JP2008193358A - 撮像素子ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子の周辺回路からの発熱を効率よく放熱させると共に撮像素子に悪影響を与えないようにした撮像素子パッケージを提供する。
【解決手段】像を光電変換し、撮像データを出力する撮像素子111と、この撮像素子111を駆動するための駆動回路を含む第1回路基板162と、撮像素子111と第1回路基板162の間に設けられた第1スペーサー164aと、第1回路基板162に対して、第1スペーサー164aと反対側に設けられ、第1スペーサー164より熱伝導率が高い第2スペーサー164bを具備している。第1回路基板162の駆動回路等で発生した熱は、熱伝導率の低い第1スペーサー164aに伝わることが少なく、熱伝導率の高い第2スペーサー164bを通じて放熱される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像素子ユニットに関し、詳しくは撮像素子とその周辺回路からなる撮像素子ユニットに関する。
最近のデジタルカメラやビデオカメラでは、撮像素子とその周辺回路の実装技術が改良され、小型化が進んできている。撮像素子と周辺回路の実装密度を上げると、これらの回路が発生する熱を効率良く放熱する必要がある。
放熱効率の向上を図ったマルチチップ半導体装置は種々提案されており、例えば、チップを積層させ、チップ間に放熱性接着剤と放熱用プレートを設けたマルチチップ半導体装置が知られている(特許文献1参照)。また、チップ間に熱伝導率の高い金属プレートを配置したマルチチップ半導体装置も知られている(特許文献2参照)。
特開2000−294723号公報 特開平11−168157号公報
上述の特許文献では、半導体チップの発熱を効率よく放熱しているが、撮像素子が存在する場合に、撮像素子に悪影響を与えないように放熱することについては、考慮されていない。すなわち、撮像素子の駆動回路等の周辺回路は、一般に発熱量が多く、放熱を効率良く行なう必要があり、また放熱経路によっては、撮像素子に悪影響を与え、ノイズの多い画像となってしまう。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、撮像素子の周辺回路からの発熱を効率よく放熱させると共に撮像素子に悪影響を与えないようにした撮像素子パッケージを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる撮像素子ユニットは、像を光電変換し、撮像信号を出力する撮像素子と、この撮像素子を駆動するための駆動回路を含む第1回路基板と、上記撮像素子と上記第1回路基板の間に設けられた第1スペーサーと、上記第1回路基板に対して、上記第1スペーサーと反対側に設けられ、上記第1スペーサーより熱伝導率が高い第2スペーサーを具備する。
第2の発明に係わる撮像素子ユニットは、上記第1の発明において、上記撮像素子、上記第1スペーサー、上記第1回路基板および上記第2スペーサーの順に積層し、この積層体を収納するパッケージを有する。
第3の発明に係わる撮像素子ユニットは、上記第1の発明において、上記第2スペーサー側に放熱用電極を有する。
また、第4の発明に係わる撮像素子ユニットは、上記第1の発明において、上記第2スペーサーに対して、上記第1回路基板と反対側に設けられた第2回路基板を有する。
さらに、第5の発明に係わる撮像素子ユニットは、上記第4の発明において、上記第2回路基板に対して、上記第2スペーサーと反対側に設けられ、上記第1スペーサーより熱伝導率が高い第3スペーサーを有する。
上記目的を達成するため第6の発明に係わる撮像素子ユニットは、撮像素子と、この撮像素子の駆動回路を有する回路基板をSip構造によりワンパッケージ化した撮像素子ユニットにおいて、上記回路基板の撮像素子側と、これとは反対側に設けるスペーサーの熱伝導率を異ならせる。
第7の発明に係わる撮像素子ユニットは、上記第6の発明において、上記スペーサーのうち、上記撮像素子側のスペーサーの方が、上記反対側のスペーサーよりも熱伝導率が低い。
また、第8の発明に係わる撮像素子ユニットは、上記第6の発明において、上記スペーサーのうち、上記反対側のスペーサー側に放熱用電極を設ける。
上記目的を達成するため第9の発明に係わる撮像素子ユニットは、撮像素子と、熱を発生する周辺回路と、放熱用電極からなる撮像素子ユニットにおいて、上記熱を発生する回路の撮像素子側には、低熱伝導率のスペーサーを、上記熱を発生する回路の上記放熱用電極側には、高熱伝導率のスペーサーを配置する。
本発明によれば、回路基板の撮像素子側と、これとは反対側に設けるスペーサーの熱伝導率を異ならせているので、撮像素子の周辺回路からの発熱を効率よく放熱させると共に撮像素子に悪影響を与えないようにした撮像素子パッケージを提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用した撮像素子ユニットを用いて好ましい実施形態について説明する。この撮像素子ユニットは、撮像素子とその周辺回路である撮像素子駆動回路やAD変換回路を有しており、この撮像素子ユニットは、デジタルカメラやビデオカメラ等の電子撮像装置に組み込まれる。
まず、撮像素子ユニットを組み込んだ状態の撮像モジュールの構成について図1を用いて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係わる撮像モジュール100の断面図であり、撮像モジュールはレンズ鏡筒ユニットと撮像回路ユニットから構成されている。撮影光学系3は、レンズ鏡筒ユニットの移動枠11に固定されている。移動枠11は固定枠12に保持されており、レンズ駆動用アクチュエータ7aによって、撮影光学系3の光軸方向に沿って進退自在に制御される。なお、レンズ駆動用アクチュエータ7aは、レンズ駆動機構の一部であり、撮影光学系のピント合わせ用モータや、焦点距離調節用のモータ等によって構成される。
また、固定枠12には、撮影光学系3の光路中に介挿自在なNDフィルタ4aが設けられ、このNDフィルタ4aは、NDフィルタ駆動用アクチュエータ5aによって駆動される。なお、NDフィルタ4aは、光量調節部材の一部であり、NDフィルタ駆動用アクチュエータ5aは、光量調節機構の一部である。撮影光学系3の光軸上には、撮像回路ユニットを構成する赤外カットフィルタおよびローパスフィルタ109と、撮像素子ユニット110が配置されている。撮像素子ユニット110は撮像素子基板15に保持されており、この撮像素子基板15は、ネジ16によって固定枠12に固定されている。
撮像素子ユニット110の撮影光学系3側には、赤外カットフィルタおよびローパスフィルタ109が配置されている。赤外カットフィルタおよびローパスフィルタ109の内、ローパスフィルタは、被写体像の高周波成分をカットし、低周波のみを通過させるための光学的フィルタであり、また赤外カットフィルタは、赤外光成分をカットする光学的フィルタである。
次に、撮像素子ユニット110の構成について、図2を用いて説明する。撮像素子ユニット110は、公知のシステム・イン・パッケージ(Sip)技術を利用して、基板・チップを積層している。
撮影光学系3によって結像された被写体像を光電変換する撮像素子111の裏面側には第1スペーサー164aが配置されている。この第1スペーサー164aの熱伝導率は、後述するように低い値の材料が用いられる。第1スペーサー164aを挟んで、撮像素子111の反対側には種々の回路を含む第1回路基板(半導体チップ)162が配置されている。
この第1回路基板162は、撮像素子111を駆動するための撮像素子駆動回路が設けられており、この撮像素子駆動回路としては、タイミングジェネレータ(TG)や、撮像素子111の読み出し用の駆動ドライバ等の回路が含まれる。また、第1回路基板162には、撮像素子111から出力される撮像信号の処理を行なうためのアナログ信号処理回路、アナログ・フロント・エンド(AFE)回路、A/D変換回路、また種々の調整値や補正値を記憶するためのEPROM等の電気的書き換え可能な不揮発性メモリ等が設けられている。
また、第1回路基板162の裏面側には第2スペーサー164bが配置されており、この第2スペーサー164bの熱伝導率は、上述の第1スペーサー164aよりは高い材料が用いられている。これらの撮像素子111、第1スペーサー164a、第1回路基板162および第2スペーサー164bの順に積層され、第2スペーサー164bは、薄い基板で構成されたインターポーザ166上に配置されている。インターポーザ166は、熱伝導率の高い材料で構成され、またインターポーザ166の裏面側には、放熱用電極167aが設けられている。
なお、低熱伝導率(λ)の第1スペーサー164aの材料としては、λ<1.0w/mK程度であることが望ましく、例えば、ガラス(0.55〜1.0w/mK)ヒュームドシリカや高純度ジルコニア(1w/mK)、発泡セラミック(0.18〜0.26Kcal/mh°C)を使用することができる。また、高熱伝導率(λ)の第2スペーサー164bの材料としては、例えば、銀(428w/mK)、銅(403w/mK)、アルミニウム(236w/mK)、セラミック等を使用することができる。但し、銀、銅、アルミニウム等の導電性のスペーサーを用いることで、電気的ショートが発生する場合には、高熱伝導率で絶縁性のシリコンシートを間に挟むようにしても良い。
撮像素子111および第1回路基板162内の各回路素子は、それぞれボンディングワイヤ165および電極167を介して外部の回路と接続している。各部材の周囲はパッケージ169で囲まれており、また撮像素子111の受光面側には封止用のカバーガラス168が設けられているので、内部は気密状態に保持され、ゴミ等の侵入を防止することができる。
なお、撮像素子111としては、CCD(Charge Coupled Devices)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の二次元撮像素子を用いる。撮像素子111は、第1回路基板162内の撮像素子駆動回路等に接続されており、撮像素子111は、撮像素子駆動回路等の駆動制御の下で、被写体像を光電変換して撮像画像信号をA/D変換回路によってデジタルデータに変換して、デジタル画像データとして出力する。
本発明の第1実施形態においては、前述したように撮像素子111と第1回路基板162との間の第1スペーサー164aの熱伝導率は低い材料であり、一方、第1回路基板162とインターポーザ166との間の第2スペーサー164bの熱伝率は高い材料を採用している。このため、第1回路基板162の撮像素子駆動回路等によって発生した熱は、主として、第1スペーサー164a、インターポーザ166、放熱電極167aの順に伝わって、放熱していく。撮像素子111と第1回路基板162の間の第1スペーサー164aの熱伝導率は低いので、殆ど撮像素子111側には第1回路基板162の発熱が伝わらない。
このため、撮像素子111の環境温度が上昇し、暗電流が増加したり、ノイズが増加するおそれが低い。さらに、画素の出力レベルが温度により異常値を示す虞も低くなる。また、第1回路基板162における発熱は、一様ではなく、場所によって局所的に発熱が大きい。一様ではない温度分布で熱が撮像素子111に伝わると、撮像素子111の場所によって、暗電流が増加し、またノイズが増加してしまうが、本実施形態では、スペーサーの熱伝導率を変えてあるので、このようなおそれが殆どないという効果を奏する。
次に、図3を用いて、本発明を適用した第2実施形態について説明する。第1実施形態においては、撮像素子ユニット110内の半導体チップとして、撮像素子111と第1回路基板162を設けてあったが、第2実施形態においては、さらに第2回路基板(半導体チップ)163が設けられている。また、放熱電極167aは、広い面電極であったが、分割形状の放熱電極167bとしている。それ以外は、第1実施形態と同様であるので、相違点を中心に説明する。
第2回路基板163は、インターフェース回路を有しており、撮像素子ユニット110と接続されるデジタルカメラやビデオカメラ等の電子撮像装置とのインターフェース機能を果たす。また、第2回路基板163はインターポーザ166に直接、載置されているので、インターポーザ166に貫通電極(不図示)を設け、第2回路基板163と外部の接続をとる。この貫通電極と放熱用電極167をそれぞれ接続する。なお、この場合には、電極を通じて放熱できるので、インターポーザ166の熱伝導率は低いものでも構わない。ここで、放熱電極が分割されているので、インターポーザ166の電極がそれぞれ異なった電位になっていても、独立して放熱板に導くことが可能となる。
第2実施形態においても、第1回路基板162と撮像素子111との間に設けられている第1スペーサー164aの熱伝導率は、第1回路基板162と第2回路基板163との間に設けられている第2スペーサー164bの熱伝導率よりも低い材料で構成されている。このため、第1回路基板162で発生した熱は、主として、第2スペーサー164b、第2回路基板163、インターポーザ166、放熱用電極167bの順に流れ、放熱する。第2回路基板163で発生した熱も、同様の経路を通って放熱する。
次に、図4を用いて、本発明を適用した第3実施形態について説明する。この第3実施形態は、第2実施形態において、さらに第3スペーサー164cを追加し、放熱用電極を第1実施形態と同様にした点を除けば、第2実施形態と同じであるので、相違点を中心に説明する。
第3スペーサー164cは、第2スペーサー164bと同様の高熱伝導率の材料で構成される。このため、第1回路基板162で発生した熱は、主として、第2スペーサー164b、第2回路基板163、第3スペーサー164c、インターポーザ166、放熱用電極167aの順に流れ、放熱する。第2回路基板163で発生した熱も、同様の経路を通って放熱する。
次に、第1実施形態ないし第3実施形態における、放熱電極167a、167bからの放熱について、図5および図6を用いて説明する。図5において、撮像素子ユニット110は、図2に示した第1実施形態における撮像素子ユニット110と同様であるので、同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
撮像素子ユニット110の電極167および放熱用電極167aは、両面フレキシブル基板170の対応する銅箔パターン172に接続されている。両面フレキシブル基板170は、ポリイミド等からなるベース材173の表面および裏面に、回路配線のための銅箔パターン172が施され、電極167および放熱用電極167aと接続部分を除いて、絶縁のためにカバーレイ171を被覆している。両面フレキシブル基板170は、放熱用金属板175に保持されている。
また、電極167および放熱用電極167aの反対側の銅箔パターン172は、放熱用金属板175の接触面175aにて、直接、接している。撮像素子ユニット110と接続した両面フレキシブル基板175は、図6に示すように、コの字形状をした放熱基板175に保持されている。この放熱基板175の脚部には、取り付け用ビス孔175aが設けられており、撮像モジュール等にビス等によって固定される。また、両面フレキシブル170の銅箔パターン172の出力配線部は、接続コネクタ部180にまで延びている。
このように構成されているので、撮像素子ユニット110の放熱用電極167aから伝わってくる熱は、銅箔パターン172を介して放熱用金属板175に伝わり、この放熱用金属板175から空気中に放熱される。なお、図3に示す第2実施形態や、図4に示す第3実施形態における撮像素子ユニット110も、同様に、放熱用電極167a、167bの形状に合わせて銅箔パターン172を形成することにより、第1回路基板162や第2回路基板163の発熱を放熱用金属板175から放熱させることができる。
以上のように、本発明の各実施形態における撮像素子パッケージ110は、像を光電変換し、撮像データを出力する撮像素子111と、この撮像素子111を駆動するための駆動回路を含む第1回路基板162と、撮像素子111と第1回路基板162の間に設けられた第1スペーサー164aと、第1回路基板162に対して、第1スペーサー164aと反対側に設けられ、第1スペーサー164より熱伝導率が高い第2スペーサー164bを具備している。第1回路基板162の駆動回路等で発生した熱が、熱伝導率の低い第1スペーサー164aに伝わることが少なく、熱伝導率の高い第2スペーサー164bを通じて放熱される。このため、撮像素子111の周辺回路からの発熱を効率よく放熱させると共に撮像素子に悪影響を与えないようにすることが可能である。
また、各実施形態においては、撮像素子111、第1スペーサー164a、第1回路基板162および第2スペーサー164bの順に積層し、この積層体を収納するパッケージ169を有している。このように、撮像素子ユニットがパッケージ169に収納されていることから、取扱が簡単になる。また、カバーガラス168等によって、気密に封入しておくことにより、外部から塵埃等が侵入することがなくなる。
さらに、各実施形態においては、第2スペーサー164b側に放熱用電極167a、167bを配置しているので、効率良く、撮像素子ユニット110の外部に熱を排出することができる。また、第1回路基板162の撮像素子111と反対側には、第2回路基板163を更に追加して配置しても良く、この場合には、さらに多くの回路を備えることができる。
なお、本実施形態においては、回路基板は最大2つであったが、これに限らず、3以上でも勿論構わない。その場合には、撮像素子との間を低熱伝導率のスペーサーを配置し、反対側には、高熱伝導率のスペーサーを配置するものとする。また、本実施形態においては、パッケージ169やカバーガラス168等によって、撮像素子ユニットを覆っていたが、なくても良い。さらに、放熱に放熱用電極を介して放熱用金属板を用いていたが、これに限らず、種々の放熱部材を用いても良い。
本発明の実施形態の説明にあたっては、デジタルカメラやビデオカメラ用の撮像素子ユニットを例に挙げたが、デジタルカメラとしては一眼レフタイプやコンパクトタイプのデジタルカメラ等のいずれでも良く、またこれらのデジタルカメラやビデオカメラ以外の専用機に組み込まれるような電子撮像装置にも本発明を適用できることは勿論である。
本発明の第1実施形態における撮像素子ユニットを組み込んだ撮像モジュールの断面図である。 本発明の第1実施形態に係わる撮像素子ユニットの断面図である。 本発明の第2実施形態における撮像モユニットの断面図である。 本発明の第3実施形態における撮像素子ユニットの断面図である。 本発明の第1実施形態における撮像素子ユニットの放熱機構を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における撮像素子ユニットの放熱機構を示す外観斜視図である。
符号の説明
3・・・撮影光学系、4a・・・NDフィルタ、5a・・・NDフィルタ駆動用アクチュエータ、7a・・・レンズ駆動用アクチュエータ、11・・・移動枠、12・・・固定枠、
15・・・撮像素子基板、16・・・ネジ、100・・・撮像モジュール、109・・・赤外カットフィルタおよびローパスフィルタ、110・・・撮像素子ユニット、111・・・撮像素子、162・・・第1回路基板、163・・・第2回路基板、164a・・・第1スペーサー、164b・・・第2スペーサー、164c・・・第3スペーサー、165・・・ボンディングワイヤ、166・・・インターポーザ、167・・・電極、167a・・・放熱用電極、167b・・・放熱用電極、168・・・カバーガラス、169・・・パッケージ、170・・・両面フレキシブル基板、171・・・カバーレイ、172・・・銅箔パターン、173・・・ベース材、175・・・放熱用金属板、175a・・・接触面

Claims (9)

  1. 像を光電変換し、撮像信号を出力する撮像素子と、
    この撮像素子を駆動するための駆動回路を含む第1回路基板と、
    上記撮像素子と上記第1回路基板の間に設けられた第1スペーサーと、
    上記第1回路基板に対して、上記第1スペーサーと反対側に設けられ、上記第1スペーサーより熱伝導率が高い第2スペーサーと、
    を具備することを特徴とする撮像素子ユニット。
  2. 上記撮像素子、上記第1スペーサー、上記第1回路基板および上記第2スペーサーの順に積層し、この積層体を収納するパッケージを有することを特徴とする請求項1に記載の撮像素子ユニット。
  3. 上記第2スペーサー側に放熱用電極を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像素子ユニット。
  4. 上記第2スペーサーに対して、上記第1回路基板と反対側に設けられた第2回路基板を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像素子ユニット。
  5. 上記第2回路基板に対して、上記第2スペーサーと反対側に設けられ、上記第1スペーサーより熱伝導率が高い第3スペーサーを有することを特徴とする請求項4に記載の撮像素子ユニット。
  6. 撮像素子と、この撮像素子の駆動回路を有する回路基板をSip構造によりワンパッケージ化した撮像素子ユニットにおいて、
    上記回路基板の撮像素子側と、これとは反対側に設けるスペーサーの熱伝導率を異ならせたことを特徴とする撮像素子ユニット。
  7. 上記スペーサーのうち、上記撮像素子側のスペーサーの方が、上記反対側のスペーサーよりも熱伝導率が低いことを特徴とする請求項6に記載の撮像素子ユニット。
  8. 上記スペーサーのうち、上記反対側のスペーサー側に放熱用電極を設けたことを特徴とする請求項6に記載の撮像素子ユニット。
  9. 撮像素子と、熱を発生する周辺回路と、放熱用電極からなる撮像素子ユニットにおいて、
    上記熱を発生する回路の撮像素子側には、低熱伝導率のスペーサーを、上記熱を発生する回路の上記放熱用電極側には、高熱伝導率のスペーサーを配置することを特徴とする撮像素子ユニット。
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