JP4834518B2 - 放射線撮像装置、その制御方法、及びそれを実行させるためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

放射線撮像装置、その制御方法、及びそれを実行させるためのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、医療用の診断や工業用の非破壊検査等に用いて好適な放射線撮像装置及びその制御方法に関する。なお、本発明においては、X線、γ線などの電磁波やα線、β線も放射線に含めるものとする。
近年、半導体技術の進歩に伴って、光を電気信号へ変換する光電変換装置などの変換装置を用いてX線などの放射線を撮像するデジタルX線撮像装置が実用化され、普及している。
デジタルX線撮像装置は、従来のフィルム式の撮像装置よりも優れた感度や画質を有するため、より低線量での撮影や診断能の向上が可能である。更に、デジタルデータとして画像が保存されるため、撮影後に各種の画像処理を行い、より診断しやすい画像に加工できるという利点、及び画像管理が容易であるという利点等がある。また、デジタルデータの利点を生かして、ネットワークを利用して画像データを転送することで、病院内における画像診断業務の効率化や遠隔診断等の業務の効率化や新たな医療サービスが可能である。
これらの利点を持つデジタルX線撮像装置を用いれば、診断精度の向上や、診断の効率化、新たな医療サービスへの展開等、従来のX線撮像装置に比べて質の高い医療サービスを提供することができる。
上述のデジタルX線撮像装置は、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されたX線撮像装置の2次元エリアセンサの画素に用いられる光電変換素子としては、MIS(Metal−Insulator−Semiconductor)型光電変換素子などのMIS型変換素子が主に用いられ、スイッチング素子としては、TFT(Thin−Film−Transistor)が主に用いられている。このようなMIS型光電変換素子を用いた2次元エリアセンサでは、特許文献に開示されたリフレッシュ動作と呼ばれるMIS型光電変換素子を初期化する動作を行う。
特開2002‐040144号公報 特開平08‐116044号公報
しかしながら、リフレッシュ動作が効かない状態がMIS型光電変換素子に存在する。そして、この状態が存在するがために、感度の変化が生じてしまう。この結果、安定した画質が得られない。
本発明は、光電変換素子の感度の変化に伴う画質の変化を抑制することができる撮像装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る放射線撮像装置は、MIS型変換素子を有する画素を含み、放射線から画像信号を取得するためのセンサ部と、前記MIS型変換素子が感知可能な波長の光前記MIS型変換素子に照射する光源と、少なくとも前記光源を制御する制御回路と、を含み、前記制御回路は、前記センサ部に放射線が照射される前に、前記MIS型変換素子が飽和状態となるまで前記MIS型変換素子に前記光を照射するよう前記光源を制御する。
本発明に係る放射線撮像装置の制御方法は、MIS型変換素子を有する画素を含むセンサ部に、前記MIS型変換素子が飽和状態となるまで光源から前記MIS型変換素子が感知可能な波長の光を照射する工程と、前記工程の後に、前記センサ部に放射線が照射され画像信号が取得される工程と、を有する。
本発明によれば、変換素子の感度変化を抑制することができる。このため、画像輝度の変動や画像違和感を抑えることが可能となり、高画質な画像を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。
まず、図1を用いて、MIS型光電変換素子を用いた画素の構造を説明する。TFT216は、ガラス基板201上に形成されている。そして、TFT216には、ゲート線220、ゲート絶縁膜202、チャネル層203、Nアモルファスシリコン層204、ドレイン電極205及びソース電極206が設けられている。また、TFT216から出力される電気信号を信号増幅回路へと転送する信号線219がソース電極206に接続されている。
MIS型変換素子としてのMIS型光電変換素子217も、ガラス基板上に形成されている。そして、MIS型光電変換素子217には、センサ下部電極層207、絶縁層208、光電変換層209、Nアモルファスシリコン層210、透明電極211及びセンサバイアス線218が設けられている。透明電極211及びセンサバイアス線218から光電変換層209に電圧が供給される。Nアモルファスシリコン層210は、光電変換層209と透明電極211とのオーミックコンタクトをとり、かつ、センサバイアス線218からの正孔の注入をブロックするための層である。
更に、MIS型光電変換素子217及びTFT216を湿気や異物から保護する保護層212、放射線を可視光に変換する蛍光体214、蛍光体214を保護層212に接着する接着層213、及び蛍光体保護層215が形成されている。蛍光体保護層215は、蛍光体214を湿気等から保護する。
次に、MIS型光電変換素子の動作原理について、図2(a)〜(c)に示すMIS型光電変換素子のエネルギーバンド図を参照しながら説明する。
図2(a)に示す光電変換モードでは、MIS型光電変換素子217のセンサバイアス線218に正の電圧が印加されており、正孔の蓄積動作が行われる。光電変換モードでは、光電変換層209に可視光301が照射されると、光電変換層209内で光電効果によって正孔303及び電子302が発生する。そして、正孔303は電界によって絶縁層208と光電変換層209との界面に移動し、電子302はNアモルファスシリコン層210側へと移動する。このとき、正孔303は絶縁層208を抜けて移動することができないため、光電変換層209と絶縁層208との界面に蓄積することとなる。この正孔303の蓄積によって、光301の照射量や時間に比例した電圧がMIS型光電変換素子217に発生し、下部電極層207の電位が低下する。
この状態でTFT216をONにすると、下部電極層207に電流が流れ、この電流を検出することで画像信号を得ることができる。
しかしながら、ある一定量の正孔303を蓄積すると、図2(b)に示す飽和状態となる。即ち、光電変換層209と絶縁層208との界面に蓄積された正孔303に起因する電圧と、MIS型光電変換素子217に印加された電圧とが等しくなり、光電変換層209に電界が発生しなくなる。この状態では、光電変換層209で発生した正孔303は、光電変換層209と絶縁層208との界面まで移動することができず、電子302と再結合して消滅してしまう。このため、光301の照射量や時間に比例した電圧が発生しなくなる。そして、飽和状態になったMIS型光電変換素子217では、光301の照射量や時間に比例した電圧が発生しないため、このままでは感度が低下してしまい、正常なX線画像を得ることができない。
つまり、MIS型光電変換素子217の光感度は光電変換層209にかかる電圧に依存するのである。光電効果によって発生した正孔303は光電変換層209にかかる電界によって移動し、光電変換層209と絶縁層208との界面に到達する。この時間が、光電変換層209の膜質によって決まる正孔303の寿命より短くなければ、正孔303は光電変換層209と絶縁層208との界面まで到達することができずに消滅し、電気信号として取り出すことができない。従って、光電効果で発生した正孔303を確実に取り出すためには、正孔303の移動速度を速めること、即ち光電変換層209に十分な電圧を印加しておくことが必要なのである。
再びMIS型光電変換素子217を図2(a)に示す光電変換モードの状態に戻すためには、センサバイアス線218の電圧を図2(b)の状態より低い電圧にして光電変換層209と絶縁層208との界面に蓄積した正孔303を除去する動作が必要である。
このような動作を行うことにより、図2(c)に示すリフレッシュモードとなり、除去された正孔303の量だけ、光電変換モード時に新たに正孔303を蓄積できるようになる。従って、リフレッシュ動作時に与えるセンサバイアスをより低く設定することで、多くの光が照射されてもセンサが飽和状態なりにくくすることができるのである。そして、このようなリフレッシュ動作によって、光照射前に、常に光電変換層209にかかる電圧を一定に保つことができる。このため、リフレッシュ動作が効く状態にあれば、感度の変化は起こらない。
但し、リフレッシュモードから光電変換モードに移行した直後は、リフレッシュ動作時にMIS型光電変換素子217に注入された電子に起因する電流が流れるため、一時的に暗電流が大きくなる。また、光電変換層209へ注入される電子の量は、リフレッシュ時のセンサバイアスを低くすればするほど多くなる。このため、リフレッシュモード及び光電変換モードにおけるセンサバイアスは、デジタルX線撮像装置に望まれるダイナミックレンジ及び暗電流の兼ね合いに応じて選択されている。
次に、上述のMIS型変換素子において、リフレッシュ動作が効かない状態について説明する。図3は、X線撮像装置における2次元センサ(センサ部)の1画素の構成を示す回路図である。
1画素には、上述のように、TFT216及びMIS型光電変換素子217が含まれている。そして、ゲート線220がTFT216のゲートに接続され、信号線219がTFT216のソース電極206に接続されている。また、MIS型光電変換素子217に、光電変換及びリフレッシュを行うために必要な電圧を印加するセンサバイアス線218が接続されている。なお、2次元センサを構成する複数の画素の間で、信号線219、ゲート線220及びセンサバイアス線218が共有されている。
ゲート線220は垂直駆動回路105に接続され、この垂直駆動回路105から選択的にTFT216をON又はOFFするための電圧を供給される。センサバイアス線218は、センサ電源402に接続されている。センサ電源402は、光電変換のための電源Vsとセンサのリフレッシュに必要な電源Vrefとを内包しており、制御信号VSCによって電源出力を任意に切り替えることができる。信号線219は、TFT216のソース電極206と電流積分型のアンプ401を用いて構成された信号増幅回路の入力とを接続している。アンプ401は、MIS型光電変換素子217に蓄積されTFT216から転送された電荷に応じた電流信号を電圧信号へと変換し、増幅する。アンプ401に入力された電流は、積分コンデンサCfに蓄積され、この積分コンデンサCfの両端に発生した電圧に比例した電圧を出力する。
なお、MIS型光電変換素子217に蓄積された電荷を読み出す際には、前回の読み出し時に蓄積された電荷や、アンプ401のオフセット電流によって蓄積された電荷をリセットする必要がある。積分コンデンサCfのリセットは制御信号RCによって、積分コンデンサCfに付随するスイッチSWをONすることで行われる。
図4は、図3に示す画素中のポイントA及びBの電圧の変化を示すタイミングチャートである。図5には、電源投入直後から、X線照射とリフレッシュとを繰り返した場合のポイントAの電位Va及びポイントBの電位Vbと共に、光電変換層209にかかる電圧(Va−Vb)を示してある。なお、以下の説明においては、TFT216の動作についての説明を省略しているが、TFT216はリフレッシュや読み出しに同期して駆動される。また、電源が投入されているときは定期的にON/OFFしているものとする。
動作休止状態から撮影可能な状態にするために、センサ電源402、電源Vcom及び電源Vssの各電源から電圧の供給を開始する。このとき、電位Vaは電圧Vsと同電位になる。一方、電位Vbは、光電変換層209の容量をCi、絶縁層208の容量をCSiN、アンプ401の基準電源をVrと表すと、下記数1で表される。
Figure 0004834518
電位Vbは、X線が照射されると、X線を受けて発光する蛍光体の光によって、光電効果が起こり、発生した電荷の蓄積によって上昇する。また、リフレッシュモード(センサバイアス線218に電圧Vrefが供給されている状態)では、電圧VaがVsからVrefに変化するため、下記数2で表される電圧ΔVだけ下がる。
Figure 0004834518
Vb<Vrefの期間αでは、MIS型光電変換素子217のバンドは、光電変換モードのときと同じであるため、MIS型光電変換素子217はリフレッシュされない。
その後、X線の照射が繰り返されていくうちに、光電変換層209と絶縁層208との界面に電荷が蓄積し、電位Vbが高くなる。そして、リフレッシュ時にVb≧Vrefになる期間βでは、リフレッシュが効果を発揮するようになる。即ち、MIS型光電変換素子217の状態を飽和状態に近づけることによって、初めてリフレッシュの効果が発揮しだす。
このように、期間αでは、光電変換層209にかかる電圧(Va−Vb)は光電効果によって発生した電荷が蓄積していくことによって次第に低下していく。このため、この期間αでは、撮影の度にMIS型光電変換素子217の感度が徐々に低下していく。そして、期間αに複数枚の撮影を行うと、感度の変動により撮影のたびに画像のコントラストが徐々に低下していくという問題や、前回の撮影で光の照射量が多いセンサと少ないセンサとで感度が変わって、画像に違和感が発生する等の問題が起こる。更に、動画像のように、連続的に画像を撮影した場合、撮影開始から画像の全体の輝度が徐々に低下することになる。この結果、診断や手術に用いるX線撮像装置において、このような画像違和感があると診断能の低下や誤診断につながるほか、透視画像によって手術を行うケースでは術者の作業を妨げることとなる。
一方、期間βでは、リフレッシュが効いてX線照射前の電位Vbを常に一定にすることができるようになる。即ち、撮影の直前に行うリフレッシュによって光電変換層209にかかる電圧を常に一定に保ち、感度も安定させることができる。
感度変動の起きる期間αを低減する方法として、電圧Vrefを小さくする方法が挙げられる。電圧Vrefを小さくすることでリフレッシュ量が大きくなり、少量の電荷蓄積でもリフレッシュが効くようになるため期間αを短くすることができるのである。
しかしながら、電圧Vrefを小さくすると、リフレッシュモード時にセンサバイアス線218から光電変換層209への電子の注入量が増え、リフレッシュ後の暗電流が大きくなることや、画素毎の暗電流特性のバラツキが多くなることが知られている。従って、電圧Vrefを小さくすることは、望ましい方法ではない。
また、画素に電圧を常に印加し続け、常に期間βとし続けるという方法も考えられるが、MIS型光電変換素子217に常時電圧を印加すると、その特性劣化が促進されてしまうため、装置の信頼性の関係上、好ましくない。実際に、従来のデジタルX線撮像装置では、撮影を行わないときはセンサバイアス源218、電源Vcom及び電源Vssへの電圧供給を停止して、2次元センサ103への電圧供給を行わないようにすることで2次元センサ103の特性劣化を抑えている。
このように、MIS型変換素子を有する2次元エリアセンサ(センサ部)を用いたデジタルX線撮像装置では、2次元センサに印加する電圧の制御や調整によって、感度の低下を抑制することは困難である。本願発明者は、このような上記課題を見出した。
本願発明者は、このような状況に鑑み、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図5は、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮像装置(X線撮像装置)における2次元センサ(センサ部)の1画素の構成を示す回路図である。なお、図5において、図1及び図3等と同じ符号を付したものは、同様の機能を奏する素子、回路等であり、説明は省略する。
本実施形態には、X線撮影を行う前にMIS型光電変換素子217を飽和状態にするための手段として、光源601、この光源601を発光させるための電源603、及びスイッチ605が設けられている。光源601としては、MIS型変換素子の変換層である光電変換層209が感知可能な波長の光を任意のタイミングで放出できるものを用いることができる。例えば、MIS型変換素子として、アモルファスシリコンを用いたMIS型光電変換素子であれば、LEDや冷陰極管を複数個並べたもの、導光板とLED又は冷陰極管とを組み合わせたもの、又はELデバイス等を用いることができる。また、MIS型変換素子が感知可能な波長の光には、赤外線や紫外線などの可視光以外の電磁波も含まれ得る。
更に、光源601及びX線源119を制御する制御回路604が設けられている。つまり、制御回路604は、光源601の発光/非発光を制御や、X線源119からのX線の曝射を制御できる。例えば、光源601による光照射は、予め定められた必要な時間だけ照射されるように制御回路604によって制御される。このとき、X線が誤って照射されないように、制御回路604がX線源119を曝射不可にすることが好ましい。
次に、上述のように構成された1画素における動作について、図6を参照しながら説明する。図6は、図5に示す画素中のポイントC及びDの電圧の変化を示すタイミングチャートである。図6には、電源投入直後から、X線照射とリフレッシュとを繰り返した場合のポイントCの電位Vc及びポイントDの電位Vdと共に、光電変換層209にかかる電圧(Vc−Vd)を示してある。
先ず、2次元センサに電圧を供給していない休止状態から、MIS型光電変換素子217及びTFT216に電圧を供給する撮影状態にする。この状態になると、前述のように、センサバイアス線218の電位はVsとなり、MIS型光電変換素子217に印加される電圧は数1で表される。
この状態において、光源601からMIS型光電変換素子217に可視光を照射する。この結果、光電変換層209に電荷が発生し、光電変換層209にかかる電圧が低下し始める。
このときの光源601からの可視光の照射は、MIS型光電変換素子217が完全に飽和状態になるまで行う。これにより、リフレッシュ動作によって常に一定の電圧が光電変換層209に印加されるようになり、撮影毎の感度の変動を抑制することができる。
そして、MIS型光電変換素子217が飽和状態になると、光源601からの光照射を止め、X線撮影を開始する。
なお、光源601から照射する可視光の量は、電圧Vs及び電圧Vrefや光電変換層209及び絶縁層208の容量、光の利用効率を鑑みて調節することが好ましい。また、このときの画素の駆動は、リフレッシュ動作、蓄積動作、読み出し動作を繰り返すようにしてもよく、また、読み出し動作のみを繰り返すようにしてもよい。また、光源601からの光照射の完了からX線撮影までには少なくとも1回のリフレッシュ動作が必要である。これは、光源601の光照射完了時、光電変換素子は飽和状態であるため、そのままX線撮影を行うと十分な画像が得られないためである。
また、撮影の間隔は、図6に示すような連続的なものとしてもよく、また、連続的でなくてもよい。即ち、後述の図16C又は図16Dに示すように、光電変換素子を予め飽和させるために可視光を照射する際に、断続的(パルス的)に可視光を照射してもよい。また、X線撮影とX線撮影との間にX線を照射しない撮影を行い、その画像を用いて直前に撮影したX線画像を補正してもよい。
更に、制御回路604の制御信号によって、光源601による十分な可視光の照射が終了した後に、X線が曝射可能であることを作業者に伝える表示の切り替え等を行うことが好ましい。また、X線撮影の開始前と開始後との間で、2次元センサの動作が異なる場合には、制御回路604の信号によりセンサの駆動を切り替えてもよい。
なお、制御回路604は、従来のX線撮像装置における制御コンピュータ108やプログラム/制御ボード110に持たせてもよい。また、制御コンピュータ108とプログラム/制御ボード110の動作とを組み合わせて制御回路604の機能を実現してもよい。
次に、上述の画素を9個(3×3画素)備えた2次センサ(センサ部)及びその周辺回路について説明する。図7は、図5に示す画素がマトリックス状に9個配置された2次元センサ及びその周辺回路の構成を示す回路図である。また、図8は、図7に示す2次元センサを用いたX線撮像装置の構成を示す図である。
図7に示す2次元センサ(センサ部)801は、MIS型光電変換素子217(S11〜S33)と薄膜トランジスタ(TFT)216(T11〜T33)とが3×3のマトリックス状に配置して構成されている。MIS型光電変換素子217(S11〜S33)は、蛍光体により発せられる可視光を電気信号に変換する。薄膜トランジスタ216(T11〜T33)は、MIS型光電変換素子217に蓄積された電荷を任意のタイミングで出力する。なお、図7には図示していないが、図8に示すように、MIS型光電変換素子217上には蛍光体101が設けられている。蛍光体101は、例えばGdS、Gd及び/又はCsI:T1を主成分としている。
2次元センサ801には、TFT216から出力される電荷を蓄積する容量Cfを具備したアンプAMP1〜AMP3を有し、信号を増幅する信号増幅回路802が接続されている。信号増幅回路802と2次元センサ801との間には信号線Sig1〜Sig3が設けられており、各信号線Sig1〜Sig3は、TFT216のドレイン電極に接続されている。信号増幅回路802には、アンプAMP1〜AMP3の基準電源であるAmp基準電源807が接続されている。また、信号増幅回路802の出力電圧を任意の期間保持するサンプルホールド回路803、及びサンプルホールド回路803により保持された信号をシリアルに出力するマルチプレクサ804が接続されている。サンプルホールド回路803は、マルチプレクサ804によって選択されるまでの間、信号増幅回路802から出力される電気信号を保持する。更に、マルチプレクサ804の出力を低インピーダンスで出力するバッファアンプ805、及びアナログ信号をデジタル信号へと変換するA/Dコンバータ806が接続されている。これらの信号増幅回路802、サンプルホールド回路803、マルチプレクサ804及びバッファアンプ805は、信号処理回路809に内包されている。
更に、2次元センサ801には、光電変換に必要な電源VsとMIS型光電変換素子217をリフレッシュモードにするための電源Vrefを具備するセンサ電源402が接続されている。MIS型光電変換素子217のNアモルファスシリコン層とセンサ電源402との間にはセンサバイアス線218が接続されている。センサ電源402及びAmp基準電源807は、低ノイズ電源827に内包されている。
また、2次元センサ801のTFT216のゲート電極に接続されたゲート線Vg1〜Vg3を駆動する垂直駆動回路105が設けられている。垂直駆動回路105には、TFT216をONするための電源Vcom及びTFT216をOFFするための電源Vssが接続されている。垂直駆動回路105は、Vcom電圧及びVss電圧からなる電圧パルスを、3本のゲート線Vg1〜Vg3に順次任意の時間だけ供給する。
なお、信号線Sig1〜Sig3及びセンサバイアス線218は上下の画素で共有され、ゲート線Vg1〜Vg3は左右の画素で共有されている。また、図6の制御回路604は、制御コンピュータ808に含まれているものとする。
次に、上述のように構成された2次元センサ801及びその周辺回路の駆動方法及び動作について、図10及び図11を参照しながら説明する。図9は、第1の実施形態における2次元センサ801の動作を示すタイミングチャートであり、図10は、第1の実施形態における2次元センサ801の駆動方法を示すフローチャートである。
撮影開始前、X線撮像装置は休止状態となっている(ステップS1801)。ここで、休止状態とは、2次元センサ801内のMIS型光電変換素子217及びTFT216に電圧を印加しない状態のことをいう。このような状態にしておくことで、電圧の長時間印加によって劣化が生じやすいTFT216及びMIS型光電変換素子217の寿命を長く維持することが可能となる。また、休止状態では、信号増幅回路802等の信号処理回路809でも、必要な部分を除き電源の供給を遮断して省電力化することが望ましい。
その後、作業者が必要な手順を踏んで撮影を開始すると(ステップS1802)、2次元センサ801に所定の電圧が印加され、MIS型光電変換素子217に電圧Vsが印加され、ゲート線Vg1〜Vg3に電圧Vssが印加される。また、信号増幅回路802にもAmp基準電源や駆動に必要な電圧が供給され動作状態となる(ステップS1803)。
撮影状態に移行した後、制御回路604(制御コンピュータ808)の制御によって、光源601から可視光が照射される(ステップS1804)。2次元センサ801の出力は、デジタルデータに変換され、必要な処理が行われた後、制御コンピュータ808に送られる。制御回路604は、このデータに基づいて、飽和状態に達したか否かの判断及び可視光の照射を停止させるか否かの判断を行う(ステップS1805)。なお、可視光が照射されている間には、図6に示すように、リフレッシュ動作と光電変換動作及び読み出しとを繰り返す。
なお、可視光の照射及び停止の制御に関し、例えば、予め設定された時間だけ照射を行った後に、照射を停止するようにしてもよい。ここで、可視光を照射する時間は、制御コンピュータ808にプログラムしておくことができる。そして、その照射時間の設定は、2次元センサ801の製造時に行ってもよく、製造後の設置時に行ってもよい。また、可視光照射時のMIS型光電変換素子217からの出力変動を監視し、可視光の照射停止時期を判断してもよい。
そして、制御コンピュータ808は、可視光の照射を停止させると判断したときには、ステップS1806において、照射を停止する。
そして、作業者によってX線照射が開始されるのにあわせて、2次元センサ801も撮影のための動作に入る(ステップS1807)。
ここでは、静止画の撮影を行う場合の動作について説明する。また、図9に示すように、MIS型光電変換素子217のリフレッシュ動作、蓄積動作及び読み出し動作の3つの動作によって静止画像を取得するものとする。
静止画像を取得するに当たり、先ず、センサ電源402を用いてMIS型光電変換素子217のリフレッシュを行う。ここで、センサ電源402を用いてMIS型光電変換素子217をリフレッシュするのは、静止画に必要とされる大きなダイナミックレンジを確保するためである。
このリフレッシュ動作では、先ず制御信号VSCをロウ(Lo)にしてセンサバイアス線218にリフレッシュに最適な電圧Vrefを供給する。但し、このときには、MIS型光電変換素子217のセンサバイアス線218側の電位及びセンサ下部電極層207の電位が同時に上昇するため、リフレッシュモードとならない。
リフレッシュモードにするためは、更に、垂直駆動回路105によってゲート線Vg1〜Vg3に電圧Vcomを供給してTFT216をONにし、センサ下部電極層207の電位を信号線Sig1〜Sig3の電位と等しくする。このとき、アンプAMP1〜AMP3の制御信号RCをハイ(Hi)にして信号線Sig1〜Sig3の電位を基準電位Vrにする。
なお、図9に示すタイミングチャートでは、1ライン毎に各画素のTFT216をONすることとしているが、全てのTFT216を一斉にONにしてもよい。
そして、全ての画素をリフレッシュモードにした後、TFT216をOFFし、センサ電源402の制御信号VSCをハイ(Hi)にして光電変換モードに適した電圧Vsを2次元センサ801に出力する。
このとき、リフレッシュ動作のようにセンサバイアス線218に印加した電圧を変化させただけでは、MIS型光電変換素子217は光電変換モードに切替わらない。このため、垂直駆動回路105によってTFT216をONにする。全ての画素を光電変換モードにすることでリフレッシュ動作が完了する。
リフレッシュ動作を終了した後に蓄積動作に移る。2次元センサ801が蓄積動作に移ると、X線が曝射可能であることが作業者に報知される。この報知は、例えば制御卓113、動作表示灯125又はモニタ118を介して行うことができる。
そして、作業者によって、X線源制御卓115に設けられたX線曝射スイッチが押されると、X線源119によるX線の曝射が開始され、撮影する部位や線量に応じて必要な時間だけX線が照射される。照射量はプログラム/制御ボード110が管理し、適切な照射量となった段階でX線の照射を終了する(ステップS1808)。
X線の撮影が終了すると同時にMIS型光電変換素子217に蓄積された人体の情報を担った電荷を転送する読み出し動作を開始する。読み出し動作は、例えば、MIS型光電変換素子217に蓄積された電荷を転送する準備動作であるリセット動作、及びMIS型光電変換素子217に蓄積された電荷を信号増幅回路802に転送する信号転送動作の2つの動作から構成される。
先ず、制御信号RCをハイ(Hi)にして信号増幅回路802の全ての容量Cfをリセットする。このリセット動作によって、信号増幅回路802及び信号線Sig1〜Sig3を、信号を転送するのに適した状態にし、蓄積動作時に容量Cfが蓄積する人体の情報とは無関係の信号が読み取られることを防止する。また、信号線Sig1〜Sig3電位は、蓄積動作中のゲート線Vg1〜Vg3等の電位変動の影響に伴って不安定になっているが、このリセット動作により、Amp基準電源807の基準電圧Vrにリセットされ、安定する。そして、十分な時間のリセットを行った後、制御信号RCをロウ(Lo)にしてリセットを終了する。
次に、信号転送動作を行う。MIS型光電変換素子217に蓄積した電荷を転送する信号転送動作では、先ず、垂直駆動回路105によって、ゲート線Vg1〜Vg3の電圧を順次電圧Vssから電圧Vcomへ切り替えTFT216をONにする。TFTがONすると、MIS型光電変換素子217に蓄積された電荷が信号増幅回路802の各容量Cfへと転送される。例えば、ゲート線Vg1の電圧が電圧Vcomとなると、TFT T11〜TFT T13がONになり、MIS型光電変換素子S11〜S13に蓄積されていた電荷がアンプAMP1〜AMP3へと転送される。
そして、電荷が十分に転送されるまでTFT216をONした後、ゲート線Vg1〜Vg3に印加する電圧を電圧Vssに切り替えてTFT216をOFFにして信号の転送を終了する。TFT216をONにしておく時間は、MIS型光電変換素子217の容量、TFT216のON特性及び電圧Vcomの値を考慮して設定すればよい。
信号増幅回路802への転送後には、サンプルホールド回路803の制御信号SHをハイ(Hi)にしてサンプルホールド容量SH1〜SH3に夫々接続されているアンプAmp1〜Amp3の出力をサンプルホールド容量SH1〜SH3へ転送する。制御信号SHは各アンプAmp1〜Amp3が出力している電圧をサンプルホールド容量へ十分転送するまでの間、ハイ(Hi)にしておき、転送が完了した後にロウ(Lo)にする。
サンプルホールド容量SH1〜SH3へ転送された電気信号は、図10に示すように、次のライン(下のライン)の信号転送期間中にマルチプレクサ804によって時系列的に読み出される。
これらの転送動作を全てのラインに対し行うことで、すべての画素に蓄積された電気信号を転送することができる。
電気信号の転送後には、撮影を終了するか否かに応じて動作を切り替える(ステップS1809)。撮影を終了する場合(X線照射を長時間行わない場合も含まれる)には、MIS型光電変換素子217及びTFT216の特性劣化を防ぐために、2次元センサ801を休止状態にする(ステップS1809)。休止状態に移行した場合、X線照射前には必ず光源601による可視光の照射が必要となる。
一方、X線照射を再開する場合には、リフレッシュ動作が効果的な状態が維持されているため、そのままX線照射が可能な状態とする(ステップS1807)。
このように、可視光の照射は2次元センサ801が休止状態から撮影状態に移行した場合のみ行えばよく、X線照射の度に行う必要はない。また、X線の照射及び電荷の転送の終了後に、休止状態に移行するか否かは、作業者の判断で切り替えてもよいし、また、タイマーによって予め設定された時間が経過したら休止状態に移行するようにプログラムしてもよい。更に、2次元センサ801が休止状態になっているのか、撮影状態になっているのかをモニタ118に表示し、作業者が常に認識できるようにしておくことが望ましい。
このような動作によれば、感度を低下させることなく、安定して画質が良好な静止画像を取得することができる。
なお、上述の実施形態における動作タイミング及び電圧等は、TFT216及びMIS型光電変換素子217の耐圧や特性に合わせて適切な数値を用いることが好ましい。また、リフレッシュ動作後にマルチプレクサ804を動作させない読み出し動作を行ってもよい。この動作を行うことでリフレッシュ動作直後に発生する暗電流を画像信号に含まないようにすることができ、画質の向上を図ることができる。また、図7には、3×3画素の2次元センサ801を示しているが、より多数の画素が設けられていることが好ましい。
また、可視光の照射中のリフレッシュ動作及び読み出し動作の間に蓄積動作を行ったもよい。更に、詳細は後述するが、図15(C)に示すように、可視光の照射を蓄積動作時のみに限定してもよい。
更に、上述の動作の説明では、静止画の撮影について説明しているが、第1の実施形態に係るX線撮像装置を用いて動画の撮影を行うことも可能である。この場合、動画撮影に必要なフレーム数に応じて動作タイミング及び電圧等を設定することが望ましい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図11は、本発明の第2の実施形態に係る放射線撮像装置(X線撮像装置)における2次元センサの1画素の構成を示す回路図である。
動画像を撮影するためには、光電変換素子は常に安定した感度及びダイナミックレンジを維持する必要がある。このため、フレーム毎に画素のリフレッシュを行うことが好ましい。しかし、第1の実施形態の構造では、リフレッシュは全画素一括でのみリフレッシュが可能であるため、リフレッシュ動作の時間だけフレームレートが低下してしまう。
これに対し、第2の実施形態では、リフレッシュ用TFT1004が画素毎に設けられている。リフレッシュ用TFT1004のゲートは垂直駆動回路1001に接続されたゲート線1006に接続されている。また、リフレッシュ用TFT1004のソースは、TFT216のソースに接続され、リフレッシュ用TFT1004のドレインには、リフレッシュ電源1005が接続されている。リフレッシュ電源1005は、電圧Vref2及びVrの供給が可能である。ここで、電圧Vrはアンプ401の基準電源Vrと同じ電圧である。また、電圧Vref2はアンプ401の基準電源Vrよりも高くまた、電圧Vsよりも低い電圧である。
また、第2の実施形態には、第1の実施形態における制御回路604と同様に、光源601及びX線源119を制御する制御回路1007が設けられている。制御回路1007は、光源601の発光/非発光の制御や、X線源119からのX線の曝射の制御を行う。
第2の実施形態では、このような構成を採用することにより、MIS型光電変換素子217のリフレッシュをセンサバイアス線218から印加する電圧を切り替えて行うのではなく、リフレッシュ用TFT1004を設けてリフレッシュを行うこととしている。
図111に示す回路でリフレッシュを行う際には、先ず、ゲート線1006に電圧Vcomを供給し、リフレッシュ用TFT1004をONにする。このとき、リフレッシュ電源1005からは電圧Vref2を出力するように制御信号VRCを制御する。この結果、電圧Vref2がリフレッシュ用TFT1004を介してMIS型光電変換素子217のセンサ下部電極層207に供給され、センサ下部電極層207の電位が低下して、図2(c)に示すリフレッシュモードと同じバンド状態となる。
そして、リフレッシュに十分な時間だけ電圧Vref2を供給した後、制御信号VRCを制御してリフレッシュ電源1005から電圧Vrをリフレッシュ用TFT1004に供給する。この結果、リフレッシュ用TFT1004を介してMIS型光電変換素子217のセンサ下部電極層207に電圧Vrが印可された時点でMIS型光電変換素子217が光電変換モードとなる。
その後、ゲート線1006に電圧Vssを印加してリフレッシュ用TFT1004をOFFにすることにより、リフレッシュ動作を終了する。
このようなリフレッシュ動作を行うことにより、各画素が独立してリフレッシュを行うことが可能となり、他のラインの読み出し動作時に画素のリフレッシュが可能となる。
次に、上述のように構成された1画素における動作について、図13を参照しながら説明する。図12は、図13に示す画素中のポイントE及びFの電位の変化を示すタイミングチャートである。図13には、電源投入直後から、X線照射とリフレッシュとを繰り返した場合のポイントEの電位Ve及びポイントFの電位Vfと共に、光電変換層209にかかる電圧(Ve−Vf)を示してある。
図13中の「リフレッシュ」において立ち上がっている部分は、MIS型光電変換素子217がリフレッシュされていることを示している。本実施形態におけるリフレッシュは、前述のように、リフレッシュ用TFT1004をONにし、MIS型光電変換素子217の下部電極層207側の電圧を変化させることによって行われる。従って、リフレッシュのタイミングでは、ポイントFの電位だけ変化することになる。他の部分の電圧の変化は、図6に示す第1の実施形態のものと同様である。つまり、本実施形態においても、感度の変動を抑制するために撮影を行う前に光源601から可視光を照射して、MIS型光電変換素子217を飽和状態にする原理は第1の実施形態と同様である。
次に、上述の画素を9個(3×3画素)備えた2次センサ(センサ部)及びその周辺回路について説明する。図13は、図11に示す画素がマトリックス状に9個配置された2次元センサ及びその周辺回路の構成を示す回路図である。
第2の実施形態では、図7に示す第1の実施形態と比較して、各画素にリフレッシュ用TFT1004が設けられて2次元センサ(センサ部)1002が構成され、また、リフレッシュ電源1005が付加されている。また、垂直駆動回路105に替わって、3本のゲート線Vg1〜Vg3だけでなく、3本のゲート線Vgr1〜Vgr3(1006)の駆動を行う垂直駆動回路1001が設けられている。即ち、垂直駆動回路1001は、転送用のTFT216を駆動するためのゲート線Vg1〜Vg3とリフレッシュ用TFT1004を制御するためのゲート線Vgr1〜Vgr3とを区別して駆動することができるように構成されている。更に、リフレッシュ電源1005と各画素のリフレッシュ用TFT1004とを結ぶリフレッシュラインが設けられている。他の構成は、第1の実施形態と同様である。
次に、上述のように構成された2次元センサ1002及びその周辺回路の駆動方法及び動作について、図14を参照しながら説明する。図14は、第2の実施形態における2次元センサ1002の動作を示すタイミングチャートである。
先ず、第1の実施形態と同様に、光源601からの可視光の照射を行うことにより、各画素を飽和状態とする。その後、作業者によってX線照射が開始されるのにあわせて、2次元センサ1002も撮影のための動作に入る。
ここでは、動画の撮影を行う場合の動作について説明する。
先ず、すべての画素のTFT216をOFFにし、MIS型光電変換素子217を光電変換モードにした状態でX線を照射する。この結果、MIS型光電変換素子217には、被写体を透過し蛍光体に到達したX線を受けて蛍光体が発する光の量に比例した電荷が蓄積する。
次に、MIS型光電変換素子217に蓄積された電荷を、2次元センサ1002から読み出す。最初に、制御信号RCをハイ(Hi)にして各信号線Sig1〜Sig3に接続されているアンプAMP1〜AMP3の出力をリセットする。これにより、ノイズやオフセットの原因となる積分容量Cfに蓄積した電荷を除去することができる。そして、十分な時間でアンプAMP1〜AMP3をリセットした後、制御信号RCをロウ(Lo)にしてリセット動作を終了する。
次に、ゲート線Vg1に電圧Vcomを供給し、TFT T11〜T13をONにする。これらのTFTがONになると、MIS型光電変換素子S11、S12及びS13に蓄積されている電荷が、夫々信号線Sig1〜Sig3を介してアンプMP1〜AMP3へ転送される。そして、電荷の転送に十分な時間だけTFT T11〜T13をONにした後、これらのTFT T11〜T13をOFFする。更に、TFT T11〜T13のOFFから適当な時間が経過した後、制御信号SHをハイ(Hi)にして各アンプAMP1〜AMP3の出力をサンプルホールド回路803に保持させる。
このようにして、1ライン分の読み出し動作が行われる。
サンプルホールド回路803にサンプルホールドされた電荷は、次のラインの読み出し時にマルチプレクサ804によってバッファアンプ805を介してA/Dコンバータ806へシリアルに転送される。
そして、読み出しが行われた画素のリフレッシュは次のラインの読み出し動作時に行う。このリフレッシュ動作は上述したとおりである。但し、図14に示すように画素のリフレッシュ用TFT1004のゲート線Vgr1〜Vgr3は左右の画素間で共有されているため、横1ラインずつのリフレッシュが行われる。
以上の読み出し動作及びリフレッシュ動作をすべてのラインについて行うことですべての画素の電荷転送及びリフレッシュが完了する。更に、図15の駆動を繰り返し行うことで動画を撮影することができる。即ち、動画像の撮影に必要な、読み出し動作及びリフレッシュ動作が横方向の1ライン毎に連続的に行うことができるため、フレームレートの向上が可能となる。
なお、リフレッシュ用TFT1004をON/OFFするタイミングは、必ずしも次のラインの転送用TFT216のON/OFFと一致させる必要はない。また、各電源電圧は、MIS型光電変化素子217及びTFT216の特性や撮像装置として求められる転送能力や暗電流を満たすように選択することが好ましい。
また、上述の動作の説明では、動画の撮影について説明しているが、第2の実施形態に係るX線撮像装置を用いて静止画の撮影を行うことも可能である。この場合、リフレッシュ用TFT1004をOFFにして使用すればよい。従って、動画撮影を行った後に静止画撮影を行うことも可能である。このようなシーケンスは、例えば、消化器系の透視撮影時に一般的に行われるシーケンスである。この際には、図14のタイミングチャートに沿って動画(透視)を撮影し、静止画を撮影するときには、リフレッシュ用TFT1004をOFFにした状態にして、図10のタイミングチャートに沿って動作させればよい。
ここで、制御回路604又は1007による飽和状態の判断について説明する。上述のように、可視光の照射は、各画素を飽和状態とした後に停止させる。この制御は、経過時間等に基づいて行ってもよいが、可視光照射時のMIS型光電変換素子217の出力変動を監視し、この結果に基づいて行うことも可能である。図15(A)〜図15(D)は、可視光照射時の2次元センサの駆動と2次元センサの出力との関係を示すタイミングチャートである。
図15(A)は、リフレッシュを行った後に連続してある回数の読み出しを行う駆動を繰り返した場合の2次元センサの出力を示している。図15(A)に示すように、リフレッシュ後に読み出し(F1〜Fn)を繰り返すと、2次元センサの出力は徐々に低下する。これは、前述のように、徐々に光電変換素子に電荷が蓄積して感度が低下してくるためである。従って、フレームF1とフレームFnとの出力差を監視することで、可視光の照射停止時期を判断することができる。例えば、フレームF1とフレームFnとの出力差がある規定値に達したことを条件に照射を停止することとしてもよい。また、フレームF1とフレームFnとの出力差が安定したこと、即ち変動が規定値よりも小さくなったことを条件に照射を停止することとしてもよい。なお、光電変換素子が飽和状態に達して2次元センサの出力が非常に小さくなるには数フレームから数十フレームの動作が必要であり、必要なフレーム数は電圧Vs及び可視光の照射量に依存する。
図15(B)は、図15(A)と同様に、可視光照射時の2次元センサの駆動とその出力を示した図であるが、リフレッシュと読み出しとを交互に繰り返す点で図15(A)と相違する。この駆動方法では、フレームF1の信号を監視し、信号の変化が規定値よりも小さくなったことを条件に、可視光の照射を停止することとすればよい。
また、光源601の応答特性が良いものであれば、図15(C)に示すように、リフレッシュと読み出しとの間に蓄積動作を行うようにし、蓄積動作中に光源601を発光させるという駆動方法を採用してもよい。この駆動方法によれば、より正確に2次元センサの出力変動を監視することができる。なお、この駆動方法を採用する場合にも、例えばフレームF1の信号を監視し、信号の変化が規定値よりも小さくなったことを条件に、可視光の照射を停止することとすればよい。
更に、図15(D)に示すように、可視光照射後の読み出しの後に、可視光を照射しない読み出し動作を行い、その時の信号で前の信号を引き算した出力、即ちフレームF1とフレームF2との差分値を監視してもよい。この方法によれば、光電変換素子の暗電流及び残像等の誤差の要因となる成分が除去され、より高精度で出力変動を監視することができる。なお、この駆動方法を採用する場合には、例えば差分値が規定値よりも小さくなったことを条件に、可視光の照射を停止することとすればよい。
次に、X線撮像装置の実装形態について説明する。図16は、本発明の実施形態に係るX線撮像装置の実装形態の一例を示す図である。アルミニウム合金又はマグネシウム合金等から形成された筐体1401内に、蛍光体1402及び2次元センサが形成されたガラス基板1403が収納されている。信号増幅回路802、サンプルホールド回路803及びマルチプレクサ804が内包されたIC1406がテープキャリアパッケージ(TCP:Tape carrier package)1405を介してガラス基板1403に接続されている。また、ICはTCP1405を介して、中継ボード1407、A/Dボード1408及びシステムボード1409等に接続されている。中継ボード1407は、IC1406からの信号や、各種電源、制御信号の受け渡しをする。A/Dボード1408は、A/Dコンバータ806を内包しており、2次元センサからの信号をデジタル信号に変換する。システムボード1409は、2次元センサ及び各種ボードの制御を行う。また、各ボード間が信号ケーブル1410によって電気的に接続されている。そして、サポート基板1404によって各ボードが固定されている。これらから撮影部が構成されている。
筐体1401内には、光源601に相当する光源1412が更に実装されている。光源トレイ1416上に導光板1411が配置され、導光板1411の両端に光源1412が配置されている。また、導光板1411と光源トレイ1416との間には、光源1412から発せられた光を漏れなくガラス基板1403に向けて送るための反射シート1413が配置されている。更に、導光板1411からの光を均等に拡散させるためのプリズムシート1415及び拡散シート1414が配置されている。このようにして光源ユニットが構成されている。光源1412としては、発光のON/OFFが容易なLEDを用いることが好適であるが、冷陰極管を用いてもよい。
このように構成されたX線撮像装置では、光源1412から発せられた可視光1418は、が導光板1411内を伝播すると共に、その過程で導光板1411内に設けられた反射パターンによって直上方向へと反射される。このとき、導光板1411の下面に逃げようとする光は反射シートによって導光板1411へと戻される。そして、導光板1411によって直上方向へ反射された光及び導光板1411の上方へ逃げた光がプリズムシート1415及び拡散シート1414によって拡散され、均一にガラス基板1403へと照射される。なお、反射シート1413、拡散シート1414及びプリズムシート1415は必ずしも必要なものではなく、必要に応じて用いればよい。
また、図17に示すように、有機EL又は無機ELのような面発光デバイス1501を用いてもよい。この場合、面発光デバイス1501上に拡散シート1502を配置し、その内部を可視光1503が伝播するようにする。また、面発光デバイス1501として、図18に示すように、LED1602がプリント基板1601上に2次元的に配列されたものを用いてもよい。
次に、本発明の実施形態に係るX線撮影装置のX線画像撮影システムへの応用例について説明する。図19は、X線画像撮影システムの構成を示す模式図である。
X線チューブ6050(X線源119)で発生したX線6060は患者又は被験者6061の胸部6062を透過し、X線撮像装置を内部に備えたイメージセンサ6040に入射する。この入射したX線には患者6061の体の内部の情報が含まれている。X線の入射に対応してシンチレータ(蛍光体)は発光し、これをセンサーパネルの光電変換素子が光電変換して、電気的情報を得る。イメージセンサ6040は、この情報を電気信号(デジタル信号)としてイメージプロセッサ6070に出力する。画像処理手段としてのイメージプロセッサ6070は、受信した信号に対して画像処理を施して、制御室の表示手段であるディスプレイ6080に出力する。ユーザは、ディスプレイ6080に表示された画像を観察して、患者6061の体の内部の情報を得ることができる。なお、イメージプロセッサ6070は、制御手段の機能も有しており、動画/静止画の撮影モードを切り換えたり、X線チューブ(X線発生装置)6050の制御を行ったりすることも可能である。
また、イメージプロセッサ6070は、イメージセンサ6040から出力された電気信号を電話回線6090等の伝送処理手段を介して遠隔地へ転送し、ドクタールーム等の別の場所にある表示手段(ディスプレイ)6081に表示することもできる。また、イメージセンサ6040から出力された電気信号を光ディスク等の記録手段に保存し、この記録手段を用いて遠隔地の医師が診断することも可能である。また、記録手段となるフィルムプロセッサ6100によりフィルム6110に記録することもできる。更に、医師は、ディスプレイ6081に表示された画像を拡大・縮小することができ、好みの濃度に画像処理することもでき、別の画像と差分等の処理を行うこともでき、これらに基づいて診断することができる。
なお、本発明の実施形態は、例えばコンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
本発明は、医療用の診断や工業用の非破壊検査等に用いて好適な放射線撮像装置に好適に用いられる。
MIS型光電変換素子を用いた画素の構造を示す断面図である。 MIS型光電変換素子のエネルギーバンド図である。 X線撮像装置における2次元センサの1画素の構成を示す回路図である。 図3に示す画素中のポイントA及びBの電位の変化を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る放射線撮像装置(X線撮像装置)における2次元センサの1画素の構成を示す回路図である。 図5に示す画素中のポイントC及びDの電位の変化を示すタイミングチャートである。 図5に示す画素がマトリックス状に9個配置された2次元センサの構成を示す回路図である。 図7に示す2次元センサを用いたX線撮像装置の構成を示す図である。 第1の実施形態における2次元センサ801の動作を示すタイミングチャートである。 第1の実施形態における2次元センサ801の駆動方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る放射線撮像装置(X線撮像装置)における2次元センサの1画素の構成を示す回路図である。 図11に示す画素中のポイントE及びFの電位の変化を示すタイミングチャートである。 図11に示す画素がマトリックス状に9個配置された2次元センサ及びその周辺回路の構成を示す回路図である。 第2の実施形態における2次元センサ1002の動作を示すタイミングチャートである。 可視光照射時の2次元センサの駆動と2次元センサの出力との関係の例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態に係るX線撮像装置の実装形態の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るX線撮像装置の実装形態の他の例を示す図である。 面発光デバイスの一例を示す図である。 X線画像撮影システムの構成を示す模式図である。
符号の説明
105 垂直駆動回路
119 X線源(X線発生装置)
208 絶縁層
209 光電変換層
216 TFT
217 MIS型光電変換素子
218 センサバイアス線
219 信号線
220 ゲート線
401 アンプ
402 センサ電源
601 光源
603 電源
604 制御回路
605 スイッチ

Claims (13)

  1. MIS型変換素子を有する画素を含み、放射線から画像信号を取得するためのセンサ部と、前記MIS型変換素子が感知可能な波長の光前記MIS型変換素子に照射する光源と、少なくとも前記光源を制御する制御回路と、を有する放射線撮像装置であって、
    前記制御回路は、前記センサ部に放射線が照射される前に、前記MIS型変換素子が飽和状態となるまで前記MIS型変換素子に前記光を照射するよう前記光源を制御することを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記制御回路は、前記センサ部に放射線が照射される前に、前記MIS型変換素子が飽和状態となるまで前記MIS型変換素子に繰り返し前記光を照射するよう前記光源を制御することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記制御回路は、前記MIS型変換素子が飽和状態であることを判断して前記光源からの光の照射を終了するよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記制御回路は、前記光が照射された前記センサ部からの信号に基づいて前記MIS型変換素子が飽和状態であることを判断して前記光源からの光の照射を終了するよう制御することを特徴とする請求項3に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記制御回路は、前記センサ部に前記光が照射された時間に基づいて前記MIS型変換素子が飽和状態であることを判断して前記光源からの前記光の照射を終了するよう制御することを特徴とする請求項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記制御回路は、前記MIS型変換素子に電圧を供給していない休止状態から前記MIS型変換素子に電圧を供給する撮影状態になった後、前記MIS型変換素子が飽和状態となるまで前記MIS型変換素子に前記光を照射するよう前記光源を制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記センサ部を駆動する駆動回路と、前記検出手段からの前記画像信号を読み出すための信号処理回路と、を更に含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記センサ部は、少なくとも前記MIS型変換素子とトランジスタを含む前記画素が2次元に配列されており、前記MIS型変換素子、アモルファスシリコンの光電変換層を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記MIS型変換素子の前記センサ部に放射線が入射する側に配置され、前記放射線を前記光に変換する蛍光体を更に有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  10. 前記MIS型変換素子に基準電圧を供給するための電源と、前記MIS型変換素子にリフレッシュ用の電圧を供給するための電源と、を更に有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  11. 前記画素は、前記MIS型変換素子にリフレッシュ用の電圧を供給するための電源と前記MIS型変換素子との間に接続されたトランジスタを有することを特徴とする請求項10に記載の放射線撮像装置。
  12. 放射線撮像装置の制御方法であって、MIS型変換素子を有する画素を含むセンサ部に、前記MIS型変換素子が飽和状態となるまで光源から前記MIS型変換素子が感知可能な波長の光を照射する工程と、前記工程の後に、前記センサ部に放射線が照射され画像信号が取得される工程と、を有する制御方法。
  13. MIS型変換素子を有する画素を含むセンサ部に前記MIS型変換素子が飽和状態となるまで光源から前記MIS型変換素子が感知可能な波長の光を照射させた後、前記センサ部に照射された放射線に基づく画像信号を取得することを放射線撮像装置に実行させるプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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