JPH07159363A - ガスセンサ - Google Patents
ガスセンサInfo
- Publication number
- JPH07159363A JPH07159363A JP33966093A JP33966093A JPH07159363A JP H07159363 A JPH07159363 A JP H07159363A JP 33966093 A JP33966093 A JP 33966093A JP 33966093 A JP33966093 A JP 33966093A JP H07159363 A JPH07159363 A JP H07159363A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- activated carbon
- filter
- explosion
- cup
- gas sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 活性炭フィルタ付きガスセンサの構造を改良
する。 【構成】 ベース1の上面に被着したカップ状の防爆金
網2内にガス検知素子3を配設し、更に上記防爆金網2
の上からカップ状の活性炭フィルタ4を被着したガスセ
ンサにおいて、上記活性炭フィルタ4をカップ状の金網
5に活性炭とバインダの混合物6をインサート成形して
形成し、防爆金網2に活性炭フィルタとしての機能を付
与した。 【効果】 活性炭フィルタあるいは防爆金網の全表面積
が活性炭とバインダの混合物による通気性の成形品で形
成されているので、外部の空気がガス検知素子3を通過
し易くなって感度が向上する上に、活性炭フィルタが単
一の部品で構成されるので組立が著しく簡素化される。
する。 【構成】 ベース1の上面に被着したカップ状の防爆金
網2内にガス検知素子3を配設し、更に上記防爆金網2
の上からカップ状の活性炭フィルタ4を被着したガスセ
ンサにおいて、上記活性炭フィルタ4をカップ状の金網
5に活性炭とバインダの混合物6をインサート成形して
形成し、防爆金網2に活性炭フィルタとしての機能を付
与した。 【効果】 活性炭フィルタあるいは防爆金網の全表面積
が活性炭とバインダの混合物による通気性の成形品で形
成されているので、外部の空気がガス検知素子3を通過
し易くなって感度が向上する上に、活性炭フィルタが単
一の部品で構成されるので組立が著しく簡素化される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誤報対策として活性炭
フィルタを被着したガスセンサに関するものである。
フィルタを被着したガスセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のこの種のガスセンサの構造
を示したもので、ベース1の上面に被着したカップ状の
防爆金網2内にガス検知素子3を配設し、更に防爆金網
2の上からカップ状の活性炭フィルタ4を被着したもの
である。この活性炭フィルタ4は、上底面に通気穴11
を有するカップ状金属缶12の上部に環状凸曲部13を
形成し、この環状凸曲部13に嵌着された止めばね14
と金属缶12の上底面との間に、2枚の円板状金網1
5,16で挟持された活性炭成形品17を装着したもの
であり、この活性炭フィルタ4によって、調味に用いら
れるワインや各種スプレーに含まれているアルコールや
LPG等を吸収して、都市ガス中のメタンガスや水素ガ
スのような低分子ガスのみを通過させるようにしたもの
である。
を示したもので、ベース1の上面に被着したカップ状の
防爆金網2内にガス検知素子3を配設し、更に防爆金網
2の上からカップ状の活性炭フィルタ4を被着したもの
である。この活性炭フィルタ4は、上底面に通気穴11
を有するカップ状金属缶12の上部に環状凸曲部13を
形成し、この環状凸曲部13に嵌着された止めばね14
と金属缶12の上底面との間に、2枚の円板状金網1
5,16で挟持された活性炭成形品17を装着したもの
であり、この活性炭フィルタ4によって、調味に用いら
れるワインや各種スプレーに含まれているアルコールや
LPG等を吸収して、都市ガス中のメタンガスや水素ガ
スのような低分子ガスのみを通過させるようにしたもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の従来構成
では、活性炭フィルタ4の構成部品数が5個と多いため
に部品コストが高い上に組立が面倒であり、またフィル
タ4の全高が高過ぎる上に、通気穴11が上底面のみに
設けられているために、フィルタ4の被着により内部へ
のガスの浸入が遅くなって感度が低下するという問題が
あった。本発明はこれらの問題点を解消し、低コストで
部品点数が少なく、全高が低くて小型化できる上に、感
度も向上し得る活性炭フィルタの構造を提供することを
目的とするものである。
では、活性炭フィルタ4の構成部品数が5個と多いため
に部品コストが高い上に組立が面倒であり、またフィル
タ4の全高が高過ぎる上に、通気穴11が上底面のみに
設けられているために、フィルタ4の被着により内部へ
のガスの浸入が遅くなって感度が低下するという問題が
あった。本発明はこれらの問題点を解消し、低コストで
部品点数が少なく、全高が低くて小型化できる上に、感
度も向上し得る活性炭フィルタの構造を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、ベース1の上面に被着したカップ状の防爆金網2
内にガス検知素子3を配設し、更に上記防爆金網2の上
からカップ状の活性炭フィルタ4を被着したガスセンサ
において、上記活性炭フィルタ4をカップ状の金網5に
活性炭とバインダの混合物6をインサート成形して形成
し、あるいは図2に示すように、ベース1の上面に被着
したカップ状の防爆金網2内にガス検知素子3を配設し
たガスセンサにおいて、上記防爆金網2に活性炭とバイ
ンダの混合物6をインサート成形することにより、該防
爆金網2に活性炭フィルタとしての機能を付与したもの
である。
うに、ベース1の上面に被着したカップ状の防爆金網2
内にガス検知素子3を配設し、更に上記防爆金網2の上
からカップ状の活性炭フィルタ4を被着したガスセンサ
において、上記活性炭フィルタ4をカップ状の金網5に
活性炭とバインダの混合物6をインサート成形して形成
し、あるいは図2に示すように、ベース1の上面に被着
したカップ状の防爆金網2内にガス検知素子3を配設し
たガスセンサにおいて、上記防爆金網2に活性炭とバイ
ンダの混合物6をインサート成形することにより、該防
爆金網2に活性炭フィルタとしての機能を付与したもの
である。
【0005】
【作用】図1の構成によれば、活性炭フィルタ4の全表
面積が金網5に活性炭とバインダの混合物6をインサー
ト成形した通気性のある成形品で形成されているので、
フィルタ4の周側面が金属缶で形成されていた従来構成
に比し、外部の空気がガス検知素子3を通過し易くなっ
て感度が向上する上に、フィルタ4が単一の部品で構成
されるので組立が著しく簡素化される。また図2の構成
によれば、活性炭とバインダの混合物6が防爆金網2と
共に成形されているので、図1の構成よりも更に構造が
簡略化されてコストダウンが図れる上に、一般に防爆金
網2が2重構造であるためにフィルタ成形品としても堅
牢であり、またセンサの全高を低くできる。
面積が金網5に活性炭とバインダの混合物6をインサー
ト成形した通気性のある成形品で形成されているので、
フィルタ4の周側面が金属缶で形成されていた従来構成
に比し、外部の空気がガス検知素子3を通過し易くなっ
て感度が向上する上に、フィルタ4が単一の部品で構成
されるので組立が著しく簡素化される。また図2の構成
によれば、活性炭とバインダの混合物6が防爆金網2と
共に成形されているので、図1の構成よりも更に構造が
簡略化されてコストダウンが図れる上に、一般に防爆金
網2が2重構造であるためにフィルタ成形品としても堅
牢であり、またセンサの全高を低くできる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示したもので、電
気絶縁材料よりなるベース1の上面に被着されたカップ
状の防爆金網2の内部において、下部がベース1に貫設
されて接続ピンの役目を持った2対の電極棒7の上端に
ガス検知素子3が架設されている。このガス検知素子3
は、ガスが吸着すると電気抵抗値が変化するセンサ素子
と、この素子を一定温度(350〜400℃)に加熱し
て活性化させておくためのヒータとで構成されており、
このヒータは同時にフィルタ4に吸着されたアルコール
等を蒸発除去する役目をも果たしている。メッシュの細
かい防爆金網2は、ガス漏れの際にこのヒータ素子から
引火するのを防止するためのものである。本実施例にお
いては、防爆金網2の上に更にカップ状の活性炭フィル
タ4が被着されており、この活性炭フィルタ4は、比較
的メッシュの粗いカップ状の金網5を芯体として、これ
に粒子状乃至繊維状の活性炭と微量のバインダとの混合
物6をインサート成形した通気性のある厚さ約3mmの
成形品4として構成されている。また金網5の下縁は取
付金具8に溶着されて、この取付金具8の複数箇所に脚
片9が突設されており、この脚片9をベース1の下面に
折り曲げることにより成形品4を固定するようになって
いる。
気絶縁材料よりなるベース1の上面に被着されたカップ
状の防爆金網2の内部において、下部がベース1に貫設
されて接続ピンの役目を持った2対の電極棒7の上端に
ガス検知素子3が架設されている。このガス検知素子3
は、ガスが吸着すると電気抵抗値が変化するセンサ素子
と、この素子を一定温度(350〜400℃)に加熱し
て活性化させておくためのヒータとで構成されており、
このヒータは同時にフィルタ4に吸着されたアルコール
等を蒸発除去する役目をも果たしている。メッシュの細
かい防爆金網2は、ガス漏れの際にこのヒータ素子から
引火するのを防止するためのものである。本実施例にお
いては、防爆金網2の上に更にカップ状の活性炭フィル
タ4が被着されており、この活性炭フィルタ4は、比較
的メッシュの粗いカップ状の金網5を芯体として、これ
に粒子状乃至繊維状の活性炭と微量のバインダとの混合
物6をインサート成形した通気性のある厚さ約3mmの
成形品4として構成されている。また金網5の下縁は取
付金具8に溶着されて、この取付金具8の複数箇所に脚
片9が突設されており、この脚片9をベース1の下面に
折り曲げることにより成形品4を固定するようになって
いる。
【0007】図2は本発明の他の実施例を示したもの
で、ベース1の上面に被着されたカップ状の防爆金網2
の内部にガス検知素子3が配設されたガスセンサにおい
て、この防爆金網2に活性炭とバインダの混合物6をイ
ンサート成形して、この成形品に防爆とアルコールフィ
ルタの機能とを兼備させたものである。なお10は取付
金具である。
で、ベース1の上面に被着されたカップ状の防爆金網2
の内部にガス検知素子3が配設されたガスセンサにおい
て、この防爆金網2に活性炭とバインダの混合物6をイ
ンサート成形して、この成形品に防爆とアルコールフィ
ルタの機能とを兼備させたものである。なお10は取付
金具である。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば上述のように、活性炭フ
ィルタ4あるいは防爆金網2の全表面積が活性炭とバイ
ンダの混合物6による通気性の成形品で形成されている
ので、活性炭フィルタ4の周側面が金属缶で形成されて
いた従来構成に比し、外部の空気がガス検知素子3を通
過し易くなって感度が向上する上に、活性炭フィルタが
単一の部品で構成されるので組立が著しく簡素化される
という利点があり、また図2の実施例のように活性炭と
バインダの混合物6を防爆金網2と共に成形した場合に
は、図1の構成よりも更に小形簡略化されてコストダウ
ンが図れる上に、一般に防爆金網2が2重構造であるた
めにフィルタ成形品としても堅牢なものが得られるとい
う利点がある。
ィルタ4あるいは防爆金網2の全表面積が活性炭とバイ
ンダの混合物6による通気性の成形品で形成されている
ので、活性炭フィルタ4の周側面が金属缶で形成されて
いた従来構成に比し、外部の空気がガス検知素子3を通
過し易くなって感度が向上する上に、活性炭フィルタが
単一の部品で構成されるので組立が著しく簡素化される
という利点があり、また図2の実施例のように活性炭と
バインダの混合物6を防爆金網2と共に成形した場合に
は、図1の構成よりも更に小形簡略化されてコストダウ
ンが図れる上に、一般に防爆金網2が2重構造であるた
めにフィルタ成形品としても堅牢なものが得られるとい
う利点がある。
【図1】(a)は本発明の一実施例の縦断面図、(b)
はその底面図。
はその底面図。
【図2】同上の他の実施例の縦断面図。
【図3】従来例の縦断面図。
1 ベース 2 防爆金網 3 ガス検知素子 4 活性炭フィルタ 5 金網 6 混合物 7 電極棒 8 取付金具 9 脚片 10 取付金具 11 通気穴 12 金属缶 13 環状凸曲部 14 止めばね 15,16 円板状金網 17 活性炭成形品
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースの上面に被着したカップ状の防爆
金網内にガス検知素子を配設し、更に上記防爆金網の上
からカップ状の活性炭フィルタを被着したガスセンサに
おいて、上記活性炭フィルタをカップ状の金網に活性炭
とバインダの混合物をインサート成形して形成したこと
を特徴とするガスセンサ。 - 【請求項2】 ベースの上面に被着したカップ状の防爆
金網内にガス検知素子を配設したガスセンサにおいて、
上記防爆金網に活性炭とバインダの混合物をインサート
成形することにより、該防爆金網に活性炭フィルタとし
ての機能を付与したことを特徴とするガスセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33966093A JPH07159363A (ja) | 1993-12-04 | 1993-12-04 | ガスセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33966093A JPH07159363A (ja) | 1993-12-04 | 1993-12-04 | ガスセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07159363A true JPH07159363A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=18329602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33966093A Pending JPH07159363A (ja) | 1993-12-04 | 1993-12-04 | ガスセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07159363A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08254515A (ja) * | 1995-03-16 | 1996-10-01 | Figaro Eng Inc | ガスセンサ |
JP2002257767A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-11 | Osaka Gas Co Ltd | ガスセンサ |
CN106290465A (zh) * | 2016-07-29 | 2017-01-04 | 广东惠利普路桥信息工程有限公司 | 一种新型防爆传感器 |
-
1993
- 1993-12-04 JP JP33966093A patent/JPH07159363A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08254515A (ja) * | 1995-03-16 | 1996-10-01 | Figaro Eng Inc | ガスセンサ |
JP2002257767A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-11 | Osaka Gas Co Ltd | ガスセンサ |
CN106290465A (zh) * | 2016-07-29 | 2017-01-04 | 广东惠利普路桥信息工程有限公司 | 一种新型防爆传感器 |
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