JPH089208A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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Publication number
JPH089208A
JPH089208A JP6141400A JP14140094A JPH089208A JP H089208 A JPH089208 A JP H089208A JP 6141400 A JP6141400 A JP 6141400A JP 14140094 A JP14140094 A JP 14140094A JP H089208 A JPH089208 A JP H089208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
lens
video camera
plate
solid
Prior art date
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Pending
Application number
JP6141400A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tomita
務 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH089208A publication Critical patent/JPH089208A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】レンズの結露を防止すること。 【構成】固体撮像素子3の発熱を放熱する放熱板4と、
ここで得られた熱をレンズ1まで伝える熱伝導板5と加
温板6により、レンズ1の温度を高める。 【効果】レンズの温度を高めることによってレンズの結
露を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラに係わ
り、特に、外気温との差、あるいは湿気により生じるレ
ンズ表面の結露を防止する機能を備えたビデオカメラに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用ビデオカメラは、小型軽量
化,低価格化,高性能化等により、誰にでも簡単な操作
で且つ美しい映像を記録することが可能になった。その
後、電化製品には弱点であった、水がかかっても大丈夫
な防水機能を持ったビデオカメラも登場してきた。これ
により、海辺やプール、スキー場などにおける撮影に対
しても特に問題無くなり、記録手段としてのビデオカメ
ラから、よりレジャー色の強い使われ方が為されてくる
ようになった。特にスキー場の様な気温の低い場所で長
時間使用されることも珍しいことではなくなった。
【0003】ビデオカメラには、概略として、レンズを
通して得られる光信号を電気信号に変換する固体撮像素
子、その固体撮像素子を駆動する回路、得られた電気信
号をテレビの映像信号として出力する信号処理回路を備
えている。このうち、固体撮像素子は、自分自身も発熱
するが、素子自体の温度が上昇すると雑音が増加し、出
力する電気信号に雑音が乗ってしまい、最終的に得られ
る映像が汚いものになってしまう。これを防止するため
に、特開平5−22671号公報に述べられているよう
に固体撮像素子の背面に熱伝導率の良い放熱板を取付け
たりすることによって、素子の発熱を良好に放熱させて
いる。
【0004】また、固体撮像素子以外の発熱量の大きい
集積回路部品から発生する熱についても、特開平4−1
11581号公報に述べられているような方法で熱を外
部に放熱してビデオカメラ内部の温度上昇を抑えること
を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記ビデオカメラを例
えば、スキー場のような気温が低い場所で使用した後、
気温の高い室内に持ってきた場合に、レンズ自体が低温
のままでレンズの表面に暖かい空気が接触してしまうと
レンズの表面が結露してしまい、撮影している画像がぼ
やけてしまう。本発明の目的は、この様に温度差が多き
い場所間の移動や、湿気が高い場所での使用によりビデ
オカメラのレンズ表面が結露してしまう不具合を防止
し、また、結露してしまった場合にはこれを除去するよ
うに働くビデオカメラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、レンズ、特
にビデオカメラの本体から外側に露出していて、外気温
の影響を受けやすい部分の周囲に、ビデオカメラ内部に
存在する発熱量の大きい電気回路部品から熱を伝導する
熱伝導体、あるいは、電気的な熱発生装置を設けること
によって達成される。
【0007】
【作用】この様に構成される本発明では、外気温に影響
を受けやすいレンズ及びその周辺の温度を高めることに
よって、レンズの表面が結露するのを防止する。
【0008】
【実施例】図1は、本発明に係わるビデオカメラのレン
ズの結露防止装置の一例を概略的に示す。
【0009】1は外側に露出して固定されているレンズ
であり、外気温の影響を受けやすい部分である。2はレ
ンズ1を固定する鏡筒、3は固体撮像素子であり、これ
は、通常の動作で発熱体となる。4は固体撮像素子3で
発生する熱を拡散し放熱する放熱板、5は放熱板4で得
られた熱をレンズ部へ伝える熱伝導板、6は熱伝導板5
により伝えられた熱をレンズ及びレンズ周辺に放出し加
温する加温板である。4,5,6は熱伝導率の良い金属
を用い、連続的に構成することにより、効率良く熱を伝
えることが出来る。これにより、ビデオカメラの電源を
いれることで、レンズ及びレンズ周辺の温度は適度に高
められ、外気温に大きな差を生じるような場合において
も、あるいは高湿度の雰囲気中においてもレンズが結露
しにくくなる。また、まんいち実際に結露してしまった
場合にも、ビデオカメラの電源をいれていれば露が除去
し易くなる。
【0010】図2に電気的な熱発生装置を用いたレンズ
の結露防止装置の一例を示す。
【0011】7は電圧を与たえることによって発熱する
熱発生装置である。熱発生装置7はスイッチ8を入れる
ことにより作動する。10は熱発生装置7の電源であり
これはビデオカメラの電源と共用する。また、熱発生装
置7には温度センサ9を付属させることにより、温度を
制御して必要以上に高温になるのを防いでいる。よっ
て、外気温が低いところで使用するときには、スイッチ
8を入れておくことでレンズが結露し難くなり、結露し
てしまった場合には露の除去装置として働く。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、外気温
に大きな差がある場所、または、高湿度の雰囲気中でビ
デオカメラをしようした場合に、レンズの表面が結露し
てしまう不具合を防止することができ、結露してしまっ
た場合でも除去し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビデオカメラの一実施例を示す図
である。
【図2】本発明によるビデオカメラの他の実施例を示す
図である。
【符号の説明】
1…レンズ、2…レンズ鏡筒、3…固体撮像素子、4…
放熱板、5…熱伝導板、6…加温板、7…熱発生装置、
8…スイッチ、9…温度センサ、10…電源。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズとレンズから得た光信号を電気信号
    に変換する固体撮像素子と、上記固体撮像素子から得ら
    れた電気信号を処理する信号処理素子と、上記固体撮像
    素子あるいは上記信号処理素子で発生する熱を放熱する
    放熱手段と、上記放熱手段で得られる熱をレンズ部まで
    伝える熱伝導体を備え、上記熱伝導体からの熱によりレ
    ンズの表面が結露するのを防止する手段を設けたことを
    特徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】レンズと電気的な熱発生装置を備え、上記
    熱発生装置で発生する熱によりレンズの表面が結露する
    のを防止する手段を設けたことを特徴とするビデオカメ
    ラ。
JP6141400A 1994-06-23 1994-06-23 ビデオカメラ Pending JPH089208A (ja)

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