JP2008212644A - 放射線撮像装置及びその駆動方法、並びに放射線撮像システム - Google Patents

放射線撮像装置及びその駆動方法、並びに放射線撮像システム Download PDF

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Abstract

【課題】検出器に入射する放射線量の如何にかかわらず、十分な画質を有する出力画像の取得を実現する。
【解決手段】X線発生装置200から照射され、被写体300を透過したX線201を画像信号として検出する平面型検出器110と、平面型検出器110で検出した画像信号を増幅して読み出す読み出し手段120と、平面型検出器110に入射するX線のX線量に応じた前記画像信号のSN比が当該画像信号に対して要求されるSN比で得られるように、X線発生装置200、平面型検出器110および読み出し手段120のうちの少なくとも1つの制御を行う制御手段140を具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を画像信号として検出する検出器を備えた放射線撮像装置及びその駆動方法、並びに、当該放射線撮像装置と放射線発生装置とを具備する放射線撮像システムに関するものである。
近年、ガラスなどの絶縁基板上に成膜し形成したアモルファスシリコンを材料とし、光電変換素子とスイッチ素子で構成される画素を2次元状に配置したセンサアレーを有する平面型検出器が開発され、医療用のX線撮像装置などに応用されている。
このような平面型検出器を利用したX線撮像装置については、例えば、下記の特許文献1などに示されている。以下に、この特許文献1等の従来のX線撮像装置を含むX線撮像システムについて図を用いて説明する。
図20は、従来のX線撮像システムにおける概略構成図である。
図20に示す従来のX線撮像システムは、X線発生装置200、平面型検出器401、信号処理手段402、表示手段403、採光部404、光検出器405、増幅器406及びX線条件制御部407を具備して構成されている。
図20に示すX線撮像システムでは、X線発生装置200から被写体300にX線201が照射され、被写体300を透過したX線201が平面型検出器(FPD:Flat Panel Detector)401に入射する。この平面型検出器401で検出した画像信号は、信号処理手段402で処理された後、当該画像信号に基づく画像が表示手段403に表示される。
また、採光部404では、平面型検出器401を透過したX線量を検出する。そして、採光部404で検出されたX線量の情報は、光検出器405及び増幅器406を介してX線条件制御部407に送られる。そして、X線条件制御部407では、平面型検出器401を透過するX線量が一定になるように、X線発生装置200のX線照射条件を制御している。
また、特許文献1では、平面型検出器の代わりにイメージインテンシファイヤ(I.I.)の検出器と光学系を設けて、同様にX線量が一定になるようにX線発生装置のX線照射条件を制御することが示されている。
また、下記の特許文献2には、X線照射条件に応じて、前段処理回路のダイナミックレンジにおさまるように、当該前段処理回路の特性を変えるようにした技術が示されている。
特開平8−299316号公報 特開平11−94532号公報
一般に、手術や医療診断などに用いる透視撮影可能なX線撮像装置においては、被写体への被曝線量が低く、かつ、出力画像が十分な画質を有していることが要求される。
しかしながら、特許文献1の技術では、検出器に入射するX線量が一定となるように、X線発生装置のX線照射条件を制御するものであるため、検出器に入射するX線量の値によっては、十分な画質を有する出力画像が得られないという問題がある。
また、特許文献2の技術では、前段処理回路のダイナミックレンジにおさまるように、当該前段処理回路の特性を変えるようにしているが、やはり、検出器に入射するX線量によっては、十分な画質を有する出力画像が得られないという問題がある。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、検出器に入射する放射線量の如何にかかわらず、十分な画質を有する出力画像の取得を実現することを目的とする。
本発明の放射線撮像装置は、放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を画像信号として検出する検出器と、前記検出器で検出した画像信号を増幅して読み出す読み出し手段と、前記画像信号が当該画像信号に対して要求されるSN比で得られるように、前記放射線発生装置、前記検出器および前記読み出し手段のうちの少なくとも1つの制御を行う制御手段とを有し、前記制御手段は、前記放射線の放射線量が、前記画像信号のノイズ成分に対して前記放射線の放射線量に応じた第1のノイズ成分が支配的になる第1の領域にある場合、前記放射線量を変更する変更制御を行い、前記放射線の放射線量が、前記画像信号のノイズ成分に対して前記検出器または前記読み出し手段に固有の第2のノイズ成分が支配的になる第2の領域にある場合、前記検出器の増幅率および前記読み出し手段の増幅率のうちの少なくとも一方を変更する変更制御を行う。
本発明の放射線撮像装置の駆動方法は、放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を画像信号として検出する検出器と、前記検出器で検出した画像信号を読み出す読み出し手段とを備えた放射線撮像装置の駆動方法であって、前記検出器で検出した画像信号を増幅して読み出す読み出しステップと、前記画像信号が当該画像信号に対して要求されるSN比で得られるように、前記放射線発生装置、前記検出器および前記読み出し手段のうちの少なくとも1つの制御を行う制御ステップとを有し、前記制御ステップでは、前記放射線の放射線量が、前記画像信号のノイズ成分に対して前記放射線の放射線量に応じた第1のノイズ成分が支配的になる第1の領域にある場合、前記放射線量を変更する変更制御を行い、前記放射線の放射線量が、前記画像信号のノイズ成分に対して前記検出器または前記読み出し手段に固有の第2のノイズ成分が支配的になる第2の領域にある場合、前記検出器の増幅率および前記読み出し手段の増幅率のうちの少なくとも一方を変更する変更制御を行う。
本発明によれば、検出器に入射する放射線量の如何にかかわらず、十分な画質を有する出力画像を取得することができる。
−本発明の骨子−
本発明者は、検出器に入射する放射線量の如何にかかわらず、十分な画質を有する出力画像の取得を実現すべく、以下に示す本発明の骨子を想到した。
本発明者は、まずはじめに、X線を画像信号として検出する検出器の種類によるSN特性の差異について検討を行った。
図1は、本発明を説明するためのX線撮像システム(放射線撮像システム)の概略構成図である。
図1に示すX線撮像システムでは、X線発生装置(放射線発生装置)200から被写体300にX線が照射され、被写体300を透過したX線が検出器110に入射する。ここで、検出器110としては、平面型検出器又はイメージインテンシファイヤ(I.I.)を適用可能であるが、以降の説明では、平面型検出器110として説明を行う。被写体300を透過したX線が平面型検出器110に入射すると、平面型検出器110において入射したX線を画像信号として検出する。そして、平面型検出器110で検出した画像信号は、読み出し手段120に読み出される。読み出し手段120では、可変ゲイン増幅器121において画像信号を例えばG倍の増幅率で増幅可能としている。また、可変ゲイン増幅器121で増幅された画像信号は、A/Dコンバータ122においてアナログ信号からデジタル信号に変換されて出力されるようになっている。
次に、図5を用いて本発明に係るX線撮像装置(放射線撮像装置)の平面型検出器110及び読み出し手段120の内部における例示的な回路構成を説明する。
図5は、本発明に係るX線撮像装置(放射線撮像装置)において、平面型検出器110及び読み出し手段120の内部の詳細な回路構成の一例を示す模式図である。
図5に示すように、平面型検出器110は、センサアレー111と、駆動回路部112と、バイアス(Vs)電源113とを有して構成されている。
センサアレー111は、絶縁性基板であるガラス基板上に形成されており、変換素子(S11〜Smn)とスイッチ素子(T11〜Tmn)とをそれぞれ1つずつ含む画素111aが2次元行列(2次元マトリクス)状に配置されている。ここで、変換素子S11〜Smnは、入射したX線を電気信号(電荷)に変換するものであり、例えば、アモルファスシリコンからなるPIN型のフォトダイオード及びシンチレータを有して形成されている。また、スイッチ素子T11〜Tmnは、各変換素子S11〜Smnで生成された電荷に基づく画像信号を読み出し手段120に転送するものであり、例えば、薄膜トランジスタ(TFT)から形成されている。
各変換素子S11〜Smnの共通電極側(図5では、フォトダイオードのカソード側)には、共通のバイアス配線を介してバイアス電源113からバイアス電圧Vsが印加されるように構成されている。
また、センサアレー111には、各スイッチ素子T11〜Tmnのゲート電極を行方向に接続する駆動配線Vg1〜Vgmが設けられており、各駆動配線Vg1〜Vgmは、シフトレジスタなどで構成される駆動回路部112に接続されている。更に、センサアレー111には、各スイッチ素子T11〜Tmnのソース電極を列方向に接続する信号配線Sig1〜Signが設けられており、各信号配線Sig1〜Signは、読み出し手段120に接続されている。
駆動回路部112は、各駆動配線Vg1〜Vgmに対して駆動信号を供給することにより、当該各駆動配線Vg1〜Vgmに接続された各スイッチ素子をオンさせて、当該各スイッチ素子を駆動させる。
読み出し手段120は、各信号配線Sig1〜Signを介して各画素111aから画像信号の読み出しを行う。読み出し手段120は、演算増幅器A1〜An、帰還容量(積分容量)Cf、サンプルホールド容量CSH、アナログマルチプレクサ123、可変ゲイン増幅器121及びA/Dコンバータ122を有して構成されている。更に、読み出し手段120は、リセット(RC)用スイッチ、各演算増幅器A1〜An毎に帰還容量Cfの切り替えを行うための切替スイッチSW1〜SW3及びサンプルホールド(SH)用スイッチ等の各種スイッチを有している。
制御手段140は、読み出し手段120内の可変ゲイン増幅器121におけるゲインや読み出し手段120内の帰還容量Cfを制御することで、読み出し手段120の増幅率を制御している。ここで、図5に示す例では、各切替スイッチSW1〜SW3に接続されている帰還容量Cfは同等の容量となっており、制御手段140で各切替スイッチSW1〜SW3をいくつオンさせるかによって、読み出し手段120の増幅率を変更できるようになっている。なお、本発明に係る実施形態においては、この形態に限らず、例えば、各切替スイッチSW1〜SW3にそれぞれ容量の異なる帰還容量を接続し、各切替スイッチSW1〜SW3を1つだけオンさせて、読み出し手段120の増幅率を変更する形態であってもよい。
図5に示すように、読み出し手段120の増幅率を複数のパターンで制御可能であることは、読み出し手段120の帯域及びダイナミックレンジを考慮すると、より望ましい形態である。
また、X線発生装置200は、制御手段140からのX線制御信号に応じて、被写体300に照射するX線201のX線量を調整可能に構成されている。
ここで、X線撮像装置のSN比(S/N)特性を決めるノイズ成分について説明する。図1及び図5に示されたX線撮像装置におけるノイズ成分には、主として以下の2種類がある。
[1]X線量子ノイズ(σq):検出器への入射X線量子数Nの平方根に比例するノイズ(標準偏差)
[2]システムノイズ(σs):検出器又は読み出し手段に固有のノイズ(標準偏差)
本発明においては、X線量子ノイズσqを放射線の放射線量に応じたノイズ成分である第1のノイズ成分とし、システムノイズσsを検出器又は読み出し手段に固有のノイズ成分である第2のノイズ成分とする。ここで、システムノイズσsについて説明する。システムノイズσsは、光電変換素子のダーク電流によるショットノイズ(図5のS11〜Smnに起因)、スイッチ素子の熱ノイズ(図5のT11〜Tmnに起因)、配線抵抗の熱ノイズ(図5のSig1〜Signに起因)、演算増幅器のノイズ(図5のA1〜Anに起因)、増幅器のノイズ(図5の可変ゲイン増幅器121に起因)、A/D量子化ノイズ(図5のA/Dコンバータ122に起因)など、複数の要因で構成される。本発明では、システムノイズσsが増幅率に依存しない場合について説明している。これはシステムノイズを構成する複数の要因の中で、A/D量子化ノイズが支配的な場合に相当する。
上記[1]及び[2]のノイズはそれぞれ独立であるため、統計によりX線撮像装置全体のノイズσallは、以下の数式1に示すように表せる。
σall={(σq)2+(σs)21/2 ・・・(数式1)
また、読み出し手段120が平面型検出器110の画像信号に対して増幅率Gをかけて読み出しを行う場合には、X線撮像装置全体のノイズσallは、以下の数式2に示すように表せる。
σall={(G・σq)2+(σs)21/2 ・・・(数式2)
一方で、X線撮像装置全体としての出力信号Sallは、読み出し手段120の増幅率G、平面型検出器110単体の出力信号Sの場合には、検出器の種類にかかわらず、以下の数式3に示すように表せる。
all=G・S ・・・(数式3)
そして、X線撮像装置全体のSN比(S/N)は、以下の数式4に示すように表せる。
X線撮像装置全体のSN比=Sall/σall ・・・(数式4)
これらを踏まえた上で、本発明者は、σq>>σsの検出器及びσsが比較的大きい検出器を用いた場合の撮像装置のSN比(S/N)特性と、読み出し手段120の増幅率との関係について考察を行った。
図2は、σq>>σsの検出器を用いた場合の当該検出器への入射X線量とX線撮像装置全体のSN比(S/N)との関係を示す特性図である。また、図3は、検出器に固有のシステムノイズσsが比較的大きい検出器を用いた場合の当該検出器への入射X線量とX線撮像装置全体のSN比(S/N)との関係を示す特性図である。なお、図2及び図3では、読み出し手段120における増幅率(ゲイン)をパラメータとしてその特性を示している。
(1)σq>>σsの検出器を用いた場合
この場合、図2に示すように、基本的にすべてのX線量域で、σq>>σsの関係が成り立つ場合が多く、SN比(S/N)は、読み出し手段120の増幅率の影響を受けずに、入射X線量子数に対して一定の傾きで推移する。すなわち、この場合、SN比(S/N)を向上させるためには、読み出し手段120の増幅率を増加させることは効果がなく、被写体300に照射するX線量を増加させることのみが有効である。
(2)検出器に固有のシステムノイズσsが比較的大きい検出器を用いた場合
この場合、図3に示すように、検出器に固有のノイズσsが比較的大きいため、X線撮像装置のSN比(S/N)は、読み出し手段120の増幅率に依存する。具体的には、X線量が比較的少ない領域において、検出器に固有のノイズσsのために急激にSN比(S/N)が低下する場合がある。ここで、X線量が比較的少ない領域とは、X線量子ノイズσqがシステムノイズσsより小さくなるようなX線量の領域である。特に、X線撮像装置全体のノイズσallに対してシステムノイズσsがX線量子ノイズσqに比べて支配的になるようなX線量が少ない低X線量の領域においては、システムノイズσsのための急激なSN比の低下がより顕著になる。ここで、低X線量の領域とは、X線量子ノイズσqとシステムノイズσsが、例えば、2σq≦σsの関係となるようなX線量の領域である。このようなX線量が比較的少ない領域においては、読み出し手段120の増幅率を上げると、SN比(S/N)が向上する。特に、低X線量の領域においては、読み出し手段120の増幅率を上げると、SN比がより顕著に向上する。また、X線量が比較的多い領域では、SN比(S/N)は、読み出し手段120の増幅率への依存度が低下する。ここで、X線量が比較的多い領域とは、システムノイズσsがX線量子ノイズσqより小さくなるようなX線量の領域である。特に、X線撮像装置全体のノイズσallに対してX線量子ノイズσqがシステムノイズσsに比べて支配的になるようなX線量が多い高X線量の領域においては、SN比(S/N)は読み出し手段120の増幅率に依存しなくなる。ここで、高X線量の領域とは、X線量子ノイズσqとシステムノイズσsが、例えば、σq≧2σsの関係となるようなX線量の領域である。すなわち、固有のシステムノイズσsが比較的大きい検出器を備えたX線撮像装置では、SN比(S/N)の最適化のためにσq>>σsの検出器を用いたX線撮像装置とは異なる制御が必要である。なお、高X線量の領域は本発明における第1の領域に相当し、低X線量の領域は本発明における第2の領域に相当するものである。
そこで本発明者は、検出器を備えたX線撮像装置では、入射するX線量に応じた画像信号のSN比が得られるように、X線発生装置200からのX線量及び読み出し手段120の増幅率のうちの少なくともいずれか一方を変更する変更制御を行うようにした。すなわち、本発明者は、入射するX線量に応じた画像信号のSN比が得られるように、X線発生装置200からのX線量及び読み出し手段120の増幅率を制御することを案出した。
例えば、平面型検出器110に入射するX線量が比較的少ない領域では、SN比を向上させるためには、読み出し手段120の増幅率を増加させる変更制御を行うことが効果的である。また、SN比を低下させるためには、読み出し手段120の増幅率を減少させる変更制御を行うことが効果的である。つまり、平面型検出器110に入射するX線量が比較的少ない領域では、SN比(S/N)の最適化のためには、読み出し手段120の増幅率を変更する変更制御を行うことが効果的である。特に、平面型検出器110に入射するX線量が少ない低X線量の領域においては、SN比(S/N)の最適化のためには、読み出し手段120の増幅率を変更する変更制御を行うことがより望ましい。なお、本発明においては、平面型検出器110に入射するX線量が少ない低X線量の領域において、読み出し手段120の増幅率を変更する変更制御に加えて(或いは替えて)、平面型検出器110の増幅率を変更する変更制御を行うことも可能である。
逆に、平面型検出器110に入射するX線量が比較的多い領域では、SN比を向上させるためには、被写体300に照射するX線量を増加させる変更制御を行うことが効果的である。また、SN比を低下させるためには、被写体300に照射するX線量を減少させる変更制御を行うことが効果的である。つまり、平面型検出器110に入射するX線量が比較的多い領域では、SN比(S/N)の最適化のためには、被写体300に照射するX線量を変更する変更制御を行うことが効果的である。特に、平面型検出器110に入射するX線量が多い高X線量の領域においては、SN比(S/N)の最適化のためには、X線量を変更する変更する変更制御を行うことがより望ましい。
なお、低X線量の領域と高X線量の領域との間の領域では、SN比(S/N)の最適化のためには、読み出し手段120の増幅率と被写体300に照射するX線量の両方を変更する変更制御を行うことがより効果的である。ここで、低X線量の領域と高X線量の領域との間の領域は、X線量が比較的少ない領域やX線量が比較的多い領域などであり、本発明における第3の領域に相当するものである。
−本発明を適用した具体的な実施形態−
以下、上述した本発明の骨子を踏まえた具体的な実施形態について説明する。なお、以下に示す本発明の諸実施形態の説明においては、放射線としてX線を適用した例を示すが、本発明においてはこれに限定されず、例えば、放射線として、可視光等の電磁波やα線、β線、γ線なども含まれるものとする。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図4は、第1の実施形態に係るX線撮像システム(放射線撮像システム)の概略構成図である。
図4に示すように、第1の実施形態に係るX線撮像システムは、被写体300に対してX線201を照射するX線発生装置200と、被写体300を透過したX線201を画像信号として撮像するX線撮像装置(放射線撮像装置)100とを有して構成されている。
図4に示すように、X線撮像装置100は、平面型検出器110、読み出し手段120、線量モニタ130、制御手段140、信号処理手段150、表示手段160、記憶手段170及び操作入力手段180を有して構成されている。
平面型検出器110は、X線発生装置200から照射され、被写体300を透過したX線201を画像信号として検出する。なお、この平面型検出器110における内部の詳細な回路構成については、図5に示すようになっている。
読み出し手段120は、可変ゲイン増幅器121及びA/Dコンバータ122を含んで構成されており、平面型検出器110で検出した画像信号を増幅等の処理を行って読み出す。より具体的に、読み出し手段120では、可変ゲイン増幅器121において画像信号を例えばG倍の増幅率で増幅可能としている。また、可変ゲイン増幅器121で増幅された画像信号は、A/Dコンバータ122においてアナログ信号からデジタル信号に変換されて出力されるようになっている。なお、この読み出し手段120における内部の詳細な回路構成については、図5に示すようになっている。
線量モニタ(放射線量検出手段)130は、平面型検出器110の近傍に設けられており(図4では、平面型検出器110の裏面に配置)、医師や技師など撮影者による関心領域(ROI)のX線量を検出(モニタ)する。
制御手段140は、X線撮像システムにおける動作を統括的に制御するものであり、必要に応じて、当該X線撮像システムにおける各構成部(110〜130、150〜180及び200)の動作を制御する。
本実施形態の制御手段140は、線量モニタ130で検出されたX線量に係る情報に応じて、読み出し手段120の増幅率、及び、X線発生装置200から照射するX線201のX線量を制御可能に構成されている。具体的に、制御手段140は、読み出し手段120内の可変ゲイン増幅器121におけるゲインや読み出し手段120内の帰還容量Cfを制御することで、読み出し手段120の増幅率を制御する。また、制御手段140は、X線発生装置200の管電圧、管電流、照射するX線201のパルス幅、絞り、フィルタ等のX線照射条件を制御することで、X線発生装置200から照射するX線201のX線量を制御する。
より詳細に制御手段140は、線量モニタ130で検知された「平面型検出器110に入射するX線量」に応じて、不図示のルックアップテーブルや演算手段などを用いて画像信号を増幅する際の増幅率及び被写体300に照射するX線201のX線量を算出する。そして、制御手段140は、算出したX線量に応じて予め定められたSN比(S/N)を満たすように、読み出し手段120の増幅率とX線発生装置200から照射するX線201のX線量とのうちの少なくとも一方を変更するように制御して、画質の調整を行う。なお、本実施形態における出力信号Sは、関心領域の出力の平均値、関心領域の出力の最小値、及び関心領域の出力の最大値のうちのいずれか1つに相当する。また、本実施形態におけるノイズ成分Nは、関心領域の出力の標準偏差、及び、複数フレーム間の関心領域の出力の差分の標準偏差のうちのいずれか1つに相当する。そして、本発明のSN比は、上記のいずれかの出力信号Sをノイズ成分Nで除算して得られた比率である。
ここでは、予め定められたSN比(S/N)を満たすように、X線発生装置200のX線照射条件の制御によるX線量及び読み出し手段120の増幅率を制御する場合について説明した。
しかしながら、本実施形態においては、これらの構成に加えて、操作入力手段180を設けており、例えば、当該操作入力手段180から撮影者が要求するSN比(すなわち要求画質)を設定できるように構成されている。この場合、制御手段140は、線量モニタ130からの関心領域のX線量に係る情報と、操作入力手段180から入力された要求SN比(要求画質)に係る情報に基づいて制御を行う。具体的に、制御手段140は、これらの情報に基づいて、ルックアップテーブルや演算手段などを用いて、X線発生装置200のX線照射条件の制御によるX線量及び読み出し手段120の増幅率を決定し、制御を行う。
信号処理手段150は、例えば、プロセッサ、メモリなどで構成されており、制御手段140による制御に基づいて、読み出し手段120から出力された画像信号に対して所定の画像処理を行い、画像データを生成する。
そして、信号処理手段150で生成された画像データは、制御手段140による制御に基づいて、記憶手段170に記憶され、或いは、当該画像データに基づく画像が表示手段160に表示される。
次に、第1の実施形態に係るX線撮像装置100の駆動方法について説明する。
図6は、第1の実施形態に係るX線撮像装置(放射線撮像装置)100の駆動方法を示すタイミングチャートである。ここで、第1の実施形態に係るX線撮像装置は、先に説明した図5に示された平面型検出器110及び読み出し手段120を用いている。
はじめに、予め設定されたX線照射条件でX線発生装置200から被写体300にX線201が照射され、被写体300を透過したX線が平面型検出器110に入射する。更に、不図示のタイミング発生装置からのリセット(RC)信号により、演算増幅器A1〜Anに設けられたリセット(RC)用スイッチがオンして、帰還容量(積分容量)Cf及び各信号配線Sig1〜Signが基準電位(Vref電位)にリセットされる。
続いて、まず、駆動回路部112から駆動配線Vg1に駆動信号が供給され、駆動配線Vg1に接続された1行目のスイッチ素子T11〜T1nがオンする。これにより、1行目の各変換素子S11〜S1nで生成された電荷に基づく画像信号が信号配線Sig1〜Signを介して読み出し手段120に転送される。そして、転送された電荷に基づく画像信号は、各信号配線Sig1〜Signに接続された演算増幅器A1〜Anで電圧に基づく画像信号に変換される。この際、演算増幅器A1〜Anの帰還容量(積分容量)Cfは、制御手段140によるCf制御信号に基づき各切替スイッチSW1〜SW3がオン/オフされて、所望の容量に設定されている。
次に、読み出し手段120に対して、不図示のタイミング発生装置からサンプルホールド(SH)信号が印加されると、演算増幅器A1〜Anからの画像信号が各サンプルホールド容量CSHにサンプリングされる。その後、各サンプルホールド容量CSHにサンプリングされた画像信号が、アナログマルチプレクサ123でシリアル変換されて可変ゲイン増幅器121に出力される。
そして、可変ゲイン増幅器121では、制御手段140によるゲイン制御信号に基づいて、入力された画像信号を増幅して、アナログデータ線を介してA/Dコンバータ122に出力する。A/Dコンバータ122では、所定のクロックに同期して、入力されたアナログ信号の画像信号をデジタル信号に変換し、デジタル出力バスを介して信号処理手段150に出力する。
以上の駆動を行うことにより、1行目の各変換素子S11〜S1nにおける画像信号の処理がなされる。
続いて、再び、不図示のタイミング発生装置からのリセット(RC)信号により、演算増幅器A1〜Anの帰還容量(積分容量)Cf及び各信号配線Sig1〜Signが基準電位(Vref電位)にリセットされる。その後、駆動回路部112から駆動配線Vg2に駆動信号が供給され、2行目の各変換素子S21〜S2nで生成された電荷に基づく画像信号が、2行目のスイッチ素子T21〜T2n及び信号配線Sig1〜Signを介して読み出し手段120に読み出される。
そして、2行目〜m行目の各変換素子に対しても、上述した1行目の各変換素子S11〜S1nにおける画像信号の処理を行うことによって、1フレーム、すなわちセンサアレー111の全画素における画像信号の読み出しが行われる。
平面型検出器110に入射するX線のうち、撮影者の関心領域のX線量は、フレーム毎に線量モニタ130でモニタされ、制御手段140に入力される。制御手段140は、関心領域のX線量から、不図示のルックアップテーブルや演算手段等を用いて最適なX線照射量及び読み出し手段120の増幅率を算出する。そして、制御手段140は、これらを実現させるためのX線発生装置200のX線照射条件、及び、読み出し手段120の帰還容量Cf、可変ゲイン増幅器121のゲインを求める。
そして、制御手段140は、求めたX線照射条件に係るX線制御信号をX線発生装置200に対して送信し、X線発生装置200におけるX線照射条件を設定する。同様に、制御手段140は、求めた帰還容量Cfに係るCf制御信号を切替スイッチSW1〜SW3に対して送信し、各演算増幅器A1〜Anにおける帰還容量Cfを設定する。また、制御手段140は、求めた可変ゲイン増幅器121のゲインに係るゲイン制御信号を可変ゲイン増幅器121に対して送信し、可変ゲイン増幅器121のゲインを設定する。
次に、図5に示す画素111aの構造について説明する。
図7は、図5に示す画素111aの断面構造を示す模式図である。具体的に、図7には、代表して、変換素子(S11)、スイッチ素子(T11)及び信号配線(Sig1)の断面構造が示されている。
変換素子(S11)は、PIN型のフォトダイオード(光電変換素子)及びシンチレータ層24を有して形成されている。PIN型のフォトダイオードは、ガラス基板1上に、下部電極層10、アモルファスシリコンからなるp層11、アモルファスシリコンからなる半導体層12、アモルファスシリコンからなるn層13及び上部電極層14が順次積層されて構成されている。そして、変換素子(S11)は、このPIN型のフォトダイオード上に、保護層22、接着層23及びシンチレータ層24が順次積層されて構成されている。
変換素子(S11)では、入射したX線がシンチレータ層24で光(可視光)に変換され、シンチレータ層24で変換された光がPIN型のフォトダイオードで電荷に変換される。
スイッチ素子(T11)は、ガラス基板1上に、ゲート電極層15、アモルファスシリコン窒化膜からなる絶縁層16、アモルファスシリコンからなる半導体層17、アモルファスシリコンからなるn層18、及び、ドレイン電極層19/ソース電極層20が順次積層されている。更に、スイッチ素子(T11)は、ドレイン電極層19/ソース電極層20上に、保護層22、接着層23及びシンチレータ層24が順次積層されている。
信号配線(Sig1)は、図7には示されていないが図5に示すように、スイッチ素子(T11)のソース電極層20と電気的に接続されている。信号配線(Sig1)は、ガラス基板1上に、アモルファスシリコン窒化膜からなる絶縁層16、アモルファスシリコンからなる半導体層17、アモルファスシリコンからなるn層18及び配線層21が順次積層されて構成されている。更に、信号配線(Sig1)は、配線層21上に、保護層22、接着層23及びシンチレータ層24が順次積層されている。
ここで、変換素子(S11)の下部電極層10、スイッチ素子(T11)のドレイン電極層19及びソース電極層20、並びに、信号配線(Sig1)の配線層21は、同一の工程で同一の金属材料で形成されている。
また、保護層22は、X線に対して透過率の高いアモルファスシリコン窒化膜などの材料で形成されている。また、シンチレータ層24は、ガドリニウム系の材料、あるいはヨウ化セシウムなどの材料で形成されている。
なお、図7に示す変換素子(S11)は、PIN型のフォトダイオードを有して構成されているが、本実施形態においてはこれに限定されず、例えば、MIS型のフォトダイオードであってもよい。また、図7に示す変換素子(S11)は、シンチレータ層24及びアモルファスシリコンからなる間接変換型のフォトダイオードで構成されたものを示しているが、シンチレータ層24を構成せずに、いわゆる直接変換型のフォトダイオードで構成されていてもよい。変換素子(S11)を直接変換型のフォトダイオードで構成する場合、X線を直接電荷に変換することになるが、その主材料としては、例えば、アモルファスセレン、ガリウム砒素、ガリウムリン、ヨウ化鉛、ヨウ化水銀、CdTe或いはCdZnTeなどを用いる。
また、図7に示すスイッチ素子(T11)は、アモルファスシリコンで形成されたものを示しているが、本実施形態においてはこれに限定されず、例えば、ポリシリコンや好適な有機材料で形成されていてもよい。
第1の実施形態に係るX線撮像装置によれば、平面型検出器110に入射するX線(放射線)量の如何にかかわらず、十分な画質を有する出力画像を取得することができる。特に、医療診断や手術用の透視撮影を行うX線撮像装置において、被写体300の被曝線量の低減と、十分な画質を有する出力画像の取得とを両立させることが可能となる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図8は、第2の実施形態に係るX線撮像システム(放射線撮像システム)の概略構成図である。図8において、第1の実施形態に係る図4と同様の構成については、同様の符号を付しており、その詳細な説明は省略する。
第2の実施形態に係るX線撮像装置102において、第1の実施形態に係るX線撮像装置100と異なる点は以下に示す点である。
・撮影者の関心領域のX線量をモニタするための線量モニタ130を構成しない。
・平面型検出器110から出力される画像信号を信号処理手段152で信号処理することにより、平面型検出器110上の関心領域に入射するX線量をモニタする。そして、このモニタしたX線量に応じて、制御手段142は、X線発生装置200のX線照射条件の制御によるX線量及び読み出し手段120の増幅率を決定し制御を行う。
次に、第2の実施形態に係るX線撮像装置102の駆動方法について説明する。
第1実施形態と同様に、まずはじめに、予め設定されたX線照射条件でX線発生装置200から被写体300にX線201が照射され、被写体300を透過したX線が平面型検出器110に入射する。そして、平面型検出器110では、被写体300を透過したX線を画像信号として検出する。
平面型検出器110で検出された画像信号は、読み出し手段120で1フレームの画像信号として読み出され、信号処理手段152へ出力される。信号処理手段152は、制御手段142による制御に基づき、関心領域における画像信号の出力と読み出し手段120の増幅率から当該関心領域におけるX線量を算出し、これを制御手段142にX線量信号として出力する。
制御手段142では、信号処理手段152からのX線量信号に基づき、不図示のルックアップテーブルや演算手段などを用いて、X線発生装置200のX線照射条件の制御によるX線量及び読み出し手段120の増幅率を決定し、制御を行う。
上述した以外の駆動方法については、第1実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
なお、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、操作入力手段180を設けており、当該操作入力手段180から撮影者が要求するSN比(すなわち要求画質)を設定できるように構成されている。この場合、制御手段142は、信号処理手段152からのX線量信号と、操作入力手段180からの要求SN比(要求画質)に係る情報に基づいて、X線発生装置200のX線照射条件の制御によるX線量及び読み出し手段120の増幅率を決定し、制御を行う。
第2の実施形態に係るX線撮像装置によれば、第1の実施形態における効果に加えて、更に、X線撮像装置の装置構成の簡略化を図ることが可能となる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
第3の実施形態に係るX線撮像システム(放射線撮像システム)については、図4に示す第1の実施形態に係るX線撮像システム、或いは、図8に示す第2の実施形態に係るX線撮像システムと同様の構成を採る。
図9は、第3の実施形態に係るX線撮像装置(放射線撮像装置)の駆動方法を示すフローチャートである。第3の実施形態では、被写体300へのX線照射に先駆けて、撮影者が関心領域と要求SN比(すなわち要求画質)を予め操作入力手段180を介して入力し、設定を行うものである。なお、図9に示すフローチャートにおける処理は、例えば、制御手段140(制御手段142)の制御に基づき行われる。
撮影処理が開始されると、まず、ステップS101では、撮影者が操作入力手段180を介して入力した、心臓や特定の血管など関心領域の設定処理を行う(関心領域設定手段)。
図10は、ステップS101における関心領域の設定方法を示す模式図である。この関心領域の設定方法については、例えば、図10に示す表示画面を表示手段160に表示し、操作入力手段180から関心領域の選択及び決定の入力を行うことでなされる。
図10(a)は、線量モニタ130を用いる第1の実施形態に係るX線撮像装置100の場合を示している。この場合、撮影者が複数のX線量モニタ群(m11〜m44)の中から、関心領域に相当するX線量モニタ(m23及びm33)を選択することになる。一方、図10(b)は、平面型検出器110の撮像領域を指定する第2の実施形態に係るX線撮像装置102の場合を示している。この場合、撮影者が複数の検出領域(Area11〜Area44)の中から、関心領域に相当する検出領域(Area23〜Area33)を選択することになる。
続いて、ステップS102では、撮影者が操作入力手段180を介して入力した要求SN比(すなわち要求画質)の設定処理を行う。なお、本発明におけるSN比設定手段は、本実施形態においては操作入力手段180に相当するが、本発明においてはこれに限定されるものではない。この際の設定方法としては、例えば、モード1:SN比10、モード2:SN比100のようにモードを選択する形態でもよい。また、例えば、心臓部:SN比10、四肢:SN比100のような撮影箇所や、或いは透視フレームレートと連動するように設定する形態でもよい。
続いて、ステップS103では、初期条件、すなわち予め設定されたX線照射条件に基づくX線量と読み出し手段120の増幅率等の条件で1フレームの撮像処理を行う。
続いて、ステップS104では、ステップS101で設定された関心領域に入射したX線のX線量を検出(算出)するモニタ処理を行う。
図11は、ステップS104において、関心領域に入射したX線量の検出の際に用いる特性図である。ここで、図11(a)には関心領域の設定を線量モニタ130を用いて行う第1の実施形態の場合の特性図を示し、図11(b)には関心領域の設定を平面型検出器110の撮像領域を指定して行う第2の実施形態の場合の特性図を示している。
第1の実施形態に係るX線撮像装置100の場合は、図11(a)に示す特性図を用いて、線量モニタ130で検出された関心領域のX線量に係る情報に基づいて、平面型検出器110の関心領域に入射したX線量を検出(算出)する。
一方、第2の実施形態に係るX線撮像装置102の場合は、図11(b)に示す特性図を用いて、関心領域における平面型検出器110の画像信号と予め設定されている読み出し手段120の増幅率に基づいて、関心領域に入射したX線量を検出(算出)する。
続いて、ステップS105では、ステップS102で設定された要求SN比(要求画質)に係る情報とステップS104で検出した関心領域におけるX線量から、X線発生装置200から照射するX線201のX線量及び読み出し手段120の増幅率を決定する。また、決定したX線発生装置200から照射するX線201のX線量から、更に、X線発生装置200におけるX線照射条件を決定する。なお、ステップS105におけるX線発生装置200から照射するX線量及び読み出し手段120の増幅率の決定方法は、後に詳細に説明する。
続いて、ステップS106では、ステップS105で決定した条件(X線発生装置200のX線照射条件及び読み出し手段120の増幅率)を設定し、平面型検出器110を用いた撮像処理を行う。
続いて、ステップS107では、撮影を継続するか否かを判断する。この判断は、例えば、撮影者から操作入力手段180を介して撮影を終了する旨の入力があったか否かに基づいて行われる。
ステップS107の判断の結果、撮影を継続する場合にはステップS104に戻り、一方、撮影を継続しない(撮影を終了する)場合には当該フローチャートにおける処理を終了する。
ここで、ステップS105におけるX線発生装置200から照射するX線量及び読み出し手段120の増幅率の決定方法の具体例について説明する。
図12〜図14は、ステップS105におけるX線発生装置200から照射するX線量及び読み出し手段120の増幅率の決定方法の一例を示す模式図である。図12〜図14は、図3と同様に、固有のシステムノイズσsが比較的大きい平面型検出器110への入射X線量とX線撮像装置全体のSN比(S/N)との関係を示している。図12〜図14では、一例として、読み出し手段120の増幅率(ゲイン)1の場合のSN比を実線で示し、読み出し手段120の増幅率(ゲイン)10の場合のSN比を破線で示している。
まず、図12の場合について説明する。
図12に示すPは、ステップS102で設定された要求SN比(S/N)であり、Qは、ステップS104で求められた関心領域のX線量である。図12に示す場合は、読み出し手段120の増幅率(ゲイン)1乃至10の範囲において、ステップS104で求められた関心領域のX線量Qが、ステップS102で設定された要求SN比(S/N)Pを達成するX線量Q'よりも小さい場合である。すなわち、要求SN比(S/N)Pを達成するX線量Q'が、システムノイズσsに比べてX線量子ノイズσqが支配的になるようなX線量が多い高X線量の領域に存在する場合である。
この場合、要求SN比(S/N)Pを達成するために、平面型検出器110への入射X線量がQ'となるように、X線発生装置200から照射するX線量を決定し、その後、X線発生装置200のX線照射条件を決定する。すなわち、図12に示す場合には、X線発生装置200から照射するX線量を増加させる方向に制御することになる。このとき、読み出し手段120の増幅率は、SN比に影響しないため、変更しないか、或いはダイナミックレンジを考慮して増幅率を1(すなわち低く)に決定する。
次に、図13の場合について説明する。
図13に示す場合は、読み出し手段120の増幅率(ゲイン)1乃至10うちの増幅率10を基準とした際に、ステップS104で求められた関心領域のX線量Qが、ステップS102で設定された要求SN比Pを達成するX線量Q'よりも大きい場合である。すなわち、要求SN比(S/N)Pを達成するX線量Q'が、SN比がX線量と読み出し手段120の増幅率のいずれにも依存する、X線量が比較的少ない領域に存在する場合である。
この場合、要求SN比(S/N)Pを達成するために、平面型検出器110への入射X線量がQ'となるように、X線発生装置200から照射するX線量を決定し、その後、X線発生装置200のX線照射条件を決定する。具体的に、平面型検出器110への入射X線量がQ'となるように、X線発生装置200から照射するX線量を減少させると共に、読み出し手段120の増幅率を10に決定する。
次に、図14の場合について説明する。
図14に示す場合は、読み出し手段120の増幅率(ゲイン)1乃至10うちの増幅率10を基準とした際に、ステップS104で求められた関心領域のX線量と、ステップS102で設定された要求SN比(S/N)Pを達成するX線量とが同等の場合である。すなわち、要求SN比(S/N)Pを達成するX線量が、X線量子ノイズσqに比べてシステムノイズσsが支配的になるようなX線量が少ない低X線量の領域に存在する場合である。
この場合、要求SN比(S/N)Pを達成するために、X線発生装置200から照射するX線量を変更する必要はなく、読み出し手段120の増幅率のみを決定(増幅率を10に決定)すればよい。
ここでは、図12〜図14における特性図と要求SN比及び平面型検出器110への入射X線量から、X線発生装置200から照射するX線量及び読み出し手段120の増幅率を決定したが、本実施形態においては、これに限定されない。例えば、図12〜図14に示す特性図の代わりにルックアップテーブルや数式による演算処理を用いるようにしてもよい。
上述したように、第3の実施形態に係るX線撮像装置の駆動方法の特徴は、以下の点である。
ステップS102で設定された要求SN比(要求画質)と、ステップS104で検出された関心領域のX線量に基づいて、X線発生装置200から照射するX線201のX線量及び読み出し手段120の増幅率を決定し、次のX線透視撮影を実施する。
なお、ステップS101で設定する関心領域のサイズは、変更して設定可能であり、また、関心領域は必ずしも連続している必要はなく複数箇所に分けて設定可能である。また、ステップS102で設定される要求SN比(要求画質)は、動画撮影の間に、不定期に変更可能とする形態であってもよい。また、ステップS104でモニタ処理されるX線量は、例えば、ステップS101で設定された関心領域のX線量に対して、平均、ピーク抽出、重み付けなど処理を行ってもよい。
また、ステップS105について、本実施形態ではフレーム毎に実施して、決定した条件での撮影を行うようにしているが、例えば、複数フレームに1度の割合で行うようにしてもよい。特に、透視のフレームレートが高く、画像処理速度が不十分な場合や、X線発生装置200の照射X線量のバラツキが大きい場合、被写体300の動きの変化が少ない場合等では、複数フレームに1度、ステップS105の処理を実施すればよい。また、被写体300の動きの変化を検出する検出器を設けて、被写体300に変化が生じた場合に、ステップS105の処理を実施するようにしてもよい。
また、本実施形態では、ステップS105で要求S/Nと関心領域のX線量から、X線発生装置200から照射するX線量(X線発生装置200のX線照射条件)及び読み出し手段120の増幅率を決定するようにしている。しかしながら、コントラストの高い画像の場合、読み出し手段120の増幅率を極端に高く設定すると、SN比は向上するが、ダイナミックレンジを超えた部分の画像信号が失われる懸念がある。このような場合には、ステップS105の処理において、読み出し手段120及び平面型検出器110のダイナミックレンジ特性を加味して、読み出し手段120の増幅率及びX線発生装置200から照射するX線量を決定するようにする。
第3の実施形態に係るX線撮像装置によれば、平面型検出器110に入射するX線(放射線)量の如何にかかわらず、十分な画質を有する出力画像を取得することができる。特に、医療診断や手術用の透視撮影を行うX線撮像装置において、被写体300の被曝線量の低減と、十分な画質を有する出力画像の取得とを両立させることが可能となる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。第4の実施形態に係るX線撮像システム(放射線撮像システム)については、図4に示す第1の実施形態に係るX線撮像システム、或いは、図8に示す第2の実施形態に係るX線撮像システムと同様の構成を採る。
図15は、第4の実施形態に係るX線撮像装置(放射線撮像装置)の駆動方法を示すフローチャートである。ここで、第4の実施形態におけるX線撮像装置の駆動方法は、図9に示す第3の実施形態におけるX線撮像装置の駆動方法と、以下の点が異なっている。
まず、被写体300に弱いX線201を照射して撮影するプリ撮影を実施する。そして、この際、平面型検出器110から得られた画像信号を用いて、(1)画質を確保すべき関心領域の決定、(2)要求SN比の決定、(3)平面型検出器110への入射X線量のモニタの少なくともいずれか1つを行う。以下に、その一例を示す図15の説明を行う。
撮影処理が開始されると、まず、ステップS201では、初期条件、すなわち予め設定されたX線照射条件に基づくX線量と読み出し手段120の増幅率等の条件で上述したプリ撮影を行い、1フレームの撮像処理を行う。
続いて、ステップS202では、心臓や特定の血管など、画質を確保すべき関心領域の設定処理を行う(関心領域設定手段)。この際、ステップS201で得られた画像信号を用いて当該関心領域を自動で設定するようにしてもよいし、或いは、撮影者が操作入力手段180を介して入力した領域を関心領域として設定してもよい。
図16は、撮影者による関心領域の設定方法を示す模式図である。
図16(a)は、ステップS201で得られた画像信号に基づく画像が表示手段160に表示されており、操作入力手段180から撮影者による関心領域の選択及び決定の入力がなされて、関心領域の設定が行われたことを示している。図16(b)は、表示手段160の表示画面を拡大したものである。
続いて、ステップS203では、ステップS202で設定した関心領域に必要な要求SN比(すなわち要求画質)の設定処理を行う(SN比設定手段)。この際、ステップS202で設定された関心領域に応じて自動で設定するようにしてもよいし、或いは、撮影者が表示手段160の表示画像を参照して操作入力手段180を介して入力した要求SN比(すなわち要求画質)に基づいて設定するようにしてもよい。
ここで、要求SN比(すなわち要求画質)の設定を自動で設定する場合には、例えば、心臓部:SN比10、四肢:SN比100のように、予め関心領域に対応して要求SN比を設定しておき、設定された関心領域に応じて要求SN比を決定し設定を行う。
続いて、ステップS204では、ステップS202で設定された関心領域に入射したX線のX線量を検出(算出)するモニタ処理を行う。この際、ステップS202で関心領域が設定された時点で、自動的に当該関心領域のX線量を検出するモニタ処理が行われるようにしてもよい。
続いて、ステップS205では、ステップS203で設定された要求SN比(要求画質)に係る情報とステップS204で検出した関心領域におけるX線量から、X線発生装置200から照射するX線201のX線量及び読み出し手段120の増幅率を決定する。また、決定したX線発生装置200から照射するX線201のX線量から、更に、X線発生装置200におけるX線照射条件を決定する。この際の処理は、第3の実施形態の図9のステップS105における処理と同様である。
続いて、ステップS206では、ステップS205で決定した条件(X線発生装置200のX線照射条件及び読み出し手段120の増幅率)を設定し、平面型検出器110を用いた撮像処理を行う。
続いて、ステップS207では、撮影を継続するか否かを判断する。この判断は、例えば、撮影者から操作入力手段180を介して撮影を終了する旨の入力があったか否かに基づいて行われる。
ステップS207の判断の結果、撮影を継続する場合にはステップS204に戻り、一方、撮影を継続しない(撮影を終了する)場合には当該フローチャートにおける処理を終了する。
第4の実施形態に係るX線撮像装置によれば、プリ撮影で得られた画像信号の情報から、関心領域の設定や要求SN比の設定を自動で行うことで、第3の実施形態(第1の実施形態)における効果に加えて、更に、撮影者の操作負担を軽減させることが可能となる。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。図17は、第5の実施形態に係るX線撮像システム(放射線撮像システム)の概略構成図である。図17において、第2の実施形態に係る図8と同様の構成については、同様の符号を付しており、その詳細な説明は省略する。
第5の実施形態では、図8に示す第2の実施形態に係るX線撮像システムに対して、制御手段145が、読み出し手段120の増幅率及びX線発生装置200のX線量(X線照射条件)に加えて、更に平面型検出器110のセンサバイアスVsを制御する。具体的に、制御手段145は、平面型検出器110に入射するX線量が少ない低X線量の領域において、読み出し手段120の増幅率を変更する変更制御に加えて(或いは替えて)、平面型検出器110の増幅率を変更する変更制御を行う。
図18は、第5の実施形態に係るX線撮像装置(放射線撮像装置)105において、平面型検出器110及び読み出し手段120の内部の詳細な回路構成の一例を示す模式図である。図18において、図5と同様の構成については、同様の符号を付しており、その詳細な説明は省略する。
具体的に、図18に示すように、制御手段145は、バイアス(Vs)電源113のセンサバイアスの電位(電圧)を制御可能となっている。すなわち、制御手段145は、バイアス(Vs)電源113のセンサバイアスの電位(電圧)を制御することにより、平面型検出器110の増幅率を変更する変更制御が可能となっている。
図19は、平面型検出器110の感度とセンサバイアス(Vs)との関係を示す特性図である。
図19に示すように、平面型検出器110の感度は、センサバイアス(Vs)に依存することがわかる。言い換えれば、平面型検出器110の増幅率を示すゲインは、センサバイアス(Vs)に依存し、これは、読み出し手段120の帰還容量(積分容量)Cf及び可変ゲイン増幅器121のゲインを変更することと同様の効果を生む。この際、制御するセンサバイアス(Vs)は、複数の電源をスイッチなどで切り替える形態であっても、また、電位(電圧)を連続的に制御可能な1つの電源を用いる形態であってもよい。
特に、図12(図13)のように制御手段145が、センサバイアス(Vs)の制御に加えて、読み出し手段120の帰還容量Cf及び可変ゲイン増幅器121のゲインを制御可能であることは、読み出し手段120の増幅率をより高精度に行う上でより好ましい。
また、図19に示す平面型検出器の感度のセンサバイアス依存性は、変換素子(S11〜Smn)がアモルファスセレン、ガリウム砒素、ガリウムリン、ヨウ化鉛、ヨウ化水銀、CdTe、CdZnTeなどの直接型光電変換素子からなる場合に特に顕著である。このような場合に、センサバイアス(Vs)を変化させることにより、読み出し手段120の増幅率を制御することはより望ましい。
第5の実施形態に係るX線撮像装置によれば、X線発生装置200から放射される放射線量及び読み出し手段120の増幅率の制御に加えて、変換素子に印加されるバイアスの制御を更に行うようにした。これにより、第2の実施形態(第1の実施形態)における効果に加えて、更に、より高画質な出力画像を取得することが可能となる。
前述した各実施形態に係るX線撮像装置の駆動方法を示した図9及び図15の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
具体的に、前記プログラムは、例えばCD−ROMのような記憶媒体に記録し、或いは各種伝送媒体を介し、コンピュータに提供される。前記プログラムを記録する記憶媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。他方、前記プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネットの等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体を用いることができる。また、この際の通信媒体としては、光ファイバ等の有線回線や無線回線などが挙げられる。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより各実施形態に係るX線撮像装置の機能が実現されるものだけではない。そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して各実施形態に係るX線撮像装置の機能が実現される場合も含む。また、供給されたプログラムの処理の全て、或いは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて各実施形態に係るX線撮像装置の機能が実現される場合も、含まれる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明を説明するためのX線撮像システム(放射線撮像システム)の概略構成図である。 σq>>σsの検出器を用いた場合の当該検出器への入射X線量とX線撮像装置全体のSN比(S/N)との関係を示す特性図である。 検出器に固有のシステムノイズσsが比較的大きい検出器を用いた場合の当該検出器への入射X線量とX線撮像装置全体のSN比(S/N)との関係を示す特性図である。 第1の実施形態に係るX線撮像システム(放射線撮像システム)の概略構成図である。 本発明に係るX線撮像装置(放射線撮像装置)において、平面型検出器及び読み出し手段の内部の詳細な回路構成の一例を示す模式図である。 第1の実施形態に係るX線撮像装置(放射線撮像装置)の駆動方法を示すタイミングチャートである。 図2に示す画素の断面構造を示す模式図である。 第2の実施形態に係るX線撮像システム(放射線撮像システム)の概略構成図である。 第3の実施形態に係るX線撮像装置(放射線撮像装置)の駆動方法を示すフローチャートである。 ステップS101における関心領域の設定方法を示す模式図である。 ステップS104において、関心領域に入射したX線量の検出の際に用いる特性図である。 ステップS105におけるX線発生装置から照射するX線量及び読み出し手段の増幅率の決定方法の一例を示す模式図である。 ステップS105におけるX線発生装置から照射するX線量及び読み出し手段の増幅率の決定方法の一例を示す模式図である。 ステップS105におけるX線発生装置から照射するX線量及び読み出し手段の増幅率の決定方法の一例を示す模式図である。 第4の実施形態に係るX線撮像装置(放射線撮像装置)の駆動方法を示すフローチャートである。 撮影者による関心領域の設定方法を示す模式図である。 第5の実施形態に係るX線撮像システム(放射線撮像システム)の概略構成図である。 第5の実施形態に係るX線撮像装置(放射線撮像装置)において、平面型検出器及び読み出し手段の内部の詳細な回路構成の一例を示す模式図である。 平面型検出器の感度とセンサバイアス(Vs)との関係を示す特性図である。 従来のX線撮像システムにおける概略構成図である。
符号の説明
100 X線撮像装置(放射線撮像装置)
110 平面型検出器
111 センサアレー
111a 画素
112 駆動回路部
113 バイアス(Vs)電源
120 読み出し手段
121 可変ゲイン増幅器
122 A/Dコンバータ
123 アナログマルチプレクサ
130 線量モニタ
140 制御手段
150 信号処理手段
160 表示手段
170 記憶手段
180 操作入力手段
200 X線発生装置
201 X線
300 被写体
S11〜Smn 変換素子
T11〜Tmn スイッチ素子
A1〜An 演算増幅器
Cf 帰還容量(積分容量)
SH サンプルホールド容量
SW1〜SW3 切替スイッチ

Claims (11)

  1. 放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を画像信号として検出する検出器と、
    前記検出器で検出した画像信号を増幅して読み出す読み出し手段と、
    前記画像信号が当該画像信号に対して要求されるSN比で得られるように、前記放射線発生装置、前記検出器および前記読み出し手段のうちの少なくとも1つの制御を行う制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記放射線の放射線量が、前記画像信号のノイズ成分に対して前記放射線の放射線量に応じた第1のノイズ成分が支配的になる第1の領域にある場合、前記放射線量を変更する変更制御を行い、前記放射線の放射線量が、前記画像信号のノイズ成分に対して前記検出器または前記読み出し手段に固有の第2のノイズ成分が支配的になる第2の領域にある場合、前記検出器の増幅率および前記読み出し手段の増幅率のうちの少なくとも一方を変更する変更制御を行うことを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記放射線の放射線量が前記第1の領域と前記第2の領域との間の第3の領域にある場合、前記放射線量と、前記検出器の増幅率および前記読み出し手段の増幅率のうちの少なくとも一方とを変更することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記検出器には、入射した放射線を前記画像信号に変換する複数の変換素子が設けられており、
    前記制御手段は、前記検出器の増幅率を変更する際に、前記変換素子に印加されるバイアスを変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記検出器に入射する前記放射線の放射線量を検出する放射線量検出手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記放射線量検出手段で検出された放射線量に応じて前記変更制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記読み出し手段で読み出された画像信号に基づいて前記検出器に入射する前記放射線の放射線量を算出する信号処理手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記信号処理手段で算出された放射線量に応じて前記変更制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記検出器における検出領域に対して関心領域を設定する関心領域設定手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記関心領域設定手段で設定された関心領域に入射する前記放射線の放射線量に応じて前記変更制御を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記変換素子は、前記放射線を光に変換するシンチレータおよび前記シンチレータで変換された光を前記画像信号に変換する光電変換素子を含むもの、または、前記放射線を直接、前記画像信号に変換するもので形成されていることを特徴とする請求項3に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記画像信号に対して要求されるSN比を設定するSN比設定手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記検出器および前記読み出し手段のダイナミックレンジ特性を加味して、前記変更制御を行うことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の放射線撮像装置と、
    前記放射線発生装置と
    を有することを特徴とする放射線撮像システム。
  11. 放射線発生装置から照射され、被写体を透過した放射線を画像信号として検出する検出器と、前記検出器で検出した画像信号を読み出す読み出し手段とを備えた放射線撮像装置の駆動方法であって、
    前記検出器で検出した画像信号を増幅して読み出す読み出しステップと、
    前記画像信号が当該画像信号に対して要求されるSN比で得られるように、前記放射線発生装置、前記検出器および前記読み出し手段のうちの少なくとも1つの制御を行う制御ステップと
    を有し、
    前記制御ステップでは、前記放射線の放射線量が、前記画像信号のノイズ成分に対して前記放射線の放射線量に応じた第1のノイズ成分が支配的になる第1の領域にある場合、前記放射線量を変更する変更制御を行い、前記放射線の放射線量が、前記画像信号のノイズ成分に対して前記検出器または前記読み出し手段に固有の第2のノイズ成分が支配的になる第2の領域にある場合、前記検出器の増幅率および前記読み出し手段の増幅率のうちの少なくとも一方を変更する変更制御を行うことを特徴とする放射線撮像装置の駆動方法。
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