JP2007180706A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用時に収納位置から使用位置へと移動される移動部を移動させた後の空間を上記発熱部の放熱用空間として利用して効果的に放熱することを課題とする。
【解決手段】撮像レンズ20と、該撮像レンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子と、撮像素子から出力された電気的画像信号を記録媒体に記録する記録部30と、各種信号の処理を行う信号処理部と、画像を表示する表示用液晶パネル50と、各部に電力を供給するバッテリー60とを備え、上記表示用液晶パネル又はバッテリーを使用時には収納空間70から所定の使用位置まで移動させる移動部とし、撮像素子、信号処理部、記録部、バッテリー等の発熱を伴う複数の発熱部によって囲まれた空間を上記移動部の収納空間とし、上記移動部を上記収納位置から引き出した所定の使用位置まで移動させたときに、上記収納空間が上記発熱部に発生した熱の放熱空間となる撮像装置1。
【選択図】図5
【解決手段】撮像レンズ20と、該撮像レンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子と、撮像素子から出力された電気的画像信号を記録媒体に記録する記録部30と、各種信号の処理を行う信号処理部と、画像を表示する表示用液晶パネル50と、各部に電力を供給するバッテリー60とを備え、上記表示用液晶パネル又はバッテリーを使用時には収納空間70から所定の使用位置まで移動させる移動部とし、撮像素子、信号処理部、記録部、バッテリー等の発熱を伴う複数の発熱部によって囲まれた空間を上記移動部の収納空間とし、上記移動部を上記収納位置から引き出した所定の使用位置まで移動させたときに、上記収納空間が上記発熱部に発生した熱の放熱空間となる撮像装置1。
【選択図】図5
Description
本発明は新規な撮像装置に関する。詳しくは、撮像素子、メカデッキ等の記録部、回路基板等発熱を伴う部分を複数有するデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、使用時に収納位置から使用位置へと移動される移動部を移動させた後の空間を上記発熱部の放熱用空間とする技術に関する。
デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の撮像装置にあって、撮像素子、メカデッキ等の記録部、回路基板等発熱を伴う部分からの発熱を効果的に放熱することは大きな課題である。
上記した発熱部で発生した熱を効率よく外部へ逃がすには、熱を発熱部から低温部へ移動させ、さらにその熱を全体に分散させて逃がす必要がある。しかしながら、上記熱を、例えば、外筐部に逃がすと、外筐部自体が熱くなってしまうため、手で触れる可能性のある部分には熱を逃がすことが出来ない。そのため、外筐部の一部に金属などの伝・放熱効率の良好な材料を使用することが難しい。
また、外筐部の側方へ開閉可能に構成された表示用液晶パネルを有する撮像装置にあって、外筐部のうち液晶表示パネルが収納される部分に熱を逃がすことも考えられるが、この場合、液晶表示パネルを開かない限り、当該部分に蓄積された熱を外部に逃がすことが出来ない。しかも、液晶パネルの使用状態によって、異なる放熱量となるため、効果的な放熱設計とはいえない。
さらに、装置の中央部付近に煙突用の空間を形成し、該空間を介して放熱するものもあったが、煙突用空間のためのスペースが必要となり、装置が大型化するという問題があった。
また、特許文献1にはメカデッキ(記録部)と回路基板との間にバッテリーを配置して、2つの発熱部が直接に隣接することを回避しているが、かかる構造では、断熱にはなるが、放熱の効果はない。
上記したように、従来にあっては、複数ある発熱部の熱を効果的に外部へ放熱することが難しく、発熱による誤動作や故障の危険性を効果的に回避する技術が望まれていた。
そこで、本発明は、上記した事情に鑑み、使用時に収納位置から使用位置へと移動される移動部を移動させた後の空間を上記発熱部の放熱用空間として利用して効果的に放熱することを課題とする。
本発明撮像装置は、上記した課題を解決するために、表示用液晶パネル又はバッテリーを使用時には収納空間から所定の使用位置まで移動させる移動部とし、撮像素子、信号処理部、記録部、バッテリー等の発熱を伴う複数の発熱部によって囲まれた空間を上記移動部の収納空間とし、上記移動部を上記収納位置から引き出した所定の使用位置まで移動させたときに、上記収納空間が上記発熱部に発生した熱の放熱空間となるようにしたものである。
従って、本発明撮像装置にあっては、使用により発熱部に発生した熱は放熱空間を介して放熱される。
本発明撮像装置は、撮像レンズと、該撮像レンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子と、撮像素子から出力された電気的画像信号を記録媒体に記録する記録部と、各種信号の処理を行う信号処理部と、画像を表示する表示用液晶パネルと、各部に電力を供給するバッテリーとを備えた撮像装置であって、上記表示用液晶パネル又はバッテリーを使用時には収納空間から所定の使用位置まで移動させる移動部とし、撮像素子、信号処理部、記録部、バッテリー等の発熱を伴う複数の発熱部によって囲まれた空間を上記移動部の収納空間とし、上記移動部を上記収納位置から引き出した所定の使用位置まで移動させたときに、上記収納空間が上記発熱部に発生した熱の放熱空間となることを特徴とする。
従って、本発明撮像装置にあっては、使用により発熱部に発生した熱は放熱空間を介して放熱される。そして、上記放熱空間は不使用時に移動部を収納しておく収納空間を移動部が使用位置へと移動した後に放熱空間として利用するものであるので、上記放熱空間を設けることにより、装置が大型化することがない。また、外筐部を介して放熱するものではないので、外筐部に手が触れても熱による危険はない。
請求項2に記載した発明にあっては、上記収納空間を囲む壁部材を熱伝導性の良好な材料で形成すると共に、上記収納空間を外部と連通させる通気口を形成したので、発熱部に発生した熱が効率よく収納空間へと放熱され、且つ、収納空間へと放熱された熱は対流により速やかに外部へと放出される。
請求項3に記載した発明にあっては、上記通気口は開閉自在とされ、上記移動部が上記収納空間に位置しているときに上記通気口が閉塞され、上記移動部が使用位置に位置しているときに上記通気口が開放されるので、使用時以外における収納空間へのゴミ等の侵入が防止される。
請求項4に記載した発明にあっては、上記壁部材には収納空間側に張り出した放熱フィンが形成されているので、壁部材の収納空間への放熱面積が増大し、収納空間への放熱が速やかに行われる。
請求項5に記載した発明にあっては、上記移動部は収納位置においてロックされるので、移動部が不用意に収納空間から飛び出してくることがない。
請求項6に記載した発明にあっては、上記移動部の筐体の少なくとも一部が熱伝導性の良好な材料で形成され、移動部が使用位置にある状態において、上記筐体の熱伝導性が良好な部分と上記壁部材とが熱伝導性の良好な伝熱部材によって熱的に接続されているので、発熱部に発生した熱が移動部の筐体を介しても放熱され、移動部に発生した熱の放熱がさらに速やかに為される。
以下に、本発明撮像装置を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1乃至図6に本発明撮像装置の第1の実施の形態を示す。なお、本明細書においては、第1の実施の形態及びその他の実施の形態はいずれも本発明をビデオカメラに適用した実施の形態を示す。
図1及び図2は不使用状態、すなわち、撮影や撮影済み画像の再生を行っていない状態を示すものである。
ビデオカメラ1は、外筐部10を有し、該外筐部10内に所要各部が収納されて構成される。上記外筐部10内には撮像レンズ部20、記録部30、信号処理部40、液晶表示パネル50及びバッテリー60が収納されている。
撮像レンズ部20は、詳細の図示は省略するが、略筒状の鏡筒にレンズ等の光学要素、アイリス、シャッター機構等が組み込まれ、且つ、鏡筒の後端部にはCCD(Chare Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子が配置されている。撮像レンズ部20においては、光学要素によって形成された光学像を固体撮像素子によって電気的信号に変換し、該電気的信号が信号処理部40によって処理された後、記録部30によって記録され、また、液晶表示パネル50に画像として表示される。そして、固体撮像素子は光学像の電気的信号への変換動作に伴って発熱をする。特に、最近のメガピクセル規模の高画素数の固体撮像素子にあっては、その発熱量もかなりのものがある。
信号処理部40は、主として、回路基板上に構成された電子回路として構成されており、上記した固体撮像素子から出力される電気的信号の各種処理、例えば、所定のフォーマットの画像信号への変換、各種エンコードやデコード等が為される。この信号処理部40も動作に伴って発熱をする。
記録部30は、信号処理部40によって処理済みの画像信号を所定の記録媒体に記録する。なお、記録媒体としては、磁気テープ、光ディスク、光磁気ディスク、ハードディスク、固体メモリ等、種々のものが適用可能である。この記録部30も動作に伴って発熱する。
液晶表示パネル50は、撮像レンズ部20で撮像された画像をスルー画像としてモニターしたり、記録部30によって一旦記録した画像信号に基づく画像を再生画像として表示するものである。
バッテリー60は、上記各部20、30、40、50等に電力を供給するものである。このバッテリー60も、電力を消費することによって発熱を伴う。
そして、撮像レンズ部20は外筐部10のうち前端部上方にやや前方へ突出するように配置され、記録部30と信号処理部40は撮像レンズ部20の後方で左右にやや離間した状態で配置され、バッテリー60は撮像レンズ部20の下方でかつ記録部30及び信号処理部40の前側に配置される。そして、外筐部10の内部で、前方を撮像レンズ部20及びバッテリー60で限定され、側方を記録部30と信号処理部40とによって限定された、上方から見て前後に長く側方から見てほぼ矩形をした収納空間70が形成される。
上記収納空間70はその前後及び左右側面を壁部材71によって仕切られている。そして、上記壁部材71は熱伝導性が良好な材料、例えば、アルミニウム等の金属板で形成されている。そして、上記壁部材71には、必要に応じて、上記撮像レンズ部20、記録部30、信号処理部40、バッテリー60を収納している空間と上記収納空間70との間を連通させる図示しない小孔が形成される。また、必要に応じ、上記各部20、30、40、60と壁部材71との間を、例えば、放熱シートを介在させる等の手段によって、熱的に接続しても良い。上記外筐部10のうち上記収納空間70の底面に相当する部分には、必要に応じて、通気口72が形成される。さらに、壁部材71には放熱面積を増加させるための収納空間70側へ突出した複数の放熱用フィンを形成しても良い。この場合、放熱用フィンは、液晶表示パネル50を収納するときには邪魔にならないように折り畳まれ、液晶表示パネル50が収納空間70から出たときに、収納空間70側に突出するようにしておくと良い。
上記液晶表示パネル50は、不使用時には、図1及び図2に示すように、上記収納空間70内に収納されている。そして、図示しない蓋体によって、上記収納空間70の上面が覆われる。そして、使用時には、図5及び図6に示すように、上記収納空間70から引き出される。そのためには、先ず、液晶表示パネル50を回動軸51を中心にして、図4に矢印で示す方向に回動させて、表示面52の長手方向が前後に沿う向きとする。なお、液晶表示パネル50の図3及び図4に示す位置までの移動は、例えば、図1及び図2に示す状態の液晶表示パネル50を上方から下方へい押圧することによってロックが外れて、予め付勢されていた力によって、図3及び図4に示す位置まで出てくるようにしても良いし、あるいは、電源の投入によって電動機構によって自動的に図3及び図4に示す位置まで出てくるようにしても良い。
しかる後、図3及び図4に示す状態から図5に矢印で示すように回動させて、表示面52が後方を向く向きとする。そして、通常、液晶表示パネル50を図5及び図6に示す向きとした状態で撮影が行われる。
そして、撮影が行われる場合は、上記したように、液晶表示パネル50が図5及び図6に示す使用位置へと移動されるため、収納空間70は空っぽの煙突状の空間となる。そこで、撮影に伴って、撮像レンズ部20の固体撮像素子、記録部30、信号処理部40、バッテリー60が発熱するが、上記各部に生じた熱は液晶表示パネル50のための収納空間70を囲んでいる壁部材71へと伝わり、また、壁部材71に形成された小孔を介して収納空間70へと出ていく。そして、壁部材71に伝わった熱は収納空間70へと放出され、これによって、収納空間70内の空気が暖められる。そして、収納空間70の上面は液晶表示パネル50が引き出されたまま閉じられないようにしているか、又は、液晶表示パネル50が引き出された後は閉じられるようにしている場合には閉塞部材の一部に上部通気孔を設けておくことによって、収納空間70内で熱せられた空気は収納空間70の開放された上面又は上部通気孔から外部に出ていき、替わりに、下部通気孔72から外部の空気が入ってくる。すなわち、収納空間70に外部の空気と入れ替わる対流が生じるので、上記各部に生じた熱は収納空間70を介して外部に放出される。
上記しビデオカメラ1にあっては、撮像レンズ部20の固体撮像素子、記録部30、信号処理部40、バッテリー60に発生する熱が収納空間70を介して効果的に放熱される。しかも、上記収納空間70は不使用時に液晶表示パネル50を収納しておく空間として必要なもので、かかる空間を放熱用の空間として利用するので、放熱空間を設けることによってことさらにビデオカメラが大型化することもなく、また、コストアップになることもない。
図7乃至図12に本発明撮像装置の第2の実施の形態を示す。
この第2の実施の形態に係るビデオカメラ1Aは、電源スイッチ、撮影オン・オフスイッチ等の操作スイッチ類が配設された操作部ブロック80が液晶表示パネル50を収納する収納空間70の上面を覆う位置(図7、図8参照)に配設され、液晶表示パネル50を図11及び図12に示す使用位置へと移動させるときに、上記操作部ブロック80が図9に示す矢印方向スライドして上記収納空間70の上面を開放するようになっている。
また、この実施の形態1Aにあっては、液晶表示パネル50は収納空間70からはスライドによって図10に矢印で示すように上方へ引き出され、それから、図11の矢印で示すように回動されて図11及び図12で示す使用位置に移動される。そのために、収納空間70の前部には伸縮可能な案内部材73が配置されており、液晶表示パネル50は案内部材73に案内されて上下にスライドされ、且つ、上端部まで移動したときは、案内部材73に対して回動されるように構成されている。
なお、その他の構成で上記第1の実施の形態1におけると同様の部分には第1の実施の形態1の各部に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
この第2の実施の形態1Aでは、第1の実施の形態1におけると同様に収納空間70内に生じる対流によって放熱するほか、上記案内部材73や液晶表示パネル50の筐体を熱伝導性の良好な材料で形成し、上記壁部材71、案内部材73及び液晶表示パネル50の筐体を熱的に接続しておくことにより、案内部材73及び液晶表示パネル50の筐体を介しても放熱される。
図13乃至図18に本発明撮像装置の第3の実施の形態を示す。
この第3の実施の形態に係るビデオカメラ1Bにあっては、液晶表示パネル50は後方へ引き出されるように構成されている。そして、収納空間70の後面74が開放され、また、収納空間70の上面に相当する外筐部10には上部通気孔75が形成されている。
また、操作部ブロック80は上記収納空間70の後面74を開閉するように位置される。
そして、上記ビデオカメラ1Bにおいて、使用時には、液晶表示パネル50が収納されている収納空間70の後面74を開放するべく、操作部ブロック80が図15に矢印で示す方向へスライドされる。それから、液晶表示パネル50が図16に矢印で示すように後方へ引き出され、該引き出された位置から図17で矢印で示すように回動されて図17で示す使用位置に移動される。
そして、上記各部で発生した熱は、上記各実施の形態におけると同様に、収納空間70を介して放熱される。なお、上部通気孔75は使用時のみに開放されるようにすることが好ましい。
図19及び図20に本発明撮像装置の第4の実施の形態を示す。
この第4の実施の形態に係るビデオカメラ1Cは、バッテリー60を移動部としたものである。そのため、撮像レンズ部20は外筐部10の前方に向かって右前部に配置され、該撮像レンズ部20の後方に記録部30が、撮像レンズ部20の左側に信号処理部40が、それぞれ配置され、また、液晶表示パネル50が外筐部10の左側面を占めるように配置される。これによって、記録部30と液晶表示パネル50との間で、且つ、信号処理部40の後方に収納空間70が形成され、該収納空間70内にバッテリー60が収納されるようになっている。
バッテリー60はバッテリーブロック61に対して挿脱可能にされており、バッテリーブロック61が収納空間70に収納された位置(図19参照)と収納空間70から後方へ引き出された位置(図20参照)との間を移動可能に構成されている。
そして、使用時に、バッテリーブロック61が図20に示すように収納空間70から後方へ引き出されると、該バッテリーブロック61を把持して撮影することが出来るようになる。なお、バッテリブロック61へのバッテリー60の挿脱は、バッテリーブロック61の位置の如何に関わらず行うことが出来る。
バッテリーブロック61が後方へ引き出されると、大きな空間である収納空間70が空になるので、上記した各実施の形態と同様に、該収納空間70を介して放熱される。
なお、上記した、収納空間70を囲む壁部材の材料、通気孔の設置、通気孔の開閉、等に関しては、この第4の実施の形態においても適宜に適用することが出来る。
図21及び図22に示した第5の実施の形態に係るビデオカメラ1Dにあっては、バッテリーブロック61の引き出し方向が下方である点が第4の実施の形態1Cと異なり、その他の点では第4の実施の形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
なお、上記した各実施の形態において示された各部の具体的形状は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
1…ビデオカメラ(撮像装置)、1A…ビデオカメラ(撮像装置)、1B…ビデオカメラ(撮像装置)、1C…ビデオカメラ(撮像装置)、1D…ビデオカメラ(撮像装置)、20…撮像レンズ部(撮像レンズ)、30…記録部、40…信号処理部、50…液晶表示パネル、60…バッテリー、70…収納空間、71…壁部材、72…通気孔、75…通気孔
Claims (6)
- 撮像レンズと、該撮像レンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子と、撮像素子から出力された電気的画像信号を記録媒体に記録する記録部と、各種信号の処理を行う信号処理部と、画像を表示する表示用液晶パネルと、各部に電力を供給するバッテリーとを備えた撮像装置であって、
上記表示用液晶パネル又はバッテリーを使用時には収納空間から所定の使用位置まで移動させる移動部とし、
撮像素子、信号処理部、記録部、バッテリー等の発熱を伴う複数の発熱部によって囲まれた空間を上記移動部の収納空間とし、
上記移動部を上記収納位置から引き出した所定の使用位置まで移動させたときに、上記収納空間が上記発熱部に発生した熱の放熱空間となる
ことを特徴とする撮像装置。 - 上記収納空間を囲む壁部材を熱伝導性の良好な材料で形成すると共に、
上記収納空間を外部と連通させる通気口を形成した
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 上記通気口は開閉自在とされ、
上記移動部が上記収納空間に位置しているときに上記通気口が閉塞され、上記移動部が使用位置に位置しているときに上記通気口が開放される
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 上記壁部材には収納空間側に張り出した放熱フィンが形成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 上記移動部は収納位置においてロックされる
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 上記移動部の筐体の少なくとも一部が熱伝導性の良好な材料で形成され、
移動部が使用位置にある状態において、上記筐体の熱伝導性が良好な部分と上記壁部材とが熱伝導性の良好な伝熱部材によって熱的に接続されている
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
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JP2005374521A JP2007180706A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007180706A true JP2007180706A (ja) | 2007-07-12 |
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2005
- 2005-12-27 JP JP2005374521A patent/JP2007180706A/ja active Pending
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