に突出させたが、これに限定されず、カップ支持体70との当接する面の間に、傾斜した面を有していれば良い。すなわち、突起部81と、カップ支持体70とのいずれか少なくとも一方の傾斜した面により、フラップ80がホルダ30の突出方向Aに押されるようにする。
(容器支持装置10の使用方法)
上記した構成を有する容器支持装置10の使用方法について説明する。
まず、図2及び図3に示すように、ハウジング20内に収納されたホルダ30を使用するには、その前面をハウジング20の奥に向かって少し押し込めば良い。
ホルダ30を押し込むと、ロック装置50が解除され、突出装置40により、ホルダ30が、図4〜6に示すように、ハウジング20の開口前面から突出する。
このとき、制動装置60が働き、ホルダ30がゆっくりと且つ静粛に突出する。
また、ホルダ30が突出する際に、カップ支持体70は、図4、図5及び図9に示すように、自重により下方に向かって回転し、挿入孔31の下側に位置する。
このため、図示しないが、挿入孔31に挿入したカップ類の底を、カップ支持体70に載置することができる。
また、図示しないが、カップ類を挿入孔31に挿入すると、カップ類の外周に押されて、フラップ80が軸部101を中心に下方に向かって回転する。フラップ80は、弾性部材110の付勢力により上方に回転しようとし、カップ類の外周に弾性的に当接することで、挿入孔31中でのカップ類のガタ付きを防止する。
一方、フラップ80は、弾性部材110の付勢力により、図10に示すように、略D形状の軸部101の湾曲した面が、略D形状の軸受け穴103の湾曲した面に当接する方向に付勢されている。
(ホルダ30の収納方法)
一方、ホルダ30を収納する際には、ホルダ30をハウジング20の奥に向かって押し込めば良い。
ホルダ30を押し込むと、ロック装置50により、ホルダ30は、図2及び図3に示すように、ハウジング20内に収納された位置にロックされる。
また、ホルダ30を押し込む際に、ハウジング20の開口前面の下側の縁に押され、カップ支持体70が上方に向かって回転し、ホルダ30と平行に折り畳まれた状態で、ハウジング20内に収納される。
カップ支持体70が上方に向かって回転すると、図1に示すように、フラップ80の突起部81に下方より当接する。
カップ支持体70が当接することで、突起部81を介して、フラップ80がホルダ30の突出方向Aに向かって押される。
このため、略D形状の軸部101は、その湾曲した面が、略D形状の軸受け穴103の湾曲した面に当接した位置から、軸受け穴103のフラットな面に向かってスライドする。軸部101が軸受け穴103中でスライドすると、軸部101のフラットな面が軸受け穴103のフラットな面に当接した位置で、軸部101のスライドが停止する。このとき、弾性部材110により、軸部101が、軸受け穴103の湾曲した面に向かって付勢される。このため、弾性部材110の反力により、突起部81を介して、カップ支持体70は、ハウジング20の底面に向かって弾性的に押圧され、ハウジング20内でのカップ支持体70の上下方向のガタ付きが防止される。
(第2の実施の形態)
つぎに、図13及び図14を用いて、本発明の第2の実施の形態の一例について説明する。
本実施の形態の特徴とは、ヒンジ装置200を改良した点である。
すなわち、軸部201が軸受け部202の軸受け穴203内を、斜め上方に向かってスライドできるようにした点である。軸部201が斜め上方に向かってスライドできるようにした場合にも、先に図1〜図12を用いた説明した第1の実施の形態の場合と同様に、ハウジング20内でのカップ支持体70の上下方向のガタ付きを防止することができる。
なお、軸部201を斜め上方にスライドできるようにしたが、これに限定されず、図示しないが、軸部201を上下にスライドできるように構成しても良く、この場合も第1の実施の形態の場合と同様に、ハウジング20内でのカップ支持体70の上下方向のガタ付きを防止することができる。
(第1の実施の形態)
10 容器支持装置 20 ハウジング
30 ホルダ 31 挿入孔
40 突出装置
41 ラック 42 歯車
43 ばね 50 ロック装置
51 ロック溝 52 ロックピン
60 制動装置 70 カップ支持体
80 フラップ 81 突起部
90 アーム
100 ヒンジ装置 101 軸部
102 軸受け部 103 軸受け穴
110 弾性部材
(第2の実施の形態)
200 ヒンジ装置 201 軸部
202 軸受け部 203 軸受け穴

Claims (4)

  1. 前面を開口したハウジングと、
    カップ類挿入用の挿入孔を有し、前記ハウジング内外に出没可能なホルダと、
    カップ類載置用のカップ支持体と、
    カップ類のガタ付き規制するフラップと、
    前記フラップを前記挿入孔方向へ付勢する弾性部材と、
    前記ホルダ又は前記フラップのどちらか一方に設けられる軸部と、
    他方に設けられ、前記軸部を受け入れ可能な軸受け穴を有する軸受け部とを備える容器支持装置において、
    前記ホルダが前記ハウジングへ収納された時に、前記カップ支持体が前記フラップに当接することにより、前記軸部が前記軸受け部の軸受け穴内を移動することを特徴とする容器支持装置。
  2. 前記カップ支持体が前記フラップに当接した時に、前記軸部が前記軸受け穴内を、前記ホルダが前記ハウジングから出る方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の容器支持装置。
  3. 前記カップ支持体と前記フラップとが当接する面が、前記ホルダが出る方向に下向きに傾斜して形成されることを特徴とする請求項2に記載の容器支持装置。
  4. 前記軸部の断面及び前記軸受け穴の断面が、略D形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の容器支持装置。
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