JPH0240533Y2 - - Google Patents

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JPH0240533Y2
JPH0240533Y2 JP1983092883U JP9288383U JPH0240533Y2 JP H0240533 Y2 JPH0240533 Y2 JP H0240533Y2 JP 1983092883 U JP1983092883 U JP 1983092883U JP 9288383 U JP9288383 U JP 9288383U JP H0240533 Y2 JPH0240533 Y2 JP H0240533Y2
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JP
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protective cover
substrate
plug
humidity sensor
ventilation
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JP1983092883U
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JPS60550U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、湿度センサーに係り、さらに詳し
くいえば、その保護カバーの改良に関するもので
ある。
湿度センサーの心臓部である感湿素子等のセン
サー部は、一般にアルミナ等からなる基板上に形
成されているが、実際に製品化するに際しては、
その基板に雄コネクタとして端子ピンを有するプ
ラグを取付け、かつ、適当な保護カバーでその基
板上のセンサー部を囲むようにしている。その場
合、保護カバーとしては、通常、目の細い金網か
らなるものや、合成樹脂製ケーシングの通気窓に
シルクスクリーンのような網状体を嵌めたものが
用いられているが、金網によるものでは、水滴や
埃りが通過してしまうし、また、その表面に結露
が生じやすく錆てしまう虞れが多分にある。他
方、後者のシルクスクリーン状の通気膜を有する
ものは、錆こそ生じないが、金網と同様に水滴や
埃りが通過してしまうことに変りはない。特に、
加湿器の近くで使用する場合には、水滴の通過量
が多く、誤検出の原因となる。
したがつて、この考案の目的は、通気性が良好
でありながら埃りはもとより水滴をも殆ど通過さ
せない通気膜を有するとともに、目詰りや汚損し
た場合のことを考慮してその通気膜を簡単に交換
し得る構造の保護カバーを備えた湿度センサーを
提供することにある。
以下、この考案を添付図面に示された実施例を
参照しながら詳細に説明する。
第1図に示されているように、この湿度センサ
ーは、感湿センサー部を有する基板1と、この基
板1に取付けられるプラグ2と、基板1の感湿セ
ンサー部を保護する保護カバー3とを備えてい
る。第2図には上記基板1の平面図が例示されて
おり、これによると基板1の表面には、例えばル
テニウムオキサイドからなる1対の電極4,5が
形成されている。この場合、各電極4,5には、
一定の間隔をもつて短冊状に形成され、かつ、互
い違いに噛み合うように配列された複数の枝電極
4a…,5a…がそれぞれ設けられており、それ
らの枝電極群上(第2図鎖線で囲まれた部分)に
金属酸化物等からなる感湿層が設けられるように
なつている。なお、上記ルテニウムオキサイドに
はハンダが付着しにくいため、この実施例におい
ては、各電極4,5の端部4b,5bに例えば銀
パラジウム系の導電材料からなる所謂ハンダバン
プが形成されている。他方、この実施例におい
て、上記プラグ2は、基台6と、この基台6に貫
設された複数の端子ピン、この実施例では2つの
端子ピン7,7とを備えている。基台6は、ノリ
ル樹脂等の合成樹脂もしくはセラミツク等の電気
絶縁材料からなり、この場合、その上部には上記
基板1と平行に形成された突出部8が設けられて
いる。また、この基台6の外周端壁には、上記保
護カバー3の開口端と当接し得るように形成され
たフランジ部9が設けられている。端子ピン7,
7は上記突出部8との間で基板1を保持し得るよ
うに基台6に貫設されている。なお、各端子ピン
7は、ハンダ付着性の良好な鋼線、例えばハンダ
メツキ被覆鋼線、錫メツキ被覆鋼線、ハンダメツ
キニツケル線、錫メツキニツケル線、CP線と呼
ばれているニツケルメツキ鋼線であることが好ま
しく、また、その取付間隔は上記端子部4b,5
bの間隔とほぼ等しくされている。
上記保護カバー3は、基板1を囲み得る大きさ
であつて、かつ、プラグ2の基台6に適嵌する1
つの開口端を有するケーシング10からなる。こ
のケーシング10はABS樹脂等の合成樹脂から
つくられており、互いに対向する2つの選ばれた
壁部には、円孔状をなす複数の通気窓11が穿設
されている。この場合、各通気窓11には、埃り
や水滴の浸入を防止するため通気性を有する膜が
設けられるのであるが、この考案においては、通
気性が良好で、かつ、例えば水に浸漬しても水を
通過しない高分子多孔質膜12が用いられてお
り、かつ、目詰りや汚損した場合のことを考慮し
てその高分子多孔質膜12を簡単に交換できるよ
うにしている。すなわち、上記ケーシング10に
は、その内部空間にほぼ適合する大きさに形成さ
れた合成樹脂等の骨組構造からなるフレーム部材
13が着脱可能に挿嵌されるようになつており、
このフレーム部材13の両面、つまり各通気窓1
1に対向する面に上記の高分子多孔質膜12が例
えば熱溶着などにより張設されている。したがつ
て、このフレーム部材13を交換することにより
高分子多孔質膜12を簡単に交換することができ
る。また、これに関連して、保護カバー3も上記
基台6に対して取外し自在となつている。すなわ
ち、第3図に例示されているように、基台6側に
は断面半円状をなす突起14,14が設けられて
おり、これに対して保護カバー3の開口部の内面
側には上記突起14,14と弾性的に係合する凹
部15,15が形成されている。なお、通気膜に
関して本考案者は種々検討した結果、四弗化エチ
レン樹脂からなる多孔質フイルムが最適であると
の結論を得た。これにより、保護カバー3内には
埃りはもとより水滴も入ることがないため、加湿
器の近傍で使用したとしても正確な湿度を検知す
ることができる。上記実施例では、ケーシング1
0の両側壁に通気窓11が設けられているが、そ
の片側だけに設けてもよいことは勿論である。
ここで、参考までにこのセンサーの組立手順を
簡単に説明すると、基板1とプラグ2との取付け
るに際しては、基板1が端子ピン7,7と突出部
8との間に保持されるため、端子ピン7,7とそ
れに対応する端子部4b,4bとをハンダ付すれ
ばよい。そして、高分子多孔質膜12有するフレ
ーム部材13を基板1を囲むようにして基台6に
取付けるか、もしくは側先にそのフレーム部材1
3を保護カバー3内に挿嵌させたのち、その保護
カバー3を基板1の上方からそれを囲むようにし
て基台6に嵌着する。この場合、上記の如く基台
6側には突起14,14が設けられており、保護
カバー3側には凹部15,15が形成されている
ため、それらの嵌合によりプラグ2と保護カバー
3とがしつかりと固定されることになる。
上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、通気膜に目詰りや汚損が生じた
としても全体を交換する必要がなくその通気膜の
みを取替えることができるため、きわめて経済的
である。また、通気膜として四弗化エチレンの高
分子多孔膜を用いたことにより、高湿度雰囲気中
においてもその湿度を正確に測定することができ
る等、その効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による一実施例の分解斜視
図、第2図は感湿センサー部の基板の拡大平面
図、第3図は保護カバーとプラグとの連結状態を
例示した断面図である。 図中、1は基板、2はプラグ、3は保護カバ
ー、11は通気窓、10はケーシング、12は高
分子多孔質膜、13はフレーム部材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 センサー部と該センサー部に連設された端子部
    とを有する基板と、前記端子部と電気的に接続さ
    れる端子ピンを有するプラグと、通気窓を有する
    合成樹脂ケーシングからなり前記基板を囲むよう
    に前記プラグに着脱可能に嵌着される保護カバー
    とを備えてなる湿度センサーにおいて、 前記保護カバー内には、その内部空間とほぼ等
    しい大きさに形成された骨組を有し、同骨組に前
    記通気窓を覆う通気性高分子多孔質膜を張設して
    なるフレーム部材が交換可能に挿嵌されているこ
    とを特徴とする湿度センサー。
JP9288383U 1983-06-17 1983-06-17 湿度センサ− Granted JPS60550U (ja)

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JP9288383U JPS60550U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 湿度センサ−

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JP9288383U JPS60550U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 湿度センサ−

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JPS60550U JPS60550U (ja) 1985-01-05
JPH0240533Y2 true JPH0240533Y2 (ja) 1990-10-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4647089B2 (ja) * 2000-12-12 2011-03-09 北陸電気工業株式会社 湿度センサ
JP5463788B2 (ja) * 2009-08-18 2014-04-09 富士通株式会社 イオン分析装置、及びイオン分析方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6229952Y2 (ja) * 1979-01-22 1987-08-01

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JPS60550U (ja) 1985-01-05

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