JP2000077872A - 熱伝導部材及び当該伝導部材を用いた電子機器 - Google Patents

熱伝導部材及び当該伝導部材を用いた電子機器

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JP2000077872A
JP2000077872A JP10242363A JP24236398A JP2000077872A JP 2000077872 A JP2000077872 A JP 2000077872A JP 10242363 A JP10242363 A JP 10242363A JP 24236398 A JP24236398 A JP 24236398A JP 2000077872 A JP2000077872 A JP 2000077872A
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heat conductive
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electronic device
insulating layer
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Masahiro Oura
正裕 大浦
Toshiyuki Oshima
俊幸 大島
Isao Oshima
勇男 大島
Naoki Matsuoka
直樹 松岡
Takao Yoshikawa
孝雄 吉川
Masahiko Arimoto
雅彦 有本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の設計上、放熱部材を設置する位置
の自由度を高くして、発熱する電子部品と放熱部材の位
置関係が複雑となるような電子機器にも適用可能な熱伝
導部材を提供する。 【構成】 銅箔やアルミニウム箔などシート状の熱伝導
性基材11を覆うように、その両面及び側面並びに端面
に、発泡性樹脂等から作製された断熱層12を設ける。
また、当該断熱層12の一部を切り欠き、前記熱伝導性
基材11が露出された電子機器あるいは放熱部材と熱的
に接触させる接合部13を設ける。さらに当該接合部1
3に、熱伝導性接着剤やハンダ等から形成された熱伝導
性接合層14を設け、本発明の熱伝導部材10を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱伝導部材及び当該
熱伝導部材を用いた電子機器に関する。具体的には、例
えば家電製品やOA機器等の電子機器の内部で発生する
熱の放熱(放散)対策として使用される熱伝導部材に関
し、さらに詳しくは、動作中に発熱を伴う電子部品から
発生した熱を、電子部品から離れた位置に設置された放
熱部材へと熱伝導させることができる熱伝導部材及び当
該熱伝導部材を用いた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】家電製品やOA機器等の電子機器の内部
で発生する熱の放熱対策は、製品の信頼性向上の点から
重要となってきている。現在、一般的な放熱対策とし
て、動作中に発熱を伴う電子部品(例えばCPUとして
用いられるIC)上に直接、ヒートシンク等の放熱部材
を形成(載置)する方式等が採用されている。
【0003】ところで、近年、機器の小型化が進むにつ
れて、放熱部材を設置するスペースを確保することが困
難となり、設計上、放熱部材を電子部品から離れた位置
に設置し、両者間の熱伝導を熱伝導部材を用いて行うこ
とが有る。この場合、電子部品と放熱部材間の熱伝導部
材として、ヒートハイプを利用することがある。
【0004】しかしながら、電子部品と放熱部材との位
置関係が複雑である場合には、その形態に合致するよう
にヒートパイプを加工して両者を連結することが困難と
なる。この結果、電子部品と放熱部材の位置関係はヒー
トパイプの形状に制限され、電子機器の設計上、放熱部
材を設置する位置の自由度が規制されるという問題があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電子
機器の設計上、放熱部材を設置する位置の自由度を高く
し、発熱する電子部品と放熱部材の位置関係が複雑とな
るような電子機器にも適用可能な熱伝導部材を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、柔軟性を有するシート状の熱伝導性基材を
用いて、電子部材から離れた位置に設置された放熱部材
まで熱伝導させるヒートパイプの機能を果たすようにし
たものである。
【0007】本発明の熱伝導部材は、動作中に発熱を伴
う電子部品から発生した熱を、当該電子部品から離れた
位置に設置された放熱部材へと熱伝導する熱伝導部材で
あって、シート状の熱伝導性基材と、当該熱伝導性基材
の両面に設けられた断熱層とを有し、前記断熱層が切り
欠かれて前記熱伝導性基材が露出した、電子部品若しく
は放熱部材と接続するための接続部が設けられたことを
特徴としている。
【0008】このとき、前記接続部上に熱伝導性接合層
を設けるのが好ましく、当該熱伝導性接合層は、特に熱
伝導性接着剤層とするのが望ましい。
【0009】さらに、本発明の熱伝導部材は、可撓性を
有することを特徴としている。
【0010】また、本発明の電子機器は、動作中に発熱
を伴う電子部品と、当該電子部品から離れた位置に設置
され、当該電子部品から発生した熱を放熱する放熱部材
とを備え、前記電子部品と前記放熱部材とを上記本発明
の熱伝導部材で接続した電子機器であって、熱伝導部材
の前記接続部のいずれかと前記電子部品を接触させると
共に、熱伝導部材の残る前記接続部のいずれかと前記放
熱部材を接触させたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態であ
る熱伝導部材の断面構成図、図2は当該熱伝導部材を使
用した電子機器の概略構成図、図3は本発明の別な実施
の形態である熱伝導部材の断面構成図、図4は本発明の
さらに別な実施の形態である熱伝導部材の断面構成図で
ある。さらに、図5は本発明のさらに別な実施の形態で
ある熱伝導部材を示す図であって、同図(a)はその斜
視図、同図(b)は同図(a)のA−A線断面図、同図
(c)は同図(a)のB−B線断面図である。以下、各
図に従って、本発明について詳細に説明する。
【0012】図1に示す熱伝導部材10は、シート状を
した熱伝導性基材11の両面に断熱層12を備えてい
る。熱伝導性基材11は、電子部品から発生する熱を放
熱部材に伝えて、放熱部材から放熱させるための機能を
有する。従って、該熱伝導性基材11としては、熱を有
効に伝達できる必要があり、熱伝導率の高いものが好適
に用いられる。
【0013】また本発明の熱伝導部材10は、電子部品
と放熱部材の位置関係が複雑な場合にも対応できるよう
に、可撓性つまりフレキシビリティを有することが好ま
しい。すなわち、複雑に配置された電子機器の構成部品
間を縫うようにして配設できなければならず、自由に屈
曲可能であることが必要となる。このため、当該熱伝導
性基材11としては柔軟性のあるものが使用され、例え
ば、アルミニウムや銅、亜鉛、鉄などの熱伝導性を有す
る金属製の箔膜や熱伝導性樹脂製のシート若しくはフィ
ルムを挙げることができる。中でも、熱伝導性やコスト
の観点から金属製の箔膜、特に銅箔やアルミニウム箔が
好ましく用いられる。
【0014】また、熱伝導性樹脂としては、シリコーン
やアクリル系樹脂など一般的な樹脂中に熱伝導性フィラ
ーを含有してなるもの等を挙げることができる。
【0015】熱伝導性基材11の厚さは、熱伝導性の観
点からは厚い程好ましいが、厚くなれば柔軟性に欠ける
ことになる。このため、用いる熱伝導性基材11の材質
によっても異なるが、通常5〜500μmの厚さのもの
が好ましく、さらには12〜125μmのものが望まし
い。
【0016】本発明の熱伝導部材10は、電子機器等の
筐体内に備えられるため、放熱部材までの経路途中にお
いて放熱を抑える必要がある。このため、前記熱伝導性
基材11の両面には、断熱層12が設けられる。断熱層
12としても、上記したように可撓性を有することが好
ましいため、該熱伝導性基材11と同様に柔軟性のある
ものが使用される。さらに、構成部品との絶縁性を確保
するため、絶縁性を有するものが好適に用いられる。従
って、当該断熱層12としては、例えば、ポリエチレン
樹脂やアクリル樹脂、ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹
脂あるいはポリウレタン、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂などの熱硬化性樹脂からなる発泡性樹脂シートが挙げ
られる。
【0017】当該断熱層12の厚さは、断熱性の観点か
らは厚い程好ましいが、厚くなれば柔軟性に欠けること
となる。このため、用いる断熱層12の材質によっても
異なるが、通常25〜3000μmの厚さのものが好適
に用いられ、さらには100〜2000μmのものが望
ましく用いられる。また、薄くなっても十分な断熱性を
得ることができない。
【0018】断熱層12は、上記熱伝導性基材11の両
面に、例えば、熱融着や耐熱性のある接着剤や粘着剤等
により貼り合わせられる。
【0019】また断熱層12は、熱伝導部材10の両端
部においてその一部が切り欠かれており、熱伝導性基材
11が露出された接続部13が設けられている。当該接
続部13は、電子部品あるいは放熱部材と接触させるた
めのものであって、当該接続部13において電子部品あ
るいは放熱部材と熱的に接続される。このため接続部1
3は、電子部品と接続される接続部13及び放熱部材と
接続される接続部13の2つの接続部13が設けられ
る。また、2以上の放熱部材を設置した場合のように、
必要に応じてそれ以上の接続部13を設けることもでき
る。
【0020】熱伝導部材10は、電子部品と放熱部材の
位置や大きさに応じて予め所定の大きさに作製され、接
続部13は、通例熱伝導部材10の両端に設けられる。
このとき、用いられる電子機器に応じて、例えば、図1
に示す熱伝導部材10のように、熱伝導性基材11の同
じ側に設けたり、あるいは図4に示す熱伝導部材10の
ように熱伝導性基材11の異なる側に設けることができ
る。また、接続部13の大きさも、用いられる電子部品
や放熱部材に応じて設定される。
【0021】このようにして作製された熱伝導部材10
は、図2に示すように発熱する電子部品と放熱部材とを
備えた各種の電子機器に用いられる。すなわち、図2に
示す電子機器にあっては、発熱する電子部品であるIC
20やトランジスタ21、コンデンサ22等が実装され
た回路基板25やトランス26を具備しており、金属板
などから作製された放熱部材30と共に筐体40内に納
められている。
【0022】熱伝導部材10は、以下に述べるような熱
伝導性粘着剤16、あるいは熱伝導性粘着剤をテープ用
基材の両面に塗布した熱伝導性両面テープ、ハンダ等を
用いてIC20に、一方の接続部13を貼り合わせて接
触され、残る接続部13を放熱部材30の上面に接触さ
れている。
【0023】この電子機器にあっては、放熱部材30は
IC20から離れた位置に設置されており、熱伝導部材
10はトランジスタ21やコンデンサ22、トランス2
6上を跨ぐようにして、適宜屈曲させながら配設されて
いる。
【0024】このように本発明の熱伝導部材10によれ
ば、自由に屈曲させながら熱伝導部材10を配設するこ
とができる。この結果、熱伝導部材10の配設方法を考
慮することなく、電子機器の内部構造を自由に設計する
ことが可能になる。
【0025】次に、図3に示す熱伝導部材10にあって
は、接続部13に熱伝導性接合層14が設けられてい
る。当該熱伝導性接合層14は、電子部品や放熱部材と
接触させて熱的に接続するためのものであって、図3に
示す熱伝導部材10では、熱伝導性接着剤層が形成され
ている。当該熱伝導性接着剤層は、例えば、特開平5−
198709号公報や特開平6−68061号公報に開
示された熱伝導性接着剤を塗布して作製される。これら
の熱伝導性接着剤は、アクリル系粘着剤やシリコーン系
粘着剤中に熱伝導性充填剤が含有されたものである。本
発明においてはこれらの構成に限られず、熱伝導性を有
し、電子部品や放熱部材と熱的に接続して固着可能な構
成であればいかなるものも使用することができる。
【0026】また、熱伝導性充填剤は、熱伝導性を前記
粘着剤に付与するものであって、好ましくは電気的に絶
縁性のあるものが使用される。該熱伝導性充填剤として
は、液体、固体を問わず用いることができ、例えば、酸
化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、酸化
マグネシウム、酸化亜鉛、銀、金、銅などの熱伝導性金
属及びそれらの化合物を挙げることができる。
【0027】これらの熱伝導性接着剤は、接続部13に
おいて露出された熱伝導性基材11上に塗布され、熱伝
導性接合層14が形成される。当該熱伝導性接合層14
の厚さとしては、十分に電子部品や放熱部材と固着でき
ればよく、通例20〜1000μm程度に作製され、取
り扱いの容易さから断熱層12の厚さとほぼ同じ厚さに
形成される。また、当該熱伝導性接着剤層の上面には必
要に応じて、セパレータが設けられる。
【0028】熱伝導部材10は、上記したように電子機
器の組立て時に接続部13に熱伝導性接着剤やハンダ、
あるいはねじやクランプその他の保持手段を用いて固着
することができる。しかしながら、このように接続部1
3に予め熱伝導性接合層14を形成しておくことによ
り、直ちに電子部品や放熱部材に貼り合わせることがで
きる。このように、ハンダやねじ、クランプなどを用い
ずに、電子部品や放熱部材と接触させることができる結
果、電子機器の組立作業が容易になる。
【0029】また、当該熱伝導性接合層14は上記目的
を達成することができればよく、熱伝導性接着剤層の他
にも、熱伝導性粘着剤をテープ用基材の両面に塗布した
熱伝導性粘着両面テープを用いることもできる。また、
ハンダを用いた熱伝導性接合層14を形成してもよく、
この場合にはリフローによって接続作業を容易に行え
る。
【0030】図4に示す熱伝導部材10にあっては、熱
伝導性基材11の全面を覆うように、熱伝導性基材11
の両面のみならず、その側面及び端面にも断熱層12が
設けられている。また、熱伝導部材10の両端におい
て、断熱層12が一部切り欠かれて接続部13が設けら
れ、当該接続部13には熱伝導性接合層14が形成され
ている。
【0031】このように、熱伝導性基材11の全面に断
熱層12を設けることにより、熱伝導部材10からの放
熱が少なくなり、電子機器内部に放散された熱による悪
影響を減少できる。特に、厚みのある熱伝導性基材11
を用いた場合には、熱伝導性基材11からの放熱による
影響を無視できなくなる。この悪影響を考慮して、熱伝
導性基材11の側面や端面にも断熱層12を設けるのが
望ましい。また、図5に示すように、袋状の断熱層12
によって熱伝導性基材11全体を覆うようにしてもよ
く、切り欠きを予め設けた状態で断熱層12を形成した
り、断熱層12によって熱伝導性基材11全体を覆った
後に、所望する領域の断熱層12を切り欠くことによっ
て接続部13を設けることもできる。
【0032】また、本発明の熱伝導部材10は通例使用
される電子機器に応じて作製されるため、特定の形状で
出荷されるが、汎用性を考慮して、使用時に適当な大き
さに裁断可能な形状、例えば、テープ状に作製すること
もできる。この場合、使用時に断熱層12を切り欠き、
熱伝導性基材11を露出させる必要があるため、粘着剤
を用いて断熱層12を熱伝導性基材11に貼り合わせ、
断熱層12を剥離可能にするのが好ましい。なお、接続
部13には粘着剤が付着された状態になるが、接続部1
3に付着した粘着剤はごくわずかであり、熱伝導性には
ほとんど影響を与えない。もちろん、接続部13が形成
される領域に予め熱伝導性粘着剤層14を形成してお
き、当該熱伝導性粘着剤層によって断熱層12を貼り合
わせることも可能である。
【0033】
【実施例】次に実施例について説明する。 (実施例1)幅40mm、長さ220mm、厚さ35μ
mの銅箔からなるシート状の熱伝導性基材の両面に、厚
さ140μmのアクリル発泡体からなる断熱層を熱融着
により貼り合わせ、その両端に40mm×30mmの接
続部を設け、実施例1の熱伝導部材を得た。
【0034】(実施例2)幅30mm、長さ300m
m、厚さ35μmの銅箔からなるシート状の熱伝導性基
材の両面に、厚さ140μmのアクリル発泡体からなる
断熱層を熱融着により貼り合わせ、その両端に30mm
×20mmの接続部を設け、当該接続部に厚さ130μ
mの熱伝導性両面粘着テープを貼り合わせて熱伝導性接
合層を形成し、実施例2の熱伝導部材を得た。
【0035】(実施例3)幅60mm、長さ250m
m、厚さ50μmのアルミニウムからなるシート状の熱
伝導性基材の両面及びその側面並びにその端面に、厚さ
200μmのEPT発泡体からなる断熱層を熱融着によ
り貼り合わせ、その両端に40mm×40mmの接続部
を設け、当該接続部に厚さ130μmの熱伝導性両面粘
着テープを貼り合わせて熱伝導性接合層を形成し、実施
例3の熱伝導部材を得た。
【0036】
【発明の効果】本発明の熱伝導部材は、シート状の熱伝
導性基材の両面に断熱層が設けられた構造をしているた
め、簡単な構造によりヒートパイプと同様な熱伝導部材
を提供できる。特に、シート状の熱伝導性基材を用いて
いるため、可撓性のある熱伝導部材とすることができ
る。従って、発熱する電子部品と放熱部材とが離れた位
置に設けられたとしても、自由に屈曲させて熱伝導部材
を配設することが可能になり、設計上の制約を受けるこ
とが少なくなる。この結果、電子部品と放熱部材との位
置を考慮する必要がなく、電子機器の小型化に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である熱伝導部材の断面
構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態である電子機器であっ
て、同上の熱伝導部材を用いた電子機器の概略構成図で
ある。
【図3】同上の別な実施の形態である熱伝導部材の断面
構成図である。
【図4】同上のさらに別な実施の形態である熱伝導部材
の断面構成図である。
【図5】同上のさらに別な実施の形態である熱伝導部材
を示す図であって、同図(a)はその斜視図、同図
(b)は同図(a)のA−A線断面図、同図(c)は同
図(a)のB−B線断面図である。
【符号の説明】
10 本発明に係る熱伝導部材 11 熱伝導性基材 12 断熱層 13 接続部 14 熱伝導性接合層 20 発熱する電子部品であるIC 30 放熱部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 勇男 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 松岡 直樹 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 吉川 孝雄 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 有本 雅彦 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 5E322 AA01 AA11 AB06 EA11 FA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作中に発熱を伴う電子部品から発生し
    た熱を、当該電子部品から離れた位置に設置された放熱
    部材へと熱伝導する熱伝導部材であって、 シート状の熱伝導性基材と、当該熱伝導性基材の両面に
    設けられた断熱層とを有し、前記断熱層が切り欠かれて
    前記熱伝導性基材が露出した、電子部品若しくは放熱部
    材と接続するための接続部を備えたことを特徴とする熱
    伝導部材。
  2. 【請求項2】 前記接続部上に、熱伝導性接合層が設け
    られたことを特徴とする請求項1記載の熱伝導部材。
  3. 【請求項3】 前記熱伝導性接合層は、熱伝導性接着剤
    層であることを特徴とする請求項2記載の熱伝導部材。
  4. 【請求項4】 可撓性を有することを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の熱伝導部材。
  5. 【請求項5】 動作中に発熱を伴う電子部品と、当該電
    子部品から離れた位置に設置され、当該電子部品から発
    生した熱を放熱する放熱部材とを備え、前記電子部品と
    前記放熱部材とを請求項1、2、3又は4記載の熱伝導
    部材で接続した電子機器であって、 熱伝導部材の前記接続部のいずれかと前記電子部品を接
    触させると共に、熱伝導部材の残る前記接続部のいずれ
    かと前記放熱部材を接触させたことを特徴とする電子機
    器。
JP10242363A 1998-08-27 1998-08-27 熱伝導部材及び当該伝導部材を用いた電子機器 Pending JP2000077872A (ja)

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