JP4667230B2 - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4667230B2
JP4667230B2 JP2005370408A JP2005370408A JP4667230B2 JP 4667230 B2 JP4667230 B2 JP 4667230B2 JP 2005370408 A JP2005370408 A JP 2005370408A JP 2005370408 A JP2005370408 A JP 2005370408A JP 4667230 B2 JP4667230 B2 JP 4667230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift lever
shift
movement
lock member
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005370408A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007168656A (ja
Inventor
尚紀 太田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2005370408A priority Critical patent/JP4667230B2/ja
Priority to US11/612,939 priority patent/US7591757B2/en
Priority to AU2006252188A priority patent/AU2006252188B2/en
Publication of JP2007168656A publication Critical patent/JP2007168656A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4667230B2 publication Critical patent/JP4667230B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/22Locking of the control input devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/04Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor
    • B60R25/06Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor operating on the vehicle transmission
    • B60R25/066Locking of hand actuated control actuating means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19219Interchangeably locked
    • Y10T74/19251Control mechanism
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20012Multiple controlled elements
    • Y10T74/20018Transmission control
    • Y10T74/20085Restriction of shift, gear selection, or gear engagement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

本発明は、シフトレバーのシフト位置を変更可能なシフトレバー装置に関する。
シフトレバー装置に用いられる機械式のシフトロック機構(例えば、特許文献1参照)では、ロック部材となるストッパリンクを付勢手段の付勢力によってロック位置又はアンロック位置へ移動させることで、シフトレバーの旋回を阻止又は許可した状態としている。
この従来のシフトロック機構では、シフトレバーの「P」シフト位置からの移動操作性、及び、[P」シフト位置への移動操作性の両方を考慮して、付勢手段の付勢力を適切に設定する必要があり、設計製造を難しくしていた。
特開2003−127695公報
本発明は、上記事実を考慮して、設計製造が容易なシフトレバー装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明のシフトレバー装置は、シフト位置を変更可能なシフトレバーと、乗員の操作によって移動可能状態と移動制限状態とに切り替えられ、移動制限状態では、前記シフトレバーの変速操作移動を阻止する阻止位置に配置されるロック部材と、前記ロック部材に相対移動可能に取り付けられ、前記シフトレバーの変速操作移動によって押圧されてその分力によって前記シフトレバーの変速操作移動の経路から退避される退避部材と、前記ロック部材と前記退避部材との間に設けられ、前記ロック部材の移動可能状態でかつ前記シフトレバーが変速操作移動された状態では、前記ロック部材を前記退避部材に連動させて前記シフトレバーの変速操作移動の経路から退避させる付勢手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載する本発明のシフトレバー装置によれば、乗員の操作によってロック部材が移動制限状態とされて、かつ、シフトレバーに変速操作移動の力が加わった場合、退避部材は、シフトレバーの変速操作移動によって押圧されてその分力によってシフトレバーの変速操作移動の経路から退避されるが、ロック部材は、シフトレバーの変速操作移動を阻止する。一方、乗員の操作によってロック部材が移動可能状態とされて、かつ、シフトレバーに変速操作移動の力が加わった場合、退避部材は、シフトレバーの変速操作移動によって押圧されてその分力によってシフトレバーの変速操作移動の経路から退避され、これと共にロック部材は、付勢手段によって退避部材に連動してシフトレバーの変速操作移動の経路から退避される。このように、付勢手段は、ロック部材と退避部材とを連動させるために設けられるのみであるので、付勢手段の付勢力の設定は容易であり、シフトレバー装置の設計製造が容易となる。
請求項2に記載する本発明のシフトレバー装置は、請求項1記載の構成において、前記退避部材が前記ロック部材へ同軸的に回転移動可能に取り付けられると共に、前記付勢手段が前記ロック部材に支持されて前記退避部材を前記シフトレバーの変速操作移動の経路から退避される方向とは逆方向に付勢し、前記シフトレバーが「P」シフト位置にある状態では、前記退避部材の一部が前記シフトレバーの変速操作移動の経路上に配置されることを特徴とする。
請求項2に記載する本発明のシフトレバー装置によれば、付勢手段は、ロック部材に支持されて退避部材をシフトレバーの変速操作移動の経路から退避される方向とは逆方向に付勢している。乗員の操作によってロック部材が移動制限状態とされて、かつ、「P」シフト位置にあるシフトレバーに変速操作移動の力が加わった場合、この力が付勢手段による付勢力よりも大きくなると、退避部材は、シフトレバーの変速操作移動による押圧分力によって回転移動し、シフトレバーの変速操作移動の経路から退避される。このとき、ロック部材は、シフトレバーの変速操作移動を阻止する。
一方、乗員の操作によってロック部材が移動可能状態とされて、かつ、「P」シフト位置にあるシフトレバーに変速操作移動の力が加わった場合、退避部材は、シフトレバーの変速操作移動によって押圧されてその分力によって回転移動し、シフトレバーの変速操作移動の経路から退避される。このとき、ロック部材は、付勢手段によって退避部材に連動して回転移動し、シフトレバーの変速操作移動の経路から退避される。
請求項3に記載する本発明のシフトレバー装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記退避部材は、前記シフトレバーの変速操作移動によって押圧される傾斜面を備えることを特徴とする。
請求項3に記載する本発明のシフトレバー装置によれば、シフトレバーが変速操作移動される場合、退避部材は、傾斜面がシフトレバーの一部に押圧され、その分力によってシフトレバーの変速操作移動の経路から退避される。
以上説明したように、本発明のシフトレバー装置によれば、設計製造を容易にできるという優れた効果を有する。
本発明におけるシフトレバー装置の実施形態を図面に基づき説明する。なお、図中の矢印UPは車両の上方向、矢印DNは車両の下方向、矢印FRは車両の前方向、矢印REは車両の後方向、矢印Wは車幅方向をそれぞれ示す。
図1に示されるように、シフトレバー装置10はハウジング12を備えている。ハウジング12は、車両の運転席と助手席との間の前方側の所定位置に配置され、ハウジング12のベース部14が車体の所定部位にボルト等の締結手段等により固定される。また、ハウジング12は、仕切部材としての上壁16を備えており、この上壁16には、図2に示されるように、平面視で上下左右にジグザグに屈曲した案内孔18が貫通形成されている。
案内孔18には、シフトレバー20を構成するレバー部22が貫通している。シフトレバー20は、シフト位置を変更できるようになっており、「P」シフト位置19Pから案内孔18に案内されて車両前後方向(矢印FR、RE方向)や車両左右方向(矢印W方向)へ旋回、すなわち、変速操作移動(セレクト操作移動及びシフト操作移動)されることで、他のシフト位置(本実施の形態では、「R」シフト位置19R、「N」シフト位置19N、「D」シフト位置19D、さらには、マニュアルモードの「+」シフト位置19X及び「−」シフト位置19Y)へ変更される。ここで、シフトレバー20を「P」シフト位置19Pから「R」シフト位置19Rへ変更する際には、シフトレバー20を車両右方(所定方向の側方(セレクト方向))、車両後方(矢印RE方向)及び車両左方の順で旋回させる必要がある。
図1及び図2に示されるように、レバー部22は、断面円形の棒状に形成されており、その先端上部には、操作用ノブ23(図3参照)が一体的に固定されている。シフトレバー20は、操作用ノブ23(図3参照)を乗員が操作することで、シフト位置を変更できるようになっている。レバー部22の基端側は、案内孔18を貫通してハウジング12を構成する一対の側壁26の間に入り込んでいる。これらの側壁26の間には、レバー部22に固定されてシフトレバー20を構成するリテーナ28が設けられている。
図1に示されるように、リテーナ28は、レバー部22の長手方向に沿って長手のブロック形状に形成されている。リテーナ28の下部は、二股状とされて略車幅方向を軸方向とするシャフト30に支持されており、これにより、リテーナ28は、シャフト30の軸回りに回転移動可能となっている。また、これと同時に、リテーナ28は、略車両前後方向に延びてシャフト30に支持される軸32によってシャフト30に取り付けられており、この軸32回りに回転移動可能となっている。これにより、シフトレバー20のセレクト操作移動が可能となる。
リテーナ28の上部は、車両前方(矢印FR方向)側が嘴状に突き出した突出部28Aを備えており、この突出部28Aは、ロックユニット40と接触可能となっている。詳細後述するロックユニット40は、図4及び図5に示されるように、ロック部材42、退避部材50、及び付勢手段としてのトーションスプリング58を備えており、図1に示されるように、ロック部材42の係止部43には、ケーブル60の一端が係止されている。
図3に示されるように、ケーブル60は、ブレーキペダル64Aの略上方に配置されるボックス66内に導かれており、このボックス66内でイグニッションキー62の操作及びブレーキ64の操作に応じて、移動制限又は移動制限解除がされるようになっている。すなわち、ケーブル60は、イグニッションキー62のOFF状態又はブレーキ64の不操作状態において移動が制限される制限状態と、イグニッションキー62のON状態でかつブレーキ64の操作状態において移動制限が解除される解除状態と、に切り替えられるようになっている。よって、ケーブル60は、例えば、ブレーキペダル64Aが踏まれると共にキーシリンダ61に入れられたイグニッションキー62がLOCK位置からON位置へ回動された場合に移動できるようになり、ブレーキペダル64Aを踏まない場合やイグニッションキー62をLOCK位置にしたままの場合には、移動が制限される。
ここで、ケーブル60が解除状態となることにより、ロック部材42(図4参照)も自由に回転することができるようになる。また、ロック部材42を備えたロックユニット40がシフトレバー20によって回転させられた状態、すなわち、シフトレバー20が「P」シフト位置以外に移動された状態では、イグニッションキー62は、抜けない状態となる。
なお、ケーブル60を制限状態と解除状態とに切り替える機構については、公知の機構を適用することができる。
図5に示されるように、ロックユニット40を構成するロック部材42は、円柱状とされた円柱部44を備える。この円柱部44の軸方向中央部からは、腕部45が径方向に突き出しており、腕部45の先端部にケーブル60(図1参照)の係止用とされる係止部43が設けられている。円柱部44の軸方向における両端部側には、略角柱状の軸部44Aが軸方向外側に向かって延出している。図2に示されるように、ロック部材42は、円柱部44の軸心が車幅方向(矢印W方向)となるように配置され、軸部44Aは、ハウジング12の一部に回転可能に支持される。このため、乗員の操作によって、図1に示されるケーブル60が制限状態と解除状態とに切り替えられると、ロック部材42は、これに連動して移動制限状態(移動が制限される状態)と移動可能状態(移動が可能な状態)とに切り替えられるようになっている。また、軸部44Aの軸方向は、セレクト操作移動用の軸32の軸方向に対して垂直となっている。
ロック部材42には、付勢力の小さい引張用コイルバネとしての補助バネ68の一端部が取り付けられ、この補助バネ68の他端部は、ハウジング12の上部に取り付けられている。補助バネ68は、ロック部材42を小さい付勢力で斜め上方へ付勢し、車両走行中の振動状態でロック部材42を含むロックユニット40が無用に回転しないようにしている。
図5に示されるように、円柱部44の軸方向両側は、段差状で略直方体の段差部44Bとされており、これらの段差部44Bには、退避部材50の取付部51が取り付け可能とされる。一対の取付部51は、側面視で略C字形状とされて連結部52によって連結されており、略C字形状の内周部の一部が段差部44Bに支持されるように嵌め込み可能となっている。これによって、図4に示されるように、退避部材50がロック部材42へ同軸的に回転移動(相対移動)可能に取り付けられる。
図4及び図5に示される円柱部44の外周には、トーションスプリング58のコイル部58Aが巻装されている。トーションスプリング58の一方の端部58Bは、ロック部材42の腕部45から張り出したスプリング係止部46に係止されている。トーションスプリング58の他方の端部58Cは、退避部材50の連結部52に形成されたスプリング係止部(図示省略)に係止されている。すなわち、ロック部材42と退避部材50との間に設けられるトーションスプリング58は、ロック部材42に支持されており、退避部材50を図4の反時計回り方向(矢印K方向)に付勢するようになっている。
図6(B)に示されるように、スプリング係止部46の裏側(図6(B)では右側)でかつ腕部45の基部には、斜面45Aが形成されている。この斜面45Aは、円柱部44からやや離れた外周を円弧状に斜め横断するように切り欠かれて形成されている。シフトレバー20が「P」シフト位置19P(図2参照)にある状態(図6(B)に示される状態)では、斜面45Aには、シフトレバー20における突出部28Aの上部当接部128Aが当接するようになっている。上部当接部128Aは、R状に丸みを帯びており、シフトレバー20が「P」シフト位置19P(図2参照、図6(B)に示される位置)に戻される場合には、上部当接部128Aが斜面45Aを押圧するようになっている。これにより、ロック部材42は、シフトレバー20(上部当接部128A)の押圧力の分力で軸部44Aの軸回りに回転し、退避部材50もトーションスプリング58によってロック部材42と一体化されて回転する構造となっている。
ここで、図3に示されるケーブル60がシフトレバー20側に引っ張られている状態、すなわち、シフトレバー20が「P」位置以外にある状態では、イグニッションキー62がON位置からOFF位置に回転することができないようにロック機構(図示省略)によるロックがされるようになっており、このロック状態では、イグニッションキー62を抜くことができないが、シフトレバー20が「P」位置に移動されることで、図6(B)に示される斜面45Aが上部当接部128Aに押圧されてロックユニット40が初期位置に戻され、これにより、ケーブル60(図6(A)参照)も初期位置に戻されることになるので、図3に示されるイグニッションキー62をON位置からOFF位置に回転できる状態となってイグニッションキー62を抜くことが可能となる。
図5に示されるように、円柱部44の軸方向における一方側端部寄り(図5では、右側寄り)には、円柱部44の軸方向に直角な壁部47が張り出している。壁部47の張り出し方向は、腕部45の突き出し方向と一致しておらず、壁部47と腕部45との成す側面視(図6(A)参照)の角度は、本実施形態では、鈍角となっている。壁部47は、図7に示されるように、ロック部材42の移動制限状態では、シフトレバー20の突出部28Aの移動経路上に配置、すなわち、シフトレバー20の変速操作移動を阻止する阻止位置に配置され、これによって、シフトロックする。
なお、本実施形態では、ケーブル60の所謂アソビを考慮しており、ケーブル60に予め想定され得る所定量(例えば、10.2mm)の所謂アソビがあっても、ケーブル60の制限状態に伴うロック部材42の移動制限状態では、シフトレバー20の突出部28Aの移動経路上に壁部47が配置されるように設定されている。
図5に示されるように、ロック部材42の壁部47には、退避部材50が配置される側に円弧状の溝部47Aが形成されている。図4に示されるように、退避部材50がロック部材42に取り付けられた状態では、この溝部47Aに退避部材50のブロック部53の一部(スライド部53A(図5参照))がスライドできるようになっている。図5に示されるように、ブロック部53は、退避部材50の一方の取付部51から、退避部材50の回転中心に直角な方向に延出した張り出し部分とされている。スライド部53Aの下方には、スライド部53Aのスライド面に対して略直角に突き出したストッパ部53Bが形成されており、トーションスプリング58によって付勢される退避部材50は、ストッパ部53Bがロック部材42の壁部47の底面に当ることで、位置決めされるようになっている。
スライド部53Aの反対側面には、傾斜面53Cが形成されている。図6に示されるように、退避部材50の傾斜面53Cは、シフトレバー20の変速操作移動によってシフトレバー20における突出部28Aの下部当接部228Aが当って押圧されるようになっており、図7に示されるように、その押圧力の分力によって退避部材50が回転しながらシフトレバー20の変速操作移動の経路(シフトレバー20が変速操作移動する経路)から退避されるようになっている。下部当接部228Aは、R状に丸みを帯びている。
また、ここで、トーションスプリング58は、ロック部材42に支持されて退避部材50をシフトレバー20の変速操作移動の経路から退避される方向(矢印S方向)とは逆方向(矢印K方向)に付勢している。図2に示されるように、シフトレバー20が「P」シフト位置19P(図2に示されるシフト位置)にある状態では、退避部材50の一部(図4に示される傾斜面53Cを備えたブロック部53)が、図2に示されるシフトレバー20のリテーナ28の突出部28Aの変速操作移動の経路上に配置される。
このため、ロック部材42の移動可能状態(図1に示されるケーブル60の解除状態)でかつシフトレバー20が変速操作移動された状態では、図8に示されるように、トーションスプリング58は、ロック部材42を退避部材50に連動させてシフトレバー20の突出部28Aの変速操作移動の経路から退避させるようになっており、これによってロック解除する。
なお、シフトレバー20が図2に示される「P」シフト位置19Pからセレクト操作された状態では、シフトレバー20は、図2の符号19Sで示す位置に配置され、図8(B)の想像線で示されるように、シフトレバー20の突出部28Aは、壁部47の上方に配置される。
次に、上記の実施形態の作用を説明する。
乗員の操作によって、図3に示されるブレーキペダル64Aが踏まれない場合やイグニッションキー62がLOCK位置のままとされた場合には、ケーブル60は、移動が制限され、これによって、図1に示されるロック部材42は、移動制限状態となる。
ロック部材42が移動制限状態とされて、かつ、「P」シフト位置19P(図2参照)にあるシフトレバー20に対してセレクト操作によって変速操作移動の力が加えられた場合、この力がトーションスプリング58による付勢力よりも大きくなると、図6に示されるように、退避部材50は、シフトレバー20の変速操作移動によって傾斜面53Cが突出部28Aに押圧される。退避部材50は、その押圧分力によって回転移動し、図7に示されるように、シフトレバー20の突出部28Aの変速操作移動の経路から退避される。このとき、ロック部材42の壁部47は、シフトレバー20の突出部28Aの変速操作移動を阻止する。これにより、シフトロックされる。
なお、ケーブル60に所謂アソビがある場合、そのアソビの範囲内では、シフトレバー20の変速操作移動に対して、ロック部材42と退避部材50とがトーションスプリング58によって一体となって回転するが、ケーブル60のアソビ範囲を超えると、ロック部材42が移動制限状態となるので、前述のように、退避部材50のみが回転し、ロック部材42の壁部47は、シフトレバー20の突出部28Aの変速操作移動を阻止することになる。
一方、乗員の操作によって、図3に示されるブレーキペダル64Aが踏まれると共にキーシリンダ61に入れられたイグニッションキー62がLOCK位置からON位置へ回動された場合には、ケーブル60は、移動制限が解除され、これによって、図1に示されるロック部材42は、移動可能状態となる。
ロック部材42が移動可能状態とされて、かつ、「P」シフト位置19P(図2参照)にあるシフトレバー20に対してセレクト操作によって変速操作移動の力が加えられた場合、図6に示されるように、退避部材50は、シフトレバー20の突出部28Aの変速操作移動によって押圧され、図8に示されるように、その分力によって回転移動する。これによって、シフトレバー20の突出部28Aの変速操作移動の経路から退避され、これと共にロック部材42は、トーションスプリング58によって退避部材50に連動して回転移動し、シフトレバー20の突出部28Aの変速操作移動の経路から退避される。これにより、セレクト操作が可能となり、セレクト操作後にシフト操作がされることになる。
また、「P」シフト位置19P(図2参照)にシフトレバー20が戻される場合には、図8(B)に示されるシフトレバー20における突出部28Aの上部当接部128Aによってロック部材42の斜面45Aが押圧されるので、その分力によって、そのロック部材42が軸部44Aの軸回りを回転して、ロック部材42は、図6に示される位置に戻され、退避部材50も、トーションスプリング58によってロック部材42に連動して初期位置(図6に示される位置)に戻される。また、このとき、ケーブル60も初期位置に戻されることになるので、図3に示されるイグニッションキー62をON位置からOFF位置に回転できる状態となってイグニッションキー62を抜くことが可能となる。
以上のように、本実施形態のシフトレバー装置10におけるロックユニット40では、付勢手段としてのトーションスプリング58は、ロック部材42と退避部材50とを連動させるために1個設けられているのみであるので、付勢手段としてのトーションスプリング58の付勢力の設定は容易であり、シフトレバー装置10の設計製造が容易となる。
なお、上記実施形態では、退避部材50がロック部材42へ同軸的に回転移動可能に取り付けられる場合を例に挙げて説明したが、退避部材は、例えば、ロック部材に直線移動可能に取り付けられて変速操作移動の経路上の位置と変速操作移動の経路外の位置との間を直線移動する等のような他の相対移動が可能な状態でロック部材に取り付けられてもよい。
また、上記実施形態では、付勢手段がトーションスプリング58である場合を例に挙げて説明したが、付勢手段は、引張用コイルバネ、圧縮用コイルバネ、板バネ等のような他の付勢手段であってもよく、ロック部材の移動可能状態でかつシフトレバーが変速操作移動された状態において、ロック部材を退避部材に連動させてシフトレバーの変速操作移動の経路から退避させる付勢手段であればよい。
本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の概略構成を示す側面図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の概略構成を示す平面図である。 本発明の実施形態におけるケーブルの連絡状況を示す概略構成図である。 本発明の実施形態におけるロックユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるロックユニットを示す分解斜視図である。 本発明の実施形態におけるシフトレバーが「P」シフト位置にある状態のロックユニットを示す図である。図6(A)は、側面図である(シフトレバーの突出部を想像線で示す。)。図6(B)は、図6(A)の6B−6B線矢視図である(シフトレバーの突出部を切断面で示す。)。 本発明の実施形態におけるシフトレバーがシフトロック状態にある場合のロックユニットを示す図である。(ロック部材は、移動制限状態にある。)図7(A)は、側面図である(シフトレバーの突出部を想像線で示す。)。図7(B)は、図7(A)の7B−7B線矢視図である(シフトレバーの突出部を切断面で示す。)。 本発明の実施形態におけるシフトレバーがシフトロック解除状態にあるロックユニットを示す図である。(ロック部材は、移動可能状態にある。)図8(A)は、側面図である(シフトレバーの突出部を想像線で示す。)。図8(B)は、図8(A)の8B−8B線矢視図である(シフトレバーの突出部を切断面で示す。)。
符号の説明
10 シフトレバー装置
20 シフトレバー
42 ロック部材
50 退避部材
53C 傾斜面
58 トーションスプリング(付勢手段)

Claims (3)

  1. シフト位置を変更可能なシフトレバーと、
    乗員の操作によって移動可能状態と移動制限状態とに切り替えられ、移動制限状態では、前記シフトレバーの変速操作移動を阻止する阻止位置に配置されるロック部材と、
    前記ロック部材に相対移動可能に取り付けられ、前記シフトレバーの変速操作移動によって押圧されてその分力によって前記シフトレバーの変速操作移動の経路から退避される退避部材と、
    前記ロック部材と前記退避部材との間に設けられ、前記ロック部材の移動可能状態でかつ前記シフトレバーが変速操作移動された状態では、前記ロック部材を前記退避部材に連動させて前記シフトレバーの変速操作移動の経路から退避させる付勢手段と、
    を有することを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 前記退避部材が前記ロック部材へ同軸的に回転移動可能に取り付けられると共に、前記付勢手段が前記ロック部材に支持されて前記退避部材を前記シフトレバーの変速操作移動の経路から退避される方向とは逆方向に付勢し、前記シフトレバーが「P」シフト位置にある状態では、前記退避部材の一部が前記シフトレバーの変速操作移動の経路上に配置されることを特徴とする請求項1記載のシフトレバー装置。
  3. 前記退避部材は、前記シフトレバーの変速操作移動によって押圧される傾斜面を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシフトレバー装置。
JP2005370408A 2005-12-22 2005-12-22 シフトレバー装置 Expired - Fee Related JP4667230B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005370408A JP4667230B2 (ja) 2005-12-22 2005-12-22 シフトレバー装置
US11/612,939 US7591757B2 (en) 2005-12-22 2006-12-19 Shift lever device
AU2006252188A AU2006252188B2 (en) 2005-12-22 2006-12-21 Shift lever device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005370408A JP4667230B2 (ja) 2005-12-22 2005-12-22 シフトレバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007168656A JP2007168656A (ja) 2007-07-05
JP4667230B2 true JP4667230B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=38192068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005370408A Expired - Fee Related JP4667230B2 (ja) 2005-12-22 2005-12-22 シフトレバー装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7591757B2 (ja)
JP (1) JP4667230B2 (ja)
AU (1) AU2006252188B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008006398A1 (de) * 2008-01-28 2009-07-30 Zf Friedrichshafen Ag Notentriegelungseinrichtung für Parksperre
US9488273B2 (en) * 2013-11-07 2016-11-08 Honda Motor Co., Ltd. Neutral locking system, tool and method for a vehicle
JP6357378B2 (ja) * 2014-07-29 2018-07-11 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置
CN104343969B (zh) * 2014-10-20 2017-02-01 上海汽车变速器有限公司 用于amt的选换挡操纵机构的限位系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06344786A (ja) * 1993-06-02 1994-12-20 Mazda Motor Corp 自動変速機を備えた車両のシフトロック装置
JPH09315172A (ja) * 1996-05-29 1997-12-09 Nippon Cable Syst Inc ケ−ブル式シフトロック機構
JPH10258648A (ja) * 1996-09-24 1998-09-29 Delta Kogyo Co Ltd 車両用シフトロック装置
JP2003127695A (ja) * 2001-10-25 2003-05-08 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置
JP2005125959A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1120486A (ja) * 1997-07-01 1999-01-26 Chuo Spring Co Ltd 車両用自動変速機のシフトロック装置
US6082217A (en) * 1998-08-11 2000-07-04 Teleflex Incorporated Brake transmission shift interlock assembly
US7124874B2 (en) * 2003-01-10 2006-10-24 Dura Global Technologies, Inc. Shift lever device

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06344786A (ja) * 1993-06-02 1994-12-20 Mazda Motor Corp 自動変速機を備えた車両のシフトロック装置
JPH09315172A (ja) * 1996-05-29 1997-12-09 Nippon Cable Syst Inc ケ−ブル式シフトロック機構
JPH10258648A (ja) * 1996-09-24 1998-09-29 Delta Kogyo Co Ltd 車両用シフトロック装置
JP2003127695A (ja) * 2001-10-25 2003-05-08 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置
JP2005125959A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7591757B2 (en) 2009-09-22
US20070144295A1 (en) 2007-06-28
AU2006252188A1 (en) 2007-07-12
JP2007168656A (ja) 2007-07-05
AU2006252188B2 (en) 2011-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4518869B2 (ja) 車両用シフトロック装置
JP4667230B2 (ja) シフトレバー装置
JP3688923B2 (ja) シフトレバー装置
JP4723918B2 (ja) 車両用シフトレバー装置
JP4888006B2 (ja) 自動変速機の変速操作装置
JP4241276B2 (ja) 車両用前後連動錠
JP3984309B2 (ja) 自動変速機のシフトロック構造
JP3822289B2 (ja) 車両用シフトロック装置
JP4181912B2 (ja) チルトテレスコステアリングコラム装置
JP5371652B2 (ja) 車両用開閉蓋のロックシステム
JP7431202B2 (ja) シフト装置
JP4724058B2 (ja) シフトレバー装置
JPH0725260A (ja) 自動変速機を備えた車両のシフトロック装置
JP4034177B2 (ja) 車両用シフトレバー装置
JP4555439B2 (ja) 変速操作装置
JP3799730B2 (ja) 自動変速機付き車両のキーインターロック装置
JP4634947B2 (ja) シフトレバーロック装置
JP4289941B2 (ja) 車両用自動変速機のシフトレバーロック装置
JP2917103B2 (ja) 自動変速機用シフトレバー装置
JP4452694B2 (ja) シフトレバー装置
JP3842479B2 (ja) ドアロック装置のハンドル機構
JP2008080938A (ja) シフトレバー装置
JP4630191B2 (ja) シフトロック機構
JPH0744847Y2 (ja) 車両用シフトロック装置
JP3996666B2 (ja) 自動変速機のシフトロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees