JPH06233311A - 固体撮像素子の放熱構造 - Google Patents

固体撮像素子の放熱構造

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JPH06233311A
JPH06233311A JP5032724A JP3272493A JPH06233311A JP H06233311 A JPH06233311 A JP H06233311A JP 5032724 A JP5032724 A JP 5032724A JP 3272493 A JP3272493 A JP 3272493A JP H06233311 A JPH06233311 A JP H06233311A
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Tadashi Yokota
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 固体撮像素子3に固定した周辺回路基板4に
ペルチェ素子6を取り付け、さらに、このペルチェ素子
6に放熱板7を固定し、この放熱板7と筐体2とを、蛇
行部5aを設け熱伝導部材5によって連結した構成とす
る。 【効果】 熱伝導部材の放熱効果を低下させることな
く、固体撮像素子に加わる機械的ストレスを防止でき、
また、周囲温度が高くても確実に固体撮像素子を冷却す
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラやファク
シミリなどに用いられる固体撮像素子に関し、特に、固
体撮像素子に加わる機械的ストレスの防止と、固体撮像
素子の強制的な冷却を行なえる固体撮像素子の放熱構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、固体撮像カメラにおける固体撮
像素子は、温度上昇にともなって暗電流が増加するとい
う特性を有しており、このような暗電流の増加によって
画質が著しく劣化してしまうという問題がある。このよ
うな問題を解決するため、従来から様々な固体撮像素子
の放熱構造が提案されている。例えば、特開昭61-20259
0 号では、 色分解プリズムが取り付けられた筐体と、上
記色分解プリズムに固着された固体撮像素子とを、熱伝
導性の良い金属板によって連結し、固体撮像素子の熱を
筐体に伝導する構成の固体カラー撮像装置が提案されて
いる。
【0003】しかしながら、上記放熱構造は、色分解プ
リズムが取り付けられた筐体と固体撮像素子とを金属板
のような剛体で結合しているため、熱的応力や外部振動
によって固体撮像素子に機械的ストレスが加わり、R,
G,Bの色ずれを起こす問題があった。ここで、このよ
うな問題点を解決するため、特開平1-259692号では、固
体撮像素子を熱伝導性の良い基板に取り付け、この基板
と筐体(放熱体)とを、熱伝導性が良く、しかも柔軟性
を有する熱伝導部材、例えば銅編組線などによって連結
し、固体撮像素子の熱を放熱体に伝導する構成の固体撮
像装置が提案されている。この固体撮像装置は、固体撮
像素子と放熱体とを接続する熱伝導部材が柔軟性を有し
ているので、熱的応力や外部振動によって生ずる機械的
ストレスが固体撮像素子に加わるのを防止できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平1-
259692号で提案された固体撮像装置は、熱伝導部材に銅
編組線を用いているため、熱伝導部材の断面積が小さく
なり、これによって熱伝導量が減少して放熱効果が低下
するという問題があった。また、従来の固体撮像素子の
放熱構造は、熱伝導による放熱効果のみによって固体撮
像素子を冷却する構成となっていたので、固体撮像素子
を筐体(放熱体)より低い温度にすることができず、こ
のため、周囲の温度が高い雰囲気下では、固体撮像素子
の温度を十分下げることができず、上述した画質の劣化
を防止することができないという問題もあった。
【0005】本発明は、このような問題点にかんがみて
なされたものであり、熱伝導部材の放熱効果を低下させ
ることなく、固体撮像素子に加わる機械的ストレスを防
止でき、また、周囲の温度が高い雰囲気下でも確実に固
体撮像素子を冷却することができる固体撮像素子の放熱
構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の固体撮像素子の放熱構造は、色分解プリズ
ムを取り付けた筐体と、この色分解プリズムの光射出面
に固定された固体撮像素子とを、一方向又は二方向に蛇
行させた熱伝導部材によって連結した構成としてあり、
好ましくは、前記固体撮像素子に、放熱板を固定したペ
ルチェ素子を取り付け、この放熱板と前記筐体とを一方
向又は二方向に蛇行させた熱伝導部材によって連結した
構成としてある。
【0007】
【作用】上述した構成からなる本発明の固体撮像素子の
放熱構造によれば、固体撮像素子及びその周辺回路基板
で発生した熱は、熱伝導部材を介して筐体に放熱され
る。また、熱伝導部材を一方向又は二方向に蛇行させて
あるので、熱的応力や外部振動による機械的ストレス
は、この熱伝導部材に吸収される。さらに、前記固体撮
像素子に、放熱板を固定したペルチェ素子を取り付けた
場合には、周囲温度が高くても、固体撮像素子及びその
周辺回路基板で発生した熱が、前記ペルチェ素子のペル
チェ効果により前記熱伝導部材を介して筐体に強制的に
伝導される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の固体撮像素子の放熱構造の実
施例について図面を参照しつつ説明する。図1(図a)
は本発明の第一実施例に係る固体撮像素子の放熱構造を
示す側面図である。同図において、1は色分解プリズム
であり、筐体2に取り付けてある。また、色分解プリズ
ム1の光射出面には、固体撮像素子3が取り付けてあ
る。この固体撮像素子3には、周辺回路基板4が取り付
けてある。
【0009】5は熱伝導部材であり、一端を周辺回路基
板4に、また他端を筐体2にねじ止めすることによっ
て、周辺回路基板4と筐体2とを連結してある。また、
熱伝導部材5には、図において上下方向に蛇行する蛇行
部5aを設けてある。このような熱伝導部材5は、柔軟
性を有し、熱抵抗の小さな金属によって形成することが
好ましい。例えば、厚さ0.2mm程度の銅の薄板によ
って熱伝導部材5を形成すると、熱伝導性と柔軟性に関
し良好な結果が得られる。
【0010】なお、熱伝導部材5の蛇行部5a,5b
は、例えば図1(b)に示すように、図において熱伝導
部材5の上下及び左右の二方向に設けてもよく、このよ
うにすると、熱伝導部材5の柔軟性がより向上する。た
だし、蛇行部5a,5bを二方向に設けると、固体撮像
素子3から筐体2までの熱伝導距離が長くなるので、熱
伝導効果が若干低下する。したがって、蛇行部を増加す
る場合は、後述するペルチェ素子及び放熱板を併設する
ことが望ましい。
【0011】上記構成からなる本実施例の固体撮像素子
の放熱構造によれば、固体撮像素子3及び周辺回路基板
4で発生した熱は、熱伝導部材5を介して筐体2に伝導
される。また、熱的応力や外部振動は、熱伝導部材5の
蛇行部5aによって吸収され、固体撮像素子3に機械的
ストレスが加わることがない。
【0012】次に、本発明の第二実施例に係る固体撮像
素子の放熱構造について、図2を参照して説明する。図
2(a)は本発明の第二実施例に係る固体撮像素子の放
熱構造を示す側面図である。本実施例では、固体撮像素
子に、放熱板を固定したペルチェ素子を取り付け、固体
撮像素子の放熱が強制的に行なわれるようにしてある。
【0013】同図において、6はペルチェ素子であり、
固体撮像素子3に固定した周辺回路基板4上に取り付け
てある。また、ペルチェ素子6の一側面には、放熱板7
が固定してあり、この放熱板7は、熱伝導部材5を介し
て筐体2と連結してある。このような放熱板7は、例え
ば、セラミック、ホーロー及びアルミニウム等の熱伝導
性の良い材料によって形成されている。
【0014】このような構成からなる第二実施例の固体
撮像素子の放熱構造によれば、固体撮像素子3及び周辺
回路基板4で発生した熱をペルチェ素子6のペルチェ効
果によって、強制的に放熱板7に伝えることができ、ま
た、ペルチェ素子6からの熱は放熱板7を介し、かつ熱
伝導部材5を伝導して筐体2から放熱される。
【0015】なお、本実施例では、熱伝導部材5の蛇行
部5aを図において上下方向にのみ設けた構成としてあ
るが、上記第一実施例と同様に、図において熱伝導部材
5の上下及び水平の二方向に蛇行部5a,5bを設ける
こととしてもよい(図2(b))。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の固体撮像
素子の放熱構造によれば、固体撮像素子と筐体を蛇行部
を設けた熱伝導部材で結合したことによって、熱伝導部
材の放熱効果を低下させることなく、固体撮像素子の加
わる機械的ストレスを防止できる。また、固体撮像素子
に放熱板を固定したペルチェ素子を取り付けたことによ
って、周囲の温度が高くても確実に固体撮像素子を冷却
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る固体撮像素子の放熱
構造を示す側面図であり、同図(a)は熱伝導部材の蛇
行部を一方向に形成した場合の実施例、同図(b)は熱
伝導部材の蛇行部を二方向に形成した場合の実施例を示
す。
【図2】本発明の第二実施例に係る固体撮像素子の放熱
構造を示す側面図であり、同図(a)は熱伝導部材の蛇
行部を一方向に形成した場合の実施例、同図(b)は熱
伝導部材の蛇行部を二方向に形成した場合の実施例を示
す。
【符号の説明】
2…筐体 3…固体撮像素子 4…周辺回路基板 5…熱伝導部材 5a,5b…蛇行部 6…ペルチェ素子 7…放熱板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色分解プリズムを取り付けた筐体と、こ
    の色分解プリズムの光射出面に固定された固体撮像素子
    とを、一方向又は二方向に蛇行させた熱伝導部材によっ
    て連結したことを特徴とする固体撮像素子の放熱構造。
  2. 【請求項2】 色分解プリズムを取り付けた筐体と、こ
    の色分解プリズムの光射出面に固定された固体撮像素子
    を備え、 この固体撮像素子に、放熱板を固定したペルチェ素子を
    取り付け、この放熱板と前記筐体とを一方向又は二方向
    に蛇行させた熱伝導部材によって連結したことを特徴と
    する固体撮像素子の放熱構造。
JP5032724A 1993-01-28 1993-01-28 固体撮像素子の放熱構造 Expired - Fee Related JPH0767177B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044395A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Panasonic Corp 固体撮像素子の放熱構造及び固体撮像デバイス
WO2009098875A1 (ja) 2008-02-06 2009-08-13 Panasonic Corporation 固体撮像装置およびその製造方法
US9161432B2 (en) 2011-09-09 2015-10-13 Sony Corporation Circuit board
JP2015225950A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体撮像装置及び放射線検出器

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JP2015225950A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体撮像装置及び放射線検出器

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