JP2019114743A - 部品装着装置および部品装着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】方向検査のタイミングを柔軟に設定することができる部品装着装置および部品装着方法を提供することを目的とする。【解決手段】部品装着装置1は、部品担体に収納された部品をピックアップして基板に装着する装着ヘッド10と、装着ヘッド10でピックアップされる前の部品を撮像して部品の向きを検査する方向検査を実行する方向検査部31と、部品装着装置1で発生するイベントであって方向検査のトリガーとなる複数のイベントを予め登録しておき、方向性を有する部品に関連して登録されているイベントと同じイベントが発生したら部品をピックアップする前に方向検査を方向検査部31に実行させる制御部20と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、部品担体に収納された部品をピックアップして基板に装着する部品装着装置および部品装着方法に関する。
部品担体であるキャリアテープに収納された部品を装着ヘッドの吸着ノズルで取り出す前にキャリアテープ内の部品を装着ヘッドに備え付けのカメラで撮像して部品の方向性を検査(以下、方向検査)するものが知られている。例えば、特許文献1には方向検査の一種である部品の極性方向の検査(以下、極性検査)を行う部品装着装置が開示されている。極性検査は生産性を低下させるため、全ての部品に対して行うことは極めてまれである。このため、実際の運用では極性検査を補給されたキャリアテープの先頭の部品のみに行う、若しくは一定個数の部品を取り出す毎に行うのが一般的である。
特開2004−356604号公報
しかしながら、特許文献1に記載の極性検査では、キャリアテープそのものが部品を誤った方向で収納しているような場合は対応可能であるが、オペレータの作業ミスに起因して部品の方向に誤りが生じた場合は対応できない。また、当初は想定されていなかった作業ミスに対応しようとすると部品装着装置のプログラムを改造しなければならず、迅速な対策を講じることが困難であった。
そこで本発明は、方向検査のタイミングを柔軟に設定することができる部品装着装置および部品装着方法を提供することを目的とする。
本発明の部品装着装置は、部品担体に収納された部品をピックアップして基板に装着する装着ヘッドと、前記装着ヘッドでピックアップされる前の部品を撮像して前記部品の向きを検査する方向検査を実行する方向検査部と、部品装着装置で発生するイベントであって方向検査のトリガーとなる複数のイベントを予め登録しておき、方向性を有する部品に関連して登録されているイベントと同じイベントが発生したら前記部品をピックアップする前に方向検査を前記方向検査部に実行させる制御部と、を備えた。
本発明の部品装着方法は、部品担体に収納された部品をピックアップして基板に装着する装着ヘッドと、前記装着ヘッドでピックアップされる前の部品を撮像して前記部品の向きを検査する方向検査を実行する方向検査部を備えた部品装着装置における部品装着方法であって、部品装着装置で発生するイベントであって方向検査のトリガーとなる複数のイベントをトリガーイベント記憶部に記憶し、部品装着装置で発生したイベントと当該イベントの対象となる部品に関する情報を含むイベント情報を収集し、方向性を有する部品に関連して前記トリガーイベント記憶部に記憶されているイベントと同じイベントが発生したら前記装着ヘッドで前記部品をピックアップする前に方向検査を実行し、前記方向検査が行われた部品を前記装着ヘッドでピックアップして基板に装着する。
本発明の他の部品装着方法は、部品担体に収納された部品をピックアップして基板に装着する装着ヘッドと、前記装着ヘッドでピックアップされる前の部品を撮像して前記部品の向きを検査する方向検査を実行する方向検査部を備えた部品装着装置における部品装着方法であって、部品装着装置で発生するイベントであって方向検査のトリガーとなる複数のイベントをトリガーイベント記憶部に記憶し、部品装着装置で発生したイベントと当該イベントの対象となる部品に関する情報を含むイベント情報を収集し、収集された前記イベント情報とトリガーイベント記憶部に記憶されたイベントに基づいて、方向検査が行われる部品を特定する情報を含んだ方向検査情報を作成して方向検査情報記憶部に記憶し、前記方向検査情報記憶部の前記方向検査情報を参照し、ピックアップしようとする部品と同じ部品が前記方向検査情報に含まれている場合は、前記装着ヘッドで前記部品をピックアップする前に方向検査を実行し、前記方向検査が行われた部品を前記装着ヘッドでピックアップして基板に装着する。
本発明によれば、方向検査のタイミングを柔軟に設定することができる。
本発明の一実施の形態の部品装着装置の構成を示す平面図 本発明の一実施の形態の部品装着装置が備える装着ヘッドの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品装着装置の制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の部品装着装置のタッチパネルに表示された方向検査トリガーイベント設定画面の説明図 本発明の一実施の形態の部品装着装置におけるトリガーイベントの一例の説明図 本発明の一実施の形態の部品装着装置における方向検査情報の一例の説明図 本発明の一実施の形態の部品装着装置におけるターンデータの一例の説明図 本発明の一実施の形態の部品装着装置のタッチパネルに表示された処置確認画面の説明図 本発明の一実施の形態の部品装着装置における部品ピックアップのフロー図 本発明の一実施の形態の部品装着装置におけるピックアップ処理のフロー図
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、部品装着装置の仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図1、及び後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸方向として、基板搬送方向のX方向(図1における左右方向)、基板搬送方向に直交するY方向(図1における上下方向)が示される。図2では、水平面と直交する高さ方向としてZ方向(図2における上下方向)が示される。Z方向は、部品実装装置が水平面上に設置された場合の上下方向である。図2では、Z方向の軸(Z軸)を回転軸とする回転の方向であるθ方向が示される。
まず図1、2を参照して、部品装着装置1の構成を説明する。図1において、基台1aの中央には、基板搬送機構2がX方向に設置されている。基板搬送機構2は、上流側から搬入された基板3をX方向へ搬送し、以下に説明する装着ヘッドによる装着作業位置に位置決めして保持する。また、基板搬送機構2は、部品装着作業が完了した基板3を下流側に搬出する。基板搬送機構2の両側方には、それぞれ部品供給部4が設置されている。
両方の部品供給部4には、複数のテープフィーダ5がX方向に並列に装着されている。テープフィーダ5は、部品を格納するポケットが形成されたキャリアテープを部品供給部4の外側から基板搬送機構2に向かう方向(テープ送り方向)にピッチ送りすることにより、装着ヘッドが部品をピックアップする部品取出し位置に部品を供給する。また、一方の部品供給部4には、部品Dを整列して保持するトレイ6を部品取出し位置に供給するトレイフィーダ7が装着されている。このように、部品供給部4のテープフィーダ5とトレイフィーダ7は、キャリアテープやトレイ6などの部品担体に収納された部品Dを部品取出し位置に供給する。
図1において、基台1aの上面におけるX方向の両端部には、リニア駆動機構を備えたY軸テーブル8が配置されている。Y軸テーブル8には、同様にリニア機構を備えたビーム9がY方向に移動自在に結合されている。ビーム9には、装着ヘッド10がX方向に移動自在に装着されている。
図2において、装着ヘッド10は、駆動機構を有する複数(ここでは4つ)の装着ユニット10aを備えている。装着ユニット10aのそれぞれの下端部には、部品Dを吸着して保持するノズル10bが装着されている。各装着ユニット10aは、駆動機構を駆動することにより、ノズル10bを昇降させる(矢印a)とともに、Z方向のノズル軸ANを回転軸としてノズル10bをθ方向に回転させる(矢印b)。
図1において、Y軸テーブル8およびビーム9は、装着ヘッド10を水平方向(X方向、Y方向)に移動させるヘッド移動機構11を構成する。ヘッド移動機構11および装着ヘッド10は、部品供給部4に装着されているテープフィーダ5およびトレイフィーダ7の部品取出し位置から部品Dをノズル10bによって保持してピックアップし、基板搬送機構2に保持された基板3の装着位置に移送して装着する部品装着作業を実行する。
部品装着作業において装着ヘッド10は、部品供給部4の上方に移動し、各ノズル10bで所定の部品Dをそれぞれピックアップし、基板3の上方に移動し、各ノズル10bが保持する部品Dをそれぞれの装着位置に装着し、所定の位置(例えば、部品供給部4の上方)に帰還する、という一連のターンを繰り返す。このように、装着ヘッド10は、部品担体(キャリアテープ、トレイ6)に収納された部品Dをピックアップして基板3に装着する。
図1において、ビーム9には、ビーム9の下面側に位置して装着ヘッド10とともに一体的に移動するヘッドカメラ12が装着されている。装着ヘッド10が移動することにより、ヘッドカメラ12は基板搬送機構2の装着作業位置に位置決めされた基板3の上方に移動して、基板3に設けられた基板マーク(図示せず)を撮像して基板3の位置を認識する。
また、ヘッドカメラ12は、部品供給部4の上方に移動して、部品取出し位置に供給された部品Dの上面を撮像する。部品Dの上面には、文字や記号など(以下、「マークM」と総称する。)が印刷などにより形成されている(図8参照)。部品DにおけるマークMの位置は、ダイオードなど極性がある部品Dや、トランジスタ、BGA(Ball Grid Array)など装着する向きがある部品Dなど、方向性を有する部品Dの向きを示している。
図1において、部品供給部4と基板搬送機構2との間には、部品認識カメラ13および廃棄部14が設置されている。部品供給部4から部品Dを取り出した装着ヘッド10が部品認識カメラ13の上方を移動する際に、部品認識カメラ13は装着ヘッド10に保持された部品Dを撮像して認識する。装着ヘッド10による部品Dの基板3への部品装着作業では、ヘッドカメラ12による基板3の認識結果と部品認識カメラ13による部品Dの認識結果とを加味して装着位置の補正が行われる。廃棄部14には、装着ヘッド10が保持した部品Dのうち、基板3に装着しない部品Dが廃棄される。
図1において、部品装着装置1の前面で作業者が作業する位置には、作業者が操作するタッチパネル15が設置されている。タッチパネル15は、その表示部に各種情報を表示し、また表示部に表示される操作ボタンなどを使って作業者がデータ入力や部品装着装置1の操作を行う。
次に図3を参照して、部品装着装置1の制御系の構成について説明する。部品装着装置1が備える制御部20には、基板搬送機構2、部品供給部4、装着ヘッド10、ヘッド移動機構11、ヘッドカメラ12、部品認識カメラ13、タッチパネル15が接続されている。制御部20は、画像処理部21、トリガーイベント記憶部22、イベント情報収集部23、方向検査情報作成部24、方向検査情報記憶部25、方向検査情報更新部26、装着作業実行部27、処置確認部28、生産データ記憶部29、部品情報記憶部30を備えている。
部品情報記憶部30は記憶装置であり、基板3に装着される部品Dの部品名、サイズ、方向性の有無の他、方向性がある場合には部品Dの外形に対するマークMの位置など部品の向きを検出するための方向検出情報などが記憶されている。生産データ記憶部29は記憶装置であり、部品Dを基板3に装着する際に参照される部品Dの部品名(種類)、装着位置(XY座標)、装着角度(装着時のノズル10bの回転角度)などを含む生産データを記憶する。
図3において、画像処理部21は、ヘッドカメラ12が撮像した部品供給部4の部品取り出し位置に供給された部品Dの上面の画像を画像処理し、部品情報記憶部30に記憶された方向検出情報と照合して部品の向きを認識する。すなわち、部品担体(キャリアテープ、トレイ6)に収納された部品Dを撮像するカメラ(ヘッドカメラ12)とカメラで得た画像に基づいて部品の向きを検査する画像処理部21は、装着ヘッド10でピックアップされる前の部品Dを撮像して部品の向きを検査する方向検査を実行する方向検査部31を構成する。
トリガーイベント記憶部22は方向検査のトリガーとなるイベントであるトリガーイベントと方向検査の実行回数(方向検査の対象となる部品数)とを関連付けたトリガー情報を作成して記憶する。トリガー情報は、作業者が制御部20によってタッチパネル15に表示された方向検査トリガーイベント設定画面で入力作業を行うことで作成される。
ここで図4を参照して、タッチパネル15の表示部に表示された方向検査トリガーイベント設定画面40の例について説明する。方向検査トリガーイベント設定画面40には、「イベント」欄41、「方向検査要否」入力欄42、「回数」入力欄43、「登録」ボタン44が表示されている。「イベント」欄41には、方向検査のトリガーとなる複数のトリガーイベントの候補が表示されている。トリガーイベントの候補には、部品の方向を誤らせる恐れのある作業が作業者によって実施された前後に発生するイベントが予め設定されている。以下、トリガーイベントの候補となる複数のイベントについて説明する。
「方向検査不良」は、方向検査の結果が部品の方向の間違い、または部品の方向が検出できない不良であるイベントである。方向検査の結果が不良になると、作業者による部品の方向の修正作業などが実行される場合があるが、修正作業が不適切に行われると部品の方向に誤りが生じる恐れがある。「自動運転開始」は、部品装着装置1の電源投入後や生産する実装基板を変更する段取り替え後に自動運転(生産)を開始するイベントである。自動運転を開始する前にテープフィーダ5やトレイ6を差し替える作業等、部品供給部4に対して何らかの作業が行われた可能性があるため、これらの作業に起因して部品の方向に誤りが生じる恐れがある。
「自動運転再開」は、装置エラーなどが原因で自動運転(生産)が一時中止し、所定のエラー復帰作業が終了した後に生産を再開するイベントである。エラー復帰作業の過程で何らかのミスが発生して部品の方向に誤りが生じる恐れがある。「部品供給ユニット装着」は、部品供給部4に装着されているテープフィーダ5またはトレイフィーダ7(部品供給ユニット)を交換し、作業のために抜き差しし、または新規装着するイベントである。この場合も想定外の作業ミスにより部品の方向に誤りが生じる恐れがある。
「テープ切り替え」は、テープフィーダ5が供給しているキャリアテープが新たなキャリアテープに切り替わるイベントである。「テープ切り替え」が発生する前に作業者が、現在、部品Dを供給しているキャリアテープに新たなキャリアテープを繋ぐ作業(スプライシング)を行うが、その作業の過程で想定外の作業ミスにより部品の方向に誤りが生じる恐れがある。「トレイ切り替え」は、トレイフィーダ7が部品Dを供給しているトレイ6が新たなトレイ6に切り替わるイベントである。作業者がトレイの向きを誤ってトレイフィーダ7にセットしてしまうとピックアップされる部品の方向に誤りが生じる。
図4において、「方向検査要否」入力欄42では、「イベント」欄41に表示されているイベントについて方向検査が「要(必要)」か「否(不要)」かが選択入力される。方向検査が「要」に設定されたイベントはトリガーイベントとして登録される。すなわち、「方向検査要否」入力欄42はトリガーイベントにするイベントを設定するための入力欄である。「回数」入力欄43では、「方向検査要否」入力欄42で「要」が選択されたイベントの方向検査の実行回数が入力される。「登録」ボタン44が操作されると、入力された情報に基づいて、トリガー情報が作成される。
どのイベントをトリガーイベントとして登録するのかは、部品装着装置1が使用される工場や作業者のスキル等を総合的に判断して決定される。例えば熟練作業者が多い工場では、作業者の作業により部品の方向に誤りを生じる作業ミス少ないので、トリガーイベントとして登録するイベントを少なくすることができる。
一方、作業者の錬度が低い場合や、作業者の入れ替わりが多く作業者の訓練が十分なされない工場では、熟練者が予期しないような作業ミスによって部品の方向に誤りを生じるリスクが高い。このため、部品の方向を誤る可能性のある作業の前後に発生する多くのイベントをトリガーイベントとして登録する。トリガーイベントを多くすると、その分の部品装着の信頼性は高まるが、方向検査を行う分だけ生産性を低下させてしまう。そのためトリガーイベントの登録は、工場や作業者のスキルと生産性とを考慮して工場の責任者の判断に基づいて実施されることが好ましい。
図5に、方向検査トリガーイベント設定画面40の入力情報に基づいて作成されてトリガーイベント記憶部22に記憶されたトリガー情報50を示す。トリガー情報50には、トリガーイベント51とトリガーイベントに関連付けられた方向検査の実行回数(回数52)が含まれている。トリガーイベント51には、「方向検査要否」入力欄42に「要」が入力された「イベント」欄41のイベントがトリガーイベントとして記憶される。回数52には、方向検査トリガーイベント設定画面40の「回数」入力欄43に入力された方向検査の実行回数が記憶される。なお図4では、「自動運転再開」のイベントは方向検査が「否」と入力されているため、図5に示すトリガー情報50に「自動運転再開」は記憶されない。
図3において、イベント情報収集部23は、部品供給部4に装着されているテープフィーダ5やトレイフィーダ7など部品装着装置1の内部で発生するイベントと当該イベントの対象となる部品Dに関する情報を含むイベント情報を収集する。方向検査情報作成部24は、イベント情報収集部23によって収集されたイベント情報とトリガーイベント記憶部22に記憶されたトリガーイベントに基づいて、方向検査情報を作成する。
より具体的に方向検査情報作成部24は、方向検査のトリガーとなるイベント(トリガーイベント)がイベント情報に含まれていると、方向検査の対象となる部品Dの部品名と実行回数を抽出して、その部品Dに対応する方向検査情報を作成する。すなわち、方向検査情報は、方向検査が行われる部品Dを特定する情報(部品名)と、方向検査を実行すべき回数を含んでいる。作成された方向検査情報は、方向検査情報記憶部25に記憶される。その際、方向検査情報記憶部25は、同じ部品名の方向検査情報が既に記憶されている場合は、新しい方向検査情報で上書きする。
ここで図6を参照して、方向検査情報記憶部25に記憶された方向検査情報60の例について説明する。方向検査情報60には、方向検査の対象となる部品Dを特定する部品名61と方向検査の実行回数(回数62)が含まれている。図6の例では、部品名61が「abc123」の方向検査情報60aの回数62は1回、部品名61が「bcdmm2」の方向検査情報60bの回数62は1回、部品名61が「rac56gft」の方向検査情報60cの回数62は2回である。
図3において、装着作業実行部27は、生産データ記憶部29に記憶された生産データと方向検査情報記憶部25に記憶された方向検査情報60に基づいて、部品装着装置1の各部を制御して、部品装着作業を実行させる。また、装着作業実行部27は基板3に装着する部品Dの部品名が方向検査情報60に登録されている部品名と一致する場合は、その部品Dを装着ヘッド10のノズル10bでピックアップする前にヘッドカメラ12をその部品Dの上方へ移動させて方向検査部31に方向検査を指示する。このため、装着作業実行部27は方向検査部31に方向検査を指示する方向検査指示部としても機能する。
装着作業実行部27は、部品装着作業における装着ヘッド10による1ターンの作業開始前に、そのターンで参照されるターンデータを作成する。ターンデータの作成では、まず装着作業実行部27は、生産データ記憶部29に記憶された生産データに基づいて、装着ヘッド10に装着された複数のノズル10bによってそのターンでピックアップする部品Dを決定し、装着位置と装着角度を抽出する。次いで装着作業実行部27は、方向検査情報記憶部25に記憶された方向検査情報60に基づいて、方向検査情報60に登録されている部品名と一致する部品Dに方向検査を実行するための方向検査フラグを設定する。
ここで図7を参照して、図6に示す方向検査情報60に基づいて作成されたターンデータ70の例について説明する。ターンデータ70にはノズル番号71、部品名72、装着位置73、方向検査フラグ74が含まれている。ノズル番号71は、装着ヘッド10に装着されたノズル10bを特定する番号(#1〜#4)である。部品名72はノズル番号71で特定されたノズル10bがそのターンでピックアップする部品Dの部品名、装着位置73はその部品Dを装着する装着位置と装着角度、方向検査フラグ74はその部品Dをピックアップする前に方向検査を実行するか否かを示すフラグである。
この例では、ノズル番号71が「#2」と「#3」のノズル10bがピックアップする部品名72が「abc123」の部品Dは、方向検査情報60aに方向検査の実行回数が1回と記憶されている。そのため、ノズル番号71が「#2」の方向検査フラグ74に方向検査の実行を示す「1」が格納されている。装着作業実行部27は、方向検査フラグ74に「1」が格納されている部品Dをピックアップする前に、ヘッドカメラ12をその部品Dの上方へ移動させて方向検査部31に方向検査を指示する。
方向検査情報更新部26は、方向検査部31によって方向検査が実行されると方向検査情報60を更新する。より具体的に方向検査情報更新部26は、方向検査情報60の回数62を方向検査が実行された回数(方向検査が実行された部品数)に応じて減算して更新する。また、方向検査情報更新部26は、減算後の回数62が「0」になると、方向検査情報記憶部25からその方向検査情報60を削除する。
このように、方向検査情報作成部24、方向検査情報記憶部25、方向検査情報更新部26、装着作業実行部27は、イベント情報収集部23によって収集されたイベント情報とトリガーイベント記憶部22に記憶されたイベント(トリガーイベント)に基づいて、方向検査が必要と判断された部品Dをピックアップする前に方向検査部31に方向検査を実行させる方向検査制御部32である。そして、制御部20は、イベント情報収集部23、トリガーイベント記憶部22、方向検査制御部32を有する。
図3において、処置確認部28は、方向検査部31による方向検査の結果が方向の間違い(「方向違い」)、または部品の方向が検出できない不良(「方向判別不能」)の場合の処置を作業者に選択させる。より具体的に処置確認部28は、方向検査の結果が「方向違い」もしくは「方向判別不能」の場合、処置確認画面をタッチパネル15に表示させる。作業者は、処置確認画面を確認して適切な操作あるいは復旧作業を行って、部品装着装置1を通常運転に復旧させる。
ここで図8を参照して、タッチパネル15の表示部に表示された処置確認画面80について説明する。処置確認画面80には、画像表示領域81、「方向OK」ボタン82、「再検査」ボタン83、「廃棄」ボタン84、「部品補給」ボタン85、「吸着位置調整」ボタン86、検査結果表示領域87が表示されている。画像表示領域81には、方向検査部31のヘッドカメラ12が撮像した方向検査の結果が「方向違い」もしくは「方向判別不能」であった部品Dの撮像画像が表示される。検査結果表示領域87には、方向検査の結果がテキストで表示される。作業者は、検査結果表示領域87の表示および画像表示領域81の撮像画像を参照しながら以下の操作を行う。
例えば、部品Dの上面に付着したゴミが原因で部品の方向が検出されなかった場合など、目視の結果で部品の方向に問題が無いことが確認できた場合は、作業者は「方向OK」ボタン82を操作する。これによって、中断していた部品装着作業が再開され、次の工程であるノズル10bによる部品Dのピックアップが実行される。
図8において、「方向判別不能」と判定された原因が部品切れで部品取り出し位置に部品Dが存在しなかったことであると画像表示領域81の撮像画像で確認された場合、作業者は「部品補給」ボタン85を操作する。これによって、タッチパネル15の画面は部品補給作業のガイダンス画面に遷移する。作業者は、ガイダンス画面に従って部品補給作業を実行する。
「方向判別不能」と判定された原因がテープフィーダ5におけるキャリアテープの停止位置がずれており部品Dが正常に認識されなかったためと確認された場合、作業者は「吸着位置調整」ボタン86を操作する。これによって、タッチパネル15の画面はテープフィーダ5におけるキャリアテープの送り量を調整する画面に遷移する。作業者はガイダンス画面に従って送り量の調整を実行する。
図8において、画像表示領域81の撮像画像を作業者が確認した結果、方向検査された部品Dを廃棄して部品装着作業を再開させると決断した場合、作業者は「廃棄」ボタン84を操作する。これによって、方向検査された部品Dがノズル10bでピックアップされて廃棄部14に廃棄され、次の部品Dがピックアップ位置(部品取出し位置)へ送られる。
作業者による復旧作業が完了して中断していた部品装着作業を再開させる場合、あるいは方向検査の結果が不良であった部品Dの方向検査を再度実行する(再検査)場合、作業者は「再検査」ボタン83を操作する。これによって、再検査が実行される。再検査の結果と撮像画像は処置確認画面80に表示される。そして再検査結果が「方向正常」で、作業者が撮像画像を確認した結果も「方向正常」であれば、作業者は「方向OK」ボタン82を操作して中断していた部品装着作業を再開させる。再検査結果が「方向正常」でない場合は、作業者は前述した操作あるいは復旧作業を行う。なお、再検査による方向検査の場合、方向検査情報更新部26は方向検査情報60を更新しない。
作業者が復旧作業のためテープフィーダ5を抜き差ししてキャリアテープや部品Dに接触し、またはトレイ6やトレイ6に収納されている部品Dに接触する場合がある。その際、予期しない事象で部品の向きが変化して「方向違い」となる可能性がある。この場合、上述の再検査を実行すれば方向違いで部品Dが基板3に装着されることを防止できるが、「方向OK」を操作すると方向を誤った状態で部品Dを装着することになる。
このようなトラブルを防止するため、処置確認画面80が表示された後、部品の向きを誤るおそれのある作業の前後で発生する特定のイベント(例えばテープフィーダ5の抜き差し、部品装着装置1の可動部を覆う安全カバー(図示省略)の開閉、トレイ6の出し入れ)をイベント情報収集部23が検出した場合、処置確認部28は「方向OK」ボタン82を操作できないように無効化する。また、「廃棄」ボタン84、「部品補給」ボタン85、「吸着位置調整」ボタン86の操作後も、「方向OK」ボタン82は無効化される。これによって、次に再検査が必要な場合に「方向OK」ボタン82が誤って操作され、再検査をすることなく次に工程に進むことが防止できる。
次に図9、図10を参照して、装着ヘッド10でピックアップされる前の部品Dを撮像して部品の向きを検査する方向検査を実行する方向検査部31を備えた部品装着装置1における部品装着方法について説明する。本実施の形態の部品装着方法では、想定外の作業ミスにより部品の方向に誤りが生じている恐れがあるトリガーイベントが発生すると、その部品Dをピックアップする前に方向検査を実行し、部品の方向が正常な部品Dを基板3に装着する。
作業者は、部品装着作業を開始する前に、トリガーイベントを設定してトリガーイベント記憶部22に記憶させる。イベント情報収集部23は、部品装着作業中に、部品装着装置1で発生したイベント情報を収集する。そして、記憶されたトリガーイベントが発生したら、装着作業実行部27は、部品Dをピックアップする前に方向検査部31に方向検査を指示して方向検査を実行させ、方向検査の結果、部品の向きが正常(方向正常)な部品Dを装着ヘッド10でピックアップして基板3に装着させる。
また、本実施の形態の他の部品装着方法では、作業者は、部品装着作業を開始する前に、トリガーイベントを設定してトリガーイベント記憶部22に記憶させる。イベント情報収集部23は、部品装着作業中に、部品装着装置1で発生したイベント情報を収集する。そして、方向検査情報作成部24は、収集されたイベント情報と記憶されたトリガーイベントに基づいて方向検査情報60を作成して方向検査情報記憶部25に記憶させる。装着作業実行部27は、部品ピックアップの際に、ピックアップしようとする部品Dと同じ部品Dが方向検査情報60に含まれている場合は方向検査部31に方向検査を指示して方向検査を実行させ、方向検査の結果、部品の向きが正常(方向正常)な部品Dを装着ヘッド10でピックアップして基板3に装着させる。
ここで、図9のフローに沿って、装着作業実行部27による部品装着作業の1ターン中の部品ピックアップ処理について説明する。まず、装着作業実行部27は、生産データ記憶部29に記憶された生産データから1ターン分のデータを取得し(ST1)、ターンデータ70を作成する(ST2)。次いで装着作業実行部27は、方向検査情報記憶部25に記憶された方向検査情報60に基づいて、ターンデータ70に方向検査フラグ74を設定する(ST3)。次いで装着作業実行部27は、ターンデータ70に基づいて、ノズル番号71が「#1」〜「#4」のノズル10bのピックアップ処理を順に実行する(ST4〜ST7)。
次に図10のフローに沿って、ピックアップ処理(ST4〜ST7)の詳細について説明する。ノズル番号71が「#1」〜「#4」のノズル10bのピックアップ処理は同様であり、ここではノズル番号71が「#1」のノズル10bのピックアップ処理(ST4)について説明する。装着作業実行部27は、ノズル番号71が「#1」のノズル10bに方向検査フラグ74が有るか無いかを確認する(ST11:方向検査フラグ確認工程)。方向検査フラグ74が有る場合、装着作業実行部27は、ヘッドカメラ12を部品取出し位置に供給されている部品Dの上方に移動させて位置決めする(ST12)。
次いで装着作業実行部27は、方向検査部31に方向検査の実行を指示する(ST13)。指示を受けた方向検査部31は、ヘッドカメラ12で部品Dを撮像して、部品の向きを検査する。次いで装着作業実行部27は、方向検査部31によって実行された方向検査の結果を確認する(ST14:方向検査結果確認工程)。方向検査の結果が「方向正常」(OK)の場合、装着作業実行部27は、ノズル番号71が「#1」のノズル10bを部品取出し位置に供給されている部品Dの上方に移動させ(ST15:ノズル移動工程)、部品Dをピックアップする(ST16:部品ピックアップ工程)。
方向検査フラグ確認工程(ST11)において方向検査フラグ74が無い場合、方向検査を実行することなくノズル移動工程(ST15)、部品ピックアップ工程(ST16)が実行される。方向検査結果確認工程(ST14)において、方向検査の結果が「方向違い」(NG)、または「方向判別不能」の場合、作業者が携帯する携帯端末(図示省略)などを通じて作業者の呼出し(オペレータコール)が実行される(ST17)。次いで処置確認部28は、タッチパネル15に処置確認画面80を表示させ(ST18)、作業者は、処置確認画面80を確認して適切な操作あるいは復旧作業を実行する。
上記説明したように、本実施の形態の部品装着装置1は、部品担体に収納された部品Dをピックアップして基板3に装着する装着ヘッド10と、装着ヘッド10でピックアップされる前の部品Dを撮像して部品の向きを検査する方向検査を実行する方向検査部31(ヘッドカメラ12、画像処理部21)と、部品装着装置1で発生するイベントであって方向検査のトリガーとなる複数のイベントを予め登録しておき、方向性を有する部品Dに関連して登録されているイベントと同じイベントが発生したら部品をピックアップする前に方向検査を方向検査部31に実行させる制御部20と、を備えている。これによって、方向検査のタイミングを柔軟に設定することができる。
本発明の部品装着装置および部品装着方法は、方向検査のタイミングを柔軟に設定することができるという効果を有し、部品を基板に実装する分野において有用である。
1 部品装着装置
3 基板
6 トレイ(部品担体)
10 装着ヘッド
12 ヘッドカメラ(カメラ)
31 方向検査部
32 方向検査制御部
D 部品

Claims (12)

  1. 部品担体に収納された部品をピックアップして基板に装着する装着ヘッドと、
    前記装着ヘッドでピックアップされる前の部品を撮像して前記部品の向きを検査する方向検査を実行する方向検査部と、
    部品装着装置で発生するイベントであって方向検査のトリガーとなる複数のイベントを予め登録しておき、方向性を有する部品に関連して登録されているイベントと同じイベントが発生したら前記部品をピックアップする前に方向検査を前記方向検査部に実行させる制御部と、を備えた、部品装着装置。
  2. 前記制御部は、
    前記部品装着装置で発生するイベントと当該イベントの対象となる部品に関する情報を含むイベント情報を収集するイベント情報収集部と、
    方向検査のトリガーとなる複数のイベントを記憶するトリガーイベント記憶部と、
    前記イベント情報収集部によって収集された前記イベント情報と前記トリガーイベント記憶部に記憶されたイベントに基づいて、方向検査が必要と判断された部品をピックアップする前に前記方向検査部に方向検査を実行させる方向検査制御部と、を有する、請求項1記載の部品装着装置。
  3. 前記方向検査制御部は、
    前記イベント情報収集部によって収集されたイベント情報とトリガーイベント記憶部に記憶されたイベントに基づいて、方向検査情報を作成する方向検査情報作成部と、
    前記方向検査情報を記憶する方向検査情報記憶部と、
    前記方向検査情報記憶部に記憶された方向検査情報に基づいて、前記方向検査部に方向検査を実行させる方向検査指示部と、
    方向検査が実行されると前記方向検査情報を更新する方向検査情報更新部と、を有する、請求項2記載の部品装着装置。
  4. 前記方向検査情報は方向検査が行われる部品を特定する情報を含んでおり、前記方向検査指示部は、前記部品を特定する情報で特定された部品の方向検査を前記方向検査部に実行させる、請求項3記載の部品装着装置。
  5. さらに、前記方向検査情報は方向検査を実行すべき回数を含んでおり、前記方向検査指示部は、前記部品を特定する情報で特定された部品の方向検査を前記回数分だけ前記方向検査部に実行させる、請求項4記載の部品装着装置。
  6. 前記方向検査部は、前記部品担体に収納された部品を撮像するカメラと、前記カメラで得た画像に基づいて前記部品の向きを検査する画像処理部を備えた、請求項1から5のいずれかに記載の部品装着装置。
  7. 前記カメラは、前記装着ヘッドとともに移動する、請求項6記載の部品装着装置。
  8. 部品担体に収納された部品をピックアップして基板に装着する装着ヘッドと、前記装着ヘッドでピックアップされる前の部品を撮像して前記部品の向きを検査する方向検査を実行する方向検査部を備えた部品装着装置における部品装着方法であって、
    部品装着装置で発生するイベントであって方向検査のトリガーとなる複数のイベントをトリガーイベント記憶部に記憶し、
    部品装着装置で発生したイベントと当該イベントの対象となる部品に関する情報を含むイベント情報を収集し、
    方向性を有する部品に関連して前記トリガーイベント記憶部に記憶されているイベントと同じイベントが発生したら前記装着ヘッドで前記部品をピックアップする前に方向検査を実行し、
    前記方向検査が行われた部品を前記装着ヘッドでピックアップして基板に装着する、部品装着方法。
  9. 部品担体に収納された部品をピックアップして基板に装着する装着ヘッドと、前記装着ヘッドでピックアップされる前の部品を撮像して前記部品の向きを検査する方向検査を実行する方向検査部を備えた部品装着装置における部品装着方法であって、
    部品装着装置で発生するイベントであって方向検査のトリガーとなる複数のイベントをトリガーイベント記憶部に記憶し、
    部品装着装置で発生したイベントと当該イベントの対象となる部品に関する情報を含むイベント情報を収集し、
    収集された前記イベント情報とトリガーイベント記憶部に記憶されたイベントに基づいて、方向検査が行われる部品を特定する情報を含んだ方向検査情報を作成して方向検査情報記憶部に記憶し、
    前記方向検査情報記憶部の前記方向検査情報を参照し、ピックアップしようとする部品と同じ部品が前記方向検査情報に含まれている場合は、前記装着ヘッドで前記部品をピックアップする前に方向検査を実行し、
    前記方向検査が行われた部品を前記装着ヘッドでピックアップして基板に装着する、部品装着方法。
  10. さらに、方向検査が行われたら前記方向検査情報を更新する、請求項9記載の部品装着方法。
  11. 前記更新は方向検査が行われた部品に関する方向検査情報を前記方向検査情報記憶部から削除することである、請求項10記載の部品装着方法。
  12. 前記方向検査情報が、方向検査を実行すべき回数を含み、前記更新は方向検査が行われた部品に関する前記回数を減ずることである、請求項10記載の部品装着方法。
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