JP4754907B2 - ドアフレームのサッシュ接続構造 - Google Patents

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本発明は、意匠面の裏面側に該意匠面に対してT字状に交叉する折曲部を有し、該折曲部を介してウェザーストリップ保持部及びガラスラン保持部とが背中合わせに設けられたアッパサッシュと、意匠面の裏面側に該意匠面に対してT字状に交叉する折曲部を有し、該折曲部の一方の面側にガラスラン保持部が設けられ、該折曲部の他方の面側にはインナー部材が配置され、該インナー部材の表面にウエザーストリップ保持部が設けられたサイドサッシュとからなるドアフレームにおける、アッパサッシュの端部とサイドサッシュの端部とのサッシュ接続構造に関する。
従来の車両用ドアの概略構成例を図6を用いて説明する。ここで、図6はセダンタイプの乗用車の左側フロントドアを車室外から見た主要部の構成説明図である。
図6に示すように、ドア(サッシュドア)1の上部には、ドアフレーム2が設けられ、ここに装着されたガラスランに案内されて、ガラス3が昇降するようになっている。このドア1は、図6における左端部分がヒンジによって車体に開閉可能に取り付けられる。又、ドア1には、車内の密閉を図るために、ウェザストリップが装着されている。
ドアフレーム2は、アッパサッシュ(ルーフ部分)4と、サイドサッシュ(ピラー部分)5とから構成され、ドアフレーム2のコーナー部にて、アッパサッシュ4とサイドサッシュ5とは、接合部Jにおいて突き合わされ、溶接されている。なお、このアッパサッシュ4とサイドサッシュ5とを溶接する場合、通常、意匠面の部分(外部に露出する部分)はTIG溶接が用いられ、意匠面の裏側部分(内部側の部分)はMIG溶接が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−178758公報(段落0002〜0005及び図15,図17)
アッパサッシュ4とサイドサッシュ5とを溶接する場合、アッパサッシュ4とサイドサッシュ5の各突き合わせ面を接合部Jにおいて隙間無く合わせる必要があるが、その際、アッパサッシュ4とサイドサッシュ5の意匠面が連続して繋がらねばならず、この制約から、各意匠面には平面的な造形しか加えられなかった。
又、図7に示すように、特許文献1の構成においては、アッパサッシュ4とサイドサッシュ5の意匠面4a,5aの裏側のガラスラン保持部4b,5bの近傍に、ロール成形時に、ループ状の折り曲げ及び重合部の溶接がなされ、閉鎖状袋部4c,5cが形成されており、このような断面形状を有したアッパサッシュ4とサイドサッシュ5の切断には、閉鎖状袋部4c,5cの変形を避けるために、プレス加工を用いることができず、機械切断(フライングカット)に頼るしかなかった。
この機械切断では、バリが発生するため、その除去に多くの時間を要した。さらに、TIG溶接やMIG溶接では、溶接後の仕上げの際にも、酸化皮膜の除去等に多大な時間が必要であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、第1の目的は、アッパサッシュとサイドサッシュを突き合わせてTIG溶接やMIG溶接する必要のないサッシュ接続構造を実現することにある。又、第2の目的は、アッパサッシュやサイドサッシュの切断をプレス加工により行える構造のサッシュ接続構造を実現することにある。
上記課題を解決する請求項1に係る発明は、意匠面の裏面側に該意匠面に対してT字状に交叉する折曲部を有し、該折曲部を介してウェザーストリップ保持部及びガラスラン保持部とが背中合わせに設けられたアッパサッシュと、意匠面の裏面側に該意匠面に対してT字状に交叉する折曲部を有し、該折曲部の一方の面側にガラスラン保持部が設けられ、該折曲部の他方の面側にはインナー部材が配置され、該インナー部材の表面にウエザーストリップ保持部が設けられたサイドサッシュとからなるドアフレームにおける、前記アッパサッシュの端部と前記サイドサッシュの端部とのサッシュ接続構造であって、前記サイドサッシュの折曲部と前記インナー部材とが重合され、該重合部がスポット溶接されていると共に、前記アッパサッシュの折曲部と前記インナー部材とが重合され、該重合部がスポット溶接され、前記サイドサッシュと前記アッパサッシュとは前記インナ部材を介して接続されているドアフレームのサッシュ接続構造である。
本発明では、サイドサッシュとアッパサッシュとは直接溶接されておらず、サイドサッシュの折曲部とインナー部材との重合部がスポット溶接されていると共に、アッパサッシュの折曲部とインナー部材との重合部がスポット溶接されている。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のドアフレームのサッシュ接続構造において、前記サイドサッシュの折曲部における先端側部分はガラス中央側に突き出されてつば部を形成していると共に、前記インナー部材の中間部分は、前記サイドサッシュのガラスラン保持部の外側を囲むように開脚台形状に折り曲げられて袋部を形成し、かつ該インナー部材の先端側部分は、前記つば部と重合され、該重合部がスポット溶接されていることを特徴とするものである。
本発明では、サイドサッシュの折曲部に設けたつば部とインナー部材の袋部よりも先端側部分との重合部がスポット溶接されている。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のドアフレームのサッシュ接続構造において、前記サイドサッシュの折曲部形成側の縁部は、意匠面に段差状凹部が形成された状態に折り畳まれ、該折り畳み部の外周にはガラスランが嵌合し、前記段差状凹部の表面を覆っていることを特徴とするものである。本発明では、ガラスランの一部に意匠面の一部を形成させている。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3記載のドアフレームのサッシュ接続構造において、前記アッパサッシュの折曲部におけるガラスラン保持部には、前記インナー部材の袋部と嵌合する開脚台形状袋部が形成され、該開脚台形状袋部と前記インナー部材の袋部との重合部はスポット溶接されていることを特徴とするものである。
本発明では、アッパサッシュとインナー部材の双方に、開脚台形状の袋部が形成されており、両袋部の重合部がスポット溶接されている。
請求項5に係る発明は、請求項4記載のドアフレームのサッシュ接続構造において、前記アッパサッシュの開脚台形状袋部における、前記インナー部材の袋部との嵌合部は、前記アッパサッシュの開脚台形状袋部と前記インナー部材の袋部との外周が段差無く接合するように、絞り加工されていることを特徴とするものである。
本発明では、アッパサッシュの開脚台形状袋部とインナー部材の袋部とは、外周が面一に連続し、段差無く接合している。
請求項6に係る発明は、請求項3記載のドアフレームのサッシュ接続構造において、前記サイドサッシュの前記段差状凹部の一部が切り欠かれ、ここに前記アッパサッシュが差し込まれていることを特徴とするものである。本発明では、サイドサッシュの裏側にアッパサッシュが潜り込んでいる。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載のドアフレームのサッシュ接続構造において、前記インナー部材は、プレス加工品であることを特徴とするものである。
請求項1に係る発明によれば、サイドサッシュとアッパサッシュとのTIG溶接やMIG溶接の代わりに、サイドサッシュの折曲部とインナー部材との重合部がスポット溶接されると共に、アッパサッシュの折曲部とインナー部材との重合部がスポット溶接されているので、アッパサッシュとサイドサッシュを突き合わせて面倒なTIG溶接やMIG溶接を行う必要のないサッシュ接続構造を実現できる。
請求項2及び3に係る発明によれば、ロール成形時に、サイドサッシュに閉鎖状袋部が形成されるものではないので、サイドサッシュの切断をプレス加工により行え、サイドサッシュ上に配置されるインナー部材の切断についても、プレス加工により行える構造のサッシュ接続構造を実現できる。
請求項4及び5に係る発明によれば、ロール成形時に、アッパサッシュとサイドサッシュに閉鎖状袋部が形成されるものではないので、アッパサッシュとサイドサッシュの切断をプレス加工により行え、インナー部材の切断についても、その切断をプレス加工により行える構造のサッシュ接続構造を実現できる。
請求項6に係る発明によれば、サイドサッシュの裏側にアッパサッシュが潜り込ませることができると共に、両者の隙間をガラスランで隠すことができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(第1の形態例)
図1〜図3を用いて本発明の第1の形態例を説明する。アッパサッシュ12は、意匠面D1の裏面側に該意匠面D1に対してT字状に交叉する折曲部13を有し、該折曲部13を介してウェザーストリップ保持部14及びガラスラン保持部16とが背中合わせに設けられている。
すなわち、アッパサッシュ12は、意匠面形成部分12aと意匠面非形成部分12b,12cとを有し、後述の如く、意匠面非形成部分12bの折り曲げによりウェザストリップ保持部14が形成され、意匠面非形成部分12cの折り曲げによりガラスラン保持部16が形成されている。
具体的には、アッパサッシュ12は、ロール成形材の幅方向の中央部表面が意匠面D1となるように、ロール成形材における意匠面形成部分12aを挟む両側の意匠面非形成部分12b,12cが、意匠面D1の裏面中央に向けて折り返されている。これら意匠面非形成部分12b,12cは、この折り返し後、意匠面D1の裏面中央付近にて、意匠面D1と交差するように折り曲げられ、互いに重なり合う重合部を形成している。
この意匠面非形成部分12b,12cの重合部は、積層された状態でスポット溶接される。上記構成により、この重合部を脚部とし、意匠面形成部分12a等をつば部とするT字形のフレーム断面が形成される。
アッパサッシュ12の折曲部13におけるガラスラン保持部16には、開脚台形状袋部15が形成されている。すなわち、意匠面非形成部分12cの重合部より先端側部分は、重合部と交差する向き(ガラス側)に折り曲げられ、次に意匠面D1側に折り曲げられ、さらに、折曲部13から離れる方向に折り曲げられて、開脚台形状袋部15を形成している。
意匠面非形成部分12cの上記折り曲げによってガラスラン保持部16が形成され、そこに、ガラスラン18が嵌着されている。このガラスラン18は、ガラスの表面及び裏面に舌部18a,18bを当接させることでガラスを支える。
一方、意匠面非形成部分12bの折り曲げによりウェザストリップ保持部14が形成され、そこに、ウェザストリップ20が嵌着されている。ウェザストリップ20は弾性変形した状態で車体側に当接し、車内への雨水の侵入を防止するものである。
サイドサッシュ32は、意匠面D2の裏面側に該意匠面D2に対してT字状に交叉する折曲部33を有し、該折曲部33の一方の面側にガラスラン保持部36が設けられ、該折曲部33の他方の面側にはインナー部材40が配置され、該インナー部材40の表面にウエザーストリップ保持部(本形態例では、ウエザーストリップ20を接着するための平面)42が設けられている。
すなわち、サイドサッシュ32は、意匠面形成部分32a及び意匠面非形成部分32bを有し、後述の如く、意匠面非形成部分32bの折り曲げによりガラスラン保持部36が形成されている。
具体的には、サイドサッシュ32は、ロール成形材の幅方向の一端側表面が意匠面D2となるように、ロール成形材における意匠面形成部分32aの片側の意匠面非形成部分32bが、意匠面D2の裏面中央に向けて折り返され、この折り返し後、意匠面D2の裏面中央近傍にて、意匠面D2と交差するように折り曲げられている。
この折曲部33の先端側部分は、さらに、ガラス中央側に突き出るように折り曲げられた後、意匠面D2側に折り曲げられ、さらに、折曲部33から離れる方向に折り曲げられて、先端につば部34を形成している。意匠面非形成部分32bの上記折り曲げによってガラスラン保持部36が形成され、ここにも、上記ガラスラン18が嵌着してる。
サイドサッシュ32の一端32cは、意匠面D2の裏面側に折り畳まれ、ここで、インナー部材40の端部を挟み込み、固定している。このインナー部材40は、プレス加工により形成されるもので、意匠面D2の裏面中央近傍にて、意匠面D2と交差するように折り曲げられ、サイドサッシュ32の折曲部33と重合されている。このインナー部材40の中間部分は、サイドサッシュ32のガラスラン保持部36の外側を囲むように開脚台形状に折り曲げられて袋部43を形成し、さらに、該インナー部材40の先端側部分は、つば部34と重合され、該重合部がスポット溶接される。
アッパサッシュ12の開脚台形状袋部15は、インナー部材40の開脚台形状の袋部43(アッパサッシュ12と平行に形成された部分)に嵌入されることで、両者は嵌合する。そして、該開脚台形状袋部15とインナー部材40の袋部43との重合部、例えば図2における台形底面部同士が、スポット溶接される。
なお、アッパサッシュ12の開脚台形状袋部15における、インナー部材40の袋部43との嵌合部15aは、アッパサッシュ12の開脚台形状袋部15とインナー部材40の袋部43との外周が段差無く接合するように、絞り加工されている。
サイドサッシュ32の折曲部形成側の縁部は、意匠面D2に段差状凹部38が形成された状態に折り畳まれ、該折り畳み部の外周にはガラスラン18が嵌合し、段差状凹部38の表面を覆っている。サイドサッシュ32の段差状凹部38の一部は切り欠かれており、ここにアッパサッシュ12の端部12eが差し込まれている。
上記形態例によれば、サイドサッシュ32とアッパサッシュ12との溶接の代わりに、サイドサッシュ32の折曲部33とインナー部材40との重合部をスポット溶接すると共に、アッパサッシュ12の折曲部13とインナー部材40との重合部をスポット溶接しているので、アッパサッシュ12とサイドサッシュ32を突き合わせてTIG溶接やMIG溶接する必要がなくなる。
又、ロール成形時に、サイドサッシュ32に閉鎖状袋部が形成されるものではないので、サイドサッシュ32の切断をプレス加工により行え、サイドサッシュ32上に配置されるインナー部材40の切断についても、その切断をプレス加工により行える。
さらに、ロール成形時に、サイドサッシュ32についても閉鎖状袋部が形成されるものではないので、サイドサッシュ32の切断をプレス加工により行え、インナー部材40の切断についても、その切断をプレス加工により行える。このため、バリ取りや酸化皮膜の除去作業は不要になる。
又、サイドサッシュ32の裏側にアッパサッシュ12が潜り込ませることができると共に、両者の隙間をガラスラン18で隠すことができる。
(その他の形態例)
本発明は上記形態例に限られるものではない。例えば、上記形態例では、サイドサッシュ32の段差状凹部38の一部が切り欠かれ、ここにアッパサッシュ12の端部12eが差し込まれているが、図4に示すように、アッパサッシュ12の裏面側にサイドサッシュ32の端部を差し込むように構成してもよい。又、例えば、図5に示すように、アッパサッシュ12の覆うようにステンレス等でなるモール50を装着すれば、その色で意匠面D3が輝くので、高級感を出すことができる。なお、図4及び図5における上記特徴以外の構成は、図1〜図3の場合と同様である。
さらに、サイドサッシュ32の折曲部33とインナー部材40との重合部やスポット溶接箇所を上記形態例のように設定する必要はないし、アッパサッシュ12の折曲部13とインナー部材40との重合部やスポット溶接箇所についても上記形態例のように設定する必要はない。
本発明の第1の形態例の主要部を示す斜視図である。 図1の形態例からガラスランを外した状態の斜視図である。 図1の形態例の分解斜視図である。 第2の形態例の主要部を示す斜視図である。 第3の形態例の主要部を示す斜視図である。 従来の車両用ドアの概略構成例を示す図である。 図6中のサッシュの袋部を示す図である。
符号の説明
D1,D2,D3 : 意匠面
12 : アッパサッシュ
13 : 折曲部
14 : ウェザストリップ保持部
15 : 開脚台形状袋部
16 : ガラスラン保持部
18 : ガラスラン
20 : ウェザストリップ
32 : サイドサッシュ
33 : 折曲部
34 : つば部
36 : ガラスラン保持部
38 : 段差状凹部
40 : インナー部材
43,15 : 袋部
50 : モール

Claims (7)

  1. 意匠面の裏面側に該意匠面に対してT字状に交叉する折曲部を有し、該折曲部を介してウェザーストリップ保持部及びガラスラン保持部とが背中合わせに設けられたアッパサッシュと、意匠面の裏面側に該意匠面に対してT字状に交叉する折曲部を有し、該折曲部の一方の面側にガラスラン保持部が設けられ、該折曲部の他方の面側にはインナー部材が配置され、該インナー部材の表面にウエザーストリップ保持部が設けられたサイドサッシュとからなるドアフレームにおける、前記アッパサッシュの端部と前記サイドサッシュの端部とのサッシュ接続構造であって、
    前記サイドサッシュの折曲部と前記インナー部材とが重合され、該重合部がスポット溶接されていると共に、前記アッパサッシュの折曲部と前記インナー部材とが重合され、該重合部がスポット溶接され、前記サイドサッシュと前記アッパサッシュとは前記インナ部材を介して接続されているドアフレームのサッシュ接続構造。
  2. 前記サイドサッシュの折曲部における先端側部分はガラス中央側に突き出されてつば部を形成していると共に、前記インナー部材の中間部分は、前記サイドサッシュのガラスラン保持部の外側を囲むように開脚台形状に折り曲げられて袋部を形成し、かつ該インナー部材の先端側部分は、前記つば部と重合され、該重合部がスポット溶接されていることを特徴とする請求項1記載のドアフレームのサッシュ接続構造。
  3. 前記サイドサッシュの折曲部形成側の縁部は、意匠面に段差状凹部が形成された状態に折り畳まれ、該折り畳み部の外周にはガラスランが嵌合し、前記段差状凹部の表面を覆っていることを特徴とする請求項1又は2記載のドアフレームのサッシュ接続構造。
  4. 前記アッパサッシュの折曲部におけるガラスラン保持部には、前記インナー部材の袋部と嵌合する開脚台形状袋部が形成され、該開脚台形状袋部と前記インナー部材の袋部との重合部はスポット溶接されていることを特徴とする請求項2又は3記載のドアフレームのサッシュ接続構造。
  5. 前記アッパサッシュの開脚台形状袋部における、前記インナー部材の袋部との嵌合部は、前記アッパサッシュの開脚台形状袋部と前記インナー部材の袋部との外周が同一平面上で接合するように、絞り加工されていることを特徴とする請求項4記載のドアフレームのサッシュ接続構造。
  6. 前記サイドサッシュの前記段差状凹部の一部が切り欠かれ、ここに前記アッパサッシュが差し込まれていることを特徴とする請求項3記載のドアフレームのサッシュ接続構造。
  7. 前記インナー部材は、プレス加工品であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のドアフレームのサッシュ接続構造。
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