JPH0439111A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents

車両のサスペンション装置

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JPH0439111A
JPH0439111A JP14382990A JP14382990A JPH0439111A JP H0439111 A JPH0439111 A JP H0439111A JP 14382990 A JP14382990 A JP 14382990A JP 14382990 A JP14382990 A JP 14382990A JP H0439111 A JPH0439111 A JP H0439111A
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JP
Japan
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vehicle
control means
control
amount
vehicle height
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Application number
JP14382990A
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Inventor
Shin Takehara
伸 竹原
Mineharu Shibata
柴田 峰東
Shigefumi Hirabayashi
繁文 平林
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両のサスペンション装置に関するものであ
り、さらに詳細には、サスペンション特性を所望のよう
にに変更することのできるアクティブサスペンション装
置に関するものである。
先行技術 従来、パッシブサスペンションと呼ばれているサスペン
ション装置は、油圧緩衝器とコイルバネなどのバネより
なるダンパユニットとから構成されており、油圧緩衝器
の減衰力を可変とすることによって、サスペンション特
性をある程度変更することはできるものの、その範囲は
小さく、実質上、パッシブサスペンション装置における
サスペンション特性は一律に設定されていた。
これに対して、近年、バネ上重量とバネ下重量との間に
、流体シリンダ装置を設け、この流体シリンダ装置に対
する作動流体の供給、排出量を制御することによって、
サスペンション特性を所望のように変更することができ
るアクティブサスペンションと呼ばれるサスペンション
装置が提案されている(たとえば、特公昭59−143
65号公報、特開昭63−130418号公報など。)
一般に、車両の振動には、バウンス、ピッチおよびロー
ルの3種類の振動があるが、かかるアクティブサスペン
ション装置は、各車輪毎に、流体シリンダ装置を備え、
これら車両の3種類の振動に対して、乗心地および走行
安定性が向上するように、各車輪の流体シリンダ装置へ
の作動流体の供給、排出量を、車両の運転状態に応じて
、設定制御された所定の制御ゲインで、各車輪の流量制
御弁の開度を制御することにより、制御するものであり
、かかるアクティブサスペンション装置としては、車高
を目標車高に制御する車高制御手段と、車高変位速度を
抑制する車高変位速度制御手段と、車両の上下振動を低
減する上下振動制御手段と、車両のねじれを抑制するね
じれ制御手段と、車両の横方向の振動を抑制する横振動
制御手段とにより、それぞれの目的に応じた各車輪の流
体シリンダ装置への作動流体の供給、排出量を算出し、
これらを加算して、各車輪の流体シリンダ装置への作動
流体の供給、排出量を算出し、各車輪の流量制御弁の開
度を制御するようにしたものが知られている。
発明の解決しようとする問題点 このように、車高を目標車高に制御する車高制御手段と
、車高変位速度を抑制する車高変位速度制御手段と、車
両の上下振動を低減する上下振動制御手段と、車両のね
じれを抑制するねじれ制御手段と、車両の横方向の振動
を抑制する横振動制御手段とにより、それぞれの目的に
応じた各車輪の流体シリンダ装置への作動流体の供給、
排出量を算出し、これらを加算して、各車輪の流体シリ
ンダ装置への作動流体の供給、排出量を算出し、各車輪
の流量制御弁の開度を制御するようにしたアクティブサ
スペンション装置において、ステア特性を向上させるに
は、ねじれ制御手段おける制御ゲインを高めればよいが
、過渡運転状態において、応答性よく制御するためには
、ねじれ制御手段おける制御ゲインをきわめて高く設定
しなければならず、そのようにねじれ制御手段の制御ゲ
インを設定した場合には、他の制御手段における制御に
影響が生ずることは避けられないため、ねじれ制御手段
にふける制御ゲインを高く設定する方法では、ステア特
性のみを所望のように制御し得ないという問題があった
発明の目的 本発明は、ステア特性を、所望のように向上させること
のできる車両のサスペンション装置を提供することを目
的とするものである。
発明の構成 本件第1発明よれば、本発明のかかる目的は、各車輪に
対し、車両のバネ上重量とバネ下重量との間に、それぞ
れ、流体シリンダ装置を有するともに、車両の変位を検
出する車両変位検出手段と、車高を目標車高に制御する
ように作動流体の供給量、排出量を算出する車高制御手
段と、車高変位速度を抑制するように作動流体の供給量
、排出量を算出する車高変位速度制御手段と、車両の上
下振動を低減するように作動流体の供給量、排出量を算
出する上下振動制御手段と、車両のねじれを抑制するよ
うに作動流体の供給量、排出量を算出するねじれ制御手
段を備え、前記車高制御手段、前記車高変位速度制御手
段、前記上下振動制御手段および前記ねじれ制御手段に
より算出された作動流体の供給量、排出量を加算して、
前記流体シリンダ装置に対する作動流体の供給量、排出
量を算出する作動流体量算出手段と、前記車高制御手段
、前記車高変位速度制御手段、前記上下振動制御手段お
よび前記ねじれ制御手段における制御ゲインを、車両の
運転状態に応じて、設定する制御ゲイン設定手段とを備
え、前言己車両変位検出手段により検出された車両の変
位を打ち消すように、前記流体シリンダ装置への作動流
体の供給量、排出量を制御することにより、サスペンシ
ョン特性が変更可能な車両のアクティブサスペンション
装置において、前記制御ゲイン設定手段により、前記作
動流体量算出手段により算出される前輪の流体シリンダ
装置に対する作動流体の供給量、排出量が、後輪の流体
シリンダ装置に対する作動流体の供給量、排出量より大
きくなるように、前記制御ゲインを設定することによっ
て達成される。
本件第2発明によれば、本発明の前記目的は、各車輪に
対し、車両のバネ上重量とバネ下重量との間に、それぞ
れ、流体シリンダ装置を有するともに、車両の変位を検
出する車両変位検出手段と、車高を目標車高に制御する
車高制御手段と、車高変位速度を抑制する車高変位速度
制御手段と、車両の上下振動を低減する上下振動制御手
段と、車両のねじれを抑制するねじれ制御手段と、車両
の横方向の振動を抑制する横振動制御手段とを備え、前
記車高制御手段、前記車高変位速度制御手段、前記上下
振動制御手段、前記ねじれ制御手段および前記横振動制
御手段により算出された作動流体の供給量、排出量を加
算して、前記流体シリンダ装置に対する作動流体の供給
量、排出量を算出する作動流体量算出手段と、前記車高
制御手段、前記車高変位速度制御手段、前記上下振動制
御手段、前記ねじれ制御手段および前記横振動制御手段
における制御ゲインを、車両の運転状態に応じて、設定
する制御ゲイン設定手段とを備え、前記車両変位検出手
段により検出された車両の変位を打ち消すように、前記
流体シリンダ装置への作動流体の供給量、排出量を制御
することにより、サスペンション特性が変更可能な車両
のアクティブサスペンション装置において、前記制御ゲ
イン設定手段により、前記横振動制御手段における前輪
の制御ゲインを、後輪の制御ゲインより大きくなるよう
に設定することによって達成される。
発明の作用 本件第1発明によれば、制御ゲイン設定手段により、作
動流体量算出手段により算出された前輪の流体シリンダ
装置に対する作動流体の供給量、排出量が、後輪の流体
シリンダ装置に対する作動流体の供給量、排出量より大
きくなるように、制御ゲインが設定されているため、ス
テア特性は、アンダーステアになって、向上するし、ね
じれ制御手段における制御ゲインを高く設定しているわ
けではないから、各制御手段において算出される作動流
体の供給量、排出量に影響を与えることがないから、ス
テア特性のみを、所望のように向上させることが可能に
なり、さらには、前輪の流体シリンダ装置に対する作動
流体の供給量、排出量が、後輪の流体シリンダ装置に対
する作動流体の供給量、排出量より大きく、フロント部
の変位がより小さくなるため、ボンネットラインを移動
量を小さくすることができ、ドライバーに対し、視覚的
な安定感を与えることが可能J、:なる。
本件第2発明によれば、制御ゲイン設定手段により、横
振動制御手段にふける前輪の制御ゲインが、後輪の制御
ゲインより大きくなるように設定されているから、他の
制御手段において算出される作動流体の供給量、排出量
に影響を与えることなく、旋回時におけるステア特性を
、アンダーステアにすることができ、ステア特性のみを
向上させることが可能になる。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例につき、詳
細に説明を加える。
第1図は、本発明の実施例にかかる車両のサスペンショ
ン装置を含む車両の全体概略図である。
第1図にふいては、車体1の左側のみが図示されている
が、車体Iの右側も同様に構成されている。第1図にお
いて、車体1と左前輪2PLとの間および車体lと左後
輪2RLとの間には、それぞれ、流体シリンダ装置3.
3が設けられている。各流体シリンダ装置3内には、シ
リンダ本体3a内に嵌挿したピストン3bにより、液圧
室3cが形成されている。各流体シリンダ3のピストン
3bに連結されたピストンロッド3dの上端部は、車体
lに連結され、また、各シリンダ本体3aは、左前輪2
PLまたは左後輪2RLに連結されている。
各流体シリンダ装置3の液圧室3cは、連通路4により
、ガスばね5と連通しており、各ガスばね5は、ダイア
フラム5eにより、ガス室5fと液圧室5gとに分割さ
れ、液圧室5gは、連通路4、流体シリンダ装置3のピ
ストン3bにより、流体シリンダ装置3の液圧室3cと
連通している。
油圧ポンプ8と、各流体シリンダ装置3とを流体を供給
可能に接続している流体通路10には、流体シリンダ装
置3に供給される流体の流量および流体シリンダ装置3
から排出される流体の流量を制御する比例流量制御弁9
.9が、それぞれ、設けられている。
油圧ポンプ8には、流体の吐出圧を検出する吐出圧針1
2が設けられ、また、各流体シリンダ装置3の液圧室3
c内の液圧を検出する液圧センサ13.13が設けられ
ている。
さらに、各流体シリンダ装置3のシリンダストローク量
を検出して、各車輪2PL、 2RLに対する車体の上
下方向の変位、すなわち、車高変位を検出する車高変位
センサ14.14が設けられるとともに、車両の上下方
向の加速度、すなわち、車輪2PL、 2RLのばね上
の上下方向の加速度を検出する上下加速度センサ15.
15.15が、車両の略水平面上で、左右の前輪2PL
、2PRの上方に各々1つづづ$よび左右の後輪の車体
幅方向の中央部に1つ、合計3つ設けられ、また、車体
1の重心部には、車両の横方向に加わる加速度を検出す
る横加速度センサ16が設けられ、さらに、舵角センサ
18および車速センサ19が、それぞれ、設けられてい
る。
このように設けられた吐出圧計12、液圧センサ13.
13、車高変位センサ14.14、上下加速度センサ1
5.15.15、横加速度センサ16、舵角センサ18
および車速センサ19の検出信号は、内部にCPUなど
を有するコントロールユニッ)17に入力され、コント
ロールユニット17は、これらの検出信号に基づき、所
定のプログラムにしたがって演算をおこない、比例流量
制御弁9.9を制御して、所望のように、サスペンショ
ン特性を可変制御するように構成されている。
第2図は、油圧ポンプ8より流体シリンダ装置3.3.
3.3へ流体を供給し、あるいは、これらより流体を排
出する油圧回路の回路図である。
第2図において、油圧ポンプ8は、駆動源20によって
駆動されるパワーステアリング装置用の油圧ポンプ21
と並列に接続配置され、油圧ポンプ21より流体を流体
シリンダ装置3.3.3.3へ吐出する吐出管8aには
、アキュームレータ22が連通接続され、吐出管8aは
、アキュームレータ22の接続部分の下流側において、
前輪側配管23Fおよび後輪側配管23Rに分岐してい
る。前輪側配管23Fは、後輪側配管23Rとの分岐部
の下流側で、左前輪側配管23FLおよび右前輪側配管
23PRに分岐し、左前輪側配管23FLおよび右前輪
側配管23PRは、それぞれ、左前輪用の流体シリンダ
装置3FLおよび右前輪用の流体シリンダ装置3FRの
液圧室3c、3cに連通している。同様に、後輪側配管
23Rは、分岐部の下流側で、左後輪側配管23RLお
よび右後輪側配管23RRに分岐し、左後輪側配管23
RLおよび右後輪側配管23RRは、それぞれ、左後輪
用の流体シリンダ装置3RL右よび右後輪用の流体シリ
ンダ装置3RRの液圧室3C13Cに連通している。
これらの流体シリンダ装置3FL、 3FR,3RL。
3RRには、それぞれ、ガスばね5FL、 5FR,5
RLおよび5RRが接続されており、各ガスばね5FL
、5FR,5RLおよび5RRは、4つのガスばねユニ
ッ)5a、5b、5C15dより構成サレ、コレラのガ
スばねユニット5a、5b、5c、5dは、それぞれ、
対応する流体シリンダ装置3FL、3FR。
3RLおよび3RRの液圧室3 c −3c s 3 
c 13 cに連通する連通路4に、分岐連通路4a、
4b、4C14dにより接続されている。また、各ガス
ばね5FL、 5FR,5RL、5RRの分岐連通路4
a、4b、4cおよび4dには、それぞれ、オリフィス
25a、25b、25c、25dが設けられており、こ
れらオリフィス25a、25b、25C。
25dの減衰作用及びガスばね5FL、 5FR15R
L。
5RRのガス室5fに封入されたガスの緩衝作用によっ
て、車両に加わる高周波の振動の低減が図られている。
各ガスばね5FL、 5FR,5RL、 5RRを構成
するガスばねユニット5a、5b、5c、5dのうち各
流体シリンダ装置3FL、 3FR,3RLおよび3R
Rの液圧室3C13c、3c、3Cに最も近い位置に設
けられた第1のガスばねユニッ)5aとこれに隣接する
第2のガスばねユニッ)5bとの間の連通路4には、連
通路4を開く開位置とこの通路面積を絞る閉位置とをと
ることにより、連通路40通路面積を調整し、ガスばね
5FL、 5FR,5RL。
5RRの減衰力を2段階に切り換える切換えバルブ26
が設けられている。第2図には、切換えバルブ26が開
位置に位置している状態が図示されている。
油圧ポンプ8の吐出管8aのアキニームレータ22の接
続部上流側近傍には、アンロードリリーフ弁28が接続
されており、アンロードリリーフ弁28は、吐出圧計1
2で測定された油吐出圧が所定の上限値、たとえば、1
60kgf/cr1以上のときには、開位置に切換えら
れ、油圧ポンプ8から吐出された油をリザーブタンク2
9に直接戻し、他方、所定の下限値、たとえば、120
 kgf/cd以下のときには、閉位置に切り換えられ
、油をアキュームレータ22に供給して、アキニームレ
ータ22の油圧の蓄圧値が所定の値に保持するように制
御される。このようにして、各流体シリンダ装置3への
油の供給は、所定の蓄圧値に保持されたアキュームレー
タ22の蓄油によっておこなわれる。第2図には、アン
ロードリリーフ弁28が閉位置に位置している状態が図
示されている。
ここに、左前輪、右前輪、左後輪および右後輪の油圧回
路は同様に構成されているので、以下、左前輪側の油圧
回路のみにつき、説明を加え、その他については、これ
を省略する。
比例流量制御弁9は、三方弁よりなり、全ボートを閉じ
る閉鎖位置と、左前輪側配管23FLを油圧供給側に開
く供給位置と、左前輪側配管23Fしの流体シリンダ装
置3をリターン配管32に連通ずる排出位置との三位置
をとることができるようになっている。第2図には、比
例流量制御弁9が閉鎖位置に位置した状態が示されてい
る。また、比例流量制御弁9は、圧力補償弁9a、9a
を備えており、この圧力補償弁9a、9aにより、比例
流量制御弁9が、供給位置または排出位置にあるとき、
流体シリンダ装置3の液圧室3C内の液圧が所定値に保
たれるようになっている。
比例流量制御弁9の流体シリンダ装置3側には、左前輪
側配管23FLを開閉可能なパイロット圧応動型の開閉
弁33が設けられている。この開閉弁33は、比例流量
制御弁9の油圧ポンプ8側の左前輪側配管23FLの液
圧を導く電磁弁34の開時に、電磁弁34の液圧がパイ
ロット圧として導入され、このパイロット圧が所定値以
上のときに、開閉弁33は、左前輪側配管23FLを開
き、比例流量制御弁9による流体シリンダ装置3への流
体の流量制御を可能としている。
さらに、流体シリンダ装置3の液圧室3C内の液圧が異
常上昇したときに開いて、液圧室3C内の流体をリター
ン配管32に戻すリリーフ弁35、アキュームレータ2
2接続部の下流側近傍の油圧ポンプ8の吐出管8aに接
続され、イグニッションオフ時に開いて、アキュームレ
ータ22内に蓄えられた油をリザーブタンク29に戻し
、アキュームレータ22内の高圧状態を解除するイグニ
ッションキ一連動弁36、油圧ポンプ8の油吐出圧が異
常に上昇したときに、油圧ポンプ8内の油をリザーブタ
ンク29に戻して、油圧ポンプ80油吐出圧を降下させ
る油圧ポンプリリーフ弁37およびリターン配管32に
接続され、流体シリンダ装置3からの流体排出時に、蓄
圧作用をおこなうリターンアキュムレータ38.38が
、それぞれ設けられている。
第3A図、第3B図および第3C図は、コントロールユ
ニット17内に設けられた流体制御量算出装置のブロッ
クダイアグラムである。
第3A図、第3B図および第3C図において、本実施例
にかかるコントロールユニット17内に設けられた流体
制御量算出装置100は、各車輪の車高センサ14.1
4.14および14の車高変位信号XFI、X p L
 、 X m R,X iL lt、−基づイテ、車高
を目標車高に制御する制御系Aと、車高変位信号X F
 l % X p L % X * ’x % X I
t Lを微分して得られる車高変位速度信号Y12、Y
PLSYIIlおよびYILに基づいて、車高変位速度
を抑制する制御系Bと、3個の上下加速度センサ15.
15及び15の上下加速度信号GFl、GFLおよびG
、に基づき、車両の上下振動の低減を図る制御系Cと、
各車輪の液圧センサ13.13.13.13の圧力信号
PPR1P FL% P 11% P ILに基づいて
、車体のねじれを演算し、これを抑制する制御系りと、
横加速度センサ16の横加速度検出信号GLに基づいて
、車両の横方向の振動の低減を図る制御系Eより構成さ
れている。
制御系Aには、各車輪の車高センサ14.14.14.
14により検出された車高変位信号X□、XFL% X
IL1%χ1のノイズをカットするため、高周波成分を
カットするローパスフィルタ40a140b、40c、
40dが設けられ、ローパスフィルタ40a、40bに
より、高周波成分がカットされた左右の前輪2PL、2
PRの車高センサ14.14の出力X□、XFLを加算
するとともに、ローパスフィルタ40c、40dによっ
て、高周波成分がカットされた左右の後輪2RL、 2
RRの車高センサ14.14の出力X□、XILを加算
して、車両のバウンス成分を演算するバウンス成分演算
部41、左右の前輪2FL、 2PRの車高センサ14
.14の出力XFIs xpLの加算値から、左右の後
輪2RL、 2RRの車高センサ14.14の出力X1
l11XILの加算値を減算して、車両のピッチ成分を
演算するピッチ成分演算部42、左右の前輪2PL。
2PR(7)][高−t”す14.14の出力Xpi、
 XPL(7)差分XFm−XFLと、左右の後輪2R
L、2RRの車高センサ14.14の出力xii、XR
Lの差分X□−XILとを加算して、車両のロール成分
を演算するロール成分演算部43を備えている。
また、制御系Aは、バウンス成分演算部41で演算され
た車両のバウンス成分および目標平均車高Toが人力さ
れ、ゲインKBIに基づいて、バウンス制御における各
車輪の流体シリンダ装置3への流体供給量を演算するバ
ウンス制御部44、ピッチ成分演算部42で演算された
車両のピッチ成分が人力され、ゲインに1に基づいて、
ピッチ制御における各車輪の流体シリンダ装置3への流
体供給量を演算するピッチ制御部45およびロール成分
演算部43で演算されたロール成分および目標ロール変
位ITRが入力され、ゲインKIFI 、K 111 
に基づいて、目標ロール変位量Tmに対応する車高にな
るように、ロール制御における各車輪の流体シリンダ装
置3への流体供給量を演算するロール制御部46を備え
ている。
こうして、バウンス制御部44、ピッチ制御部45およ
びロール制御部46で演算された各制御量は、各車輪毎
に、その正負が反転され、すなわち、車高センサ14.
14.14.14で検出された車高変位信号XFllX
XFL、X□、XILとは、その正負が反対になるよう
に反転され、その後、各車輪に対するバウンス、ピッチ
およびロールの各制御量が、それぞれ加算されて、制御
系Aにおける各車輪の比例流量制御弁9への制御流量信
号Q□+ 、QFLI 、Q□I 、QRLIが得られ
る。
ここに、各ローパスフィルタ40a、40b。
40c、40clとバウンス演算部41.ピッチ演算部
42およびロール演算部43との間には、不感帯器47
a、47b、47c、47dが設けられており、車高セ
ンサ14.14.14.14がら、ローパスフィルタ4
0a、40b140c、40dを経て人力された車高変
位信号XpH% XFL、Xli、XRLが、あらかし
給設定された不感帯XH1X、、X□、X□を越えた場
合にのみ、これらの車高変位信号XP1% XFL% 
Xl1% XILを、バウンス演算部41、ピッチ演算
部42およびロール演算部43に出力するようになって
いる。
制御系Bは、車高センサ14.14.14および14か
ら入力され、ローパスフィルタ40a140bζ40c
、40dにより、高周波成分がカットされた車高変位信
号XP1% XFL% XRI、XRLを微分し、次式
にしたがって、車高変位速度信号Y、R,Y、L、Y、
、、YILを演算する微分器50a150b、50C,
50dを有しでいる。
Y= (Xl、−X、、) /T ここに、Xイは時刻tの車高変位量、χ、−1は時刻t
−1の車高変位量、Tはサンプリング時間である。
さらに、制御系Bは、左右の前輪2FL、 2FR側の
車高変位速度信号Y、L、 Y、、の加算値から、左右
の後輪2RL、2RR側の車高変位速度信号YIL、Y
、の加算値を減算して、車両のピッチ成分を演算するピ
ッチ成分演算部51、および、左右の前輪2PL、2P
R側の車高変位速度信号Y、、、Y、、の差分Y、R−
Y、Lと、左右の後輪2RL、2RR側の車高変位速度
信号YRL1YI1mlの差分YRR−YILとを加算
して、車両のロール成分を演算するロール成分演算部5
2とを備えている。
こうして、ピッチ成分演算部51で演算算出されたピッ
チ成分は、ピッチ制御部53に入力されて、ゲインK 
P 2に基づいて、ピッチ制御における各比例流量制御
弁9への流量制御量が演算され、また、ロール成分演算
部52で演算算出されたロール成分は、ロール制御部5
4に入力され、ゲインKIF2 、K112 に基づい
て、目標ロール変位置T1に対応する車高になるように
、ロール制御における各比例流量制御弁9への流量制御
量が演算される。
ピッチ制御部53およびロール制御部54で演算された
各制御量は、更に、各車輪毎に、その正負が反転され、
すなわち、微分器50a、50b150c、50dによ
り演算された車高変位速度信号YFRS YFL、YI
IllYRLとは、その正負が反対になるように反転さ
れ、その後、各車輪に対するピッチおよびロールの各制
御量が、それぞれ加算され、制御系已における各車輪の
比例流量制御弁9への流量信号QF、2、GFL2、Q
RR2、QRL2が得られる。
制御系Cは、ローパスフィルタ60 a、 60 b。
60Cにより、高周波成分がカットされた上下加速度セ
ンサ15.15および15が検出した上下加速度検出信
号GFR% GFLSGRを加算して、車両のバウンス
成分を演算するバウンス成分演算部61と、左右の前輪
2PR12FLの上方に取付けられた上下加速度センサ
15.15の出力の1/2の和(GFl+GPL)/2
から、左右の後輪の車幅方向中央部に設けられた上下加
速度センサ15の出力G、を減算して、車両のピッチ成
分を演算するピッチ成分演算部62と、右前輪側の上下
加速度センサ15の出力GPRから左前輪側の上下加速
度センサ15の出力GPLを減算して、車両のロール成
分を演算するロール成分演算部63と、バウンス成分演
算部61によって演算されたバウンス成分の演算値が人
力され、ゲインKB3に基づいて、バウンス制御におけ
る各比例流量制御弁9への流体の制御量を演算するバウ
ンス制御部64と、ピッチ成分演算部62により演算さ
れたピッチ成分の演算値が入力され、ゲインK P 3
に基づいて、ピッチ制御における比例流量制御弁9への
流体の制御量を演算するピッチ制御部65、および、ロ
ール成分演算部63によって演算されたピッチ成分の演
算値が入力され、ゲインKRF3、KkR3に基づいて
、ピッチ制御における比例流量制御弁9への流体の制御
量を演算するロール制御部66により構成されている。
このようにして、バウンス制御部64、ピッチ制御部6
5およびロール制御部66により演算算出された制御量
は、各車輪毎に、その正負が反転され、その後、各車輪
に対するバウンス、ピッチおよびロールの各制御量が加
算され、制御系Cより出力される各比例制御弁9への流
量信号Q■3、GFL3 、Q□、およびQ□3が得ら
れる。
なお、高周波成分をカットするローパスフィルタ60a
、60b、60Cと、バウンス成分演算部6J、ピッチ
成分演算部62及びロール成分演算部63との間には、
それぞれ、不感帯器67a167b、67cが設けられ
ており、上下加速度センサ15.15及び15から、ロ
ーパスフィルタ60a、60b、60c、60dを経て
、人力される上下加速度信号G F 1% G F t
 SG Rが、あらがじめ設定された不感帯Xa 、X
c 、Xcを越えたときにのみ、これらの上下加速度セ
ンサ8、GFL、G、をバウンス成分演算部61、ピッ
チ成分演算部62およびロール成分演算部63に出力す
るようになっている。
制御系りは、左右の前輪2FL、2FRの流体シリンダ
装置3の液圧センサ13.13により検出された液圧検
出信号P PL% P FRが人力され、その高周波成
分が、ローパスフィルタ70a、70bによって、カッ
トされた後、左右の前輪2PR,2PLの流体シリンダ
装置3の液圧室3c、3cの液圧の差PFI  PPL
と、これらの加算値PFi+PFLとの比Pr = (
p□−PFL) / (PFk十PPL)を演算し、演
算された液圧比P、が、しきい値液圧比ω、に対して、
−ω、<p、<ω、である場合には、演算された液圧比
Prをそのまま出力し7、他方、P(<−(IJLまた
はP、>ω、である場合には、しきい値液圧比−ωLま
たはωLを出力する前輪側液圧比演算部71a、および
、同様に、左右の前輪2RL、2RRの流体シリンダ装
置3の液圧センサ13.13により検出された液圧検出
信号PRL%pHが入力され、その高周波成分が、ロー
パスフィルタ70c、70dによって、カットされた後
、左右の前輪2FR,2PLの流体シリンダ装置3の液
圧室3 c、 3 cの液圧の差P□−PRLと、これ
らの加算値P+u+十Putとの比Pi=(PinPR
L> / (P□+PILL)を演算する後輪側液圧比
演算部71bとを有し、後輪側の液圧の比Pi+をゲイ
ンωPに基づいて、所定倍した後、これを前輪側の液圧
の比P、から減算するウォーブ制御部71を備え、ウォ
ープ制御部71の出力をゲインω、を用いて、所定倍し
、その後、前輪側では、ゲインω。を用いて、所定倍し
、さらに、゛各車軸に対する流体の供給制御量が、左右
の車輪間で正負反対になるように、一方を反転させ、制
御系りにおける各比例流量制御弁9への流量信号Q□4
、QpL、、QIl14、QIl4が得られる。
さらに、制御系Eは、横加速度センサ16によって検出
された車両の横方向に加わる横加速度検出信号が入力さ
れ、ローパスフィルタ80によって、そのその高周波成
分がカットされた後、ゲインKgに基づき、制御量が演
算され、左右の前輪2PL、  2PRについては、さ
らに、ゲインAGpに基づいて、所定倍され、しかる後
に、左右の車輪に対する流体の供給制御量が、正負が反
対になるように、左前輪2FLの流体供給制御量を反転
し、他方、左右の前輪2RL、 2RRについては、左
右の車輪に対する流体の供給制御量が、正負が反対にな
るように、左後輪2PLの流体供給制御量を反転して、
制御系Eにおける各比例流量制御弁9への流量信号Q、
Il、 、Q、、S、 Q□% 、QIl5が得られる
以上のようにして得られた各制御系A、 B、 C1D
およびEにおける各比例流量制御弁9への流量信号は、
各車輪毎に加算され、さらに、左右の前輪2FL、 2
PRについては、ゲインAPが乗ぜられ、各比例流量制
御弁9へのトータル流量信号Q□、Q F L SQ 
m l N Q RLが得られる。
第1表は、コントロールユニット17に記憶されている
前記各制御系ASB、C,DおよびEにおいて用いられ
る制御ゲインの基準マツプの一例を示すものであり、運
転状態に応じて、7つのモードが設定されている。
第1表において、モード1は、エンジンの停止後60秒
の間における各制御ゲインの値、モード2は、イグニッ
ションスイッチがオンされてはいるが、車両は停止され
、車速がゼロの状態における各制御ゲインの値、モード
3は、車速が、40km/h以下における各制御ゲイン
の値を、それぞれ示し、モード4は、図示しないロール
モード選択スイッチにより、逆ロールモードが選択され
たときに、車速が、30km/hを越え、60km/h
以下で、かつ、車両の横方向加速度GLが0.3以下の
低速緩旋回運転状態において、選択される制御ゲインの
値を示し、車速及び車両の横方向加速度GLが、かかる
範囲外にあるときは、逆ロールモードが選択されていて
も、自動的に、モード3.5または6に切り換えられる
ようになっており、また、モード5は、車速か、40k
m/hを越え、80 km/h以下で、かつ、車両の横
方向加速度GLが0.2以下の中速緩旋回運転状態にお
ける各制御ゲインの値、モード6は、40kI++/h
を越え、80km/h以下で、かつ、車両の横方向加速
度GLが0.2を越えた中速中高旋回運転状態における
各制御ゲインの値、モード7は、車速が、80km/h
を越えた高速運転状態における各制御ゲインの値を、そ
れぞれ、示している。
第1表において、Q M A Xは、各車輪の比例流量
制御弁9に供給される最大流量制御量を示しており、P
 kIAXは、流体シリンダ装置3の液圧室3c内の最
大圧力を示し、流体シリンダ装置3の液圧室3Cから、
流体がアキュームレータ22に逆流することがないよう
に設定され、また、PMINは、流体シリンダ装置3の
液圧室3C内の最小圧力を示し、流体シリンダ装置3の
液圧室3C内の圧力が過度に低下し、ガスばね5が伸び
きって、破損することがないように設定されている。
第1表において、モード4を除き、モード番号が大きく
なるほど、走行安定性を重視したサスペンション制御が
なされるように、各制御ゲインが設定されている。
本実施例によれば、横加速度センサ16の横加速度信号
GLに基づいて、車両の横方向の振動の低減を図る制御
系Eにおいて、制御ゲインKgに基づき、演算された制
御量は、左右の前輪2FL。
2FRについては、第1表に示されるように設定された
制御ゲインAGPに基づいて、モード5においては、1
.05倍、モード6においては、1.1倍、モード7に
おいては、1.15倍され、左右の前輪2PL、2PR
および左右の後輪2RL、 2RRの比例流量制御弁9
への流量信号Q、LS、QFl3、QIl5、QIl、
15が算出されているから、制御系Eにおいて算出され
る左右の前輪2PL、2FHの比例流量制御弁9への流
量信号Q、L5、Q□5は、左右の後輪2RL、2RR
の比例流量制御弁9への流量信号Q、L、、Q□5より
大きな値となっており、したがって、左右の前輪2PL
、2PRの流体シリンダ装置3に対する油の供給量、排
出量は、左右の後輪2RL、2RRの流体シリンダ装置
3に対する油の供給量、排出量より大きくなるから、ス
テア特性は、アンダーステアとなって、向上するととも
に、横風に対する安定性を向上させることができる。
さらに、制御系A、B、CSDおよびEによって得られ
た流量信号が加算された後、左右の前輪2PL、2PR
の加算流量信号に対しては、第1表に示すように設定さ
れた制御ゲインAPが乗ぜられて、それぞれ、モード5
においては、1.05倍、モード6においては、1.1
倍、モード7においては、1415倍され、各比例流量
制御弁9へのトータル流量信号Q、l、 Q、、、QI
IllQRLが算出されているから、左右の前輪2PL
、2FRの比例流量制御弁9へのトータル流量信号Q、
RSQ、Lは、左右後輪2RL、2RRの比例流量制御
弁9へのトータル流量信号Q■、QRLよりも大きい値
となり、したがって、左右の前輪2PL、2PRの流体
シリンダ装置3に対する油の供給量、排出量は、左右の
後輪2RL、2RRの流体シリンダ装置3に対する油の
供給量、排出量より大きくなるから、ステア特性をアン
ダーステアとすることができ、ステア特性は向上し、ま
た、車両のフロント部の変位がより小さくなるから、ボ
ンネットラインの移動量が小さくなり、ドライバーに、
視覚的な安定感を与えることが可能になる。しかも、制
御系A、BSC。
DおよびEによって得られた流量信号が加算された後に
、制御ゲインAp に基づき、左右の前輪2PL、 2
PRの比例流量制御弁9へのトータル流量信号QPi1
1QPLが、左右の後輪2RL、 2RRの比例流量制
御弁9へのトータル流量信号Q□、QXLよりも大きい
値となるように補正しているから、各制御系における流
量信号の算出には影響が全くなく、ステア特性のみを、
所望のように、制御することが可能になる。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能で
あり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである
ことはいうまでもない。
たとえば、前記実施例においては、車両のサスペンショ
ン装置は、ガスばね5を備えているが、本発明は、ガス
ばね5を備えていない、いわゆるフルアクティブサスペ
ンション装置にも適用することができる。
さらに、前記実施例においては、制御系Eにふいて、制
御ゲインKgに基づき、演算された制御量を、左右の前
輪2PL、2PRについては、第1表に示されるように
設定された制御ゲインA、Fに基づいて、モード5.6
および7に該当する運転状態では、所定倍して、左右の
前輪2PL、 2PRおよび左右の後輪2RL、2RR
の比例流量制御弁9への流量信号Q、L5・Q10・Q
ILS、(lB5が算出するとともに、さらに、制御系
A、B、C,DおよびEによって得られた流量信号が加
算された後、左右の前輪2PL、2PRの加算流量信号
に対しては、第1表に示すように設定された制御ゲイン
APが乗ぜられて、モード5.6および7に該当する運
転状態では、所定倍されて、各比例流量制御弁9へのト
ータル流量信号Q□、QFLXQllllQRLが算出
されているが、制御ゲインAGFおよび制御ゲインA、
による演算をともにおこなうことなく、その一方のみを
おこなうようにしてもよい。
また、本発明において、各手段は、必ずしも物理的手段
を意味するものではなく、各手段の機能、が、ソフトウ
ェアによって実現される場合も、本発明は包含し、2以
上の手段の機能が、1つの物理的手段により実現される
場合も、また、1つの手段の機能が、2以上の物理的手
段により実現される場合も、本発明は包含する。
発明の効果 本発明によれば、ステア特性を所望のように向上させる
ことのできる車両のサスペンション装置を提供すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかる車両のサスペンショ
ン装置を含む車両の全体概略図である。 第2図は、油圧ポンプより流体シリンダ装置へ流体を供
給し、或いは、これらより流体を排出する油圧回路の回
路図である。第3A図、第3B図および第3C図は、コ
ントロールユニット内に設けられた流体供給量算出装置
のブロックダイアダラムである。 ■・・・車体、 2FL・・・左前輪、     2PR・・・左後輪、
21tL・・・右前輪、    2RR・・・右前輪、
3・・・流体シリンダ装置、 3FL・・・左前輪用の流体シリンダ装置、3FR・・
・右前輪用の流体シリンダ装置、3RL・・・左後輪用
の流体シリンダ装置、3RR・・・右後輪用の流体シリ
ンダ装置、3a・・・シリンダ本体、  3b・・・ピ
ストン、3C・・・液圧室、 3d・・・ピストンロンド、 4・・・連通路、 4a、4b、4C14d・・・分岐連通路、5・・・ガ
スばね、 5FL・・・左前輪用ガスばね、 5FR・・・右前輪用ガスばね、 5RL・・・左後輪用ガスばね、 5RR・・・右後輪用ガスばね、 5a、5b、5c、5d−ガスばねユニット、5e・・
・ダイアフラム、 5f・・・ガスばねのガス室、 5g・・・ガスばねの液圧室、 訃・・油圧ポンプ、   8a・・・吐出管、9・・・
比例流量制御弁、 9a・・・圧力補償弁、 0・・・流体通路、    12・・・吐出圧針、3・
・・液圧センサ、   14・・・車高変位センサ、5
・・・上下加速度センサ、 6・・・横加速度センサ、 7・・・コントロールユニット、 8・・・舵角センサ、   19・・・車速センサ、0
・・・駆動源、 l・・・パワーステアリング装置用油圧ポンプ、2・・
・アキュームレータ、 3F・・・前輪側配管、 23R・・・後輪側配管、3
FL・・・左前輪側配管、 3FR・・・右前輪側配管、 3RL・・・左後輪側配管、 3RR・・・右後輪側配管、 5a、25b、25c、25d・・・オリフィス、6・
・・切換えバルブ、 8・・・アンロードリリーフ弁、 9・・・リザーブタンク、 3・・・開閉弁、     34・・・電磁弁、5・・
・リリーフ弁、 6・・・イグニッションキ一連動弁、 7・・・油圧ポンプリリーフ弁、 8・・・リターンアキ二ムレータ、 1・・・バウンス成分演算部、 2・・・ピッチ成分演算部、 3・・・ロール線分演算部、 44・・・バウンス制御部、 45・・・ピッチ制御部、 46・・・ロール制御部、 50a、50b、50C,50d−・・微分器、51・
・・ピッチ成分演算部、 52・・・ロール成分演算部、 53・・・ピッチ制御部、 54・・・ロール制御部、 61・・・バウンス成分演算部、 62・・・ピッチ成分演算部、 63・・・ロール線分演算部、 64・・・バウンス制御部、 25・・・ピッチ制御部、 66・・・ロール制御部、 71・・・ウォープ制御部、 71a・・・前輪側液圧比演算部、 71b・・・後輪側液圧比演算部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各車輪に対し、車両のバネ上重量とバネ下重量と
    の間に、それぞれ、流体シリンダ装置を有するともに、
    車両の変位を検出する車両変位検出手段と、車高を目標
    車高に制御するように作動流体の供給量、排出量を算出
    する車高制御手段と、車高変位速度を抑制するように作
    動流体の供給量、排出量を算出する車高変位速度制御手
    段と、車両の上下振動を低減するように作動流体の供給
    量、排出量を算出する上下振動制御手段と、車両のねじ
    れを抑制するように作動流体の供給量、排出量を算出す
    るねじれ制御手段を備え、前記車高制御手段、前記車高
    変位速度制御手段、前記上下振動制御手段および前記ね
    じれ制御手段により算出された作動流体の供給量、排出
    量を加算して、前記流体シリンダ装置に対する作動流体
    の供給量、排出量を算出する作動流体量算出手段と、前
    記車高制御手段、前記車高変位速度制御手段、前記上下
    振動制御手段および前記ねじれ制御手段における制御ゲ
    インを、車両の運転状態に応じて、設定する制御ゲイン
    設定手段とを備え、前記車両変位検出手段により検出さ
    れた車両の変位を打ち消すように、前記流体シリンダ装
    置への作動流体の供給量、排出量を制御することにより
    、サスペンション特性が変更可能な車両のアクティブサ
    スペンション装置において、前記制御ゲイン設定手段に
    より、前記作動流体量算出手段により算出される前輪の
    流体シリンダ装置に対する作動流体の供給量、排出量が
    、後輪の流体シリンダ装置に対する作動流体の供給量、
    排出量より大きくなるように、前記制御ゲインが設定さ
    れたことを特徴とする車両のサスペンション装置。
  2. (2)各車輪に対し、車両のバネ上重量とバネ下重量と
    の間に、それぞれ、流体シリンダ装置を有するともに、
    車両の変位を検出する車両変位検出手段と、車高を目標
    車高に制御する車高制御手段と、車高変位速度を抑制す
    る車高変位速度制御手段と、車両の上下振動を低減する
    上下振動制御手段と、車両のねじれを抑制するねじれ制
    御手段と、車両の横方向の振動を抑制する横振動制御手
    段とを備え、前記車高制御手段、前記車高変位速度制御
    手段、前記上下振動制御手段、前記ねじれ制御手段およ
    び前記横振動制御手段により算出された作動流体の供給
    量、排出量を加算して、前記流体シリンダ装置に対する
    作動流体の供給量、排出量を算出する作動流体量算出手
    段と、前記車高制御手段、前記車高変位速度制御手段、
    前記上下振動制御手段、前記ねじれ制御手段および前記
    横振動制御手段における制御ゲインを、車両の運転状態
    に応じて、設定する制御ゲイン設定手段とを備え、前記
    車両変位検出手段により検出された車両の変位を打ち消
    すように、前記流体シリンダ装置への作動流体の供給量
    、排出量を制御することにより、サスペンション特性が
    変更可能な車両のアクティブサスペンション装置におい
    て、前記制御ゲイン設定手段により、前記横振動制御手
    段における前輪の制御ゲインが、後輪の制御ゲインより
    大きくなるように設定されたことを特徴とする車両のサ
    スペンション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7891137B2 (en) 2005-10-05 2011-02-22 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle door frame and method for making the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7891137B2 (en) 2005-10-05 2011-02-22 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle door frame and method for making the same

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