JP4852087B2 - プレス金型装置 - Google Patents

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本発明は、上金型と下金型の一部を脱着式となし、金型の交換時には前記一部のみを交換することで、新たな金型として折り曲げ型として使用することができるプレス金型装置に関する。
従来におけるこの種の金型としては、上下動する油圧ラムに固定する部分から前記した各種の上型まで、また、前記油圧ラムに対向して配置されたベッドに固定する台プレートから各種の下型までを交換していたために、金型を製作するのに時間が掛かると共にコストが高くなり、また、重量も重く嵩張るので保管場所を取るという問題があった。
そこで、これらの問題を解決するものとして特開平10−156597号公報に開示された可動式プレス金型が開発された。このプレス金型は、ラムに取付けられたパンチホルダーに対して上部クッションインサートと上型とをスライドして挿入することで固定および取外しを可能とし、また、ベッドに取付けられたダイホルダーに対して下部クッションインサートと下型とをスライドして挿入することで固定および取外しを可能としたものである。
このような構成とすることで、金型の製作時間の短縮が図れると共にコストの低減が図れ、また、金型の一部のみの交換でよいことから軽量化および保管にも便利であるといった効果が得られたものであった。
特開平10−156597号公報
しかし、前記した特開平10−156597号公報の金型は、上型をパンチホルダーに対して球状ストッパーで嵌め込み固定し、また、下型をダイホルダーに対して上型の固定と同様に球状ストッパーで嵌め込み固定するものであることから、嵌め込み固定によるガタが発生して打ち抜き型として使用した場合に、上型の凸型と下型の凹型との間でズレが生じて上型が下型内に入り込むことができず、打ち抜き加工が行えなくなるといった問題があった。
また、前記した公知文献にあっては、共通化している部材としては、上型としてはラムとパンチホルダーのみであり、また、下型としてはダイホルダーのみであることから、共通化できる部品の数が少なく前記した全てを新たに製作する金型よりも製作日数やコストの点で有利ではあるが、後述する本発明の金型と比較して製作日数や小型化およびコストの点で劣っているものである。
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、1つのプレス金型で1回の加工によって同時に2個以上の製品の折り曲げ加工が行えるプレス金型装置を提供せんとするにある。
本発明のプレス金型装置は前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、プレス金型の上型本体におけるパンチホルダーに形成した凹部底部に多数の孔を形成し、該孔の所望の孔を利用して少なくとも2個以上の押し型をネジ止めすると共に、該押し型の外形と同一形状の型孔が形成されたダイホルダーを前記パンチホルダーに固定し、かつ、前記押し型に製品における折り曲げのネジ孔と対向する位置にスライド部材を摺動自在に取付けると共に製品の折り曲げ加工が終了した折り曲げ片のネジ孔の突出部分が入り込む前記スライド部材に逃げ溝を形成し、一方、下型本体におけるダイプレートに押上プレートを押し上げるためのスプリングを取付け、該押上プレートの上面にストリッパーホルダーを前記ダイプレートに対してストリッパーホルダー受けを介して取付け、前記ストリッパーホルダーの前記押し型と対向する位置に少なくとも2個以上の型孔を形成し、該型孔に前記押し型が下降することで前記スプリングのバネ力に抗して下降する受け型を摺動自在に嵌め込んだことを特徴とする。
請求項の手段は、前記した請求項1において、前記スプリングを収納するダイプレートのスプリング挿入孔にネジ孔を形成し、該ネジ孔に螺合したネジの螺合度合いによって前記スプリングのバネ力を可変することで、押し型による折り曲げ加工が終了した後に受け型の上面が常にストリッパーホルダーと面一となるようにしたことを特徴とする。
本発明は前記したように、プレス金型の上型本体におけるパンチホルダーに形成した凹部底部に多数の孔を形成し、該孔の所望の孔を利用して少なくとも2個以上の押し型をネジ止めすると共に、該押し型の外形と同一形状の型孔が形成されたダイホルダーを前記パンチホルダーに固定し、一方、下型本体におけるダイプレートに押上プレートを押し上げるためのスプリングを取付け、該押上プレートの上面にストリッパーホルダーを前記ダイプレートに隙間を介して固定し、該ダイプレートの前記押し型と対向する位置に受け型を挿入するための型孔を少なくとも2個以上形成したことにより、1回のプレス加工によって折り曲げ片を有する2個以上の折り曲げ加工が行え、作業の短縮により製品の加工賃を低減することができる。
さらに、押し型の製品における折り曲げ片と対向する位置にスライド部材を摺動自在に取付け、折り曲げ加工が終了した後に、前記スライド部材を摺動することで折り曲げ片と押し型との間に隙間が生じるようにすることで、折り曲げ片の折り曲げ方向が種々異なり、かつ、ネジ孔が形成されるものであっても、押し型からの製品の取外しが非常に簡単に行え、従って、作業性の向上を図ることができる等の効果を有するものである。
本発明は、プレス金型の上型本体におけるパンチホルダーに形成した凹部底部に多数の孔を形成し、該孔の所望の孔を利用して少なくとも2個以上の押し型をネジ止めし、下型本体におけるストリッパーホルダーの受け型をスプリングのバネ力によって押上プレートによって押し上げた構造とした。
以下、本発明に係るプレス金型装置の1実施例を図面と共に説明する。
図1〜図3において、1は上型本体を示し、11は油圧シリンダーのラムに固定されるシャンクホルダーにして、該シャンクホルダー11から順次、パッキングホルダー12、パンチプレート13、パンチパット14、ハネ出し逃げホルダー15および外枠ホルダー16が重ねられ、シャンクホルダー11側から挿入されたネジaをパッキングホルダー12、パンチプレート13、パンチパット14およびハネ出し逃げホルダー15に形成された挿通孔12a,13a,14a,15aを通過させて最下部の外枠ホルダー16に形成されたネジ孔16aにネジ止めすることで一体化される。
また、前記したパンチパット14および外枠ホルダー16には後に詳述するガイド突起14b1,16b1が形成された角孔のガイド孔14b,16bが形成されている。そして、これらのシャンクホルダー11、パッキングホルダー12、パンチプレート13、パンチパット14、ハネ出し逃げホルダー15および外枠ホルダー16は、総抜き、打抜、折り曲げ、孔抜き等の加工の種類に関係なく共通部品として使用される。
前記パンチパット14および外枠ホルダー16に形成されているガイド孔14b,16bは、図2において左右方向の相対向する内面に一個のガイド突起14b1,16b1が、また、前後方向の相対向する内面にそれぞれ2個のガイド突起14b1,16b1がそれぞれ形成されている。そして、それぞれのガイド突起14b1,16b1の寸法と、後述する孔パンチホルダー18およびダイホルダー19の外周に形成されたガイド溝18a,19aの寸法とは図6に示すような関係となる大きさに形成されている。
すなわち、パンチパット14と外枠ホルダー16のガイド孔14b,16bのガイド突起14b1,16b1の相対向する側面と、孔パンチホルダー18とダイホルダー19のガイド溝18a,19aの相対向する側面のみが摺接する寸法に形成され、ガイド孔14b,16bの内周面と孔パンチホルダー18とダイホルダー19の外周面とは僅かながら隙間が生じるように形成され、かつ、ガイド突起14b1,16b1の先端面とガイド溝18a,19aの底部との間にも隙間が生じるように形成されている。
従って、ガイド突起14b1,16b1の側面と、ガイド溝18a,19aの側面のみが摺接しているので、パンチパット14と孔パンチホルダー18および外枠ホルダー16とダイホルダー19とは精度良く嵌合されてガタの発生がなく、かつ、孔パンチホルダー18をパンチパット14から抜き取る時、また、ダイホルダー19を外枠ホルダー16から抜き取る時において、それぞれの両者の間での摺接面積が小さいので比較的容易に行えることとなる。
孔パンチホルダー18およびダイホルダー19の四隅には、図7の拡大断面図に示すような段付きネジ孔18b,19bが形成されている。この段付きネジ孔18b,19bは、ボルトbの頭部b1が収容される凹部18b1,19b1と、ボルトbのネジ部b2とは噛合されずに貫通するネジ孔18b2,19b2が形成され、ボルトbを孔パンチホルダー18およびダイホルダー19の下側から挿入すると、該ボルトbの頭部b1が凹部18b1,19b1内に収容され、ボルトbの先端ネジ部b2はネジ孔18b2,19b2を貫通してパンチプレート13のネジ孔13bまたはハネ出し逃げホルダー15のネジ孔15bに螺合して、孔パンチホルダー18はパンチプレート13に、ダイホルダー19はハネ出し逃げホルダー15にそれぞれ固定される。なお、ハネ出し逃げホルダー15には後述するハネ出し20が通過する開口部15dが形成されている。
ここで、孔パンチホルダー18およびダイホルダー19に段付きネジ孔18b,19bを形成したのは、孔パンチホルダー18およびダイホルダー19をパンチプレート13およびハネ出し逃げホルダー15からボルトbを外して、他の外孔パンチホルダー18、ダイホルダー19と交換するときに外しにくいので、孔パンチホルダー18およびダイホルダー19の段付きネジ孔18b,19bのネジ部18b2,19b2に螺合する抜き取り用のボルトを螺合して引き出すことで、孔パンチホルダー18はパンチプレート13から、ダイホルダー19はハネ出し逃げホルダー15から取り外すことができるようにするためである。
20は金属板や紙等の被加工物を打ち抜き加工するためのハネ出しにして、外形を抜くための型部20aと、打ち抜いた被加工物に対して孔を開けるための孔明けピン21が挿通される孔20bが形成されている。そして、前記孔パンチホルダー18には孔明けピン21が挿通される孔18cが形成されている。また、ダイホルダー19には後述する下型本体3におけるパンチ38の型部38aが入り込む孔19c(前記ハネ出し20と同形状)が形成されている。
なお、パンチプレート13、パンチパット14、ハネ出し逃げホルダー15および外枠ホルダー16に形成されている大きな孔13c,14c,15c,16cは、後述する下型本体3から突出されたガイドポストBが挿通される孔にして、このガイドポストBによって上型本体1と下型本体4とは位置ズレすることがなくなる。
図1、図3において、Aは前記した油圧シリンダーのラムから突出して上下動する上下動杆にして、下端はパッキングホルダー12に形成された開口部12b内に上下動自在にガイドされたガイド板12cに固定されている。そして、ガイド板12cには複数本の押し下げピン12c1が固定され、パンチプレー13および孔パンチホルダー18に開口されたピン孔13d,18dを貫通してハネ出し20の上面に当接している。
次に、図1、図4、図5において、3は下型本体にして、31はプレス機の下台に固定されるダイプレート31にして、該ダイプレート31から順次、パンチパットホルダー32、パンチホルダー外枠33、ストリッパーホルダー受け34およびストリッパーホルダー35が重ねられ、かつ、ダイプレート31から立設されたガイドポストBが挿通される孔32a,33a,34a,35aが形成されている。
なお、パンチホルダー外枠33とストリッパーホルダー34との間にはスプリング36が介在され、両者の間に隙間が生じている。すなわち、ダイプレート31の裏面側から挿通されたスプリング受け軸37がパンチパットホルダー32、パンチホルダー外枠33に形成された孔32b,33bを貫通してストリッパーホルダー受け34のネジ孔34に螺合され、この状態においてスプリング36がスプリング受け軸37に嵌め込まれて、パンチホルダー外枠33とストリッパーホルダー受け34との間に介在されている。従って、ストリッパーホルダー受け34は前記スプリング36のバネ力によって常時上方に向かってバネ付勢されている。
38は前記した上型本体1におけるハネ出し20と同一形状に形成されたパンチにして、打ち抜こうとする形状に形成されている。39は該パンチ28を裏面からネジ止め固定するためのパンチホルダーにして、外周にはガイド溝39aが形成され、該ガイド溝39aは、パンチホルダー外枠33に形成された前記した上型本体1におけるパンチパット14および外枠ホルダー16に形成された同様なガイド孔33cのガイド突起33c1 に、図6に示したと同じ状態で嵌め込まれるものである。なお、図においては、パンチ38とパンチホルダー39は一体化した状態で描かれている。
そして、パンチホルダー39はパンチホルダー外枠33に嵌め込まれた状態において図7に示したと同じ段付きネジ孔39bから挿入されるネジcによってパンチパットホルダー32のネジ孔32bにネジ止めされる。パンチ38はストリッパーホルダー35の孔35bから挿通されるネジdによってネジ孔34cでネジ止め固定されたストリッパーホルダー受け34の開口部34cから上方に突出し、後述するストリッパープレート40の型孔40a内に臨んでいる。また、パンチ38およびパンチホルダー39には孔明けピン21が挿入される孔38a,39cが形成されている。そして、プレス加工によって被加工物より打ち抜かれた破片は、前記孔38a,39cから抜かれてパンチパットホルダー32およびダイプレート31に形成された逃げ孔32c,31aを介して金型内より外部に排出される。
40はパンチ38が挿入される型孔40aが開口されたストリッパープレートにして、該ストリッパープレート40の外周にはガイド溝40bが形成され、該ガイド溝40bは、ストリッパーホルダー35に形成された前記した上型本体1におけるパンチパット14および外枠ホルダー16に形成された同様なガイド孔35bのガイド突起35b1 に、図6に示したと同じ状態で嵌め込まれる。また、ストリッパープレート40の四隅には段付きネジ孔40cが形成され、ネジcによってストリッパーホルダー受け34に形成されたネジ孔34dに、ストリッパーホルダー35のガイド孔35bに嵌め込まれた状態で固定されている。
次に、前記した構成に基づいて動作を説明するに、総抜きを行おうとする形状に合わせて上型本体1においては孔パンチホルダー18とハネ出し20およびダイホルダー19のみを作成し、前記した構成に基づいて組立を行う。また、下型本体3においてはパンチ38、パンチホルダー39およびストリッパープレート40のみを作成し、前記した構成に基づいて組立を行う。
このように組み込んだ上型本体1と下型本体3とは図1に示す状態となる。この組み込んだ状態において、金属板等の被加工物Cは下型本体3の上に載置されている。また、ハネ出し20は自重によってダイホルダー19上に乗った状態となり、ハネ出し20はダイホルダー19の孔19c内に臨んだ状態となっている。さらに、ストリッパーホルダー受け34および該ストリッパーホルダー受け34にネジ止めされているストリッパーホルダー35はスプリング36によって押し上げられている状態となっている。
この状態において、油圧シリンダーによって上型本体1を下降させると、該上型本体1はガイドポストBによって案内されながら下降を開始し、被下降物Cは外枠ホルダー16とストリッパーホルダー35との間に挟持された状態となる。そして、上型本体1がさらに下降すると、スプリング36のバネ力に抗してストリッパーホルダー35が下降してストリッパーホルダー受け34がパンチホルダー外枠33に当接するまで下降する。
この状態において、パンチ38が固定されているパンチホルダー39が、パンチホルダー外枠33およびパンチホルダー外枠33を介してダイプレート31に固定されているので、上型本体1の下降に伴ってパンチ38はパンチホルダー19の孔19c内に被下降物Cを打ち抜いて入り込み、被加工物Cからハネ出し20の外形と同じ形状の打ち抜かれた製品C1(図8参照)が得られる。また、パンチ38がパンチホルダー19の孔19c内に入り込むことで、ハネ出し20から下面に突出している孔明けピン21が製品C1に孔C11を開口した後に、パンチ38の孔38a内に入り込む。
そして、打ち抜かれた円形状の破片はパンチホルダー39に形成されている孔39cから抜け落ちてパンチパットホルダー32およびダイプレート31に形成された逃げ孔32c,31aを介して金型内より外部に排出される。また、打ち抜かれた製品C1は、ダイホルダー19の孔19c内に入り込み落下することはないので、上型本体1を油圧シリンダーのラムによって引き上げる際に、上下動杆Aを押し下げるとガイド板12cが下降し、該ガイド板12cの押し下げピン12c1がパンチプレー13および孔パンチホルダー18のピン孔13d,18dから突出してハネ出し20の上面を押下する。従って、ハネ出し20が下降してダイホルダー19の孔19cに嵌まり込んでいる製品C1を、該孔19cから落下させるので、製品C1は下型本体3の上面に落ちて取り出すことが可能となる。
このような動作によって総抜きが行われるが、打ち抜き、折り曲げ、孔抜きも、上型本体1の孔パンチホルダー18、ハネ出し20およびダイホルダー19を交換し、また、下型本体3のパンチホルダー39、パンチ38およびストリッパープレート40を交換するのみで行える。従って、交換する型としては上下型本体1,3のそれぞれ3つの部品を交換することで、各加工を行うことができるので、型の製造数が少なく製品の作製時間の短縮と、材料費の低減が図れるので、コストが安くなるといった効果が得られるものである。
なお、総抜き等の加工によって製作する製品が大きいあるいは小さい場合には、大中小等のように共通に使用できる型を製作しておき、該共通型に対して3つの型のみを製作し交換することで、あらゆる大きさの製品を製作することが可能である。
前記した実施例にあっては、孔パンチホルダー18およびダイホルダー19にガイド溝18a,19aを形成し、前記孔パンチホルダー18、ダイホルダー19を嵌め込むパンチパット14、外枠ホルダー16のガイド突起14b1,16b1に嵌め込むことで位置決めを行った場合について説明したが、ガイド溝をパンチパット14、外枠ホルダー16に形成し、ガイド突起を孔パンチホルダー18、ダイホルダー19に形成してもよい。また、下型本体3においてもガイド溝とガイド突起を実施例とは逆にしてもよいことは勿論のことである。
また、前記した実施例は総抜き金型の場合に示したが、折曲げ金型の場合には上型本体1におけるハネ出し逃げホルダー15、外枠ホルダー16およびダイホルダー19が不要となり、また、下型本体3におけるストリッパーホルダー受け34、ストリッパーホルダー35およびストリッパープレート40が不要となり、交換する型としては上型本体1の孔パンチホルダー18とハネ出し20に代えて後述するパンチ38を受けるパンチ受けおよび下型本体3のパンチ38とパンチホルダー39のみを交換すればよい。
さらに、打抜き金型や孔抜き金型の場合には、一般的に前記実施例の上型本体1が下型本体となり、また、下型本体3が上型本体となる。そして、この場合においては、雄型となるパンチ38とパンチホルダー39と、雌型となるダイホルダー19と外枠ホルダー16とを交換することでよい。この場合、下型本体のダイホルダー19より打ち抜かれた製品はプレス金型より落下することとなる。
さらに、被加工物に対して孔を開けたり打ち抜いたりするためのハネ出しやパンチおよびパンチ受けは、上型本体や下型本体の何れに取付けても良く、すなわち、雄型や雌型と呼ばれる型部材を上型本体に取付けるか下型本体に取付けるかはプレス機によって異なるものである。
前記した第1の実施例にあっては、ハネ出し20が1個の場合について説明したが、図9に示すようにハネ出し20を2個またはそれ以上を用意し、一度のプレス加工で製品を2個以上製作することも可能である。なお、本実施例では上型の要部のみを示し下型は省略してある。また、第1の実施例と同一符号は同一部材を示し説明は省略する。
この実施例にあっては、上型本体1におけるハネ出し20に2個の型部20aを取付け、該型部20aが挿入されるダイホルダー19にも2個の孔19cを開口したものである。そして、図示していないが、下型本体3におけるパンチ38も前記型部20aに対向してパンチホルダー39に取付け、かつ、該パンチ38が挿通されるストリッパープレート40にも型孔40aを形成する。
そして、このような構成とすることで、上型本体1と下型本体3の間に配置される被加工物は、一度のプレス加工によって2つの製品が打ち抜かれるので、一度の作業で複数の製品を加工することができる。なお、実施例では2つの型部20aとパンチ30を取付けた場合について説明したが、2つに限定されるものではないこと勿論のことである。
前記した何れの実施例も打ち抜き型の場合について説明したが、次に、打ち抜き型によって打ち抜かれた製品の折り曲げ加工を行うプレス金型装置の実施例について図10〜図14と共に説明する。なお、この実施例においては、図10に示す打ち抜き製品Aの破線で示す部分を折り曲げるための金型に付いて説明する。すなわち、図10において、製品Aにおける4つの折り曲げ片A1は紙面に対して水平方向に破線の部分で折り曲げ、折り曲げ片A2は垂直方向に破線の部分で折り曲げるための金型である。そして、折り曲げ片A1,A2にはネジを螺合するためのネジ孔A11,A21が突出して形成されているものとする。
図11は金型全体の断面図であり、5は上型本体にして、プレス台(図示せず)における油圧シリンダーのラムに固定されるピン51aを有するシャンクホルダー51と、該シャンクホルダー51にネジ51bでネジ止め固定されるパンチホルダー52と、該パンチホルダー52にネジ52aでネジ止めされる外枠ホルダー53と、前記パンチホルダー52にネジ52bでネジ止めされたダイホルダー54、該ダイホルダー54の型孔54aに挿入され、後述するパンチホルダー52に形成された孔52eに挿入されるネジ52dによって固定される押し型55とより構成されている。
前記パンチホルダー52には凹部52cが形成され、該凹部52cの底部には多数のネジ52dを挿入するための前記孔52eが形成されている。また、少なくとも2か所には後述する下型本体6のダイプレート61に立設されているガイドピン61aに対しガイドされるガイド孔52fが形成されている。また、ダイホルダー54には押し型55の形状に合致する型孔54aが形成されている。
そして、押し型55は製品の大きさおよび形状によって多種類の物と交換され、かつ、ダイホルダー54も押し型55に合わせた型孔54aが形成された物と交換して折り曲げ加工をするようになっている。また、パンチホルダー52に多数の孔52eを形成したのは、押し型55の大きさが異なっても適宜孔52eの位置を選択してネジ止め固定できるようにするためである。
次に、下型本体6の構成について説明するに、プレス台の固定側に位置決め載置されるダイプレート61と、該ダイプレート61に載置され、後述するストリッパーホルダー63と共にネジ61bによってダイプレート61にネジ止めされるストリッパーホルダー受け62と、該ストリッパーホルダー受け62の上面に前記ネジ61bによってダイプレート61にネジ止めされるストリッパーホルダー63と、前記ストリッパーホルダー受け62内に配置された押上プレート64と、前記ストリッパーホルダー63に形成された型孔63aに上下動可能に挿入された受け型65とから構成されている。
前記ダイプレート61に前記上型本体5におけるパンチホルダー52のガイド孔52fに摺動自在に挿入されるガイドピン61aが形成され、また、中央部分にはネジ孔61cおよびネジ孔61cと連通するスプリング挿入孔61dが形成されている。そして、前記スプリング挿入孔61dにはスプリング66が挿入され、かつ、前記ネジ孔61cにはネジ67が螺合されている。従って、ネジ67を締めつけるとスプリング66は上昇し、押上プレート64は上昇してストリッパーホルダー63の型孔63aに嵌まり込んでいる受け型65を押し上げ、受け型65の上面とストリッパーホルダー63の上面とが面一状態となる。
前記した上型本体5側の押し型55は同一形状の物であっても異なる形状の物であってもよく、また、下型本体6側の受け型65は前記押し型55と対向することから、同一形状あるいは異なる形状の物となる。また、図示したものは押し型55と受け型65がそれぞれ2個の場合を示しているが、3個あるいは小さな製品の場合には3個以上であってもよい。
次に、折り曲げ加工を行うための動作について説明するに、ストリッパーホルダー63の上に製品である金属等の板状加工材を位置決めした状態で載置し、この状態において上型本体5を下降すると、押し型55が加工材に当接した後に押し型55の形状と異なる受け型65の部分、すなわち、製品の折り曲げ片A1,A2の部分をストリッパーホルダー63に残して受け型65が下降する。この下降時に押上プレート64がスプリング66のバネ力に抗して下降するので、板状加工部材における折り曲げ片A1,A2の部分は折り曲げられることとなる。
そして、受け型65がストリッパーホルダー63から抜け出る前に折り曲げ加工は終了するので、上型本体5を上昇させると折り曲げ加工が終了した製品は押し型55に食いついた状態でストリッパーホルダー63から抜け出すので、押し型55から外すことで同一製品、あるいは異なる製品を少なくとも2個製作することが可能となる。
ところで、前記折り曲げ加工において、図10に示すような製品であると、同一方向に形成された折り曲げ片A1に対して異なる方向の折り曲げ片A2がある場合、特に、ネジ孔が形成されている場合には、押し型55に折り曲げ片 A2に形成されているネジ孔A21の突出部分が食いついて外れ難くなる。
そこで、本発明にあっては、図12〜図14に示すように押し型55に工夫を施した。すなわち、押し型55の折り曲げ片A2を折り曲げる部分に凹み55aを形成し、この凹み55aに摺動可能なようにスライド部材56を取付け、かつ、該スライド部材56に製品におけるネジ孔A21の長さを長くするために突出した部分を逃げるための逃げ溝56aを形成した。なお、図において、56bはスライド部材56の裏面側に形成したスライドレール、56cはスライド部材56が抜け出るのを防止すると共に位置決めを行うためのストッパー、55bは前記スライドレール56bを受ける押し型55に形成されたガイド溝である。
前記したように、押し型55にスライド部材56を取付けることで、折り曲げ加工時にはスライド部材56をストッパー56cに当接させて押し型55の折り曲げ辺が平坦な状態とする。この状態において押し型55を下降させると、製品の折り曲げ片A2は図12、図13に示すようにスライド部材56の表面に沿って折り曲げられる。この時、折り曲げ片A2におけるネジ孔A21突出部分はスライド部材56に形成されている逃げ溝56a内に入り込み、折り曲げ加工に支障を来すことがない。
そして、折り曲げ加工が終了して押し型55を上昇させると折り曲げ加工が行われた製品は押し型55に食いついた状態で上昇するので、図14に示すようにスライド部材56左方向に移動させることで、ネジ孔A21の突出部分と押し型55との食いつきがなくなるので、製品の押し型からの外し作業をスムースに行うことができることとなる。
本発明に係るプレス金型装置の第1の実施例を示す全体を示す断面図である。 上型本体の分解斜視図である。 同上の側面図である。 下型本体の分解斜視図である。 同上の側面図である。 型どうしの嵌め込み部分を示した拡大平面図である。 段付き孔とボルトとの関係を示す断面図である。 プレス金型装置によって得られた製品の平面図である。 第2の実施例の上型の要部のみを示す斜視図である。 折り曲げ加工を行う以前の製品の平面図である。 折り曲げ加工を行うための金型の断面図である。 折り曲げ製品にネジ孔が存在する場合の押し型によって折り曲げ加工を行っている状態の正面図である。 同上の側面図である。 折り曲げ加工が終了し押し型を上昇させた状態の正面図である。
符号の説明
5 折り曲げ用上型本体
52 パンチホルダー
52e 孔
54 ダイホルダー
55 押し型
6 折り曲げ用下型本体
61 ダイプレート
61c ネジ孔
61d スプリング挿入孔
62 ストリッパーホルダー受け
63 ストリッパーホルダー
63a 型孔
64 押上プレート
65 受け型
66 スライド部材

Claims (2)

  1. プレス金型の上型本体におけるパンチホルダーに形成した凹部底部に多数の孔を形成し、該孔の所望の孔を利用して少なくとも2個以上の押し型をネジ止めすると共に、該押し型の外形と同一形状の型孔が形成されたダイホルダーを前記パンチホルダーに固定し、かつ、前記押し型に製品における折り曲げのネジ孔と対向する位置にスライド部材を摺動自在に取付けると共に製品の折り曲げ加工が終了した折り曲げ片のネジ孔の突出部分が入り込む前記スライド部材に逃げ溝を形成し、一方、下型本体におけるダイプレートに押上プレートを押し上げるためのスプリングを取付け、該押上プレートの上面にストリッパーホルダーを前記ダイプレートに対してストリッパーホルダー受けを介して取付け、前記ストリッパーホルダーの前記押し型と対向する位置に少なくとも2個以上の型孔を形成し、該型孔に前記押し型が下降することで前記スプリングのバネ力に抗して下降する受け型を摺動自在に嵌め込んだことを特徴とするプレス金型装置。
  2. 前記スプリングを収納するダイプレートのスプリング挿入孔にネジ孔を形成し、該ネジ孔に螺合したネジの螺合度合いによって前記スプリングのバネ力を可変することで、押し型による折り曲げ加工が終了した後に受け型の上面が常にストリッパーホルダーと面一となるようにしたことを特徴とする請求項1記載のプレス金型装置。
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