JPH0546381Y2 - - Google Patents

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JPH0546381Y2
JPH0546381Y2 JP1988035665U JP3566588U JPH0546381Y2 JP H0546381 Y2 JPH0546381 Y2 JP H0546381Y2 JP 1988035665 U JP1988035665 U JP 1988035665U JP 3566588 U JP3566588 U JP 3566588U JP H0546381 Y2 JPH0546381 Y2 JP H0546381Y2
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solid
cooling
image sensor
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cooling plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はビデオカメラ、特にITV装置カメラ
において、この内部の固体撮像素子を冷却する冷
却構造に関する。
(従来の技術) 上記ITV装置用カメラ等のビデオカメラにお
いては、この内部の固体撮像素子の温度が高くな
ると、受像時のノイズが多くなつてしまう欠点が
あるため、これを冷却し温度を下げる必要があ
る。
従来この固体撮像素子の冷却は、一般にビデオ
カメラ全体を冷却することによつて行われてい
た。
これを、第3図に基づいて説明すると、カメラ
本体1及びレンズ部2を、このレンズ部2の前面
に位置する箇所にガラス3を配置したカメラハウ
ジング4の内部に実装し、このカメラハウジング
4の後方にフイン付電子冷却ユニツト5を装着
し、このフイン付電子冷却ユニツト5を作動させ
ることにより、カメラハウジング内全体を冷却す
るようにしたものであつた。
なお、上記フイン付電子冷却ユニツト5は、直
流電流による半導体のペルチエ効果により、冷却
及び加熱の両方を同時に行えるようにした電子冷
却素子を内蔵し、冷却側と加熱側に各々放熱フイ
ンとフアンとを備え、これにより冷気及び熱気を
拡散するようにしたユニツトである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来例の場合、カメラ本
体自体をカメラハウジングで覆う必要があるた
め、冷却すべき体積がかなり大きくなつてしまう
と同時に、冷却効率を上げるためには、容積及び
容量の大きな電子冷却ユニツトが必要となる。更
に、冷気を逃がさないためには、厚い断熱材で覆
う必要があり、勢い装置全体がかなり大掛かりな
ものとなつてしまい、しかも冷却効率がかなり悪
いという問題点があつた。
本考案は上記に鑑み、真に冷却が必要な部分の
みを冷却することにより、装置としての小形化及
び冷却効率の向上を図つたものを提供することを
目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案における冷却
構造は、駆動回路基板に接続したビデオカメラ内
部の固体撮像素子の裏面に冷却板を密着して取付
け、この冷却板の一端とカメラ筐体との間で電子
冷却ユニツトを密着挟持して固着するとともに、
上記固体撮像素子及び冷却板の全周囲を該固体撮
像素子の前面開口部を除き断熱材で覆い、この前
面開口部にガラスを挿着したものである。
(作用) 上記のように構成することにより、ビデオカメ
ラ内部の電子冷却ユニツトの冷気によつて、この
電子冷却ユニツトと密着した冷却板を介して冷却
が必要な固体撮像素子のみを直接冷却するととも
に、この電子冷却ユニツトによる加熱をビデオカ
メラ筐体からこの外部に放熱させるようにするこ
とができ、しかもこの周囲を覆つた最小限の断熱
材によつて、この冷気が外部に洩れてしまうこと
を極力防止するようにすることができる。
(実施例) 以下、実施例について、第1図及び第2図を参
照して説明する。
この実施例の外形は、同図に示すように、カメ
ラ本体1とレンズ部2とからなり、上記従来例と
同様である。
上記、カメラ本体1は、カメラ筐体6で包囲さ
れ、このカメラ筐体6の内部には、裏面において
駆動回路基板7に接続された固体撮像素子8が収
納され、この駆動回路基板7はその裏面側におい
て電気回路9に接続されている。
上記固体撮像素子8の裏面と、駆動回路基板7
との間には、冷却板10がこの固体撮像素子8の
裏面に密着してこれと同体に近い状態で密着して
配設されているとともに、この冷却板10に下端
のフランジ部10aの下面と上記カメラ筐体6と
の間には、取付けねじ11を介してペンチエ素子
等の電子冷却素子を備えた電子冷却ユニツト12
が密着挟持されて固着されている。
このように構成することにより、電子冷却ユニ
ツト12の冷気によつて、冷却板10を冷却し、
これを介して直接固体撮像素子8自体のみを直接
冷却するとともに、この時、電子冷却ユニツト1
2から発生する熱気をカメラ筐体6から外部に放
熱するのである。
固体撮像素子8及び冷却板10の全周囲は、こ
の冷却板10の後方に位置する駆動回路基板7と
一体となつて、固体撮像素子8の前面開口部8a
を除き断熱材13で覆われているとともに、この
前面開口部8aには、図示では2枚のガラス14
が挿着されている。
これにより、固体撮像素子8とガラス14との
間の空気層を気密となし、固体撮像素子8及び冷
却板10の冷気が極力外部に拡散してしまうこと
を防止するとともに、この断熱材13の使用量が
最小限となるよう構成されている。
而して、固体撮像素子8を冷却する場合は、電
子冷却ユニツト11へ直流電流を流すことにより
冷却板10を冷却する。この時、カメラ筐体6側
は熱せられるが、この熱はカメラ筐体6から外部
に放熱される。
そして、上記冷却板10の冷却によつて、これ
に同体に近い状態で固定した固体撮像素子8は、
これと同等の温度に冷やされ、しかもこの固体撮
像素子8は、断熱材13によつて気密に保持され
ているため、外部との空気の流通がなく、この冷
気が保存される。
なお、上記ガラス14は、外部との温度差をな
くすためのもので、複数枚のガラス14を実装す
ることにより、内外気との温度差をなくし、防曇
効果の役割を果たすことができる。
また、このガラス14は、NDフイルタ又は熱
線ガラス、赤外カツトフイルタ、色温度変換フイ
ルタなどと共用又は代用することもできることは
勿論である。
〔考案の効果〕
本考案は上記のような構成であるので、固体撮
像素子を冷却することにより、画像のノイズ低減
化を図ることができるとともに、所定の温度条件
下での性能及び寿命等を期待することができる。
しかも、カメラの電気的回路部品の中で、熱的
に弱い固体撮像素子のみを冷却するようにしたの
で、従来のようなハウジングは不要となつて、安
価で、しかも小形及び軽量化を図ることができる
ばかりでなく、カメラ単体での使用温度範囲が広
がり、いわゆる高温場所へもカメラ単体で設置す
ることができるといつた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を備えたビデオカメ
ラの断面図、第2図はその全体斜視図、第3図は
従来例のビデオカメラの冷却状態を示す断面図で
ある。 1……カメラ本体、2……レンズ部、6……カ
メラ筐体、7……駆動回路基板、8……固体撮像
素子、10……冷却板、12……電子冷却ユニツ
ト、13……断熱材、14……ガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動回路基板に接続したビデオカメラ内部の固
    体撮像素子の裏面に冷却板を密着して取付け、こ
    の冷却板の一端とカメラ筐体との間で電子冷却ユ
    ニツトを密着挟持して固着するとともに、上記固
    体撮像素子及び冷却板の全周囲を該固体撮像素子
    の前面開口部を除き断熱材で覆い、この前面開口
    部にガラスを挿着したことを特徴するビデオカメ
    ラにおける固体撮像素子。
JP1988035665U 1988-03-17 1988-03-17 Expired - Lifetime JPH0546381Y2 (ja)

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JP1988035665U JPH0546381Y2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17

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JPH01139676U JPH01139676U (ja) 1989-09-25
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JP4230101B2 (ja) * 2000-08-31 2009-02-25 三菱電機株式会社 固体撮像装置及び撮像装置
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