JPH08305978A - 火災警報器 - Google Patents

火災警報器

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JPH08305978A
JPH08305978A JP10565495A JP10565495A JPH08305978A JP H08305978 A JPH08305978 A JP H08305978A JP 10565495 A JP10565495 A JP 10565495A JP 10565495 A JP10565495 A JP 10565495A JP H08305978 A JPH08305978 A JP H08305978A
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JP
Japan
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fire alarm
smoke
detection
frame
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP10565495A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ikegawa
敏男 池川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
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Publication of JPH08305978A publication Critical patent/JPH08305978A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煙検知用と熱検知用の両方に共通して使用す
ることができる火災警報器を提供する。 【構成】 モールド10の導入部11の形状を、所定の
フレーム間隔を有する複層フレーム構造とし、更に中央
部分のフレーム13を火災警報器本体内部へ向けて傾斜
させて形成する。これにより火災警報器本体の検知部の
温度と室温との差が生じることがなく、また下方からの
煙も横方向からの煙も効率良く火災警報器の本体の検知
部内に導入することができる。したがって1つのモール
ドで熱感知用としても煙感知器用としても使用すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災発生時に発生する
煙又は熱を検知して警報を発生する火災警報器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の熱検知用の火災警報器の外
カバー(以下モールド)1の外観を示す斜視図であり、
また図8はモールド1の側面図である。この火災警報器
のモールド1の導入部2は、図7に示すように熱気流特
性を良くするための開放的なフレーム構造となってお
り、更に指などの異物が火災警報器本体内に入らないよ
うにフレーム間隔が狭くなっている。特に、頂上部分の
フレーム3は小径のリング状に形成されており、また、
中央部分のフレーム4(図8)が火災警報器本体に対し
て水平方向に形成されている。火災警報器本体内にはモ
ールド1の導入部2に位置するようにサーミスタ等の熱
検出素子5が設けられている。一方、煙検知用の火災警
報器のモールド(図示略)の導入部は、火災警報器の検
知部に煙を効率良く導入するために窓が広くとられた構
造になっている。なお、この煙検知用の火災警報器のモ
ールドの導入部の窓の周囲には虫等の侵入を防ぐための
金属製のリング状の網が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の火災警報器にあっては、熱検知用と煙検知用のモー
ルドが検知方式の違いから互いに形状が異なることから
共通化ができないので、製造コストが高くつくという問
題点がある。ここで、共通化できない理由としては、煙
検知用のモールドでは虫よけ用の網を使用し、その網の
目がかなり小さいことから、火災警報器の検知部と外気
との温度差が生じ易く、外気の温度の変化を正確にとら
えることが困難である。熱検知用のモールドでは導入部
2のフレーム4が火災警報器本体に対して水平方向に形
成されていることから、図7に示すように下からの煙は
ブロックされ、横からの煙は図8に示すように内部に殆
ど取り込むことなく表面上を通過させてしまう。このよ
うに、煙検知用のモールドは熱検知用としては使用不可
能であり、また熱検知用のモールドは煙検知用としては
使用不可能である。なお、熱検知用のモールド1のフレ
ーム4は熱気流を整流するというよりも熱検出素子5の
ガードという意味合いが強いと言える。
【0004】そこで本発明は、煙検知用と熱検知用の両
方に共通して使用することができる火災警報器を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による火災警報器は、熱又は煙を検知
する検知部を有する本体と、この本体の前記検知部側を
覆うと共に前記検知部の位置に導入部を形成してなる外
カバーとを備えた火災警報器において、前記外カバーの
前記導入部の形状を、所定のフレーム間隔を有する複層
フレーム構造とし、更に中央部分のフレームを火災警報
器本体内部へ向けて傾斜させて形成したことを特徴とす
る。また、好ましい態様として例えば請求項2記載の発
明のように、前記フレーム間隔及び/又は前記フレーム
の傾斜角度を可変可能としてもよい。
【0006】
【作用】本発明では、外カバーとしてのモールドの導入
部の形状を、所定のフレーム間隔を有する複層フレーム
構造とし、更に中央部分のフレームを火災警報器本体内
部へ向けて傾斜させて形成する。導入部を所定のフレー
ム間隔を有する複層フレーム構造とすることにより、火
災警報器本体の検知部の温度と室温との差が生じること
がない。また、導入部の中央部分のフレームを火災警報
器本体内部へ向けて傾斜して形成することにより、下方
からの煙も横方向からの煙も効率良く火災警報器本体の
検知部内に導入することができる。したがって、1つの
モールドで熱感知用としても煙感知器用としても使用す
ることができる。更に、本発明では、中央部分のフレー
ムによるフレーム間隔及び/又は傾斜角度を可変できる
該フレームをモールドの導入部に対して取り付けること
で、煙や熱に対する検出感度を変化させることが可能に
なる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の火災警報器の
一実施例について説明する。図1は本発明に係る火災警
報器の外観を示す正面図、図2は図1の火災警報器を矢
印A方向から見た側面図、図3は図1の火災警報器を矢
印B方向から見た側面図である。この実施例の火災警報
器の外カバー(モールド)10の導入部11は、熱気流
特性を良くするために所定のフレーム間隔を有する複層
フレーム構造になっている。この場合、指やドライバー
等の異物が火災警報器の本体内に入らないようなフレー
ム間隔になっている。中央部分のフレーム13は整流板
として本体内部方向へ傾斜して形成されている。このフ
レーム13と外カバー10の本体側との間隔14が従来
の熱検知用の火災警報器のモールド1における間隔と同
様に指などの異物が入らないような広さになっている。
導入部11の頂上部分のフレーム12は小径のリング状
に形成されている。
【0008】図4はこの実施例の火災警報器を煙検知用
として用いた場合の縦断面図であり、この図に示すよう
にモールド1のフレーム13が火災警報器本体内部に向
けて傾斜しているのが分る。フレーム13を傾斜させる
ことにより、図5に示すように、下からの煙も横からの
煙も効率良く検知部内に導入できるようになる。なお、
図4にに示す符号15は防虫用の金網である。一方、図
6はこの実施例の火災警報器を熱検知用として用いた場
合の縦断面図であり、この場合も上述のようにモールド
10の導入部11が所定のフレーム間隔を有する複層フ
レーム構造になっているので、火災警報器本体の検知部
の温度が室温とが等しくなる。また、フレーム間隔を狭
くしているので、指などの異物が火災警報器本体内に入
ることがない。
【0009】このようにこの実施例では、モールド10
の導入部11の形状を、所定のフレーム間隔を有する複
層フレーム構造とし、更に中央部分のフレーム13を火
災警報器本体内部へ向けて傾斜させた。これにより、火
災警報器本体の検知部の温度と室温とを等しくすること
ができ、更に下方からの煙も横方向からの煙も効率良く
火災警報器の本体の検知部内に導入することができるの
で、1つのモールドで熱感知用としても煙感知器用とし
ても使用することができる。なお、上記実施例では、モ
ールド10の導入部11のフレーム13をモールド10
の一部分として形成したが、これを別個の部材として傾
斜角度を可変できるように取り付けてもよいし、フレー
ム間隔を可変できるように取り付けてもよい。また、こ
れら両方を実現できるようにしてもよい。このようにす
ることで、煙や熱に対する検出感度を変化させることが
可能になる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、外カバーとしてのモー
ルドの導入部の形状を、所定のフレーム間隔を有する複
層フレーム構造とし、更に中央部分のフレームを火災警
報器本体内部へ向けて傾斜させて形成したので、火災警
報器本体の検知部の温度と室温との差が生じることがな
く、また下方からの煙も横方向からの煙も効率良く火災
警報器本体の検知部内に導入することができ、これによ
って1つのモールドで熱感知用としても煙感知器用とし
ても使用することができる。この結果、製造コストを下
げることが可能になる。また、中央部分のフレームによ
るフレーム間隔及び/又は傾斜角度を可変できるように
このフレームをモールドの導入部に対して取り付けるこ
とで、煙や熱に対する検出感度を変化させることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る火災警報器の外観を示す正面図で
ある。
【図2】図1に示す火災警報器を矢印A方向から見た側
面図である。
【図3】図1に示す火災警報器を矢印B方向から見た側
面図である。
【図4】本発明に係る火災警報器を煙検知用とした用い
た場合の縦断面図である。
【図5】煙検知用の火災警報器の一部分の縦断面図であ
る。
【図6】本発明に係る火災警報器を熱検知用とした用い
た場合の縦断面図である。
【図7】従来の熱検知用の火災警報器の外カバーの外観
を示す斜視図である。
【図8】図7に示す従来の火災警報器の外カバーの側面
図である。
【符号の説明】
5 熱検出素子 10 モールド(外カバー) 11 導入部 12 フレーム 13 フレーム 15 金網

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱又は煙を検知する検知部を有する本体
    と、 この本体の前記検知部側を覆うと共に前記検知部の位置
    に導入部を形成してなる外カバーと、を備えた火災警報
    器において、 前記外カバーの前記導入部の形状を、所定のフレーム間
    隔を有する複層フレーム構造とし、更に中央部分のフレ
    ームを火災警報器本体内部へ向けて傾斜させて形成した
    ことを特徴とする火災警報器。
  2. 【請求項2】 前記フレーム間隔及び/又は前記フレー
    ムの傾斜角度が可変可能であることを特徴とする請求項
    1記載の火災警報器。
JP10565495A 1995-04-28 1995-04-28 火災警報器 Pending JPH08305978A (ja)

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