JP4674220B2 - 部品移載装置、表面実装機、及び電子部品検査装置 - Google Patents

部品移載装置、表面実装機、及び電子部品検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子部品の搬送途中に検査を行い、検査の結果、異常と判定された場合に、表示手段によりエラー画面を表示させる部品移載装置、表面実装機、及び電子部品検査装置に関する。
この種の部品移載装置としては、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。この部品移載装置は、吸着ノズルに吸着された電子部品の有無を検査する検査手段を備えている。この検査手段は、吸着ノズルに連結されたバキュームチューブの空圧センサの負圧値を監視しており、この負圧値に基づいて電子部品の有無を判定している。そして、異常が発生したときには、表示手段にエラー画面を表示させ、この電子部品が搭載される基板上の搭載位置をカメラで撮像してこの撮像画像をエラー画面と同時に表示させる。
特開2005−64366公報
しかしながら、この部品移載装置では、部品供給部を撮像するカメラを備えていないため、電子部品が「無」と判定されても、電子部品が部品供給部に残されたままなのか、あるいは部品供給部から搬送する途中で落下したのか等の詳細な情報を知ることができない。また、電子部品が「有」と判定されても、吸着ノズルに電子部品が吸着された状態なのか、あるいは異物が吸着ノズルに付着しているのか等の判断ができない。このため、結局のところ、作業者が目視で吸着ノズルの先端や部品供給部等を状況確認することになり、作業効率が低下してしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電子部品の有無や吸着状態等に関する不良が発生した際に、迅速に状況確認することができるようにすることを目的とする。
本発明は、空気圧供給手段から吸着ノズルへ少なくとも負圧を供給する供給路を備えると共に、その供給路に負圧が供給されることによって、電子部品が供給される部品供給部から、電子部品を吸着ノズルによって吸着し、その吸着ノズルを駆動手段によって部品供給位置から電子部品を載置する部品載置位置まで駆動する部品移載装置において、吸着ノズルにより吸着された電子部品の吸着状態を下方から撮像する第1の部品認識カメラ、吸着ノズルにより吸着された電子部品の吸着状態を第1の部品認識カメラとは異なる方向から撮像する第2の部品認識カメラとの2つの内少なくとも一つのカメラと、部品供給位置を撮像する部品供給位置撮像カメラと、これらのカメラにより撮像された画像を表示する表示装置と、供給路に設けられ同供給路内の負圧を検知する圧力センサと、圧力センサにより検出された負圧値に基づいて、電子部品の少なくとも有無を含んだ電子部品の吸着状態を検査する検査手段と、この検査手段を含み、部品吸着前における負圧値が部品吸着判定レベルより大きい場合に、吸着ノズルによる部品吸着を中止するとともに、第1の部品認識カメラあるいは第2の部品認識カメラのいずれかによる撮像も中止し、負圧値が部品吸着判定レベルより小さい場合に、吸着ノズルによる部品吸着を実施するとともに、第1の部品認識カメラあるいは第2の部品認識カメラのいずれかによる撮像を実施し、部品吸着後に実装位置への移動を開始する前における負圧値と、同移動を開始した後における負圧値との関係に基づき吸着状態の異常の有無を判定し、異常と判定された場合に、部品供給位置撮像カメラにより部品供給位置を撮像し、しかる後にエラーメッセージと共に、第1の部品認識カメラと第2の部品認識カメラとの2つの内少なくとも一つのカメラにより撮像された画像と、部品供給位置撮像カメラによって撮像された画像との複数の画像を同時に表示装置に表示させるコントローラと、を備える構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、吸着ノズルによる電子部品の吸着状態を検査手段によって検査した結果、異常と判定されると、エラーメッセージと共に少なくとも2つのカメラによって撮像された複数の画像を同時に表示装置に表示させることができる。よって、異常発生時に作業者が表示装置を見ることで状況確認することができる。また、部品吸着後に異常と判定された場合には、部品供給位置撮像カメラによる撮像画像を確認することで吸着不良により電子部品が部品供給位置に残されたままなのか否か、あるいは電子部品を吸着した吸着ノズルの駆動途中で電子部品が脱落したのか否かを確認することができる。
本発明の実施態様として、以下の構成が好ましい
少なくとも第1の部品認識カメラを備え、コントローラは、部品吸着前において、負圧値が部品吸着判定レベルより小さい場合に、吸着ノズルによる部品吸着を実施するとともに、少なくとも第1の部品認識カメラによる撮像を実施し、部品吸着後における吸着状態の異常の有無の判定の結果異常と判定された場合に、少なくとも第1の部品認識カメラによる撮像を実施し、しかる後にエラーメッセージと共に、少なくとも第1の部品認識カメラによ撮像された画像を表示装置に表示させるようにした構成としてもよい。このような構成によると、第1の部品認識カメラによる撮像画像を作業者が確認することによって検査手段による検査が正しく行われているか否かを確認することができる。
第2の部品認識カメラは、電子部品の吸着状態を側方から撮像する構成としてもよい。このような構成によると、第1及び第2の部品認識カメラにより電子部品の下面側と側面側を確認することができるから、電子部品の吸着状態を精度良く知ることができる。
部品載置位置に設けられた位置決め用マークを撮像する位置決めカメラを備えたものにおいて、その位置決めカメラが部品供給位置撮像カメラとして部品供給位置を撮像する構成としてもよい。このような構成によると、位置決めカメラを利用して、部品供給位置を撮像することができる。
本発明は、基台上に基板搬送手段を備え、その基板搬送手段により搬送された基板に上記部品移載装置が電子部品を実装する表面実装機としてもよい。
また、本発明は、電子部品に検査用電流を流し、電子部品からの出力電流により電子部品の良否を判定する部品検査ユニットと、上記部品移載装置とを備えた電子部品検査装置であって、部品移載装置における部品載置位置が部品検査ユニットにおける電子部品への電流の入出力部となる検査部品載置部とされている電子部品検査装置としてもよい。
本発明によると、異常発生時に、表示装置に表示された画面を見ることにより異常の発生状況を知ることができ、状況確認を迅速に行うことができる。
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図14によって説明する。
本実施形態にかかる表面実装機10は、図1及び図2に示すように、基台11上に配置されてプリント基板(以下「基板」という。)Bを搬送する一対のコンベア(本発明の「基板搬送手段」に相当する。)20と、両コンベア20の両側に配置された部品供給部30と、基台11の上方に設けられた電子部品実装用のヘッドユニット40とを備えている。
部品供給部30は、コンベア20に対してフロント側とリア側のそれぞれ上流部と下流部の合計4箇所に設けられている。この部品供給部30には、部品供給装置50が複数並列配置されている。部品供給装置50は、複数の電子部品Pが保持されたテープフィーダからなり、部品供給装置取付部60に対して、その並列配置方向に直交する水平方向にスライドさせて取り付けられるようになっている。
ヘッドユニット40は、図3に示すように、部品供給部30の部品供給位置から電子部品Pをピックアップして基板B上に装着し得るように、部品供給部30と基板Bとの間を移動可能である。具体的には、ヘッドユニット40は、図2に示すように、X軸方向(コンベア20の基板搬送方向であって基板B上面と平行をなす方向)に延びるヘッドユニット支持部材42によってX軸方向に移動可能に支持され、このヘッドユニット支持部材42は、その両端部においてY軸方向(X軸と直交する方向であって基板B上面と平行をなす方向)に延びる一対のガイドレール43によってY軸方向に移動可能に支持されている。このヘッドユニット40は、X軸モータ44によりボールねじ軸45、及びこのボールねじ軸45に嵌合し、ヘッドユニット40に固定支持されるボールナット(図示せず)を介してX軸方向の駆動が行われる。ヘッドユニット支持部材42は、Y軸モータ46によりボールねじ軸47、及びこのボールねじ軸47に嵌合し、ヘッドユニット支持部材42に固定支持されるボールナット(図示せず)を介してY軸方向の駆動が行われるようになっている。
また、ヘッドユニット40には、複数のヘッド41がX軸方向に並んで搭載されている。各ヘッド41は、Z軸モータ48を駆動源とする昇降機構によりZ軸方向(X軸方向及びY軸方向の双方に対して直交する方向)に駆動されると共に、R軸モータ49を駆動源とする回転駆動機構により回転方向(R軸方向)に駆動されるようになっている。
各ヘッド41の先端には、電子部品Pを吸着して基板B上面の所定の実装位置(本発明の「部品載置位置」に相当する。)に搭載するための吸着ノズル52が設けられている。ヘッド41の内部には空気圧供給手段(図示しない)によって、電子部品Pの吸着、電子部品Pの運搬中及びヘッド41の下降中に負圧が、電子部品Pを装着する瞬間には正圧が、それぞれ供給されるようになっている。空気圧供給手段による空気圧の供給路の途中には、ソレノイド機構により開閉可能な弁を有する吸着バルブ(図示しない)が設置されており、吸着バルブがONになると弁が開いて空気圧の供給が行われる。これにより吸着ノズル52は、電子部品Pの吸着時には空気圧供給手段から負圧が供給されて、その負圧による吸引力で電子部品Pを吸着してピックアップできるようになっている。尚、基台11上には、複数種の吸着ノズル52を保管し、基板B上に載置される電子部品Pを吸着するのに適した吸着ノズル52を適宜選択可能とするノズルストッカー(図示せず)が設置されている。
基台11においてコンベア20のフロント側とリア側には、図2に示すように、部品認識カメラ(本発明の「第1の部品認識カメラ」を構成する。)12がそれぞれ設置されている。部品認識カメラ12は、吸着ノズル52で吸着された電子部品Pの吸着姿勢をZ軸方向下方から撮像して、電子部品Pの下面側の撮像画像を得ることができる。部品認識カメラ12は詳細には、光電変換素子を含んで構成され、得られた画像をアナログ画像信号に変換する。このアナログ画像信号は、後述する画像処理部100へ出力され、画像処理部100内のA/D変換部(図示せず)によりデジタル画像信号に変換される。尚、部品認識カメラ12の近傍には、吸着ノズル52に吸着された電子部品Pを照明する照明装置91が設けられている。
ヘッドユニット支持部材42の下面側には、サイドビューカメラ(本発明の「第2の部品認識カメラ」を構成する。)13が設置されている。サイドビューカメラ13は、図3に示すように、ヘッドユニット支持部材42の下面部中央から下方に垂下形成されており、その下端部において吸着ノズル52で吸着された電子部品Pの吸着姿勢をY軸方向奥側から撮像して、電子部品Pの側面側の撮像画像を得ることができる。その他の詳細な構成については、部品認識カメラ12と同様であって、得られた画像をアナログ画像信号に変換し、このアナログ画像信号が画像処理部100へ出力される。
ヘッドユニット40の外面には、一対の基板認識カメラ14(本発明の「部品供給位置撮像カメラ」を構成し、「位置決めカメラ」に相当する。)がヘッドユニット40の両側と一体に取り付けられている。この基板認識カメラ14は基板Bのフィデューシャルマーク(本発明の「位置決め用マーク」に相当する。)を撮像して基板Bの位置を認識するためのものである。両基板認識カメラ14はX軸方向に所定間隔を空けて配置され、ヘッドユニット40の移動に伴ってX軸方向及びY軸方向に移動される。また、両基板認識カメラ14のうちいずれか一方が選択されることで基板B上面における可動領域の全範囲を撮像可能である。尚、基板認識カメラ14は上記部品認識カメラ12と同様の構成であって、基板認識カメラ14によって得られた画像がアナログ画像信号に変換され、このアナログ画像信号が画像処理部100へ出力される。
次に、本実施形態による表面実装機10のコントローラ70を中心とした電気的構成について図4を参照して説明する。コントローラ70には、演算処理部71と、実装プログラム記憶手段72と、搬送系データ記憶手段73と、モータ制御部80と、外部入出力部110と、画像処理部100と、検査手段120とから構成されている。
モータ制御部80には、X軸モータ44、Y軸モータ46、Z軸モータ48、及びR軸モータ49が接続されている。モータ制御部80は、実装プログラム記憶手段72に記憶された実装プログラムに基づいて各モータ44、46、48、及び49を駆動させるのに必要な電圧及び電流を各モータに供給する。これにより、電子部品PはX軸、Y軸、Z軸、及びR軸方向に自在に搬送される。尚、X軸モータ44、Y軸モータ46はヘッドユニット40をXY方向に駆動するものであり、各1個が配置され、Z軸モータ48はヘッド41毎に各1個配置される。
外部入出力部110には、空気圧供給手段により吸着ノズル52に供給された負圧を検知するための圧力センサ15が接続されている。圧力センサ15は空気圧の変化を電気信号に変換する感圧素子を備えて構成され、吸着ノズル52の先端に供給される負圧の供給路に設けられている。圧力センサ15により測定された負圧値は電気信号として検査手段120に送出され、この電気信号に基づいて検査手段120により負圧値の状態について正常か否かの判定がなされる。尚、この検査については、後の動作説明において詳述する。
画像処理部100には、部品認識カメラ12、サイドビューカメラ13、及び基板認識カメラ14が接続されている(図4参照)。画像処理部100は、部品認識カメラ12により撮像された撮像画像に基づいて電子部品Pの認識を行い、この認識された画像に基づいて電子部品Pの吸着状態についての検査が検査手段120により行われる。このとき、電子部品Pの吸着状態の一形態である電子部品Pの有無については必ず検査が行われる。そして、検査手段120による検査結果が表示ユニット(本発明の「表示装置」に相当する。)90に、後に詳述するように表示される。尚、電子部品Pの有無は、部品認識カメラ12の代わりにサイドビューカメラ13を用いて検査を行ってもよく、この検査は、後に詳述するように圧力センサ15によって測定された負圧値に基づいても行われている。
続いて、本実施形態の表面実装機10により電子部品Pを基板B上面の所定の実装位置に搭載する動作について図9ないし図14を参照して説明する。
コンベア20によって基板Bが上流側から表面実装機10の機内に搬入されると(S10)、所定の位置で基板Bがコンベア20上に固定される(S20)。次に、基板認識カメラ14により基板Bのフィデューシャルマークが認識されることで基板BのX軸方向及びY軸方向における位置が認識される。
そして、モータ制御部80によりX軸モータ44、Y軸モータ46、及びZ軸モータ48が作動され、吸着ノズル52が電子部品Pを吸着可能な位置となるようヘッドユニット40が移動される。この後、ヘッド41が下降すると共に吸着ノズル52に負圧が供給され、部品供給部30の部品供給位置に保持された電子部品Pの吸着を行う(S30)。
ここで、電子部品Pの吸着動作に関しては、ヘッドユニット40にヘッド41(吸着ノズル52)がn台設けられているので、その詳細な動作について図10を参照しながら説明する。まず、ヘッド番号nを1に初期化する(S301)。番号nに対応するヘッド41を使用する場合には(S302のYes)、番号nに対応する電子部品Pが供給される部品供給位置に向けてヘッドユニット40を移動させる。そして、吸着バルブをONにすることで(S303)供給路が開放されて空気圧供給手段から吸着ノズル52の先端に負圧が供給される。吸着ノズル52に負圧が供給されると、供給開始から50msec後の負圧値が圧力センサ15によって計測される(S304)。
ここで、吸着ノズル52への負圧供給開始時の検査について説明する。吸着バルブがONとなり空気圧供給手段により吸着ノズル52に負圧が供給されると、負圧供給前に比べて負圧値が上昇する。このとき、図5に示すように、供給開始後50msec後の負圧値が所定の部品吸着判定レベル以下の場合には、検査手段120により負圧値の状態はOKであると判定され、引き続き吸着ノズル52による電子部品Pの吸着動作が行われる。一方、供給開始後50msec後の負圧値が所定の部品吸着判定レベルより大きい場合には、検査手段120により負圧値の状態はNGであると判定される。このように負圧レベルが高いときにエラーとするのは、吸着ノズル52の先端に異物が付着していたり、あるいは、電子部品Pの持ち帰りエラー(本来基板B上に実装されるべき電子部品Pが実装されずに吸着ノズル52の先端に吸着されたままの状態となっている不良)が発生したりする可能性があるためである。
したがって、圧力センサ15によって計測された負圧値が部品吸着判定レベルより小さい場合には負圧値の状態は正常であるから(S305のYes)、部品供給位置に保持された電子部品Pに向けてヘッド41を下降させた後、電子部品Pをヘッド41に吸着させてヘッド41を上昇させる(S306)。全てのヘッド41について吸着動作が完了したか否かを判定し(S308)、全てのヘッド41について吸着動作を完了させるまでヘッド番号nをインクリメントして(S309)、上述の吸着動作を繰り返す。尚、番号nに対応するヘッド41を使用しない場合には(S302でNo)、そのヘッド41を飛ばして次のヘッド41の吸着動作が行われる。
上述の吸着動作が繰り返されているとき、圧力センサ15によって計測された負圧値が部品吸着レベルより大きいヘッド41が現れた場合(S305でNo)、電子部品Pの吸着動作を行うことなく、吸着エラーフラグが番号nと関連付けてセットされる(S307)。
次に、電子部品Pの吸着動作が、1台のヘッドユニット40に設けられた全てヘッド41について完了すると(S308のYes)、サイドビューカメラ13による電子部品Pの撮像が行われる撮像ポイントまでヘッドユニット40を移動させ、サイドビューカメラ13によって吸着ノズル52に吸着された電子部品Pの撮像が行われる(図9 S40)。このサイドビューカメラ13による電子部品Pの撮像動作については図11のステップS401〜S407に示す通りで、電子部品を吸着した全てのヘッド41について実行され、それらの画像Anがメモリに記憶される。
一方、部品認識カメラ12による電子部品Pの部品認識も実行される(図9 S50)。この部品認識カメラ12による電子部品Pの部品認識動作については図12のステップS501〜S507に示す通りで、電子部品を吸着した全てのヘッド41について実行され、それらの画像Bnがメモリに記憶される。
部品認識カメラ12による電子部品Pの部品認識が完了し、ヘッドユニット40が所定の実装位置に至ると、ヘッド41を下降させて電子部品Pの実装が行われる(図9 S60)。この電子部品Pの実装については図13を参照して詳細に説明する。
まず、ヘッド番号nを1に初期化する(S601)。番号nに対応するヘッド41に電子部品Pの吸着動作を行った場合には(S602のYes)、基板B上面において電子部品Pの実装が行われる所定の実装位置までヘッドユニット40を移動させる(S603)。この移動に際しては、部品認識カメラ12による撮像画像から、吸着ノズル52に対する電子部品Pの吸着ずれが算出され、この吸着ずれ分の補正をしつつX軸モータ44、Y軸モータ46、及びR軸モータ49の駆動がされる。
尚、ステップS602の判断は、ステップS306で吸着がされたか否かのデータをメモリに記憶しておいて、このデータを使う方法と、ステップS307で実施される吸着エラーフラグのセットがあるか否かを判断する方法とで行われる。また、ステップS602の判断に関わる吸着エラーフラグのセットは、ステップS307のみでなく、複数の方法があり得る。すなわち、ステップS404で画像Anを保存するだけでなく、この画像Anを標準となる正常吸着画像An0と比較して、吸着エラーがあるか否かを判断し、吸着エラーがある場合に吸着エラーフラグのセットをする方法、ステップS504で画像Bnを保存するだけでなく、この画像Bnを標準となる正常吸着画像Bn0と比較して、吸着エラーがあるか否かを判断し、吸着エラーがある場合に吸着エラーフラグのセットをする方法等がある。
ここで、電子部品Pを所定の実装位置に向けて移動させる時の検査について説明する。この検査は、図6に示すように、移動開始前の負圧値と全開放状態(吸着ノズル52に電子部品Pが吸着されていない状態)の負圧値との差分を元差圧ΔP1とし、移動完了後の負圧値と全開放状態の負圧値との差分を現差圧ΔP2としたときに、(現差圧ΔP2/元差圧ΔP1)が50%より大きい場合には、検査手段120により負圧値の状態はOKであると判定される。一方、(現差圧ΔP2/元差圧ΔP1)が50%以下の場合には、検査手段120により負圧値の状態はNGであると判定される。このように、(現差圧ΔP2/元差圧ΔP1)が50%以下の場合にエラーとするのは、ヘッドユニット40の移動により電子部品Pが吸着ノズル52の先端から外れかけた状態となっている可能性があるためである。
したがって、(現差圧ΔP2/元差圧ΔP1)が50%より大きい場合には正常であるから(S604でNo)、基板B上面に向けて電子部品Pが吸着されたヘッド41を下降させると共に空気圧供給手段により吸着ノズル52に正圧が供給されて電子部品Pが所定の実装位置に搭載される(S605)。全てのヘッド41について搭載動作が完了したか否かを判定し(S606)、全てのヘッド41について搭載動作を完了させるまでヘッド番号nをインクリメントして(S608)、上述の搭載動作を繰り返す。尚、番号nに対応するヘッド41を使用しない場合には(S602でNo)、そのヘッド41を飛ばして次のヘッド41の搭載動作が行われる。
上述の搭載動作が繰り返されているとき、(現差圧ΔP2/元差圧ΔP1)が50%以下のヘッド41が現れた場合(S604でYes)、電子部品Pの搭載動作を行うことなく、吸着エラーフラグが番号nと関連付けてセットされる(S607)。
次に、電子部品Pの搭載動作が、1台のヘッドユニット40に設けられた全てヘッド41について完了すると(S606のYes)、吸着エラーフラグがセットされたか否かを判定する(図9 S70)。吸着エラーフラグがセットされていない場合には(S70のNo)、全ての電子部品Pについて搭載が完了したか否かを判定し、全ての電子部品Pの搭載が完了している場合には(S80)、コンベア20に固定された基板Bを開放すると共に(S90)、基板Bをコンベア20によって下流側に搬出し(S100)、次に部品実装を行う未処理の基板Bがない場合には(S110でNo)、運転を停止して(S120)、部品実装処理を終了する(S160)。
一方、本実施形態において吸着エラーフラグがセットされている場合には(S70でYes)、その吸着エラーが発生したヘッド41の番号nに対応する部品供給位置Pnが基板認識カメラ14により撮像されるようになっている(S130)。この基板認識カメラ14による電子部品Pの撮像動作については図14のステップS1301〜S1308に示す通りで、吸着エラーフラグがセットされた全てのヘッド41について実行され、それらの画像Cnがメモリに記憶される。
さて、本実施形態では、吸着エラーが発生した場合に、エラーメッセージと共に、部品認識カメラ12、サイドビューカメラ13、及び基板認識カメラ14によって撮像された撮像画像An、Bn、Cnが表示ユニット90に同時に表示される(S140)。尚、「同時に表示させる」とは、撮像画像An、Bn、Cnを表示ユニット90に「同時」に表示させる場合のみならず、例えば、作業者からの指示に従って撮像画像An、Bn、Cnを順次表示させることにより、最終的に複数の画像(2又は3の画像)を表示ユニット90に同時に表示させる場合も含む。
図7及び図8は吸着エラー発生時のエラー表示画面を例示したものであって、画面上部に表示された「部品吸着エラー」の表示が、吸着エラーであることを示している。また、画面右寄りに大きめに表示された「B101」のうち、「B」はヘッドユニット40に設けられた全ヘッド41の中で異常が発生したヘッド41の位置を示す表示であって、上述の動作説明におけるヘッド番号nに相当するものである。「101」は異常が発生したヘッド41によって電子部品Pの吸着動作が行われた部品供給部30のフィーダセット位置(本発明の「部品供給位置」に相当する。)を示している。さらに、電子部品Pの部品番号、吸着ノズル52のID、テープフィーダのID等についてもトレース情報として記録し、これらを表示ユニット90に表示させることも可能である。
また、画面中央には、3種類の撮像画像が表示されており、このうち左側の画像(図7の左側画像をL1といい、図8の左側画像をL2という。)は共に基板認識カメラ14により撮像された部品供給部30の部品供給位置の画像である。左側画像L1、L2によって、例えば電子部品Pが部品供給位置に残っていないかを確認することができる。図7の左側画像L1には電子部品Pが部品供給位置に残っていない状況が示され、図8の左側画像L2には電子部品Pが部品供給位置に残っている状況が示されている。
また、3種の撮像画像のうち中央の画像(図7の中央画像をC1といい、図8の中央画像をC2という。)は部品認識カメラ12により下方から撮像された電子部品Pの吸着状態を示す画像であって画像処理部100によって認識されると検査手段120による検査の判断の基礎とされた画像である。中央画像C1、C2によって、例えば吸着ノズル52に電子部品Pが吸着されているか否か、あるいは吸着ノズル52の先端の汚れ状態等を確認することができる。尚、図7の中央画像C1には電子部品Pが吸着されている状況が示され、図8の中央画像C2には吸着されていない状況が示されている。
また、3種の撮像画像のうち右側の画像(図7の右側画像をR1といい、図8の右側画像をR2という。)はサイドビューカメラ13により側方から撮像された電子部品Pの吸着状態を示す画像である。右側画像R1、R2によると、例えば電子部品Pの有無や電子部品Pの吸着状態を確認することができる。図7の右側画像R1には電子部品Pが傾いて吸着されている状況が示され、図8の右側画像R2には電子部品Pが吸着されていない状況が示されている。
次に、図7のエラー表示画面におけるエラー発生状況について説明する。このエラーは、電子部品Pが元々、傾いた姿勢で吸着ノズル52に吸着されていたために、ヘッドユニット40を部品認識カメラ12の上空から基板B上面の所定の実装位置に向けて移動させる途中で電子部品Pが吸着ノズル52から外れてしまい、現差圧ΔP2が元差圧ΔP1の50%以下にまで落ち込んだために異常と判定されたものである。このような場合、中央画像C1を確認しただけでは、電子部品Pが傾いた姿勢であることがわかりにくい。そこで、右側画像R1を確認することにより、電子部品Pが吸着ノズル52に対して傾いた姿勢であったことを知ることができる。電子部品Pが傾いた姿勢で吸着された理由の一つとしては、吸着ノズル52の先端に異物が付着していたことが考えられるから、吸着ノズル52の先端を清掃する、あるいは吸着ノズル52を交換する等の措置を迅速に行うことができる。
続いて、図8のエラー表示画面におけるエラー発生状況について説明する。このエラーは、部品供給部30の部品供給位置から電子部品Pを吸着する際に吸着ミスにより電子部品Pの吸着が行われず、画像処理部100による部品認識の際に電子部品Pが認識できなかったために異常と判定されたものである。このような場合、中央画像C2を確認しただけでは、電子部品Pが部品供給部30の部品供給位置に残っているのかあるいは部品供給位置から部品認識カメラ12の上空まで移動する途中で電子部品Pが落下したのかを判断することができない。そこで、左側画像L2に示す部品供給位置の状態を確認することにより、電子部品Pが部品供給位置に残っていることが一目でわかり、吸着ミスが原因であったことを即座に知ることができる。このため、例えば吸着ミスの原因がテープフィーダの不良である場合は、テープフィーダを交換する等の措置をとることができる。さらに、中央画像C1、C2は元々、電子部品Pの部品認識の際に検査手段120による判断の基礎とされた画像であるから、検査手段120による検査が適切に行われていたか否かの判断もできる。
以上のように、吸着エラーに対する適切な措置が行われた後、運転継続の指示があると(S150のYes)、全ての電子部品Pについての搭載が完了していない場合には(S80でNo)、全ての吸着エラーフラグを初期化した上で、再び電子部品Pの吸着動作が実行される(S30)。また、メモリに保存されている全ての画像An、Bn、Cnのうち吸着エラーが発生しなかったときの画像については消去し、吸着エラーが発生したときの画像についてはトレース情報としてメモリからHDD等の外部記憶装置(図示しない)に転送し保存しておく。
上述のように、本実施形態では、以下の効果を奏することができる。
1.検査手段120により異常と判定されると、部品認識カメラ12、サイドビューカメラ13、及び基板認識カメラ14のうち少なくとも2つのカメラによって撮像された複数の画像をエラーメッセージと共に表示ユニット90に同時に表示させることができるから、異常が発生した場合の状況確認の作業効率を向上させることができる。さらに、3つのカメラ12、13、14を用いることで、効率よく撮像することができる。したがって、異常発生時に迅速な措置をとることが可能であると共に、表面実装機10の停止時間が減ることから、稼働率を向上させることも可能である。
2.部品認識カメラ12による撮像画像を作業者が確認することによって検査手段120による判定結果が正しいか否かを確認することができる。
3.吸着エラー発生時に、基板認識カメラ14によって撮像された部品供給位置の画像を確認することによって吸着ミスによるものか、あるいは運搬中の部品脱落によるものかを確認することができる。
4.部品認識カメラ12とサイドビューカメラ13により電子部品Pを多面的に確認することができるから、電子部品Pの有無や電子部品Pの吸着状態についてより詳細な情報を得ることができる。
5.既存構造である基板認識カメラ14を利用して、部品供給位置を撮像することができるから、基板認識カメラ14とは別にカメラを設置しなくてもよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では、3つのカメラ12、13、14を備えた構成を例示しているものの、本発明によると、3つのカメラ12、13、14のうちいずれか2つのカメラを備えた構成であってもよく、例えばサイドビューカメラ13がない構成としてもよい。
(2)本実施形態では、3つのカメラ12、13、14により撮像された撮像画像を表示ユニット90に同時に表示させているものの、本発明によると、基板認識カメラ14によって部品吸着位置を撮像しない場合には、2つのカメラ12、13により撮像された撮像画像を表示ユニット90に同時に表示させてもよい。
(3)本実施形態では、表示ユニット90に部品認識カメラ12による撮像画像を表示させているものの、本発明によれば、必ずしも表示ユニット90に部品認識カメラ12による撮像画像を表示させなくてもよく、その場合には、サイドビューカメラ13と基板認識カメラ14による撮像画像を表示させればよい。
(4)本実施形態では、検査手段120により電子部品Pが無しと判定された場合に、部品供給位置の画像を確認することにより電子部品Pの吸着ミスが発生したか否かを判定しているものの、本発明によれば、例えば、吸着前後における負圧値に基づいて電子部品Pの吸着ミスが発生したか否かを判定してもよい。
(5)本実施形態では、電子部品Pの吸着状態を下方と側方とから撮像しているものの、本発明によれば、電子部品Pを撮像する方向は下方と側方に限定されず、例えば斜め方向であってもよい。
(6)本実施形態では、基板認識カメラ14がヘッドユニット40と共に移動して部品供給位置を撮像しているものの、本発明によれば、部品供給位置を撮像する固定式のカメラを設置してもよい。
)本実施形態では、電子部品Pの下方からの撮像画像に基づいて電子部品Pの有無を判定しているものの、本発明によると、電子部品Pの側方からの撮像画像に基づいて電子部品Pの有無を判定してもよい。
)本実施形態では本発明の部品移載装置を表面実装機10に適用したものを例示しているが、本発明によると、IC部品を検査するために部品を検査ソケットに順次運搬載置する、所謂ICハンドラーと呼ばれる部品検査装置に適用したものであってもよい。
表面実装機の正面図 表面実装機の平面図 吸着ノズルによって吸着された電子部品を搬送する様子を示した概略図 表面実装機のブロック図 負圧供給開始時における負圧値の状態変化を示したグラフ ヘッドユニットの実装位置への移動に伴う負圧値の状態変化を示したグラフ 吸着エラー発生時のエラーメッセージ画面例1 吸着エラー発生時のエラーメッセージ画面例2 表面実装機による実装動作を示したフローチャート 部品吸着動作を示したフローチャート サイドビューカメラによる撮像動作を示したフローチャート 部品認識カメラによる認識動作を示したフローチャート 部品実装動作を示したフローチャート 基板認識カメラによる撮像動作を示したフローチャート
符号の説明
10…表面実装機(部品移載装置)
11…基台
12…部品認識カメラ(第1の部品認識カメラ)
13…サイドビューカメラ(第2の部品認識カメラ)
14…基板カメラ(部品供給位置撮像カメラ)
15…圧力センサ
20…コンベア
30…部品供給部
52…吸着ノズル
90…表示ユニット(表示装置)
120…検査手段
B…プリント基板(部品載置位置)
P…電子部品

Claims (6)

  1. 空気圧供給手段から吸着ノズルへ少なくとも負圧を供給する供給路を備えると共に、その供給路に前記負圧が供給されることによって、電子部品が供給される部品供給部から、前記電子部品を前記吸着ノズルによって吸着し、その吸着ノズルを駆動手段によって部品供給位置から前記電子部品を載置する部品載置位置まで駆動する部品移載装置において、
    前記吸着ノズルにより吸着された前記電子部品の吸着状態を下方から撮像する第1の部品認識カメラ、前記吸着ノズルにより吸着された前記電子部品の吸着状態を前記第1の部品認識カメラとは異なる方向から撮像する第2の部品認識カメラとの2つの内少なくとも一つのカメラと、前記部品供給位置を撮像する部品供給位置撮像カメラと、これらのカメラにより撮像された画像を表示する表示装置と、
    前記供給路に設けられ同供給路内の負圧を検知する圧力センサと、
    前記圧力センサにより検出された負圧値に基づいて、前記電子部品の少なくとも有無を含んだ前記電子部品の吸着状態を検査する検査手段と、
    この検査手段を含み、部品吸着前における前記負圧値が部品吸着判定レベルより大きい場合に、前記吸着ノズルによる部品吸着を中止するとともに、前記第1の部品認識カメラあるいは前記第2の部品認識カメラのいずれかによる撮像も中止し、
    前記負圧値が部品吸着判定レベルより小さい場合に、前記吸着ノズルによる部品吸着を実施するとともに、前記第1の部品認識カメラあるいは前記第2の部品認識カメラのいずれかによる撮像を実施し、
    部品吸着後に実装位置への移動を開始する前における前記負圧値と、同移動を開始した後における前記負圧値との関係に基づき吸着状態の異常の有無を判定し、
    異常と判定された場合に、前記部品供給位置撮像カメラにより前記部品供給位置を撮像し、しかる後にエラーメッセージと共に、前記第1の部品認識カメラと前記第2の部品認識カメラとの2つの内少なくとも一つのカメラにより撮像された画像と、前記部品供給位置撮像カメラによって撮像された画像との複数の画像を同時に前記表示装置に表示させるコントローラと、を備える部品移載装置。
  2. 少なくとも前記第1の部品認識カメラを備え、前記コントローラは、部品吸着前において、前記負圧値が部品吸着判定レベルより小さい場合に、前記吸着ノズルによる部品吸着を実施するとともに、少なくとも前記第1の部品認識カメラによる撮像を実施し、
    部品吸着後における吸着状態の異常の有無の判定の結果異常と判定された場合に、少なくとも前記第1の部品認識カメラによる撮像を実施し、
    しかる後に前記エラーメッセージと共に、少なくとも前記第1の部品認識カメラによ撮像された画像を前記表示装置に表示させるようにした請求項1記載の部品移載装置。
  3. 前記第2の部品認識カメラは、前記電子部品の吸着状態を側方から撮像する請求項1または請求項2に記載の部品移載装置。
  4. 前記部品載置位置に設けられた位置決め用マークを撮像する位置決めカメラを備えたものにおいて、その位置決めカメラが前記部品供給位置撮像カメラとして前記部品供給位置を撮像する請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の部品移載装置。
  5. 基台上に基板搬送手段を備え、その基板搬送手段により搬送された基板に請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の部品移載装置が前記電子部品を実装する表面実装機。
  6. 前記電子部品に検査用電流を流し、前記電子部品からの出力電流により前記電子部品の良否を判定する部品検査ユニットと、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の部品移載装置とを備えた電子部品検査装置であって、前記部品移載装置における前記部品載置位置が前記部品検査ユニットにおける前記電子部品への電流の入出力部となる検査部品載置部とされている電子部品検査装置。
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