JP7261309B2 - 部品実装機 - Google Patents

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Description

本明細書は、部品実装機について開示する。
従来より、吸着ノズル等の保持部材によって部品を保持して基板に実装する部品実装機が知られている。例えば、特許文献1には、一定期間の画像データをメモリに記憶すると共にその画像データを順次更新する高速ビデオカメラで部品の装着状態を撮像する部品実装機が開示されている。この部品実装機は、高速ビデオカメラによって部品の装着状態を撮像すると共に各装着動作直後にレーザ変位センサを用いて部品の装着良否を検出し、部品の装着不良を検出したときにその直前の一定時間の画像データを高速ビデオカメラからビデオレコーダのメモリに取り出す。これにより、装着エラーが生じたときの部品装着動作を画像で確認することができ、装着エラーの解析を適正に行なうことができるとしている。
特開2002-111299号公報
しかしながら、上述した部品実装機では、装着動作が行なわれる度に部品の装着良否を検出するため、検出に時間を要し、生産性が悪化してしまう。また、上述した部品実装機では、部品の装着状態を確認するために専用のビデオカメラやビデオレコーダが必要であり、装置が大型化すると共にコスト増を招く。
本開示は、生産性の悪化を抑制しつつ、不良品の発生を早期に発見することができる部品実装機を提供することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の部品実装機は、
部品を保持して基板に実装する部品実装機であって、
前記部品を保持する保持部材を有するヘッドと、
前記保持部材に保持されている部品の状態を検査する実装前検査を行ない、前記実装前検査において正常判定がなされた場合に前記保持部材に保持されている部品が前記基板に実装されるよう前記ヘッドを制御し、前記実装前検査において異常判定がなされた場合または前記実装前検査において正常判定される許容範囲内にあるが異常が疑われる異常被疑判定がなされた場合に前記ヘッドによって既に前記基板に実装された部品の状態を検査する実装後検査を行なう制御装置と、
を備えることを要旨とする。
この本開示の部品実装機は、部品を保持する保持部材を有するヘッドと、ヘッドを制御する制御装置とを備える。制御装置は、保持部材に保持されている部品の状態を検査する実装前検査を行ない、実装前検査において正常判定がなされた場合に保持部材に保持されている部品が基板に実装されるようヘッドを制御する。また、制御装置は、実装前検査において異常判定がなされた場合または実装前検査において正常判定される許容範囲内にあるが異常が疑われる異常被疑判定がなされた場合にヘッドによって既に基板に実装された部品の状態を検査する実装後検査を行なう。実装前検査の判定には許容範囲が定められているため、定められている許容範囲によっては実装前検査において誤判定により異常が見過ごされる可能性がある。このため、本開示の部品実装機は、実装前検査において異常判定や異常被疑判定がなされた場合に、その前に実装前検査を通過して既に実装された部品に対して実装後検査を行なう。これにより、実装後検査を適正に行なって不良品の発生を早期に発見することができる。また、本開示の部品実装機は、実装前検査において異常判定や異常被疑判定がなされた場合に実装後検査を行なうため、基板に実装された部品の全てに対して実装後検査を行なうものに比して、生産性の悪化を抑制することができる。これらの結果、生産性の悪化を抑制しつつ、不良品の発生を早期に発見することができる部品実装機とすることができる。
本実施形態の部品実装機10を含む部品実装システム1の構成の概略を示す構成図である。 部品実装機10の構成の概略を示す構成図である。 部品実装機10の制御装置60と管理装置80の電気的な接続関係を示すブロック図である。 制御装置60のCPU61により実行される部品実装処理の一例を示すフローチャートである。 実装情報と判定情報の一例を示す説明図である。 実装後検査処理の一例を示すフローチャートである。 他の実施形態に係る実装後検査処理を示すフローチャートである。 他の実施形態に係るヘッド140の構成の概略を示す構成図である。 他の実施形態に係る実装後検査処理を示すフローチャートである。
次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の部品実装機10を含む部品実装システム1の構成の概略を示す構成図である。図2は、部品実装機10の構成の概略を示す構成図である。図3は、部品実装機10の制御装置60および管理装置80の電気的な接続関係を示す説明図である。なお、図1および図2中、左右方向がX軸方向であり、前(手前)後(奥)方向がY軸方向であり、上下方向がZ軸方向である。
部品実装システム1は、図1に示すように、印刷機2と、印刷検査装置3と、部品実装機10と、リフロー装置4と、実装検査装置5と、システム全体をコントロールする管理装置80と、を備える。ここで、印刷機2は、基板S上に半田を印刷するものである。印刷検査装置3は、基板S上に印刷された半田の状態を検査するものである。部品実装機10は、基板S上に部品を実装するものである。リフロー装置4は、基板Sを加熱して半田を溶融させた後、冷却して基板S上に部品を電気的に接続,固定するものである。実装検査装置5は、基板Sに実装された部品の状態を検査するものである。以下、部品実装機10について更に詳細に説明する。
部品実装機10は、図2に示すように、部品供給装置21と、基板搬送装置22と、ヘッド移動装置30と、ヘッド40と、制御装置60(図3参照)とを備える。また、部品実装機10は、これらの他に、パーツカメラ24やマークカメラ25、廃棄ボックス26、ノズルステーション27なども備える。部品実装機10は、基板搬送方向(X軸方向)に複数台並べて配置されて、生産ラインを構成する。生産ラインは、管理装置80によって管理される。
部品供給装置21は、部品実装機10の基台11の前端部に設けられるテープフィーダを備える。テープフィーダは、左右方向(X軸方向)に並ぶように設置され、長手方向に所定間隔をおいて形成された複数の凹部にそれぞれ部品が収容されたテープをリールから前後方向(Y軸方向)に引き出すことにより部品を供給する。
基板搬送装置22は、前後方向(Y軸方向)に間隔を空けて基台11上に配置される一対のコンベアレールを備える。基板搬送装置22は、一対のコンベアレールを駆動することにより基板Sを図1の左から右(基板搬送方向)へと搬送する。
ヘッド移動装置30は、図2に示すように、一対のX軸ガイドレール31と、X軸スライダ32と、X軸アクチュエータ33(図3参照)と、一対のY軸ガイドレール35と、Y軸スライダ36と、Y軸アクチュエータ37(図3参照)と、を備える。一対のY軸ガイドレール35は、Y軸方向に互いに平行に延在するように筐体12の上段に設置される。Y軸スライダ36は、一対のY軸ガイドレール35に架け渡されている。Y軸アクチュエータ37は、Y軸スライダ36をY軸ガイドレール35に沿ってY軸方向に移動させる。一対のX軸ガイドレール31は、X軸方向に互いに平行に延在するようにY軸スライダ36の前面に設置される。X軸スライダ32は、一対のX軸ガイドレール31に架け渡されている。X軸アクチュエータ33は、X軸スライダ32をX軸ガイドレール31に沿ってX軸方向に移動させる。X軸スライダ32にはヘッド40が取り付けられている。ヘッド移動装置30は、X軸スライダ32とY軸スライダ36とを移動させることで、ヘッド40をX軸方向とY軸方向とに移動させる。
ヘッド40は、図3に示すように、Z軸アクチュエータ41とθ軸アクチュエータ43とを備える。Z軸アクチュエータ41は、吸着ノズル45を上下方向(Z軸方向)に移動させる。また、θ軸アクチュエータ43は、吸着ノズル45をZ軸周りに回転させる。吸着ノズル45の吸引口は、図示しないが、電磁弁により負圧源と正圧源とエア導入口とに対して選択的に連通する。ヘッド40は、吸着ノズル45の吸引口を負圧源と連通させた状態で吸着ノズル45の吸引口を部品の上面に当接させることで、当該吸引口に作用する負圧によって部品を吸着することができる。また、ヘッド40は、吸着ノズル45の吸引口を正圧源と連通させることで、当該吸引口に作用する正圧によって部品の吸着を解除することができる。
パーツカメラ24は、基台11の部品供給装置21と基板搬送装置22との間に設置される。パーツカメラ24は、吸着ノズル45に吸着させた部品がパーツカメラ24の上方を通過する際、部品の底面を当該部品の底面に垂直な方向から撮像する。パーツカメラ24により撮像された撮像画像は、制御装置60へ出力される。制御装置60は、パーツカメラ24の撮像画像に対して部品を認識する画像処理を行なうことで、当該部品を実装する前の実装前検査として、吸着ノズル45に部品が吸着されているか否かの判定や、吸着されている部品が正常であるか否かの判定、吸着されている部品のX軸方向,Y軸方向およびθ軸方向の各位置ずれ量(Δx,Δy,Δθ)が許容範囲内にあるか否かの判定などを行なう。
マークカメラ25は、X軸スライダ32に取り付けられている。マークカメラ25は、基板Sの表面に付されたマークを当該表面に垂直な方向から撮像する。マークカメラ25により撮像された撮像画像は、制御装置60へ出力される。制御装置60は、マークカメラ25の撮像画像に対してマークを認識する画像処理を行なうことで、基板Sの位置を確認する。
廃棄ボックス26は、吸着した部品に異常が生じているときに当該異常の対象となった部品を廃棄するためのものである。ノズルステーション27は、ヘッド40が複数種類の部品を実装する際に、部品の種類に応じてその吸着に適した交換用の吸着ノズル45を複数収容するものである。
制御装置60は、図3に示すように、CPU61を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPU61の他に、ROM62と、HDD63と、RAM64と、入出力インタフェース65とを備える。これらは、バス66を介して電気的に接続されている。制御装置60には、各種検出信号が入出力インタフェース65を介して入力されている。制御装置60に入力される各種検出信号には、X軸スライダ32の位置を検知するX軸位置センサ34からの位置信号や、Y軸スライダ36の位置を検知するY軸位置センサ38からの位置信号、吸着ノズル45のZ軸方向における位置を検出するZ軸位置センサ42からの位置信号、吸着ノズル45のθ軸方向における位置を検出するθ軸位置センサ44からの位置信号がある。また、制御装置60に入力される各種信号には、パーツカメラ24からの画像信号や、マークカメラ25からの画像信号などもある。一方、制御装置60からは、各種制御信号が入出力インタフェース65を介して出力されている。制御装置60から出力される各種制御信号には、部品供給装置21への制御信号や、基板搬送装置22への制御信号がある。また、制御装置60から出力される各種制御信号には、X軸アクチュエータ33への駆動信号、Y軸アクチュエータ37への駆動信号、Z軸アクチュエータ41への駆動信号、θ軸アクチュエータ43への駆動信号などもある。さらに、制御装置60から出力される各種制御信号には、パーツカメラ24への制御信号や、マークカメラ25への制御信号などもある。また、制御装置60は、管理装置80と双方向通信可能に接続されており、互いにデータや制御信号のやり取りを行っている。
管理装置80は、例えば、汎用のコンピュータであり、図3に示すように、CPU81とROM82とHDD83とRAM84と入出力インタフェース85などを備える。これらは、バス86を介して電気的に接続されている。この管理装置80には、マウスやキーボード等の入力デバイス87から入力信号が入出力インタフェース85を介して入力されている。また、管理装置80からは、ディスプレイ88への画像信号が入出力インタフェース85を介して出力されている。HDD83は、基板Sの生産ジョブを記憶している。ここで、基板Sの生産ジョブには、各部品実装機10においてどの部品をどの順番で基板Sへ実装するか、また、そのように部品を実装した基板Sを何枚作製するかなどの生産スケジュールが含まれる。管理装置80は、オペレータが入力デバイス87を介して入力した各種データに基づいて生産ジョブを生成し、生成した生産ジョブを各部品実装機10へ送信することで、各部品実装機10に対して生産の開始を指示する。
次に、こうして構成された本実施形態の部品実装機10の動作について説明する。図4は、制御装置60のCPU61により実行される部品実装処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、オペレータによって生産の開始が指示されたときに実行される。制御装置60は、管理装置80から送信された生産ジョブを受信し、受信した生産ジョブに基づいて部品実装処理を実行する。
部品実装処理が実行されると、制御装置60のCPU61は、まず、吸着ノズル45に部品供給装置21から供給された部品を吸着させる吸着動作を行なう(S100)。吸着動作は、具体的には、部品供給装置21から部品が供給される部品供給位置の上方へ吸着ノズル45が移動するようヘッド移動装置30を駆動制御し、吸着ノズル45の先端(吸引口)が部品の上面に当接するまで吸着ノズル45が下降するようZ軸アクチュエータ41を駆動制御すると共に吸着ノズル45の吸引口に負圧が作用するよう電磁弁を駆動制御することにより行なう。続いて、CPU61は、吸着ノズル45に吸着させた部品がパーツカメラ24の上方へ移動するようヘッド移動装置30を駆動制御して(S110)、当該部品をパーツカメラ24で撮像する(S120)。
CPU61は、部品を撮像すると、得られた撮像画像において部品を認識する画像処理を行なう(S130)。部品の認識は、例えば、予め登録された部品のテンプレートデータを用いて撮像画像の中心から順にパターンマッチングを適用することにより行なうことができる。CPU61は、上述したように、画像処理によって、実装前検査として、吸着ノズル45に部品が吸着されている(撮像画像中に部品が正常に認識された)か否かの判定や、吸着されている部品が正常(正しい部品)であるか否かの判定、吸着されている部品のX軸方向,Y軸方向およびθ軸方向の各位置ずれ量(Δx,Δy,Δθ)が許容範囲内にあるか否かの判定などを行なう。
CPU61は、実装前検査の結果が正常であるか否かを判定する(S140)。CPU61は、本実施形態では、吸着ノズル45に部品が吸着されており、吸着されている部品が正常であり、且つ、吸着されている部品の各位置ずれ量(Δx,Δy,Δθ)が許容範囲内にあるなどの条件を全て満たしている場合に正常であると判定し、いずれかの条件を満たさない場合に異常であると判定する。
CPU61は、実装前検査の結果が正常であると判定すると、異常の疑いがあるか否かを判定する(S150)。CPU61は、例えば、画像処理(パターンマッチング)に通常よりも長い時間を要した場合に異常の疑いがあると判定する。また、CPU61は、例えば、部品の各位置ずれ量(Δx,Δy,Δθ)が許容範囲内にあるが此までの位置ずれ量の傾向とは異なった傾向が現われた場合(例えば、前回算出した位置ずれ量に対して今回算出した位置ずれ量が所定量以上変化している場合)にも異常の疑いがあると判定する。
CPU61は、ステップS140,S150において、実装前検査の結果が正常であり、異常の疑いもないと判定すると、ステップS130の画像処理によって判定された各位置ずれ量(Δx,Δy,Δθ)に基づいて部品の実装位置を補正する(S180)。そして、CPU61は、吸着ノズル45に吸着されている部品を補正した実装位置に実装する実装動作を行なう(S190)。実装動作は、具体的には、吸着ノズル45に吸着されている部品が実装位置の上方へ移動するようヘッド移動装置30を駆動制御し、部品が基板Sに当接するまで吸着ノズル45が下降するようZ軸アクチュエータ41を駆動制御すると共に吸着ノズル45の吸引口に正圧が作用するよう電磁弁を駆動制御することにより行なう。CPU61は、実装動作を行なうと、実装情報をHDD63に記憶する(S200)。実装情報には、図5に示すように、実装した部品の実装順序を示すシーケンス番号や、実装した部品に関する部品情報、部品の実装に使用した吸着ノズル45に関する使用ノズル情報、部品を実装した実装位置などが含まれる。なお、図5には、後述する判定情報についても図示した。そして、CPU61は、要実装後検査フラグFが値1であるか否かを判定する(S210)。要実装後検査フラグFは、後述する実装後検査の実行の要否を示すものである。要実装後検査フラグFには、実装後検査の実行が必要である場合には値1が設定され、実装後検査の実行が不要である場合には値0が設定される。実装前検査の結果が正常であり、異常の疑いもないときには、要実装後検査フラグFは値0のままであり、CPU61は、ステップS210で否定的な判定をして本処理を終了する。
CPU61は、ステップS140において、実装前検査の結果が異常であると判定すると、吸着ノズル45に吸着されている部品が廃棄ボックス26の上方へ移動するようヘッド移動装置30を駆動制御し(S230)、部品の吸着を解除することにより当該部品を廃棄ボックス26へ廃棄する(S240)。そして、CPU61は、要実装後検査フラグFに値1を設定すると共に(S250)、判定情報をHDD63に記憶して(S260)、ステップS210に進む。判定情報には、図5に示すように、シーケンス番号や、ステップS130で実行された実装前検査の結果を示す情報(ここでは異常を示す情報)、吸着された部品に関する部品情報、部品の吸着に使用した吸着ノズル45に関する使用ノズル情報などが含まれる。次に、CPU61は、ステップS210において要実装後検査フラグFが値1であると判定するため、実装後検査を実行して(S220)、本処理を終了する。
CPU61は、ステップS140,S150において、実装前検査の結果は正常であるが、異常の疑いがあると判定すると、要実装後検査フラグFに値1を設定すると共に(S160)、判定情報をHDD63に記憶する(S170)。続いて、CPU61は、部品の実装位置を補正し(S180)、実装位置に部品を実装する実装動作を行ない(S190)、実装情報をHDD63に記憶してから(S200)、要実装後検査フラグFが値1であるか否かを判定する(S210)。CPU61は、要実装後検査フラグFが値1であると判定するため、実装後検査を実行して(S220)、本処理を終了する。このように、実装後検査は、本実施形態では、実装前検査の結果が異常であると判定されるか、実装前検査の結果は正常であるが異常の疑いがあると判定された場合に実行される。また、実装前検査の結果が異常である場合には、吸着ノズル45に吸着されている部品は廃棄され、実装前検査の結果が正常であるが異常が疑われる場合には、吸着ノズル45に吸着されている部品は通常通り基板Sに実装される。
次に、実装後検査の詳細について説明する。実装後検査は、実装後検査処理を実行することにより行なわれる。図6は、実装後検査処理の一例を示すフローチャートである。実装後検査処理では、CPU61は、まず、変数Nを値0に初期化し(S300)、N回前に実装した部品を検査対象部品に設定する(S310)。ここでは、変数Nは値0であるから、直近に実装された部品が検査対象部品に設定されることになる。なお、実装前検査の結果が正常であるが異常が疑われる場合には、吸着ノズル45に吸着されている部品は通常通り基板Sに実装される。このため、CPU61は、異常が疑われる判定をして基板Sに実装した部品を最初の検査対象部品に設定する。
続いて、CPU61は、判定情報と実装情報とを参照して検査対象部品の実装位置を確認すると共に確認した検査対象部品の実装位置の上方へマークカメラ25が移動するようヘッド移動装置30を駆動制御する(S320)。次に、CPU61は、マークカメラ25で検査対象部品を撮像し(S330)、得られた撮像画像において部品を認識する画像処理を行なう(S340)。そして、CPU61は、検査対象部品が実装位置に正常に実装されているか否かを判定する(S350)。
CPU61は、検査対象部品が正常に実装されていると判定すると、変数Nが所定回数Nref以上であるか否かを判定する(S360)。CPU61は、変数Nが所定回数Nref未満であると判定すると、変数Nを値1だけインクリメントして(S370)、N回前に実装した部品を新たな検査対象部品に設定して、その検査対象部品の検査を行なうステップS310~S370の処理を繰り返す。CUP61は、ステップS310~S370の処理の繰り返しの過程において、ステップS350で異常と判定されることなく、ステップS360で変数Nが所定回数Nref以上であると判定すると、実装後検査を終了し、要実装後検査フラグFに値0を設定して(S380)、本処理を終了する。これにより、部品実装処理の実行が再開される。ここで、所定回数Nrefは、例えば、値5や値10などのように予め定められていてもよいし、オペレータの操作によって予め入力された値が設定されてもよい。
一方、CPU61は、ステップS310~S370の処理の繰り返しの過程において、ステップS360で変数Nが所定回数Nref以上となる前に、ステップS350で実装後検査の結果が異常と判定されると、生産を停止すると共に(S390)、要実装後検査フラグFに値0を設定して(S380)、本処理を終了する。これにより、CPU61は、生産の停止と共にオペレータコールを行なう。そして、CPU61は、オペレータコールによって呼び出されたオペレータにより異常の有無が確認されて処理の再開が指示されるまで、部品実装処理を実行しない。
上述したように、CPU61は、実装前検査において撮像画像から認識される部品の位置ずれ量(Δx,Δy,Δθ)が許容範囲内にあれば、吸着ノズル45に部品が正常に吸着されていると判定する。しかし、許容範囲によっては、実装前検査において異常が見過ごされ、その結果、実装不良が生じるおそれがある。また、実装前検査の結果が異常であった場合も、その前に正常と判定され実装された部品について異常が見過ごされていた可能性も考えられる。そこで、CPU61は、実装前検査の結果が異常であったり異常が疑われる場合に、直近から所定回数Nref前までに実装された各部品に対して実装後検査を行なう。これにより、実装不良を早期(リフロー装置4によるリフロー処理の前)に発見することができる。この結果、実装不良が生じた基板に対して次々に新たな部品が実装されて不良製品が生産されるのを抑止することができる。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の吸着ノズル45が保持部材に相当し、ヘッド40がヘッドに相当し、制御装置60が制御装置に相当する。また、ヘッド移動装置30が移動装置に相当し、マークカメラ25が撮像装置に相当する。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、CPU61は、実装前検査の結果が異常であったり異常が疑われる場合に、既に実装した部品に対して実装後検査を行なうものとした。しかし、CPU61は、実装前検査の結果が異常であった場合にのみ実装後検査を行なうものとしてもよいし、実装前検査の結果が正常であったが異常が疑われる場合にのみ実装後検査を行なうものとしてもよい。
上述した実施形態では、CPU61は、図6の実装後検査処理を実行するものとしたが、図6に代えて図7の実装後検査処理を実行してもよい。図7の実装後検査処理は、図6の実装後検査処理のステップS310の処理をステップS310Bの処理に置き換えただけのものである。図7の実装後検査処理では、CPU61は、実装前検査において異常や異常の疑いがあると判定された部品と同種の部品を実装情報および判定情報を参照して抽出し、抽出した部品の中でN回前に実装された部品を検査対象部品に設定する(S310B)。この処理は、判定情報に含まれる部品情報と同じ部品情報をもつ実装情報を抽出することにより行なうことができる。これにより、部品のロット等に起因して発生した異常を発見することが可能となる。
上述した実施形態では、ヘッド40は、単一の吸着ノズル45を備えるものとした。しかし、ヘッドは、複数の吸着ノズル45を備えるものとしてもよい。図8は、他の実施形態に係るヘッド140の構成の概略を示す構成図である。他の実施形態に係るヘッド140は、図示するように、ヘッド本体141と、複数のノズルホルダ142と、側面カメラ146と、R軸駆動装置150と、Q軸駆動装置160と、Z軸駆動装置170と、を備えるロータリ型のヘッドとして構成される。
ヘッド本体141は、円柱状の回転体として構成されている。ノズルホルダ142は、ヘッド本体141に対して円周方向に所定角度間隔(例えば45度間隔)で配列され、ヘッド本体141に昇降可能に支持されている。各ノズルホルダ142の先端部には、それぞれ吸着ノズル45が着脱可能に取り付けられる。側面カメラ146は、吸着ノズル45とこの吸着ノズル45に吸着された部品の側面とを撮像し、得られた撮像画像を制御装置60へ出力する。制御装置60は、側面カメラ146から入力した撮像画像から部品を認識する画像処理を行なうことにより、吸着ミスや吸着ずれ等の異常の有無を判定する。
R軸駆動装置150は、複数の吸着ノズル45をヘッド本体141の中心軸回りに円周方向に旋回(公転)させるものである。R軸駆動装置150は、上下方向に延びて下端がヘッド本体141の中心軸に取り付けられたR軸151と、R軸151の上端に設けられたR軸ギヤ152を回転駆動するR軸モータ154と、を備える。このR軸駆動装置150は、R軸モータ154によりR軸ギヤ152を回転駆動することにより、R軸151と共にヘッド本体141を回転させてヘッド本体141に支持された複数のノズルホルダ142を複数の吸着ノズル45と共に円周方向に旋回(公転)させる。また、R軸駆動装置150は、R軸モータ154の回転位置を検知するR軸位置センサ(図示せず)も備える。
Q軸駆動装置160は、各吸着ノズル45をその中心軸回りに回転(自転)させるものである。Q軸駆動装置160は、R軸151に対して同軸かつ相対回転可能に挿通される中空の上下2段のQ軸ギヤ161,162と、各ノズルホルダ142の上部に設けられ下段のQ軸ギヤ161と上下方向にスライド可能に噛み合うホルダギヤ163と、上段のQ軸ギヤ162を回転駆動するQ軸モータ165と、を備える。このQ軸駆動装置160は、Q軸モータ165によりQ軸ギヤ162を回転駆動することにより、Q軸ギヤ161がQ軸ギヤ162と一体回転し、Q軸ギヤ161と噛み合うホルダギヤ163を回転させて、各ノズルホルダ142をその中心軸回りに回転させる。ノズルホルダ142の先端部には吸着ノズル45が取り付けられているから、ノズルホルダ142が回転(自転)することにより、吸着ノズル45は、ノズルホルダ142と一体に回転(自転)する。各ノズルホルダ142の上部に設けられたホルダギヤ163は、何れも、同一歯数のギヤであり、Q軸ギヤ161と常時噛み合っている。このため、Q軸ギヤ161が回転すると、全てのノズルホルダ142(吸着ノズル45)は、同一回転方向に同一回転量をもって回転(自転)する。また、Q軸駆動装置160は、Q軸モータ165の回転位置を検知するQ軸位置センサ(図示せず)も備える。
Z軸駆動装置170は、ノズルホルダ142の旋回(公転)軌道上の1箇所に設けられ、ノズルホルダ142を昇降可能なものである。Z軸駆動装置170は、Z軸スライダ172と、Z軸スライダ172を昇降させるZ軸モータ171と、を備える。Z軸駆動装置170は、Z軸モータ171を駆動してZ軸スライダ172を昇降させることにより、Z軸スライダ172の下方にあるノズルホルダ142を吸着ノズル45と一体的に昇降させる。なお、Z軸モータ171は、リニアモータを用いてZ軸スライダ172を昇降させるものとしてもよいし、回転モータと送りねじ機構とを用いてZ軸スライダ172を昇降させるものとしてもよい。また、Z軸モータ171に代えてエアシリンダなどのアクチュエータを用いてZ軸スライダ172を昇降させるものとしてもよい。また、Z軸駆動装置170は、Z軸スライダ172の昇降位置を検知するZ軸位置センサ(図示せず)も備える。
こうして構成されたヘッド140を備える部品実装機10において、制御装置60のCPU61は、図9に示す実装後検査処理を実行することにより実装後検査を行なう。なお、図9の実装後検査処理は、図6の実装後検査処理のステップS310の処理をステップS310Cの処理に置き換えただけのものである。図9の実装後検査処理では、CPU61は、実装前検査において異常や異常の疑いがあると判定された部品で使用された吸着ノズル45(ノズルホルダ142)と同一の吸着ノズル45(ノズルホルダ142)を使用して実装された部品を実装情報および判定情報を参照して抽出し、抽出した部品の中でN回前に実装された部品を検査対象部品に設定する(S310C)。この実施形態においては、図4の部品実装処理のステップS170,S260で記憶される判定情報には、上述した図5に示す各情報の他、使用したノズルホルダ142を識別するためのホルダ情報も含まれる。また、部品実装処理のステップS200で記憶される実装情報には、上述した図5に示す各情報の他、使用したノズルホルダ142を識別するためのホルダ情報も含まれる。ステップS310Cの処理は、判定情報に含まれるホルダ情報と同じホルダ情報をもつ実装情報を抽出することにより行なうことができる。これにより、特定のノズルホルダ142や特定の吸着ノズル45に起因して発生した異常を発見することが可能となる。なお、ロータリ型のヘッド140を備える部品実装機では、CPU61は、パーツカメラ24により撮像された画像を用いた実装前検査の他に、側面カメラ146により撮像された画像を用いた実装前検査を行なう。CPU61は、側面カメラ146により撮像された画像を用いた実装前検査の結果が異常であったり異常の疑いがあると判定された場合に、実装済み部品に対して実装後検査を行なうものとしてもよい。
また、部品実装機10は、本体と本体の側面から突出した複数のリードとを有する部品(IC部品等)を実装する際に、複数のリードのコプラナリティ(複数のリードの先端部が同一平面上に位置する度合い)を判定するために、吸着ノズルに吸着した部品を斜めから撮像するコプラナリティ検出用カメラを備えるものとしてもよい。この場合、制御装置60のCPU61は、コプラナリティ検出用カメラにより撮像された画像を用いて実装前検査を行ない、その実装前検査の結果が異常であったり異常の疑いがあると判定された場合に、実装済み部品に対して実装後検査を行なうものとしてもよい。
以上説明したように、本開示の部品実装機は、部品を保持して基板に実装する部品実装機であって、前記部品を保持する保持部材を有するヘッドと、前記保持部材に保持されている部品の状態を検査する実装前検査を行ない、前記実装前検査において正常判定がなされた場合に前記保持部材に保持されている部品が前記基板に実装されるよう前記ヘッドを制御し、前記実装前検査において異常判定がなされた場合または前記実装前検査において正常判定される許容範囲内にあるが異常が疑われる異常被疑判定がなされた場合に前記ヘッドによって既に前記基板に実装された部品の状態を検査する実装後検査を行なう制御装置と、を備えることを要旨とする。
この本開示の部品実装機は、部品を保持する保持部材を有するヘッドと、ヘッドを制御する制御装置とを備える。制御装置は、保持部材に保持されている部品の状態を検査する実装前検査を行ない、実装前検査において正常判定がなされた場合に保持部材に保持されている部品が基板に実装されるようヘッドを制御する。また、制御装置は、実装前検査において異常判定がなされた場合または実装前検査において正常判定される許容範囲内にあるが異常が疑われる異常被疑判定がなされた場合にヘッドによって既に基板に実装された部品の状態を検査する実装後検査を行なう。実装前検査の判定には許容範囲が定められているため、定められている許容範囲によっては実装前検査において誤判定により異常が見過ごされる可能性がある。このため、本開示の部品実装機は、実装前検査において異常判定や異常被疑判定がなされた場合に、その前に実装前検査を通過して既に実装された部品に対して実装後検査を行なうことで、実装後検査を適正に行なって不良品の発生を早期に発見することができる。また、本開示の部品実装機は、実装前検査において異常判定や異常被疑判定がなされた場合に実装後検査を行なうため、基板に実装された部品の全てに対して実装後検査を行なうものに比して、生産性の悪化を抑制することができる。これらの結果、生産性の悪化を抑制しつつ、不良品の発生を早期に発見することができる部品実装機とすることができる。
こうした本開示の部品実装機において、前記制御装置は、直近から所定回前に実装された部品に対して前記実装後検査を行なうものとしてもよい。または、本開示の部品実装機において、前記ヘッドは、前記保持部材を複数有し、前記制御装置は、前記異常判定または前記異常被疑判定の対象となった判定対象部品を保持した保持部材と同一の保持部材により保持されて実装された部品の中で直近から所定回前に実装された部品に対して前記実装後検査を行なうものとしてもよい。こうすれば、保持部材に起因して発生した異常を適切に発見することが可能となる。あるいは、本開示の部品実装機において、前記制御装置は、前記異常判定または前記異常被疑判定の対象となった判定対象部品と同種の部品の中で直近から所定回前に実装された部品に対して前記実装後検査を行なうものとしてもよい。こうすれば、部品のロット等に起因して発生した異常を適切に発見することが可能となる。これらの場合、前記所定回は、ユーザの操作に基づいて設定されるものとしてもよい。
また、本開示の部品実装機において、前記ヘッドを移動させる移動装置と、前記移動装置により移動させられ、前記基板を撮像する撮像装置と、を備え、前記制御装置は、前記実装後検査の対象となる検査対象部品が前記撮像装置により撮像されるよう前記移動装置と前記撮像装置とを制御し、前記撮像装置により撮像された検査対象部品の撮像画像に基づいて前記実装後検査を行なうものとしてもよい。
本発明は、部品実装機の製造産業などに利用可能である。
1 実装システム、2 印刷機、3 印刷検査装置、4 リフロー装置、5 実装検査装置、10 部品実装機、11 基台、12 筐体、21 部品供給装置、22 基板搬送装置、24 パーツカメラ、25 マークカメラ、26 廃棄ボックス、27 ノズルステーション、30 ヘッド移動装置、31 X軸ガイドレール、32 X軸スライダ、33 X軸アクチュエータ、34 X軸位置センサ、35 Y軸ガイドレール、36 Y軸スライダ、37 Y軸アクチュエータ、38 Y軸位置センサ、40,140 ヘッド、41 45 吸着ノズル、60 制御装置、61 CPU、62 ROM 63 HDD、64 RAM、65 入出力インタフェース、66 バス、80 管理装置、81 CPU、82 ROM、83 HDD、84 RAM、85 入出力インタフェース、86 バス、87 入力デバイス、88 ディスプレイ、141 ヘッド本体、142 ノズルホルダ、146 側面カメラ、150 R軸駆動装置、151 R軸、152 R軸ギヤ、154 R軸モータ、155 R軸位置センサ、160 Q軸駆動装置、161,162 Q軸ギヤ、165 Q軸モータ、170 Z軸駆動装置、171 Z軸モータ、172 Z軸スライダ、S 基板。

Claims (6)

  1. 部品を保持して基板に実装する部品実装機であって、
    前記部品を保持する保持部材を有するヘッドと、
    前記保持部材に保持されている部品の状態を検査する実装前検査を行ない、前記実装前検査において正常判定がなされた場合に前記保持部材に保持されている部品が前記基板に実装されるよう前記ヘッドを制御する部品実装処理を行ない、前記実装前検査において異常判定がなされた場合または前記実装前検査において正常判定される許容範囲内にあるが異常が疑われる異常被疑判定がなされた場合に前記ヘッドによって既に前記基板に実装された部品の状態を検査する実装後検査を行なう制御装置と、
    を備え
    前記制御装置は、前記実装後検査の結果が異常でない場合には、前記部品実装処理の実行を再開し、前記実装後検査の結果が異常である場合には、生産を停止する、
    部品実装機。
  2. 請求項1に記載の部品実装機であって、
    前記制御装置は、直近から所定回前に実装された部品に対して前記実装後検査を行なう、
    部品実装機。
  3. 請求項1に記載の部品実装機であって、
    前記ヘッドは、前記保持部材を複数有し、
    前記制御装置は、前記異常判定または前記異常被疑判定の対象となった判定対象部品を保持した保持部材と同一の保持部材により保持されて実装された部品の中で直近から所定回前に実装された部品に対して前記実装後検査を行なう、
    部品実装機。
  4. 請求項1に記載の部品実装機であって、
    前記制御装置は、前記異常判定または前記異常被疑判定の対象となった判定対象部品と同種の部品の中で直近から所定回前に実装された部品に対して前記実装後検査を行なう、
    部品実装機。
  5. 請求項2ないし4いずれか1項に記載の部品実装機であって、
    前記所定回は、ユーザの操作に基づいて設定される、
    部品実装機。
  6. 請求項1ないし5いずれか1項に記載の部品実装機であって、
    前記ヘッドを移動させる移動装置と、
    前記移動装置により移動させられ、前記基板を撮像する撮像装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記実装後検査の対象となる検査対象部品が前記撮像装置により撮像されるよう前記移動装置と前記撮像装置とを制御し、前記撮像装置により撮像された検査対象部品の撮像画像に基づいて前記実装後検査を行なう、
    部品実装機。
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