JP4625046B2 - 火災感知器 - Google Patents

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    • G08B5/36Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied using electric transmission; using electromagnetic transmission using visible light sources

Description

この発明は、表示灯を備える火災感知器に関する。
従来の火災感知器において、感知器が作動していることを示す表示灯は、たとえば、特許文献1や特許文献2に開示されているように、感知器の表面の1カ所に設けられることが多い。
実公昭61−1511号公報 実開昭58−189954号公報
このような従来の火災感知器の一例を図14に示した。図14で符号1は火災感知器、2は表示灯であり、この図14から分かるように、表示灯が1カ所であると表示状態を確認できる方向が特定され、見る方向によっては表示灯が見えなくなって、感知器が作動しているか否か分からないといった事態が生じる可能性があった。あるいは、作動状態を確認するために表示灯が見える位置まで人間が移動しなければならず、不便であった。
また、感知器を天井面に取り付ける際に、表示灯がもっとも見えやすい位置に来るように設置方向を工夫しなければならず、その分設置作業に手間がかかっていた。
このような表示灯の方向性を解決するものとして、実公昭57−47913号公報には、感知器ベースと感知器本体ケースの少なくとも一方を不透明な透光板とし、内側に設けた表示灯の点灯状態を全周から確認できるようにしたものがある。しかし、このような表示灯を実現しようとすると、表示灯の光源と不透明な透光板との間には、光伝達の障害となるために、実際には他の部品を配置することができず、実現は困難であった。
加えて、この公報の技術を実現したとしてホテルの寝室等に設置された場合、夜間でも感知器全体が明るく点滅することで、かえって部屋に居る者に不安感を与えたり明るすぎて睡眠を妨害するといったおそれがあった。
また、従来、火災感知器としては、熱式、煙式、複合式等各種タイプがあるが、これまでは、検出器部分だけでなく筐体部分も全て、各タイプごとに設計、製造し、その分コストが高くなってしまっていた。
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、点灯をどのような方向からも確認可能であり、さらに就寝時等において適切な状態に制御可能である表示灯を有する火災感知器を提供し、また、なるべくコストを押さえることができる火災感知器を提供することを目的としている。
以下に示す手段の説明中、かぎ括弧により実施の形態に対応する構成を一例として示す。実施の形態と同一の用語を使用している場合には、符号のみ記す。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、
火災を検出する回路が形成されている回路基板(32)と、
前記回路基板に接続されている光源(LED35)と、
前記回路基板と光源を収納している筐体と、
前記光源からの光により点灯し前記筐体の表面側で表示する表示灯とを備える火災感知器(10)において、
前記表示灯は、前記光源からの光を入射させる光入射部と、前記筐体の表面側から見て当該筐体の表面側の頭頂部(天井面に設置した際床面に向けられる部分)を通る中心線をほぼ中心として環状をなす光放出部と、前記光入射部より入射された光を前記光放出部へ誘導する光誘導部と、を備えた光ガイド部材からなり
前記光放出部は、その表面の一部に環状の光放出面を備えるとともに、微細な溝または突起の少なくとも一方が形成された微構造部が環状に設けられ、前記光放出部の表面の少なくとも前記光放出面を除く領域は光を反射する光反射物により被われていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、表示灯が、筐体の頭頂部を通る中心線をほぼ中心として前記中心線の周りに所定の形状で形成されるので、特定の方向性をほとんど有さない形状となるため、表示灯が点灯しているか否かをどのような方向からも確認することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、光放出部に多数形成された微細な溝および突起により、光放出部の光がより複雑に反射等を繰り返すことから、環状の光放出部全体から光が放出されることとなり、より見やすい表示灯となる。
ここで微構造部である溝および突起は、1つの面に混在していてもよいし、ある面は溝のみであり、別の面は突起のみというように形成されていてもよい。また、1つの光ガイド部材で溝および突起のいずれか一方であってもよい。さらに、光放出部を形成する全ての面にこれら溝および突起が形成されていなくてもよく、適宜、必要な面に形成されていればよい。
ここで、環状とは、円に限らず、ほぼ連続する筋状、帯状であればよい。
また、表示灯が環状であれば、火災感知器を構成する筐体について、頭頂部の蓋部を取り替えるだけで、各種感知器に対応できるようになり、製造コストを削減することができる。
また、「光反射物により被われる」とは、たとえば、光放出部を形成する面を、光を反射する物質、金属や白色の箔、塗料等で被うといったことでよい。さらに、請求項13のように筐体を利用してもよい。
請求項2に記載の発明は
火災を検出する回路が形成されている回路基板と、
前記回路基板に接続されている光源と、
前記回路基板と光源を収納している筐体と、
前記光源からの光により点灯し前記筐体の表面側で表示する表示灯とを備える火災感知器において、
前記表示灯は、前記光源からの光を入射させる入射部と、前記筐体の表面側から見て当該筐体の表面側の頭頂部を通る中心線をほぼ中心とした環状をなす光放出部と、前記光入射部より入射された光を前記光放出部へ誘導する光誘導部と、を備えた光ガイド部材からなり、
前記光放出部は、その表面の一部に環状の光放出面を備えているとともに、内部には該光放出部の軸方向に沿って光散乱手段が設けられ、該光放出部の表面の前記光放出面を除く領域は光を反射する光反射物により被われていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、筐体の頭頂部を通る中心線をほぼ中心として前記中心線の周りに所定の形状で形成されるので、特定の方向性をほとんど有さない形状となるとともに環状の光放出部全体から光が放出されるため、表示灯が点灯している否かをどのような方向からも確認することができると同時に、従来と同様の内部部品配置が可能となる
請求項1または2の光入射部が、請求項に記載の発明のように、複数設けられていれば、光ガイド部材全体に導かれる光量がより大きくなり、表示灯の輝度が増し、より一層見やすくなる。
この場合、光源は、光入射部の数分設けられていてもよいし、1つの光源からの光が分岐されて複数の光入射部に導かれるように構成してもよい。また、環状の光放出部は数カ所切れ目があってもよい。
また、請求項1〜3の光入射部は、請求項4に記載の発明のように、光放出部から回路基板側へ延出していれば、光入射部の先端を光源近傍に位置させることができるようになる。
また、請求項のように光入射部が光放出部から回路基板側へ延出していれば、請求項に記載の発明のように、光源を、前記回路基板上に面実装することができる。請求項のように光源を回路基板上に面実装すれば、回路基板からリード線等を介して光源を接続する必要がなくなり、部品点数および製造時の組立工程数を減らすことができ、この点においてコストを削減できる。
また、請求項3〜のいずれかに記載の火災感知器において、請求項に記載の発明のように、前記光入射部は棒状をなしその端面から前記光源の光が入射されるようにしてもよい。さらに、請求項7に記載の発明のように、前記光入射部の光が入射する端部を、レンズ状に形成してもよい。
請求項によれば、光源から光入射部に入射した光がレンズ状の入射端を介して平行光線となり、入射した光のロスを最小限に抑えることができる。
ここで、レンズ状とは凹レンズでも凸レンズでもよい。
さらに、請求項3〜のいずれかに記載の火災感知器において、請求項に記載の発明のように、前記光入射部の光が入射する端部を、光の進行方向に向かって徐々に細くなるような形状に形成してもよい。
請求項によれば、光源から光入射部に入射した光が入射端を介して、光の進行方向に向かって、集光するようになり、より多くの光を光放出部に送出することができる。
なお、請求項において、光入射部の最末端の部分が、請求項のようにレンズ状になっていてもよい。
請求項1または2に記載の火災感知器においては、前記光ガイド部材には、前記光入射部より入射された光を前記光放出部へ誘導する光誘導部が設けられているため、光入射部からの光は光誘導部により誘導されて、光放出部を伝播するようになることから、光が効率よく光放出部を伝播するようになる。
ここで、光誘導部の設置個所や構造は特に限定されず、光入射部、光放出部のいずれに設けられていてもよいし、両者に亘って設けられていてもよい。
請求項1〜8のいずれかに記載の光誘導部は、たとえば、請求項に記載の発明のように、前記光放出部に形成された切欠きであってもよい。さらに、請求項の切欠きは、請求項10に記載の発明のように、V字状であってもよい。
請求項や請求項10によれば、V字状等の切欠きは作製が容易であることから、簡単に光誘導部を形成することができる。
また、請求項11に記載の発明は、請求項3〜10のいずれか記載の火災感知器において、前記筐体は表面側に検出用の開口が設けられており、前記光放出部と前記検出用の開口とは同心となるように配置されていることを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、表示灯が環状に形成され光放出部と検出用の開口とは同心となるように配置されていることにより、火災感知器を構成する筐体について、頭頂部の蓋部を取り替えるだけで、各種感知器に対応できるようになり、製造コストを削減することができる。
求項13記載の発明は、請求項1または2に記載の火災感知器において、
前記光反射物は、前記筐体の一部(第1の反射面40、第2の反射面41、第3の反射面11d)であることを特徴とする。
請求項13記載の発明によれば、光ガイド部材を筐体に組み込むだけで、光放出部を光反射物により被うことができ、組立工数を増やすことなく簡単に請求項1または2に記載の火災感知器を実現できる。
ここで、筐体そのものが光を反射する材質であるならそのまま用いればよいし、筐体の光反射物として機能する部分に光を反射する箔、塗料等が付されていてもよい。
請求項12に記載の発明は、請求項3〜11のいずれかに記載の火災感知器において、
前記放出面は、前記筐体の側面と下面の双方に対して斜めになるように形成されていることを特徴とする。
請求項12に記載の発明によれば、光ガイド部材の放出面、すなわち表示灯は、筐体の側面と下面の双方に対して斜面となることから、この火災感知器を天井に取り付けたとき、周囲の者は、表示灯を、火災感知器の直下からも見ることができるし、斜め下からも見ることができ、より一層、動作中か否かを確認しやすくなる。
請求項14に記載の発明は、請求項1または2に記載の火災感知器において、前記光反射物は、前記光放出部の表面に塗布された塗料または金属箔であることを特徴とする。
さらに、請求項1に記載の微構造部は、請求項15に記載の発明のように、前記光入射部から離れるにしたがって溝または突起が密に形成されていれば、光放出部の放出面全体の光の放出量が均一になり、点灯時に見やすくなる。
また、請求項1に記載の微構造部は、請求項16に記載の発明のように、前記光放出部全体に溝または突起が均一に分布するよう形成されていれば、見た目、特に消灯時の見た目がよくなる。
請求項17に記載の発明は、請求項2に記載の火災感知器において、前記光散乱手段は、前記光放出部の内部に混入された光散乱粒子であることを特徴とする。
請求項17に記載の発明によれば、光放出部に混入された光散乱粒子により、光放出部内の光がより複雑に散乱され、放出面より出射される光量が大きくなり、表示灯がより見やすくなる。
請求項17に記載の光散乱粒子の混入量は、請求項18に記載の発明のように、前記光入射部から離れるにしたがって密であれば、光放出部の放出面全体の放出量が均一になり、点灯時において、より見やすくなる。
また、請求項17に記載の前記光散乱粒子は、請求項19に記載の発明のように、前記光放出部全体に均一に混入されていれば、見た目、特に消灯時の見た目がよくなる。
請求項20に記載の発明は、請求項3〜19のいずれかに記載の火災感知器において、
前記光放出部は、前記光入射部近傍が最も厚みがあり、前記光入射部から離れるほど薄くなることを特徴とする。
請求項20に記載の発明によれば、光放出部を通る光の方向が多様化し、光放出部全体に効率よく光が伝達され、放出面からの発光が強くなり、外部からの視認性が向上するようになる。
請求項21に記載の発明は、請求項1〜20のいずれか記載の火災感知器において、
前記表示灯の点灯は、停止可能であることを特徴とする。
請求項21に記載の発明によれば、表示灯の点灯は停止可能であることから、必要に応じて、たとえば夜間の就寝時等に消灯させることができる。
請求項22に記載の発明は、請求項1〜21のいずれか記載の火災感知器において、
前記表示灯の光量は、変更可能であることを特徴とする。
請求項22に記載の発明によれば、表示灯の光量が変更可能であることから、必要に応じて、たとえば夜間の就寝時等には光量を下げて暗くすることができる。
ここで、表示灯の光量の変更は、光源の光量を下げることで行うことのほかに、機械的に表示灯の一部や全体を半透明の部材で覆うといったことで行ってもよい。
請求項23に記載の発明は、請求項1〜22のいずれか記載の火災感知器において、
前記光源は複数設けられ、点灯させる光源の数を変更可能であること特徴とする。
請求項23に記載の発明によれば、光源が複数設けられ、点灯させる光源の数を変更可能であることから、必要に応じて、たとえば夜間の就寝時等には点灯させる光源を減らし、その結果表示灯の光量を下げることができる。
請求項21、22、23において、点灯の停止、光量の変更、点灯光源の数の変更を行うための制御は、火災感知器が接される火災受信機のような中央装置において設定することで行われてもよいし、個々の火災感知器において設定するように構成してもよい。
請求項24に記載の発明は、
前記筐体は、少なくとも、中央に開口(30b)が形成されその周囲に前記検出用の開口が形成されている本体ケース(30)と、前記中央の開口を被う蓋部(11)とを有することを特徴とする請求項1〜23のいずれか記載の火災感知器(10)である。
請求項24に記載の発明によれば、本体ケースの中央に開口が形成され、この開口を本体ケースとは別体の蓋部で被うようになっていることから、蓋部の形状を変えることによって、複数のタイプの火災感知器に対応できる筐体となる。つまり、蓋部として、たとえば、散乱光式煙感知器であれば特別な構造のない単なる蓋を用い、熱煙複合型感知器や熱式感知器であれば、蓋部に感熱素子を収めることができる場所を有するような形状の蓋を用いればよいので、蓋部を交換するだけで、タイプ別の筐体に変更することが可能となり、各タイプごとに筐体の設計・製造する必要がなくなり、その分、コストを削減することができる。
請求項1又は2に記載の発明によれば、光源から発せられる光を、環状に導いて表示灯とすることから、表示灯が特定の方向性をほとんど有さない形状となることから、表示灯が点灯しているか否かをどのような方向からも確認することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1または2記載の発明において、光ガイド部材全体に導かれる光量がより大きくなり、表示灯の輝度が増し、より一層見やすくなる。
請求項1〜3のいずれかの光入射部は、請求項に記載の発明のように、光放出部から延出していれば、光入射部の先端を光源近傍に位置させることができるようになる。
そして、請求項に記載の発明のように、光源を回路基板上に面実装すれば、回路基板からリード線等を介して光源を接続する必要がなくなり、部品点数および製造時の組立工程数を減らすことができ、この点においてコストを削減できる。
請求項に記載の発明よれば、光源から光入射部に入射した光がレンズ状の入射端を介して平行光線となり、入射した光のロスを最小限に抑えることができる。
請求項に記載の発明によれば、光源から光入射部に入射した光が入射端を介して、光の進行方向に向かって、集光するようになり、より多くの光を光放出部に送出することができる。
請求項に記載の発明によれば、光入射部からの光は光誘導部により誘導されて、光放出部を伝播するようになることから、光が効率よく光放出部を伝播するようになる。
請求項や請求項10に記載の発明によれば、請求項の効果に加えて、V字状等の切欠きは作製が容易であることから、簡単に光誘導部を形成することができる。
請求項11に記載の発明によれば、火災感知器を構成する筐体について、頭頂部の蓋部を取り替えるだけで、各種感知器に対応できるようになり、製造コストを削減することができる。
請求項13に記載の発明によれば、光ガイド部材を筐体に組み込むだけで、光放出部を光反射物により被うことができ、組立工数を増やすことなく簡単に請求項1または2の火災感知器を実現できる。
請求項12に記載の発明によれば、光ガイド部材の放出面、すなわち表示灯は、火災感知器の側面と下面に対して斜面となることから、この火災感知器を天井に取り付けたとき、周囲の者は、表示灯を、火災感知器の直下からも見ることができるし、斜め下からも見ることができ、より一層、動作中か否かを確認しやすくなる。
請求項15に記載の発明によれば、請求項1に記載の微構造部が、前記光入射部から離れるにしたがって溝または突起が密に形成されているため、光放出部の放出面全体の光の放出量が均一になり、点灯時に見やすくなる。
あるいは、請求項1に記載の微構造部が、請求項16に記載の発明のように、前記光放出部全体に溝または突起が均一に分布するよう形成されていれば、見た目、特に消灯時の見た目がよくなる。
請求項17に記載の発明によれば、光放出部に混入された光散乱粒子により、光放出部内の光がより複雑に反射等を繰り返し、放出面より出射される光量が大きくなり、表示灯がより見やすくる。
請求項17に記載の発明において、請求項18に記載の発明のように、光散乱粒子の混入量が前記光入射部から離れるにしたがって密であれば、光放出部の放出面全体の放出量が均一になり、点灯時において、より見やすくなる。
また、請求項18に記載の発明において、請求項19に記載の発明のように、前記光散乱粒子が前記光放出部全体に均一に混入されていれば、見た目、特に消灯時の見た目がよくなる。
請求項20に記載の発明によれば、光放出部を通る光の方向が多様化し、光放出部全体に効率よく光が伝達され、放出面からの発光が強くなり、外部からの視認性が向上するようになる。
請求項21に記載の発明によれば、表示灯の点灯は停止可能であることから、必要に応じて、たとえば夜間に消灯させることができる。
請求項22に記載の発明によれば、表示灯の光量が変更可能であることから、必要に応じて、たとえば夜間に光量を下げて暗くすることができる。
請求項23に記載の発明によれば、光源が複数設けられ、点灯させる光源の数を変更可能であることから、必要に応じて、たとえば夜間に点灯させる光源を減らし、その結果表示灯の光量を下げることができる。
本発明の火災感知器は明るさと全方位から見ることができるという視認性の高さが利点であるが、その表示灯を通電表示に用いた場合、夜間の就寝時等には部屋に居る者に不安感を与えたり睡眠の妨害となることもある。しかし、請求項21、22、23によれば、点灯を停止したり光量を下げることで、表示灯を夜間の就寝時等においても適切な状態に制御することができる。
請求項24に記載の発明によれば、本体ケースの中央に開口が形成され、この開口を本体ケースとは別体の蓋部で被うようになっていることから、蓋部の形状を変えることによって、複数のタイプの火災感知器に対応できる筐体となる。つまり、蓋部として、たとえば、散乱光式煙感知器であれば特別な構造のない単なる蓋を用い、熱煙複合型感知器や熱式感知器であれば、蓋部に感熱素子を収めることができる場所を有するような形状のものを用いればよいので、蓋部を交換するだけで、タイプ別の筐体に変更することが可能となり、各タイプごとに筐体の設計・製造する必要がなくなり、その分、コストを削減することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一例としての火災感知器10の外観を示したもので、(a)は平面図、(b)は側面図であり、また、図2(a)は火災感知器10の筐体を構成する部材を分解したときの各部材の側面図、図2(b)は本体ケースの平面図、図3は、図1中のA−A線に沿った火災感知器10の断面図、図4(a)は光ガイド部材の斜視図である。火災感知器10は、散乱光式煙感知器であり図1(b)の上側(頭頂部側)を下に向けて建造物の天井面に設置されるようになっている。
火災感知器10の外側部分は、図1〜図3に示すように、蓋部11、光ガイド部材20、本体ケース30、ベース31とから構成される。
ベース31には、図3に示すように、ネジ36により、回路基板32が取り付けられている。この回路基板32には、発光素子33と受光素子34がリード線を介して実装され、また本発明の光源として発光ダイオード(LED)35が2個(図3では1個のみ図示)面実装されている。
本体ケース30は、白色の樹脂からなり、中央に円形の開口30bが形成された平面視環状の部材である。本体ケース30の内部には検煙箱37が収められ検煙室36が形成されている。また、ベース31に取り付けられた前記回路基板32、発光素子33、受光素子34は、本体ケース30内に臨んでいる。
この火災感知器10では、火災等により煙が発生し、その煙が検煙室36内に流入してくると、感知器10が作動中であれば、発光素子33から発せられた光が、流入してきた煙によって散乱し、その散乱光が受光素子34により受光され、それにより、火災が検出されるようになっている。また、感知器10が作動中であれば、LED35が点灯するようになっている。
本体ケース30の内部の開口30b近傍には、蓋部11を係止するための爪30aが4個形成されている。図3では、爪30aを1個のみ図示している。
また、図2に示すように、開口30bの周りには、円形状の薄板が立設され、この薄板の外側の面が、光ガイド部材20の環状部22の内周面22bに接し、内周面22bから出てくる光を反射する第1の反射面(光反射物)40となる。また、第1の反射面40から径方向に所定の幅をもって延出し、平面視環状の平坦な面が形成されており、この面が前記環状部22の底面22dと接し、底面22dから出てくる光を反射する第2の反射面(光反射物)41となる。
さらに、第2の反射面41には、光ガイド部材20の光入射部21、21を填め込むため、互いに対向する2つの嵌合穴30cが形成されている。図3では、嵌合穴30cは1個のみ図示されている。
光ガイド部材20は、環状に形成された環状部(光放出部)22と該環状部22から下方に延出する棒状の光入射部21、21とからなり、環状部22および光入射部21、21はいずれも光が透過できる材質からなる。
光入射部21、21は、その末端部から、LED35からの光が入射するようになっている。光入射部の末端部は図4(b)に示すように平坦に形成されており、入射した光は、環状部22に向かって進行するようになっている。
環状部22は、光ガイド部材20が火災感知器に組み込まれた際に外部に光を放出する面、すなわち、表示灯としての役目を果たす放出面22aと、内周面22bと、上面22cと、底面22dとからなる。放出面22aは、上面22cと底面22dとの間で斜面として形成されている。
環状部22において、光入射部21、21の上方には、図4あるいは図6に示すように、V字状の切欠きである切欠き23、23が形成されている。光入射部21、21からの光は切欠き23、23の斜面で反射して環状部22に送り出されるようになる。すなわち、これら切欠き23、23が本発明の光誘導部となる。
なお、切欠き23、23それぞれを形成する2つの面は、図4に示すように、光入射部21、21の長さ方向に平行する直線に対して、同程度の所定の角度を有するように形成してもよいし、図5に示すように、一方の面23aは光入射部21の長さ方向に平行する直線に対してほぼ平行し、他方の面23bは同直線に対して所定の角度を有するように形成してもよい。
また、環状部22の底面22dには、図6(c)に示すように、一様にヘアライン状の微細な溝である細溝(微構造部)24、24、24…が多数形成されている。環状部22内の光はこれら細溝24、24…により様々な方向に反射するようになる。
この光ガイド部材20は、図3に示すように、光入射部21、21をそれぞれ本体ケース30の2つの嵌合穴30cに填め込んで、後述する蓋部11で押さえるようにして火災感知器10に組み込まれる。
2つの嵌合穴30cに填め込まれた光入射部21、21の端部は、それぞれ、図3に示すように、回路基板32上の2個のLED35に近接するようになり、これにより、各々のLED35が発した光は、光入射部21内に入射するようになる。
また、光ガイド部材20を火災感知器10に組み込むと、環状部22の内周面22bが本体ケースの第1の反射面40に、底面22dが前記第2の反射面41に、上面22cが後述する第3の反射面11dのそれぞれと接する。よって、内周面22b、底面22d、上面22cから外部に出射しようとする光は、それぞれ、白色の第1の反射面40、第2の反射面41、第3の反射面11dによって反射させられ、環状部22内部に回帰するようになっている。図3では、光ガイド部材20と、本体ケース30および蓋部11との接している部分を太線で示している。
そして、環状部22の放出面22aは、上面22cと底面22dに対して斜めに形成されているので、図3に示すように、火災感知器10にセットされた状態で、感知器10の側面と下面の双方に対して斜めに形成される斜面となる。
蓋部11は、白色の樹脂により、図1(a)に示すように上下方向から見ると略円盤状に形成されている。
図2に示すように、蓋部11の裏側には、円盤の中心部から所定の半径で形成される円に沿うように、穴11bを有する係止部11aが4個ほぼ等間隔で形成されている。
また、蓋部11の裏側の周縁部には環状に平坦な面が形成され、この面が前述の環状部22の上面22cと接し、上面22cから出てくる光を反射する第3の反射面11dとなる。
蓋部11は、本体ケース30の嵌合穴30c、30cに対して光入射部21、21を填めた状態の光ガイド部材20を被うようにして、蓋部11の4つの係止部11aのそれぞれを、本体ケース30の4つの爪30aに掛けることによって(図3参照)、本体ケース30に対して固定される。これにより、光ガイド部材20も、本体ケース30と蓋部11との間で固定されるようになっている。この状態で、第3の反射面11dは、光ガイド部材20の環状部22の上面22cと接するようになる。
図7には、回路基板32に形成されている制御回路60の概略を示した。制御回路60は、検出部61、信号処理回路62、伝送部63、記憶部64、アドレス設定部65、光源制御部66とからなる。
火災感知器10は、建造物等に設置される際に、伝送部63を介して、火災受信機などの中央装置200に接続され、該中央装置200の制御の下、作動するようになっている。なお中央装置200には、複数の火災感知器10その他の端末機器が接続され、各火災感知器10は、アドレス設定部65に設定された固有のアドレスにより識別されるようになっている。
検出部61は、発光素子33と受光素子34とを含み、発光素子33に所定の間隔で発光させるとともに、受光素子34が光を受光した場合に生じる受光信号を検出し信号処理回路62に対して出力する。
信号処理回路62は、伝送部63を介して中央装置200と信号の授受を行うもので、中央装置200からのアドレスを含む呼び出しに呼応して、そのアドレスが自己のアドレスと一致するか否かを検出し、一致した場合には検出部61で検出された信号を中央装置200に対して送出したり、あるいは中央装置200から送られてきた制御信号に対応した制御を実行する。
たとえば、信号処理回路62は、中央装置200から自己のアドレスが呼び出される度に、光源制御部66を介して、LED35、35を発光させる。また、中央装置200からLED35、35の発光量の変更あるいは点灯の停止を指示する旨の信号が入力すると、光源制御部66に対して対応するLED制御信号を出力する。
光源制御部66は、LED35、35を直接制御する回路であり、信号処理回路62からの信号に応じて、通常はLED35、35を所定の光量で周期的に点灯させ(通電表示という)、前記LED制御信号が入力するとLED35、35の発光量を変更したり、点灯を停止したりする。
記憶部64は、信号処理回路62が各種処理を行う際に要するデータを格納するメモリである。
前述のように、火災感知器10のLED35、35の発光状態は中央装置200によって制御されるようになっており、この制御について以下に説明する。
第1の制御方法は、設定により通電表示を停止させる方法である。この場合、中央装置200に、通電表示を停止させる火災感知器のアドレスと、通電表示を停止させる実施時間を設定登録する機能を持たせる。たとえば特定のアドレスの火災感知器について、通電表示を夜間の所定の時間(停止時間)から朝の所定の時間(復帰時間)まで停止するよう設定しておく。
中央装置200は、前記停止時間になると登録された特定の火災感知器10を呼び出す際に、その感知器に通電表示を停止する旨の制御信号を送る。この制御信号を受信した火災感知器10は、自己が呼び出されてもLED35、35を発光させないことを記憶部64に記憶する。これ以後火災感知器10は自己が呼び出されても通電表示を行わなくなる。
そして、中央装置200は、前記復帰時間になったら設定登録していた火災感知器10を呼び出す際に、通電表示を行う旨の制御信号を送る。この制御信号を受信した火災感知器10は、自己が呼び出される度に、LED35、35を発光させるという状態を記憶部64に記憶させる。これ以後この火災感知器10は通電表示を行うようになる。
第2の制御方法は、LED35、35の発光量を減少させる方法である。この場合、中央装置200に、LED35、35の発光量を減少させる火災感知器のアドレスと、発光量を減少させる実施時間を設定登録する機能を持たせる。
中央装置200は、所定の時間になると登録した火災感知器10に発光量を減少させる旨の制御信号を送る。この制御信号を受信した火災感知器10は、自己が呼び出された際に、LED35、35を通常より少ない光量で発光することを記憶部64に記憶する。これ以後火災感知器10は自己が呼び出されたとき通常より少ない光量でLED35、35を発光させるようになる。
そして、中央装置200は、朝の所定の時間になったら設定登録していた火災感知器10を呼び出す際に、通常の光量で発光する旨の制御信号を送る。この制御信号を受信した火災感知器10は、自己が呼び出される度に通常の光量で発光するよう記憶部64に記憶し、以後この火災感知器10は通電表示を行うようになる。
なお、LED35、35の光量を減少させる方法としては、その駆動電流を減少させればよい。
第3の制御方法は、LED35、35の一方のみを点灯させる方法である。この場合、中央装置200に、LED35、35の一方のみ点灯させる火災感知器のアドレスと、その実施時間を設定登録する機能を持たせる。
中央装置200は、所定の時間になると登録した火災感知器10にLED35、35の一方のみ点灯する旨の制御信号を送る。この制御信号を受信した火災感知器10は、自己が呼び出される度にLED35、35の一方のみ点灯することを記憶部64に記憶する。これ以後火災感知器10はLED35、35の一方のみが発光するようになる。
そして、中央装置200は、朝の所定の時間になったら設定登録していた火災感知器10を呼び出す際に、通常通り2つのLED35を点灯させる旨の制御信号を送る。この制御信号を受信した火災感知器10は、自己が呼び出される度に、2つのLED35を発光させ通電表示を行うことを記憶部64に記憶し、この感知器は通電表示を行うようになる。
なお、火災感知器10は、第1、第2、第3の方法のうちの1つだけでなく、2つ以上の方法で点灯制御できるようにしてもよく、たとえば、点灯するLED35を1つにし、その光量を少なくするように制御してもよい。
以上の火災感知器10によれば、2個のLED35から発せられた光が光ガイド部材20によって導かれて、環状の表示灯となる放出面22aから発せられるので、火災感知器10が作動中であるか否かをどのような方向からも確認することができる。
また、光ガイド部材20の環状部22には、V字状の切欠き23、23が形成されているので、光入射部21、21からの光を効率よく環状部22に導くことができる。そのうえ、環状部22の底面22dには、細溝24、24…が多数形成されていることから、環状部22内の光がより複雑に反射等を繰り返し、放出面22aより出射される光量が多くなり、十分な明るさを有する表示灯となる。
さらに、光ガイド部材20を、本体ケース30、蓋部11に組み込むことで、環状部22は、本体ケース30の第1の反射面40、第2の反射面41、蓋部11の第3の反射面11dにより囲まれ、放出面22a以外の面から出射しようとする光は、これら第1〜第3の反射面により反射されて環状部22内に回帰することから、放出面22aのみから効率よく発光させることができ、より見やすい表示灯となる。
したがって、従来と同様の内部部品配置であっても、点灯状態が周囲のどの方向から見ても確認できるだけの十分な明るさを有するようになる。
さらに、これら光入射部21、21が環状部22から延出する棒状であることから、2つのLED35は面実装でよく、回路基板32からリード線等を介してLEDを接続する必要がなくなり、部品点数および製造時の組立工程数を減らすことができ、この点においてコストを削減できる。
また、表示灯となる放出面22aは、火災感知器10の側面と下面に対して斜面となることから、この火災感知器10を天井に取り付けると、周囲の者は、表示灯を、火災感知器の直下からも、斜め下からも見ることができ、より一層、動作中か否かを確認しやすい。
なお、光ガイド部材20は、上記実施の形態では、単に光を透過する物質からなるものであったが、透明な物質に、光を散乱させる光散乱粒子を混入させてもよい。
また、本実施の形態の火災感知器10は、明るさと全方位から見ることができるという視認性の高さを効果として有するものであるが、その表示灯を通電表示に用いた場合、夜間の就寝時等には部屋に居る者に不安感を与えたり睡眠の妨害となることもある。
しかし、火災感知器10においては、中央装置200における設定によりLED35,35の点灯を停止したり、LED35、35の発光量を下げたり、あるいは1つのLED35のみ点灯させることによって表示灯の輝度を減少させることができるので、通電表示を行う表示灯を夜間の就寝時等においても適切な状態に制御することができる。
また、光ガイド部材に形成されるヘアライン状の溝は、環状部の底面に形成されることに限らず、底面、上面、内周面、放出面に必要に応じて形成すればよい。
さらに、このヘアライン状の溝は、図6(c)で示したパターンに限らず、効率よく光を外部に向かって放射できるようになるものであればよく、たとえば、図8に示すパターンでもよい。図8では、本発明で用いられる光ガイド部材の一例を示した。光ガイド部材100には、光ガイド部材20同様に、切欠き101、101が形成されるとともに、その表面には、光ガイド部材20よりも、溝同士がより多く交差するように形成された、ヘアライン状の多数の溝102、102、102…が形成されている。
光ガイド部材の光誘導部としては、上記実施の形態ような溝状に限らず、図9に示すような突起状でもよい。図9には本発明の光ガイド部材の他の例として光ガイド部材70の一部のみ示した。すなわち、図9で示す光ガイド部材70の光入射部(図示せず)上には、山型の突起71が形成され、光入射部からの光が突起71の斜面で反射するようになっている。
光ガイド部材20の光入射部21の端部は、図4(b)に示すように、平坦な面により形成されたが、本発明において、光入射部の入射端部はこれに限定されない。
たとえば、凸レンズ状や凹レンズ状に形成するような場合が挙げられる。凹レンズ状あるいは凸レンズ状に形成することで、光源から入射する光を平行光線にすることができ、光入射部における光量のロスを極力抑えることができる。図10(a)には、凸レンズ状に形成した場合を示した。
また、図10(b)に示すように、光入射部の入射端部は光の進行方向に向かって徐々に細くなるように形成してもよい。このように入射端から進行方向に向けて徐々に細くなるような形状にすると、光源からの光を集光することができ、光源からの光を効率よく伝播させることができる。なお、図10(b)では最末端の形状は丸みを帯びた凸面であるが、凹面や平面に形成されていてもよい。
さらに、光ガイド部材の形状は、上記実施の形態に限定されるものではない。
たとえば、図11に示すような形状が挙げられる。図11(a)、(b)で示す光ガイド部材80は、光ガイド部材20同様に透明な材質から得られ、光入射部81、81と環状部82とからなり、環状部82には外部に対して光を放出する放出面84が形成されている。光入射部81、81の上部には、V字型の切欠き83、83が形成されている。また、光ガイド部材80には、必要に応じて表面にヘアライン状の溝や突起が形成されていてもよい。
この光ガイド部材80の環状部82は、図11(b)に示すように、光入射部81、81部分が最も厚みがあり、光入射部81、81から離れるほど薄くなるように形成されている。
この光ガイド部材80では、図11(c)に示すように、光入射部81から入った光は切欠き83の斜面で反射して環状部82を進む。徐々に薄くなる環状部82を通る光は、切欠き83の反射した位置によって、光環状部82の斜めに形成された上面82の異なる箇所で反射し、それぞれ異なる経路を進んでいくようになる。したがって、環状部82内を通る光の方向が多様化し、環状部82全体に効率よく光が伝播され、放出面84からの発光も強くなり、外部からの視認性が向上する。
その他、光ガイド部材の具体的な形状等は、上記実施の形態に限定されず、たとえば、光入射部は1本あるいは3本以上であってもよい。また、環状部の光を外部に発する放出面(表示灯)は正円でなくてもよく、複数の屈曲部を有するような星形や花形のような形状でもよい。
また、光ガイド部材の放出面は、上記のような環状に限らず、円盤や、略多角形状等の盤状等に形成されていてもよい。
要は天井に取り付けられた火災感知器をどの角度から見ても、表示灯が見える形状であればよい。
さらに、本発明の表示灯は、必ずしも上記光ガイド部材のような1つの部材からなるものでなくてもよく、複数の部品を組み合わせて構成されてもよい。
また、上記実施の形態では、本体ケース30や蓋部11の第1〜第3の反射面が光反射物として機能したが、本発明はこれに限らず、光反射物としての白色塗料、金属箔、金属塗料、等により、光ガイド部材の放出面以外の面を被うようにしてもよい。
上記の実施の形態では、表示灯の点灯状態を制御するための火災感知器や実施時間の設定登録機能を中央装置200に持たせたが、個々の火災感知器10において設定できるようにしてもよい。
また、感知器の設置場所によっては、設定時間を定めず常時表示灯の点灯を停止あるいは光量を減少させるようにしてもよい。
〈変形例〉
図12、図13には、上記実施の形態の変形例を示した。なお、図12、図13において、符号51は蓋部、52は回路基板、53はサーミスタ等の感熱素子、54は検煙室であり、その他の上記実施の形態と全く同じ部材については同符号を付している。また、図13の回路基板52上に形成される発光素子等についての詳細は省略されている。
火災感知器50は、熱煙複合型の感知器であり、図13に示すように、検煙室54の中央に感熱素子53が設けられており、熱と煙の両方を検出することにより、火災を感知するようになっている。
火災感知器50の外側部分は、ベース31、本体ケース30、光ガイド部材20、蓋部51とから構成される。このうち、ベース31、本体ケース30、光ガイド部材20は火災感知器10と全く同じ部材であり、蓋部51のみが、蓋部11とは異なっている。
蓋部51の裏側は、蓋部11と同様に、4つの係止部51a、第3の反射面51d等が形成されている。蓋部51には、周囲の外気を誘導する外気フィン56、56…が形成され、中央部には、感熱素子53が臨み外気と連通する開口を有する素子受け部55が形成されている。
この火災感知器50では、ベース31、本体ケース30、光ガイド部材20については火災感知器10と共通の部材であり、蓋部51のみ異なる部材を用いている。
火災感知器の検出能については特定の方向性を有することは望ましいことではないので、受光素子や感熱素子といった検出センサは、感知器の種類を問わず中央部に配設され、したがって、中央部を被う蓋部の形状等は感知器の種類に応じて適宜変更する必要がある。言い換えれば、中央部を被う蓋部以外の部材は同じ部材にすることが可能である。火災感知器10と火災感知器50によれば、表示灯となる光の放出面(22a、84)を環状に形成したことにより、検出方式に応じて火災感知器の蓋部のみ変更し、筐体を構成する他の部材を共通化させることができる。
したがって、異なるタイプの火災感知器において、筐体を構成する部品の多くを共通化させて、製造工程を簡略化でき、より低コストで火災感知器を製造することができる。
本発明の一例としての火災感知器を示したもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図1の火災感知器の筐体を構成する各部材を示したもので、(a)は各部材の側面図、(b)は各部材中における本体ケースの平面図である。 図1の火災感知器の断面図である。 図1の火災感知器で用いられる光ガイド部材を示したもので、(a)は斜視図であり、(b)は光ガイド部材の光入射部の一部拡大図である。 図4とは異なる形状の切欠きを示す斜視図である。 図4の光ガイド部材を示すもので、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は底面図である。 図1の火災感知器内の回路基板に設けられている制御回路を示すブロック図である。 本発明の光ガイド部材に形成される微構造物の他の例を示す底面図である。 本発明の光ガイド部材に形成される光誘導部としての突起を示す斜視図である。 光ガイド部材の光入射部端部の形状のバリエーションを説明するための図である。 本発明の光ガイド部材の他の例を示すもので、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は光が伝播する様子を模式的に示す図である。 本発明の火災感知器の他の例を示したものであり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は蓋部の側面図である。 図12(a)のB−B線に沿った断面図である。 従来の火災感知器の一例を示したもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。
符号の説明
10、50 火災感知器
11、51 蓋部
11d、51d 第3の反射面(光反射物)
20 光ガイド部材
21、21 光入射部
22 環状部(光放出部)
22a 放出面
22b 内周面
22c 上面
22d 底面
23、23 切欠き(光誘導部)
24 細溝
30 本体ケース
30b 開口
40 第1の反射面(光反射物)
41 第2の反射面(光反射物)
31 ベース
32 回路基板
35 LED(光源)
60 制御回路
61 検出部
62 信号処理回路
63 伝送部
64 記憶部
65 アドレス設定部
66 光源制御部

Claims (24)

  1. 火災を検出する回路が形成されている回路基板と、
    前記回路基板に接続されている光源と、
    前記回路基板と光源を収納している筐体と、
    前記光源からの光により点灯し前記筐体の表面側で表示する表示灯とを備える火災感知器において、
    前記表示灯は、前記光源からの光を入射させる入射部と、前記筐体の表面側から見て当該筐体の表面側の頭頂部を通る中心線をほぼ中心とした環状をなす光放出部と、前記光入射部より入射された光を前記光放出部へ誘導する光誘導部と、を備えた光ガイド部材からなり
    前記光放出部は、その表面の一部に環状の光放出面を備えるとともに、微細な溝または突起の少なくとも一方が形成された微構造部が環状に設けられ、前記光放出部の表面の少なくとも前記光放出面を除く領域は光を反射する光反射物により被われていることを特徴とする火災感知器。
  2. 火災を検出する回路が形成されている回路基板と、
    前記回路基板に接続されている光源と、
    前記回路基板と光源を収納している筐体と、
    前記光源からの光により点灯し前記筐体の表面側で表示する表示灯とを備える火災感知器において、
    前記表示灯は、前記光源からの光を入射させる入射部と、前記筐体の表面側から見て当該筐体の表面側の頭頂部を通る中心線をほぼ中心とした環状をなす光放出部と、前記光入射部より入射された光を前記光放出部へ誘導する光誘導部と、を備えた光ガイド部材からなり、
    前記光放出部は、その表面の一部に環状の光放出面を備えているとともに、内部には該光放出部の軸方向に沿って光散乱手段が設けられ、該光放出部の表面の前記光放出面を除く領域は光を反射する光反射物により被われていることを特徴とする火災感知器。
  3. 前記光入射部は複数設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の火災感知器。
  4. 前記光入射部は前記光放出部から前記回路基板側へ延出していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の火災感知器。
  5. 前記光源は前記回路基板上に面実装されていることを特徴とする請求項に記載の火災感知器。
  6. 前記光入射部は棒状をなしその端面から前記光源の光が入射されるようにされていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の火災感知器。
  7. 前記光入射部の光が入射する端部は、レンズ状に形成されていることを特徴とする請求項3〜のいずれかに記載の火災感知器。
  8. 前記光入射部の光が入射する端部は、光の進行方向に向かって徐々に細くなるような形状に形成されていることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の火災感知器。
  9. 前記光誘導部は前記光放出部に形成された切欠きであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の火災感知器。
  10. 前記切欠きはV字状であることを特徴とする請求項9に記載の火災感知器。
  11. 前記筐体は表面側に検出用の開口が設けられており、
    前記光放出部と前記検出用の開口とは同心となるように配置されていることを特徴とする請求項3〜10のいずれか記載の火災感知器。
  12. 前記放出面は、前記筐体の側面と下面の双方に対して斜めになるように形成されていることを特徴とする請求項3〜11のいずれか記載の火災感知器。
  13. 前記光反射物は、前記筐体の一部であることを特徴とする請求項1または2に記載の火災感知器。
  14. 前記光反射物は、前記光放出部の表面に塗布された塗料または金属箔であることを特徴とする請求項1または2に記載の火災感知器。
  15. 前記微構造部は、前記光入射部から離れるにしたがって溝または突起が密となることを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。
  16. 前記微構造部は、前記光放出部全体に溝または突起が均一に分布するよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。
  17. 前記光散乱手段は、前記光放出部の内部に混入された光散乱粒子であることを特徴とする請求項2に記載の火災感知器。
  18. 前記光散乱粒子の混入量は、前記光入射部から離れるにしたがって密となることを特徴とする請求項17に記載の火災感知器。
  19. 前記光散乱粒子は、前記光放出部全体に均一に混入されていることを特徴とする請求項17に記載の火災感知器。
  20. 前記光放出部は、前記光入射部近傍が最も厚みがあり、前記光入射部から離れるほど薄くなることを特徴とする請求項3〜19のいずれかに記載の火災感知器。
  21. 前記表示灯の点灯は、停止可能であることを特徴とする請求項1〜20のいずれか記載の火災感知器。
  22. 前記表示灯の光量は、変更可能であることを特徴とする請求項1〜21のいずれか記載の火災感知器。
  23. 前記光源は複数設けられ、点灯させる光源の数を変更可能であることを特徴とする請求項1〜22のいずれか記載の火災感知器。
  24. 前記筐体は、少なくとも、中央に開口が形成されその周囲に前記検出用の開口が形成されている本体ケースと、前記中央の開口を被う蓋部とを有することを特徴とする請求項1〜23のいずれか記載の火災感知器。
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