JP6203470B2 - ドアサッシュ - Google Patents

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Description

本発明は、長尺状の金属板の板面をロール成形等により幅方向で重ね合わせ、該重ね合わせた部位を溶接した後、長手方向にて曲げ加工して成るドアサッシュに関する。
長尺状の金属板の板面をロール成形により幅方向で重ね合わせ、該重ね合わせた部位を溶接で一体化して成る成形品としては、例えば、特開平8−104139号公報(特許文献1)に記載の成形品を挙げることができる。この成形品では、ロール成形により重ね合わせた部位をシーム溶接又はレーザ溶接により線状に溶接している。
特開平8−104139号公報
特許文献1では、溶接後の成形品を長手方向にて曲げ加工してドアサッシュ形状に成形するのであるが、この曲げ加工に於いて歪みや変形等を生じ易いという不具合がある。即ち、曲げ加工では、ロール成形後の半製品に対して、その長手方向に張力を加えつつ、図3(b)に示すように、接合部11の板面を曲げ芯金271,271に押し当てて曲げるのであるが、3枚の金属板の重なりから成る接合部11の中で、溶接されている部位は幅方向略中央の溶け込み部(長手方向に線状に延びる溶け込み部)110のみであり、その両側は溶接されていない。一方、接合部11に加わる応力が集中する部位は曲げ方向に応じて決まり、曲げ方向は長手方向の位置によって決まるため、応力が集中する部位は長手方向の位置によってそれぞれ異なる。例えば、長手方向の或る位置では溶け込み部110の右側(袋状部15側)に応力が集中し、別の或る位置では溶け込み部110の左側(意匠部12側)に応力が集中する。このように、長手方向の位置に応じて幅方向の異なる部位に応力が集中する結果、歪みや変形等が生じ易くなるのである。
本発明は、上述の不具合に鑑みたものであり、ロール成形・溶接後の成形品をドアサッシュ形状に曲げ加工する際の歪みや変形を十分に低減することを目的とする。
本発明は、下記[1]〜[]のように構成される。なお、この項(課題を解決するための手段)と次項(発明の効果)に於いて、符号は理解を容易にするために付したものであり、本発明の構成を符号の構成に限定する趣旨ではない。
[1]構成1
長尺状の金属板1で構成され、幅方向にて連続する露出表面を表裏に備え且つ長手方向に沿って延びる接合部11と、該接合部11の幅方向一端側に連なり車内側となる袋状部15と、他端側に連なり車外側となる意匠部12と、を有するドアサッシュ10であって、
前記接合部11は、前記金属板を重ね合わせた重ね合わせ部を有し、該重ね合わせ部は、長手方向に延びる二筋の溶接痕110a,110bを前記露出表面の表裏の同等位置に有し、該同等位置の溶接痕の間のそれぞれに溶け込み部を有するとともに、さらに、両溶け込み部の間に前記幅方向にて連続する溶け込み部110を有する、
ことを特徴とするドアサッシュ10。
ここで、幅方向とは、自動車に取り付けた状態で、自動車の内外方向である。
[2]構成2
長尺状の金属板を成形して、幅方向にて連続する露出表面を表裏に備え且つ長手方向に沿って延びる重ね合わせ部と、該重ね合わせ部の幅方向一端側に連なり車内側となる袋状部15と、他端側に連なり車外側となる意匠部12とを有する形状と成した後、
円筒周面の両縁にそれぞれ電極周縁凸部250a,250bを設けて成るシーム回転電極250,250間に、前記重ね合わせ部を前記露出表面の表裏から挟み、加圧しつつシーム溶接することにより、長手方向に延びる二筋の溶接痕110a,110bを前記露出表面の表裏の同等位置に有し、該同等位置の溶接痕110a−110a,110b−110bの間のそれぞれに溶け込み部を有するとともに、両溶け込み部の間に前記幅方向で連続する溶け込み部110を有する接合部11と成したドアサッシュ10を得る、
ことを特徴とするドアサッシュ10の製造方法。
連続する溶け込み部110は、上下のシーム溶接電極の相互に反対側の縁位置に在る電極周縁凸部間に電流が流れることによって形成される。即ち、図2(b)に於いて、上側のシーム溶接電極の電極周縁凸部250aと下側のシーム溶接電極の電極周縁凸部250bの間、及び、上側のシーム溶接電極の電極周縁凸部250bと下側のシーム溶接電極の電極周縁凸部250aの間に電流が流れることによって形成される。このような電流の流れは、同一電極の周面上の縁にそれぞれ電極周縁凸部が形成されているために生起されるものである。
構成1は、長尺状の金属板1で構成され、幅方向にて連続する露出表面を表裏に備え且つ長手方向に沿って延びる接合部11と、該接合部11の幅方向一端側に連なり車内側となる袋状部15と、他端側に連なり車外側となる意匠部12と、を有するドアサッシュ10であって、前記接合部11は、前記金属板を重ね合わせた重ね合わせ部を有し、該重ね合わせ部は、長手方向に延びる二筋の溶接痕110a,110bを前記露出表面の表裏の同等位置に有し、該同等位置の溶接痕の間のそれぞれに溶け込み部を有するとともに、さらに、両溶け込み部の間に前記幅方向にて連続する溶け込み部110を有することを特徴とするドアサッシュ10であるため、幅方向にて連続する露出表面を備えた接合部11では、幅方向中央から若干両端部寄りの部位の間が帯状に溶接されているため、曲げ加工では、長手方向の位置に応じてそれぞれ異なる部位に集中する応力が緩和されており、その結果、歪みや変形が十分に低減されたドアサッシュ10を得ることができる。また、歪みや変形が十分に低減されているため、意匠面に、歪みや変性に起因する凹凸が現れることがなく、良好な意匠性を得ることができる。また、応力が緩和されるため、長尺状金属板の板厚を薄くしても十分な捩れ剛性を得ることができ、軽量化できる。また、溶接が長手方向で間隙無く連続的に行われているため、使用時に長手方向端部から浸入した水が間隙から滲み出ることがなく、錆びを防止できる。
構成2は、長尺状の金属板を成形して、幅方向にて連続する露出表面を表裏に備え且つ長手方向に沿って延びる重ね合わせ部と、該重ね合わせ部の幅方向一端側に連なり車内側となる袋状部15と、他端側に連なり車外側となる意匠部12とを有する形状と成した後、円筒周面の両縁にそれぞれ電極周縁凸部250a,250bを設けて成るシーム回転電極250,250間に、前記重ね合わせ部を前記露出表面の表裏から挟み、加圧しつつシーム溶接することにより、長手方向に延びる二筋の溶接痕110a,110bを前記露出表面の表裏の同等位置に有し、該同等位置の溶接痕110a−110a,110b−110bの間のそれぞれに溶け込み部を有するとともに、両溶け込み部の間に前記幅方向で連続する溶け込み部110を有する接合部11と成したドアサッシュ10を得ることを特徴とするドアサッシュ10の製造方法であるため、表裏の二筋の溶接痕110a,110b及びそれらの間の溶け込み部110を有する構成1のドアサッシュを得る方法を提供することができる効果がある。
第1の実施の形態のドアサッシュを示し、(a)は要部斜視図、(b)は(a)の横断面図である。 第1の実施の形態のドアサッシュの製造方法を示し、(a)は製造システムを示す模式図、(b)はシーム溶接を示す模式的断面図である。 ドアサッシュの取付部位を示す説明図(a)と、(a)内B−B線矢視図に於いて従来のシーム溶接後の曲げ加工を例示する模式的断面図(b)。 図1とは異なる実施の形態のドアサッシュの横断面を示し、(a)は2枚の金属板から成る第2の実施の形態、(b)は3枚の金属板から成る第3の実施の形態を示す。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
ドアサッシュとしては、図3(a)に示すように、アッパーサッシュ10や、センターピラーサッシュ100等を挙げることができる。また、図示の例はセダンの後部ドアであるが、前部ドア等のその他のドアのアッパーサッシュ等のドアサッシュに本発明が適用されてもよい。
(1)第1の実施の形態
アッパーサッシュ10の場合を説明する。
アッパーサッシュ10は、図1に示すように、袋状部15と、意匠部12と、これらを連結する接合部11とを有する。袋状部15はドアへの取付状態では車内側に位置し、意匠部12は車外側に位置する。接合部11の上面側に構成される溝状凹部は、ウエザストリップWS(図4(a)参照)を係止するウエザストリップ座13として機能し、下面側に構成される溝状凹部は、ガラスランGR(図4(a)参照)を係止するガラスラン座14として機能する。
図1の形状(袋状部15と意匠部12と接合部11を備えた形状)は、図2(a)に示すように、原材料供給装置(アンコイラー)21から繰り出される帯状(長尺状)の金属板1を、ロール成形機23の複数のコマ230を通すことによって成形される。ロール成形法は公知であるため、これ以上の説明は省略する。
ロール成形により3枚の金属板部(上板部11a,中板部11b,下板部11c)を重ねて構成した接合部11の露出面(上板部11aの上面,下板部11cの下面;何れも幅方向で途切れることなく連続する露出表面を成す)には、それぞれ、二筋の溶接痕110a,110bが形成されている。また、これら二筋の溶接痕110a,110bの間の直下の部位には溶け込み部110が形成されている。即ち、合計4本の溶接痕110a,110b,110b,11aで囲まれる略直方体(帯)形状を成す部位に、溶け込み部110が形成されている。この溶け込み部110により、接合部11を構成する上板部11aと中板部11bと下板部11cとが、一体化されている。
溶接痕110a,110b及び溶け込み部110は、ロール成形後の成形品を、ロール成形機23後段のシーム溶接機25内へ導き、シーム溶接電極(ローラ電極)250,250間を通しつつシーム溶接することにより形成されたものである。
シーム溶接電極250は略短円筒形状(円板形状/円盤形状)を成し、その周面は、図2(b)に示すように、両縁が突出した形状を成す。即ち、円筒周面の両縁部には、電極周縁凸部250a,250bが設けられている。この電極周縁凸部250a,250bを上板部11aの上面・下板部11cの下面に押し当て、上下から加圧しつつ通電することにより、シーム溶接が行われて、溶接痕110a,110b及び幅方向でも連続する帯状の溶け込み部110が形成される。ここで、連続する溶け込み部110は、上下のシーム溶接電極の相互に反対側の縁位置に在る電極周縁凸部間に電流が流れることによって形成されるものである。即ち、上側のシーム溶接電極の電極周縁凸部250aと下側のシーム溶接電極の電極周縁凸部250bの間、及び、上側のシーム溶接電極の電極周縁凸部250bと下側のシーム溶接電極の電極周縁凸部250aの間に電流が流れることによって形成される。このような電流の流れは、同一電極の周面上の縁にそれぞれ電極周縁凸部が形成されているために生起されるものである。
シーム溶接後の成形品は、図2(a)に示す例では、シーム溶接機25後段の曲げ装置27へ導かれ、長手方向の張力を印加されつつ、複数の曲げ芯金(図3(b)参照)271に押し当てられて、曲げ加工される。
図2(a)に示す曲げ装置27に代えて、公知のベンダー曲げ装置を用いて曲げ加工してもよい。即ち、シーム溶接後の成形品を切断した後、公知のベンダー曲げ装置にて曲げるようにしてもよい。何れの方式を採用してもよい。
このように、シーム溶接後の成形品は、長手方向の位置に応じて決まる3次元方向へ曲げられて、ドアサッシュ形状に成形される。
上述の曲げ加工(図2(a)の曲げ加工、又は、公知のベンダー曲げ装置による曲げ加工)時、帯状の溶け込み部110が、長手方向の位置に応じて決まるそれぞれ異なる部位への応力の集中を緩和する。その結果、曲げ加工時の歪みや変形が十分に低減され、意匠部12の表面に歪みや変形に起因する凹凸が現れることを防止でき、良好な外観のドアサッシュ10を得ることができる。また、帯状の溶け込み部110が十分な捩じり剛性を有するため、原材料の長尺状金属板の板厚を薄くしても、十分な強度を得ることができる。つまり、軽量化できる。また、溶接が長手方向で間隙無く連続的に行われているため、ドア取付後の使用時に於いて長手方向端部から浸入した水が溶接間隙から滲み出ることがなく、錆びを防止できる。
[2]第2の実施の形態
上記では、1枚の長尺状の金属板からドアサッシュ10を構成する例を説明したが、センターピラーサッシュ100(図3(a)参照)のような縦方向のサッシュでは、2枚以上の金属板を用いてドアサッシュを構成する場合もある。
図4(a)は、2枚の金属板を用いてドアサッシュを構成した例を示す。図示のドアサッシュは、袋状部A15と、意匠部A12と、これらを連結する接合部A11を有し、接合部A11が、前述の第1の実施の形態と同様に、シーム溶接電極250,250を用いて、同様に溶接されている。また、表裏の露出面には同様にそれぞれ二筋の溶接痕が形成されており、それらの直下の部位には同様に溶け込み部A110が形成されている。
図4(b)は、3枚の金属板を用いてドアサッシュを構成した例を示す。図示のドアサッシュは、袋状部B15と、意匠部B12と、これらを連結する接合部B11を有し、接合部B11が、前述の第1の実施の形態と同様に、シーム溶接電極250,250を用いて、同様に溶接されている。また、表裏の露出面には同様にそれぞれ二筋の溶接痕が形成されており、それらの直下の部位には同様に溶け込み部B110が形成されている。
図4(a)と(b)のドアサッシュの何れも、前述の第1の実施の形態と同様に、長手方向の曲げ加工時の歪みや変形が十分に低減され、意匠部12の表面に歪みや変形に起因する凹凸が現れることを防止でき、良好な外観を呈する。また、帯状の溶け込み部A110,B110が十分な捩じり剛性を有するため、原材料の2枚又は3枚の各長尺状金属板の板厚を薄くしても、十分な強度を得ることができる。つまり、軽量化できる。また、溶接が長手方向で間隙無く連続的に行われているため、ドア取付後の使用時に於いて長手方向端部から浸入した水が溶接間隙から滲み出ることがなく、錆びを防止できる。
1 長尺状の金属板(ロール成形に供される原材)
10 ドアサッシュ(アッパーサッシュ)
100 ドアサッシュ(センターピラーサッシュ)
11 接合部
11a 上板部(車体側当接部)
11b 中板部
11c 下板部(ガラス側当接部)
110 溶け込み部
110a,110b 溶接痕
12 意匠部
13 ウエザストリップ座
14 ガラスラン座
15 袋状部
21 アンコイラー(原材供給装置)
23 ロール成形機
230 コマ
25 シーム溶接機
250 シーム溶接電極
250a,250b 電極周縁凸部
27 曲げ装置
271 曲げ芯金
A11 接合部
A110 溶け込み部
A12 意匠部
WS ウェザストリップ
GR ガラスラン
A15 袋状部
B11 接合部
B110 溶け込み部
B12 意匠部
B13 ウェザストリップ座
B14 ガラスラン座
B15 袋状部

Claims (2)

  1. 長尺状の金属板で構成され、幅方向にて連続する露出表面を表裏に備え且つ長手方向に沿って延びる接合部と、該接合部の幅方向一端側に連なり車内側となる袋状部と、他端側に連なり車外側となる意匠部と、を有するドアサッシュであって、
    前記接合部は、前記金属板を重ね合わせた重ね合わせ部を有し、該重ね合わせ部は、長手方向に延びる二筋の溶接痕を前記露出表面の表裏の同等位置に有し、該同等位置の溶接痕の間のそれぞれに溶け込み部を有するとともに、さらに、両溶け込み部の間に前記幅方向にて連続する溶け込み部を有する、
    ことを特徴とするドアサッシュ。
  2. 長尺状の金属板を成形して、幅方向にて連続する露出表面を表裏に備え且つ長手方向に沿って延びる重ね合わせ部と、該重ね合わせ部の幅方向一端側に連なり車内側となる袋状部と、他端側に連なり車外側となる意匠部とを有する形状と成した後、
    円筒周面の両縁にそれぞれ電極周縁凸部を設けて成るシーム回転電極間に、前記重ね合わせ部を前記露出表面の表裏から挟み、加圧しつつシーム溶接することにより、長手方向に延びる二筋の溶接痕を前記露出表面の表裏の同等位置に有し、該同等位置の溶接痕の間のそれぞれに溶け込み部を有するとともに、両溶け込み部の間に前記幅方向で連続する溶け込み部を有する接合部と成したドアサッシュを得る、
    ことを特徴とするドアサッシュの製造方法。
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