JP4757358B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置を備えた内視鏡装置に関し、特に、被写体を観察するために設けられる対物光学系表面に曇り、結露などの発生を防止することができる内視鏡装置に関する。
周知の如く、内視鏡装置は、生体の体内(体腔内)の観察、処置等、または工業用のプラント設備内の検査、修理等のため広く用いられている。近年、内視鏡装置は、CCDなどが配された撮像装置を備えた電子内視鏡装置が主流となっている。
また、内視鏡装置は、外気温度と被検対象物の雰囲気温度との温度差、被検対象物の雰囲気湿度などにより、対物光学系に結露による曇りが発生する場合がある。そのため、内視鏡装置は、対物光学系に曇り、結露などの発生を防止するための種々の技術が提案されている。
例えば、JP特開2003−284686号公報に開示された内視鏡の撮像装置は、CCDとカバーガラスとの間にエアギャップが設けられており、カバーガラスのプリズム側に位置する外面上方に周辺回路を配置して、この周辺回路からの発熱がカバーガラスに絶えず伝熱される構成となっている。そのため、JP特開2003−284686号公報では、観察窓に向けて噴射された先浄水によって、観察光学系が急激に冷却されたときに、鏡胴、およびプリズムを介して冷却されるカバーガラスは、周辺回路から熱を受けることで、プリズム側に位置する外面とエアギャップ側に位置する内面との温度差が低減され、エアギャップ内の湿気による内面の曇りが防止される。
また、例えば、JP特開2003−334157号公報に開示された硬性鏡の曇り止め装置は、硬性鏡の挿入部に加熱用ライトガイドを挿通し、この加熱用ライトガイドにより導光された光を遮光して熱に変換する遮光兼熱伝導用金属板が受光レンズを暖めて、この受光レンズの曇りの発生を防止している。
ところで、内視鏡装置は、観察窓の外表面が曇ると、観察視野が悪くなり、ユーザが観察窓の外表面に発生する曇りを除去する作業が必要となる。特に、医療用の内視鏡装置は、体内温度と外気温度との温度差があり、さらに多湿環境下の体内で挿入使用されるため、挿入部先端に露出して配設された観察窓となる光学部材の外表面に曇りが発生し易い。
この医療用の内視鏡装置は、頻繁に観察窓が曇ってしまうと、曇り除去のために、手技時間が増加する原因となると共に、ユーザである術者による作業が煩雑化する。
しかしながら、上述のJP特開2003−284686号公報の内視鏡の撮像装置は、装置内部の湿気による曇りを防止するものであって、観察窓の外表面の曇りを防止するための技術ではない。なお、JP特開2003−284686号公報の内視鏡の撮像装置は、周辺回路の熱をプリズム、および鏡胴に伝熱して、温められた観察窓の外表面に曇りの発生が防止されることも考えられるが、観察窓、対物光学系、カバーガラスなどが接触して連設された構成に限定されてしまう。
また、内視鏡装置が電子内視鏡装置の場合、撮像装置内の固体撮像素子などの電子部品の温度上昇に応じて、撮像画像の有害物となる電気的ノイズが発生する。この電気的ノイズは、電子部品の温度に大きな影響を受け、電子部品が低温では電気的ノイズが少なくなる一方、電子部品が高温となると電気的ノイズが増加してしまうという問題がある。
上述のJP特開2003−334157号公報の硬性鏡の曇り止め装置では、加熱用ライトガイドにより、CCDカメラも加熱されてしまう可能性がある。そのため、CCDカメラ内部の固体撮像素子などの電子部品も高温となってしまい、撮像画像の電気的ノイズが増加するという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、挿入部先端に配設される光学部材の外表面の曇り防止に加え、撮像画像の電気的ノイズを抑制する内視鏡装置を提供することである。
本発明の一態様の内視鏡装置は、体内に挿入される挿入部と、前記挿入部の先端外表面に露出して配置される光学部材と、前記光学部材から入射した光を集光する対物光学系と、前記対物光学系により集光された光を光電変換する電子撮像回路と、前記挿入部に設けられ、絶縁性を有する可撓性部材により形成された可撓性フィルム部材と、前記可撓性フィルム部材の一端部分を構成し、前記電子撮像回路の近傍に配置され、前記電子撮像回路の発熱を吸熱する第1の金属パターンが形成された吸熱部と、前記可撓性フィルム部材の他端部分を構成し、前記電子撮像回路に入射される撮像光に干渉しないように前記光学部材の前記露出する面とは反対側の背面に面接触して貼着され、前記吸熱部から伝達された熱を前記光学部材に放熱する第2の金属パターンが形成された放熱部と、前記可撓性フィルム部材において、前記吸熱部と放熱部とを連結するように設けられ、前記吸熱部の前記第1の金属パターンと前記放熱部の前記第2の金属パターンとを熱伝達可能に接続する第3の金属パターンが形成された伝熱部と、を具備することを特徴とする。
以上に記載の本発明によれば、挿入部先端に配設される光学部材表面の曇り防止に加え、撮像画像の電気的ノイズを抑制する内視鏡装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係り、内視鏡装置の全体構成を示す斜視図 同、挿入部の先端部の前面図 同、図2のIII−III線に沿った挿入部の先端部分の断面図 同、図2のIV−IV線に沿った挿入部の先端部分の断面図 同、熱伝達部材の構成を示す斜視図 同、図4のVI−VI線に沿った挿入部の先端部分の断面図 同、図4のVII−VII線に沿った挿入部の先端部分の断面図 同、熱伝達部材による伝熱作用を説明するための図 本発明の第2の実施の形態に係り、挿入部の先端部分の断面図
以下、図を用いて本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
先ず、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1から図8は、本発明の第1の実施の形態に係り、図1は内視鏡装置の全体構成を示す斜視図、図2は挿入部の先端部の前面図、図3は図2のIII−III線に沿った挿入部の先端部分の断面図、図4は図2のIV−IV線に沿った挿入部の先端部分の断面図、図5は熱伝達部材の構成を示す斜視図、図6は図4のVI−VI線に沿った挿入部の先端部分の断面図、図7は図4のVII−VII線に沿った挿入部の先端部分の断面図、図8は熱伝達部材により伝熱作用を説明するための図である。
図1に示すように、内視鏡装置1は、長尺な挿入部2と、この挿入部2の基端と連設された操作部3と、図示しない光源装置に接続するライトガイドコネクタ4と、図示しないビデオシステムセンターに接続するビデオコネクタ5と、を有して主に構成されている。なお、内視鏡装置1は、操作部3とライトガイドコネクタ4とが軟性ケーブル6を介して接続されており、ライトガイドコネクタ4とビデオコネクタ5とが通信ケーブル7を介して接続されている。
挿入部2には、主にステンレスなど金属性部材から形成された先端部11、湾曲部12、及びステンレスなど金属管の硬性管13が先端側から順に連設されている。この挿入部2は、体内に挿入する部分となっており、内部に後述するケーブル、及びライトガイドなどが組み込まれている。
操作部3には、湾曲部12を遠隔操作するアングルレバー14,15、及び光源装置、ビデオシステムセンターなどを操作するための各種スイッチ16が備えられている。アングルレバー14,15は、挿入部2の湾曲部12を上下左右の4方向に操作可能な湾曲操作手段である。なお、本実施の形態の内視鏡装置1は、湾曲部12以外の大部分の挿入部2が硬質となっている硬性内視鏡装置である。
次に、図2〜図4に基づいて、内視鏡装置1の挿入部2の先端内部構成について詳しく説明する。
図2に示すように、内視鏡装置1の先端部11の前面(先端面)には、照明用の照明窓となる照明レンズ21と、撮像用の観察窓となる光学部材の透明カバー部材22と、が露出するように配設されている。なお、本実施の形態の内視鏡装置1は、先端部11の前面に2つの照明レンズ21を有している。
図3、及び図4に示すように、挿入部2の先端部11は、金属製の先端硬質部23を有している。この先端硬質部23は、2つの照明レンズ21を嵌合保持し、透明カバー部材22と共に撮像ユニット30を貫挿保持している。また、先端硬質部23は、各照明レンズ21の背後において、照明光を伝送するライトガイドバンドル18の先端部分も嵌挿保持している。
先端硬質部23は、金属製の外装管24に内嵌しており、外装管24と固定ピン48(図6参照)によって固定されている。この外装管24の基端には、湾曲部12内に配設される湾曲駒26と連結されている。湾曲駒26は、湾曲部12内に複数配設されている。これら湾曲駒26は、隣接するものが枢軸リベット27によって回動自在に連結されている。
そして、湾曲部12は、複数の湾曲駒26の外周を一体的に覆うように、フッ素ゴムなどから形成された軟性チューブ28を有している。この軟性チューブ28は、先端外周部が糸巻接着部29によって、外装管24の基端に接続されている。
先端硬質部23に先端部分が保持される2つのライトガイドバンドル18は、先端側が分岐し、中途部から基端に向けて一体に束ねられている。そして、ライトガイドバンドル18は、内視鏡装置1の挿入部2、操作部3、及びライトガイドコネクタ4まで挿通配置されている。なお、ライトガイドバンドル18は、先端側で分岐された2つの光伝送路が2つの管状部材19内に挿通されている。
これら2つの管状部材19も、先端硬質部23に嵌挿保持されている。そして、ライトガイドバンドル18の中途から基端側は、2つの管状部材19の夫々に接続された軟性チューブ(不図示)に束ねられた状態となって挿通されている。
光学部材である透明カバー部材22は、略円環状に形成された金属製の第1の支持枠20に嵌合保持されている。この第1の支持枠20は、先端硬質部23に嵌挿固定されている。そして、第1の支持枠20には、透明カバー部材22の背後において、撮像ユニット30を内嵌固定する第2の支持枠31が嵌合されている。また、第1の支持枠20は、先端硬質部23に内嵌した状態が固定ビス49によって固定されている(図7参照)。
この第2の支持枠31は、撮像ユニット30の電気的絶縁性を確保するため、セラミックスなどから形成された非金属製の略円環状の部材である。
本実施の形態の撮像ユニット30は、周知の構成を備え、対物光学系である第1の対物レンズ群32を保持する第1のレンズ保持枠33と、対物光学系である第2の対物レンズ群34を保持する第2のレンズ保持枠35と、イメージセンサなどを保持するユニット保持枠36と、を有している。
第1のレンズ保持枠33は、第2のレンズ保持枠35に内嵌固定されている。そして、第2のレンズ保持枠35は、ユニット保持枠36に内嵌固定されている。
本実施の形態のユニット保持枠36が保持するイメージセンサなどは、各対物レンズ群32,34によって集光され、2つのプリズム37,38で分光される撮影光(図中、撮影光軸Oで示す)を検出する電子撮像回路の一部を構成するCCD、CMOSなどの2つの固体撮像素子(以下、単に撮像素子という)42,45を備えた構成となっている。
第1の撮像素子42は、後方に位置するプリズム38の一面にカバーガラス41を介して接合されている。また、第2の撮像素子45は、前方に位置するプリズム37の一面にカバーガラス44を介して接合されている。
本実施の形態の2つのプリズム37,38は、互いの面が貼り合わされ、可視光における所定の波長帯域のみを反射するように反射面が形成されている。具体的には、2つのプリズム37,38は、反射面で屈折させる光をG(Green)光のみとし、第1の撮像素子42に、B(Blue)光、及びR(Red)光が導光し、第2の撮像素子45に、G(Green)光が導光するように設定されている。
また、各撮像素子42,45は、ここでは個々に画像処理が行われる構成とし、電子撮像回路の一部を構成する2つの撮像処理回路43,46に接続されている。これら撮像処理回路43,46は、挿入部2、操作部3、ライトガイドコネクタ4に挿通してビデオコネクタ5まで延設された通信ケーブルに接続されている。
以上のように、本実施の形態の撮像ユニット30は、入射された可視光を2つのプリズム37,38により、2つの波長帯域に分光する。そして、撮像ユニット30は、2つの撮像素子42,45で夫々検出する2つの光を光電変換し、この光電変換された撮像信号を処理する2つの撮像処理回路43,46を備えることにより、高解像度、及び高品質な色再現の観察画像を取得することができる構成となっている。
なお、ユニット保持枠36に保持された各構成要素は、充填剤などと共に、周囲が熱収縮チューブ47に被覆されている。この熱収縮チューブ47は、第2の支持枠31の基端外周部分から通信ケーブルの先端外周部分までを一体的に被覆している。
このように、透明カバー部材22を保持して先端側が閉塞する第1の支持枠20と第2の支持枠31とが気密に嵌合しており、第2の支持枠31の基端外周部から通信ケーブルの先端外周までを熱収縮チューブ47により被覆しているため、撮像ユニット30が先端部11内において気密保持された状態となる。
また、本実施の形態の内視鏡装置1は、先端部11内に撮像ユニット30で発生する熱を透明カバー部材22へ伝熱する熱伝導手段である熱伝達部材50(図5参照)が設けられている。
詳述すると、熱伝達部材50は、図5に示すように、先端側から順に、薄膜リング状の放熱手段である放熱部51と、この放熱部51の外周一部から所定の幅寸法を備えて後方へ延設される伝熱手段である伝熱部52と、伝熱部52の一側部から延出する吸熱手段の1つである第1の吸熱部53と、伝熱部52の他側部から延出する吸熱手段の1つである第2の吸熱部54と、伝熱部52の両側部から延出する吸熱手段の1つである第3の吸熱部55と、を有したフレキシブル性を備えた薄いフィルム部材である。なお、各吸熱部53〜55には、熱伝達部材50の長手方向に沿って、複数の折れ目が付けられている。
この熱伝達部材50は、所謂、フレキシブルプリント基板(FPC)と同様な構成を備えており、絶縁性を備えたフィルム状のベースフィルム上に金属箔(金属薄板)を形成した構造となっている。フィルム状の絶縁体としては、ポリイミド膜、またはフォトソルダーレジスト膜により形成され、コスト面を考慮した上で熱伝導率が良い銅などの金属箔として、フィルム上にプリント(メッキ)、またはフィルム上に金属箔(金属薄板)が貼り付けられている。なお、銅による金属箔は、放熱部51、伝熱部52、第1の吸熱部53、第2の吸熱部54、及び第3の吸熱部55の形状に略合致し、各縁辺部分が各部51〜55夫々の縁辺部分から若干内側に位置する連続した金属パターンとなっている。
具体的には、リング状の放熱部51には、リング状の金属箔である放熱金属部61が設けられている。この放熱金属部61は、放熱部51の先端面となる一面側で露出するように形成されている。
伝熱部52には、放熱金属部61の外周一部から連続して延出する伝熱金属部62が設けられている。この伝熱金属部62は、伝熱部52のフィルム膜に覆われるように形成されている。なお、伝熱金属部62は、ポリイミド膜、またはフォトソルダーレジスト膜に加え、断熱性を向上させて、不必要な他の構成部品に熱が伝熱されないように、例えば、発砲性膜などの断熱膜で覆っても良い。また、この伝熱部52は、ここでは1つとしたが、複数設けても良い。
各吸熱部53〜55には、伝熱金属部62の側部から連続して延出する第1〜第3の吸熱金属部63〜65が設けられている。これら各吸熱金属部63〜65は、熱吸収性を向上させるため、各吸熱部53〜55の一面側で露出するように設けられている。
以上のように構成された熱伝達部材50は、先端部11内に配置される。
具体的には、熱伝達部材50の放熱部51は、透明カバー部材22の背面(先端部11内の表面)に、例えば、UV接着剤により貼着される(図2〜図4参照)。このとき、放熱部51は、放熱金属部61表面が透明カバー部材22の背面に面接触するように貼着される。
なお、放熱部51は、透明カバー部材22の外周形状に略合致、または若干小さい外周形状を備え、撮像ユニット30の撮像視野に干渉しない開口寸法が設定されている。さらに、ここでは、放熱部51を透明カバー部材22に接着剤などにより貼着する構成としているが、これに限定することなく、第2の支持枠31の先端面によって、放熱部51を透明カバー部材22の背面に押し付けて、放熱金属部61表面が透明カバー部材22と面接触するような構成としても良い。
また、熱伝達部材50の伝熱部52の先端部分は、図4、及び図6に示すように、第1のレンズ保持枠33に嵌合する第2の支持枠31の先端側に配設されるリブ部分において、外周部より内方へ向かって切り欠き形成された凹部31aに挿通配置される。つまり、伝熱部52は、第1の支持枠20と第2の支持枠31との嵌合位置において、各支持枠20,31の間に配置されている。そのため、第1の支持枠20と第2の支持枠31は、伝熱部52の配置のために先端部11の外径方向の寸法を増大させることを防止すると共に、基端部分の嵌合によって十分に気密保持された状態で連結することができる。
さらに、伝熱部52の中途部分は、図4、及び図7に示すように、外周部より内方へ向かって切り欠き形成された第2のレンズ保持枠35の凹部35aに挿通配置される。つまり、第2の支持枠31と第2のレンズ保持枠35との嵌合位置においては、伝熱部52が第2の支持枠31と第2のレンズ保持枠35との間に配置される。ここでも、伝熱部52の配置のために先端部11の外径方向の寸法を増大させることを防止し、第2のレンズ保持枠35の基端外周が熱収縮チューブ47に覆われるため、内部の気密性が保持されている。
そして、伝熱部52の後方側は、ユニット保持枠36の外周に沿って配置される。ここでは、ユニット保持枠36の周囲は、先端硬質部23と嵌合しておらず、先端部11の外径方向の寸法に影響のない箇所であって、さらに、ユニット保持枠36が熱収縮チューブ47に覆われるため、十分に気密性が保持されている。
熱伝達部材50の第1の吸熱部53は、図4に示すように、第2の撮像素子45が設けられた位置において、この第2の撮像素子45周囲を覆うように配置される。また、第2の吸熱部54は、第1の撮像素子42が設けられた位置において、この第1の撮像素子42周囲を覆うように配置される。さらに、第3の吸熱部55は、2つの撮像処理回路43,46が設けられた位置において、これら撮像処理回路43,46周囲を一体的に覆うように配置される。
これら各吸熱部53〜55の夫々は、撮像素子42、45、または撮像処理回路43,46の周囲を容易に覆うことができるように、上述した折り目が付けられている。また、各吸熱部53〜55は、夫々の吸熱金属部63〜65が露出する一面が各撮像素子42、45側、または各撮像処理回路43,46側となるように配置される。
なお、各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46は、周囲が充填材に覆われており、この充填材を介して各吸熱部53〜55に覆われるため、露出する金属箔の吸熱金属部63〜65との絶縁性が保持された状態となる。また、各吸熱部53〜55は、各撮像素子42、45、または各撮像処理回路43,46の周囲を覆った後に、熱収縮チューブ47によって覆われる。
以上に説明したように、本実施の形態の内視鏡装置1は、先端部11内に配設された熱伝達部材50の各吸熱部53〜55が撮像ユニット30の駆動時に発熱する各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46の周囲を覆うよう設けられている。
そのため、図8に示すように、本実施の形態の発熱体(熱源)となる各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46の熱Hが各吸熱部53〜55の吸熱金属部63〜65に吸熱(伝熱)される。そして、これら吸熱金属部63〜65に伝熱された熱Hは、伝熱部52の伝熱金属部62に伝わり、先端側の放熱部51の放熱金属部61に伝熱される。この放熱部51に伝熱された熱Hは、放熱金属部61と面接触する透明カバー部材22に放熱(熱放射)される。つまり、透明カバー部材22は、背面外周縁辺近傍に配設された放熱部51の放熱金属部61の熱Hが伝わり、外周部から内方、つまり、撮影光軸Oが通過する中心に向かって加熱される。
こうして、内視鏡装置1は、撮像ユニット30の各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46の熱が熱伝達部材50を介して透明カバー部材22に伝熱され、透明カバー部材22を加熱する構成となっている。
ここで、医療用、特に腹腔鏡下外科手術に用いられる本実施の形態の内視鏡装置1のような硬性内視鏡では、手術室内の環境温度20℃前後から環境温度41℃前後で湿度100%に近い腹腔内に挿入される。これら外気と腹腔内の温度差、及び湿度によって、内視鏡装置1の先端部11に設けられる観察窓である透明カバー部材22の外表面に結露による曇りが発生してしまう。
しかしながら、本実施の形態の内視鏡装置1は、先端部11内に熱伝達部材50を設けることで、各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46の発熱を利用して、夫々で発生する熱Hを吸熱し、離れた位置に伝熱して、透明カバー部材22に伝わった熱Hを放熱させる。こうして、内視鏡装置1は、先端部11の前面(先端面)に露出するように配設された観察窓である透明カバー部材22を加熱して、透明カバー部材22の外表面に曇り、結露などの発生を防止することができる。
これにより、ユーザである医師は、一度、腹腔内から内視鏡装置1の挿入部2を取り出して、透明カバー部材22の外表面を拭き取る作業を行なわなくても良くなる。従って、本実施の形態の内視鏡装置1は、手技時間を増加させることなく、医師による作業の煩雑化を防止することができる。
さらに、本実施の形態の内視鏡装置1は、高画素、及び高品質な色再現のため、2つの撮像素子42、45、及び2つの撮像処理回路43,46が先端部11の狭いスペース内に配置されているため、特に、各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46の発熱によりそれら周囲が高温化してしまい、電子部品に有害となるノイズが発生してしまう。しかしながら、上述したように、本実施の形態の内視鏡装置1は、熱伝達部材50によって、各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46の高温化を抑制することができるため、電子部品の温度上昇に応じて増加する、撮像画像の有害物となる電気的ノイズの発生も抑制することができる。
また、本実施の形態の内視鏡装置1は、各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46の周囲は、熱伝達部材50の各吸熱部53〜55の吸熱金属部63〜65に覆われた構成となっている。そのため、本実施の形態の内視鏡装置1は、電磁環境適合性(EMC)対策としても有効な構成とすることができる。つまり、各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46は、外部に与える電磁妨害が防止されると共に、外部からの電磁波などから影響を受ける電磁感受性の耐性範囲内で駆動することができる。
特に、各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46に設けられる半導体チップなどの電子部品は、技術が進んでおり、小型で微細な構成で、小電力で駆動できるようになっているが、その分、どうしても電磁耐性が低下している。しかし、本実施の形態の内視鏡装置1は、金属箔である各吸熱金属部63〜65が電磁シールドとなって、各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46に設けられた各種電子部品を覆っているため、これら電子部品が外部からの電磁波によって悪影響を受け難くすることができるという利点もある。
なお、各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46の熱を観察窓である透明カバー部材22に伝熱する熱伝達部材50は、上述した構成に限定することなく、伝熱部52をヒートパイプ、電熱用のケーブルなどの構成に変更しても良い。
さらに、本実施の形態の内視鏡装置1は、外科医療用の硬性内視鏡を例に挙げて説明したが、勿論、これに限定されることなく、各種医療用、または工業用の内視鏡装置に適用可能な技術である。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係り、図9は挿入部の先端部分の断面図である。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した構成部品については同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に観察窓である透明カバー部材22の結露による曇りを防止する熱伝達部材50を内部に備えた先端部11内を略真空状態(超高真空状態)、または完全真空状態とした内視鏡装置1を例示する。
先端部11は、図9に示すように、先端硬質部23の空間Aが超高真空状態、または完全真空状態となっている。換言すると、先端硬質部23内に配設される撮像ユニット30、ライトガイドバンドル18などの内蔵部周囲の空間Aが超高真空状態、または完全真空状態となっている。
先端硬質部23は、内部を超高真空状態、または完全真空状態に保ち、撮像ユニット30、ライトガイドバンドル18などの内蔵部を後方側、つまり湾曲部12側へ機械的、電気的などの接続するために、基端部がハーメチックコネクタ71によって気密封止されている。
このハーメチックコネクタ71は、金属性の外装内部がガラス封着されて完全に気密保持され、ライトガイドバンドル18の光伝送路を機械的に接続するためのライトガイドコネクタ端子72、撮像ユニット30を電気的に接続するための電気接続端子73などが基端面に配設されている。
以上の説明から、本実施の形態の内視鏡装置1は、先端部11内が超高真空状態、または完全真空状態となっているため、撮像ユニット30で発生する熱が先端部11の外周方向へ伝わり難い断熱構造となり、撮像ユニット30の周囲が略断熱された構成となっている。
このように構成された内視鏡装置1は、先端部11内の撮像ユニット30に配設された発熱体(熱源)となる各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46で発生した熱Hが撮像ユニット30の周方向の雰囲気空間(先端硬質部23の空間A)の断熱性によって、主に熱伝達部材50を介して、撮像ユニット30の先端側へ伝熱される。なお、上記発生した熱Hは、勿論、各保持枠33,35,36、各支持枠20,21に伝熱されものである。
つまり、内視鏡装置1は、撮像ユニット30の各撮像素子42、45、及び各撮像処理回路43,46で発生した熱Hが効率よく、熱伝達部材50の各吸熱部53〜55の吸熱金属部63〜65から吸熱される構造となる。そして、これら吸熱金属部63〜65に伝熱された熱Hは、図8を用いて説明した第1の実施の形態と同様に、伝熱部52の伝熱金属部62に伝わり、先端側の放熱部51の放熱金属部61に伝熱される。
そして、この放熱部51に伝熱された熱Hは、第1の実施の形態と同様に、放熱金属部61と面接触する透明カバー部材22に放熱(熱放射)され、透明カバー部材22が加熱される。これにより、本実施の形態の内視鏡装置1は、第1の実施の形態と同様に透明カバー部材22の外表面に曇り、結露などの発生を防止することができる。
この作用効果に加えて、本実施の形態の内視鏡装置1は、医療用の場合、先端部11に内蔵される電子機器である撮像ユニット30、照明光伝送部品であるライトガイドバンドル18などの各種接続において、先端硬質部23と気密封止するハーメチックコネクタ71が用いられているため、オートクレーブ(高温高圧滅菌処理)の耐性が向上する。
さらに、先端部11の撮像ユニット30、ライトガイドバンドル18などの内蔵物は、ハーメチックコネクタ71によって一体化するユニット構成となっている。そのため、本実施の形態の内視鏡装置1は、先端硬質部23からハーメチックコネクタ71を取り外すことで、ユニット化された先端部11の内蔵物の交換、故障修理などの各種メンテナンス性が向上し、メンテナンスコストを削減することができるという利点もある。
なお、以上に記載した発明は、上記各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得るものである。
例えば、各実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする不具合に対して、述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得るものである。
本出願は、2009年7月23日に日本国に出願された特願2009−172420号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の内容は、本願明細書、請求の範囲、および図面に引用されたものである。

Claims (5)

  1. 体内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の先端外表面に露出して配置される観察窓である光学部材と、
    前記光学部材から入射した光を集光する対物光学系と、
    前記対物光学系により集光された撮像光を光電変換する電子撮像回路と、
    前記挿入部に設けられ、絶縁性を有する可撓性部材により形成された可撓性フィルム部材と、
    前記可撓性フィルム部材の一端部分を構成し、前記電子撮像回路の近傍に配置され、前記電子撮像回路の発熱を吸熱する第1の金属パターンが形成された吸熱部と、
    前記可撓性フィルム部材の他端部分を構成し、前記対物光学系により集光されて前記電子撮像回路に入射される前記撮像光に干渉しない前記光学部材の前記露出する面とは反対側の背面の位置に面接触して貼着され、前記吸熱部から伝達された熱を前記光学部材に放熱する第2の金属パターンが形成された放熱部と、
    前記可撓性フィルム部材において、前記吸熱部と放熱部とを連結するように設けられ、前記吸熱部の前記第1の金属パターンと前記放熱部の前記第2の金属パターンとを熱伝達可能に接続する第3の金属パターンが形成された伝熱部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡装置。
  2. 前記光学部材を保持する第1の支持枠と、
    先端一部が前記第1の支持枠と嵌合し、前記対物光学系、前記電子撮像回路などを有する撮像ユニットを保持する第2の支持枠と、
    前記第2の支持枠の前記先端一部よりも基端部分と嵌合し、前記対物光学系を保持する光学系保持枠と、
    を備え、
    前記可撓性フィルム部材が前記第1の支持枠と前記第2の支持枠の間、及び前記第2の支持枠と前記光学系保持枠の間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記第2の支持枠、及び前記光学系保持枠には、前記可撓性フィルム部材を挿通配置可能な凹部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡装置。
  4. 前記放熱部は、前記撮像光に干渉しない開口を有するリング状に形成され、前記光学部材の縁に面接触して貼着されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  5. 前記電子撮像回路は、入射された前記撮影光の光電変換を行なう複数の固体撮像素子と、該複数の固体撮像素子によって光電変換された撮像信号を処理する複数の撮像処理回路を備え
    前記複数の固体撮像素子の周囲を個別に覆い、前記複数の撮像処理回路の周囲を一体的に覆うことで、前記複数の固体撮像素子、及び前記複数の撮像処理回路で発生する熱を吸熱する複数の前記吸熱部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
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