JPH10116944A - 放熱板 - Google Patents

放熱板

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JPH10116944A
JPH10116944A JP26716196A JP26716196A JPH10116944A JP H10116944 A JPH10116944 A JP H10116944A JP 26716196 A JP26716196 A JP 26716196A JP 26716196 A JP26716196 A JP 26716196A JP H10116944 A JPH10116944 A JP H10116944A
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JP
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heat
heat radiating
radiating plate
layer
conductive layer
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JP26716196A
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English (en)
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Koji Kitagawa
弘二 北川
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Kitagawa Industries Co Ltd
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Kitagawa Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量でしかも電磁波シールド性を兼ね備えた
放熱板を提供する。 【解決手段】 放熱板14は、遠赤外線の放射率の高い
コージライト粉粒体を焼結したセラミック板からなる放
熱層16の片側表面に無電界メッキ又は蒸着によって銅
薄膜からなる導電層18を形成することにより構成され
ており、導電層18が形成されている側を接着面とし
て、基板12の一方の面12bに、熱伝導性接着剤によ
って接着されている。導電層18を有する放熱板14
は、放熱だけでなく電磁波シールドを行うことができ、
しかも、セラミック材料を主成分としているので、同様
に放熱と電磁波シールドとが同時に可能な金属材料だけ
からなる放熱板を使用する場合に比べて軽量化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品等の発熱
体、又は該発熱体によって加熱される被加熱体の放熱を
行うために用いられる放熱板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器等に使用されているIC
等の電子部品は、その集積度の向上及び動作の高速化に
より消費電力が増大すると共に発熱量も増大し、電子機
器の誤動作や電子部品自体の故障の一因となっているた
め、その放熱対策が大きな問題となっている。
【0003】そこで、従来より、電子機器等において
は、その使用中に電子部品の温度上昇を抑えるために、
黄銅等、熱伝導性の高い金属材料を用いて構成された放
熱板が使用されている。この放熱板は、電子部品に接触
させて配置し、その電子部品が発生する熱を当該放熱板
へと伝導させ、伝導された熱を放熱板の表面と外気との
温度差によってその表面から放熱するものである。な
お、金属材料からなる放熱板は、導電性を有しているた
め、電磁波シールド材として兼用することができ、別途
電磁波シールド材を設ける必要がないので、放熱板を使
用する電子機器を小型化することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような金
属材料からなる放熱板は、重量が大きく、特に電磁波シ
ールド材として兼用する場合には、電子部品を包囲する
ように配置する必要があるため、放熱板が大型化し、そ
の結果、放熱板の重量、延いては放熱板を備えた装置の
総重量が増大して、放熱板や装置が扱いにくくなるとい
う問題があった。
【0005】なお、比較的軽量なセラミック材料からな
る放熱板も知られているが、この場合、放熱のためだけ
にしか用いることができないため、電子部品を電磁波か
らシールドするためには、別途電磁波シールド材を設け
なければならず、その結果、装置が大型化してしまうと
いう問題があった。
【0006】また、金属材料からなる放熱板は、全面が
導電性を有しているため、放熱板が接触する場所に配線
や端子等が設けられている場合には、使用することがで
きないという問題もあった。そこで、本発明は、上記問
題点を解決するために、軽量でしかも電磁波シールド性
を兼ね備えた放熱板を提供することを目的とする。
【0007】特に、請求項3に記載の発明は、このよう
な放熱板において、発熱体や被加熱体との接触面での絶
縁性を確保することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、発
熱体又は該発熱体によって加熱される被加熱体の放熱を
行う放熱板であって、セラミック材料からなる放熱層
と、該放熱層の片側表面に形成された金属薄膜からなる
導電層と、により構成されていることを特徴とする。
【0009】このように構成された請求項1に記載の放
熱板は、例えば、電子部品等、発熱体の上面等に直接取
り付けられる他、発熱体が固定された基板やパッケージ
等、発熱体によって加熱される被加熱体に取り付けられ
て使用される。そして、発熱体にて発生した熱、又は発
熱体によって加熱された被加熱体の熱は、セラミック材
料からなる放熱層及び金属薄膜からなる導電層に伝導さ
れ、これら放熱層及び導電層から外部に放熱される。
【0010】また、金属薄膜からなり高い導電性を有す
る導電層は、当該放熱板を通過しようとする電磁波をシ
ールドする。このように、本発明の放熱板によれば、放
熱と電磁波シールドとを同時に行うことができ、しかも
比較的軽量なセラミック材料を主成分として、その表面
に金属薄膜を形成することにより構成されているので、
金属材料からなる従来の放熱板を用いた場合に比べて、
その重量を軽量化でき、延いては放熱板を備えた装置を
軽量化できるため、取扱の容易な装置を構成できる。
【0011】次に、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の放熱板において、上記放熱層は、熱を遠赤外線
に変換して放射する熱放射性のセラミック材料からな
り、上記導電層は、上記発熱体又は上記被加熱体との接
触面に形成されていることを特徴とする。
【0012】このように構成された請求項2に記載の放
熱板では、発熱体又は被加熱体との接触面に形成された
導電層は、放熱層から放射される遠赤外線が外部へ放射
されることを妨げないだけでなく、この放熱層から発熱
体や被加熱体側に放射された遠赤外線をシールドして、
遠赤外線により発熱体や被加熱体が加熱されることを防
止する。
【0013】即ち、遠赤外線は、電磁波の一種であるた
め、導電性を有する導電層によってシールドされるので
ある。従って、本発明の放熱板によれば、放熱板の表面
からだけでなく、放熱層の内部からも遠赤外線の放射に
よって放熱が行われ、しかも放熱層が放射する遠赤外線
によって、発熱体や被加熱体が加熱されてしまうことが
ないので、きわめて効率よく放熱を行うことができる。
【0014】なお、熱放射性のセラミック材料として
は、遠赤外線の放射率が高いものとして、例えばコージ
ライト(2MgO・2Al23・5SiO2 ),チタン
酸アルミニウム(Al23・Ti23),β−スポジュ
ーメン(Li2O・Al23・4SiO2)等を用いるこ
とができ、また、全赤外線域で放射率の高いものとし
て、遷移元素酸化物系のセラミック(一例として、Mn
2:60%,Fe23:20%,CuO:10%,C
oO:10%)等を用いることができる。
【0015】次に、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の放熱板において、上記放熱層は、熱を効率よく
伝導する熱伝導性のセラミック材料からなり、上記導電
層は、上記発熱体又は上記被加熱体との接触面とは反対
側の面に形成されていることを特徴とする。
【0016】このように構成された請求項3に記載の放
熱板によれば、発熱体との接触面が絶縁性を有するの
で、発熱体や被加熱体側の接触面に配線がされていて
も、これを短絡してしまうことがない。その結果、発熱
体や被加熱体において、放熱板との接触面上の配線に絶
縁を施したり、接触面を迂回させて配線したりする必要
がなく、接触面での配線を自由に行うことができるた
め、当該放熱板を用いた装置の構成を簡易かつ小型化で
きる。
【0017】なお、熱を効率よく電導する熱伝導性のセ
ラミック材料としては、例えば、窒化アルミニウム,酸
化ベリリウム,炭化ケイ素,フェライト等を用いること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。図1は、第1実施例の放熱板付き印刷配線
基板を表す全体構成図である。図1に示すように、本実
施例の放熱板付き印刷配線基板10は、一方の面(以
下、部品載置面12aという)に配線パタンが印刷され
ると共に各種電子部品が取り付けられた基板12と、基
板12の他方の面(以下、接着面12bという)に、熱
伝導性のよい周知の熱伝導性接着剤によって接着された
放熱板14とにより構成されている。
【0019】ここで放熱板14は、遠赤外線の放射率の
高いコージライト粉粒体を焼結させたセラミック板から
なる放熱層16を備え、その一方の面に無電解メッキ又
は蒸着によって銅薄膜からなる導電層18を形成するこ
とにより構成されたもので、導電層18が形成された側
の面が基板12への接着面とされている。なお、導電層
18は、銅に限らず、例えばニッケル,金,銀等、高熱
伝導率と高導電率とを兼ね備えたものであればよい。
【0020】なお、本実施例では、基板12の接着面1
2bでは、放熱板14の導電層18を介して配線パタン
が短絡してしまうおそれがあるため、グランドパタン以
外の配線パタンは印刷されていない。このように構成さ
れた放熱板付き印刷配線基板10では、基板12の部品
載置面12aに取り付けれた各種電子部品にて発生する
熱は、基板12を介して放熱板14に伝導される。
【0021】そして、基板12を介して伝導された熱に
より加熱された放熱板14では、外気との温度差によっ
て放熱層16の表面から放熱が行われるだけでなく、コ
ージライトの粉粒体からなる放熱層16は、熱を遠赤外
線に変換して放射することにより放熱層16の内部から
も積極的に放熱を行う。
【0022】また銅薄膜からなり高熱伝導率と高導電率
とを兼ね備えた導電層18は、基板12の熱を効率よく
放熱層16に伝えると共に、放熱板14を通過しようと
する電磁波をシールドする。なお、放熱層16が放射す
る遠赤外線も電磁波の一種であるため、導電層18は、
放熱層16から基板12側に向けて放射された遠赤外線
もシールドする。
【0023】以上説明したように、本実施例の放熱板付
き印刷配線基板10によれば、放熱板14は、セラミッ
ク材料を主成分とし、その表面に金属薄膜を形成するこ
とで構成されているので、金属材料だけからなる放熱板
を使用する場合に比べて軽量化することができる。
【0024】しかも、放熱板14には、導電層18が形
成されているので、放熱だけでなく電磁波シールドを行
うことができ、電磁波シールドを行うために、他の部材
を必要としないので、装置を小型化できる。また、本実
施例の放熱板付き印刷配線基板10によれば、放熱層1
6は、その表面からだけでなく、内部からも放熱を行
い、しかも、導電層18が基板12側に向けて放射され
た遠赤外線をシールドすることにより、基板12及び基
板12に取り付けられた電子部品が、遠赤外線によって
加熱されてしまうことがないため、きわめて効率よく放
熱を行うことができる。
【0025】次に、第2実施例について説明する。図2
は、第2実施例の放熱板付き印刷配線基板を表す全体構
成図である。図2に示すように、本実施例の印刷配線基
板20は、第1実施例と同様に、一方の面(以下、部品
載置面22aという)に部品が取り付けられた基板22
と、基板22の他方の面(以下、接着面22bという)
に熱伝導性接着剤により接着された放熱板24とからな
る。
【0026】そして、放熱板24は、窒化アルミニウム
を成分としたセラミック板からなる放熱層26の片側表
面に、無電解メッキ,蒸着等によって銀薄膜からなる導
電層28を形成することにより構成され、第1実施例と
は反対に、放熱層26が露出された側が基板22への接
着面とされている。
【0027】なお、本実施例では、放熱板24の接着面
が絶縁性を有しており、基板22の接着面22bに印刷
された配線パタンが放熱板24を介して短絡してしまう
ことがないため、基板22の接着面22bにも配線パタ
ンが印刷されている。このように構成された放熱板付き
印刷配線基板20では、基板22の部品載置面22aに
取り付けられた各種電子部品にて発生する熱は、基板2
2を介して放熱板24に伝導される。
【0028】そして、基板22を介して伝導された熱に
より加熱された放熱板24は、外気との温度差によっ
て、その表面から放熱を行う。また、銀薄膜からなり高
熱伝導率と高導電率とを有する導電層28は、放熱層2
6からの熱を、外気と接触する放熱板24の表面に伝え
ると共に、基板22の接着面22b側から基板22の部
品載置面22a側に侵入しようとする電磁波をシールド
する。
【0029】以上説明したように、本実施例の放熱板付
き印刷配線基板20によれば、第1実施例と同様に、放
熱板24がセラミックからなる放熱層26と、金属薄膜
からなる導電層28とにより構成されているので、放熱
と電磁波シールドとを同時に行うことができ、しかも金
属材料からなる放熱板を使用する場合に比べて軽量化で
きる。
【0030】また本実施例の放熱板付き印刷配線基板2
0によれば、表面の絶縁性が高い放熱層26側を基板2
2への接着面としているので、基板22の接着面22b
に自由に配線パターンを印刷することができる。その結
果、基板上に同じ回路を構成する場合、第1実施例に比
べて、小型の基板22を用いることができ、当該放熱板
付き印刷配線基板20を用いて構成される装置を小型化
できる。
【0031】次に、第3実施例について説明する。図3
は、放熱板を蓋体として用いて構成された第3実施例の
電子部品シールドパッケージを表しており、(a)は全
体構成を表す斜視図、(b)は蓋体を閉じた状態での断
面図である。
【0032】図3に示すように、本実施例の電子部品シ
ールドパッケージ(以下、単にパッケージという)30
は、ICチップ等の電子部品を収納可能なパッケージ本
体32と、放熱板にて構成されたパッケージ蓋体34と
から構成されている。パッケージ本体32は、印刷配線
基板40を成形して構成されているが、この印刷配線基
板40は、超薄型フィルムのポリイミド(PI)樹脂層
42を中央に挟んで、一方の面には配線回路パターン4
4が設けられ、他方の面は銅板46で覆われている。そ
して、このような構成の印刷配線基板40を、いわゆる
深絞り成形(deep drawing)によって、銅板46を外側
に露出させた箱状にくぼませてパッケージ本体32を成
形している。なお、ここでは、2段に深絞り成形するこ
とにより開口部分が2段にされており、最内部の収納部
48の周囲には棚状部50が形成されている。
【0033】一方、パッケージ蓋体34は、炭化ケイ素
を成分としたセラミック板からなる放熱層36の片側表
面に無電解メッキ,蒸着等によって銅薄膜からなる導電
層38を形成することにより構成されている。そして、
パッケージ蓋体34は、パッケージ本体32の棚状部5
0に載置され収納部48の開口部分を完全に閉じること
のできる形状にされていると共に、その厚さは、棚状部
50からパッケージ本体32の上面52までの高さに等
しくされている。
【0034】このように構成された本実施例のパッケー
ジ30では、パッケージ本体32の内側に配線回路パタ
ーン44が印刷されており、収納部48には、ICチッ
プ54等の電子部品が収納される。そして、パッケージ
本体32の棚状部50に、パッケージ蓋体34が、放熱
層36を内側(従って導電層38を外側)にして取り付
けられることにより、収納部48は密閉される。
【0035】なお、パッケージ本体32の収納部48の
深さは、ICチップ54の高さと等しくされており、パ
ッケージ蓋体34がパッケージ本体32の開口に取り付
けられると、パッケージ蓋体34の放熱層36がICチ
ップ54の上面に接触するようにされている。また、パ
ッケージ蓋体34は、周知の熱伝導性接着剤により、棚
状部50及びICチップ54の上面に接着されること
で、パッケージ本体32に固定される。
【0036】そして、パッケージ本体32を構成する銅
板46、及びパッケージ蓋体34に形成された導電層3
8が電磁波をシールドして、外部から収納部48への電
磁波の侵入、及び収納部48から外部への電磁波の漏洩
を防止する。また、ICチップ54にて発生した熱は、
放熱板であるパッケージ蓋体34に伝導され、パッケー
ジ蓋体34の表面(導電層38)から外部に放熱される
と共に、パッケージ本体32に伝導され、パッケージ本
体32の表面(銅板46)からも放熱される。
【0037】以上説明したように、本実施例のパッケー
ジ30によれば、パッケージ本体32自身が印刷配線基
板40を成形したものであるため、パッケージ部品以外
に別の基板等を用意する必要がなく、小型化を実現でき
る。また、本実施例のパッケージ30によれば、パッケ
ージ蓋体34が、セラミック板の片側表面に銅薄膜を形
成してなる放熱板からなり、絶縁性を有する放熱層36
の側が、パッケージ本体32の棚状部50及びICチッ
プ54の上面に接触するようにされているので、棚状部
50に印刷された配線パタンやICチップ54の上面に
設けられた端子等を短絡してしまうことがなく、従っ
て、電磁波シールドが可能なパッケージ蓋体34と配線
パタン等との間を絶縁するために特別な構成を必要とし
ないため、装置構成を簡単にできる。
【0038】次に、図4を参照して、上述した第3実施
例の電子部品シールドパッケージ30の変形例について
説明する。なお図4では、パッケージ蓋体34をパッケ
ージ本体32に取り付けた状態での断面図を示す。即
ち、図4(a)は、パッケージ蓋体34を、棚状部50
だけでなく、パッケージ本体の上面52をも被覆する形
状に構成したものであり、図4(b)は、棚状部50に
は、熱伝導性に優れた黄銅等からなる金属性の中蓋35
を載置し、更に、この中蓋35及びパッケージ本体32
の上面52、及び上面52の外周部を放熱板からなるパ
ッケージ蓋体34にて被覆するように構成したものであ
る。これらは、いずれの場合も、パッケージ本体32と
パッケージ蓋体34(及び中蓋35)とに形成された導
電部位間の隙間が小さくなるため、パッケージ30の電
磁波シールド性をより向上させることができる。
【0039】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様で実
施することができる。例えば、上記実施例では、セラミ
ック板を加工することなく、そのまま放熱層16,2
6,36として用いているが、セラミック板の割れを防
止するために、例えばジメチルシリコーン等、熱伝導性
に優れた樹脂による保護膜を表面全体に形成したセラミ
ック板を用いてもよい。
【0040】また、放熱層16,26,36を、フェラ
イト等の磁性材料からなるセラミック板にて構成しても
よい。この場合、放熱層も電磁波をシールドするため、
電磁波シールド性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の放熱板付き印刷配線基板を表す全
体構成図である。
【図2】第2実施例の放熱板付き印刷配線基板を表す全
体構成図である。
【図3】蓋体を放熱板にて構成した第3実施例の電子部
品シールドパッケージの全体構成を表す斜視図及び断面
図である。
【図4】第3実施例の電子部品シールドパッケージの変
形例を表す断面図である。
【符号の説明】
10,20…放熱板付き印刷配線基板 12,22…
基板 14,24…放熱板 16,26,36…
放熱層 18,28,38…導電層 30…電子部品シー
ルドパッケージ 32…パッケージ本体 34…パッケージ蓋体 3
5…中蓋 40…印刷配線基板 42…樹脂層 44…配
線回路パターン 46…銅板 48…収納部 50…棚状部 52…上面 54…ICチップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体又は該発熱体によって加熱される
    被加熱体の放熱を行う放熱板であって、 セラミック材料からなる放熱層と、 該放熱層の片側表面に形成された金属薄膜からなる導電
    層と、 により構成されていることを特徴とする放熱板。
  2. 【請求項2】 上記放熱層は、熱を遠赤外線に変換して
    放射する熱放射性のセラミック材料からなり、 上記導電層は、上記発熱体又は上記被加熱体との接触面
    に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の放
    熱板。
  3. 【請求項3】 上記放熱層は、熱を効率よく伝導する熱
    伝導性のセラミック材料からなり、 上記導電層は、上記発熱体又は上記被加熱体との接触面
    とは反対側の面に形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の放熱板。
JP26716196A 1996-10-08 1996-10-08 放熱板 Pending JPH10116944A (ja)

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Cited By (4)

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