JP4677874B2 - 車両用ドアフレーム及び車両用ドアフレームの製造方法 - Google Patents

車両用ドアフレーム及び車両用ドアフレームの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は車両用ドアフレーム及び車両用ドアフレームの製造方法に関する。
従来、車両用ドアには、ウインドウガラスにより開閉される開口部を形成するドアフレーム部(ドアフレーム)と該ドアフレーム部の下側に位置するドア本体とが別々に形成されるサッシュドアがある。サッシュドアはドアフレーム部をサッシュのみで製作しドア本体を構成するドア内外パネルに溶接などによって結合される。サッシュドアはドアフレーム部とドア本体とが一体的に形成されるプレスドアと比較してドアフレーム部を細く形成することができるため、プレスドアよりも開口部を広く形成することができる。
サッシュドアのドアフレーム部はウインドウガラスの摺動方向に沿って延びるピラー部とウインドウガラスの摺動方向端部に配設されるメインフレームとから構成されている(例えば、特許文献1)。
ピラー部及びメインフレームは、ウインドウガラスの板厚方向一方側に配設される中空部と、ウインドウガラスの板厚方向他方側に配設され幅方向両端部に折り返し部を有する意匠部と、ウインドウガラスの端面に対向し意匠部の一方側の面から中空部側へと延びるフランジ部と、からなる断面形状を有している。ピラー部はフランジ部を底部とし中空部と意匠部とによってウインドウガラス側に開口する略コ字状の断面を有するガラス摺動部によってウインドウガラスの摺動を案内し、メインフレームはフランジ部を底部とし中空部と意匠部とによってウインドウガラス側に開口する略コ字状の断面を有するガラス嵌合部によってウインドウガラスを保持する。
ところで、ピラー部のガラス摺動部はウインドウガラスの摺動を支持するためにメインフレームのガラス嵌合部よりも深く形成されている。よって、ピラー部の意匠部の幅はメインフレームの意匠部の幅よりも広くなり、ピラー部とメインフレームとを結合するとピラー部の意匠部がメインフレームの意匠部よりもウインドウガラス側へと突出し意匠部の幅方向ウインドウガラス側端部(折り返し部)が不連続となる。そのため、従来、図6に示すように、ピラー部104の端部を鉤状に加工しピラー部104の意匠部の端部104aを長手方向に突出させ意匠部を連続させている。
特開2002−67694号公報
しかしながら、このような構成によれば、ピラー部104の意匠部の幅とメインフレーム105の意匠部の幅とが異なるため、ピラー部104とメインフレーム105との連結部(突合せ面)において意匠部の折り返し部(図6において斜線部分)の端部を連続させることができない。そのため、ピラー部とメインフレームとを連結する際に折り返し部が連続するよう、例えば溶接金属などによって折り返し部を表現しなくてはならないため、連結部に余盛などが生じるおそれが生じ品質が安定しない。また、意匠部の端部を鉤状に加工するためにはプレス加工などの別工程が必要となり加工に要する工程数も多くなる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、意匠性に優れる意匠部を有し容易に形成することができる車両用ドアフレーム及び車両用ドアフレームの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、意匠面を有し板状に形成された意匠部と、前記意匠部から非意匠面側へ延びるフランジ部と、該フランジ部の先端に配設され長手方向と垂直な断面が中空形状となる中空部と、を備えた第1フレーム及び第2フレームを備え、前記第1フレーム及び前記第2フレームは、互いの意匠部の幅が異なり、互いの長手方向に対して所定の角度を成す突合せ面において突き合わせてなる車両用ドアフレームであって、前記両突合せ面は、それぞれ前記第1フレームと前記第2フレームの意匠部を相互に突き合わせる平面である第1突合せ面と前記第1フレームと前記第2フレームの中空部を相互に突き合わせる平面である第2突合せ面と、から構成され、前記第1突合せ面は、前記意匠面に対して垂直視において前記第2突合せ面に対して第1の角度を成すとともに、長手方向及び前記フランジ部の延設方向に対して垂直視において前記第2突合せ面に対して第2の角度を成す。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用ドアフレームにおいて、前記第1フレーム及び前記第2フレームは前記意匠部の幅に応じた深さを有し長手方向に沿って延びる凹部を備え、前記第1フレーム及び前記第2フレームの長手方向に対して略垂直な断面において、前記第1フレームの意匠部の幅は前記第2フレームの意匠部の幅よりも広い幅を有する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用ドアフレームにおいて、前記第2突合せ面は、前記意匠面に対して垂直な方向に沿って形成される。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用ドアフレームにおいて、前記第1突合せ面から前記第2突合せ面へと変更する位置は、前記フランジ部の延設方向に沿った方向において前記フランジ部の中間位置に配設される。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用ドアフレームにおいて、前記意匠部は、幅方向両端部を非意匠面側へとおり返されてなる折り返し部を有する。
また、請求項6に記載の発明は、金属板をロール成形し、意匠面を有し板状に形成された意匠部と、前記意匠部から非意匠面側へ延びるフランジ部と、該フランジ部の先端に配設され長手方向と垂直な断面が中空形状となる中空部と、を備え、互いの意匠部の幅が異なる第1フレーム部材及び第2フレーム部材を形成する工程と、前記第1フレーム部材及び前記第2フレーム部材に前記意匠部を相互に突合わせる第1突合せ面と、前記意匠面に対して垂直視において前記第2突合せ面に対して第1の角度を成し、長手方向及び前記フランジ部の延設方向に対して垂直視において前記第2突合せ面に対して第2の角度を成すよう前記第1フレーム部材及び前記第2フレーム部材に前記中空部を相互に突き合わせる第2突合せ面と、を形成する工程と、前記第1フレーム部材及び前記第2フレーム部材の前記第1突合せ面と前記第2突合せ面とを互いに突き合わせ溶接する工程と、を備えることを特徴とする車両用ドアフレームの製造方法である。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、意匠面に対して垂直視において第1突合せ面と第2突合せ面とが第1の角度を成すため、突合せ面における中空部及び意匠部の幅を、第1フレームと第2フレームとで一致させることができる。よって、第1フレーム及び第2フレームを突合わせた時に意匠部の幅方向両端部が連続するため、意匠部の幅方向端部を連続的に形成するための加工が不要となり、意匠部の幅方向端部が連続的に形成され意匠性に優れる意匠部を容易に形成することができる。また、突合せ面は2つの平面から形成されるため、第1フレーム及び第2フレームの突合せ面を長手方向に対して略垂直な方向からの切削加工によって容易に形成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1フレームの意匠部の幅が第2フレームの意匠部の幅よりも広く形成されるため、第1フレームの凹部の深さを第2フレームの凹部の深さよりも深くすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第2突合せ面は意匠面に対して垂直な方向に沿って形成されるため、第2突合せ面が意匠面に対して垂直な方向に対して角度を成す場合と比較して、第2突合せ面の面積を小さくすることができる。よって、第1フレーム及び第2フレームを切削して第2突合せ面を形成する際に第1フレーム及び第2フレームが切削される被切削面積が小さくなり、加工に要する時間を低減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、第1突合せ面から第2突合せ面へと変更する位置がフランジ部において、中空部と意匠部との中間位置に配設されるため、突合せ面を形成する際に工具が中空部や意匠部に干渉するおそれを低減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、意匠部の幅方向両端部が非意匠面側に折り返されることにより、意匠部が板厚方向に重なりをもつ。よって、意匠部の板厚方向に沿った方向に作用する荷重に対する意匠部の剛性を高めることができる。また、折り返し部によって意匠部の幅方向両端部の意匠面から非意匠面にかけて連続的な面が形成されるため、意匠部の意匠性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、意匠面に対して垂直視において第1突合せ面と第2突合せ面とが第1の角度を成すため、突合せ面における中空部及び意匠部の幅を、第1フレームと第2フレームとで一致させることができる。よって、第1フレーム及び第2フレームを突合わせた時に意匠部の幅方向両端部が連続するため、溶接金属によって意匠部の幅方向端部を連続的に形成する加工が不要となり、意匠部の幅方向端部が連続的に形成され意匠性に優れる意匠部を容易に形成することができる。また、突合せ面は2つの平面から形成されるため、第1フレームと第2フレームの突合せ面を形成する際長手方向に対して略垂直な方向から切り込むことができる。よって、第1フレームと第2フレームの突合せ面を切削加工にて容易に形成することができる。
本発明によれば、意匠性に優れる意匠部を有し容易に形成することができる車両用ドアフレーム及び車両用ドアフレームの製造方法を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
なお、図1は、本発明にかかる車両用ドアフレーム(以下、単にドアフレームという)1が適用される車両用ドアを車両外側から見た模式図である。図1に示されるように、車両用ドアは、車両用ドアの上部外形に沿って略コ字状に形成されたドアフレーム1と、該ドアフレーム1の下側に位置するドア本体2と、から構成されている。ドア本体2にはウインドウレギュレータ(図示略)が内蔵されており、該ウインドウレギュレータに駆動されるウインドウガラス3が鉛直方向(図1図示状態で上下方向)に移動することによりドアフレーム1とドア本体2とによって形成される開口部が開閉される。
ドアフレーム1は、ウインドウガラス3の摺動方向に沿って延びるピラー部(以下、第1フレームという)4と、ウインドウガラス3の摺動方向端部に配設されるメインフレーム(以下、第2フレームという)5と、から構成されている。第1フレーム4及び第2フレーム5の端面には、それぞれ、互いの長手方向に対して所定の角度を成す突合せ面4a,5aが形成されており、第1フレーム4及び第2フレーム5は該突合せ面4a,5aにおいて突き合わされ接続されている。
次に、図2(a)及び(b)を用いて第1フレーム4及び第2フレーム5の断面構造について説明する。なお、図2(a)及び(b)において図示状態で左側をウインドウガラス側とし、右側をボディ側とする。また、図2(a)及び(b)において図示状態で上側を室外側とし、下側を室内側とする。
図2(a)に示すように、第1フレーム4は、略中空状に形成された中空部41と、ウインドウガラス3の板厚方向に沿って延びるフランジ部42と、ウインドウガラス3の厚さ方向を板厚方向とする板状に形成された意匠部43と、を備えている。第1フレーム4は金属板を折り曲げて形成されており、中空部41とフランジ部42と意匠部43とが一体成形された断面形状を有している。
中空部41は、ウインドウガラス3の板厚方向においてウインドウガラス3の室内側に配設され、ウインドウガラス3に対向するガラス側壁部41aと、ガラス側壁部41aに対向し室内側の面を形成する室内側壁部41bと、を備えている。また、中空部41はガラス側壁部41a及び室内側壁部41bのウインドウガラス側の端部を連結するガラス側連結壁部41cと、ガラス側壁部41a及び室内側壁部41bのボディ側の端部を連結するボディ側連結壁部41dと、を備えている。
フランジ部42は、ウインドウガラス3の端面に対向する板状に形成され、中空部41のボディ側連結壁部41dが室外側へと延設されてなる延設部42aと、延設部42aのウインドウガラス側に配設されるガラス側フランジ部42bと、延設部42aのボディ側に配設されるボディ側フランジ部42cと、から構成される3重構造を有している。
意匠部43は、フランジ部42の端部に配設され室外側に面する意匠面43aを形成する意匠面形成部43bと、意匠面形成部43bに沿ってフランジ部42の端部からボディ側に延びるボディ側意匠部43cと、意匠面形成部43bに沿ってフランジ部42の端部からウインドウガラス側に延びるガラス側意匠部43dと、から構成されている。意匠部43のボディ側は意匠面形成部43bとボディ側意匠部43cとからなる2重構造を有し、意匠部43のウインドウガラス側は意匠面形成部43bとガラス側意匠部43dとからなる2重構造を有している。なお、意匠部43の幅方向両端部にはボディ側意匠部43c及びガラス側意匠部43dの先端が室外側へと折り曲げられる態様で一対の折り返し部43eが形成されており、ボディ側意匠部43c及びガラス側意匠部43dは意匠面形成部43bに連続して形成されている。
また、第1フレーム4は、第1フレーム4の長手方向に沿って延びる凹部として、ガラスラン6が配設されるガラス摺動部4bとウエザストリップ7が配設されるウエザストリップ嵌合部4cとを備える。
ガラス摺動部4bは、フランジ部42のガラス側フランジ部42bと、意匠部43のガラス側意匠部43dと、中空部41のガラス側壁部41aと、から構成されフランジ部42のウインドウガラス側に設けられている。意匠部43のガラス側意匠部43dと、中空部41のガラス側壁部41aとは、ウインドウガラス3の板厚方向に対向して配設されており、ガラス摺動部4bはガラス側フランジ部42bを底部としウインドウガラス側に開口する断面略コ字状に形成されている。
ガラス側壁部41aの基端側にはガラス側壁部41aが凹設されてなる第1係合部41eが形成され、ガラス側意匠部43dの折り返し部43eは室内側へと屈曲している。ガラスラン6は第1係合部41e及びガラス側意匠部43dの折り返し部43eに係止されることによってガラス摺動部4bに保持され、ウインドウガラス3はガラスラン6を介してガラス摺動部4bに摺動可能に支持される。
ウエザストリップ嵌合部4cは、フランジ部42のボディ側フランジ部42cと、意匠部43のボディ側意匠部43cと、ボディ側フランジ部42cの室内側端部からボディ側へと伸びる屈曲部42dと、から構成されフランジ部42のボディ側に設けられている。意匠部43のボディ側意匠部43cには意匠部43のボディ側意匠部43cから室内側へと突出する態様で一体的に第2係合部43fが形成され、屈曲部42dの先端は第2係合部43fに向って折り返されている。ウエザストリップ7は、第2係合部43f及び屈曲部42dに係合することによってウエザストリップ嵌合部4cに保持される。
図2(b)に示すように、第2フレーム5は、略中空状に形成された中空部51と、ウインドウガラス3の板厚方向に沿って延びるフランジ部52と、ウインドウガラス3の厚さ方向を板厚方向とする板状に形成された意匠部53と、を備えている。第2フレーム5は金属板を折り曲げて形成されており、中空部51とフランジ部52と意匠部53とが一体成形された断面形状を有している。
中空部51は、ウインドウガラス3の板厚方向においてウインドウガラス3の室内側に配設され、ウインドウガラス3に対向するガラス側壁部51aと、ガラス側壁部51aに対向し室内側の面を形成する室内側壁部51bと、を備えている。また、中空部51はガラス側壁部51a及び室内側壁部51bのウインドウガラス側の端部を連結するガラス側連結壁部51cと、ガラス側壁部51a及び室内側壁部51bのボディ側の端部を連結するボディ側連結壁部51dと、を備えている。
フランジ部52は、ウインドウガラス3の端面に対向する板状に形成され、中空部51のボディ側連結壁部51dが室外側へと延設されてなる延設部52aと、延設部52aのウインドウガラス側に配設されるガラス側フランジ部52bと、延設部52aのボディ側に配設されるボディ側フランジ部52cと、から構成される3重構造を有している。
意匠部53は、フランジ部52の端部に配設され室外側に面する意匠面53aを形成する意匠面形成部53bと、意匠面形成部53bに沿ってフランジ部52の端部からボディ側に延びるボディ側意匠部53cと、意匠面形成部53bに沿ってフランジ部52の端部からウインドウガラス側に延びるガラス側意匠部53dと、から構成されている。意匠部53のボディ側は意匠面形成部53bとボディ側意匠部53cとからなる2重構造を有し、意匠部53のウインドウガラス側は意匠面形成部53bとガラス側意匠部53dとからなる2重構造を有している。なお、意匠部53の幅方向両端部にはボディ側意匠部53c及びガラス側意匠部53dの先端が室外側へと折り曲げられる態様で一対の折り返し部53eが形成されており、ボディ側意匠部53c及びガラス側意匠部53dは意匠面形成部53bに連続して形成されている。
また、第2フレーム5は、第2フレーム5の長手方向に沿って延びる凹部として、ガラスラン6が配設されるガラス嵌合部5bとウエザストリップ7が配設されるウエザストリップ嵌合部5cとを備える。
ガラス嵌合部5bは、フランジ部52のガラス側フランジ部52bと、意匠部53のガラス側意匠部53dと、中空部51のガラス側壁部51aと、から構成されフランジ部52のウインドウガラス側に設けられている。意匠部53のガラス側意匠部53dと、中空部51のガラス側壁部51aとは、ウインドウガラス3の板厚方向に対向して配設されており、ガラス嵌合部5bはガラス側フランジ部52bを底部としウインドウガラス側に開口する断面略コ字状に形成されている。
ガラス側壁部51aの基端側にはガラス側壁部51aが凹設されてなる第1係合部51eが形成され、ガラス側意匠部53dの折り返し部53eは室内側へと屈曲している。ガラスラン6は第1係合部51e及びガラス側意匠部53dの折り返し部53eに係止されることによってガラス嵌合部5bに保持され、ウインドウガラス3はガラスラン6を介してガラス嵌合部に摺動可能に支持される。
ウエザストリップ嵌合部5cは、フランジ部52のボディ側フランジ部52cと、意匠部53のボディ側意匠部53cと、ボディ側フランジ部52cの室内側端部からボディ側へと伸びる屈曲部52dと、から構成されフランジ部52のボディ側に設けられている。意匠部53のボディ側意匠部53cには意匠部53のボディ側意匠部53cから室内側へと突出する態様で一体的に第2係合部53fが形成され、屈曲部52dの先端は第2係合部53fに向って折り返されている。ウエザストリップ7は、第2係合部53f及び屈曲部52dに係合することによってウエザストリップ嵌合部5cに保持される。
なお、第1フレーム4のガラス摺動部4bは第2フレーム5のガラス嵌合部5bよりも深くなっているため、第1フレーム4の意匠部43の幅(以下、意匠幅という)W1は第2フレーム5の意匠部53の幅(以下、意匠幅という)W2よりも広く形成されている。よって、第1フレーム4及び第2フレーム5は、長手方向に対して垂直な断面において互いに異なる意匠幅W1,W2を有する形状を成している。
次に、図3(a)及び(b)を用いて、第1フレーム4及び第2フレーム5の突合せ面4a,5aについて説明する。第1フレーム4及び第2フレーム5は、長手方向に対して所定の角度を成す突合せ面4a、5aを有し、第1フレーム4及び第2フレーム5は、互いの突合せ面4a,5aが突き合わされ連結されている。
図3(a)及び(b)は第1フレーム4及び第2フレーム5の端部の斜視図であり、図4はドアフレーム1において第1フレーム4と第2フレーム5とが連結されている部分(図1のC部)を室外側から見た拡大図である。
図3(a)及び(b)に示すように、突合せ面4a,5aは、第1フレーム4及び第2フレーム5の意匠部43,53を相互に突き合わせる平面である第1突合せ面44,54と、第1フレーム4及び第2フレーム5の中空部41,51を相互に突き合わせる平面である第2突合せ面45,55と、から構成されている。詳述すると、第1フレーム4の突合せ面4aは、フランジ部42の延設方向において意匠部側に配設される第1フレーム側第1突合せ面44と中空部側に配設される第1フレーム側第2突合せ面45とから構成されている。また、第2フレーム5の突合せ面5aは、フランジ部52の延設方向において意匠部側に配設される第2フレーム側第1突合せ面54と中空部側に配設される第2フレーム側第2突合せ面55とから構成されている。
また、図4に示すように、突合せ面4a,5aは、意匠面43a,53aに対して垂直視(すなわち図4図示状態)において、第1突合せ面44,54が第2突合せ面45,55に対して第1の角度Θ1を成している。
詳述すると、両第1突合せ面44,54は、両突合せ面4a,5aにおいて第1フレーム4及び第2フレーム5の意匠部43,53の幅W3,W4が互いに等しくなるよう、意匠面43a,53aに対して垂直視において、長手方向に対して第3の角度α1,α2を成している。ここで、第1フレーム4の第1突合せ面44が意匠面43aに対して垂直視において長手方向に対して成す第3の角度α1は、第1フレーム4の意匠部43の幅W1と突合せ面4aにおける意匠部43の幅W3とを用いると、sinα1=W1/W3で表される。また、第2フレーム5の第1突合せ面54が意匠面53aに対して垂直視において長手方向に対して成す第3の角度α2は、第2フレーム5の意匠幅W2と突合せ面5aにおける意匠部53の幅W4とを用いると、sinα2=W2/W4で表される。いま、第1フレーム4の突合せ面4aにおける意匠部43の幅W3と、第2フレーム5の突合せ面5aにおける意匠部53の幅W4とが等しいから、sinα1/sinα2=W1/W2となる。すなわち、第3の角度α1,α2は、それぞれ、意匠幅W1,W2によって決定される。
また、両第2突合せ面45,55は、第1フレーム4と第2フレーム5を両突合せ面4a,5aにおいて付き合わせたとき、第1フレーム4及び第2フレーム5の中空部41,51が突き合わされるよう形成されており、意匠面43a,53aに対して垂直視において、長手方向に対して第4の角度β1,β2を成している。ここで、上述したように中空部41,51は第1フレーム4と第2フレーム5とで略同一の形状となっているため、第1フレーム4の第4の角度β1と第2フレーム5の第4の角度β2が等しくなる(sinβ1/sinβ2=1(定数))。ここで、第4の角度β1,β2は、意匠面43a,53aに対して垂直視において第1フレーム4の長手方向と第2フレーム5の長手方向とが成す角度γを用いると、β1+β2=2・β1(=2・β2)=γと表すことができる。すなわち、第4の角度β1,β2は、意匠面43a,53aに対して垂直視において第1フレーム4の長手方向と第2フレーム5の長手方向とが成す角度γによって決定される。
よって、第1フレーム4及び第2フレーム5のそれぞれにおいて、意匠面43a,53aに対して垂直視において、第1突合せ面44,54が長手方向に対して成す第3の角度α1,α2と第2突合せ面45,55が長手方向に対して成す第4の角度β1,β2の間に差が生じる。そのため、意匠面43a,53aに対して垂直視において、第1突合せ面44,54と第2突合せ面45,55とによって第1の角度Θ1が形成される。すなわち、第1フレーム4及び第2フレーム5のそれぞれの突合せ面4a,5aを構成する第1突合せ面44,54と第2突合せ面45,55とが、意匠面43a,53aに対して垂直視において第1の角度Θ1を成している。
また、図5に示すように、突合せ面4a,5aは、長手方向及びフランジ部42,52の延設方向に対して垂直視において第1突合せ面44,54が第2突合せ面45,55に対して第2の角度Θ2を成している。なお、図面の簡略化のため、図5においては第1フレーム4が省略されている。第1突合せ面44,54が第2突合せ面45,55に対して第2の角度Θ2を成すため、第1突合せ面44,54と第2突合せ面45,55とがフランジ部42,52において交差する。すなわち、第1の角度Θ1を成すことによって生じる第1突合せ面44,54と第2突合せ面45,55との長手方向の差が、第1突合せ面44,54が第2突合せ面45,55に対して第2の角度Θ2を成すことによって解消される。よって、第1突合せ面44,54と第2突合せ面45,55とを新たな面を形成することなく連結することが可能となり、突合せ面4a,5aを2つの平面(第1突合せ面44,54及び第2突合せ面45,55)によって構成することができる。なお、第2の角度Θ2は、第1突合せ面44,54と第2突合せ面45,55とがフランジ部42,52の延設方向におけるフランジ部42,52の中間位置P1,P2(図3参照)で交差するよう設定されている。
次に、上述したドアフレーム1の製造方法について説明する。
まず、金属板をロール成形し、前述したような断面形状を有する図示しない第1フレーム部材及び第2フレーム部材を形成する。
次に、第1フレーム部材及び前記第2フレーム部材の意匠部側端部に切削加工を施し第1突合せ面44,54を形成する。なお、第2の角度Θ2は、第1突合せ面44,54と第2突合せ面45,55とがフランジ部42,52の延設方向におけるフランジ部42,52の中間位置P1,P2で交差するよう設定されているため、第1突合せ面44,54を形成する際、工具が中空部41,51に干渉するおそれが低減される。
また、第1フレーム部材及び第2フレーム部材の中空部側端部に切削加工を施し第2突合せ面45,55を形成する。よって、第1突合せ面44,54及び第2突合せ面45,55を備えた第1フレーム4及び第2フレーム5が得られる。なお、第2の角度Θ2は、第1突合せ面44,54と第2突合せ面45,55とがフランジ部42,52の延設方向におけるフランジ部42,52の中間位置P1,P2(図5参照)で交差するよう設定されているため、第2突合せ面45,55を形成する際、工具が意匠部43,53に干渉するおそれが低減される。
次に、第1突合せ面44,54及び第2突合せ面45,55を備えた第1フレーム4及び第2フレーム5を、突合せ面4a,5a同士で相互に突合わせ、溶接にて接合する。なお、第1フレーム4及び第2フレーム5の意匠部43,53の突合せ面4a,5aに沿った幅W3,W4が等しいため、第1フレーム4及び第2フレーム5の意匠部43,53の幅方向端部に形成された折り返し部43e,53eが突合せ面4a,5aにおいて連続する。
上記したように、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)第1フレーム側第1突合せ面44及び第2フレーム側第1突合せ面54は突合せ面4a,5aにおいて意匠部43,53の幅W3,W4が互いに一致するよう形成されているため、第1フレーム4と第2フレーム5とを突き合わせることによって折り返し部43e,53eが連続する(図4において斜線部分)。よって、例えば、第1フレーム4と第2フレーム5とを連結する際に折り返し部が連続するよう溶接金属などによって折り返し部を表現するなど、折り返し部43e,53eを連続させるための加工が不要となり、意匠部43,53の折り返し部43e,53eが連続的に形成され意匠性に優れる意匠部43,53を容易に形成することができる。
(2)突合せ面4a,5aは、それぞれ、2つの平面(第1突合せ面44,54及び第2突合せ面45,55)から形成されるため、第1フレーム4及び第2フレーム5の突合せ面4a,5aを長手方向に対して略垂直な方向からの切削加工によって容易に形成することができる。
(3)ウインドウガラス3の摺動方向に沿って延びる第1フレーム4の意匠幅W1は、ウインドウガラス3の摺動を案内するガラス摺動部(凹部)4bが第2フレーム5のガラス嵌合部(凹部)5bよりも深くなるよう、第2フレーム5の意匠幅W2よりも広く形成されている。よって、ウインドウガラス3の摺動をより確実に案内することができる。また、第2フレーム5の意匠幅W2が第1フレーム4の意匠幅W1よりも小さいため、第2フレーム5の意匠幅と第1フレーム4の意匠幅とを一致させた場合と比較してドアフレーム1によって形成される開口面積を大きくすることができる。
(4)第2突合せ面45,55は意匠面43a,53aに対して垂直な方向に沿って形成されるため、第2突合せ面45,55が意匠面43a,53aに対して垂直な方向に対して角度を成す場合と比較して、第2突合せ面45,55の面積を小さくすることができる。よって、第1フレーム4及び第2フレーム5を切削して第2突合せ面45,55を形成する際に第1フレーム4及び第2フレーム5が切削される被切削面積が小さくなり、加工に要する時間を低減することができる。
(5)第1突合せ面44,54から第2突合せ面45,55へと変更する位置がフランジ部42,52において、フランジ部42,52の延設方向におけるフランジ部42,52の中間位置P1,P2に配設されるため、突合せ面4a,5aを切削加工する際に、工具が中空部41,51や意匠部43,53に干渉するおそれを低減することができる。
(6)折り返し部43e,53eを有することによって、意匠部43,53が板厚方向に重なる。よって、意匠部43,53の板厚方向に沿った方向に作用する荷重に対する意匠部43,53の剛性を高めることができる。また、折り返し部43e,53eによって意匠部43,53の幅方向両端部の意匠面43a,53aから非意匠面側にかけて連続的な面が形成されるため、意匠部43,53の意匠性を向上させることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、第1フレーム4及び第2フレーム5の意匠部43,53はフランジ部42,52に連続し一体形成されているが、このような態様に限定されない。例えば、意匠部がフランジ部とは異なる部材から構成されている車両用フレームを構成する第1フレーム及び第2フレームに対しても上述したような端面の構造を採用することもできる。
・上記実施形態では、車両用ドアフレーム1はウインドウガラス3が鉛直方向に摺動する車両用ドアに採用されているがこのような態様に限定されない。例えば、ウインドウガラスによって引き違いで開閉されるタイプの窓を有する車両用ドアに対して本実施形態に示したような断面形状を有する車両用ドアフレーム1を採用することもできる。
・第1突合せ面54から第2突合せ面55へと変更する位置は、フランジ部42,52の中間位置P1,P2よりも中空部側に配設されてもよい。このような構成によれば、長手方向に対して略垂直な方向において意匠面から変更位置までの距離が、意匠面側突合せ面に沿った方向において意匠面から連続位置までの距離に近づくため、長手方向に対して垂直な方向に対して第1突合せ面が成す角度が小さくなる。よって、意匠部突合せ面が長手方向に対して成す角度が垂直に近づき、例えば、意匠部突合せ面を形成する際、意匠面に対して略垂直な方向から切り込むことが可能となり突合せ面をより容易に形成することができる。
・意匠部突合せ面と中空部突合せ面がフランジ部の延設方向において所定の角度を成すように形成することにより長手方向に略垂直な断面においてフランジ部の延設方向に対して略垂直な方向における意匠部や中空部の寸法が異なっていても第1フレームと第2フレームとを端面同士で結合することができる。よって、第1フレームと第2フレームとの断面形状は適宜変更可能である。
車両ドアの模式図。 (a)図1のA−A断面図、(b)図1のB−B断面図。 (a),(b)フレーム部の一部の斜視図。 図1のC部の拡大図。 図4において矢印D方向からみた側面図。 従来の車両用ドアフレームの一部の拡大図。
符号の説明
Θ1…第1の角度、Θ2…第2の角度、γ…第1フレーム4の長手方向と第2フレーム5の長手方向とが成す角度、P1,P2…中間位置、W1,W2…長手方向に対して垂直な断面における意匠部の幅(意匠幅)、W3,W4…突合せ面における意匠部の幅、1…車両用ドアフレーム、3…ウインドウガラス、4…第1フレーム、5…第2フレーム、4a,5a…突合せ面、4b…第1フレームの凹部としてのガラス摺動部、5b…第2フレームの凹部としてのガラス嵌合部、41,51…中空部、42,52…フランジ部、43,53…意匠部、43a,53a…意匠面、43e,53e…折り返し部、43d,53d…ガラス側意匠部、44,54…第1突合せ面、45,55…第2突合せ面。

Claims (6)

  1. 意匠面を有し板状に形成された意匠部と、前記意匠部から非意匠面側へ延びるフランジ部と、該フランジ部の先端に配設され長手方向と垂直な断面が中空形状となる中空部と、を備えた第1フレーム及び第2フレームを備え、前記第1フレーム及び前記第2フレームは、互いの意匠部の幅が異なり、互いの長手方向に対して所定の角度を成す突合せ面において突き合わせてなる車両用ドアフレームであって、
    前記両突合せ面は、それぞれ前記第1フレームと前記第2フレームの意匠部を相互に突き合わせる平面である第1突合せ面と前記第1フレームと前記第2フレームの中空部を相互に突き合わせる平面である第2突合せ面と、から構成され、
    前記第1突合せ面は、前記意匠面に対して垂直視において前記第2突合せ面に対して第1の角度を成すとともに、長手方向及び前記フランジ部の延設方向に対して垂直視において前記第2突合せ面に対して第2の角度を成す
    ことを特徴とする車両用ドアフレーム。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアフレームにおいて、
    前記第1フレーム及び前記第2フレームは前記意匠部の幅に応じた深さを有し長手方向に沿って延びる凹部を備え、
    前記第1フレーム及び前記第2フレームの長手方向に対して略垂直な断面において、前記第1フレームの意匠部の幅は前記第2フレームの意匠部の幅よりも広い幅を有する
    ことを特徴とする車両用ドアフレーム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用ドアフレームにおいて、
    前記第2突合せ面は、前記意匠面に対して垂直な方向に沿って形成される
    ことを特徴とする車両用ドアフレーム。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
    前記第1突合せ面から前記第2突合せ面へと変更する位置は、前記フランジ部の延設方向に沿った方向において前記フランジ部の中間位置に配設される
    ことを特徴とする車両用ドアフレーム。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
    前記意匠部は、幅方向両端部を非意匠面側へとおり返されてなる折り返し部を有する
    ことを特徴とする車両用ドアフレーム。
  6. 金属板をロール成形し、意匠面を有し板状に形成された意匠部と、前記意匠部から非意匠面側へ延びるフランジ部と、該フランジ部の先端に配設され長手方向と垂直な断面が中空形状となる中空部と、を備え、互いの意匠部の幅が異なる第1フレーム部材及び第2フレーム部材を形成する工程と、
    前記第1フレーム部材及び前記第2フレーム部材に前記意匠部を相互に突合わせる第1突合せ面と、前記意匠面に対して垂直視において前記第2突合せ面に対して第1の角度を成し、長手方向及び前記フランジ部の延設方向に対して垂直視において前記第2突合せ面に対して第2の角度を成すよう前記第1フレーム部材及び前記第2フレーム部材に前記中空部を相互に突き合わせる第2突合せ面と、を形成する工程と、
    前記第1フレーム部材及び前記第2フレーム部材の前記第1突合せ面と前記第2突合せ面とを互いに突き合わせ溶接する工程と、を備える
    ことを特徴とする車両用ドアフレームの製造方法。
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