JP2008219704A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮像素子での発熱を効率よく放熱させるようにした半導体装置を提供する。
【解決手段】複数の半導体が積層され載置されるためのインターポーザ166と、撮像素子を有する撮像用半導体チップ111と、この撮像用半導体チップ111とインターポーザ166との間に配置され、撮像用半導体チップ111からの信号を処理する第1回路基板162と、撮像用半導体チップ111から発生する熱を外部に伝導するため、撮像用半導体チップ111の撮像面の裏面に配置され、この裏面より連続的に外部に露出される放熱板180を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の半導体が積層され載置されるためのインターポーザ166と、撮像素子を有する撮像用半導体チップ111と、この撮像用半導体チップ111とインターポーザ166との間に配置され、撮像用半導体チップ111からの信号を処理する第1回路基板162と、撮像用半導体チップ111から発生する熱を外部に伝導するため、撮像用半導体チップ111の撮像面の裏面に配置され、この裏面より連続的に外部に露出される放熱板180を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、半導体装置に関し、詳しくは撮像素子を有する半導体装置に関する。
最近のデジタルカメラやビデオカメラでは、撮像素子とその周辺回路の実装技術が改良され、小型化が進んできている。撮像素子と周辺回路の実装密度を上げると、これらの回路が発生する熱を効率良く放熱する必要がある。
そこで、放熱効率の向上を図ったマルチチップ半導体装置は種々提案されており、例えば、チップを積層させ、チップ間に放熱性接着剤と放熱用プレートを設けたマルチチップ半導体装置が知られている(特許文献1参照)。また、チップ間に熱伝導率の高い金属プレートを配置したマルチチップ半導体装置も知られている(特許文献2参照)。
特開2000−294723号公報
特開平11−168157号公報
上述の特許文献では、半導体チップの発熱を効率よく放熱しているが、撮像素子が存在する場合に、撮像素子で発生する熱を効率良く放熱することについては、考慮されていない。すなわち、撮像素子で発生した熱を効率良く放熱しないと、画像信号にノイズが重畳し、見苦しい画像となってしまう。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、撮像素子での発熱を効率よく放熱させるようにした半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる半導体装置は、撮像素子を有する半導体装置において、複数の半導体が積層され載置されるための基材と、上記撮像素子である撮像用半導体チップと、上記撮像用半導体チップと上記基材との間に配置され、上記撮像用半導体チップからの信号を処理する信号処理用半導体チップと、上記撮像用半導体チップから発生する熱を外部に伝導するため、上記撮像用半導体チップの撮像面の裏面に配置され、この裏面より連続的に外部に露出される放熱板を有する。
第2の発明に係わる半導体装置は、上記第1の発明において、上記放熱板と上記信号処理用半導体チップとの間には、熱隔離のため、上記放熱板の熱伝導率より低い材料の板が配置されている。
また、第3の発明に係わる半導体装置は、上記第1の発明において、上記放熱板は、外部電気基板の放熱用接続端子に接続するための放熱用端子を有する。
さらに、第4の発明に係わる半導体装置は、上記信号処理用半導体チップから発生する熱を外部に伝導するため、上記信号処理用半導体チップの裏面に配置され、この裏面より連続的に外部に露出される第2放熱板を有する。
また、第3の発明に係わる半導体装置は、上記第1の発明において、上記放熱板は、外部電気基板の放熱用接続端子に接続するための放熱用端子を有する。
さらに、第4の発明に係わる半導体装置は、上記信号処理用半導体チップから発生する熱を外部に伝導するため、上記信号処理用半導体チップの裏面に配置され、この裏面より連続的に外部に露出される第2放熱板を有する。
上記目的を達成するため第5の発明に係わる半導体装置は、撮像素子を有する半導体装置において、複数の半導体が積層され載置されるための基材と、上記撮像素子を含む撮像用半導体チップと、この撮像用半導体チップと上記基材との間に配置され、上記撮像用半導体チップからの信号を処理する信号処理用半導体チップと、上記撮像用半導体チップから発生する熱を外部に伝導するため、上記撮像用半導体チップの撮像面の裏面に固着され、この裏面より連続的に外部に露出される撮像用放熱板と、上記信号処理用半導体チップから発生する熱を外部に伝導するため、上記信号処理用半導体チップの一面に固着され、この半導体チップの裏面より連続的に外部に露出される信号処理用放熱板を有する。
第6の発明に係わる半導体装置は、上記第5の発明において、上記撮像用放熱板と上記信号処理用放熱板は外部電気基板の放熱用接続端子に接続するための放熱用端子をそれぞれに有する。
第6の発明に係わる半導体装置は、上記第5の発明において、上記撮像用放熱板と上記信号処理用放熱板は外部電気基板の放熱用接続端子に接続するための放熱用端子をそれぞれに有する。
上記目的を達成するため第7の発明に係わる半導体装置は、光学像を光電変換し、画像信号を出力する撮像素子を含む撮像用半導体チップと、この撮像用半導体チップから出力される画像信号を処理するための信号処理半導体チップと、上記撮像用半導体チップと上記信号処理半導体チップの間に配置され、上記撮像用半導体チップで発生した熱を外部に放熱するための放熱部材と、この放熱部材と上記信号処理半導体チップの間に配置され、上記信号処理半導体チップで発生した熱を上記撮像用半導体チップ側に伝わることを阻止する熱隔離部材を具備する。
第8の発明に係わる半導体装置は、上記第7の発明において、上記信号処理半導体チップで発生した熱を外部に放熱するための放熱するための第2の放熱部材を有する。
また、第9の発明に係わる半導体装置は、上記第7の発明において、上記信号処理半導体チップにおいて処理された画像信号を処理するための第2信号処理半導体チップを有しており、上記信号処理半導体チップで発生した熱を、上記第2信号処理半導体チップを通じて放熱する。
第8の発明に係わる半導体装置は、上記第7の発明において、上記信号処理半導体チップで発生した熱を外部に放熱するための放熱するための第2の放熱部材を有する。
また、第9の発明に係わる半導体装置は、上記第7の発明において、上記信号処理半導体チップにおいて処理された画像信号を処理するための第2信号処理半導体チップを有しており、上記信号処理半導体チップで発生した熱を、上記第2信号処理半導体チップを通じて放熱する。
上記目的を達成するため第10の発明に係わる半導体装置は、光学像を光電変換し、画像信号を出力する撮像素子を含む撮像用半導体チップと、この撮像用半導体チップから出力される画像信号を処理するための信号処理半導体チップと、上記撮像用半導体チップと上記信号処理半導体チップを積層し、これらの撮像用半導体チップと信号処理半導体チップを収納する収納体と、上記撮像用半導体チップと上記信号処理半導体チップの間に配置され、上記撮像用半導体チップで発生した熱を上記収納体の外部に放熱するための放熱部材とを具備する。
第11の発明に係わる半導体装置は、上記第10の発明において、上記放熱部材と上記信号処理半導体チップの間に配置された、熱隔離用の低熱伝導率のスペーサーを有する。
また、第12の発明に係わる半導体装置は、上記第10の発明において、上記放熱部材が、上記半導体撮像チップおよび上記信号処理半導体チップを載置する基板と、上記収納体の接合部から外部に延出する。
さらに、第13の発明に係わる半導体装置は、上記第10の発明において、上記放熱部材が、上記収納体の外壁の一部を構成する。
第11の発明に係わる半導体装置は、上記第10の発明において、上記放熱部材と上記信号処理半導体チップの間に配置された、熱隔離用の低熱伝導率のスペーサーを有する。
また、第12の発明に係わる半導体装置は、上記第10の発明において、上記放熱部材が、上記半導体撮像チップおよび上記信号処理半導体チップを載置する基板と、上記収納体の接合部から外部に延出する。
さらに、第13の発明に係わる半導体装置は、上記第10の発明において、上記放熱部材が、上記収納体の外壁の一部を構成する。
本発明によれば、撮像用半導体チップの撮像面の裏面に放熱板を設けているので、撮像素子での発熱を効率よく放熱させるようにした半導体装置を提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用した撮像素子ユニットを用いて好ましい実施形態について説明する。この撮像素子ユニットは、撮像素子と、撮像素子駆動回路やAD変換回路等の周辺回路を有しており、この撮像素子ユニットは、デジタルカメラやビデオカメラ等の電子撮像装置に組み込まれる。
まず、第1実施形態に係わる撮像素子ユニット110の構成について、図1を用いて説明する。図1(C)は、撮像素子ユニット110のインターポーザ166と放熱板180の位置関係を底面側から見た底面図であり、図1(A)はAA断面図であり、図1(B)はBB断面図である。撮像素子ユニット110は、公知のシステム・イン・パッケージ(Sip)技術を利用して、基板・チップを積層している。
光学系によって結像された被写体像を光電変換する撮像素子111の裏面側には、シリコンシート176、放熱板180、第1スペーサー164aが積層されている。撮像素子111は、撮像素子を含む撮像用半導体チップである。シリコンシート176は熱伝導率が高いが絶縁性があり、撮像素子111の裏面側がプラス電位となっていることがあり、放熱板180に対して絶縁している。
また、放熱板180は銀、銅、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料で構成されている。この放熱板180は、図1(B)および図3に示すように、パッケージ169の切欠き169cから撮像素子ユニット110の外部に延出している。放熱板180で外部に延出している脚部の端部側は放熱用端子180aであり、後述するように外部に放熱する経路となる。第1スペーサー164aの熱伝導率は、後述するように低い値の材料が用いられており、熱隔離部材として働く。これらの放熱板180や第1スペーサー164aを挟んで、撮像素子111の反対側には種々の回路を含む第1回路基板(半導体チップ)162が配置されている。
第1回路基板162は、撮像素子111を駆動するための撮像素子駆動回路が設けられており、この撮像素子駆動回路としては、タイミングジェネレータ(TG)や、撮像素子111の読み出し用の駆動ドライバ等の回路が含まれる。また、第1回路基板162には、撮像素子111から出力される撮像信号の処理を行なうためのアナログ信号処理回路、アナログ・フロント・エンド(AFE)回路、A/D変換回路、また種々の調整値や補正値を記憶するためのE2PROM等の電気的書き換え可能な不揮発性メモリ等が設けられている。
第1回路基板162の裏面側には第2スペーサー164bが配置されており、この第2スペーサー164bの熱伝導率は、上述の第1スペーサー164aよりは高い材料が用いられている。この第2スペーサー164bの裏側には、第2回路基板(半導体チップ)163が配置されている。
第2回路基板163は、インターフェース回路を有しており、撮像素子ユニット110と接続されるデジタルカメラやビデオカメラ等の電子撮像装置とのインターフェース機能を果たす。また、第2回路基板163はインターポーザ166に直接、載置されているので、インターポーザ166に貫通電極(不図示)を設け、第2回路基板163と外部の接続をとる。この貫通電極と放熱用電極167をそれぞれ接続する。なお、この場合には、電極を通じて放熱できるので、インターポーザ166の熱伝導率は低いものでも構わない。
これらの撮像素子111、シリコンシート176、放熱板180、第1スペーサー164a、第1回路基板162、第2スペーサー164bおよび第2回路基板163の順に積層され、第2回路基板163は、薄い基板で構成されたインターポーザ166上に配置されている。インターポーザ166は、熱伝導率の高い材料で構成され、またインターポーザ166の裏面側には、電極167が設けられている。
なお、低熱伝導率(λ)の第1スペーサー164aの材料としては、λ<1.0w/mK程度であることが望ましく、例えば、ガラス(0.55〜1.0w/mK)ヒュームドシリカや高純度ジルコニア(1w/mK)、発泡セラミック(0.18〜0.26Kcal/mh°C)を使用することができる。また、高熱伝導率(λ)の第2スペーサー164bの材料としては、例えば、銀(428w/mK)、銅(403w/mK)、アルミニウム(236w/mK)、セラミック等を使用することができる。但し、銀、銅、アルミニウム等の導電性のスペーサーを用いることで、電気的ショートが発生する場合には、高熱伝導率で絶縁性のシリコンシートを、間に挟むようにしても良い。
撮像素子111および第1回路基板162内の各回路素子は、それぞれボンディングワイヤ165および電極167を介して外部の回路と接続している。図1及び図2においては、ボンディングワイヤ165は、各基板の両端から1箇所ずつ配線しているが、実際には各基板の電極毎にボンディングワイヤが配線されており、図面上ではこれらを省略している。また、第2回路基板163の全ての電極を貫通電極で構成すれば、第2回路基板163については、ワイヤボンディングを不要とすることができる。
また、各部材の周囲は、図3に示すように、第1パッケージ部169aと第2パッケージ部169bの2部材から構成されるパッケージ169で囲まれ、収納されている。そして、撮像素子111の受光面側には封止用のカバーガラス168が設けられており、また放熱板180の延出用の切欠き169cは接着剤や封止剤等により充填されているので、内部は気密状態に保持され、ゴミ等の侵入を防止することができる。
なお、撮像素子111としては、CCD(Charge Coupled Devices)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の二次元撮像素子を用いる。撮像素子111は、第1回路基板162内の撮像素子駆動回路等に接続されており、撮像素子111は、撮像素子駆動回路等の駆動制御の下で、被写体像を光電変換して撮像画像信号をA/D変換回路によってデジタルデータに変換して、デジタル画像データとして出力する。
撮像素子ユニット110の組み立てにあたっては、まず、インターポーザ166の上に第2回路基板163、第2スペーサー164b、第1回路基板162、第1スペーサー164a、放熱板180、シリコンシート176および撮像素子111を順に積層する。この後、各電極にワイヤボンディング165を配線し、放熱板180を第1パッケージ部169aの切欠き169cに嵌め込み、第2パッケージ部169bと一体化する。
次に、撮像ユニット110を両面フレキシブル基板170に取り付けた状態について、図2(A)(B)を用いて説明する。この図2は、図1の撮像素子ユニット110を両面フレキシブル基板170に取り付けた状態の図であり、図2(A)は、図1(C)のAA断面図に対応し、図2(B)は、BB断面図に相当する図である。
撮像素子ユニット110の放熱板180の放熱用端子180a、電極167および放熱用電極167aは、両面フレキシブル基板170の対応する銅箔パターン172に半田付けにより接続されている。両面フレキシブル基板170は、ポリイミド等からなるベース材173の表面および裏面に、回路配線のための銅箔パターン172が設けられ、電極167および放熱用電極167aと接続部分を除いて、絶縁のためにカバーレイ171を被覆している。両面フレキシブル基板170は、放熱用金属板175に保持されている。
また、放熱板180、電極167および放熱用電極167aの反対側の銅箔パターン172は、放熱用金属板175の接触面175aにて、直接、接している。撮像素子ユニット110と接続した両面フレキシブル基板170は、撮像素子ユニット110を保持する枠体等、熱容量の大きい放熱用金属板175に接続されている。
このように構成されているので、撮像素子ユニット110の放熱板180および放熱用電極167aから伝わってくる熱は、銅箔パターン172を介して放熱用金属板175に伝わり、この放熱用金属板175から空気中に放熱される。すなわち、撮像素子111で発生した熱は、シリコンシート176、放熱板180、放熱用端子180a、接続用の半田付け、銅箔パターン172、接触面175aの経路を通じて放熱用金属板175に伝わり、放熱する。また、第1回路基板162で発生した熱は、第2スペーサー164b、第2回路基板163、インターポーザ166、放熱電極167a、接続用の半田付け、銅箔パターン172、接触面175aの経路を通じて放熱用金属板175に伝わり、放熱する。同様に、第2回路基板163で発生した熱は、インターポーザ166、放熱電極167a、接続用の半田付け、銅箔パターン172、接触面175aの経路を通じて放熱用金属板175に伝わり、放熱する。
このように、本発明の第1実施形態においては、撮像素子111の裏面側に放熱板180を配置しているので、撮像素子111で発生した熱を、放熱板180を介して外部に放熱することができる。このため、撮像素子での発熱を効率よく放熱させることができ、撮像素子111の環境温度が上昇し、暗電流が増加したり、ノイズが増加するおそれが低い。また、画素の出力レベルが環境温度により異常値を示す虞も低くなる。
また、本実施形態においては、放熱板180と第1回路基板162との間には、熱伝導率の低い第1スペーサー164aを配置したので、第1回路基板162で発生した熱が、撮像素子111に伝わるおそれは殆どない。第1回路基板162で発生した熱は、熱伝導率の高い第2スペーサー164bを介して外部に放熱している。このため、第1回路基板162の撮像素子駆動回路等によって発生した熱は、主として、第1スペーサー164a、インターポーザ166、放熱電極167aの順に伝わって、放熱する。第1回路基板162は、発熱量が極めて大きい回路基板であり、この熱が撮像素子111に伝わると、画像信号に暗電流やノイズ等の影響により、画像信号が劣化する。本実施形態においては、第1スペーサー164aの熱伝導率を第2スペーサー164bの熱伝導率より低くすることにより、第1回路基板162の発熱を熱隔離している。第1スペーサー164aから熱が伝わったとしても、放熱板180が設けてあるので、撮像素子111側には第1回路基板162の発熱が伝わることはない。
また、第1回路基板162における発熱は、一様ではなく、場所によって局所的に発熱が大きい。一様ではない温度分布で熱が撮像素子111に伝わると、撮像素子111の場所によって、暗電流が増加し、またノイズが増加してしまうが、本実施形態では、放熱板180を設けてあり、またスペーサーの熱伝導率を異ならせているので、このようなおそれが殆どない。
さらに、本実施形態においては、撮像素子111と放熱板180の間に、シリコンシート176等の絶縁性高熱伝導材料を介挿させているので、放熱板180に効率よく熱伝導ささせると共に、撮像素子111に設けられた電極間において、ショートするおそれもない。
次に、本発明の第2実施形態について、図4および図5を用いて説明する。本発明の第1実施形態において、放熱板180は、撮像素子111の放熱のために設けられていたが、第2実施形態においては、撮像素子111の放熱用の放熱板180に加えて、第1回路基板162の放熱用の第2放熱板178を配置している。第1実施形態との相違点を中心に説明し、同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
シリコンシート176と第1スペーサー164aの間に配置された第1放熱板181は、第1実施形態における放熱板180とは異なり、脚部は1箇所のみとし、この脚部側はパッケージ169の隙間を通して外部に延出している。この脚部の端部側は放熱用端子181aであり、外部に放熱する経路となる。第1回路基板162と第2スペーサー164bの間に、第2シリコンシート177と第2放熱板182を配置している。第2シリコンシート177の材質は、第1シリコンシート176と同様に、絶縁性のある高熱伝導率のシリコンシートである。また、第1放熱板181の脚部と反対側に、第2放熱板182の脚部が設けられ、この脚部側は、パッケージ169の隙間を通して外部に延出している。この脚部の端部側は放熱用端子182aであり、外部に放熱する経路となる。
第1実施形態においては、第2スペーサー164bは熱伝導率の高い材質で構成したが、第2実施形態においては、第2スペーサー164bは熱伝導率の低い材質で構成する。これは、第1回路基板162において発生した熱を第2回路基板163に伝導させないためである。また、第1実施形態においては、インターポーザ166の裏面側に、放熱電極167aを設けていたが、第2放熱板182を設け、これによって第1回路基板182で発生する熱を十分放熱させることができのるで、放熱電極167aを省略している。
図4に示す撮像素子ユニット110を両面フレキシブル基板170に装着した状態を図5(A)(B)に示す。第1放熱板181の放熱用端子181a、第2放熱板182の放熱用端子182aおよび電極167は、銅箔パターン172に半田付けで接続され、銅箔パターン172は接触面175aで放熱用金属板175に接している。このため、第1実施形態と同様に、各素子・基板で発生した熱は、放熱用端子181a、182b等を通り、銅箔パターン172を介して放熱用金属板175に伝導され、放熱される。
このように第2実施形態における撮像素子ユニット110は構成されているので、撮像素子111で発生した熱は、第1放熱電極181を通じて放熱される。また、第1回路基板162で発生した熱は、第2シリコンシート177および第2放熱板182を通じて放熱される。第2スペーサー164bは低熱伝導率の材料で構成されているので、第1回路基板162で発生した熱が、第2回路基板163に伝導されることはない。第2回路基板163で発生した熱は、インターポーザ166および電極167を通じて、外部に放熱される。
第2実施形態における撮像素子ユニット110は、第1回路基板162についても放熱板を配置し、第2回路基板163を経由せずに直接、放熱用金属板175に放熱することができる。このため、より効率良く放熱することができると共に、第2回路基板163が熱の影響を受けることを防止することができる。なお、第2実施形態においては、前述したように、放熱電極167aを省略したが、これに限らず、第1実施形態と同様に放熱電極を設けても良く、この場合には、さらに放熱効率が向上する。
次に、本発明の第3実施形態について、図6乃至図8を用いて説明する。本発明の第1実施形態においては、パッケージ169の略中央部に切欠き169cを設け、この切欠き169cから放熱板180を外部に延出させていた。このため、第1実施形態においては、撮像素子ユニット110の組み立て性を考慮して、パッケージ169を第1パッケージ部169aと第2パッケージ部169bの2部材で構成していた。これに対して、第3実施形態においては、パッケージ169の底辺の一部に沿って切欠き169dを設け、この切欠き169dから、放熱板180の脚部を外部に延出させている。第1実施形態との相違点を中心に説明し、同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
図6(B)および図7(B)に示すように、パッケージ169の底部の一部であって、放熱板180が延出する部分に対応する位置に、切欠き169dを設ける。同様に、インターポーザ166の縁の一部であって、放熱板180が延出する部分に対応する位置に、切欠き166aを設ける。
また、放熱板180は、図7(B)に示すように、その外壁側は、パッケージ169の面と同平面となっている。そして、切欠き169dと切欠き166aで形成される空間に嵌合している放熱板180との間にできる隙間については、第1実施形態と同様に、接着剤等の充填剤を充填し、ホコリが侵入しないように気密構造としている。
撮像素子ユニット110の組み立てにあたっては、まず、インターポーザ166の上に第2回路基板163、第2スペーサー164b、第1回路基板162、第1スペーサー164a、放熱板180、シリコンシート176および撮像素子111を順に積層する。この後、各電極にワイヤボンディング165を配線し、放熱板180をパッケージ169の切欠き169dに嵌め込み、インターポーザ166の切欠き166aに嵌合させ、一体化する。
以上のように本発明の第3実施形態は構成されているので、放熱板180を介して、撮像素子111において、発生した熱を効率よく、外部に伝えることができると共に、第1回路基板162側に熱を伝えることも、また第1回路基板162側から熱が伝わることもない。また、撮像素子ユニット110の組み立てにあたって、放熱板180が邪魔にならず、パッケージを上から載置するだけでよく、組み立てが簡単となる。さらに、放熱板180の外壁側は、パッケージ169の面と同平面となっている。このため、撮像素子ユニット110を小型化することができる。
次に、本発明の第4実施形態について、図9乃至図11を用いて説明する。この第4実施形態においても、放熱板180の延出部が、第1実施形態と異なり、放熱板180がパッケージ169の外壁の一部を構成している。第1実施形態との相違点を中心に説明し、同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
図9(B)および図10(B)に示すように、パッケージ169の底部の一部であって、放熱板180が延出する部分に対応する位置に、切欠き169eを設ける。同様に、インターポーザ166の縁の一部であって、放熱板180が延出する部分に対応する位置に、切欠き166bを設ける。第3実施形態においては、放熱板180は外部に延出するにあたって、パッケージ169の切欠き169dは、放熱板180の厚さ程度の切欠き長であった。しかし、第4実施形態においては、放熱板180の脚部を積極的にパッケージ169の外壁部と協働して、撮像素子ユニット110の枠体を構成している点において、異なる。
また、放熱板180は、図9(B)および図10(B)に示すように、その外壁側は、パッケージ169の面と同平面となっている。そして、切欠き169eと切欠き166bで形成される空間に嵌合している放熱板180との間にできる隙間については、第1実施形態と同様に、接着剤等の充填剤を充填し、ホコリが侵入しないように気密構造としている。
撮像素子ユニット110の組み立てにあたっては、第3実施形態と同様であり、まず、インターポーザ166の上に第2回路基板163、第2スペーサー164b、第1回路基板162、第1スペーサー164a、放熱板180、シリコンシート176および撮像素子111を順に積層する。この後、各電極にワイヤボンディング165を配線し、放熱板180をパッケージ169の切欠き169eに嵌め込み、インターポーザ166の切欠き166bに嵌合させ、一体化する。
以上のように本発明の第4実施形態は構成されているので、第1実施形態と同様に、放熱板180を介して、撮像素子111において、発生した熱を効率よく、外部に伝えることができると共に、第1回路基板162側に熱を伝えることも、また第1回路基板162側から熱が伝わることもない。また、放熱板180の外壁側は、パッケージ169の外壁面の一部を形成している。このため、撮像素子ユニット110を安価にすることができ、また小型化することもできる。
次に、本発明の第1実施形態ないし第4実施形態に係わる撮像素子ユニット110をレンズ鏡筒等からなる撮像モジュール100に組み込んだ状態を、図12を用いて説明する。図12(A)は、撮像モジュール100の断面図であり、撮像モジュールはレンズ鏡筒ユニットと撮像回路ユニットから構成されている。撮影光学系3は、レンズ鏡筒ユニットの移動枠11に固定されている。移動枠11は固定枠12に保持されており、レンズ駆動用アクチュエータ7によって、撮影光学系3の光軸方向に沿って進退自在に制御される。なお、レンズ駆動用アクチュエータ7は、レンズ駆動機構の一部であり、撮影光学系のピント合わせ用モータや、焦点距離調節用のモータ等によって構成される。
また、撮影光学系3の光軸上には、赤外カットフィルタおよびローパスフィルタ109と、撮像素子ユニット110が配置されている。撮像素子ユニット110の撮影光学系3側には、赤外カットフィルタおよびローパスフィルタ109が配置されている。赤外カットフィルタおよびローパスフィルタ109の内、ローパスフィルタは、被写体像の高周波成分をカットし、低周波のみを通過させるための光学的フィルタであり、また赤外カットフィルタは、赤外光成分をカットする光学的フィルタである。
撮像素子ユニット110は撮像素子フレキシブル基板170を介して放熱金属板175を兼ねる固定部材によって保持されており、この撮像素子フレキシブル基板170は、図12(B)に示すように、リベット15によって放熱用端子180aと共に固定部材としての放熱用金属板175に固定されている。また、固定枠12は、ネジ16によって放熱用金属板175を兼ねる固定部材に固定されている。なお、前述した第1実施形態から第4実施形態においては、放熱板180の放熱用端子180a等は、半田付けで銅箔パターン172に接続・固定していたが、この図12に示す例では、リベット15で固定している。リベット15の材質としては、鉄、ステンレス、銅、アルミニウム、真鍮等の高熱伝導材料が望ましい。なお、リベット15の代わりにビス、ネジ等でも良い。
次に、本発明の第1実施形態ないし第4実施形態における放熱板(第1及び第2放熱板含む)180、181、182の変形例について、図13を用いて説明する。前述した放熱板180、181、182は、いずれも放熱板に放熱フィンを備えていなかったが、本変形例においては、図13に示すように、放熱板183の側面に複数の放熱フィン183aを有している。このため、さらに高効率で放熱を行なうことができる。
次に、この放熱板180、181、182の放熱フィンの変形例について、図14を用いて説明する。放熱フィン183aは、撮像素子ユニット110を両面フレキシブル基板170および放熱用金属板175に取り付けた際に、フィンの向きが基板面に対して垂直であったが、この変形例においては、ほぼ並行となっている。すなわち、パッケージ169の切欠き等から延出する放熱板184の脚部分には、放熱フィン184aが複数、設けられており、放熱用端子184bにおいて、両面フレキシブル基板170に固定されている。
一般にカメラ等の撮像機器においては、これを構えたときには、撮像素子ユニット110の位置関係は、面169fが下になる。撮像素子ユニット110の周囲の空気の対流を考えると、下から上へなれるように放熱フィン184aを設けることで、熱の拡散効率を向上させることができる。
以上のように、本発明の各実施形態における撮像素子ユニット110は、撮像素子111の裏面側に放熱板180、181、183を配置しているので、撮像素子111で発生した熱を、放熱板180、181、183を介して外部に放熱することができる。このため、撮像素子での発熱を効率よく放熱させることができ、撮像素子111の環境温度が上昇し、暗電流が増加したり、ノイズが増加するおそれが低い。また、隣接する基板における発熱が撮像素子111側に伝わってきたとしても、撮像素子111に伝わる前に、放熱板180、181、183から外部に放熱され、撮像素子111に伝わることを防止することができる。
また、各実施形態においては、撮像素子111、放熱板180、181、182、183等、第1スペーサー164a、第1回路基板162および第2スペーサー164bの順に積層し、この積層体を収納するパッケージ169を有している。このように、撮像素子ユニット110がパッケージ169に収納されていることから、取扱が簡単になる。また、カバーガラス168等によって、気密に封入しておくことにより、外部から塵埃等が侵入することがなくなる。
さらに、各実施形態においては、第1スペーサー164aや第2スペーサー164bの熱伝導率を異ならせているので、所望の熱経路で各基板・素子で発生した熱を外部に逃がすことができる。なお、スペーサーの熱伝導率を同じ、または無くして、放熱板を設けるだけでも勿論構わない。
なお、本発明の実施形態においては、撮像素子ユニット110内の回路基板は、第1回路基板162および第2回路基板163を設けていたが、必ずしも2つは必要でなく、例えば、第1回路基板162のみ、または3以上の回路基板を備えるようにしても勿論構わない。その場合には、放熱板は、回路基板の発熱量や影響の度合いを考慮して、適宜配置すれば良い。また、放熱用金属板を用いていたが、金属に限らず、放熱効果のある材料であれば、金属に限らない。
また、本発明の実施形態においては、パッケージ169の内部の空間に、撮像素子111、第1回路基板162、放熱板180等を収納し、パッケージ169の内部はこれらの素子・基板以外は空気で満たされているが、パッケージ169を用いずに、樹脂等で充填するようにしても勿論構わない。
本発明の実施形態の説明にあたっては、カメラ等に使用する撮像素子ユニットを例に挙げたが、カメラとしては、一眼レフタイプやコンパクトタイプのデジタルカメラ等の静止画撮影用のカメラでよく、またビデオカメラ等のように動画撮影用のカメラでも良い。また、これらのカメラ以外の専用機に組み込まれるような撮像装置にも本発明を適用できることは勿論である。
3・・・撮影光学系、7・・・アクチュエータ、11・・・移動枠、12・・・固定枠、15・・・リベット、16・・・ネジ、100・・・撮像モジュール、109・・・赤外カットフィルタ及びローパスフィルタ、110・・・撮像素子ユニット、111・・・撮像素子、162・・・第1回路基板(半導体チップ)、163・・・第2回路基板(半導体チップ)、164a・・・第1スペーサー、164b・・・第2スペーサー、165・・・ボンディングワイヤ、166・・・インターポーザ、166a・・・切欠き、166b・・・切欠き、167・・・電極、167a・・・放熱用電極、168・・・カバーガラス、169・・・パッケージ、169a・・・第1パッケージ部、169b・・・第2パッケージ部、169c・・・切欠き、169d・・・切欠き、169e・・・切欠き、169f・・・面、170・・・両面フレキシブル基板、171・・・カバーレイ、172・・・銅箔パターン、173・・・ベース材、175・・・放熱用金属板、175a・・・接触面、176・・・シリコンシート、177・・・第2シリコンシート、180・・・放熱板、180a・・・放熱用端子、181・・・第1放熱板、181a・・・放熱用端子、182・・・第2放熱板、182a・・・放熱用端子、183・・・放熱板、183a・・・放熱フィン、184・・・放熱板、184a・・・放熱フィン、184b・・・放熱用端子
Claims (13)
- 撮像素子を有する半導体装置において、
複数の半導体が積層され載置されるための基材と、
上記撮像素子である撮像用半導体チップと、
上記撮像用半導体チップと上記基材との間に配置され、上記撮像用半導体チップからの信号を処理する信号処理用半導体チップと、
上記撮像用半導体チップから発生する熱を外部に伝導するため、上記撮像用半導体チップの撮像面の裏面に配置され、この裏面より連続的に外部に露出される放熱板と、
を有することを特徴とする半導体装置。 - 上記放熱板と上記信号処理用半導体チップとの間には、熱隔離のため、上記放熱板の熱伝導率より低い材料の板が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 上記放熱板は、外部電気基板の放熱用接続端子に接続するための放熱用端子を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 上記信号処理用半導体チップから発生する熱を外部に伝導するため、上記信号処理用半導体チップの裏面に配置され、この裏面より連続的に外部に露出される第2放熱板を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 撮像素子を有する半導体装置において、
複数の半導体が積層され載置されるための基材と、
上記撮像素子を含む撮像用半導体チップと、
この撮像用半導体チップと上記基材との間に配置され、上記撮像用半導体チップからの信号を処理する信号処理用半導体チップと、
上記撮像用半導体チップから発生する熱を外部に伝導するため、上記撮像用半導体チップの撮像面の裏面に固着され、この裏面より連続的に外部に露出される撮像用放熱板と、
上記信号処理用半導体チップから発生する熱を外部に伝導するため、上記信号処理用半導体チップの一面に固着され、この半導体チップの裏面より連続的に外部に露出される信号処理用放熱板と、
を有することを特徴とする撮像素子を有する半導体装置。 - 上記撮像用放熱板と上記信号処理用放熱板は外部電気基板の放熱用接続端子に接続するための放熱用端子をそれぞれに有することを特徴とする請求項5に記載の撮像素子を有する半導体装置。
- 光学像を光電変換し、画像信号を出力する撮像素子を含む撮像用半導体チップと、
この撮像用半導体チップから出力される画像信号を処理するための信号処理半導体チップと、
上記撮像用半導体チップと上記信号処理半導体チップの間に配置され、上記撮像用半導体チップで発生した熱を外部に放熱するための放熱部材と、
この放熱部材と上記信号処理半導体チップの間に配置され、上記信号処理半導体チップで発生した熱を上記撮像用半導体チップ側に伝わることを阻止する熱隔離部材と、
を具備することを特徴とする半導体装置。 - 上記信号処理半導体チップで発生した熱を外部に放熱するための放熱するための第2の放熱部材を有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
- 上記信号処理半導体チップにおいて処理された画像信号を処理するための第2信号処理半導体チップを有しており、上記信号処理半導体チップで発生した熱を、上記第2信号処理半導体チップを通じて放熱することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
- 光学像を光電変換し、画像信号を出力する撮像素子を含む撮像用半導体チップと、
この撮像用半導体チップから出力される画像信号を処理するための信号処理半導体チップと、
上記撮像用半導体チップと上記信号処理半導体チップを積層し、これらの撮像用半導体チップと信号処理半導体チップを収納する収納体と、
上記撮像用半導体チップと上記信号処理半導体チップの間に配置され、上記撮像用半導体チップで発生した熱を上記収納体の外部に放熱するための放熱部材と、
を具備することを特徴とする半導体装置。 - 上記放熱部材と上記信号処理半導体チップの間に配置された、熱隔離用の低熱伝導率のスペーサーを有することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
- 上記放熱部材が、上記半導体撮像チップおよび上記信号処理半導体チップを載置する基板と、上記収納体の接合部から外部に延出することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
- 上記放熱部材が、上記収納体の外壁の一部を構成することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
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