JP2002344178A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JP2002344178A
JP2002344178A JP2001148255A JP2001148255A JP2002344178A JP 2002344178 A JP2002344178 A JP 2002344178A JP 2001148255 A JP2001148255 A JP 2001148255A JP 2001148255 A JP2001148255 A JP 2001148255A JP 2002344178 A JP2002344178 A JP 2002344178A
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heat
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Hiroki Iwamiya
広記 岩宮
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/2039Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating characterised by the heat transfer by conduction from the heat generating element to a dissipating body
    • H05K7/20409Outer radiating structures on heat dissipating housings, e.g. fins integrated with the housing
    • H05K7/20427Outer radiating structures on heat dissipating housings, e.g. fins integrated with the housing having radiation enhancing surface treatment, e.g. black coating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト且つ小型な放熱性の良い電子装置を
提供する。 【解決手段】 ケース1と、このケース1に収容された
発熱素子2とを備え、発熱素子2から発生される熱がケ
ース1に伝えられて放熱される電子装置S1において、
ケース1の外面1cに、ケース1よりも放射率が高く紙
よりなるシート材14が貼り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体内に発熱素子
を収納し該発熱素子から発生される熱が該筐体に伝えら
れて放熱される電子装置に関し、特に、発熱素子からの
熱を効率良く放熱できる電子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、筐体内に発熱素子を収納して
なる電子装置としては、発熱素子等の電子部品を、例え
ばセラミック基板やプリント基板に実装し、これら基板
をアルミ等の金属よりなる筐体(ケース)に収容してな
るものが知られている。
【0003】このような電子装置においては、発熱素子
が加熱されるのを防止するために、発熱素子を直接ある
いは放熱部材等を介して筐体に接触させ、発熱素子から
発生される熱が筐体に伝えられて放熱されるようにして
いる。
【0004】しかし、筐体に伝導された熱を外部に放熱
する能力には限界があるため、筐体の表面積を大きくし
たり、ファン等を用いて強制空冷を行う等の対策が行わ
れるが、その場合、電子装置の体格が大きくなってしま
う。
【0005】この様な問題に対して、特開平7−190
675号公報には、外部への熱の放射を効率よく行うた
めに、ジメチルシリコーン、コージライト粉粒体、銅粉
の混合物よりなるシート材を発熱体に接触させた構造が
提案されている。また、筐体表面の放射率を向上させる
目的で、筐体表面にカチオン電着塗装やアルマイト処理
等を行うことが一般的に行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、筐体表
面に対して、上記した混合物よりなるシート材を貼り付
けたり、カチオン電着塗装やアルマイト処理等を行うこ
とは、特別な処理や材料を要するため、手間がかかりコ
ストが高いという問題がある。
【0007】本発明は上記問題に鑑み、低コスト且つ小
型な放熱性の良い電子装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】発熱体表面からの放熱は
熱伝達率に依存し、この熱伝達率としては、放射による
熱伝達率と空気による熱伝達率(空気の対流による熱伝
達率)とがある。ここで、自然空冷では、両熱伝達率は
同程度であるため、放射による熱伝達率を向上させるこ
とで放熱性を改善することができる。また、放射による
熱伝達率は、放射率に依存するので、放射による熱伝達
率を向上させるには、放射率を高くすればよい。
【0009】請求項1に記載の発明は、このような考え
に基づいてなされたものであり、筐体(1)と、この筐
体に収容された発熱素子(2)とを備え、発熱素子から
発生される熱が筐体に伝えられて放熱される電子装置に
おいて、筐体の外面に、筐体よりも放射率が高く紙より
なるシート材(14)を貼り付けたことを特徴としてい
る。
【0010】本発明は、紙の放射率が筐体を構成する金
属の放射率よりも高いことに着目したものであり、筐体
の外面に、筐体よりも放射率が高く紙よりなるシート材
を貼り付けることで、筐体の表面積を大きくしたり、強
制空冷手段を設けたりすることなく、放熱性を向上させ
ることができる。また、安価な紙を筐体の外面に貼り付
けるだけの簡単な構成とすることができる。
【0011】よって、本発明によれば、低コスト且つ小
型な放熱性の良い電子装置を提供することができる。
【0012】ここで、シート材(14)の厚さは、あま
り厚いと放熱性を阻害する可能性があるので、0.3m
m以下であることが好ましい。また、そのようなシート
材としては、アート紙よりなるものを採用することがで
きる。
【0013】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
図に示す実施形態について説明する。図1は、本発明の
第1実施形態に係る電子装置S1の要部構成を示す概略
断面図であり、図2は図1におけるA−A矢視断面図で
ある。
【0015】電子装置S1は、本体を区画するアルミダ
イキャスト製のケース(筐体)1を備える。本例のケー
ス1は、図1中の左右方向の長さが193mm、図1中
の縦方向の長さが30mm、図2中の左右方向の長さが
170mmの体格のものとしている。
【0016】ケース1内には、発熱素子2やその他の部
品3等の電子部品が実装された複数個のセラミック基板
4、および、このセラミック基板4が実装されたマザー
ボードとしてのプリント配線基板5が収容されている。
【0017】この電子装置S1においては、発熱素子2
を含む駆動回路部分を機能毎に分けて、その機能毎にセ
ラミック基板4に実装している。それにより、各電子装
置1毎に必要な機能を選択する際にセラミック基板4単
位で選択すれば良く、選択すべき製品数を減少させて製
品の自由度を向上させている。
【0018】ここで、発熱素子2としては、例えば、パ
ワー素子である駆動トランジスタ(パワートランジス
タ)を用いることができる。その他の部品3としては、
ICやセラミックコンデンサ等を用いることができる。
これらの発熱素子2とその他の部品3は、セラミック基
板4に半田や導電性接着剤などによって実装されてい
る。
【0019】また、発熱素子2は、セラミック基板3に
ベアチップ実装されており、実装密度が大きくなってい
る。この発熱素子2はセラミック基板3に複数個搭載さ
れている。
【0020】一般に、発熱素子2の発熱による周囲の温
度は、発熱素子2の搭載位置では高くなるが、発熱素子
2からある距離までは急激に低下し、それより離れた位
置では緩やかに低下する。
【0021】そのため、温度が高い状態から急激に低下
して隣り合う発熱素子2に影響を与えない程度の温度に
なった位置において隣り合う発熱素子2を搭載すること
により、必要以上に発熱素子2を離した状態で搭載して
実装密度が低下してしまうことが無く、かつ、隣り合う
発熱素子2からの熱の影響を低減することができる。
【0022】具体的には、複数の発熱素子2のうちのあ
る発熱素子2に電力を与えた場合に、この発熱素子2の
発熱による1W当たりの温度勾配が0.1℃/mmとな
る位置に他の発熱素子2を搭載することができる。な
お、本実施形態では発熱素子2の間隔は3mmとしてい
る。
【0023】また、複数のセラミック基板4は、1つの
放熱フィン(放熱部材)6に接合されている。放熱フィ
ン6としては、熱伝導性の高いアルミニウム材料等から
なるものを用いると好適である。図1及び図2に示す様
に、放熱フィン6はプリント配線基板5とケース1とに
当接して挟まれている。
【0024】図2に示す様に、放熱フィン6には、プリ
ント配線基板5に対して平行方向に突出した突出部6a
が形成されており、上記セラミック基板4は、この突出
部6aの先端部に対して、例えば、熱伝導性の高いシリ
コン系の接着剤を用いて接合されている。
【0025】つまり、プリント配線基板5に対してセラ
ミック基板4が略垂直に配置された形となっている。こ
れにより、プリント配線基板5上の実装面積を小さくす
ることができる。ここで、セラミック基板4とプリント
配線基板5とは接続端子(端子クリップ)7を介して電
気的に接続されている。
【0026】また、図2に示す様に、プリント配線基板
5には、マイコン等の素子8が搭載されている。この素
子8は、動作保証温度が低いため、発熱素子2から距離
を置く必要がある。本実施形態では、発熱素子2を1つ
の放熱フィン6に実装して、発熱素子2をプリント配線
基板5の一部分に集めているため、容易にマイコン等の
素子8と発熱素子2とを離すことができる。
【0027】また、図2に示す様に、放熱フィン6のセ
ラミック基板4が接合された側とは反対側において、プ
リント配線基板5には、コネクタ9がネジ止め等により
固定されており、コネクタ9のリード端子やその他の電
子部品のリード端子(図示せず)もプリント配線基板5
に半田付され電気的に接続されている。
【0028】また、放熱フィン6のうちプリント配線基
板5と当接した面の反対の面である一面6c側におい
て、放熱フィン6の両端部には凹部6bが形成されてい
る。この凹部6bの底部は平面になっている。また、ケ
ース1の一面1aにおいてケース1内部に向けて突出し
た凸部1bが形成されている。この凸部1bは放熱フィ
ン6の凹部6bと対向する位置に設けられている。
【0029】この凸部1bの先端部は平面になってお
り、放熱フィン6の凹部6bの底部とケース1の凸部1
bの先端部の全面とが当接している。つまり、ケース1
の凸部1bは、当該凸部1bの先端部の全面が凹部6b
の底部と確実に当接するような大きさになっている。図
示例では、各々の当接部位において当接面積が60mm
2となっている。
【0030】ケース1と放熱フィン6は一般に鋳造で作
られるため、大きな面積において全体が接触するような
平面度を確保することは難しい。しかし、この大きな面
積のうちのある程度の小さい面積に着目すれば、ケース
1と放熱フィン6とを接触させることができる程度の平
面になっている。
【0031】そこで、本実施形態では、ケース1と放熱
フィン6とに、互いに当接させることができる程度の大
きさの凸部1bと凹部6bを複数設けて、その先端部や
底部を平面にしているため、ケース1と放熱フィン6と
を確実に当接させることができる。
【0032】また、この凸部1bと凹部6bとが当接し
ている部位において、プリント配線基板5のうち放熱フ
ィン6と当接していない側の面から放熱フィン6を貫通
して、ネジ10によって、プリント配線基板5、放熱フ
ィン6、及びケース1の各部材が固定されている。さら
に、図1に示す様に、プリント配線基板5の中央部にお
いて、プリント配線基板5と放熱フィン6とがネジ11
により固定されている。
【0033】また、プリント配線基板5の放熱フィン6
と当接している面の反対側にはカバー12が備えられて
いる。このカバー12は、端部においてプリント配線基
板5を介してケース1の端部にネジ13により固定され
ている。
【0034】そして、この電子装置S1においては、発
熱素子2から発生した熱は放熱フィン5に伝わり、ケー
ス1の凸部1bと放熱フィン6の凹部6bとが当接した
部位を介して、放熱フィン6に伝わった熱がケース1に
伝えられるようになっている。
【0035】ここで、電子装置S1においては、ケース
(筐体)1の外面1cには、ケース1よりも放射率が高
く紙よりなるシート状のシート材14が貼り付けられて
いる。本例では、シート材14は貼り付け面に粘着性の
樹脂が施されたアート紙よりなるものである。
【0036】「手段」の欄にて述べたように、強制空冷
を用いることなく自然空冷にて放熱を行う場合、放射に
よる熱伝達率と空気による熱伝達率とは同程度であり、
放射による熱伝達率を向上させることで放熱性を改善す
ることができる。放射による熱伝達率をHとし、放射率
をR、環境温度をTa、温度上昇をΔTとすると、この
熱伝達率Hは、次の数式1にて示される。
【0037】
【数1】H=R×5.69×10-8×{(Ta+ΔT)
4+Ta4}/ΔT このように、放射による熱伝達率は放射率に比例する。
【0038】本例のケース1を構成するアルミダイキャ
ストの放射率は、約0.35と低く十分な放射ができな
いため、外部への十分な放熱が行えず、その結果、発熱
素子2の温度が許容温度以上になってしまう。
【0039】その点、本例の様に、アート紙よりなるシ
ート材14をケース1の外面1cに貼り付けた場合、ア
ート紙の放射率は約0.8とアルミダイキャストに比べ
て2倍以上高い。そのため、放射による熱伝達を効率よ
く行うことができ、その結果、発熱素子2の温度を許容
温度内に抑えることができる。
【0040】例えば、本実施形態における発熱素子2か
ら発生した熱の放熱経路は、図2中の矢印Bに示す様
に、セラミック基板4、放熱フィン6、ケース1の凸部
1bと放熱フィン6の凹部6bとの当接部、ケース1に
順次伝えられ、シート材14から外部へ放熱されるよう
になっている。
【0041】実際に、アルミダイキャストよりなるケー
ス1の表面にシート材14を貼り付けない場合(アルミ
ダイキャスト素地の場合、比較例)と、アート紙よりな
るシート材14を貼り付けた場合とで、放熱フィン6か
ら外部空気への熱抵抗を測定した。ここで、放熱フィン
6の温度測定部位は、図2中の符号Cで指し示す部位で
ある。
【0042】その結果、アルミダイキャスト素地の場合
では、熱抵抗は2.9℃/Wであったのに対し、アート
紙よりなるシート材14を貼り付けた場合では、熱抵抗
は2.5℃/Wであり、約0.4℃/Wの低減効果が確
認された。
【0043】このように、本実施形態によれば、ケース
1の外面1cに、ケース1よりも放射率が高く紙よりな
るシート材14を貼り付けることで、ケース1の表面積
を大きくしたり、強制空冷手段を設けたりすることな
く、放熱性を向上させることができる。また、安価な紙
をケース1の外面1cに貼り付けるだけの簡単な構成と
することができる。
【0044】また、本発明者等の検討によれば、シート
材14として、アート紙以外の一般的な紙を採用して
も、アート紙を採用した場合と略同等の効果が実現され
ることを確認している。よって、本実施形態によれば、
低コスト且つ小型な放熱性の良い電子装置S1を提供す
ることができる。
【0045】ここで、シート材14の厚さは、あまり厚
いと放熱性を阻害する可能性があるので、0.3mm以
下であることが好ましい。この程度の厚さであれば、上
記した約0.4℃/Wの熱抵抗低減効果が得られること
を確認している。
【0046】また、図3は、シール材14の面積(シー
ル面積)と放熱フィン6から外部空気への熱抵抗との関
係を調べた結果を示す図である。図3では、熱抵抗とし
て、フィン端温度上昇/VICP電力(℃/W)を用い
ているが、これは、発熱素子2に規格に基づいた電力を
通電したときに、上記した図2中の符号Cで指し示す放
熱フィン6の部位における1W当たりの温度上昇を測定
したものである。
【0047】図3から、上記図1に示す例のように、ケ
ース1の外面1cの全面にシート材14を貼り付けなく
とも、ケース1の外面1cのうち発熱素子2の近くの高
温となる部位のみにシート材14を貼り付けた場合であ
っても、放熱性向上の効果が得られることがわかる。
【0048】また、ケース1の外面1cのうち発熱素子
2の近くの高温となる部位のみにシート材14を貼り付
けた場合には、シート材14に要するコストを低減する
ことができ、且つ、当該外面1c全面に貼り付ける場合
に比べて貼り付けやすいので、シール材14の組付性向
上にもつながる。
【0049】なお、上記例では、ケース1と放熱フィン
6とは2個所において、凸部1bと凹部6bとを設けて
当接しているが、この当接部位を3個所以上にすること
により、さらに放熱性を向上させるようにしても良い。
また、凸部1bの先端部と凹部6bの底面との間に接触
熱抵抗を低減させる部材を介在させても良い。
【0050】また、上記例では、プリント配線基板5に
対してセラミック基板4が略垂直に配置されているが、
セラミック基板4とプリント配線基板(マザーボード)
5とを略平行の位置関係になるように配置しても良い。
【0051】また、ケース1と放熱フィン6とは、凸部
1bと凹部6bとを設けて当接しているものでなくとも
良く、平坦面にて当接しているものでも良い。例えば、
上記図1において、ケース1の一面1aと放熱フィン6
の一面6cとを平坦面として、これら両面1a、6cを
当接させるようにしても良い。
【0052】(第2実施形態)図4は、本発明の第2実
施形態に係る電子装置S2の要部構成を示す概略断面図
である。図4に示す様に、発熱素子2は、セラミック等
よりなる基板20に半田や導電性接着剤等の接続材料に
て実装されており、この基板20は接着剤21によりケ
ース1に固定されている。ケース1は、カバー12で密
閉されている。
【0053】また、ケース1の外面1cには、シート材
14が貼り付けられている。そして、この電子装置S2
においては、発熱素子2からの熱は、基板20、ケース
1へ伝わり、シート材14から効率良く放熱することが
できる。
【0054】このように、本実施形態においても、ケー
ス1と、このケース1に収容された発熱素子2とを備
え、発熱素子2から発生される熱がケース1に伝えられ
て放熱される電子装置S2において、ケース1の外面1
cに、ケース1よりも放射率が高く紙よりなるシート材
14を貼り付けた構成となっており、上記第1実施形態
と同様に、低コスト且つ小型な放熱性の良い電子装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電子装置の概略断
面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視断面図である。
【図3】シール材の面積と放熱フィンから外部空気への
熱抵抗との関係を調べた結果を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る電子装置の概略断
面図である。
【符号の説明】
1…ケース(筐体)、2…発熱素子、14…シール材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体(1)と、この筐体に収容された発
    熱素子(2)とを備え、前記発熱素子から発生される熱
    が前記筐体に伝えられて放熱される電子装置において、 前記筐体の外面には、前記筐体よりも放射率が高く紙よ
    りなるシート材(14)が貼り付けられていることを特
    徴とする電子装置。
  2. 【請求項2】 前記シート材(14)の厚さは、0.3
    mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の電子
    装置。
  3. 【請求項3】 前記シート材(14)は、アート紙より
    なるものであることを特徴とする請求項1または2に記
    載の電子装置。
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