JP2008037292A - 車両用物品保持装置 - Google Patents

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親史 竹市
Hitoshi Kawamura
仁之 川村
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Abstract

【課題】開き始めから開き終わりまでの蓋体の動きを従来に比べてスムーズにできる車両用物品保持装置の提供。
【解決手段】(1)収納部21を備える保持装置本体20と、保持装置本体20に対して開閉動可能な蓋体30と、蓋体30を保持装置本体20に対して開方向に付勢する付勢部材40と、収納部21に対して蓋体30が開状態にあるときに位置する側と反対側に配置され、保持装置本体20に対して突出位置50aと収納位置50bとに可動なサポート50と、蓋体30が閉状態から開状態に移動するときにサポート50を収納位置50bから突出位置50aに移動させるリンク機構60と、を有する車両用物品保持装置10。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用カップホルダ等の車両用物品保持装置に関する。
特開2002−2355号公報は、収納部を備える保持装置本体と、蓋体と、蓋体を保持装置本体に対して開方向に回動付勢する付勢バネと、収納部に対して蓋体が開状態にあるときに位置する側と反対側に配置され保持装置本体に上下方向にスライド可能に支持されるサポートと、サポートを保持装置本体に対して上方に付勢するサポート付勢バネと、を有する車両用物品保持装置を開示している。
しかし、従来の車両用物品保持装置にはつぎの問題点がある。
蓋体が開くとき、蓋体は付勢バネとサポート付勢バネの両方のバネの付勢力により勢いよく開き始め、蓋体がサポートから離れると、蓋体は付勢バネの付勢力のみで開く。そのため、開き始めと開き途中から開き終わりまでの蓋体の開動速度が異なり、スムーズに蓋体を開くことが困難である。
特開2002−2355号公報
本発明の目的は、開き始めから開き終わりまでの蓋体の動きを従来に比べてスムーズにできる車両用物品保持装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 収納部を備える保持装置本体と、
前記保持装置本体に対して開閉動可能な蓋体と、
前記蓋体を前記保持装置本体に対して開方向に付勢する付勢部材と、
前記収納部に対して前記蓋体が開状態にあるときに位置する側と反対側に配置され、前記保持装置本体に対して突出位置と該突出位置よりも突出量が小の収納位置とに可動なサポートと、
前記蓋体が閉状態から開状態に移動するときに前記サポートを前記収納位置から前記突出位置に移動させるリンク機構と、
を有する車両用物品保持装置。
(2) 前記蓋体に設けられ前記収納部に収納される物品の側面を保持するアーム構造体を、さらに有し、
前記リンク機構は、前記保持装置本体と前記アーム構造体に回動可能に連結される第1のリンクと、該第1のリンクと前記サポートに回動可能に連結される第2のリンクと、を備えている、(1)記載の車両用物品保持装置。
上記(1)または(2)の車両用物品保持装置によれば、蓋体が閉状態から開状態に移動するときにサポートを収納位置から突出位置に移動させるリンク機構を有するので、蓋体を開方向に付勢する付勢部材の付勢力でサポートを収納位置から突出位置に移動させることができる。そのため、従来と異なりサポートを付勢するサポート付勢バネは不要である。したがって、蓋体には開動の全領域で付勢部材の付勢力のみがかかり、開き始めから開き終わりまでの蓋体の動きが従来に比べてスムーズになる。
図1〜図3は、本発明実施例の車両用物品保持装置を示している。
本発明実施例の車両用物品保持装置10は、たとえば車両用カップホルダである。ただし、車両用物品保持装置10は、車両用カップホルダに限定されるものではなく、車両用小物入れ装置、車両用携帯電話ホルダ、車両用傘ホルダ等であってもよい。本発明図示例では、車両用物品保持装置10が車両用カップホルダである場合を示している。
車両用物品保持装置10は、図1に示すように、保持装置本体20と、蓋体30と、付勢部材40と、サポート50と、リンク機構60と、アーム構造体70と、ロック機構80と、伝達部材90と、を有する。
保持装置本体20は、たとえば樹脂製である。保持装置本体20は、車両の内装部材であるインスツルメントパネル、コンソールパネル等に固定されている。保持装置本体20は、車両の内装部材に一体に形成されていてもよく、別体に形成されて固定して取付けられていてもよい。
保持装置本体20は、収納部21と、サポート支持部22と、を備える。
収納部21には、物品(収納物、カップ類)を収納可能である。収納部21は、少なくとも1個(図示例では2個)設けられている。収納部21が2個設けられている場合、2個の収納部21は、たとえば左右方向(車両左右方向)に並んで配置されている。
サポート支持部22は、サポート50を上下方向に移動可能に支持する。
蓋体30は、保持装置本体20に開閉動可能に支持されている。蓋体30は、保持装置本体20に回動可能に取付けられている。蓋体30は、収納部21を開閉する蓋である。
蓋体30は、蓋体インナー31と蓋体アウター32を備える。蓋体インナー31と蓋体アウター32は図示略の爪と爪受け等により一体化される。
蓋体インナー31の側面には、取付け部31aが設けられている。蓋体30は、付勢部材40を装着した段付きビス31bを保持装置本体20の穴23に挿入することで、保持装置本体20に回動可能に取付けられる。
蓋体インナー31には、蓋体30の開動速度を低減させるダンパ31c(たとえばオイルダンパ)と係合する一対のギヤ31dが一体的に設けられている。ギヤ31dは、保持装置本体20に設けられる溝24を通って保持装置本体20内に進入可能とされている。
付勢部材40は、たとえばトーションスプリングからなる。付勢部材40は、蓋体30を保持装置本体20に対して開方向に回動付勢する。
サポート50は、たとえば樹脂製である。サポート50は、保持装置本体20に配置される。サポート50は、保持装置本体20の、収納部21に対して蓋体30が開状態にあるときに位置する側と反対側の部位に、配置される。サポート50は、収納部21に収納される物品の側面を保持する保持部51と、保持部51から下方に延びサポート支持部22に上下方向にスライド可能に支持されるスライド部52と、を備える。
サポート50は、スライド部52がサポート支持部22に上下方向にスライド可能に支持されるため、保持装置本体20に対して、図3に示すように、上方に突出した突出位置50aと突出位置50aから下方に移動し突出位置50aよりも突出量が小の収納位置50bとに可動である。
リンク機構60は、蓋体30が閉状態から開状態に移動するときにサポート50を収納位置50bから突出位置50aに移動させる機構である。リンク機構60は、蓋体30の開放とサポート50の突出動とを連動させる。リンク機構60は、第1のリンク61と、第2のリンク62と、を備える。
第1のリンク61は、保持装置本体20と、アーム構造体70のロア部材72とに、回動可能に連結される。第1のリンク61は、アーム構造体70の先端部(蓋体30側と反対側の端部、自由端部)またはその近傍で、アーム構造体70に回動可能に連結される。
第2のリンク62は、第1のリンク61と、サポート50のスライド部52とに、回動可能に連結される。第2のリンク62は、第1のリンク61の長手方向中間部で、第1のリンク61に回動可能に連結される。第2のリンク62は、スライド部52の下側端部またはその近傍で、スライド部52に回動可能に連結される。
アーム構造体70は、図1に示すように、アッパ部材71と、ロア部材72と、アーム73と、アーム付勢スプリング74と、を備える。
アッパ部材71とロア部材72は、爪と爪受け等により互いに固定される。
アーム構造体70は、ロア部材72に設けられる回動軸部72aを蓋体インナー31に設けられる軸受部31eに挿入することにより、蓋体30に対して回動可能とされている。
アーム73は、収納部21に収納される物品の側面を、サポート50とは異なる部位で保持する。アーム73は、アッパ部材71に設けられる突起71aがアーム73に設けられる突起挿通用孔73aを挿通してロア部材72に設けられる穴72bに入り込むことにより、アッパ部材71とロア部材72に対して回動可能とされている。
アーム付勢スプリング74は、たとえばトーションスプリングからなる。アーム付勢スプリング74は、アーム73を、アッパ部材71およびロア部材72に対して、閉じる方向に回動付勢する。
ロック機構80は、付勢部材40により開方向に回動付勢される蓋体30を閉状態に維持する機構である。ロック機構80は、蓋体30の左右両側に一対設けられている。ロック機構80は、蓋体30に設けられる係合部81aに係脱可能なロック81と、ロック81を回動可能に支持するロックホルダ82と、ロック81を操作する操作片83aが設けられたノブ83と、ロック81を係合部81aに係合する方向にロックホルダ82に対して回動付勢するロックスプリング84と、を備える。
ロック81は、ロックホルダ82の取付け部82aに回動可能に取付けられる。
ロックホルダ82は、ビス82bを用いて、保持装置本体20に固定して取付けられる。
ノブ83は、シャフト83bをロックホルダ82の孔82cとノブ83の孔83cに挿通させることで、ロックホルダ82に可動に取付けられる。
ロックスプリング84は、ロック81の背面とロックホルダ82との間に配置される。
伝達部材90は、左右の一対のロック81に連結される。伝達部材90は、左右一対のロック81の、一方のロックの動きを他方のロックに伝達する。伝達部材90により、左右一対のロック81の動作は同期する。
伝達部材90は、屈曲可能な2本のケーブルで構成されていてもよく、屈曲不能な樹脂製部材で構成されていてもよい。
ここで、本発明実施例の作用を説明する。
(a)蓋体30が閉状態にあるとき(図3の実線の状態)
蓋体30は、ロック機構80により閉状態に維持されている。蓋体30とアーム構造体70と第1のリンク61は、上下方向に重なり合った状態にある。サポート50は、収納位置50bにある。
(b)ロック機構80のロックを解除して蓋体30を開動させるとき
蓋体30は、付勢部材40の付勢力により開動する。アーム構造体70は、蓋体30に引っ張られて上方に移動する。第1のリンク61が保持装置本体20とアーム構造体70とに連結されているため、アーム構造体70が上方に移動するにつれて、アーム構造体70は、蓋体30に対して下方に倒れ込む。第1のリンク61は、アーム構造体70に引っ張られて、アーム構造体70が上方に移動するにつれて保持装置本体20に対して立ち上がる。第1のリンク61が立ち上がるため、第2のリンク62が第1のリンク61に引っ張られる。第2のリンク62が第1のリンク61に引っ張られるため、サポート50が第2のリンク62に引っ張られて上方に移動する。
(c)蓋体30が開状態にあるとき(図3の2点鎖線の状態)
蓋体30は、蓋体30の一部が保持装置本体20に当接することにより、開状態に維持される。アーム構造体70は、蓋体30に対して下方に倒れ込んだ状態にあり、蓋体30から水平またはほぼ水平方向に延びている。第1のリンク61は、保持装置本体20に対して立ち上がっている。サポート50は、突出位置50aに位置する。
つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
本発明実施例では、蓋体30が閉状態から開状態に移動するときにサポート50を収納位置50bから突出位置50aに移動させるリンク機構60を有するので、蓋体30を開方向に付勢する付勢部材40の付勢力でサポート50を収納位置50bから突出位置50aに移動させることができる。そのため、従来と異なりサポートを付勢するサポート付勢バネは不要である。したがって、蓋体30には開動の全領域で付勢部材40の付勢力のみがかかり、開き始めから開き終わりまでの蓋体30の動きが従来に比べてスムーズになる。
また、サポートを付勢するサポート付勢バネが不要であるため、サポート付勢バネを要する場合に比べて、部品点数を削減でき、組付工数を削減できる。
本発明実施例の車両用物品保持装置の分解斜視図である。 本発明実施例の車両用物品保持装置の、蓋体が開状態にあるときの斜視図である。 本発明実施例の車両用物品保持装置の、蓋体が閉状態にあるとき(実線)と、蓋体が開状態にあるとき(2点鎖線)の、断面図である。
符号の説明
10 車両用物品保持装置
20 保持装置本体
21 収納部
22 サポート支持部
30 蓋体
40 付勢部材
50 サポート
50a 突出位置
50b 収納位置
60 リンク機構
61 第1のリンク
62 第2のリンク
70 アーム構造体
71 アッパ部材
72 ロア部材
73 アーム
74 アーム付勢スプリング
80 ロック機構
81 ロック
82 ロックホルダ
83 ノブ
84 ロックスプリング
90 伝達部材

Claims (2)

  1. 収納部を備える保持装置本体と、
    前記保持装置本体に対して開閉動可能な蓋体と、
    前記蓋体を前記保持装置本体に対して開方向に付勢する付勢部材と、
    前記収納部に対して前記蓋体が開状態にあるときに位置する側と反対側に配置され、前記保持装置本体に対して突出位置と該突出位置よりも突出量が小の収納位置とに可動なサポートと、
    前記蓋体が閉状態から開状態に移動するときに前記サポートを前記収納位置から前記突出位置に移動させるリンク機構と、
    を有する車両用物品保持装置。
  2. 前記蓋体に設けられ前記収納部に収納される物品の側面を保持するアーム構造体を、さらに有し、
    前記リンク機構は、前記保持装置本体と前記アーム構造体に回動可能に連結される第1のリンクと、該第1のリンクと前記サポートに回動可能に連結される第2のリンクと、を備えている、請求項1記載の車両用物品保持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107176069A (zh) * 2017-05-11 2017-09-19 重庆延锋安道拓汽车部件系统有限公司 汽车后排座椅中央扶手翻转式杯托

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