JP2006195652A - 火災感知器 - Google Patents

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Ryuichi Yamazaki
竜一 山▲崎▼
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Abstract

【課題】 金網からなる防虫網を暗箱に挿通する際に生じていた暗箱の削りくず発生をなくし、筐体内部の感知器基台と感知器カバーとの接合部を介した小昆虫等が感知器内部への侵入を防ぎ、感知器筐体のデザイン上の制約を解消する。
【解決手段】 火災の発生により生じる煙を、筐体に穿たれた導入孔を介して筐体内部に取り込み、筐体内部に設けられた検出部により検出する火災感知器において、導入孔に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網を、筐体と防虫網を樹脂一体成形体等とすることにより、筐体と一体に形成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、小昆虫等が検出部に侵入することを防止できる構造を有する火災感知器に関するものである。
従来より、火災の発生により生じる熱、煙等を検出する火災感知器が種々提案され、使用されてもいる。これらの火災感知器のうち、検出部として、煙の光散乱作用を利用する散乱光式煙検出部を有する火災感知器、あるいは、煙の空気イオン捕捉作用を利用するイオン化式煙検出部を有する火災感知器においては、検出部に小昆虫等が侵入することにより検出動作に支障を来すことがないよう、検出部の周囲に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網を設けている。
その一例を第4図および第5図によって示すと、第4図は従来の散乱光式煙検出部を有する感知器本体(筐体)21の外観図であり、第5図はその断面図である。天井面等に設置された感知器ベース(図示せず)に着脱自在に取り付けられる感知器本体(筐体)21の内部には、外来光の侵入を防ぎ、煙をその内側に取り込む暗箱22が設けられている。この暗箱22の内部には、発光素子23から照射された光の煙による散乱光を受光素子24により検出することにより、煙の存在を検出する検出部25が形成されている。この暗箱22の周壁は縦方向に並べられた複数の薄板26からなり、その隙間に外来光の侵入を防ぐラビリンス状の煙導入路が形成されている。そして、この煙導入路を介して小昆虫等が検出部25に侵入することがないように、暗箱周囲は金網あるいはメッシュ状に多数の細孔が穿たれた金属薄板からなる防虫網27により覆われている。(例えば、特許文献1参照。)。
実開平1−111394号公報(第1図、第2図)
ところで、上記のような火災感知器は、防虫網27を設けるため、次のように組み立てる。すなわち、第6図はその組み立て図であって、感知器本体(筐体)21は構造的に大別して、感知器基台28、防虫網27、暗箱22および感知器カバー29から構成されている。なお、この組み立て図においては、先の第4図および第5図と対比し易いように感知器基台28を上として描いてあるが、実際の組み立てにおいては感知器カバー29を上とし、感知器基台28が下となるように配置して作業する。
組み立てにおいて、まず防虫網27を暗箱22に挿通し、それを感知器基台28上に置く。つぎに、内側に暗箱22を収容した状態で感知器カバー29を感知器基台28にあてがい、感知器カバー29の周囲に設けられた嵌合爪30を、感知器基台28の周壁内側に形成された嵌合孔(図示せず)に嵌合させて、組み立てが終了する。
従来の火災感知器は、上記のような作業を経て組み立てるが、このような防虫網27を有するために、いくつかの課題が発生していた。すなわち、防虫網27を暗箱22に挿通する際に、金網あるいはメッシュ状に多数の細孔が穿たれた金属薄板からなる防虫網27が、それと較べて柔らかな樹脂成型品からなる暗箱22の外周部を削ってしまい、その削りくずが暗箱内部に残ってノイズ散乱光の発生要因となる。そのため、この組み立てには慎重な作業が要求されていた。また、このような構造を有するため、防虫網27の外周囲にある筐体内部の感知器基台28と感知器カバー29との接合部31には隙間が生じやすく、この接合部31を介して小昆虫等が感知器内部に侵入する虞があった。さらに、金網あるいはメッシュ状に多数の細孔が穿たれた金属薄板からなる防虫網27は、煙流入特性を向上させるために、感知器カバー29に穿たれた導入孔32を介して露出された構造となることが多い。そのため、樹脂成型品からなる感知器カバー29の色調と異なり、デザイン上の大きな制約となっていた。
そこで、本発明は、従来のような防虫網を用いることなく暗箱内部への小昆虫等の侵入を阻止できる構造とすることにより、上記課題を解決することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、火災の発生により生じる煙を、筐体に穿たれた導入孔を介して筐体内部に取り込み、筐体内部に設けられた検出部により検出する火災感知器において、導入孔に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網を前記筐体と一体に形成したことをことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1に記載の感知器において、筐体と防虫網とを樹脂一体成形体とすることにより、導入孔に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網を形成したことを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の感知器において、検出部が暗箱を有する散乱光式煙検出部であることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、筐体に穿たれた導入孔に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網を前記筐体と一体に形成したので、従来のような防虫網の組み立て作業が不要となるばかりでなく、従来のように筐体内部の接合部(防虫網の外周囲にあった感知器基台と感知器カバーとの接合部)に隙間が生じても、この接合部を介した小昆虫等の感知器内部への侵入が阻止できる。
また、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の感知器において、筐体と防虫網とを樹脂一体成形体とすることにより、導入孔に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網を形成したので、筐体成型時に防虫網を同時に形成させることができるばかりでなく、防虫網が筐体と同一色調となってデザイン上の制約から開放される。
また、請求項3記載の発明によれば、請求項1または2に記載の感知器において、検出部が暗箱を有する散乱光式煙検出部である場合には、防虫網を暗箱に挿通する作業が不要となるばかりではなく、樹脂成型品からなる暗箱の外周部が削られることにより発生するノイズ散乱光もなくなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明を散乱光式煙検出部を有する火災感知器に実施した場合の感知器本体(筐体)1の外観図であり、第2図は、その断面図である。天井面等に設置された感知器ベース(図示せず)に着脱自在に取り付けられる感知器本体(筐体)1の内部には、外来光の侵入を防ぎ、煙をその内側に取り込む暗箱2が設けられている。この暗箱2の内部には、発光素子3から照射された光の煙による散乱光を受光素子4により検出することにより、煙の存在を検出する検出部5が形成されている。この暗箱2の周壁は縦方向に並べられた複数の薄板6からなり、その隙間に外来光の侵入を防ぐラビリンス状の煙導入路が形成されている。ここまでの構成は、上記従来の火災感知器と変わるところがない。
本発明による火災感知器は、筐体に穿たれた煙の導入孔に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網を筐体と一体に形成したことを特徴としており、本実施例においては、感知器本体(筐体)1と防虫網7とを樹脂一体成形体とすることにより、筐体に穿たれた煙の導入孔8に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網7を筐体と一体に形成している。防虫網7の網目の大きさは、0.7mm以下とすると、検出動作に支障を来す小昆虫等の侵入を阻止することができる。このように、感知器本体(筐体)1と防虫網7とを樹脂一体成形体とすると、両者が同一色調となって従来のデザイン上の制約から開放され、また、導入孔8の周囲と防虫網7との間に小昆虫等が侵入する隙間が生じる虞もない。
なお、筐体に穿たれた煙の導入孔に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網を筐体と一体に形成するには、感知器本体(筐体)と防虫網とを樹脂一体成形体とすることなく、それぞれ別部品として製作したものを、感知器組み立て以前に、両者を接合等により一体としておいてもよいが、これは部品点数、製作工数を増加させ、また、導入孔の周囲と防虫網との間に小昆虫等が侵入する隙間が生じないような新たな工夫が必要となる。
上記のような本発明による火災感知器は、次のように組み立てる。すなわち、第3図はその組み立て図であって、本発明による火災感知器の感知器本体(筐体)は構造的に大別して、感知器基台9、暗箱2および感知器カバー10から構成されている。なお、この組み立て図においては、先の第1図および第2図と対比し易いように感知器基台9を上として描いてあるが、実際の組み立てにおいては感知器カバー10が上とし、感知器基台9が下となるように配置して作業する。
組み立てにおいて、まず暗箱2を感知器基台9上に置く。つぎに、内側に暗箱2を収容した状態で感知器カバー10を感知器基台9にあてがい、感知器カバー10の周囲に設けられた嵌合爪11を、感知器基台9の周壁内側に形成された嵌合孔(図示せず)に嵌合させて、組み立てが終了する。
本発明による火災感知器は、上記のような作業により組み立てることができるので、従来の火災感知器のような防虫網を有する火災感知器と較べ、つぎのような利点を有する。すなわち、防虫網を暗箱に挿通する必要がないので、金網あるいはメッシュ状に多数の細孔が穿たれた金属薄板からなる防虫網が、それと較べて柔らかな樹脂成型品からなる暗箱の外周部を削る虞がなく、慎重な作業が要求されることもない。特に、感知器本体(筐体)と防虫網とを樹脂一体成形体とした実施例のような場合には、暗箱の外周部が削られる虞は全くなくなる。
また、このような組み立て構造を有するため、筐体内部の感知器基台9と感知器カバー10との接合部12に隙間が生じても、この接合部12は防虫網7の内側に位置するため、この接合部12を介して小昆虫等が感知器内部に侵入する虞もなくなる。
さらに、感知器本体(筐体)と防虫網とを樹脂一体成形体とした実施例のような場合には、導入孔8に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網7を形成したので、筐体成型時に防虫網を同時に形成させることができるばかりでなく、外見上、防虫網が筐体と同一色調となってデザイン上の制約から開放される。
上記実施例においては、検出部として暗箱を有する散乱光式煙検出部を採用したが、煙の空気イオン捕捉作用を利用するイオン化式煙検出部を採用しても、同様な効果が期待できる。すなわち、従来の感知器において、防虫網の外周囲にあって、筐体内部の感知器基台と感知器カバーとの接合部により発生していた小昆虫等の感知器内部への侵入の虞もなくなる。また、感知器本体(筐体)と防虫網とを樹脂一体成形体とすれば、導入孔に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網を形成したので、筐体成型時に防虫網を同時に形成させることができるばかりでなく、外見上、防虫網が筐体と同一色調となってデザイン上の制約から開放される。
本発明による火災感知器の外観図を示す図である。 本発明による火災感知器の断面図を示す図である。 本発明による火災感知器の組み立て図を示す図である。 従来の火災感知器の外観図を示す図である。 従来の火災感知器の断面図を示す図である。 従来の火災感知器の組み立て図を示す図である。
符号の説明
1 感知器本体(筐体)
2 暗箱
3 発光素子
4 受光素子
5 検出部
6 薄板
7 防虫網
8 導入孔
9 感知器基台
10 感知器カバー
11 嵌合爪
12 接合部

Claims (3)

  1. 火災の発生により生じる煙を、筐体に穿たれた導入孔を介して筐体内部に取り込み、該筐体内部に設けられた検出部により検出する火災感知器において、
    前記導入孔に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網を前記筐体と一体に形成したことを特徴とする火災感知器。
  2. 筐体と防虫網とを樹脂一体成形体とすることにより、導入孔に小昆虫等の侵入を阻止する防虫網を形成したことを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。
  3. 検出部が暗箱を有する散乱光式煙検出部であることを特徴とする請求項1または2に記載の火災感知器。
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